JP2002171564A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2002171564A
JP2002171564A JP2000364558A JP2000364558A JP2002171564A JP 2002171564 A JP2002171564 A JP 2002171564A JP 2000364558 A JP2000364558 A JP 2000364558A JP 2000364558 A JP2000364558 A JP 2000364558A JP 2002171564 A JP2002171564 A JP 2002171564A
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unit
transmission rate
carrier sense
radio
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Tsukasa Adachi
司 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ISDN回線を介したPHSを利用した無線通
信システムにおいて、電波干渉が発生すること自体を回
避することを可能にした無線通信システムの提供。 【解決手段】無線通信システムの親機(1)は、キャリ
アセンス監視部(106)で監視した電波干渉レベルを
判断基準として無線回線における伝送速度を制御する無
線伝送速度制御部(105)を備え、無線伝送速度制御
部は、無線回線の伝送速度の減速、加速を制御自在とさ
れ、親機と子機(2)との通信中に無線伝送速度制御部
は、キャリアセンス監視部で一定時間の間監視された通
信スロットの前縁部、中央部、後縁部でのキャリアセン
スレベルをもとに、次第に前縁部での電波干渉レベルが
高くなって来たときには、無線区間の伝送速度を減速し
遅らせる制御を行い、また次第に後縁部での電波干渉レ
ベルが高くなって来たときには、無線区間の伝送速度を
加速し進ませる制御を行い、電波干渉からの回避を行う
ことを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線を介
した無線通信システムに関し、特に、無線通信において
電波干渉を回避する無線通信システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】このような、ISDN(Integrated Se
rvice Digital Network)回線を介した無線通信シス
テムは、一般的に無線回線の電波干渉を回避する手段と
して、同一キャリア上の他のスロットへのチャネル切
替、他のキャリア上のスロットへのチャネル切替、が定
められている(ARIB STANDRAD、RCR
STD−28)。
【0003】しかしながら、この技術では、キャリアセ
ンスを行い電波干渉の干渉レベルを測定し、ある一定レ
ベル以上になった場合に電波干渉の回避を行うという動
作となるため、電波干渉が発生すること自体を回避する
ことが出来ない、という問題がある。
【0004】なお、無線通信装置の状態に応じて通信速
度を決定する構成として特開2000−217144号
には、無線通信装置の状態に応じて送信出力や通信速度
を決定することにより、最適な通信速度や送信出力を決
定するようにした無線通信システムとして、受信電界強
度、送信出力情報、干渉情報に基づき無線通信装置から
信号を出力するための通信速度、送信出力を決定する無
線通信システムが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、ISDN回線を介したPHS
(Personal Handyphone System)を利用した無線通信
システムにおいて、電波干渉を発生すること自体を回避
することを可能にした無線通信システム及び親機を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段を提供する本発明は、親機と子機で構成される無
線通信システムにおいて、親機は、キャリアセンス監視
部で監視した電波干渉レベルを判断基準として無線回線
における伝送速度を制御する無線伝送速度制御部を備え
ている。
【0007】本発明において、無線伝送速度制御部は、
無線回線の伝送速度の減速及び加速が制御自在とされて
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の上記および他の課題、特
徴および利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照
しながら、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
としての無線通信システムが示されている。本無線通信
システムは、親機(図1の1)と子機(図1の2)を有
し、親機(図1の1)において、主制御を司る主制御部
(図1の101)と、ISDN回線とのデータのやり取
りを行うISDN回線インターフェース部(図1の10
2)と、無線回線におけるタイムスロットへの通信チャ
ネル割り当てと制御チャネル及び通信チャネルの無線フ
レームの分解・組立を行うチャネルコーデック部(図1
