JP2002170638A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ

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JP2002170638A
JP2002170638A JP2000366284A JP2000366284A JP2002170638A JP 2002170638 A JP2002170638 A JP 2002170638A JP 2000366284 A JP2000366284 A JP 2000366284A JP 2000366284 A JP2000366284 A JP 2000366284A JP 2002170638 A JP2002170638 A JP 2002170638A
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coaxial cable
connector
type plug
receptacle
connection portion
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JP2000366284A
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Koji Kobayashi
浩治 小林
Mitsuru Maeda
充 前田
Mikio Komatsu
幹生 小松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 F型接栓用の受け口をもったテレビコンセン
トに容易に接続することができ、壁面からの同軸ケーブ
ルの突出も抑えることのできる同軸ケーブル用コネクタ
を提供すること。 【解決手段】 F型接栓用の受け口をもった壁面等に設
置されるテレビコンセント8に接続する同軸ケーブル用
コネクタである。受け口に接続されるF型接栓接続部2
と、F型接栓接続部2と電気的結合される同軸ケーブル
接続部3とを、それに接続された同軸ケーブル6が受け
口に対して接離可能となるよう屈曲自在に連設させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルを介
して、壁面等に設置されるテレビコンセントに高周波電
気機器を接続させる同軸ケーブル用コネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記のような同軸ケーブル用コネクタ
は、放送波受信用として、従来からEIAJ規格に規定
されているC13型のものが採用されている。すなわ
ち、住宅等の建物の壁面等には、テレビコンセントと呼
ばれるテレビ接続端子が設けられており、このテレビコ
ンセントとテレビ受信機や家庭用ビデオ装置などの高周
波電気機器との間を、同軸ケーブル両端に上記の同軸ケ
ーブル用コネクタの装着されたケーブルセットを使用し
て接続して高周波信号の放送波受信信号を取り出すよう
にしている。
【0003】上記の同軸ケーブル用コネクタは、テレビ
コンセントに差し込んで挿入するのみにて同軸ケーブル
を接続することができる。したがって、同軸ケーブルの
取付、取り外しを容易におこなうことができて使い勝手
が良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、携帯
電話等の移動体通信機器が爆発的に普及している。しか
しながら、上記従来の技術においては、同軸ケーブルの
取付、取り外しが容易である反面、同軸ケーブル用コネ
クタとテレビコンセントとの結合部分の接合が比較的疎
になりやすい。そして、その疎接合の部分からは、放送
波帯周波数の信号に対しては妨害波となる移動体通信電
波が侵入しやすい。したがって、同軸ケーブルを介して
高周波電気機器や放送波受信のための配線系統に対して
受信障害を及ぼすことが想定される。
【0005】上記の受信障害への対応としては、テレビ
コンセントをF型接栓用の受け口をもったねじ接合可能
なものとし、この受け口に図6(a)に示すような、E
IAJ規格に規定されているC12型、あるいはC15
型のコネクタ形式の同軸ケーブル用コネクタ100を採
用することが比較的好ましい。しかし、この場合、テレ
ビコンセントへの取付孔が小さくなるので、F型接栓用
のねじ込み型のF型接栓コネクタ101では、ねじ込み
に手間が掛かることが想定される。また、同図(b)に
示すように、接続後の同軸ケーブル103の状態は、壁
