JP2002165462A - 半導体電力変換装置 - Google Patents
半導体電力変換装置Info
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Abstract
ターロックを実現しつつ、ゲートフィードバック信号に
生ずる誤検出パルスによるゲートパルスオフの発生事態
を可及的に防止する。 【解決手段】 本発明の半導体電力変換装置は、主回路
正電位端と負電位端との間に直列に接続され互いに排反
的にオンオフ制御されるトランジスタからなる2つの半
導体素子のゲート制御信号をゲート基準信号からゲート
インターロック回路(91)を介して生成する。この回
路(91)は、一方の半導体素子(31)に対するゲー
ト基準信号(41)がオフからオンになりかつ他方の半
導体素子(34)に関するゲートフィードバック信号
(54)がオフであるときにだけ一方の半導体素子(3
1)をオフからオンに遷移させ、一旦オンとなった後は
ゲート基準信号(41)がオフになる時までそのオン状
態を保持する。
Description
主回路負電位端との間に直列に接続されたトランジスタ
からなる少なくとも2つの半導体素子を各相ごとに有す
る半導体電力変換装置に関する。
導体電力変換装置とその周辺機器とで構成されるシステ
ムの全体構成図を示す。制御器107は、運転開始信
号、異常検出信号等の制御信号をもとに制御演算を行な
って、ゲート基準信号108を出力する。このゲート基
準信号は、三相それぞれに用意された3つの変換器、U
相変換器101、V相変換器102、W相変換器103
に入力される。U相変換器101に代表させてその内部
構成を示す。ゲート基準信号108はゲートロジック1
11に入力され、U相用のゲート制御信号109に変換
され、ゲート駆動回路112で増幅され、スイッチング
用トランジスタからなる半導体素子113を駆動する。
半導体素子113が他相の半導体素子との間に所定の位
相差をもってサイクリックにオンオフを繰り返すことに
よって所望の電力変換(ここでは逆変換)が行われる。
これら3つの変換器101,102,103の三相出力
によって三相交流電動機106を駆動する。本発明は、
ゲートロジック111のゲートインターロックに関す
る。
0のブロック図を、2レベルインバータの1相分を例と
して示す。主回路正電位端15と主回路負電位端16と
の間に直列に接続された正側半導体素子31と負側半導
体素子34とによって変換器の1相分を構成し、両半導
体素子の共通接続点から、この相の変換器出力端18を
導出する。正側半導体素子31がオンし負側半導体素子
34がオフすると変換器出力端18に主回路正電位端1
5の正電位が出力され、逆に、負側半導体素子32がオ
ンし正側半導体素子31がオフすると変換器出力端18
に主回路負電位端16の負電位が出力される。この2つ
の動作を交互に繰り返し、それぞれの動作時間を調整す
ることにより、主回路正電位端15の電位と主回路負電
位端16の電位との間で交番する任意の交流電圧を出力
することができる。
子34が同時にオンすると、主回路正電位端15と主回
路負電位端16との間が短絡して装置故障となる。その
ような正負同時にオンするような組み合わせのゲートパ
ルスを出力しないようにゲートインターロック回路90
が設けられる。ゲートインターロック回路90は、負側
ゲート駆動回路24と正側ゲート駆動回路21からフィ
ードバックされる負側ゲートフィードバック信号54と
正側ゲートフィードバック信号51を用いて互いに他方
の半導体素子34,31のオン状態を検出し、それをN
OT回路61,64により反転してAND回路71,7
4の第1入力端に導き、このAND回路71,74の第
2入力端にゲート基準信号41,44を入力する。こう
することにより、他方の半導体素子がオン状態の時はゲ
ートパルスを出力しないようにする。
ンターロック回路90の動作タイムチャートを示す。正
側ゲート基準信号41がオンした時に負側ゲートフィー
ドバック信号54がオンの場合は、AND回路71から
出力される正側ゲート制御信号46はオフのままとな
る。この後、正側ゲート基準信号41がオンを継続して
いる状態で、負側ゲートフィードバック信号54がオフ
すると、正側ゲート制御信号46はオンとなる。また、
この状態で負側ゲートフィードバック信号52にノイズ
などの影響で誤パルス2を生じた場合は、図に示すよう
に正側ゲート制御信号46が瞬時的に誤オフしてしま
