JP2002166602A - 画像処理装置およびその制御方法、および画像処理システム - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法、および画像処理システム

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JP2002166602A
JP2002166602A JP2000363761A JP2000363761A JP2002166602A JP 2002166602 A JP2002166602 A JP 2002166602A JP 2000363761 A JP2000363761 A JP 2000363761A JP 2000363761 A JP2000363761 A JP 2000363761A JP 2002166602 A JP2002166602 A JP 2002166602A
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image
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Akihiro Matsutani
章弘 松谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトナーリダクション制御においては、
ユーザは該制御を行なうか否かの選択しかできず、色成
分ごとのきめ細かい制御を行なうことはできなかった。 【解決手段】 画像処理装置においてカラー画像を印刷
出力する際に、印刷機構の特性に基づいて該カラー画像
の信号値を制限する制御方法であって、前記カラー画像
における各色の信号値を、その合計が第1の閾値以下に
なるように抑制する第1の抑制工程S1702と、前記カラ
ー画像における各色の信号値を、その合計が前記第1の
閾値よりも大きい第2の閾値以下になるように抑制する
第2の抑制工程S1703と、前記カラー画像信号における
各色の信号値をそれぞれ第3の閾値以下となるように抑
制する第3の抑制工程S1704と、を有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力プロセス特性
に応じた画像処理を行なう画像処理装置およびその制御
方法、および画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータで作成されたCG(コンピュ
ータグラフィックス)画像やページ述言語によって作成
された電子データ、或いはディジタルカメラなどの外部
入力機器で作成された画像データを、カラープリンタ等
の画像形成装置によって記録媒体上に印刷出力する場
合、一般にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(K)などの複数の色剤(トナーやイン
ク等)を用いてカラー画像が形成される。
【0003】このようにカラー画像を形成する画像形成
装置においては、オリジナルのカラー画像の色味を忠実
に再現するために、色剤の分光特性を考慮したマスキン
グ演算や、異機種間における色空間の差を吸収する目的
で出力装置毎に作成されるプロファイルによる色補正処
理等を行なうことによって、画像信号を補正するものが
ある。一方、電子データ上における各色の信号値に対し
てなんら変更を施さずに、画像を形成する場合もある。
【0004】一般に、画像形成装置においてトナー或い
はインク等の色剤を利用して記録媒体上に画像を形成す
る場合、記録媒体種別、あるいは画像形成のプロセス的
な条件によっては、出力結果が好ましくなかったり、画
像形成装置自体が物理的なダメージを受けてしまう可能
性がある。例えば電子写真方式のプリンタにおいて、適
正量を超えた色剤(トナー)量による処理を行なった場
合、転写不良や定着不良が発生し、これに起因したトナ
ー飛散による画質劣化が生じてしまう。
【0005】そこで、画像形成装置において記録媒体に
のせる色剤量(すなわち電子写真方式であればトナー
量、インクジェット方式であればインク量)が、装置の
プロセス的な特性に応じて制限されることが望ましい。
【0006】従って従来のカラー画像形成装置において
は、出力装置の特性に応じて出力する色剤の総量を考慮
して、出力する画像データの色数(CMYK各色の総信号
値)を制限する処理が行なわれる。このように出力画像
の色数を制限する処理は、特に電子写真方式の画像形成
装置において、一般にトナーリダクション処理と呼ばれ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おける色数制限(トナーリダクション)処理は、図19に
示すプロセスによって行なわれていた。すなわち、色数
制限する/しないの二者択一の選択(S2101)が行なわ
れるため、例えば色数制限しない旨を選択した場合に、
さらに細かい制御を行なうことはできなかった。
【0008】従って、画像形成装置を使用する特にハイ
エンドユーザにとっては、出力色数が一意に制限されて
しまうため、色成分ごとのきめ細かい制御を行なうとい
った自由度がなく、所望するような微妙な色再現処理が
できないといった問題があった。
【0009】本発明は上述した問題を解決するためのも
のであり、カラー画像を印刷出力する際に実行される出
力色数制御に対して自由度を持たせた画像処理装置およ
びその制御方法、および画像処理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0011】即ち、カラー画像を印刷出力する際に、印
刷機構の特性に基づいて該カラー画像の信号値を制限す
る画像処理装置であって、前記カラー画像における各色
の信号値を、その合計が第1の閾値以下になるように抑
制する第1の抑制手段と、前記カラー画像における各色
の信号値を、その合計が前記第1の閾値よりも大きい第
2の閾値以下になるように抑制する第2の抑制手段と、
前記カラー画像信号における各色の信号値をそれぞれ第
3の閾値以下となるように抑制する第3の抑制手段と、
を有することを特徴とする。
【0012】例えば、前記第3の抑制手段は、前記第1
又は第2の抑制手段によって信号値が抑制されたカラー
画像信号に対して、さらに各色の信号値がそれぞれ第3
の閾値以下となるように抑制することを特徴とする。
【0013】または、前記第3の抑制手段は、前記第1
の抑制手段によって信号値が抑制されたカラー画像信号
に対して、さらに各色の信号値がそれぞれ第3の閾値以
下となるように抑制することを特徴とする。
【0014】または、前記第3の抑制手段は、前記第2
の抑制手段によって信号値が抑制されたカラー画像信号
に対して、さらに各色の信号値がそれぞれ第3の閾値以
下となるように抑制することを特徴とする。
【0015】更に、前記第1の抑制手段と第2の抑制手
段のいずれを実行するかを選択する選択手段を有するこ
とを特徴とする。
【0016】例えば、前記選択手段は、ユーザ指示に基
づいて選択を行なうことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】<第1実施形態>図1及び図2は、本実施形
態にかかるカラー画像処理システムの概要構成を示すで
ある。両図において、同様の構成には同一番号を付す。
図1と図2は、ネットワーク101の構成が異なる。即ち、
図1においてはパフォーマンスを優先するために、ネッ
トワーク101を2系統(パブリックネットワーク101a,
プライベートネットワーク101b)に分割した例を示す
が、構成的には図1及び図2のいずれの構成で実現可能で
ある。
【0019】102はドキュメントサーバであり、そのハ
ードウェア(マザーボード)上に2系統のネットワーク