面から突出した状態となって、テレビコンセント周辺
に、物や家具などを配置する際の自由度が制限される。
ところで、この対策としては、第7図に示すようなL字
型をしたねじ込み型のF型接栓コネクタ102を用いて
壁面に略平行に同軸ケーブルを這わせることが行われて
いる。しかし、このL字型のF型接栓コネクタ102上
記の同軸ケーブル用コネクタ100をもったテレビコン
セントに接続する際にも、F型接栓コネクタ102が小
型のため、上述のようにテレビコンセントへの接続に手
間の掛かることが想定される。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、F型接栓用の受け口をも
ったテレビコンセントに容易に接続することができ、壁
面からの同軸ケーブルの突出も抑えることのできる同軸
ケーブル用コネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の同軸ケーブル用コネクタにあっては、F型
接栓用の受け口をもった壁面等に設置されるテレビコン
セントに接続する同軸ケーブル用コネクタであって、前
記受け口に接続されるF型接栓接続部と、同F型接栓接
続部と電気的結合される同軸ケーブル接続部とを、それ
に接続された同軸ケーブルが該受け口に対して接離可能
となるよう屈曲自在に連設させたことを特徴としてい
る。
【0008】この構成にて、壁面等に設置されるF型接
栓用の受け口をもったテレビコンセントに、同軸ケーブ
ル用コネクタのF型接栓接続部を接続させ、それに電気
的結合され連設された同軸ケーブル接続部を屈曲させて
同軸ケーブルをテレビコンセント受け口に接近させるこ
とができる。
【0009】そして、上記F型接栓接続部は、前記受け
口中心に挿入される、その基端に略球状又は略筒状の枢
着部をもったコンタクトピンと同コンタクトピンが絶縁
体を介在され挿設される、前記受け口外周に接合させる
導電金属製の接合胴部とを有し、前記同軸ケーブル接続
部は、その基端が前記枢着部に回動自在に枢着される、
同軸ケーブルの内部導体と接続される接続金具を有する
ことが好ましい。この場合、テレビコンセントの受け口
外周と接合されるF型接栓接続部の導電金属製の接合胴
部内に絶縁体を介在され挿設されたコンタクトピン基端
の略球状又は略筒状の枢着部を中心として、同軸ケーブ
ル接続部が回動され同軸ケーブルがテレビコンセント受
け口に接近される。
【0010】また、上記同軸ケーブル接続部は、前記接
合胴部に摺接する、前記接続金具が絶縁体を介在させ挿
設される導電金属製の摺接胴部を有するのが好ましい。
この場合、同軸ケーブル接続部は、その接続金具が絶縁
体を介在され挿設される導電金属製の摺接胴部をF型接
栓接続部の接合胴部に摺接させ屈曲される。
【0011】また、上記F型接栓接続部と前記同軸ケー
ブル接続部との間に、その略中間に蛇腹部を有する保護
部材を設けるのが好ましい。この場合、テレビコンセン
トに接続されたF型接栓接続部及び同軸ケーブル接続部
の屈曲部分が保護部材の蛇腹部にて屈曲自在に保護され
る。
【0012】また、上記保護部材を、前記接合胴部及び
摺接胴部にその両端部の係止される導電金属製部材とす
るのが好ましい。この場合、F型接栓接続部及び同軸ケ
ーブル接続部の、接合胴部、摺接胴部間が導電金属製の
保護部材を介して保護されるのと同時に電気的に導通さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は、本発明の請求項
1乃至5全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の同軸ケーブル用コネクタを示す
概略構成を示し、(a)は側面断面図、(b)は屈曲状
態の側面断面図、(c)は屈曲状態の平面断面図であ
る。図2は、同同軸ケーブル用コネクタを示す分解斜視
図、図3は、同同軸ケーブル用コネクタの屈曲構造を示
す説明図、図4は、同同軸ケーブル用コネクタを示す外
観図、図5は、同同軸ケーブル用コネクタの使用状態を
示す説明図である。
【0014】この実施の形態の同軸ケーブル用コネクタ
1は、F型接栓用の受け口をもった壁面等に設置される
テレビコンセント8に接続する同軸ケーブル用コネクタ
であって、前記受け口に接続されるF型接栓接続部2
と、同F型接栓接続部2と電気的結合される同軸ケーブ
ル接続部3とを、それに接続された同軸ケーブル6が該
受け口に対して接離可能となるよう屈曲自在に連設させ
ている。
【0015】また、該実施の形態の同軸ケーブル用コネ
クタ1においては、前記F型接栓接続部2は、前記受け