う。このことは制御の安定性に悪影響を及ぼすことはも
ちろん、半導体素子は極端に短い時間でゲート制御信号
が遷移した場合は破壊される恐れがあり、この結果、装
置故障に至る場合がある。
とは、好ましくはないが避けがたいことであり、そのた
め余分なゲートパルスオフの事態を生じて余分な電流遮
断をしてしまい、電力変換装置の制御の安定性を損った
り、半導体素子にとって極端に短い時間でゲートオフし
た場合には破壊事故に至る恐れさえある。
例として説明したために、上述の短絡事故は正負両側に
配置された2つの半導体素子の同時オンの場合だけであ
るが、3レベルインバータの場合はさらに複雑となり、
種々の素子組合せの場合に同様の事態を生じ得る。
るゲートインターロックを実現しつつ、ゲートフィード
バック信号に生ずる誤検出パルスによるゲートパルスオ
フの発生事態を可及的に防止しうる半導体変換装置を提
供することを目的とする。
に、請求項1に係る発明は、主回路正電位端と主回路負
電位端との間に直列に接続され互いに排反関係をもって
オンオフ制御されるトランジスタからなる一対の半導体
素子を各相ごとに有する半導体電力変換装置において、
半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲート
基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、半導体
素子のそれぞれのオンオフ状態に応じたゲートフィード
バック信号を得るゲートフィードバック手段と、一対の
半導体素子の一方に対するゲート基準信号がオフからオ
ンになりかつ他方の半導体素子に関するゲートフィード
バック信号がオフであるときにだけ一方の半導体素子を
オフからオンに遷移させ、一旦オンとなった後はゲート
基準信号がオフになる時までオン状態を保持するゲート
制御信号を出力するゲートインターロック回路とを備え
たことを特徴とする。
主回路負電位端との間に直列に接続されたトランジスタ
からなる4つの半導体素子を各相ごとに有し、主回路正
電位端側または主回路負電位端側から見て第1および第
3の半導体素子は対をなして互いに排反関係をもってオ
ンオフ制御され、かつ第2および第4の半導体素子は対
をなして互いに排反関係をもってオンオフ制御される半
導体電力変換装置において、半導体素子のそれぞれをオ
ンオフ制御するためのゲート基準信号を生成するゲート
制御信号発生回路と、半導体素子のそれぞれのオンオフ
状態に応じたゲートフィードバック信号を得るゲートフ
ィードバック手段と、対をなす2つの半導体素子の一方
に対するゲート基準信号がオフからオンになりかつ他方
の半導体素子に関するゲートフィードバック信号がオフ
であるときにだけ一方の半導体素子をオフからオンに遷
移させ、一旦オンとなった後はゲート基準信号がオフに
なる時までオン状態を保持するゲート制御信号を出力す
るゲートインターロック回路とを備えたことを特徴とす
る。
主回路負電位端との間に直列に接続されたトランジスタ
からなる4つの半導体素子を各相ごとに有し、主回路正
電位端側または主回路負電位端側から見て第1および第
2の半導体素子は対をなして第1の半導体素子は第2の
半導体素子がオン状態にある時だけオン制御可能であ
り、かつ第3の半導体素子がオン状態にある時だけ第4
の半導体素子のオン制御が可能である半導体電力変換装
置において、半導体素子のそれぞれをオンオフ制御する
ためのゲート基準信号を生成するゲート制御信号発生回
路と、第2および第3の半導体素子のオンオフ状態に応
じたゲートフィードバック信号を得るゲートフィードバ
ック手段と、第2および第3の半導体素子はゲート基準
信号に従ったゲート制御信号を出力し、第1の半導体素
子に対するゲート基準信号がオフからオンになりかつ第
2の半導体素子に関するゲートフィードバック信号がオ
ンであるときにだけ第1の半導体素子をオフからオンに
遷移させ、一旦オンとなった後はゲート基準信号がオフ
になる時までオン状態を保持し、第4の半導体素子に対
するゲート基準信号がオフからオンになりかつ第3の半
導体素子に関するゲートフィードバック信号がオンであ
るときにだけ第4の半導体素子をオフからオンに遷移さ
せ、一旦オンとなった後はゲート基準信号がオフになる
時までオン状態を保持するゲート制御信号を出力するゲ
ートインターロック回路とを備えたことを特徴とする。
主回路負電位端との間に直列に接続されたトランジスタ
からなる4つの半導体素子を各相ごとに有し、主回路正