インターフェイスカード(Network Interface Card;NI
C)を有し、一方はパブリックネットワーク101a側に繋
がるNIC111、もう一方はプリンタ側に接続するプライベ
ートネットワーク101b側に接続されたNIC112である。以
下、ドキュメントサーバ102を単にサーバ102と表記す
る。
【0020】103a、103b及び103cはコンピュータであ
り、サーバ102にジョブを送るクライアントである。な
お、クライアントとしてはその他にも多数が接続可能で
ある。以下、複数のクライアントをまとめてクライアン
ト103と表記する。
【0021】プライベートネットワーク101bには、MFP
(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周
辺機器)105が複数台(105a、105bおよび105c)接続され
ている。MFP105は、モノクロによるスキャンやプリン
ト、または、低解像度や2値による簡易なカラースキャ
ンやカラープリント等を可能とする画像処理装置であ
る。なお、プライベートネットワーク101b上には上記以
外のMFPをはじめ、スキャナやプリンタ、あるいはFAX
等、その他の機器も接続可能である。
【0022】104は、高解像度および/または高階調に
よるフルカラースキャンまたはプリントを可能とするフ
ルカラーMFPである。MFP104はプライベートネットワー
ク101bに接続することによってサーバ102とのデータ送
受を行っても良いが、データ量が膨大となってしまうた
め、ここでは独立したインターフェイスによって複数ビ
ットを同時に送受できるとし、サーバ102とは独自のイ
ンターフェイスカード113にて接続されている。尚、少
なくとも2台のフルカラーMFP104aおよび104bを制御す
るために専用I/Fカード113を2枚用意し、これらの専用
I/Fカード113aおよび113bによって、それぞれフルカラ
ーMFP104aおよび104bを制御するとする。
【0023】サーバ102のハードウェア構成は、CPUやメ
モリ等が搭載されたマザーボード110と呼ばれる部分
に、PCIバスと呼ばれるインターフェイスによって上述
したNIC111,112や、専用I/Fカード113等が接続されて
いる。
【0024】ここで、クライアント103上では、所謂DTP
(Desk Top Publishing)を実行するアプリケーションソ
フトウェアを動作せ、各種文書/図形が作成/編集され
る。クライアント103は、作成された文書/図形をペー
ジ記述言語(Page DescriptionLanguage)に変換し、ネッ
トワーク101aを経由してMFP104や105に送出してプリン
トアウトする。
【0025】MFP104,105はそれぞれ、サーバ102とネッ
トワーク101bまたは専用インターフェイス109(詳細に
はそれぞれ109a,109b)を介して情報交換できる通信手
段を有しており、MFP104,105の情報や状態を、サーバ1
02或いはこれを経由してクライアント103側に逐次知ら
せることができる構成となっている。更に、サーバ102
(或いはクライアント103)は、MFP104,105からの情報
を受けて動作するユーティリティソフトウェアを備えて
おり、MFP104,105はサーバ102(或いはクラインアント
103)によって管理される。
【0026】●MFP104,105の構成 以下、図3乃至図9を参照して、MFP104,105の構成およ
び動作について説明する。但し、MFP104とMFP105は、フ
ルカラーであるかモノクロであるかが異なり、一般に色
処理のための構成を除けばフルカラー機器がモノクロ機
器の構成を包含することが多いため、ここではフルカラ
ー機器であるMFP104についての説明を行い、必要に応じ
てモノクロ機器であるMFP105についての説明を加えると
する。
【0027】MFP104,105は、そのデータ入力部として
は、画像読み取りを行うスキャナ部201と、該スキャナ
部201を介して入力された画像データに対して画像処理
を施すスキャナIP(Image Processing)部202、ネットワ
ークを利用して画像データや装置情報を授受するNIC部2
04、フルカラーMFP104との情報交換を行う専用I/F部20
5、を備える。そして、MFP104,105の用途に応じて、入
力された画像信号をコア部206において一時保存した
り、経路を決定したりする。
【0028】コア部206から出力された画像データは、
プリンタIP部207を経由して画像形成を行うプリンタ部2
09に送られる。プリンタ部209でプリントアウトされた
記録用紙(以下、シート)はフィニッシャ部210へ送ら
れ、シートの仕分け処理や仕上げ処理が行われる。
【0029】●スキャナ部201の構成 スキャナ部201の構成を、図4を用いて説明する。
【0030】同図において、301は原稿台ガラスであ
り、読み取り対象となる原稿302が載置される。原稿302
は照明ランプ303により照射され、その反射光はミラー3
04,305,306を経て、レンズ307によりCCD308上に結像
される。CCD308はRGB3ラインのカラーセンサであり、入
力された光学的信号が電気信号に変換されることによっ
てRGBそれぞれの画像信号が生成され、後述するスキャ
ナIP部202に入力される。
【0031】ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラ
ーユニット310は速度Vで移動し、ミラー305,306を含
む第2ミラーユニット311は速度1/2Vで移動することに
より、原稿302の全面を走査する。なお、第1ミラーユ
ニット310及び第2ミラーユニット311は、モータ309に
よって駆動される。
【0032】●スキャナIP部202の構成 スキャナIP部202について、図5を用いて説明する。
【0033】スキャナ部201によってスキャナIP部202に
入力されたRGB信号は、まずA/D変換部401に入力され
る。ここでゲイン調整、オフセット調整の後に色信号毎
に8ビットのディジタル画像信号R0、G0、B0に変換され
る。
【0034】その後シェーディング補正部02において、
色毎に基準白色板の読み取り信号を用いた周知のシェー
ディング補正が施される。更に、CCD308における各色の
ラインセンサは相互に所定の距離を隔てて配置されてい
るため、ラインディレイ調整回路(ライン補正部)403
において、副走査方向の空間的なズレが補正される。
【0035】次に入力マスキング部404において、CCDセ
ンサ308におけるR、G、Bフィルタの分光特性で決まる読
み取り色空間を、標準的な3次元色空間に変換する。具
体的には、入力された(R0,G0,B0)信号に対して、CC
Dセンサ308や照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を
考慮した、装置固有の定数を用いた3x3マトリクス演
算を施すことにより、(R1,G1,B1)信号に変換する。
【0036】そして、ルックアップテーブル(LUT)RAM
により構成された輝度/濃度変換部(LOG変換部)405に
おいて、(R1,G1,B1)の輝度信号が、(C1,M1,Y1)
の濃度信号に変換される。
【0037】●NIC部204および専用I/F部250の構成 以下、NIC部204および専用I/F部205について説明する。
【0038】NIC部204は、ネットワーク101に対しての
インターフェイス機能を有し、例えば10Base−T/100Ba
se−TX等のイーサネット(登録商標)(Etherne
t(登録商標))ケーブル等を利用して、外部からの情
報を入手したり、外部へ情報を流したりする役割を果た
す。
【0039】また、専用I/F部205は、フルカラーMFP104
