JP2002165279A - ビルなどの設備機器の快適環境制御システム - Google Patents

ビルなどの設備機器の快適環境制御システム

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JP2002165279A
JP2002165279A JP2000360193A JP2000360193A JP2002165279A JP 2002165279 A JP2002165279 A JP 2002165279A JP 2000360193 A JP2000360193 A JP 2000360193A JP 2000360193 A JP2000360193 A JP 2000360193A JP 2002165279 A JP2002165279 A JP 2002165279A
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comfortable environment
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comfortable
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JP2000360193A
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English (en)
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Hiroyoshi Yuasa
啓義 湯淺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建物の間仕切りに依存するような各種ネットワ
ーク接続機器を部品化し、ソフト的に変更設定できるよ
うにして、建物の物理的な間仕切り変更があった際に
も、ユーザの要望にあわせた有益なアプリケーションの
追加、変更、削除などが容易に行える、ネットワークサ
ービスおよびサポートに適した快適環境制御システムを
提供する。 【解決手段】複数の快適環境セルに分割された建物内の
空間に、この快適環境セル2毎にゲートウェイ1を介し
て設備系機器20を配置して環境セル制御部22を構成
し、これらのゲートウェイ1を共通の快適環境サーバ3
に接続して成り、快適環境サーバ3は、快適環境データ
ベース30を備え、快適環境セル2の複数個を組み合わ
せて特定された快適環境ユニットAついての設定情報
を、上記快適環境データベース30に書き換え可能に保
存し、その設定情報に応じて、特定された快適環境ユニ
ットA毎に統合的な制御がなされる構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルなどの設備機
器の快適環境制御システム、詳しくは、建築設備、生産
などの監視制御系ネットワーク(以下、設備系ネットワ
ークと呼ぶ)を、建物の間仕切り変更時にダイナミック
に対応出来るシステムと、この設備系システムを、情報
系、勘定系などの情報通信系ネットワークに複合化させ
たネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】建物内に構築されるネットワークシステ
ムは、従来は、テレコム系(情報通信系)、OA系(情
報系)、設備系に分かれているが、昨今では、インター
ネットプロトコル(IP)によるオープンなネットワー
クが構築されており、テレコム系では、データおよび音
声の統合化が進み、OA系では、ミッションクリティカ
ルな基幹系、ファイル共有などの情報系に分かれていた
ものがQoS(サービス品質)制御により統合され、こ
れらは有線あるいは無線IPネットワークで統合されつ
つある。
【0003】ところで、このようなネットワークを構築
しても、オフィスビル、テナントビル、店舗などでは、
間仕切りは往々にして変わるので、これに対応させる必
要がある。
【0004】そのため、テレコム系では、配線をワイヤ
リングクローゼットに集中させてクロスパッチパネルで
切り替える構造配線が用いられ、OA系では、端末器が
パソコンなどのように可搬型であるので、スター配線構
造を採用しているのが通例となっている。
【0005】しかしながら、このような構造配線では、
初期の投資が高く、また配線の変更、管理の変更などに
コストがかかるため、自社ビルでは対応が可能であって
も、テナントビル、ホテルなどセキュリティが重要な場
合には、ワイヤリングクローゼットに置かれるLANス
イッチなどにおいて、データセンタのサーバ同様にユー
ザおよびアプリケーション毎に認証、暗号化、アクセス
制御、優先順位の設定変更が必要となり、ディレクトリ
サービスを用いたネットワークシステムに一貫性のある
ポリシーベース管理が必要とされる。
【0006】一方の設備系においても情報通信系と同様
にIPネットワーク、インターネットと統合されつつあ
るが、端末器は、煙感知器、調光照明器具などの小型で
数多くのものが存在するため、すべての端末器をインタ
ーネットプロトコルで直接接続したり、Webサーバを
組み込むことは、コスト面で無理がある。そこで、IP
