JP2002169629A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002169629A
JP2002169629A JP2000365520A JP2000365520A JP2002169629A JP 2002169629 A JP2002169629 A JP 2002169629A JP 2000365520 A JP2000365520 A JP 2000365520A JP 2000365520 A JP2000365520 A JP 2000365520A JP 2002169629 A JP2002169629 A JP 2002169629A
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unit
pack
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JP2000365520A
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Kyoji Hayashi
恭司 林
Nobutaka Nakamura
伸隆 中村
Minoru Kishi
稔 貴志
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二次電池パック及び燃料電池パックのいずれか
を選択的に装着して電源として使用する情報処理装置に
おいて、ユーザの判断に依存することなく、トラブルが
生じないようにする。 【解決手段】ノート型PC10の本体ユニット11に
は、二次電池パックP1及び燃料電池パックP2のいず
れかを選択的に装着するための装着部15が形成され
る。装着部15には、二次電池パックP1及び燃料電池
パックP2のいずれが装着されたかを識別するための識
別手段41が配設される。電源部21には、識別手段4
1により燃料電池パックP2が認識された場合、動作モ
ードを通常モードと異なる燃料電池モードに切換えるた
めの切換え手段として機能する電源マイコン21が内蔵
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池パック及
び燃料電池パックのいずれかを選択的に装着して電源と
して使用する情報処理装置に関し、例えば、メタノール
を直接酸化するタイプの燃料電池パックを使用する情報
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池(FC)パックを電源として使
用する情報処理装置、例えばパーソナルコンピュータ
(PC)については種々のものが考案されている。この
種の目的のため、従来は、水素吸収金属を内蔵する(水
素と酸素とを燃料として反応させる)タイプの燃料電池
が使用される。例えば、特開平9−213359号公報
には、そのようなタイプの燃料電池パックを使用するP
Cが開示される。
【0003】上記公報は、燃料電池パックがPC等にお
いて使用された場合に問題となる、発電反応により発生
する水に対する対策を示している。具体的には、燃料電
池パックは、燃料電池本体で発生した水を回収するため
の高吸水性高分子材料からなる保水手段と、回収した水
を用いて燃料電池本体に供給される水素を加湿するため
の加湿手段と、を具備する。更に、上記公報には、保水
手段に回収した水を蒸発により減量させる方法として、
燃料電池本体で発生する熱を利用する方法や、空気流に
より蒸発を促進する方法が例記される。
【0004】一方、水素吸収合金を使用するタイプの燃
料電池の他に、メタノールを直接酸化するタイプの燃料
電池(DMFC)が考案されている。このようなDMF
Cの例は、例えば、特開2000−106201号公報
に開示される。このDMFCは、改質器や燃料ポンプ等
のいわゆる補機を必要としない。従って、可動機構部分
が少なく、小型化、軽量化しやすく、ノート型PCの電
源として最適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PCにおいてDMFC
を使用する場合、幾つかの問題がある。その1つは発電
反応により発生する水の問題であり、これは水素吸収金
属を内蔵するタイプの燃料電池と共通する問題である。
即ち、燃料電池は、本質的に水等の廃液を発生し、これ
は、通常、燃料電池中で発生する熱等を用いて気化され
る。しかし、種々の環境条件によっては、気化した水蒸
気がPCの筺体等で液化するケースがどうしても生じ
る。この水がPCの中に入らないように設計すること
は、放熱、換気、等の要求条件と相矛盾するため、なか
なか難しい。
【0006】上記問題に加えて、DMFCの場合、出力
電圧及び消費電力や電池の作動温度に関して、以下に述
べるような問題がある。即ち、現在のノート型PCで
は、専用のACアダプタを用いて充電するLiイオン電
