JP2002170757A - 位置計測方法及びその装置、露光方法及びその装置、デバイスの製造方法 - Google Patents

位置計測方法及びその装置、露光方法及びその装置、デバイスの製造方法

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JP2002170757A
JP2002170757A JP2000365294A JP2000365294A JP2002170757A JP 2002170757 A JP2002170757 A JP 2002170757A JP 2000365294 A JP2000365294 A JP 2000365294A JP 2000365294 A JP2000365294 A JP 2000365294A JP 2002170757 A JP2002170757 A JP 2002170757A
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Akira Takahashi
顕 高橋
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Nikon Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体上に形成されたマークを高いコントラス
トで撮像するとともに、そのマークの位置情報を正確に
計測することができる位置計測方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 照明によりマークWMから発生した所定
の波長の光を撮像素子65で撮像し、その撮像素子65
の撮像結果と、所定の波長の光を用いた場合の撮像素子
65の所定数の画素と物体W上の距離情報との間の関係
とに基づいて、マークWMの位置情報を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体上に形成され
たマークの位置に関する位置情報を計測する位置計測方
法及びその装置に関し、特に、半導体素子や液晶表示素
子などのデバイスの製造工程で使用される露光方法及び
その装置に用いられるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子等
の電子デバイスの製造工程では、マスク(あるいはレチ
クル)上に形成された回路パターンを感光基板(ウエハ
やガラスプレートなど)に転写する露光装置が用いられ
る。露光装置では、マスクの回路パターンの像を高精度
に感光基板上に転写することを目的として、マスクや感
光基板などの基板上に形成されたマークの位置に関する
位置情報を計測し、その位置情報に基づいて所望の位置
に基板を位置決めしている。
【0003】上記マスクに対する位置計測技術として
は、例えば、照明光をマスク上に形成されたマークに照
射し、その光学像をCCD(Charge Coupled Device)
カメラ等の撮像手段で画像信号に変換し、その画像信号
に基づいてマークの位置情報を計測するVRA(Visual
Reticle Alignment)方式が知られている。また、上記
感光基板に対する位置計測技術としては、レーザ光を感
光基板上のマークに照射し、マークで回折または散乱さ
れた光を用いてマークの位置情報を計測するLSA(La
ser Step Alignment)方式、ハロゲンランプ等を光源と
する波長帯域幅の広い光で感光基板上のマークを照射
し、その光学像をCCDカメラ等の撮像手段で画像信号
に変換し、その画像信号に基づいてマークの位置情報を
計測するFIA(Field Image Alignment)方式、感光
基板上のマークに周波数をわずかに変えたレーザ光を2
方向から照射し、発生した2つの回折光を干渉させ、そ
の位相からマークの位置情報を計測するLIA(Laser
Interferometric Alignment)方式などが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハロゲンラ
ンプ等を光源とする波長帯域幅の広い光で感光基板上の
マークを照明する場合、そのマークから発生する光の波
長は、そのときの基板の表面特性によって変化しやす
い。すなわち、基板上に塗布された感光材の種類やその
膜厚、基板に対するプロセス処理内容などの基板の表面
特性により、基板上のマークの分光反射率が変化するた
め、比較的短波長の光(例えば緑色光)がマークから強
く発生したり、逆に比較的長波長の光(例えば赤色光)
が強く発生したりする。
【0005】こうしたマークからの光の波長の変化は、
マークの位置計測において計測精度の低下を招く恐れが
ある。すなわち、上述したFIA方式のように、CCD
カメラ等の撮像手段を用いて基板上のマークの位置情報
を計測する場合、画像信号から得られる位置情報を基板
上での位置情報に換算するための係数として、撮像手段
における所定数の画素と基板上の距離情報との間の関係
(例えば、撮像手段の1画素分に相当する基板上の距
離)が予め求められる。ところが、上述したように基板
の表面特性によってマークからの光の波長が変化する
と、マークの像を撮像手段に結像させる光学系内で光の
屈折率が変化するなどにより、上述した所定数の画素と
基板上の距離情報との間の関係に誤差が生じ、画像信号
から得られる位置情報が基板上での位置情報に正しく換
算されない場合が生じる。
【0006】また、波長帯域幅の広い光で感光基板上の
マークを照明する場合、基板の表面特性によっては、マ
ークからの光が感光材の膜面等から発生する他の波長の
光によって邪魔されることにより、撮像手段で撮像され
るマークの光学像のコントラストが低下し、計測精度の
低下を招く恐れがある。
【0007】本発明は、上述する事情に鑑みてなされた
ものであり、物体上に形成されたマークを高いコントラ
ストで撮像するとともに、そのマークの位置情報を正確
に計測することができる位置計測方法及びその装置を提
供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、
露光精度を向上させることができる露光方法及びその装
置、並びに、形成されるパターンの精度を向上させるこ
とができるデバイスの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の位置計測方法
は、物体(W)上に形成されたマーク(WM)を照明し
て該マーク(WM)を撮像素子(65)で撮像し、該撮
像結果に基づいて前記マーク(WM)の位置に関する位
置情報を計測する位置計測方法において、前記照明によ