とのインターフェイス部分であり、CMYKそれぞれ多値ビ
ットのパラレル送信を可能とするために、4色x8ビット
の画像データ通信線からなる。なお本実施形態において
は、MFP104とのデータ通信にイーサネットケーブルを用
いた場合、MFP104に見合った転送速度が期待できない
点、およびネットワークに接続された他のデバイスのパ
フォーマンスが犠牲になってしまう点を鑑み、このよう
な専用のパラレルインターフェイスを用いている。
【0040】●コア部206の構成 以下、コア部206の構成について説明する。
【0041】図3に示すように、コア部206のバスセレク
タ221は、MFP104,105の利用における、いわば交通整理
の役割を担っている。すなわち、複写機能、ネットワー
クスキャン、ネットワークプリント、或いはディスプレ
イ表示等、MFP104,105における各種機能に応じて、パ
スの切り替えを行う。
【0042】以下に、各機能毎のバスセレクタ221にお
けるパス切り替えパターンを示す。
【0043】・ 複写機能 :スキャナ部201
→コア部206→プリンタ部209 ・ ネットワークスキャン:スキャナ部201→コア部206
→NIC部204 ・ ネットワークプリント:NIC部204→コア部206→プリ
ンタ部209 以下、上記複写機能またはネットワークプリント機能を
実現する際、すなわちプリンタ部209を利用する場合
の、コア部206における処理について説明する。バスセ
レクタ221から出力された画像データは、圧縮部222,ハ
ードディスクドライブ(HDD)等の大容量メモリからな
るメモリ部233及び、伸張部224を介して、プリンタ部20
9へ送られる。
【0044】なお、圧縮部222において用いられる圧縮
方式としては、JPEG,JBIG,ZIP等の一般的な方式を用
いればよい。圧縮された画像データはジョブ毎に管理さ
れ、ファイル名,作成者,作成日時,ファイルサイズ等
の付加データとともに、メモリ部223に格納される。こ
のとき、ジョブの識別番号およびパスワードを設けて一
緒に格納すれば、パーソナルボックス機能をサポートす
ることができる。これは、データの一時保存や特定のユ
ーザによるプリントアウト(HDDからの読み出し)を許
可する機能であり、記憶されているジョブのプリントア
ウト指示が行われた場合には、パスワードによる認証を
行った後にメモリ部233より画像データを読み出し、伸
張してラスタイメージに戻してから、プリンタ部209へ
送られる。
【0045】●プリンタIP部207の構成 プリンタIP部207の構成を、図6を用いて説明する。
【0046】同図において、501は出力マスキング/UCR
回路部であり、コア部206より入力された画像信号に対
してマトリクス演算および下色除去処理を施すことによ
って、画像形成装置のトナー色に対応した画像信号に変
換する。すなわち、CCD308によって読み込まれたRGB信
号に基づく(C1,M1,Y1)信号が、トナーの分光特性に
基づく(C2,M2,Y2,K2)信号に変換される。
【0047】該画像信号は次にガンマ補正部502におい
て、トナーの色味特性等を考慮したルックアップテーブ
ル(LUT)RAMを用いて、画像出力のための(C3,M3,Y
3,K3)信号に変換され、さらに空間フィルタ部503にお
いてシャープネスまたはスムージングが施された後に、
プリンタ部209へ送出される。
【0048】●プリンタ部209の構成(カラーMFP104の
場合) 以下、プリンタ部209の構成について説明するが、ま
ず、カラーMFP104が適用される場合について説明する。
【0049】図7はカラーMFP104の側断面図であり、す
なわちプリンタエンジンの構成を示す図である。同図に
おいて、913はポリゴンミラーであり、不図示の半導体
レーザより発光した4本のレーザ光を受ける。その内の1
本は、ミラー914、915、916を経て感光ドラム917を走査
し、次の1本はミラー918、919、920を経て感光ドラム92
1を走査し、次の1本はミラー922、923、924を経て感光
ドラム925を走査し、次の1本はミラー926、927、928を
経て感光ドラム929を走査する。
【0050】一方、930はイエロー(Y)のトナーを供
給する現像器であり、レーザ光に従って感光ドラム917
上にYトナー像を形成する。931はマゼンタ(M)のト
ナーを供給する現像器であり、レーザ光に従って感光ド
ラム921上にMトナー像を形成する。932はシアン(C)
のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従って感
光ドラム925上にCトナー像を形成する。933はブラック
(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従
って感光ドラム929上にKトナー像を形成する。以上4色
(Y、M、C、K)のトナー像がシートに転写されることに
よって、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0051】シートカセット934,935及び、手差しトレ
イ936のいずれかより給紙されたシートは、レジストロ
ーラ937を経て転写ベルト938上に吸着され、搬送され
る。そして給紙タイミングに同期して、予め感光ドラム
917,921,925,929上には各色のトナー像が現像されて
おり、シートの搬送とともに、これらトナー像がシート
に転写される。
【0052】各色のトナー像が転写されたシートは、転
写ベルト938より分離されて搬送ベルト939により搬送さ
れ、定着器940によってトナー像がシートに定着され
る。定着器940を抜けたシートはフラッパ950によって一
旦下方向へ導かれ、シート後端がフラッパ950を抜けた
後に、スイッチバックしてフェイスダウン状態で排出さ
れる。従って、複数ページからなる原稿画像を先頭ペー
ジから順次プリントした際に、ページ昇順のシート群が
得られる。
【0053】尚、4つの感光ドラム917,921,925,929
は、距離dをおいて等間隔に配置されており、また、搬
送ベルト939上のシートは一定速度vで搬送されてい
る。従って、不図示の半導体レーザは、これらのタイミ
ングに対して同期がなされて、各色ごとに駆動される。
【0054】●プリンタ部209の構成(モノクロMFP105
の場合) 次に、プリンタ部209としてモノクロMFP105が適用され
る場合について説明する。
【0055】図8はモノクロMFP105の側断面図であり、
すなわちプリンタエンジンの構成を示す図である。同図
において、1013はポリゴンミラーであり、不図示の半導
体レーザより発光されたレーザ光を受ける。レーザ光は
ミラー1014,1015,1016を経て感光ドラム1017を走査す
る。一方、1030は黒色のトナーを供給する現像器であ
り、レーザ光に従って感光ドラム1017上にトナー像を形
成し、該トナー像がシートに転写されることによって出
力画像を得ることができる。
【0056】シートカセット1034,1035及び、手差しト
レイ1036のいずれかより給紙されたシートは、レジスト
ローラ1037を経て転写ベルト1038上に吸着され、搬送さ
れる。そして給紙タイミングに同期して、予め感光ドラ
ム1017にはトナー像が現像されており、シートの搬送と
ともにトナー像がシートに転写される。トナー像が転写
されたシートは転写ベルト1038より分離され、定着器10
40によってトナー像がシートに定着される。定着器1040
を抜けたシートはフラッパ1050によって一旦下方向へ導
かれ、シート後端がフラッパ1050を抜けた後にスイッチ
バックしてフェイスダウン状態で排出される。従って、
複数ページからなる原稿画像を先頭ページから順次プリ
ントした際に、ページ昇順のシート群が得られる。