の103)と、無線回線を介して送られてくるデータを
受信し、また無線回線を介してデータを送信する無線イ
ンターフェース部(図1の104)と、通信に使用する
キャリアの電波干渉レベルを監視するキャリアセンス監
視部(図1の106)と、キャリアセンス監視部(図1
の106)で監視した電波干渉レベルを判断基準として
無線回線における伝送速度を制御する無線伝送速度制御
部(図1の105)を有する。
【0010】親機(図1の1)において、子機(図1の
2)との通信中に前記無線伝送速度制御部(図1の10
5)は、キャリアセンス監視部(図1の106)で一定
時間の間監視された通信スロットの前縁部、中央部、後
縁部でのキャリアセンスレベルをもとに、次第に前縁部
での電波干渉レベルが高くなって来たときには、無線区
間の伝送速度を遅らせる制御を行い、また次第に後縁部
での電波干渉レベルが高くなって来たときには、無線区
間の伝送速度を進ませる制御を行うことで、電波干渉か
らの回避を行うことを可能としている。
【0011】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。本発明の一実施例の動作について、図
1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例
における無線通信システムのブロック図である。図2
は、本発明の一実施例における無線通信システムの電波
干渉の回避の動作を示すフローチャートである。図1を
参照すると、PHSを利用した無線通信システムをなす
親機(1)は、主制御を司る主制御部(101)と、I
SDN回線とのデータのやり取りを行うISDN回線イ
ンターフェース部(102)と、無線回線におけるタイ
ムスロットへの通信チャネル割り当てと制御チャネル及
び通信チャネルの無線フレームの分解・組立を行うチャ
ネルコーデック部(103)と、無線回線を介して送ら
れてくるデータを受信し、また無線回線を介してデータ
を送信する無線インターフェース部(104)と、通信
に使用するキャリアの電波干渉レベルを監視するキャリ
アセンス監視部(106)と、前記キャリアセンス監視
部で監視した電波干渉レベルを判断基準として無線回線
における伝送速度を制御する無線伝送速度制御部(10
5)を有する。
【0012】親機(図1の1)は、子機(図1の2)と
の通信を確立し開始した(図2のステップ101)後、
キャリアセンス監視部(図1の106)で電波干渉の干
渉レベルを常時監視(キャリアセンス)することを開始
する(図2のステップ102)。
【0013】前記キャリアセンス監視部(図1の10
6)は、現在の通信スロットの前縁部での干渉レベルを
測定し、その干渉レベルがある一定判定レベル以上か否
か判断する(図2のステップ103)。
【0014】キャリアセンス監視部(図1の106)で
監視した前縁部での干渉レベルが徐々に高くなり、ある
一定判定レベル以上に達した場合(図2のステップ10
3のYES分岐)、無線伝送速度制御部(図1の10
5)は、他の無線通信システム(図1の子機3、図1の
子機4)に対しある一定速度で追い越そうとしているも
のと判断し、無線区間の伝送速度を減速して遅らせる
(図2のステップ104)。親機(図1の1)は子機
(図1の2)との通信の無線伝送速度を減速させること
で、他の無線通信システムとの電波干渉による通信スロ
ットの前縁部での干渉レベルの低下が期待される。
【0015】また、前縁部での干渉レベルが一定判定レ
ベル未満の場合(図2のステップ103のNO分岐)、
キャリアセンス監視部(図1の106)は、現在の通信
スロットの後縁部での干渉レベルを測定し、その干渉レ
ベルがある一定判定レベル以上か否か判断する(図2の
ステップ105)。
【0016】キャリアセンス監視部(図1の106)で
監視した後縁部での干渉レベルが徐々に高くなり、ある
一定判定レベル以上に達した場合(図2のステップ10
5のYES分岐)、無線伝送速度制御部(図1の10
5)は、他の無線通信システム(図1の3、図1の4)
に対しある一定速度で追い越されそうとしているものと
判断し、無線伝送速度を加速して進ませる(図2のステ
ップ106)。親機(図1の1)は子機(図1の2)との
通信の無線伝送速度を加速させることで、他の無線通信
システムとの電波干渉による通信スロットの後縁部での
干渉レベルの低下が期待される。
【0017】また後縁部での干渉レベルが一定判定レベ
ル未満の場合(図2のステップ105のNO分岐)、キ
ャリアセンス監視部(図1の106)は、現在の通信ス
ロットの中央部での干渉レベルを測定し、その干渉レベ
ルがある一定判定レベル以上か否か判断する(図2のス
テップ107)。キャリアセンス監視部(図1の10
6)で監視した中央部での干渉レベルが高くなり、ある
一定判定レベル以上に達した場合(図2のステップ10
7のYES分岐)、無線伝送速度制御部(図1の10
5)は、他の無線通信システム(図1の3、図1の4)
に対し、急に接近したか、もしくは、他の無線通信シス
テム(図1の3、図1の4)で新しく通話スロットが確
立されたものと判断し、この場合、通常の電波干渉の回
避手段である、同一キャリア上の他のスロットへのチャ
ネル切替もしくは他のキャリア上のスロットへのチャネ
ル切替を行う(図2のステップ108)。
【0018】このように、無線通信システムにおいて、