池を主電源と考えて設計することが多い。この場合、電
池パックの内部で電池を3セル直列に接続して、端子電
圧10ボルト程度の二次電池として設計するのが、効率
その他の点から最適であると考えられている。
【0007】これに対して、DMFCの場合は、これを
安価に作成するために多数の電池セルをスタッキングし
ないようにすると、端子電圧は、1〜数ボルト程度の低
い電圧となる。一般的には、燃料電池の内部で、極板を
複数に区切り、それらを直列に接続して容易に得られる
レベルの低い電圧で給電する。ここで、各電池セルの出
力電圧は稼動時で0.5V程度である。
【0008】なお、DMFCにおいて、多数の電池セル
をスタッキングして高い出力電圧を得る設計は可能であ
るが、製造が難しくなるので低価格化しにくい。また、
電池セルのスタッキングに依らず、現在のノート型PC
が必要とする電力を供給しようとすると、DMFCの面
積が大きくなり過ぎる。この場合、DMFCの性能が、
例えば45mW/cm2 まで上がったとしても、45W
を供給するためには1000cm2 が必要となる。
【0009】携帯用機器に燃料電池を利用する最大のメ
リットは、外出先でも燃料さえ携帯していれば、事実上
無制限に長くその機器を利用できる点にあると考えられ
る。しかし、燃料電池から取り出せる電力には制限があ
り、ある程度PCの性能を犠牲にしても長時間使用でき
ることを優先的に考慮すると、PCの消費電力を大幅に
制限した使い方ができる必要がある。しかしながら、現
在のPCは、燃料電池から取り出せる電力での使い方を
前提とした設計にはなっていない。
【0010】更に、DMFCの出力電圧を高い値で安定
させるには、その電池セルが高温度、例えば、70℃〜
100℃に加熱されることが望ましい。しかし、このた
めの加熱機構をPCに別途配設することは、コストの上
昇につながると共に他のパーツへの悪影響が生じるおそ
れがある。しかも、PCが二次電池パック及び燃料電池
パックのいずれかを選択的に装着して電源として使用す
る場合には、夫々の電池パックに対応して異なる温度条
件を付与できるようにする必要がある。
【0011】本発明の目的は、上述のように燃料電池パ
ックが出力電圧の低いものであっても、二次電池パック
及び燃料電池パックのいずれかを選択的に装着して電源
として使用するPCにおいて、ユーザの判断に依存する
ことなく、トラブルが生じないようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、データ処理部を有する本体ユニットと、電源とな
る電池パックと接続するための電源コネクタを有すると
共に、前記電池パックを着脱可能に装着するために前記
本体ユニットに形成された装着部と、を具備し、前記装
着部は、二次電池パック及び燃料電池パックのいずれか
を選択的に装着するように形成されると共に、前記本体
ユニットは、前記二次電池パック及び燃料電池パックの
いずれが装着されたかを識別するための識別手段と、前
記識別手段により前記燃料電池パックが認識された場
合、動作モードを通常モードと異なる燃料電池モードに
切換えるための切換え手段と、を具備することを特徴と
する。
【0013】更に、本発明に係る実施の形態には種々の
段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され
得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾
つかの構成要件が省略されることで発明が抽出された場
合、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
【0015】図1は本発明の実施の形態に係る情報処理
装置であるノート型パーソナルコンピュータ(PC)1
0を示す斜視図であり、図2は本体ユニット11の内部
回路構成を示すブロック図である。
【0016】図1及び図2図示の如く、PC10は、コ
ンピュータ本体のハブとして機能するCPU24等のデ
ータ処理部を含む本体ユニット11を有する。本体ユニ
ットの上面には種々の指示をデータ処理部に入力するた
めのキーボード12が配設される。また、本体ユニット
11には、データ処理部により動作制御されるLCDパ
ネル等の表示部14を含むディスプレイユニット13が
回転可能に支持される。キーボード12は、ディスプレ
イユニット13を回転させることにより、ディスプレイ
ユニット13により選択的に被覆可能となる。
【0017】本体ユニット11の側部には、電源となる
電池パックを着脱可能に装着するためのスロット即ち凹
部として装着部15が配設される。装着部15は、Li
イオンタイプの二次電池パックP1及びメタノールを直
接酸化するタイプの燃料電池(DMFC)パックP2の
いずれかを選択的に装着するように形成される。装着部
15内には、二次電池パックP1及び燃料電池パックP