【0057】●フィニッシャ部210の構成 以下、フィニッシャ部210の構成を、図9を用いて説明す
る。
【0058】プリンタ部209より排出されたシートは、
フィニッシャ部209に入る。フィニッシャ部209はサンプ
ルトレイ1101及びスタックトレイ1102を備え、シート
は、ジョブの種類や排出されるシート枚数に応じて、そ
のいずれかに排出される。
【0059】ソート方式には2通りあり、複数枚のシー
トを複数ビンに振り分けるビンソート方式と、後述する
電子ソート機能を利用してビン(またはトレイ)を奥手
前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分ける
シフトソート方式がある。
【0060】ここで電子ソート機能とは、上述したコア
部206が有する大容量のメモリ部223を利用して複数ペー
ジ分の画像データをバッファリングし、そのページ順お
よび排出順を変更する、いわゆるコレート機能を利用し
て電子的なソーティングを実現するものである。
【0061】なお、フィニッシャ部210においては、ジ
ョブ毎にページを振り分けるソート機能に対し、ページ
毎の仕分けを行なうグループ機能も有する。
【0062】スタックトレイ1102への排出を行なう場合
には、排出前のシートをジョブ毎に蓄えておき、排出の
直前にステープラ1105にてバインドすることも可能であ
る。
【0063】フィニッシャ部210はさらに、上記2つの
トレイへの排出前のシートに対して、Z字状の折り曲げ
を行なうZ折り器1104、ファイル用の2つ(または3
つ)の穴あけを行うパンチャ1106を有し、ジョブの種類
に応じてそれぞれの処理を行う。
【0064】更にサドルステッチャ1107を有し、これ
は、シートの中央部分の2箇所をバインドした後に該中
央部分をローラに噛ませることによりってシートを半折
りし、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作
成する処理を行う。サドルステッチャ1107によって製本
されたシートは、ブックレットトレイ1108に排出され
る。
【0065】その他、不図示ではあるが、製本のための
グルー(糊付け)によるバインドや、或いはバインド後
にバインド側と反対側の端面を揃えるためのトリム(裁
断)を行なうための構成をさらに加えることも可能であ
る。
【0066】また、インサータ1103は、トレイ1110にセ
ットされたシートをプリンタ部209内を通さずにトレイ
(ビン)1101、1102、1108のいずれかに送るためのもの
である。これにより、フィニッシャ部210に送り込まれ
るシートとシートの間に、インサータ1103にセットされ
たシートを中差しすることができる。インサータ1103の
トレイ1101には、ユーザにより中差し用のシートがフェ
イスアップの状態でセットされるものとし、ピックアッ
プローラ1111によって最上部のシートから順次搬送さ
れ、フェイスダウン状態でトレイ上に排出される。な
お、インサータ1103よりサドルステッチャ1107へシート
を送る際には、該シートを一度パンチャ1106側へ送り込
んてスイッチバックさせることにより、フェイスの向き
を合わせることができる。
【0067】●ドキュメントサーバ102の構成 以下、サーバ102について、図10を用いて説明する。
【0068】図10は、サーバ102の構成及びジョブの流
れを示す図である。
【0069】クライアント103からNIC111を介してサー
バ102に入力されたジョブは、サーバ102内において様々
なクライアントアプリケーションと連結することによっ
て、その役割を果たす。入力デバイス制御部1201は、ジ
ョブとしてPDL(Page Description Language:ページ記
述言語)データ及びJCL(Job Control Language:ジョ
ブ制御言語)データを受け取る。これらのデータは様々
なクライアントに対応し、サーバ102および出力対象と
なるプリンタに関する状態情報を含んでいるため、入力
デバイス制御部1201においては、PDLデータとJCLデータ
の構成要素を適切に結合させる。
【0070】次に入力ジョブ制御部1202においては、ジ
ョブのリストを管理し、サーバ102に提出される個々の
ジョブにアクセスするために、ジョブリストを作成す
る。入力ジョブ制御部1202は更に、ジョブのルートを決
定するジョブルーティング、およびジョブの処理順序を
決定するジョブスケジューリング、の機能を有する。
【0071】ラスタライズ処理(Raster Image Process
ing; RIP)部1203は、PDLデータをRIP処理することによ
って、適切なサイズおよび解像度のビットマップイメー
ジを作成する。なおRIP処理としては、PostScript(Ado
be社の商標登録)をはじめ、PCL、TIFF、JPEG、PDF等、
周知の様々なフォーマットによるラスタライズ処理が可
能である。
【0072】データ変換部1204においては、RIP部1203
において作成されたビットマップイメージに対して、圧
縮やフォーマット変換を施す。このとき、出力対象とな
るプリンタに最適なイメージタイプによる処理を行なう
が、例えば、ジョブをページ単位で扱いたい場合には、
RIP部1203においてTIFFやJPEG等によりラスタライズし
たビットマップデータに対して、PDFヘッダを付してPDF
データとして編集する。
【0073】出力ジョブ制御部1205においては、ジョブ
のページイメージがコマンド設定に基づいてどう扱われ
るかを管理する他、HDD1207とRAM1208との相互作用を管
理する。例えば、ページイメージはプリンタで印刷され
たり、ハードディスクドライブ(HDD)1207に格納され
たりするが、印刷されたジョブをそのままHDD1207に格
納して残しておくか否かを選択することを可能とし、残
す場合には、再度呼び出して印刷することもできる。
【0074】出力デバイス制御部1206は、どのデバイス
に対して出力するのか、またどのデバイスをクラスタリ
ング(複数台による一斉プリント)するかを司り、ここ
で選択されたデバイスのNIC112または専用I/F113に出力
画像データが送られる。なお、出力デバイス制御部1206
は、デバイス(MFP)104,105の状態を監視し、これを
サーバ102に伝える役割も果たしている。
【0075】●RIP部1203の構成 以下、RIP部1203について説明する。
【0076】一般に、ADOBE社のPostScript(登録商
標)に代表されるPDLで記述されたデータを、印刷また
は表示可能なビットマップデータに展開することをRIP
(RasterImage Processing)と呼び、これをハードウェ
ア及びソフトウェアによって実現するものをそれぞれ、
ハードウェアRIP、ソフトウェアRIPという。
【0077】図11は、RIP部1203の構成を示すブロック
図である。同図によればRIP部1203は、PDLデータを印刷
または表示可能なビットマップデータとして、解像度に
応じて変換するラスタライズ部1301、カラーマネージメ
ントを司るCMS(Color Management System)部1302、プ
リンタエンジンを保護するためにプリンタエンジンに送
るCMYKの信号値を制限するTR(Toner Reduction)部130
6及び、CMYK各色のリニアリティを保つためのTRC(Tone
Reproduction Curve)としてガンマ補正テーブルを備
えるガンマ補正部1303、によって構成されている。以
下、これらの各構成について、詳細に説明する。なお、
1304および1305はそれぞれ、CMS部1302におけるカラー
マネジメントの際に使用されるソースプロファイルおよ
びプリンタプロファイルであり、その詳細は後述する。