り前記マーク(WM)から発生した所定の波長の光を前
記撮像素子(65)で撮像し、前記撮像素子(65)の
撮像結果と、前記所定の波長の光を用いた場合の前記撮
像素子(65)の所定数の画素と前記物体(W)上の距
離情報との間の関係とに基づいて、前記マーク(WM)
の位置情報を求めることを特徴とする。この位置計測方
法では、撮像素子(65)で撮像されるマーク(WM)
からの光を所定の波長とすることにより、他の波長の光
に邪魔されることなく、そのマーク(WM)が高いコン
トラストで撮像される。また、その所定の波長の光を用
いた場合の前記撮像素子(65)の所定数の画素と前記
物体(W)上の距離情報との間の関係を用いることによ
り、物体(W)上でのマーク(WM)の位置情報が正確
に計測される。
【0009】この場合において、前記所定の波長の光を
前記マーク(WM)に対して照射することにより、前記
マーク(WM)から発生した前記所定の波長の光を前記
撮像素子(65)で撮像することができる。
【0010】また、前記照明により前記マーク(WM)
から発生した光から、前記所定の波長の光を抽出して前
記撮像素子(65)に入射させることによっても、前記
所定の波長の光を前記撮像素子(65)で撮像すること
ができる。
【0011】また、前記物体(W)の表面特性に基づい
て、前記所定の波長を決定することにより、より高いコ
ントラストでその物体(W)上のマーク(WM)を撮像
することができる。
【0012】この場合において、前記物体(W)は、感
光物質が塗布された基板であり、前記物体(W)の表面
特性は、前記感光物質の種類、前記感光物質の膜厚、前
記基板に対するプロセス処理内容のうちの少なくとも1
つを含むことにより、より高いコントラストでマーク
(WM)が撮像されるように、前記所定の波長を決定す
ることができる。
【0013】また、前記所定数の画素は、一画素である
ことにより、前記マーク(WM)の位置情報を容易に求
めることができる。
【0014】また、本発明の露光方法は、前記物体
(W)は、マスク(R)上に形成されたパターンが転写
される基板であり、上記位置計測方法により計測された
前記マーク(WM)の位置情報に基づいて、前記基板
(W)を位置決めし、前記マスク(R)を照明すること
により、前記位置決めされた前記基板(W)上に、前記
パターンの像を転写することを特徴とする。この露光方
法では、上記位置計測方法によりマーク(WM)の位置
情報が正確に計測されるので、基板(W)を正確に位置
決めして、その基板(W)上にパターンの像が精度よく
転写される。
【0015】また、本発明のデバイスの製造方法は、上
記露光方法を用いて、前記マスク(R)上に形成された
デバイスパターンを前記基板(W)上に転写する工程を
含むことを特徴とする。このデバイスの製造方法では、
上記露光方法により前記マスク(R)上に形成されたデ
バイスパターンを前記基板(W)上に転写することによ
り、精度よくパターンが形成される。
【0016】上記本発明の位置計測方法は、物体(W)
上に形成されたマーク(WM)に照明光を照射する照明
系(58)と、前記照明光の照明により前記マーク(W
M)から発生した所定の波長の光を受光して前記物体
(W)上のマークを撮像する撮像素子(65)と、前記
所定の波長の光を用いた場合の前記撮像素子(65)の
所定数の画素と前記物体(W)上の距離情報との間の所
定の関係とを記憶するメモリ(70)と、前記撮像素子
(65)の撮像結果と前記所定の関係とに基づいて、前
記マーク(WM)の位置情報を計測する計測手段(2
4)とを備えることを特徴とする本発明の位置計測装置
によって実施することができる。
【0017】この場合、前記所定の波長の光を抽出する
抽出フィルタ(56A〜56D)を備え、該抽出フィル
タ(56A〜56D)は、前記照明系(58)の光路上
または前記マーク(WM)の像を前記撮像素子(65)
に結像させる結像系(66)の光路上に配されるとよ
い。
【0018】この場合、前記抽出フィルタ(56A〜5
6D)は、前記結像系(66)の光路上における前記撮
像素子用の開口絞り(63)から前記撮像素子(65)
に至るまでの間に配されることにより、撮像素子(6
5)に結像されるマーク(WM)の像質の変化が抑制さ
れる。
【0019】また、前記物体(W)の表面特性を検出す
る検出手段(75)を備え、該検出手段(75)の検出
結果に基づいて、前記所定の波長を決定することによ
り、より高いコントラストでその物体(W)上のマーク
(WM)を撮像することができる。
【0020】上記本発明の露光方法は、前記物体(W)
は、マスク(R)上に形成されたパターンが転写される
基板であり、上記本発明の位置計測装置を備え、前記位
置計測装置により計測された前記マーク(WM)の位置
情報に基づいて、前記基板(W)を位置決めし、前記位
置決めされた前記基板(W)上に、前記パターンの像を
転写することを特徴とする本発明の露光装置によって実
施することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図2は、本実施例に好ましく用
いられる半導体デバイス製造用の縮小投影型露光装置1
0の構成を概略的に示している。この露光装置10は、
マスクとしてのレチクルRと基板としてのウエハWとを
1次元方向に同期移動させつつ、レチクルRに形成され
た回路パターンを、ウエハW上の各ショット領域に転写
する、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装
置、いわゆるスキャニング・ステッパである。まず、こ
の露光装置10の全体構成について以下説明する。
【0022】この露光装置10は、不図示の露光用光源
からのエネルギービーム(露光用照明光)によりレチク
ルRを照明する照明系21、レチクルRから射出される
露光光をウエハW上に投射する投影光学系PL、レチク
ルRを保持するレチクルステージ22、ウエハWを保持
するウエハステージ23、及び装置全体を統括的に制御
する主制御ユニット24等を含んで構成されている。
【0023】照明系21は、図示しないリレーレンズ、
フライアイレンズ(又はロット・インテグレータ)、コ
ンデンサレンズ等の各種レンズ系や、開口絞り及びレチ
クルRのパターン面と共役な位置に配置されたブライン
ド等を含んで構成され、露光用光源からの照明光を、レ
チクルR上の所定の照明領域内に均一な照度分布で照射
する。
【0024】投影光学系PLは、図示しない複数のレン
ズを含んで構成されており、レチクルRを透過した照明
光を、所定の縮小倍率1/β(βは例えば1/4,1/