2のいずれとも接続することができる共通の電源コネク
タ19が配設される。また、装着部即ちスロット15の
最深部には、通風用の開口16が形成される。装着部1
5は、二次電池パックP1及び燃料電池パックP2のい
ずれを装着した場合にも、電池パックの外側面が、本体
ユニット11の側面と共に概ね平坦な側壁を形成するよ
うに設定される。なお、図1及び図2は装着部15に燃
料電池パックP2が装着された状態を示す。
【0018】図2図示のように、装着部15の電源コネ
クタ19は、本体ユニット11内に配設された電源部2
0に接続される。電源部20にはまた、電源入力コネク
タ18を介して本体ユニット11外に配設されたACア
ダプタ17が接続される。電源部20には更に、本体ユ
ニット11内に配設された内蔵二次電池22が接続され
る。これ等の電源から入力された電圧は、電源部20に
よってPC10の各部に適した電圧に変換され、PC1
0の各部へ給電される。また、電源部20は内蔵二次電
池22から給電される(電池22の放電)だけでなく、
ACアダプタ17を介して外部電源から給電を受けてい
る間は、電池22の充電を行うことができる。
【0019】電源部20の給電先の一つは、本体ユニッ
ト11内に配設されたメインボード23であり、メイン
ボード23にはCPU24が搭載される。また、図2に
おいては、メインボード23に接続される周辺装置の例
として、本体ユニット11内に配設されたモデム25及
びDVD再生/記録装置26が示される。CPU24は
PC10の全体の制御を司るように設定される。モデム
25は通信回線を介して他のコンピュータと通信を行
う。DVD再生/記録装置26は、DVDに記録された
音声や画像を再生し、または、DVDに音声や画像を記
録する。
【0020】電源部20には、通常のPCの電源部と同
様、DC/DCコンバータ、電源マイコン、電池充放電
制御IC等が内蔵される。PC10がOFFの場合で
も、電源マイコンは小さな電力で通電されて動作してお
り、例えばPC10の電源スイッチが押される、或いは
電源コネクタ19へ電源が供給される等のイベントが、
通常のPCの電源部と同様に監視される。但し、本実施
の形態に係る電源マイコン21は後述するようにモード
切換え手段等の特殊な機能を有する。
【0021】図3図示の如く、燃料電池パックP2は、
発電反応を行うための電池セル部51と、電池セル部5
1に対して着脱可能な燃料タンク(燃料収納部)52及
び廃液タンク(廃液収納部)53とを含む。燃料タンク
52は透明で、その内部に電池セル部51で燃料として
使用されるメタノールを収納する。廃液タンク53も透
明で、その内部に、電池セル部51で発生した廃液
(水)を収納する。電池セル部51にタンク52、53
が取り付けられた状態において、燃料電池パックP2は
切欠のない長方体を形成する。なお、装着部15に燃料
電池パックP2が装着された状態において、タンク5
2、53内部は、これ等の透明壁を介して、本体ユニッ
ト11の外部から視認することができる。
【0022】また、燃料電池パックP2には、電池セル
部51の複数の水平電池パネル間に形成された複数の熱
交換用の通風路56を通して互いに連通する給気口54
及び排気口55が形成される。給気口54は、装着部1
5に燃料電池パックP2が装着された状態において、装
着部15の最深部に形成された通風用の開口16と整合
する。一方、排気口55は、タンク52、53間で開口
するように配置され、装着部15に燃料電池パックP2
が装着された状態において、本体ユニット11の外部に
露出する。
【0023】前述の如く、メタノールを直接酸化するタ
イプの燃料電池パック(DMFC)P2の場合、出力電
圧を高い値で安定させるには、その電池セルが高温度、
例えば、70℃〜100℃に加熱されることが望まし
い。本実施の形態においては、燃料電池パックP2を加
熱するため、本体ユニット11内で発生する廃熱、例え
ばCPU24から発生する70℃〜80℃の熱が利用さ
れる。このため、本体ユニット11内には、図4図示の
如く、CPU24等の放熱部(放熱フィン)32に対し
て強制送風して熱風を得ると共に、熱風を装着部15へ
導入することにより装着部15に装着された燃料電池パ
ックP2を加熱するための送風機構31が配設される。
【0024】具体的には、送風機構31は、本体ユニッ
ト11内の一側部近傍に配設されたファン、ブロワ等の
送風機33を含む。送風機33に隣接して、本体ユニッ
ト11の一側部には空気取り入れ口34が形成される。
送風機構31はまた、放熱部32を包囲すると共に送風
機33から放熱部32を通って装着部15へ至る送風路
を形成する案内壁即ち案内ダクト35を含む。案内ダク
ト35は、装着部15側の端部に、燃料電池パックP2
の給気口54周囲のケーシングと係合して送風路から熱
風が逃げるのを防止する包囲板36を有する。