【0078】●ラスタライズ部1301の詳細 以下、ラスタライズ部1301について説明する。
【0079】一般にPDLデータは以下の(a)〜(c)の3要
素に分類されており、画像データは該3要素の組み合わ
せによって構成される。
【0080】(a) 文字コードによる記述 (b) 図形コードによる記述 (c) ラスタイメージデータによる記述 図12Aに、PDLによる文字情報、図形情報、イメージ情報
の記述例を示し、これらが上記3要素のそれぞれに相当
する。
【0081】まず上段が、文字情報R1401の記述例であ
る。該記述例において、行L1411は文字の色を指定す
る。行L1411においてカッコ内の数字が順次シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の濃度を表し、最小濃度値が0.0、最大濃度値が
1.0で示されるため、ここでは文字を黒とすることが指
定されている。次に行L1412においては、変数String1に
文字列“IC”を代入することによって、文字コードを規
定している。次に行L1413においては、第1,2パラメータ
として用紙上における文字列のレイアウト開始位置座標
(x座標,y座標)を示し、第3パラメータで文字の大
きさ、第4パラメータで文字の間隔、第5パラメータでレ
イアウトすべき文字列を示している。従って、行L1413
によれば、「用紙上の座標(0.0、0.0)の位置から、大
きさ0.3、間隔0.1で文字列“IC”をレイアウトする」と
いう指示がなされる。
【0082】図12Aの中段は、図形情報R1402の記述例で
ある。該記述例において、行L1421は上記L1411と同様に
線の色を指定しており、ここでは図形をシアンとするこ
とが指定されている。次に行L1422においては線引きを
指定し、第1,2パラメータで線の始端座標(x,y)
を、第3,4パラメータで終端座標(x,y)を示す。ま
た第5パラメータは線の太さを示す。
【0083】図12Aの下段は、ラスタイメージ情報R1403
の記述例である。該記述例において、行L1431はラスタ
イメージを変数image1に代入している。該行L1431にお
いて、第1パラメータはラスタイメージのイメージタイ
プ及び色成分数を、第2パラメータは1成分あたりのビ
ット数を、第3,4パラメータはラスタイメージのx,y方
向におけるサイズを表す。そして第5パラメータ以降
が、ラスタイメージデータである。ラスタイメージデー
タの個数は、1画素を構成する色成分数と、イメージの
x方向サイズおよびy方向サイズの積となる。行L1431
によれば、ラスタイメージは4つの色成分(C,M,
Y,K)から構成されるため、該ラスタイメージデータ
の個数は、(4x5x5=)100個となる。次に行L1432は、
「用紙上の座標(0.0,0.5)の位置から、0.5x0.5のサ
イズでimage1をレイアウトする」ことを示している。
【0084】図12Bは、図12Aに示したR1401,R1402,R1
403の3つの記述を解釈して、1ページ内にラスタイメー
ジデータとして展開した様子を示す図である。これらの
ラスタイメージデータは実際には、CMYKの色成分毎
にRAM1208(あるいはHDD1207)上に展開されている。例
えばR1401については、RAM1208上の文字部分にC=0、M=
0、Y=0、K=255が書き込まれており、同様にR1402の図形
部分には、C=255、M=0、Y=0、K=0が書き込まれている。
【0085】サーバ102内においては、クライアント103
(あるいはサーバ102自体)から送られてきたPDLデータ
は、そのまま、もしくは上述したラスタイメージに展開
された形式で、RAM1208(あるいはHDD1207)上に書き込
まれ、必要に応じて保存されている。
【0086】●CMS部1302の詳細 以下、CMS部1302について説明する。
【0087】CMS部1302は、所謂ICC(International Co
lor Consortium)プロファイルと呼ばれる変換テーブル
であるソースプロファイル(Source Profile)1304やプ
リンタプロファイル(Printer Profile)1305のそれぞ
れを、任意に選択することによってカラーマッチングを
行っている。
【0088】一般にPDLデータにはRGB系とCMYK系の2種
類があるが、後者については、Adobe社のPhotoshop(商
標登録)やIllustrator(商標登録)などをはじめとす
る、CMYKデータの扱いが可能な一部のアプリケーション
によって作成されたPDL(主にPostScript)データや、T
IFF、JPEGといったデータにおいてはRGB系として扱われ
る。
【0089】ICCプロファイルはルックアップテーブル
(LUT)形式で構成され、RGBやCMYK空間あるいは、L*a*
b*空間を成分毎にそれぞれ分割して代表値を決定するこ
とにより、作成される。そしてカラーマッチング処理時
においては、入力された画像データを該代表値に近似し
て上記ルックアップテーブルを参照することにより、対
応する出力値が算出される。しかしながら、ここでは説
明を容易とするために、行列式を用いた演算によって、
入力値を出力値に変換するとして説明する。
【0090】例えば、RGB系のPDLデータが入力された場
合、図13に示す式E1501を用いることによって、該RGB値
は、RGBデータを規格化したL*a*b*空間に一旦変換され
る。この場合のソースプロファイル1304としては、S-RG
Bに代表される各種ディスプレイのプロファイルや、デ
ィジタルカメラ、スキャナなどの入力装置のプロファイ
ル等が適用可能であり、どのプロファイルを用いるかに
応じて、式E1501における行列{a00,a01,...a22}が選
択、設定される。これにより、入力されたRGB値を規格
化されたL*a*b*空間上の値に変換することができる。
【0091】同様にCMYK系のPDLデータが入力された場
合にも、式E1502を用いることによって、該CMYK値がL*a
*b*空間に一旦変換される。この場合にも、SWOP、Euros
cale、JapanColor(DIC)をはじめとするインクシミュ
レーション等、すなわちソースプロファイル1304の種類
に応じて、式E1502における行列{b00,b01,...b23}を予
め用意しておき、その中から選択する。
【0092】このように、スキャナやディスプレイ、ま
たはインクシミュレーション等の様々な環境における画
像データを、規格化された色空間に一旦変換することに
よって、これを種々のプリンタという異なる環境下に出
力する場合にも常に同様の色味を保証することができ
る。
【0093】以上のようにしてL*a*b*空間に一旦変換さ
れたデータは、次にプリンタに適合したCMYKデータに変
換される。この変換は式E1503を用いて行われるが、該
式における行列{c00,c01,...c32}は、適用するプリンタ
プロファイル1305、すなわちプリンタの機種ごとに予め
用意されている。従って、ターゲット機種(出力対象プ
リンタ機種)を変更する場合には、該機種に応じたプロ
ファイルが選択され、すなわち式E1503における行列も
変更されることになる。
【0094】なお、ディスプレイ等の入力デバイスとプ
リンタ等の出力デバイスとにおける色再現範囲の違いを
調整するための方法(レンダリングインテント:Render
ingIntent)に応じて、複数のプリンタプロファイル130
5を用意することができる。すなわち、レンダリングイ
ンテントとして例えば、Perceptual(色相保存)、Colo
rimetric(色差最小)、Saturation(彩度優先)のいず
れを選択するかに応じて、予め用意された複数個の行列
から適切なものが選択される。