電位端側または主回路負電位端側から見て第1および第
2の半導体素子は対をなして第2の半導体素子は第1の
半導体素子がオフ状態にある時だけオフ状態にあり、か
つ第3の半導体素子は第4の半導体素子がオフ状態にあ
る時だけオフ状態にある半導体電力変換装置において、
半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲート
基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、第1お
よび第4の半導体素子のオンオフ状態に応じたゲートフ
ィードバック信号を得るゲートフィードバック手段と、
第1および第4の半導体素子はゲート基準信号に従った
ゲート制御信号を出力し、第2の半導体素子に対するゲ
ート基準信号がオンからオフになりかつ第1の半導体素
子に関するゲートフィードバック信号がオフであるとき
にだけ第2の半導体素子をオンからオフに遷移させ、一
旦オフとなった後はゲート基準信号がオンになる時まで
オフ状態を保持し、第3の半導体素子に対するゲート基
準信号がオンからオフになりかつ第4の半導体素子に関
するゲートフィードバック信号がオフであるときにだけ
第3の半導体素子をオンからオフに遷移させ、一旦オフ
となった後はゲート基準信号がオンになる時までオフ状
態を保持するゲート制御信号を出力するゲートインター
ロック回路とを備えたことを特徴とする。
半導体電力変換装置において、ゲートインターロック回
路は、第1および第4の半導体素子のオンオフ状態に応
じたゲートフィードバック信号の通路中にそれぞれオフ
ディレータイマを備えていることを特徴とする。
の第1の実施形態のブロック図である。ここには2レベ
ルインバータの1相分の主回路とゲート制御回路を示し
ている。主回路正電位端15と主回路負電位端16との
間に直列にそれぞれトランジスタからなる正側半導体素
子31と負側半導体素子34が接続されている。これら
の半導体素子はそれぞれフリーホイーリング用のダイオ
ードを逆並列に接続している。半導体素子31,34は
正側ゲート駆動回路21および負側ゲート駆動回路24
によって駆動される。ゲート制御信号発生回路11から
のゲート基準信号41,44はそれぞれAND回路7
1,74の第1入力端に入力される。AND回路71,
74の出力が半導体素子をオン駆動する駆動信号となっ
て、ゲート駆動回路21,24に入力される。負側ゲー
ト駆動回路24から負側ゲートフィードバック信号54
がNOT回路61およびOR回路81を介してAND回
路71の第2入力端に導かれ、同様に、正側ゲート駆動
回路21から正側ゲートフィードバック信号51がNO
T回路64およびOR回路84を介してAND回路74
の第2入力端に導かれる。OR回路81,84の第2入
力端にはそれぞれAND回路71,74の出力信号がA
ND回路71,74の自己ラッチのためにフィードバッ
クされる。
ゲートフィードバック信号54がオフの時だけAND回
路71の働きで正側ゲート制御信号46がオンし、一旦
この状態となった後はAND回路71はオン状態に自己
ラッチし、たとえ誤検出などによって負側ゲートフィー
ドバック信号52が仮にオンとなっても、図2に示すよ
うに、OR回路81の働きで正側ゲート制御信号46は
オンのままラッチされる。この状態はゲート基準信号4
1がオフとなるまで維持される。同様に負側ゲート基準
信号44がオンで正側ゲートフィードバック信号51が
オフの時だけAND回路74の働きで負側ゲート制御信
号49がオンし、この状態は負側ゲート基準信号44が
オフとなるまで維持される。このようにして、ゲートフ
ィードバック信号51,54に誤検出パルスが生じた場
合でも、その影響を受けずに正常なゲート制御信号を出
力することができる。
実施形態のブロツク図である。ここには、3レベルイン
バータの1相分の主回路とゲート制御回路を示してい
る。主回路正電位端15と主回路負電位端16との間に
直列に正側半導体素子31,32および負側半導体素子
33,34の計4つの半導体素子が接続されている。半
導体素子31,32の接続点と半導体素子33,34の
接続点との間に主回路直流電圧に対して逆向き極性で直
列結線の2つのクランプダイオード35,36が接続さ
れ、ダイオード35,36の共通接続点が主回路中性電
位点17に接続される。半導体素子31〜34はそれぞ
れゲート駆動回路21〜24によって駆動される。
生回路11とゲート駆動回路21〜24との間に3レベ