【0025】PC10の作動中、送風機33によって空
気取り入れ口34からの空気が取込まれ、案内ダクト3
5に沿って放熱部32に向かって強制送風されることに
より、放熱部32において熱風が形成される。この熱風
は、案内ダクト35に沿って装着部15へ導入され、装
着部15に装着された燃料電池パックP2の給気口54
から、その熱交換用の通風路56を通り、排気口55か
ら排出される。これにより、燃料電池パックP2の電池
セル部51に十分な量の酸素が供給されると共に、電池
セル部51が加熱されることにより、燃料電池パックP
2の給電能力が向上する。また、この際、給気口54か
ら導入される熱風流により、電池セル部51内で発生し
た廃液(水)が廃液タンク53側へ押出されるため、電
池セル部51から廃液タンク53への廃液の排出が促さ
れる。
【0026】一方、図5図示の如く、装着部15に二次
電池パックP1が装着されている場合、二次電池パック
P1を送風機構31により加熱することは好ましくな
い。このため、二次電池パックP1は、装着部15の最
深部に向く側の面が完全に閉鎖され、且つ同面の縁部周
囲全体に亘って大きな切欠61を有するように形成され
る。これにより、装着部15に二次電池パックP1が装
着された状態において、案内ダクト35端部の包囲板3
6と二次電池パックP1との間には切欠61により大き
な隙間が空き、この隙間を通って熱風が側方に逃げるこ
とができる。また、この熱風の逃げる方向に対応して、
本体ユニット11には、熱風を本体ユニット11外に逃
がすためのバイパス路66が形成される。
【0027】再び図2に戻り、本体ユニット11内に
は、二次電池パックP1及び燃料電池パックP2のいず
れが装着されたかを識別するための識別手段41が配設
される。具体的には、識別手段41は、装着部15内へ
突出するばね付勢されたピン42を具備するセンサから
なる。装着部15内に燃料電池パックP2が装着された
場合、ピン42は燃料電池パックP2の側壁により押込
まれ、これにより燃料電池パックP2が装着されたこと
が検出される。一方、装着部15内に二次電池パックP
1が装着された場合、ピン42は二次電池パックP1に
形成された熱風を逃がすために形成された切欠61の存
在により押込まれず、これにより、二次電池パックP1
が装着されたことが検出される。
【0028】即ち、識別手段41は、二次電池パックP
1及び燃料電池パックP2の形状の相違を物理的に認識
し、二次電池パックP1及び燃料電池パックP2のいず
れが装着されたかを識別することができる。このような
物理的認識機能は、光学センサを用いても得ることがで
きる。
【0029】ACアダプタ17からの給電がない状態
で、装着部15に燃料電池パックP2が装着されている
状態が識別手段41により検出された場合、動作モード
として通常モードと異なる燃料電池モードが使用され
る。この場合、後述するように、消費電力の大きいいく
つかのアプリケーションプログラムは実行不可能とな
る。一方、ACアダプタ17からの給電がある場合や、
装着部15に燃料電池パックP2が装着されている場
合、通常モードが使用される。この場合には、従来どお
り、数十Wレベルの電力を用いる高速、高機能な動作が
可能となる。これ等の切換え制御は、後述するように、
電源部20に内蔵された電源マイコン21により行われ
る。
【0030】また、本体ユニット11内には、燃料電池
パックP2が使用可能な状態かを検出するための検出手
段44が配設される。具体的には、検出手段44は、廃
液タンク53の下側に来るように装着部15内に配設さ
れた荷重センサからなる。これに対して、燃料電池パッ
クP2の廃液タンク53は、その内容物の荷重に応じて
異なる負荷が荷重センサに対して掛るように構成される
(例えば、所定範囲内で移動可能とすることにより)。
これにより、検出手段44は、廃液タンク53が燃料電
池パックP2に対して装着されているか、或いは廃液タ
ンク53内の廃液の量が所定量以下であるかを検出する
ことができる。
【0031】燃料電池パックP2が使用可能な状態でな
いことが検出手段44により検出された場合、PC10
の起動が行われない。この制御も、電源部20に内蔵さ
れた電源マイコン21により行われる。なお、廃液タン
ク53が燃料電池パックP2に対して装着されているか
否かだけを検出する場合は、荷重センサに代え、識別手
段41と同様なピンセンサや光学センサを用いることも
できる。
【0032】次に、電源部20の電源マイコン21の動
作について詳述する。図6は電源マイコン21の動作を
説明するためのフローチャートである。
【0033】電源マイコン21は、先ず、ACアダプタ
が接続されているか否かの判断を行う(S1)。S1に
おいて、ACアダプタが接続されていると判断された場
合には、従来どおりの動作を行う通常モードを設定する
(S2)。S1において、ACアダプタが接続されてい