5等)に縮小し、感光材(フォトレジストなど)が塗布
されたウエハW上に投影露光する。ここで、投影光学系
PLの光軸AXに平行な方向をZ方向とし、光軸AXに
垂直な平面内でレチクルRと照明領域との相対走査の方
向(紙面に平行な方向)をX方向、これに直交する方向
をY方向、投影光学系PLの光軸AXと平行な軸線を中
心とする回転方向をθ方向とする。
【0025】レチクルステージ22は、図示しない駆動
装置によって駆動され、X方向に1次元走査移動すると
ともに、Y方向及びθ方向に微小移動するように構成さ
れている。また、レチクルステージ22のX方向、Y方
向、及びθ方向の位置は、図示しないレーザ干渉計によ
って常時モニターされ、これにより得られた位置情報は
主制御ユニット24に供給される。
【0026】ウエハステージ23は、2次元平面内(図
2中のXY平面内)で移動自在なXYステージ30と、
ウエハWを吸着保持しかつXYステージ30上でZ方向
に微小移動自在なZレベリングステージ31とを含んで
構成され、図示しないベース上に配置されている。XY
ステージ30は、例えば磁気浮上型の2次元リニアアク
チュエータ等から成る駆動装置32を有しており、主制
御ユニット24の指令のもとで、ウエハWの所定位置へ
の位置決めや移動を行う。また、Zレベリングステージ
31は、図示しない駆動機構を有しており、主制御ユニ
ット24の指令のもとで、ウエハWをZ方向に微小移動
させる。なお、Zレベリングステージ31のX方向、Y
方向、及びθ方向の位置は、レーザ干渉計33により常
時モニターされ、これにより得られた位置情報は主制御
ユニット24に供給される。
【0027】ここで、この露光装置10の概略的な露光
動作を説明する。露光時において、主制御ユニット24
は、XYステージ30を駆動して、投影光学系PLの光
軸AXに垂直なXY平面内でX方向及びY方向に所定量
ずつウエハWをステッピング移動させ、ウエハW上に設
定される各ショット領域のそれぞれにレチクルRの回路
パターンの像を順次転写する。このとき、ウエハWの各
ショット領域の中心を投影光学系PLの光軸AXに位置
合わせするアライメント動作が行われる。このアライメ
ント動作は、レチクルR及びウエハW上に形成されたア
ライメント用のマーク(レチクルマークRM、ウエハマ
ークWM)の位置情報に基づいて行われる。また、レチ
クルマークRMはレチクルアライメント系RAによって
検出され、ウエハマークWMはウエハアライメント系W
Aによって検出される。
【0028】このアライメント時において、ウエハアラ
イメント系WAの投影像面側(ウエハ側)における光軸
AXaは、投影光学系PLの光軸AXと平行に配され
る。したがって、ウエハアライメント系WAの視野領域
(照明領域)内にウエハステージ23上に設けられた基
準マーク(フィデューシャルマーク)FMを配置してそ
の位置座標(X座標、Y座標)を計測するとともに、そ
の基準マークFMをレチクルアライメント系RAの視野
内に配置してその位置情報を計測することにより、ウエ
ハアライメント系WAの光軸と投影光学系PLの光軸A
Xとの間の距離、いわゆるベースライン量が算出され
る。このベースライン量は、ウエハW上の各ショット領
域を投影光学系PLの視野内に配するときの基準量とな
るものである。すなわち、ウエハアライメント系WAに
よってアライメント用のウエハマークWMの位置座標
(X座標、Y座標)を計測し、この計測結果にベースラ
イン量を加算して得られる値に基づいて、ウエハステー
ジ23を駆動し、ウエハWをX方向及びY方向にステッ
ピング移動させることにより、ウエハWの各ショット領
域の中心が投影光学系PLの光軸AXにアライメントさ
れる。本実施例は、このアライメント動作におけるウエ
ハマークWMの位置座標の計測に、本発明の位置計測方
法を適用したものである。
【0029】ここで、レチクルアライメント系RA、及
びウエハアライメント系WAについて説明する。レチク
ルアライメント系RAとしては、本実施例では、レチク
ルR上に形成されたレチクルマークRMと、ウエハステ
ージ23(Zレベリングステージ31)上に設けられた
基準マークFMとを同時に検出する、いわゆるTTR方
式(スルー・ザ・レチクル方式)の光学系が用いられ
る。レチクルアライメント系RAは、レチクルマークR
Mの位置座標(X座標、Y座標)を計測し、不図示の駆
動装置を介して、レチクルRの中心が投影光学系PLの
光軸AXと合致するようにレチクルRをアライメントす
る。レチクルマークRMとレチクルRの中心との距離は
設計上予め定まった値であり、この値を投影光学系PL
の縮小倍率に基づいて演算処理することにより、投影光
学系PLの像面側(ウエハ側)におけるレチクルマーク
RMの投影点と投影光学系PLの中心との距離が算出さ
れる。この距離は、ウエハW上の各ショット領域を投影
光学系PLの視野内に配するときの補正値として用いら
れる。また、基準マークFMは、例えば、ウエハマーク
WMと同等の形状に形成され、ウエハマークWM(ウエ
ハ表面)とほぼ同じ高さとなるように、Zレベリングス
テージ31上に設けられた基準マーク板に形成される。
【0030】一方、ウエハアライメント系WAとして
は、本実施例では、投影光学系PLの光軸AXから離れ
た位置でアライメント用のウエハマークWMを検出する
オフ・アクシス方式の光学系が用いられる。このウエハ
アライメント系WAは、照明光で照明したウエハW上の
マークの像を撮像し、その撮像信号を画像処理すること
により位置計測を行う、いわゆるFIA(Field Image
Alignment)方式のアライメント系である。
【0031】図1に、ウエハアライメント系WAの構成
例を示す。このウエハアライメント系WAにおいて、ウ
エハW上のフォトレジストに対して非感光性の波長帯域
幅の広い、ブロードバンドな照明光(白色光)がハロゲ
ンランプ等の光源51から射出され、この照明光がレン
ズ系52を介してビームスプリッタ53に入射する。ビ
ームスプリッタ53によって反射された照明光は、対物
レンズ54を介してウエハW上の所定領域を照明する。
また、光源51とレンズ系52の間の光路上には、上述
したブロードバンドな光から所定の波長の光を抽出する
ためのフィルタ機構55が配置されている。このフィル
タ機構55は、各々が互いに異なる波長の光を抽出する
複数(ここでは4つ)の抽出フィルタ56A〜56D
と、この複数の抽出フィルタ56A〜56Dのうちのい
ずれか1つを上述した光路上に配置するフィルタ駆動部
57とを有している。本実施例では、抽出フィルタ56
A〜56Dは、光源51からの照明光の光路を横切る方
向に並べて配置されており、フィルタ駆動部57によっ