ルインバータに対応したゲートインターロック回路92
が設けられる。各ゲート駆動回路の前段に配置されるA
ND回路71〜74の第2入力端側には、図1の場合と
同様に、NOT回路61〜64およびOR回路81〜8
4が設けられている。ここでは、主回路正電位端15側
から見て第1,第2のゲート駆動回路21,22から得
られる正側ゲートフィードバック信号51,52がそれ
ぞれ第3,第4の負側NOT回路63,64に入力さ
れ、第3,第4のゲート駆動回路23,24から得られ
る負側ゲートフィードバック信号53,54がそれぞれ
正側NOT回路61,62に入力される。ここでもOR
回路81〜84の第2入力端にはそれぞれAND回路7
1〜74の出力信号がAND回路71〜74の自己ラッ
チのためにフィードバックされる。
は、例えばゲート基準信号41の系統に関して言えば、
第3のゲーと駆動回路23からのゲートフィードバック
信号53がオフの時だけAND回路71の働きで正側ゲ
ート制御信号46がオンし、この状態となった後は誤検
出などによってゲートフィードバック信号53がたとえ
オフとなってもOR回路81の働きでAND回路71は
オン状態に自己ラッチされており、ゲート制御信号46
はオンのままラッチされる。このオン状態はゲート制御
信号46がオフとなるまで維持される。同様に、ゲート
基準信号42の系統においても、ゲート基準信号42が
オンでゲートフィードバック信号54がオフの時だけゲ
ート制御信号47がオンし、この状態がゲート基準信号
42がオフとなるまで維持される。ゲート基準信号4
3,44に関しても、全く同様にして正側ゲートフィー
ドバック信号5152がオフの時だけゲート制御信号4
8,49がオンし、この状態はゲート基準信号43,4
4がオフとなるまで維持される。以上のラッチ機能によ
って、たとえゲートフィードバック信号に誤検出パルス
が生じた場合でもその影響を受けずに正常なゲート制御
信号を出力することができる。
のブロック図である。第3の実施形態は第2の実施形態
と同様の3レベルインバータの1相分の主回路とゲート
制御回路を示している。図示のゲートインターロック回
路93においては、第1および第4のゲート基準信号4
1,44の系統に関しては、それぞれOR回路81,8
4およびAND回路71,74が設けられているが、N
OT回路は設けられていない。OR回路81,84の第
1入力端には同じ正側又は負側のゲート駆動回路22,
23からのゲートフィードバック信号52,53が入力
される。OR回路81,84を介して構成されるAND
回路71,74のラッチ回路は図3の場合と同様であ
る。第2および第3のゲート基準信号42,43の系統
に関しては、単にバッファ56,57が設けられている
だけである。
第1のゲート基準信号41に関しては、それ自体がオン
で第2のゲート基準信号42に係るゲートフィードバッ
ク信号52がオンの時だけAND回路71の働きでゲー
ト制御信号46がオンし、この状態となった後は誤検出
などによって負側ゲートフィードバック信号52がオフ
となってもOR回路81の働きで正側ゲート制御信号4
6はAND回路71を介してオンのままラッチされる。
このオン状態は正側ゲート基準信号41がオフとなるま
で維持される。第4のゲート基準信号44に関しても同
様である。このラッチ機能によって、ゲートフィードバ
ック信号に誤検出パルスが生じた場合でもその影響を受
けずに正常なゲート制御信号を出力することができる。
のブロック図である。第4の実施形態は第2の実施形態
と同様の3レベルインバータの1相分の主回路とゲート
制御回路を示している。図示のゲートインターロック回
路94においては、図4の場合とは対照的に、第2およ
び第3のゲート基準信号42,43はそれぞれNOT回
路62,63を介してAND回路72,73の第1入力
端に入力され、その出力はNOT回路65,66を介し
てゲート駆動回路22,23に導かれる。AND回路7
2,73の第2入力端にはOR回路82,83の出力信
号が入力される。OR回路82,83の第1入力端には
AND回路72,73の出力信号が自己ラッチ入力信号
として入力され、OR回路82,83の第2入力端には
同じ極性側のもう一方のゲート駆動回路21,24から
のゲートフィードバック信号51,54がNOT回路6
1,64を介して入力される。第1および第4のゲート
基準信号41,44の系統に関しては、単にバッファ5
5,58が設けられているだけである。
第2、第3のゲート基準信号42,43に関しては、そ