ないと判断された場合には、電源コネクタ19からの電
圧に基づいて、装着部15に電池パックが装着されてい
るか否かの判断を行う(S3)。S3において、電池パ
ックが装着されていないと判断された場合には、S1の
処理に戻る。
【0034】一方、S3において、電池パックが装着さ
れていないと判断された場合には、次に、識別手段41
の検出結果に基づいて、二次電池パックP1及び燃料電
池パックP2のいずれが装着部15に装着されているか
の判断を行う(S4)。S4において、二次電池パック
P1が装着されている判断された場合には、従来どおり
の動作を行う通常モードを設定する(S5)。S4にお
いて、燃料電池パックP2が接続されていると判断され
た場合には、燃料電池モードに移行する(S6)。この
ように、電源マイコン21は、自動的に動作モードを設
定するので、ユーザの操作ミスによるモード設定ミスが
発生しない。
【0035】次に、燃料電池モードについて具体的に説
明する。
【0036】燃料電池モードは、PC10が燃料電池パ
ックP2によって供給される電力に基づいて稼動するこ
とができるように、PC10の稼動時の消費電力を低減
させるためのモードである。消費電力を低減させるため
の方法は、いくつか考えられるが、ここでは代表的な例
について説明する。なお、ここで説明する方法以外のも
のであっても消費電力を低減する方法であればよく、ま
た、ここで説明する方法をいくつか組み合わせてもよ
い。
【0037】第1の例は、図7に示すように、燃料電池
モードに移行すると、CPU24を低消費電力モードに
設定する(S11)方法である。なお、CPU24を低
消費電力モードで動作させること自体は、よく知られた
技術であるのでここでは詳しくは説明しない。
【0038】第2の例は、燃料電池モードでは実行する
ことができない、或いは燃料電池モードで実行するのが
適当ではないアプリケーションは実行しない方法であ
る。具体的には、図8に示すように、燃料電池モードで
は実行することができない、或いは燃料電池モードで実
行するのが適当ではないアプリケーションを予めユーザ
が指定する(S12)。
【0039】なお、ここでは、ユーザが予め指定する場
合について説明したが、ソフトウェアにより自動的に検
出してもよいし、或いは予め工場出荷時に該当するアプ
リケーションを指定してもよい。そして、指定されたア
プリケーションをディスイネーブルにし、スタートしな
いようにする(S13)。
【0040】本実施の形態においては、伝統的なオフィ
ス・アプリケーション(WORD等)や、モデム25を
用いたインタネットアクセス(但し、前述のように動画
や音楽のアプリは不可)を動作できるようにした。これ
らは、大幅に性能を落としたCPUでも実用的に実行で
き、また、外出先等で長時間利用する必要性が高いと判
断したものである。但し、これは例示であり、技術の進
歩に伴う消費電力需給バランスの変化、及びユーザの期
待の多様性に応じて、こうした設計事項を変化させるべ
きことは当然である。
【0041】第3の例は、一部の周辺装置を起動しない
方法である。
【0042】具体的には、図9に示すように、一部の周
辺装置をディスイネーブルにする(S21)。本実施の
形態においては、DVD再生/記録装置26は燃料電池
モードでは起動しない。その理由は、DVD再生/記録
装置26自体の消費電力が大きいこと、及び、DVD再
生/記録装置26を利用する主なアプリである動画がC
PU24の性能をフルに利用しており、低消費電力モー
ドのCPU24では実時間処理ができない点にある。
【0043】また、燃料電池モードにおいては、内蔵二
次電池22の充電も放電(電源としての利用)も行わな
い。これは、燃料電池モードにおいては、内蔵二次電池
22を頼りにすることができないので、その点をユーザ
に確実に理解して利用してもらうためである。また、燃
料電池の低い電圧から電池を充電するという無理を避け
るためでもある。
【0044】なお、燃料電池モードと通常モードとの切
り替えは、PC10がOFF状態である時にだけ行われ
る。これは、ユーザの誤操作を防ぐ観点から重要であ
る。即ち、通常モードで電池により動作しているPC1
0に燃料電池パック10を装着しても、PC10は、画
面に警告メッセージを表示した上でそのまま通常モード
の動作を続ける。このようにすることにより、燃料電池
モードの解釈に曖昧さがなくなり、ユーザの期待とPC
10の動作とが食い違うことを防止できる。
【0045】図10はノート型PC10のモード切換え
を説明するための状態遷移図を示す。具体的には、本実
施の形態においては、電源制御マイコンのファームウェ
アとしてこれを実現している。
【0046】状態S40は初期状態である。従来のノー
ト型PCの電源制御の全体が枠S44の中であり、ここ
では、状態S41の電源オンシーケンス、状態S42の
稼動シーケンス及び状態S43の電源OFFシーケンス