親機(図1の1)と子機(図1の2)との通信中に、無
線伝送速度制御部(図1の105)は、キャリアセンス
監視部(図1の106)で一定時間の間監視された通信
スロットの、前縁部(図2の103)、中央部(図2の
107)、後縁部(図2の105)でのキャリアセンス
レベルをもとに、次第に前縁部での電波干渉レベルが高
くなって来たときには、無線区間の伝送速度を減速して
遅らせる制御を行い(図2の104)、また次第に後縁
部での電波干渉レベルが高くなって来たときには、無線
区間の伝送速度を加速して進ませる制御を行い(図2の
106)、電波干渉が発生すること自体からの回避を行
うことを可能としている。
【0019】無線区間の伝送速度の速度制御として、例
えば絶対精度±5×10-6以下で行えば、既存の第二世
代コードレス電話システム(パーソナルハンディホンシ
ステム、PHS)でそのまま実現することが可能であ
る。
【0020】また本実施例において、ISDN回線は、
PSTN(公衆交換電話網)等一般加入者回線向けに変
更してもよい。
【0021】本発明の他の実施例として、その基本的構
成は上記の通りであるが、電波干渉の回避方法について
さらに工夫している。本発明の第2の実施例の無線通信
システムの構成は、図1にブロック図にて示した通りの
ものである。
【0022】また図3は、本発明の第2の実施例におけ
る無線通信システムの電波干渉の回避の動作を示すフロ
ーチャートである。図3を参照すると、本発明の第2の
実施例は、図2に示した流れ図に、キャリアセンス監視
部(図1の106)で前縁部の干渉レベルが高く無線伝
送速度を減速しても干渉レベルが減少しない場合には、
逆に無線伝送速度を加速し、後縁部の干渉レベルが高く
無線伝送速度を加速しても干渉レベルが減少しない場合
には、逆に無線伝送速度を減速する制御が行うための処
理ステップ110〜113が追加されている。
【0023】本実施例においては、前記実施例と同様
に、PHSを利用した無線通信システムの親機(図1の
1)は、子機(図1の2)との通信を確立し開始した
(図3のステップ101)後、キャリアセンス監視部
(図1の106)で電波干渉の干渉レベルを常時監視
(キャリアセンス)することを開始する(図3のステッ
プ102)。
【0024】キャリアセンス監視部(図1の106)
は、現在の通信スロットの前縁部での干渉レベルを測定
し、その干渉レベルがある一定判定レベル以上か否か判
断する(図3のステップ103)。
【0025】キャリアセンス監視部(図1の106)で
監視した前縁部での干渉レベルが徐々に高くなり、ある
一定判定レベル以上に達した場合(図3のステップ10
3のYES分岐)、無線伝送速度制御部(図1の10
5)は他の無線通信システム(図1の3、図1の4)に
対しある一定速度で追い越そうとしているものと判断
し、無線伝送速度を減速して遅らせる(図3のステップ
104)。
【0026】このあと、キャリアセンス監視部(図1の
106)は、無線伝送速度を減速した状態おいて、前縁
部での干渉レベルの変化を引き続き監視し、干渉レベル
が減少しなければ(図3のステップ110のNO分
岐)、無線伝送速度制御部(図1の105)は、他の無
線通信システム(図1の3、図1の4)に対し遅らせる
ことは不可能と判断し、逆に、無線伝送速度を加速して
進ませ、一気に追い越す(図3のステップ111)。
【0027】これにより、いったんは干渉レベルが高く
なるものの、ある一定時間の経過後、電波干渉を回避す
ることができる。
【0028】またキャリアセンス監視部(図1の10
6)は、現在の通信スロットの後縁部での干渉レベルを
測定し、その干渉レベルがある一定判定レベル以上か否
か判断する(図3のステップ105)。
【0029】キャリアセンス監視部(図1の106)で
監視した後縁部での干渉レベルが徐々に高くなり、ある
一定判定レベル以上に達した場合(図3のステップ10
5のYES分岐)、無線伝送速度制御部(図1の10
5)は他の無線通信システム(図1の3、図1の4)に
対しある一定速度で追い越されそうとしているものと判
断し、無線伝送速度を加速して進ませる(図3のステッ
プ106)。
【0030】このあと、キャリアセンス監視部(図1の
106)は無線伝送速度を加速した状態の後縁部での干
渉レベルの変化を引き続き監視し干渉レベルが減少しな
ければ(図3のステップ112のNO分岐)、無線伝送
速度制御部(図1の105)は他の無線通信システム
(図1の3、図1の4)に対し進ませることは不可能と
判断し、逆に無線伝送速度を減速して遅らせることで、
一気に追い越される(図3のステップ113)。これに
より、いったんは干渉レベルが高くなるものの、ある一
定時間の経過後、干渉を回避することができる。
【0031】このように、本実施例の無線通信システム
においては、親機(図1の1)と子機(図1の2)との
通信中に無線伝送速度制御部(図1の105)は、キャ
リアセンス監視部(図1の106)で一定時間の間監視
された通信スロットの前縁部(図3の103)、中央部
(図3の107)、後縁部(図3の105)でのキャリ
アセンスレベルを判断基準とし、無線伝送速度を加速も
しくは減速することで、電波干渉が発生すること自体か
らの回避を行うことを可能としている。この実施例の構
成においても、前記実施例と同様、ISDN回線は、一
般加入者回線としてもよい。