口中心に挿入される、その基端にこの場合略球状の枢着
部22をもったコンタクトピン21と同コンタクトピン
21が絶縁体23を介在され挿設される、前記受け口外
周に接合させる導電金属製の接合胴部24とを有し、前
記同軸ケーブル接続部3は、その基端が前記枢着部22
に回動自在に枢着される、同軸ケーブル6の内部導体と
接続される接続金具31を有してもいる。また、該実施
の形態の同軸ケーブル用コネクタ1においては、前記同
軸ケーブル接続部3は、前記接合胴部24に摺接する、
前記接続金具31が絶縁体34を介在させ挿設される導
電金属製の摺接胴部35を有してもいる。また、該実施
の形態の同軸ケーブル用コネクタ1においては、前記前
記F型接栓接続部2と前記同軸ケーブル接続部3との間
に、その略中間に蛇腹部41を有する保護部材4を設け
てもいる。
【0016】詳しくは、この同軸ケーブル用コネクタ1
は、図1(a)に示すように、その先端に同軸ケーブル
用コネクタとなるF型接栓コネクタの装着された同軸ケ
ーブルセットを、F型接栓用の受け口をもったテレビコ
ンセント8に接続させる際に中継アダプタとして使用
し、比較的高い高周波信号である例えばBS放送受信等
の放送波受信信号をテレビ受信機に入力するため、同軸
ケーブル6を家庭内配線系統に接続させるのに好適に使
用することができる。そして、F型接栓接続部2と同軸
ケーブル接続部3と保護部材4とを備えている。なお、
本発明の同軸ケーブル用コネクタは、上記以外に同軸ケ
ーブル接続部として、直接に同軸ケーブルの内部導体、
外部導体を接続させたものも含む。
【0017】F型接栓接続部2は、テレビコンセント8
の受け口に挿入される。このF型接栓接続部2は、コン
タクトピン21と絶縁体23とが、その外郭となる、上
記受け口に別途設けられる中空ボルト5を介して接合さ
れる接合胴部24内部に挿入され形成される。
【0018】コンタクトピン21は、例えば黄銅等の導
電性金属による引き物部材で、所定の太さ及び長さをも
った軸部の基端に、枢着部22となる略球状体が一体形
成されている。なお、この球状体の中心には、後述する
接続金具31を軸支する軸穴22aが穿設され、接続金
具31を回動自在に枢着させる。
【0019】絶縁体23は、高周波損失の少ないポリエ
チレン樹脂による略円柱状の樹脂成形体で、この場合、
その中心にコンタクトピンの軸部を挿入し嵌着させるピ
ン孔23aが形成されている。
【0020】接合胴部24は、例えば亜鉛ダイキャスト
等による中空の金属成形体で、この場合、後述する同軸
ケーブル接続部3の摺接胴部35と摺接する摺接曲面部
25及び、テレビコンセントの受け口との接続の際に設
けられる中空ボルト5を回動自在に係止する係止端部2
6との中間外周に鍔部27及び、後述する保護部材4を
係止させる複数の係止小突起28が設けられて形成され
ている。
【0021】同軸ケーブル接続部3は、この場合、F型
接栓コネクタの装着された同軸ケーブル6を、そのF型
接栓コネクタに設けられている中空ボルト7を介して接
続させるものである。この同軸ケーブル接続部3は、接
続金具31と絶縁体34とが、その外郭となる、上記接
合胴部24と摺接する摺接端部36をもって同軸ケーブ
ル6の接続される摺接胴部35内部に挿入され形成され
る。
【0022】接続金具31は、例えばばね黄銅板等の導
電性金属による板金ばね部材で、その基端の略コ字状の
被枢着部32及び、先端の同軸ケーブルの内部導体を狭
持する狭持ばね部33が一体形成されている。この被枢
着部32は、その略中心に、別に設けられる軸体29を
介して上記コンタクトピン21の枢着部22を軸支する
軸穴32aが穿設され、接続金具31とコンタクトピン
21とが回動自在に枢着される。
【0023】絶縁体34は、高周波損失の少ないポリエ
チレン樹脂による略円柱状の樹脂成形体で、この場合、
その中心にコンタクトピンの軸部を挿入し嵌着させる挿
入孔34a及び、上記狭持ばね部33を収容するばね収
容部34bが形成されている。
【0024】摺接胴部35は、この場合、上記接合胴部
24に設けられている摺接曲面部25と外接する摺接端
部36側の開口した、一面開口の中空略円筒状の金属成
形体で、例えば亜鉛ダイキャスト等にて一体形成されて
いる。この摺接胴部35は、摺接端部36の反対側が、
上記狭持ばね部33の設けられる接続端部37であり、
絶縁体34内部に設けられたこの狭持ばね部33部分を
露出させる接続孔37aが設けられ、また、この接続端
部37の外周には、上記中空ボルト7の螺着される雄ね