てその光路を横切る方向に移動されることによりいずれ
か1つの抽出フィルタが照明光の光路上に配置される。
なお、抽出フィルタ56A〜56Dの配置位置は、光源
51と共役かつ色ムラの生じにくい位置とするのが好ま
しい。また、上述した光源51、レンズ系52、ビーム
スプリッタ53、及びフィルタ機構55等により照明系
58が構成される。
【0032】ここで、図3に示すように、各抽出フィル
タ56A、56B、56C、及び56Dが抽出する光の
波長(抽出波長)は、波長530〜620nm(緑色
光)、波長620〜710nm(橙色光)、波長710
〜800nm(赤色光)、及び波長530〜800nm
(白色光)となっている。なお、本実施例では4つの抽
出フィルタ56A〜56Dを用いるが、抽出フィルタの
数はこれに限定されない。また、抽出する波長も上述し
た波長に限定されるものではない。例えば、上述した波
長よりもさらに帯域幅の狭い波長を抽出する抽出フィル
タを用いてもよいし、一の抽出フィルタの抽出波長の帯
域が他の抽出フィルタの抽出波長の帯域に一部重なって
もよい。
【0033】図1に戻り、上記照明系58より照射さ
れ、ウエハWの表面で反射した光は、第1対物レンズ5
4を経てビームスプリッタ53に戻る。ビームスプリッ
タ53を透過した光は第2対物レンズ60を介して指標
板61にウエハマークWMの像を結像する。この像及び
指標板61上の指標マークからの光は、撮像用の第3対
物レンズ62、開口絞り(N.A.絞り)63、及び第4
対物レンズ64を介して、2次元CCD等からなる2次
元撮像素子65の撮像面にウエハマークWM及び指標マ
ークの像を結像する。なお、実際には、ウエハマークW
Mの像及び指標板61上の指標マークからの光は、不図
示のビームスプリッタによって、X軸用の2次元撮像素
子、及びY軸用の2次元撮像素子に向けて分割される構
成となっているが、ここでは簡略化のため省略してい
る。また、第1対物レンズ54の結像面にウエハWの表
面が合致した合焦状態において、指標板61は、第1対
物レンズ54と第2対物レンズ60との合成系に関して
ウエハWの表面と共役に配置され、さらに指標板61と
撮像素子65の撮像面とは第3対物レンズ62に関して
互いに共役に配置される。指標板61は、透明板の上に
クロム層等で指標マークを形成したものであり、ウエハ
マークWMの像が形成される部分は透明部のままであ
る。また、指標マークは、ウエハW上のX方向と共役な
方向の位置基準となるX軸の指標マークと、Y方向と共
役な方向の位置基準となるY軸の指標マークとから構成
される。また、実際には、指標板61を独立に照明する
ための指標マーク用の照明系を設けるとよい。なお、第
1〜第4対物レンズ54,60,62,64、ビームス
プリッタ53、指標板61、開口絞り63、及び撮像素
子65等により結像系66が構成される。
【0034】さて、この結像系66において、ウエハマ
ークWMと指標マークの光学像は撮像素子65によって
画像信号に変換され、主制御ユニット24に供給され
る。主制御ユニット24は、この画像信号を画像処理す
ることにより、ウエハW上におけるウエハマークWMの
位置座標(X座標、Y座標)を計測する。
【0035】この位置計測時において、撮像素子65に
おける所定数の画素とウエハW上の距離情報との間の関
係(本実施例では、撮像素子65の1画素分に相当する
ウエハW上の距離)を示す係数が予め求められる。な
お、この係数としては「1画素分に相当するウエハ上の
距離」に限られるものではなく、「複数画素(例えば3
画素)に相当するウエハ上の距離」をこの係数として用
いるようにしてもよい。この係数は、画像信号から得ら
れるウエハマークWMの位置情報をウエハW上における
位置情報に換算するためのものであり、主制御ユニット
24の制御のもとで計測され、メモリ70に記憶され
る。また、この係数は、結像系66の拡大倍率を示すも
のであることから、以後、倍率係数と呼ぶ。また、対物
レンズ等の光学ガラスには光の波長分散特性があり、そ
のガラスを透過する光の波長によって屈折率が異なる性
質があることから、結像系66を通過する光の波長によ
って、上述した倍率係数は変化する。そのため、本実施
例では、各抽出フィルタ56A〜56Dの抽出波長ごと
に、その波長に対応した倍率係数の計測(倍率係数の校
正)を行う。
【0036】ここで、結像系66の倍率係数の校正の手
順について先の図1、図2、及び図4を参照して説明す
る。主制御ユニット24は、まず、フィルタ駆動部57
を制御して、照明系58の光路上に、複数の抽出フィル
タ56A〜56Dのうちのいずれか1つの抽出フィルタ
(例えば抽出波長530〜620nmの抽出フィルタ5
6A)を配置する。続いて、主制御ユニット24は、ウ
エハステージ23を駆動して、ウエハアライメント系W
Aの視野領域(照明領域)内にウエハステージ23上の
基準マークFMを配置する。これにより、上述した抽出
フィルタで抽出された波長(例えば抽出波長530〜6
20nm)の光により基準マークFMが照明されるとと
もに、その抽出波長の光が基準マークFMから反射光と
して発生する。基準マークFMから発生した光は結像系
66に入射し、撮像素子65の撮像面に、図4に示すよ
うに、基準マークFM及び指標マークIMの像を結像す
る。主制御ユニット24は、このときの指標マークIM
に対する基準マークFMの画素位置、つまり指標マーク
IMから基準マークFMに至るまでの画素数Px(1)
を計測し、その結果をメモリ70に記憶する。なお、基
準マークFMは、波長によらず一定の反射率を持ってい
るものとする。
【0037】次に、主制御ユニット24は、ウエハステ
ージ23を駆動して、基準マークFMをウエハアライメ
ント系WAの視野領域内で所定の方向(例えばX方向)
に微小移動させる。また、このときの基準マークFMの
移動量、つまりウエハステージ23の移動量(μm)
を、レーザ干渉計33により計測し、その結果をメモリ
70に記憶する。主制御ユニット24は、この微小移動
した後の指標マークIMから基準マークFMに至るまで
の画素数Px(2)を計測し、上述した基準マークFM
の微小移動に伴う撮像素子65上での画素数の差分Px
(2)−Px(1)を求める。そして、この画素数の差
分Px(2)−Px(1)と、レーザ干渉計33による
ウエハステージ23の移動量の計測結果とに基づいて、
撮像素子65の1画素分に相当するウエハW上の距離を
算出し、これを倍率係数としてメモリ70に記憶する。
【0038】主制御ユニット24は、上述した一連の校
正動作を、各抽出フィルタ56A〜56Dの抽出波長ご