【0032】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明
の範囲内で、当業者であれば為し得るであろう各種変
形、修正を含むことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、親機と子機を有し、親機において、通信に使用する
キャリアの電波干渉レベルを監視するキャリアセンス監
視部で監視した電波干渉レベルを判断基準として無線回
線における伝送速度を制御する無線伝送速度制御部を備
え、親機は子機との通信中に無線伝送速度制御部が、前
記キャリアセンス監視部で一定時間の間監視された通信
スロットの前縁部、中央部、後縁部でのキャリアセンス
レベルをもとに、次第に前縁部での電波干渉レベルが高
くなって来たときには、無線区間の伝送速度を遅らせる
制御を行い、また次第に後縁部での電波干渉レベルが高
くなって来たときには、無線区間の伝送速度を進ませる
制御を行う構成としたことにより、電波干渉からの回避
を実現する無線通信システムを提供することができる、
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線通信システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における無線通信システムの
電波干渉の回避の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例における無線通信システム
の電波干渉の回避の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 親機 101 主制御部 102 ISDN回線インターフェース部 103 チャネルコーデック部 104 無線インターフェース部 105 無線伝送速度制御部 106 キャリアセンス監視部 2 子機 3 他の無線通信システムの親機 4 他の無線通信システムの子機

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と子機で構成される無線通信システム
    において、 前記親機が、主制御を司る主制御部と、 ISDN(Integrated Service Digital Network)
    回線とのデータのやり取りを行うISDN回線インター
    フェース部と、 無線回線におけるタイムスロットへの通信チャネル割り
    当てと、制御チャネル及び通信チャネルの無線フレーム
    の分解及び組立を行うチャネルコーデック部と、 無線回線を介して送られてくるデータを受信し、無線回
    線を介してデータを送信する無線インターフェース部
    と、 通信に使用するキャリアの電波干渉レベルを監視するキ
    ャリアセンス監視部と、 前記キャリアセンス監視部で監視した電波干渉レベルを
    判断基準として無線回線における伝送速度を制御する無
    線伝送速度制御部と、 を備えている、ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記親機において、前記子機との通信中
    に、前記キャリアセンス監視部で監視した電波干渉レベ
    ルが、キャリアセンスのある一定の判定レベル以上であ
    った場合、前記無線伝送速度制御部で無線回線の伝送速
    度を可変に制御することで、電波干渉からの回避を行
    う、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記親機において、前記子機との通信中
    に、前記無線伝送速度制御部は、前記キャリアセンス監
    視部で一定時間の間監視された通信スロットの前縁部、
    中央部、後縁部でのキャリアセンスレベルをもとに、次
    第に前縁部での電波干渉レベルが高くなって来たときに
    は、無線区間の伝送速度を減速して遅らせる制御を行
    う、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記親機において、前記子機との通信中
    に、前記無線伝送速度制御部は、前記キャリアセンス監
    視部で一定時間の間監視された通信スロットの前縁部、
    中央部、後縁部でのキャリアセンスレベルをもとに、次
    第に後縁部での電波干渉レベルが高くなって来たときに
    は、無線区間の伝送速度を加速して進ませる制御を行
    う、ことを特徴とする請求項1又は3記載の無線通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】無線回線における伝送速度を制御する前記
    無線伝送速度制御部が、無線回線の伝送速度を遅らせる
    か進ませるか制御自在に構成されている、ことを特徴と
    する請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記親機において、前記無線伝送速度制御
    部は、前記キャリアセンス監視部で一定時間の間監視さ
    れた通信スロットの前縁部の電波干渉レベルが高く、無
    線区間の伝送速度を減速した後も、前記キャリアセンス
    監視部で監視を続け、前縁部の電波干渉レベルがなおも
    減少しない場合には、逆に、無線区間の伝送速度を加速