を示す。
【0047】状態S40は、従来のOFF状態であり、
電源SWがONされた/ACアダプタが接続された/リ
ジューム条件が成立した/Wake On LAN条件
が成立した等のイベントによって、それぞれの処理シー
ケンスが始まる。電源スイッチがONされた場合に実行
される一連の処理が、状態S41−S43としてまとめ
て例示される。
【0048】状態S40は、燃料電池モードと通常モー
ドとの間で遷移できる唯一の中立状態である。この状態
で燃料電池パックP2が接続され、且つ燃料電池パック
P2使用可能な状態にあることが検出されると、燃料電
池モードのOFF状態S45へ遷移する。ここで電源ス
イッチがONされると、燃料電池モードでPC10が起
動される。しかし、Li電池駆動等の通常モードの場合
と異なり、PC10本体の電源ONシーケンスを開始す
る前に、先ず、燃料電池パックP2を始動させるシーケ
ンスS46を実行する。
【0049】燃料電池の始動の仕方は、燃料電池装置の
設計によって大きく変わるので、燃料電池パックP2を
始動させるシーケンスの詳細は省略する。一般的には、
このステップで燃料電池セルの温度を上げ、更に、内蔵
するダミー負荷を燃料電池に接続して、燃料電池の出力
を所定の値まで高める。このようにするのは、一般に燃
料電池は、負荷応答が非常に遅いからである。大きな負
荷変動があった場合に、電流が安定するまで一秒程度の
時間を要することがある。従って、無負荷状態の燃料電
池を使って直接PCを立ち上げようとすると、十分な電
力が供給されないという問題が生じる。
【0050】燃料電池パックP2の出力が十分に高くな
ったら、電源マイコン21は、ノートPCの電源ONシ
ーケンス47を実行する。これは、本質的には従来の電
源ONシーケンス41と同じであるが、電源を投入すべ
きコンポーネントの数は、消費電力と機能を減らしてい
るため、少なくなっている。
【0051】これ以後の状態S48、S49、S50
は、燃料電池モードにおいても通常モードとほぼ同じで
あるため、以下の説明は省略する。図の枠S51の中
が、燃料電池モードにある状態である。この中で、PC
10が何らかの動作をしている状態においては、モード
の遷移は許されていない。PC10がOFFになって状
態S45へ移った後で、初めてモードの変更が許され
る。同様に、通常モードにある間、即ち、枠S44の中
の状態にある間は、燃料電池モードへの遷移は許されな
い。ユーザはPC10をOFFにした後で、初めて中立
モードを経て燃料電池モードへ遷移することができる。
【0052】燃料電池パックP2の出力がある時間を経
過したあとでも十分に高くならない場合は、FC始動シ
ーケンス46状態であった燃料電池パックP2が起動時
のエラーを通知する。その後、FCモードOFF状態S
45を経て、状態S40の中立モードに遷移する。燃料
電池パックP2は常温においては通常の電池パック同様
に機能するが、低温時にはその性能を十分に発揮できな
いのが現状である。AC電源が接続されない状態では電
源部20に接続された内蔵二次電池22を使用してFC
モードでの起動を補助する。従って、燃料電池パックP
2のみが電源として接続さている場合、低温時での問題
が発生する。
【0053】燃料電池パックP2に使用可能であるがP
C10はOFFになっている状態S45でたとえばWa
ke On LANの条件が成立すると、中立モードに
あってその条件が成立したのと同じように動作する。即
ち、外部電源のみでPC10が起動され、Wake O
n LANの処理が開始される。この場合、通常モード
になるので、前述のように燃料電池パックP2は電源と
して使用されない。
【0054】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
燃料電池パックが出力電圧の低いものであっても、二次
電池パック及び燃料電池パックのいずれかを選択的に装
着して電源として使用するPCにおいて、ユーザの判断
に依存することなく、トラブルが生じないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理装置である
ノート型PCを示す斜視図。
【図2】図1図示のPCの本体ユニットの内部回路構成
を示すブロック図。
【図3】図1図示のPCで使用される燃料電池パックを
示す部分横断平面図。
【図4】図1図示のPC内に配設された送風機構と燃料
電池パックとの関係を示す平面線図。
【図5】図1図示のPC内に配設された送風機構と二次
電池パックとの関係を示す平面線図。
【図6】図1図示のPC内に配設された電源マイコンの
動作を説明するためのフローチャート。
【図7】図1図示のPCにおける燃料電池モードの第1
の例を説明するためのフローチャート。
【図8】図1図示のPCにおける燃料電池モードの第2
の例を説明するためのフローチャート。
【図9】図1図示のPCにおける燃料電池モードの第3