とに行い、各抽出フィルタ56A〜56Dに対応づけて
計測された倍率係数をそれぞれメモリ70に記憶する。
なお、この倍率係数の校正は、例えば、装置の出荷前、
装置の立ち上げ時などにおいて行う。また、その校正の
手順は、上述したものに限定されない。例えば、上述し
た基準マークFMの微小移動を複数回繰り返し、各移動
に伴う撮像素子65上での画素数の差分を加算平均した
値を倍率係数として用いてもよい。また、X方向、及び
Y方向の各方向についてそれぞれ倍率係数を求めてもよ
い。
【0039】また、位置計測時において、本実施例で
は、ウエハステージ23上に載置されるウエハWの表面
特性に基づいて、上述した抽出フィルタ56A〜56D
の抽出波長の中からウエハマークWMに照明する照明光
の波長を選択する。ここで、ウエハWの表面特性として
は、ウエハW上に塗布されているフォトレジストの種類
やその膜厚、ウエハWに対するこれまでのプロセス処理
内容のうちの少なくとも1つが含まれる。また、照明光
の波長の選択は、本実施例では、作業オペレータにより
行われる。例えば、作業オペレータは、撮像素子65か
らの画像信号を表示する表示画面上を観察しながら、撮
像素子65の撮像面上に撮像されるウエハマークWMの
コントラストが最も高くなるように、照明光の波長を選
択する。そして、作業オペレータは、主制御ユニット2
4を介して、フィルタ駆動部57を制御することによ
り、複数の抽出フィルタ56A〜56Dのうち、選択さ
れた波長に対応する抽出フィルタを照明系58の光路上
に配置する。これにより、抽出フィルタによって抽出さ
れた波長(例えば抽出波長530〜620nm)の光が
照明光としてウエハマークWMに照明されるとともに、
その抽出波長の光がウエハマークWMから反射光として
発生する。ウエハマークWMから発生した光は結像系6
6に入射し、撮像素子65の撮像面に、ウエハマークW
M及び指標マークIMの像を結像する。ウエハマークW
Mと指標マークの光学像は撮像素子65によって画像信
号に変換され、主制御ユニット24に供給される。な
お、本実施例では、作業オペレータによりウエハWの撮
像結果に基づく照明光の波長の選択を行っているが、本
発明はこれに限らず、自動的に照明光の波長を露光装置
自身が選択するように構成してもよい。例えば、上述し
たウエハWの表面特性の情報を作業オペレータが入力す
ると、露光装置(主制御ユニット24)は、予め記憶さ
れている「表面特性に関する情報−最適な照明波長」の
関係に基づいて、照明光の波長を選択するように構成し
てもよい。また、撮像素子にて検出した画像信号の成分
(波長成分比)を求めて、その成分結果から、最適な照
明波長を選択するようにしてもよい。なお、これらに関
しては後で再び述べる。
【0040】主制御ユニット24は、この画像信号を画
像処理してウエハマークWMの位置座標を求める際、メ
モリ70に記憶されている倍率係数のうち、照明系58
の光路上に配置されている抽出フィルタに対応する倍率
係数をメモリ70から取り出して使用する。すなわち、
主制御ユニット24は、上述した画像信号に基づいて指
標マークに対するウエハマークの画素位置を計測し、メ
モリ70から取り出した倍率係数を用いて、その画素位
置の計測結果をウエハW上における位置座標に換算す
る。このときに用いられる倍率係数は、上述したよう
に、ウエハマークから発生している光と同じ波長の光を
用いて予め校正したものであることから、撮像素子65
上のウエハマークの画素位置が、ウエハW上におけるウ
エハマークの位置座標に正確に換算される。
【0041】このように、本実施例の位置計測方法で
は、ウエハWの表面特性に応じて、撮像素子65の撮像
面上に撮像されるウエハマークWMのコントラストが最
も高くなるようにウエハマークWMを照明する光の波長
を決定し、その波長に対応した結像系66の倍率係数を
用いて撮像素子65からの画像信号を画像処理する。し
たがって、様々な表面特性のウエハWに対応して、ウエ
ハマークWMの位置座標を正確に計測することができ
る。なお、本発明の位置計測装置は、上述した照明系5
8、結像系66、メモリ70、及び主制御ユニット24
等を含んで構成される。
【0042】図5は、本発明の位置計測装置の他の実施
形態を示している。なお、この図5において、図1と同
一の機能を有する構成要素には同一符号を付してその説
明を省略する。この位置計測装置は、上記実施の形態と
異なり、所定の波長の光を抽出するためのフィルタ機構
55が結像系66の光路上に配置されている。結像系6
6の光路上におけるフィルタ機構55の配置位置として
は、この図5に示すように、開口絞り63から撮像素子
65に至るまでの間が好ましく、さらに、第4対物レン
ズ64から撮像素子65に至るまでの間とするのがよ
い。これは、フィルタ機構55を開口絞り63よりもウ
エハW側に配置した場合、結像系66の光路上に配置さ
れる抽出フィルタの配置位置やその取り付け角度のわず
かなずれにより、撮像素子65の撮像面に結像されるウ
エハマークWM及び指標マークの像質が変化しやすいた
めに、この像質の変化を抑制することを目的とするもの
である。
【0043】また、この位置計測装置では、照明系58
の光路上に、フィルタ機構は配置されず、ウエハW上の
ウエハマークWMは、光源51からのブロードバンドな
照明光(白色光)により照明される。ブロードバンドな
照明光によってウエハW上のウエハマークWMが照明さ
れる場合、そのときのウエハWの表面特性によって、ウ
エハマークWMから発生する光の波長が変化する。この
位置計測装置では、フィルタ機構55の複数の抽出フィ
ルタ56A〜56Dのうちのいずれかの抽出フィルタを
結像系66の光路上に配置することにより、所定の波長
の光を抽出して撮像素子65に入射させる。より具体的
には、そのときのウエハWの表面特性に応じて、撮像素
子65の撮像面上に撮像されるウエハマークWMのコン
トラストが最も高くなるように、撮像素子65に入射さ
せる光の波長を抽出フィルタ56A〜56Dの抽出波長
の中から選択するとともに、その波長に対応した結像系
66の倍率係数を用いて撮像素子65からの画像信号を
画像処理する。これにより、前述した実施形態と同様
に、様々な表面特性のウエハWに対応して、ウエハマー
クの位置座標を正確に計測することが可能となる。
【0044】ここで、図6は、ウエハW上に形成された
ウエハマークWMの様子の一例を示す断面図である。こ
の例では、ウエハW上に形成された金属材質のウエハマ
ークWMが、シリコン系の膜(シリコン酸化膜やシリコ
ン窒化膜など)で覆われている。この場合、ブロードバ
ンドな白色光によってウエハWを照明すると、図6