【0095】●TR(Toner Reduction)部1306の詳細 以下、TR部1306の詳細について、図14を用いて説明す
る。図14は、TR部1306におけるトナーリダクション処理
を示すフローチャートである。
【0096】TR部1306においてはまず、入力される画像
信号に対してトナーリダクション制御を行なうか否かを
判断する(S1701)。本実施形態においては、ユーザに
よってジョブ毎に設定されたジョブチケット情報に基づ
いて該判断がなされ、トナーリダクション制御を行なう
と判断されると処理1(S1702)が実行され、トナーリ
ダクション制御を行わないと判断されると処理2(S170
3)が実行される。なお、ジョブチケットとは、ジョブ
と一緒にジョブのイメージデータ以外の設定項目をまと
めてあるファイルを意味する。具体的には、紙サイズ、
画像の向き、部数といったジョブの一般的な設定だけで
なく、両面の有無、ステープルといったフィニッシング
処理や、カラー画像の場合には画像処理による色の調整
や、オペレータにとってジョブの優先順位を指示するな
どジョブに関する様々な設定すべてがこのジョブチケッ
トにて設定可能となる。
【0097】ここで、ステップS1702およびS1703におけ
る処理1および処理2の詳細について説明する。
【0098】図15は、ステップS1702に示す処理1を示
すフローチャートである。
【0099】まず、CMYKの総色数が、所定の設定値(デ
フォルト値)以下であるか否かを判断する(S1801)。
なお、総色数とはCMYK各色の信号値の総和であり、例え
ば(C,M,Y,K)=(214,200,188,20)である場
合、総色数は214+200+188+20=622となる。
【0100】ここでは、単色における最大色数(最大信
号値:255)に対するCMYKの総色数の割合(以下、総色
数率)が、デフォルト値以下であるか否かを判断する例
について説明する。例えば、上述した総色数が622であ
る例においては、総色数率は622/255≒2.44=240 [%]
となる。以下、デフォルト値が230%(総色数換算では
約587)であるとして説明する。
【0101】ステップS1801において、総色数率がデフ
ォルト値である230%以下であると判断されるとそのま
ま図14のステップS1704に進むが、230%を超えると判断
された場合にはステップS1802へ進む。ステップS1802で
は、C,M,Yの各値(色数)から互いに等しい所定量を
減らし、該所定量をK値に加算する。これにより、CMYの
3色によって表現されていた黒色を、Kの1色で表現す
ることができ、総色数率を減らすことができる。
【0102】続いてステップS1803において総色数率を
確認し、デフォルト値である230%を満足していれば図1
4のステップS1704へ進む。一方、未だ230%を超えてい
れば、ステップS1804において以下の2条件を判定す
る。
【0103】・min(C,M,Y)≧0 ・K≧255 上記2つの条件をともに満足すれば再びステップS1802
の処理を実行するが、上記条件のいずれか、もしくは両
方を満足しなかった場合にはステップS1805に進み、C,
M,Y各色の値を等量ずつ減らすことによって、その総色
数率を強制的に230%以下に抑える。
【0104】尚、処理1においてデフォルト値に設定し
た総色数率(230%)は、0〜230[%]の間で任意に設定
可能である。
【0105】一方、ステップS1703における処理2につ
いては、上述したステップS1702の処理1(図15)と基
本的に同様であるが、デフォルト値としての総色数率
を、0%〜最大400%(総色数では1020)まで設定可能と
した点が異なる。従って処理2の方が、処理1よりも多
くの色数を設定可能とする。
【0106】図14に戻り、ステップS1702の処理1また
はステップS1703の処理2を終了すると、続いてステッ
プS1704において、CMYKの各単色による色数制限(単色
制限)を行う。具体的には、各色における最終的な色数
率が0%〜最大100%、すなわち信号値が0〜255レベルの
範囲内となるように制限する。
【0107】本実施形態においては、TR部1306において
上述したようなトナーリダクション処理を行なう。従っ
て、ユーザが印刷ジョブを出力する際に、その対象とな
るMFPのプリンタエンジン部を保護したい場合には、該
ジョブのチケット情報においてトナーリダクション制御
をオンに設定すれば良い。また、これをオフ設定した場
合でも、最大の総色数率(上記デフォルト値)を例えば
230%程度に設定することによって、プリンタエンジン
部を少なからず保護することができる。また、Illustra
torやPhotoshop等の描画アプリケーションにおいて作成
された画像データをそのままの値で出力したい場合に
は、トナーリダクション制御をオフ設定し、かつ、各色
の制限率(単色制限率)を100%に設定すればよい。
【0108】なお、総色数率や単色制限率の設定は、サ
ーバ102の操作部より固定値として設定しても良いし、
また、ジョブを発行するユーザがそのジョブチケット内
で任意に設定可能であっても良い。
【0109】従って本実施形態のTR部1306においては、
トナーリダクション制御をオフ設定した場合であって
も、さらに総色数率や色毎の単色制限率等を設定するこ
とが可能であるため、プリンタエンジンに与えるダメー
ジを抑制することが可能となる。
【0110】●ガンマ補正部1303 以下、ガンマ補正部1303について詳細に説明する。
【0111】ガンマ補正部1303は、CMYK各色8ビット(0
〜255レベル)で入力される値を、それぞれのプリンタ
特性に合わせてガンマ変換を行うためのテーブル(ガン
マテーブル)を有する。以下、図16A〜図16Eを参照して
ガンマテーブルについて説明する。
【0112】まず、入力された信号値をそのまま出力す
ると仮定すると、ガンマテーブルは図16Aに示すような
リニアなテーブルG0になる。しかしながら、このよう
なリニアな信号出力を行なっても、プリンタにおける諧
調特性は必ずしもリニアでないため、通常は適切なプリ
ント結果は得られない。例えば、MFP104aにおいて図16E
に示すようなチャートをプリント出力し、濃度計でその
出力濃度を測定すると、図16Bに示すような出力結果Gi
が得られたとする。そこでGiの逆関数として、図16Cに
示すGaをMFP104aのガンマテーブルとしてガンマ補正部
1303内に保持しておくことによって、ガンマ補正部1303
より出力されたデータをMFP104でプリントした結果、図
16Aに示すようなリニアな諧調特性が得られる。
【0113】即ち、図16Bおよび図16Cに示すGiとGaは
互いに逆関数のガンマテーブルであるため、Ga×Gi=
G0の関係が成り立ち、結果としてリニアな出力結果G0
が導き出せる。
【0114】ガンマ補正部1303はプリンタに応じた数の
ガンマテーブルを有しており、もちろんそのカーブ形状
はプリンタ特性により異なる。例えば、上述した図16C
に示すガンマテーブルGaがMFP104a用であり、図16Dに
示すガンマテーブルGbがMFP104b用である。
【0115】しかしながら、一般にプリンタ特性は、温
度や湿度等の環境変動や、プリンタ電源投入時やプリン
ト開始時からの経時変化、総プリント枚数、消耗品の磨
耗度合い等の耐久変化に応じて、刻々と変化する。従っ
て、プリンタにおいて常にリニアな諧調特性による画像
形成を実現するためには、ガンマテーブルを定期的に更
新する必要がある。
【0116】そこでガンマ補正部1303は、ガンマテーブ
ルを更新するためのキャリブレーション(リニアライゼ
ーション)ツールを有する。該キャリブレーションツー
ルによれば、まず、プリンタから図16Eに示すようなチ