の例を説明するためのフローチャート。
【図10】図1図示のPCのモード切換えを説明するた
めの状態遷移図。
【符号の説明】
10…ノート型PC、 11…本体ユニット、 12…キーボード、 13…ディスプレイユニット、 15…装着部、 16…開口、 17…ACアダプタ、 18…電源入力コネクタ、 19…電源コネクタ、 20…電源部、 21…電源マイコン、 22…内蔵二次電池、 23…メインボード、 24…CPU、 25…モデム、 26…DVD再生/記録装置、 31…送風機構、 32…放熱部、 33…送風機、 34…空気取り入れ口、 35…案内壁(案内ダクト) 36…包囲板、 41…識別手段、 42…ピン、 44…検出手段、 51…電池セル、 52…燃料タンク、 53…廃液タンク、 54…給気口、 55…排気口、 56…通風路、 61…切欠、 66…バイパス路 P1…二次電池パック、 P2…燃料電池パック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貴志 稔 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5B011 DA02 DA06 DA13 EA04 GG10 5H027 AA08 DD03 KK00 5H040 AT10 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理部を有する本体ユニットと、 電源となる電池パックと接続するための電源コネクタを
    有すると共に、前記電池パックを着脱可能に装着するた
    めに前記本体ユニットに形成された装着部と、を具備
    し、前記装着部は、二次電池パック及び燃料電池パック
    のいずれかを選択的に装着するように形成されると共
    に、前記本体ユニットは、前記二次電池パック及び燃料
    電池パックのいずれが装着されたかを識別するための識
    別手段と、前記識別手段により前記燃料電池パックが認
    識された場合、動作モードを通常モードと異なる燃料電
    池モードに切換えるための切換え手段と、を具備するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記識別手段は、前記二次電池パック及び
    燃料電池パックの形状の相違を物理的に認識するために
    前記装着部に配設された識別部材を具備することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記燃料電池モードは、所定のアプリケー
    ションプログラムを実行しないように設定されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記燃料電池モードは、所定の周辺装置を
    起動しないように設定されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記本体ユニット内に内蔵二次電池が配設
    され、前記燃料電池モードは、前記内蔵二次電池の放電
    及び充電を行わないように設定されることを特徴とする
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記燃料電池パックは、電池セル部と、前
    記電池セル部で燃料として使用されるメタノールを収納
    する燃料収納部と、前記電池セル部で発生した廃液を収
    納すると共に内部を視認するための透明壁を有する廃液
    収納部と、を具備し、前記装着部は、前記本体ユニット
    の外部から前記透明壁を介して前記廃液収納部の内部を
    視認できるように構成されることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記本体ユニットは、前記燃料電池パック
    が使用可能な状態かを検出するための検出手段と、前記
    検出手段による検出結果に基づいて、前記情報処理装置
    の起動を制御する制御手段と、を具備することを特徴と
    する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記燃料収納部及び前記廃液収納部は前記
    燃料電池パックに対して着脱可能であり、前記検出手段
    は、前記廃液収納部が前記燃料電池パックに対して装着
    されているかを検出することを特徴とする請求項7に記
    載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記検出手段は、前記廃液収納部内の前記
    廃液の量が所定量以下であるかを検出することを特徴と
    する請求項7に記載の情報処理装置。
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