(a)に示すように、シリコン系の膜面でその照明光の
ほとんどの光が反射されるため、通常、その膜面の下の
ウエハマークWMを検出するのは困難である。しかしな
がら、シリコン系の膜は波長800nm程度以上の長波
長の光を透過する性質を有する。したがって、図6
(b)に示すように、長波長用の抽出フィルタ56を照
明系の光路上に配置し、その抽出フィルタ56によって
抽出された長波長の照明光をウエハWに照射したり、あ
るいは、図6(c)に示すように、長波長用の抽出フィ
ルタ56を結像系の光路上に配置し、ウエハWからの反
射光のうち、抽出フィルタ56によって長波長の光を抽
出したりすることにより、他の波長の光によって消され
ているウエハマークWMからの光を取り出して、シリコ
ン膜の下のウエハマークWMを検出することが可能とな
る。このように、ウエハマークからの光が感光材の膜面
等から発生する他の波長の光によって邪魔され、撮像素
子で撮像されるウエハマークの光学像が消されたり、あ
るいはウエハマークのコントラストが低下したりするよ
うな場合、撮像素子で撮像されるウエハマークからの光
を所定の波長に狭帯化することにより、他の波長の光に
邪魔されることなく、ウエハマークを高いコントラスト
で撮像することが可能となる。
【0045】また、上述した各実施例では、複数の抽出
フィルタの抽出波長の中から撮像素子に入射させる光の
波長を選択する作業を、作業オペレータによって行って
いる。しかしながら、本発明はこれに限定されるもので
はなく、この選択作業を自動化してもよい。例えば、主
制御ユニットにより、ウエハステージ上に載置されるウ
エハの表面特性に関する情報をメモリに予め記憶した
り、あるいはその情報を上流側の装置などから受け取る
などしておき、その情報に基づいて、撮像素子の撮像面
上に撮像されるウエハマークのコントラストが最も高く
なるように、波長を選択してもよい。あるいは、図7の
フローチャート図に示すように、主制御ユニットによ
り、撮像素子に入射するウエハマークからの光の波長を
順に切り換え、各波長におけるウエハマークの光学像の
コントラストを計測し、ウエハマークの光学像のコント
ラストが最も高くなる波長を選択するようにしてもよ
い。なお、ウエハの表面特性は、同じ処理プロセスで流
れるロット内では各ウエハごとにほぼ同一であることか
ら、そのロットの先頭のウエハに対して選択した光の波
長を、同一ロット内の他のウエハにも用いるようにする
とよい。
【0046】図8は、ウエハWの表面特性を検出する検
出手段として、カラー用の撮像素子75を備える位置計
測装置の構成例を示している。なお、この図8におい
て、図1と同一の機能を有する構成要素には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0047】この位置計測装置において、第4対物レン
ズ64と撮像素子65との間の光路上にビームスプリッ
タ76が配置され、このビームスプリッタ76によって
取り出されたウエハマークWMの光学像がカラー用の撮
像素子75で撮像される。主制御ユニット24は、撮像
素子75からの画像信号に基づいて、撮像素子75に入
射した光の波長を検出する。
【0048】この位置計測装置では、例えば、ブロード
バンドな照明光(白色光)によりウエハWを照明し、そ
の反射光をカラー用の撮像素子75で撮像することによ
り、ウエハマークWMから強く発生する光の波長や、ウ
エハマークWMの分光反射率などのウエハWの表面特性
が検出される。さらに、フィルタ機構55を用いて、ウ
エハWに対する照明光を、ウエハマークWMから強く発
生する光の波長に近い波長とすることにより、撮像素子
65に撮像されるウエハマークWMの光学像のコントラ
ストが向上する。
【0049】すなわち、この位置計測装置では、カラー
用の撮像素子75を用いてウエハマークWMから強く発
生する光の波長を検出することにより、この検出結果に
基づいて、複数の抽出フィルタ56A〜56Dの中から
ウエハマークWMのコントラストを高めるのに適した抽
出フィルタを容易に選択することができる。なお、この
例のように白黒の撮像素子(白黒カメラ)65とカラー
用の撮像素子(カラーカメラ)75との2つの撮像素子
を使用するのではなく、カラー用の撮像素子(カラーカ
メラ)のみを用いて、それを光の波長による強度の検出
とウエハマーク位置計測の両方にしようする構成をとる
ことも可能である。
【0050】また、図8に示すカラー用の撮像素子を備
えた位置計測装置では、フィルタ機構55を照明系58
の光路上に配置しているが、本発明はこれに限定され
ず、先の図5に示したように、結像系66の光路上にフ
ィルタ機構55を配置してもよい。さらに、ウエハマー
クWMの光学像のコントラストを高める必要が少ない場
合には、フィルタ機構55を用いない構成としてもよ
い。フィルタ機構55を用いない場合、結像系66に入
射する光の波長と、結像系66の倍率係数との関係を予
め求めてメモリ70に記憶するとともに、ブロードバン
ドな照明光で照明したときのウエハマークWMからの光
の波長をカラー用の撮像素子75を用いて検出する。そ
して、先に検出された波長に対応する結像系66の倍率
係数を用いて、撮像素子65によって撮像されたウエハ
マークWMの画素位置を換算することにより、ウエハマ
ークWMの位置座標を計測することができる。
【0051】なお、上述した実施例において示した動作
手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一
例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において
プロセス条件や設計要求等に基づき種々変更可能であ
る。本発明は、以下のような変更をも含むものとする。
【0052】上記実施例では、投影光学系の光軸から離
れた位置に設けられたオフ・アクシス方式のアライメン
ト系に、本発明の位置計測方法を適用しているが、これ
に限定されるものではない。すなわち、例えば、特開平
2−54103号公報や特開平4−324923号公報
等に開示されているように、投影光学系を介して基板上
のウエハマークを検出するTTL方式のアライメント系
に、本発明の位置計測方法を適用してもよい。
【0053】また、本発明に係る位置計測方法は、ウエ
ハマークを検出するものに限らず、レチクルに形成され
たマークやステージ上に形成されたマークを検出するも
のなど、他の物体上に形成されたマークに対しても適用
可能である。また、露光が正確に行われたかどうかを評
価するための位置ずれ計測や、パターン像が描画されて
いるフォトマスクの描画精度の計測にも適用できる。