じが刻設される。なお、この摺接胴部35の中間位置外
周にも上記接合胴部24のものと同様の鍔部38及び複
数の係止小突起39が設けられて形成されている。
【0025】保護部材4は、F型接栓接続部2と同軸ケ
ーブル接続部3との屈曲部分を屈曲自在に保護するもの
で、この場合、その略中間に蛇腹部41を有するステン
レス合金等による導電金属製の薄板管状部材で、上記接
合胴部24及び摺接胴部35を、係止小突起28,39
を係止させその両端部に係止させる小開口42が両端周
囲に穿設され形成されている。したがって、この保護部
材4にてF型接栓接続部2及び同軸ケーブル接続部3
の、接合胴部、摺接胴部間が導電金属製部材と間が電気
的に導通されるので、両者間の接続信頼性がより向上す
る。
【0026】上記の同軸ケーブル用コネクタ1の組み立
ては、まず、絶縁体23及び絶縁体34に、コンタクト
ピン21及び接続金具31を嵌挿させ、次いで、その絶
縁体23及び絶縁体34を接合胴部24、摺接胴部35
の端部の開口から挿入し嵌着させる。その後、図3に示
すように、コンタクトピン21の軸穴22a及び接続金
具31の軸穴32aに軸体29を貫挿させ回動自在に枢
着させる。この場合、軸体29は、図2に示すように、
接合胴部24、摺接胴部35を連結する部分に設けられ
ている軸孔を介して枢着されるようにしてあり、相互の
枢着部が容易に位置決めされる。このとき、予め、保護
部材4が、接合胴部24、摺接胴部35の何れか一方に
その蛇腹部41を縮めて押し込んで装着してあり、上記
の枢着の後に蛇腹部41を伸ばしてその小開口42に接
合胴部24、摺接胴部35の係止小突起28,39を係
止させその両端部に相互を係止させる。(図4参照)
【0027】また、同軸ケーブル用コネクタ1を用いて
同軸ケーブル6をテレビコンセント8に接続する場合、
図5(a)に示すように、まず、同軸ケーブル用コネク
タ1を、壁面等に設置されるF型接栓用の受け口をもっ
た8に、そのF型接栓接続部2の中空ボルト5を回動さ
せて接続させる。次いで、同軸ケーブル接続部3の接続
端部37に、同軸ケーブル6先端に設けられているF型
接栓コネクタの中空ボルト7を螺着させ、その後、同図
(b)に示すように、同軸ケーブル接続部3を屈曲させ
て同軸ケーブル6をテレビコンセント8受け口に接近さ
せる。このようにして、F型接栓用の受け口をもったテ
レビコンセント8に同軸ケーブル6を容易に接続させ設
置することができるのである。
【0028】このとき、テレビコンセント8の受け口外
周と接合されるF型接栓接続部2の導電金属製の接合胴
部24内に絶縁体23を介在され挿設されたコンタクト
ピン21基端の略球状の枢着部22を中心として、同軸
ケーブル接続部3が回動され、同軸ケーブル6がテレビ
コンセント8受け口に電気的接触を確実にとった状態に
てF型接栓接続部2と同軸ケーブル接続部3とが屈曲さ
れ接近され、さらに、同軸ケーブル接続部3は、その接
続金具31が絶縁体34を介在され挿設される導電金属
製の摺接胴部35をF型接栓接続部2の接合胴部24に
摺接させて同軸ケーブル接続部3とF型接栓接続部2と
の電気的接触を容易に実現させ同軸ケーブル接続部3が
屈曲される。
【0029】また、このものにおいては、テレビコンセ
ント8に接続されたF型接栓接続部2及び同軸ケーブル
接続部3の屈曲部分が美観を維持して保護部材4の蛇腹
部41にて屈曲自在に保護され、さらに、F型接栓接続
部2及び同軸ケーブル接続部3の、接合胴部24、摺接
胴部35間が導電金属製の保護部材4を介して電気的に
導通されると同時に保護されるのである。
【0030】したがって、以上説明した同軸ケーブル用
コネクタ1によると、壁面等に設置されるF型接栓用の
受け口をもったテレビコンセント8に、同軸ケーブル用
コネクタ1のF型接栓接続部2を接続させ、それに電気
的結合され連設された同軸ケーブル接続部3を屈曲させ
て同軸ケーブル6をテレビコンセント受け口に接近させ
ることができるので、F型接栓用の受け口をもったテレ
ビコンセント8に容易に接続することができ、壁面から
の同軸ケーブル6の突出も抑えることができる。
【0031】そして、テレビコンセント8の受け口外周
と接合されるF型接栓接続部2の導電金属製の接合胴部
24内に絶縁体23を介在され挿設されたコンタクトピ
ン21基端の略球状又は略筒状の枢着部22を中心とし
て、同軸ケーブル接続部3が回動され同軸ケーブル6が
テレビコンセント8受け口に接近されるので、電気的接
触を確実にとった状態にてF型接栓接続部2と同軸ケー
ブル接続部3とが屈曲される。また、同軸ケーブル接続