ャートをプリントし、該プリントアウトされたチャート
サンプルのそれぞれのパッチ濃度を読み取り、該パッチ
濃度値に応じてガンマテーブルを補正する、という処理
を実行する。ここで、チャートサンプル上におけるパッ
チ濃度の読み取りには、濃度計を用いても良いし、スキ
ャナ部201を利用しても良い。
【0117】以上説明したように本実施形態によれば、
プリンタエンジンを保護するためのトナーリダクション
機能を単にオン/オフするのみならず、画像データにお
ける最大色数や各色数の制御をも可能とする。従ってユ
ーザにとって、トナーリダクション制御の自由度が上が
り、所望するような色再現が可能となる。
【0118】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0119】第2実施形態におけるシステム及び装置構
成は、上述した第1実施形態とほぼ同様であるが、TR部
1306における制御方法が異なる。従って、第2実施形態
におけるTR部1306についてのみ、図17を用いて以下に説
明する。
【0120】図17は、第2実施形態のTR部1306における
トナーリダクション処理を示すフローチャートである。
【0121】TR部1306においてはまず、入力される画像
信号に対してトナーリダクション制御を行なうか否かを
判断する(S1901)。第2実施形態においても、該判断
はユーザによってジョブ毎に設定されたジョブチケット
情報に基づいてなされ、トナーリダクション制御を行な
うと判断されると処理3(S1902)が実行され、トナー
リダクション制御を行わないと判断されると処理4(S1
903)が実行される。
【0122】ここで、ステップS1902における処理3は
第1実施形態における図14のステップS1702(処理
1)、即ち図15に示したフローチャートと同様であるた
め、説明を省略する。
【0123】ステップS1903における処理4の詳細を図1
8のフローチャートに示す。同図において、ステップS20
01〜S2005までの処理は上述した図15におけるステップS
1801〜S1805と同様であるが、最後にステップS2006で各
色の制限処理を行なう点を特徴とする。言い換えれば、
処理1〜処理4のうち、処理4のみにおいて各色の制限
処理が行われる。
【0124】従って、上述した第1実施形態においては
トナーリダクション制御のオン/オフに関わらず各色の
制限(単色制限)をかけることができた(S1704)が、
第2実施形態においてはトナーリダクションがオフ設定
である場合のみ、単色制限を可能とする。例えば、サー
バ102において不図示の操作パネル等により色毎の単色
制限値が設定可能であったとしても、該設定値は、トナ
ーリダクション制御をオフとしない限り適用されない。
【0125】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、トナーリダクション制御がオフ設定である場合のみ
に単色制限を可能とすることにより、ユーザにより設定
される単色制限率のみに基づく色調整を可能とする。従
って、特に色処理に詳しいハイエンドユーザに対して、
自由度の高い制御を提供し、所望する微妙な色再現結果
を提供することができる。
【0126】なお、第2実施形態の変形例として逆の構
成も考えられる。すなわち、トナーリダクション制御が
オン設定である場合の処理3(S1902)のみに各色の単
色制御機能を持たせ、トナーリダクション制御がオフ設
定である場合の処理4(S1903)においては各色の単色
制御を不可とすることも考えられる。
【0127】この場合、トナーリダクション制御がオン
設定である場合は第1実施形態と同様に、より自由度の
高い制御を可能とするが、トナーリダクション制御がオ
フ設定であれば、単色制限率を考慮することなく、なん
ら色数制限を行なわない出力がなされる。言い換えれ
ば、トナーリダクション制御をオフ設定とすれば、単色
制限率を設定する必要がない。
【0128】なお、上述した第1および第2実施形態に
よれば、TR部1306においてトナーリダクション制御のオ
ン/オフ設定に基づいて、処理を分岐させる例について
説明したが、該オン/オフ以外のさらに詳細な色数制限
が可能であれば、本発明はこの例に限定されるものでは
ない。例えば、第1実施形態と第2実施形態とを組み合
わせ、ユーザ指示に基づいて処理1〜処理4のいずれか
を選択可能としても良い。さらに、トナーリダクション
として異なる総色数率あるいは単色制限率に基づく複数
レベルを設け、ユーザ指示に応じて実行レベルを選択可
能としても良い。
【0129】
【他の実施形態】なお、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあ
るいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形
態の機能を実現することになり、そのプログラムコード
を記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。ま
た、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行
することにより、前述した実施形態の機能が実現される
だけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コ
ンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム
(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0130】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ラー画像を印刷出力する際に実行される出力色数制御に
対して自由度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理シス
テムの全体構成例を示す図である。
【図2】本発明に係る一実施形態における画像処理シス
テムの全体構成例を示す図である。
【図3】本実施形態における画像処理装置(MFP)の概要
構成を示すブロック図である。
【図4】MFP内のスキャナ部の構成を示す図である。
【図5】MFPのスキャナIP部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】MFPのプリンタIP部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】MFPのプリンタ部(カラー)の構成を示す図であ
る。
【図8】MFPのプリンタ部(モノクロ)の構成を示す図で
ある。
【図9】MFPのフィニッシャ部の構成を示す図である。
【図10】本実施形態におけるドキュメントサーバの構成
を示すブロック図である。
【図11】サーバ内のRIP部の詳細構成を示すブロック図
である。
【図12A】RIP部内のラスタライズ部におけるPDLデータ
記述例を示す図である。
【図12B】図12Aに示すPDLデータをラスタ展開した様子
を示す図である。
【図13】RIP部内のCMS部におけるカラーマッチング例を
示す図である。
【図14】RIP部内のTR部におけるトナーリダクション制
御を示すフローチャートである。
【図15】図14に示す処理1の詳細を示すフローチャート
である。
【図16A】RIP部内のガンマ補正部におけるガンマテーブ
ル例(リニア)を示す図である。
【図16B】RIP部内のガンマ補正部におけるガンマテーブ
ル例(MFP104a用逆カーブ)を示す図である。
【図16C】RIP部内のガンマ補正部におけるガンマテーブ
ル例(MFP104a用)を示す図である。
【図16D】RIP部内のガンマ補正部におけるガンマテーブ
ル例(MFP104b用)を示す図である。