【0054】また、物体(ウエハやレチクルなど)に形
成されるマークの数や配置位置、及び形状は任意に定め
てよい。特にウエハマークは各ショット領域に少なくと
も1つ設ければよいし、あるいはショット領域毎にウエ
ハマークを設けずにウエハ上の複数点にそれぞれウエハ
マークを形成しておくだけでもよい。また、基板上のマ
ークは1次元マーク及び2次元マークのいずれでもよ
い。
【0055】また、本発明が適用される露光装置は、露
光用照明光に対してマスク(レチクル)と基板(ウエ
ハ)とをそれぞれ相対移動する走査露光方式(例えば、
ステップ・アンド・スキャン方式など)に限られるもの
ではなく、マスクと基板とをほぼ静止させた状態でマス
クのパターンを基板上に転写する静止露光方式、例えば
ステップ・アンド・リピート方式などでもよい。さら
に、基板上で周辺部が重なる複数のショット領域にそれ
ぞれパターンを転写するステップ・アンド・スティッチ
方式の露光装置などに対しても本発明を適用することが
できる。また、投影光学系PLは縮小系、等倍系、及び
拡大系のいずれでもよいし、屈折系、反射屈折系、及び
反射系のいずれでもよい。さらに、投影光学系を用いな
い、例えばプロキシミティ方式の露光装置などに対して
も本発明を適用できる。
【0056】また、本発明が適用される露光装置は、露
光用照明光としてg線、i線、KrFエキシマレーザ
光、ArFエキシマレーザ光、F2 、レーザ光、及びA
2 、レーザ光などの紫外光だけでなく、例えばEUV
光、X線、あるいは電子線やイオンビームなどの荷電粒
子線などを用いてもよい。さらに、露光用光源は水銀ラ
ンプやエキシマレーザだけでなく、YAGレーザ又は半
導体レーザなどの高調波発生装置、SOR、レーザプラ
ズマ光源、電子銃などでもよい。
【0057】また、本発明が適用される露光装置は、半
導体デバイス製造用に限られるものではなく、液晶表示
素子、ディスプレイ装置、薄膜磁気ヘッド、撮像素子
(CCDなど)、マイクロマシン、及びDNAチップな
どのマイクロデバイス(電子デバイス)製造用、露光装
置で用いられるフォトマスクやレチクルの製造用などで
もよい。
【0058】また、本発明は露光装置だけでなく、デバ
イス製造工程で使用される他の製造装置(検査装置など
を含む)に対しても適用することができる。
【0059】また、上述したウエハステージやレチクル
ステージにリニアモータを用いる場合は、エアベアリン
グを用いたエア浮上型およびローレンツ力またはリアク
タンス力を用いた磁気浮上型のどちらを用いてもいい。
また、ステージは、ガイドに沿って移動するタイプでも
いいし、ガイドを設けないガイドレスタイプでもよい。
さらに、ステージの駆動装置として平面モ−タを用いる
場合、磁石ユニット(永久磁石)と電機子ユニットのい
ずれか一方をステージに接続し、磁石ユニットと電機子
ユニットの他方をステージの移動面側(ベース)に設け
ればよい。
【0060】また、ウエハステージの移動により発生す
る反力は、特開平8−166475号公報に記載されて
いるように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)
に逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備えた
露光装置においても適用可能である。
【0061】また、レチクルステージの移動により発生
する反力は、特開平8−330224号公報に記載され
ているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大
地)に逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備
えた露光装置においても適用可能である。
【0062】また、本発明が適用される露光装置は、本
願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サ
ブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的
精度を保つように、組み立てることで製造される。これ
ら各種精度を確保するために、この組み立ての前後に
は、各種光学系については光学的精度を達成するための
調整、各種機械系については機械的精度を達成するため
の調整、各種電気系については電気的精度を達成するた
めの調整が行われる。各種サブシステムから露光装置へ
の組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接
続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含ま
れる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て
工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程がある
ことはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置へ
の組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光
装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装
置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリー
ンルームで行うことが望ましい。
【0063】また、半導体デバイスは、デバイスの機能
・性能設計を行う工程、この設計ステップに基づいたマ
スク(レチクル)を製作する工程、シリコン材料からウ
エハを製造する工程、前述した露光装置によりレチクル
のパターンをウエハに露光するウエハ処理工程、デバイ
ス組み立て工程(ダイシング工程、ボンディング工程、
パッケージ工程を含む)、検査工程等を経て製造され
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から請求
項6に記載の位置計測方法及び請求項9から請求項13
に記載の位置計測装置によれば、物体上に形成されたマ
ークを高いコントラストで撮像するとともに、そのマー
クの位置情報を正確に計測することができる。また、請
求項7に記載の露光方法及び請求項14に記載の露光装
置によれば、露光精度を向上させることができる。ま
た、請求項8に記載のデバイスの製造方法によれば、形
成されるパターンの精度が向上したデバイスを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る位置計測装置の構成例を示す図