    して進ませる制御を行う、ことを特徴とする請求項3記
    載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】前記親機において、前記無線伝送速度制御
    部は、前記キャリアセンス監視部で一定時間の間監視さ
    れた通信スロットの後縁部の電波干渉レベルが高く、無
    線区間の伝送速度を加速した後も、前記キャリアセンス
    監視部で監視を続け、後縁部の電波干渉レベルがなおも
    減少しない場合には、逆に、無線区間の伝送速度を減速
    して遅らせる制御を行う、ことを特徴とする請求項4又
    は6記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】前記親機は、無線区間インターフェースと
    して、第二世代コードレス電話システム(パーソナルハ
    ンディホンシステム、PHS)を利用するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の
    無線通信システム。
  9. 【請求項9】子機と無線回線を介して通信する親機にお
    いて、通信に使用するキャリアの電波干渉レベルを監視
    するキャリアセンス監視部と、 前記キャリアセンス監視部で監視された電波干渉レベル
    に基づき、無線回線における伝送速度を可変に制御する
    無線伝送速度制御部と、を含む、ことを特徴とする親
    機。
  10. 【請求項10】子機との通信中に、前記無線伝送速度制
    御部は、前記キャリアセンス監視部で一定時間の間監視
    された通信スロットの前縁部でのキャリアセンスレベル
    をもとに、次第に前縁部での電波干渉レベルが高くなり
    予め定められた一定レベル以上となったときには、無線
    区間の伝送速度を減速して遅らせる制御を行う、ことを
    特徴とする請求項9記載の親機。
  11. 【請求項11】子機との通信中に、前記無線伝送速度制
    御部は、前記キャリアセンス監視部で一定時間の間監視
    された通信スロットの前縁部でのキャリアセンスレベル
    をもとに、次第に後縁部での電波干渉レベルが高くなり
    予め定められた一定レベル以上となったときには、無線
    区間の伝送速度を加速して進ませる制御を行う、ことを
    特徴とする請求項9又は10記載の親機。
  12. 【請求項12】前記無線伝送速度制御部は、前記キャリ
    アセンス監視部で一定時間の間監視された通信スロット
    の前縁部の電波干渉レベルが高く、無線区間の伝送速度
    を減速した後も、前記キャリアセンス監視部で監視を続
    け、前縁部の電波干渉レベルがなおも減少しない場合に
    は、逆に、無線区間の伝送速度を加速して進ませる制御
    を行う、ことを特徴とする請求項10又は11記載の親
    機。
  13. 【請求項13】前記無線伝送速度制御部は、前記キャリ
    アセンス監視部で一定時間の間監視された通信スロット
    の後縁部の電波干渉レベルが高く、無線区間の伝送速度
    を加速した後も、前記キャリアセンス監視部で監視を続
    け、後縁部の電波干渉レベルがなおも減少しない場合に
    は、逆に、無線区間の伝送速度を減速して遅らせる制御
    を行う、ことを特徴とする請求項11又は12記載の親
    機。
  14. 【請求項14】前記無線伝送速度制御部は、前記キャリ
    アセンス監視部で一定時間の間監視された通信スロット
    の中央部での電波干渉レベルが高くなり、予め定められ
    た一定レベル以上となったときには、同一キャリア上の
    他のスロットへのチャネル切替もしくは他のキャリア上
    のスロットへのチャネル切替を行う、ことを特徴とする
    請求項9乃至13のいずれか一に記載の親機。
  15. 【請求項15】前記親機が、前記キャリアセンス監視部
    と前記無線伝送速度制御部に加え、 主制御を司る主制御部と、 ISDN(Integrated Service Digital Network)
    又は一般加入者回線とのデータのやり取りを行う回線イ
    ンターフェース部と、 無線回線におけるタイムスロットへの通信チャネル割り
    当てと、制御チャネル及び通信チャネルの無線フレーム
    の分解及び組立を行うチャネルコーデック部と、 無線回線を介して送られてくるデータを受信し、無線回
    線を介してデータを送信する無線インターフェース部
    と、 を備えている、ことを特徴とする請求項9乃至14のい
    ずれか一に記載の親機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011160330A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Hitachi Ltd 無線基地局および無線基地局システム
JP6410333B1 (ja) * 2017-08-23 2018-10-24 Necプラットフォームズ株式会社 Tdma方式狭帯域デジタルコードレス電話システム、キャリアセンス制御方法およびそのプログラム

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