れ自体がオフで第1,第4のゲート基準信号41,44
に係るゲートフィードバック信号51,54がオフの時
だけAND回路71の働きでゲート制御信号47,48
6がオフし、この状態となった後は誤検出などによって
負側ゲートフィードバック信号51,54がノイズ等に
よってオンとなってもOR回路82,83およびAND
回路72,73の働きでゲート制御信号47,48はオ
フのままにラッチされる。このオフ状態はゲート基準信
号42,43がオンとなるまで維持される。このラッチ
機能によって、ゲートフィードバック信号が誤検出した
場合でもその影響を受けずに正常なゲート制御信号を出
力することができる。
のブロック図である。第2の実施形態と同様の3レベル
インバータの1相分の主回路とゲート制御回路を示して
いる。ここに示すゲートインターロック回路95は、第
4の実施形態のゲートインターロック回路94を基本と
し、そのNOT回路61,64の入力段にオフディレー
タイマ91,94を介挿したものである。この実施形態
によれば、ノイズ等により、2つの正側半導体素子3
1,32の同時オフ、または2つの負側半導体素子3
3,34の同時オフという状態に至った時でも、ゲート
パルスオフの事態を防止することができる。
なわち逆変換器に適用する場合について説明したが、本
発明の技術思想はコンバータすなわち順変換器に対して
も適用可能である。
ィードバック信号を用いたゲートインターロック回路を
構成する際に、誤検出パルスによるゲートフィードバッ
ク信号に基づいてゲートパルスオフの事態を生ずること
がない。このゲートインターロック回路によって、制御
器からのゲート制御信号がノイズなどによってパルスオ
フとなった場合の装置故障、または半導体素子の短絡故
障に基づく直流短絡による被害拡大などの発生を防止す
ることができる。
ブロック図である。
するためのタイムチャートである。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
器の構成例を示すブロック図である。
ブロック図である。
するためのタイムチャートである。
回路 101 U相変換器 102 V相変換器 103 W相変換器 106 三相交流電動機 107 制御器 108 ゲート基準信号 109 ゲート制御信号 111 ゲートロジック 112 ゲート駆動回路 113 半導体素子
Claims (5)
- 【請求項1】主回路正電位端と主回路負電位端との間に
直列に接続され互いに排反関係をもってオンオフ制御さ
れるトランジスタからなる一対の半導体素子を各相ごと
に有する半導体電力変換装置において、 前記半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲ
ート基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、 前記半導体素子のそれぞれのオンオフ状態に応じたゲー
トフィードバック信号を得るゲートフィードバック手段
と、 前記一対の半導体素子の一方に対するゲート基準信号が
オフからオンになりかつ他方の半導体素子に関するゲー
トフィードバック信号がオフであるときにだけ前記一方
の半導体素子をオフからオンに遷移させ、一旦オンとな
った後は前記ゲート基準信号がオフになる時までオン状
態を保持するゲート制御信号を出力するゲートインター
ロック回路とを備えたことを特徴とする半導体電力変換
装置。 - 【請求項2】主回路正電位端と主回路負電位端との間に
直列に接続されたトランジスタからなる4つの半導体素
子を各相ごとに有し、前記主回路正電位端側または主回
路負電位端側から見て第1および第3の半導体素子は対
をなして互いに排反関係をもってオンオフ制御され、か
つ第2および第4の半導体素子は対をなして互いに排反
関係をもってオンオフ制御される半導体電力変換装置に
おいて、 前記半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲ
ート基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、 前記半導体素子のそれぞれのオンオフ状態に応じたゲー
トフィードバック信号を得るゲートフィードバック手段
と、 前記対をなす2つの半導体素子の一方に対するゲート基
準信号がオフからオンになりかつ他方の半導体素子に関
するゲートフィードバック信号がオフであるときにだけ
前記一方の半導体素子をオフからオンに遷移させ、一旦