である。
【図2】 本発明に係る露光装置の全体構成例を示す図
である。
【図3】 複数の抽出フィルタで抽出される波長帯域の
一例を示す図である。
【図4】 倍率係数を校正する際の基準マーク及び指標
マークの像の様子を示す図である。
【図5】 本発明に係る位置計測装置の他の実施形態を
示す図である。
【図6】 ウエハ上に形成されたウエハマークの様子の
一例を示す断面図である。
【図7】 撮像素子に入射させる光の波長を選択する手
順の一例を示すフローチャート図である。
【図8】 カラー用の撮像素子を備えた本発明に係る位
置計測装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
W ウエハ(物体、基板) R レチクル(マスク) WM ウエハマーク FM 基準マーク RA レチクルアライメント系 WA ウエハアライメント系 PL 投影光学系 10 露光装置 21 照明系 23 ウエハステージ 24 主制御ユニット(計測手段) 33 レーザ干渉計 55 フィルタ機構 56A〜56D 抽出フィルタ 57 フィルタ駆動部 58 照明系 70 メモリ 63 開口絞り 65 撮像素子 66 結像系 75 カラー用の撮像手段(検出手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体上に形成されたマークを照明して該
    マークを撮像素子で撮像し、該撮像結果に基づいて前記
    マークの位置に関する位置情報を計測する位置計測方法
    において、 前記照明により前記マークから発生した所定の波長の光
    を前記撮像素子で撮像し、 前記撮像素子の撮像結果と、前記所定の波長の光を用い
    た場合の前記撮像素子の所定数の画素と前記物体上の距
    離情報との間の関係とに基づいて、前記マークの位置情
    報を求めることを特徴とする位置計測方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の波長の光を前記マークに対し
    て照射することを特徴とする請求項1に記載の位置計測
    方法。
  3. 【請求項3】 前記照明により前記マークから発生した
    光から、前記所定の波長の光を抽出して前記撮像素子に
    入射させることを特徴とする請求項1に記載の位置計測
    方法。
  4. 【請求項4】 前記物体の表面特性に基づいて、前記所
    定の波長を決定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のうちのいずれか1項に記載の位置計測方法。
  5. 【請求項5】 前記物体は、感光物質が塗布された基板
    であり、 前記物体の表面特性は、前記感光物質の種類、前記感光
    物質の膜厚、前記基板に対するプロセス処理内容のうち
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記
    載の位置計測方法。
  6. 【請求項6】 前記所定数の画素は、一画素であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のうちのいずれか1
    項に記載の位置計測方法。
  7. 【請求項7】 前記物体は、マスク上に形成されたパタ
    ーンが転写される基板であり、 請求項1乃至請求項6のうちのいずれか1項に記載の位
    置計測方法により計測された前記マークの位置情報に基
    づいて、前記基板を位置決めし、 前記マスクを照明することにより、前記位置決めされた
    前記基板上に、前記パターンの像を転写することを特徴
    とする露光方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の露光方法を用いて、前
    記マスク上に形成されたデバイスパターンを前記基板上
    に転写する工程を含むことを特徴とするデバイスの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 物体上に形成されたマークに照明光を照
    射する照明系と、 前記照明光の照明により前記マークから発生した所定の
    波長の光を受光して前記物体上のマークを撮像する撮像
    素子と、 前記所定の波長の光を用いた場合の前記撮像素子の所定
    数の画素と前記物体上の距離情報との間の所定の関係と
    を記憶するメモリと、 前記撮像素子の撮像結果と、前記所定の関係とに基づい
    て、前記マークの位置情報を計測する計測手段とを備え
    ることを特徴とする位置計測装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の波長の光を抽出する抽出フ
    ィルタを備え、 該抽出フィルタは、前記照明系の光路上または前記マー
    クの像を前記撮像素子に結像させる結像系の光路上に配
    されることを特徴とする請求項9に記載の位置計測装
    置。
  11. 【請求項11】 前記抽出フィルタは、前記結像系の光
    路上における前記撮像素子用の開口絞りから前記撮像素
    子に至るまでの間に配されることを特徴とする請求項1
    0に記載の位置計測装置。
  12. 【請求項12】 前記物体の表面特性を検出する検出手
    段を備え、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記所定の波長を決
    定することを特徴とする請求項8または請求項9に記載
    の位置計測装置。
  13. 【請求項13】 前記物体は、感光物質が塗布された基
    板であり、 前記物体の表面特性は、前記感光物質の種類、前記感光
    物質の膜厚、前記基板に対するプロセス処理内容のうち
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12に
    記載の位置計測装置。
  14. 【請求項14】 前記物体は、マスク上に形成されたパ
    ターンが転写される基板であり、 請求項9乃至請求項13のうちのいずれか1項に記載の
    位置計測装置を備え、 前記位置計測装置により計測された前記マークの位置情
    報に基づいて、前記基板を位置決めし、前記位置決めさ
    れた前記基板上に、前記パターンの像を転写することを
    特徴とする露光装置。
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