【図16E】RIP部内のガンマ補正部におけるテストチャー
トの一例を示す図である。
【図17】第2実施形態におけるトナーリダクション制御
を示すフローチャートである。
【図18】図17に示す処理4の詳細を示すフローチャート
である。
【図19】従来のトナーリダクション制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102 ドキュメントサーバコンピュータ 103 クライアントコンピュータ 104 カラーMFP 105 モノクロMFP 1203 RIP(Raster Image Processing)部 1301 ラスタライズ部 1302 CMS部 1303 ガンマ補正部 1306 TR(トナーリダクション)部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA04 AA24 AA26 BA07 BA09 CA08 EA02 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE11 CE18 CH07 5C074 AA02 BB17 BB26 DD21 DD24 FF15 GG13 5C077 LL16 MP08 PP15 PP32 PP33 PP36 PP37 PP43 PP48 PQ08 PQ20 SS05 TT03 TT05 5C079 HB01 HB03 HB12 KA02 LA12 LA31 LB02 MA11 MA19 NA03 PA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を印刷出力する際に、印刷機
    構の特性に基づいて該カラー画像の信号値を制限する画
    像処理装置であって、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が第
    1の閾値以下になるように抑制する第1の抑制手段と、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が前
    記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下になるように
    抑制する第2の抑制手段と、 前記カラー画像信号における各色の信号値をそれぞれ第
    3の閾値以下となるように抑制する第3の抑制手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の抑制手段は、前記第1又は第
    2の抑制手段によって信号値が抑制されたカラー画像信
    号に対して、さらに各色の信号値がそれぞれ第3の閾値
    以下となるように抑制することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の抑制手段は、前記第1の抑制
    手段によって信号値が抑制されたカラー画像信号に対し
    て、さらに各色の信号値がそれぞれ第3の閾値以下とな
    るように抑制することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の抑制手段は、前記第2の抑制
    手段によって信号値が抑制されたカラー画像信号に対し
    て、さらに各色の信号値がそれぞれ第3の閾値以下とな
    るように抑制することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記第1の抑制手段と第2の抑制
    手段のいずれを実行するかを選択する選択手段を有する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、ユーザ指示に基づいて
    選択を行なうことを特徴とする請求項5記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の閾値は、ユーザ指示
    に基づいて設定可能であることを特徴とする請求項2乃
    至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の閾値は、ユーザ指示に基づい
    て設定可能であることを特徴とする請求項2乃至4のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の閾値は、色毎に異なる設定が
    可能であることを特徴とする請求項8記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 画像処理装置においてカラー画像を印
    刷出力する際に、印刷機構の特性に基づいて該カラー画
    像の信号値を制限する制御方法であって、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が第
    1の閾値以下になるように抑制する第1の抑制工程と、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が前
    記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下になるように
    抑制する第2の抑制工程と、 前記カラー画像信号における各色の信号値をそれぞれ第
    3の閾値以下となるように抑制する第3の抑制工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 画像処理装置と画像形成装置を接続
    し、該画像処理装置が該画像形成装置よりカラー画像を
    印刷出力する際に、該画像形成装置の特性に基づいて該
    カラー画像の信号値を制限する画像処理システムであっ
    て、該画像処理装置は、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が第
    1の閾値以下になるように抑制する第1の抑制手段と、 前記カラー画像における各色の信号値を、その合計が前
    記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下になるように
    抑制する第2の抑制手段と、 前記カラー画像信号における各色の信号値をそれぞれ第
    3の閾値以下となるように抑制する第3の抑制手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  12. 【請求項12】 コンピュータで実行されることによっ
    て、請求項10記載の画像処理装置の制御方法を実現す
    るプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7636176B2 (en) 2003-01-31 2009-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method and storage medium
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US8099003B2 (en) 2007-10-31 2012-01-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming method for eliminating image defects by considering a kind of transfer material
JP2013115588A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 色処理装置、及びプログラム

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