部3は、その接続金具31が絶縁体34を介在され挿設
される導電金属製の摺接胴部35をF型接栓接続部2の
接合胴部24に摺接させ屈曲されるので、同軸ケーブル
接続部3とF型接栓接続部2との電気的接触を容易に実
現させ同軸ケーブル接続部を屈曲させることができる。
【0032】また、テレビコンセント8に接続されたF
型接栓接続部2及び同軸ケーブル接続部3の屈曲部分が
保護部材4の蛇腹部41にて屈曲自在に保護されるの
で、美観上優れたものとなり、しかも、F型接栓接続部
2及び同軸ケーブル接続部3の、接合胴部24、摺接胴
部35間が導電金属製の保護部材4を介して保護される
のと同時に電気的に導通されるので、電気的な接続状態
がより安定する。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、F型接栓用の受け口をもったテレビコンセントに
容易に接続することができ、壁面からの同軸ケーブルの
突出も抑えることができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の同軸ケーブル用コネク
タを示す概略構成を示し、(a)は側面断面図、(b)
は屈曲状態の側面断面図、(c)は屈曲状態の平面断面
図である。
【図2】同同軸ケーブル用コネクタを示す分解斜視図で
ある。
【図3】同同軸ケーブル用コネクタの屈曲構造を示す説
明図である。
【図4】同同軸ケーブル用コネクタを示す外観図であ
る。
【図5】同同軸ケーブル用コネクタの使用状態を示す説
明図である。
【図6】本発明の従来例である同軸ケーブル用コネクタ
を示す説明図である。
【図7】他の従来例である同軸ケーブル用コネクタを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル用コネクタ 2 F型接栓接続部 21 コンタクトピン 22 枢着部 23 絶縁体 24 接合胴部 3 同軸ケーブル接続部 31 接続金具 34 絶縁体 35 摺接胴部 4 保護部材 41 蛇腹部 6 同軸ケーブル 8 テレビコンセント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 幹生 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB06 BB22 CC08 JJ21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 F型接栓用の受け口をもった壁面等に設
    置されるテレビコンセントに接続する同軸ケーブル用コ
    ネクタであって、 前記受け口に接続されるF型接栓接続部と、同F型接栓
    接続部と電気的結合される同軸ケーブル接続部とを、そ
    れに接続された同軸ケーブルが該受け口に対して接離可
    能となるよう屈曲自在に連設させたことを特徴とする同
    軸ケーブル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記F型接栓接続部は、前記受け口中心
    に挿入される、その基端に略球状又は略筒状の枢着部を
    もったコンタクトピンと同コンタクトピンが絶縁体を介
    在され挿設される、前記受け口外周に接合させる導電金
    属製の接合胴部とを有し、前記同軸ケーブル接続部は、
    その基端が前記枢着部に回動自在に枢着される、同軸ケ
    ーブルの内部導体と接続される接続金具を有してなる請
    求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記同軸ケーブル接続部は、前記接合胴
    部に摺接する、前記接続金具が絶縁体を介在させ挿設さ
    れる導電金属製の摺接胴部を有する請求項2記載の同軸
    ケーブル用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記F型接栓接続部と前記同軸ケーブル
    接続部との間に、その略中間に蛇腹部を有する保護部材
    を設けた請求項1乃至3のいずれか一つの請求項に記載
    の同軸ケーブル用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記保護部材を、前記接合胴部及び摺接
    胴部にその両端部の係止される導電金属製部材とした請
    求項4記載の同軸ケーブル用コネクタ。
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