オンとなった後は前記ゲート基準信号がオフになる時ま
でオン状態を保持するゲート制御信号を出力するゲート
インターロック回路とを備えたことを特徴とする半導体
電力変換装置。 - 【請求項3】主回路正電位端と主回路負電位端との間に
直列に接続されたトランジスタからなる4つの半導体素
子を各相ごとに有し、前記主回路正電位端側または主回
路負電位端側から見て第1および第2の半導体素子は対
をなして第1の半導体素子は第2の半導体素子がオン状
態にある時だけオン制御可能であり、かつ第3の半導体
素子がオン状態にある時だけ第4の半導体素子のオン制
御が可能である半導体電力変換装置において、 前記半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲ
ート基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、 前記第2および第3の半導体素子のオンオフ状態に応じ
たゲートフィードバック信号を得るゲートフィードバッ
ク手段と、 前記第2および第3の半導体素子は前記ゲート基準信号
に従ったゲート制御信号を出力し、前記第1の半導体素
子に対するゲート基準信号がオフからオンになりかつ第
2の半導体素子に関するゲートフィードバック信号がオ
ンであるときにだけ前記第1の半導体素子をオフからオ
ンに遷移させ、一旦オンとなった後はゲート基準信号が
オフになる時までオン状態を保持し、前記第4の半導体
素子に対するゲート基準信号がオフからオンになりかつ
第3の半導体素子に関するゲートフィードバック信号が
オンであるときにだけ前記第4の半導体素子をオフから
オンに遷移させ、一旦オンとなった後はゲート基準信号
がオフになる時までオン状態を保持するゲート制御信号
を出力するゲートインターロック回路とを備えたことを
特徴とする半導体電力変換装置。 - 【請求項4】主回路正電位端と主回路負電位端との間に
直列に接続されたトランジスタからなる4つの半導体素
子を各相ごとに有し、前記主回路正電位端側または主回
路負電位端側から見て第1および第2の半導体素子は対
をなして第2の半導体素子は第1の半導体素子がオフ状
態にある時だけオフ状態にあり、かつ第3の半導体素子
は第4の半導体素子がオフ状態にある時だけオフ状態に
ある半導体電力変換装置において、 前記半導体素子のそれぞれをオンオフ制御するためのゲ
ート基準信号を生成するゲート制御信号発生回路と、 前記第1および第4の半導体素子のオンオフ状態に応じ
たゲートフィードバック信号を得るゲートフィードバッ
ク手段と、 前記第1および第4の半導体素子は前記ゲート基準信号
に従ったゲート制御信号を出力し、前記第2の半導体素
子に対するゲート基準信号がオンからオフになりかつ第
1の半導体素子に関するゲートフィードバック信号がオ
フであるときにだけ前記第2の半導体素子をオンからオ
フに遷移させ、一旦オフとなった後はゲート基準信号が
オンになる時までオフ状態を保持し、前記第3の半導体
素子に対するゲート基準信号がオンからオフになりかつ
第4の半導体素子に関するゲートフィードバック信号が
オフであるときにだけ前記第3の半導体素子をオンから
オフに遷移させ、一旦オフとなった後はゲート基準信号
がオンになる時までオフ状態を保持するゲート制御信号
を出力するゲートインターロック回路とを備えたことを
特徴とする半導体電力変換装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の半導体電力変換装置にお
いて、前記ゲートインターロック回路は、前記第1およ
び第4の半導体素子のオンオフ状態に応じたゲートフィ
ードバック信号の通路中にそれぞれオフディレータイマ
を備えていることを特徴とする半導体電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353278A JP3648151B2 (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 半導体電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000353278A JP3648151B2 (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 半導体電力変換装置 |
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