ネットワークとはゲートウェイなどで接続されているの
が通例であり、近時においては、ゲートウェイを用い
て、インターネットと、設備系のフィールドネットワー
クとのプロトコル変換を行い、ゲートウェイにWebサ
ーバ機能を組み込んでWebブラウザから、アイコンで
操作出来るユーザインタフェースを構築するためのミド
ルウェア、ソフトウェア部品を用いたシステムなども提
案されている。
【0007】図7は、テレコム系とOA系を合わせた情
報通信ネットワークN2と、設備系ネットワークN1と
を組み合わせた複合化システムの構成例を示している。
【0008】図示したように、設備系ネットワークN1
においては、おおむねフロア単位のローカル制御盤ある
いは伝送ユニットに制御部が置かれ、フロアに配線され
た設備系ネットワークN1の端末器のアドレスが、制御
部あるいは、センタの中央監視盤の「I/O連動テーブ
ル」に登録されて、操作盤、操作パネルなどのスイッチ
を、ネットワーク接続機器に連動して制御する構成にし
ている。このようなシステムでは、ビル内のレイアウト
変更がなされた場合、どのスイッチが、どの照明器具を
点灯させるかという「I/O連動テーブル」を書き換え
る必要がある。
【0009】また、このようなネットワークシステムで
は、管理テーブルを統合して顧客の要請に応じて、それ
ぞれのユーザ、間仕切りなどの属性を含む設備系のデー
タベース100が構築され、この設備系データベース1
00では、論理的に仕切られ、設備系ネットワークN1
が実体として、煙感知器、空調機器などの端末機器が建
物に固定的に設置され、照明、空調など個々の設備ごと
に異なったネットワークを構成し、しかも、フロアごと
にバス型のデバイス系のネットワークに接続され、フロ
アごとに種種の設備をまとめる構成、或いは、区画に対
応して管理情報を提供するサーバ/クライアント構成を
なす。
【0010】しかしながら、テナントビルのように、建
物のフロアを間仕切りなどの物理的な配線に依存し、間
仕切りの変更を伴う場合には、配線工事、アプリケーシ
ョンプログラムの変更などを行う必要があり、そのため
作業が面倒な上もコストも高くなり、簡易な方法で対処
できないという問題があった。
【0011】また、電話、LANなどの情報通信ネット
ワークN2も、同様にスイッチングシステムなどの集線
装置に、ユーザ認証、セキュリティなどのアクセスリス
ト(ACL)、優先処理などのサービス品質(Qo
S)、ネットワーク管理情報ベース(MIB)などの管
理テーブルによって、サービスレベルアグリーメント
(SLA)に従ってデータセンタのシステム管理と統合
されたポリシーベース管理が行われており、顧客の要請
に応じて、それぞれのユーザ、アプリケーション、ネッ
トワークセキュリティ、間仕切りを反映するサブネッ
ト、VLANなどの属性を含む情報通信系のデータベー
ス101が構築されていいが、そのために設備系ネット
ワークN1と情報通信系ネットワークN2とをテナン
ト、顧客などの要望に答えるために個別に統合管理する
連携サービスサーバを設け、顧客、および、サービルレ
ベルアグリーメントに基づいて、設備系データベース1
00と情報通信系データベース101を連携するデータ
ベース102に統合しているのが通例である。
【0012】しかしながら、従来型の複合システムで
は、設備系と情報通信系の上に統合されたプラットホー
ムを構成し、上記プラットホーム上で、バーチャルな居
住空間を分散オブジェクト或いはエージェントによって
提供するシステム構成をとるため、建物の間仕切りが変
更されたり、設備機器、設備系配線の変更が頻繁に行わ
れる場合には、それぞれの端末器やサービスサーバのプ
ログラムの変更を行い、更に中央監視システムにおいて
システム全体の設計変更を行わなければならず、管理コ
スト、および、施工コストの増大を招き、システムの肥
大化に伴って個別制御への対応が迅速に出来ないなどの
問題を有している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】また、従来のシステム
には、システム天井や床システムなどのように構造物の
空調・照明機器のモジュール化がなされているものも存
在するが、ネットワーク及びビルオートメーションのア
プリケーションのモジュール化は、システム天井と関係
なくなされているため、やはり、建物内の間仕切りを変
更したような場合には、ネットワーク、設備機器、天井
構造物、床構造物についての現場作業の変更やプログラ
ム設計変更を行い、中央監視システムにおいてそれぞれ
を全体のシステム設計から行わなければならなかった。
【0014】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、建物の間仕切りに依存するような照明
器具、防災センサ、開閉器、空調機器、制御機器用セン
サ、各種制御機器用アクチュエータ、情報家電機器など
の設備機器を、予め特定した快適環境セルとして部品化
することによって、建物の物理的な間仕切りの影響を受
けずに、ユーザの要望にあわせて、アプリケーションの
追加、変更、削除などが容易に行える、ネットワークサ
ービスおよびサポートに適した快適環境制御システムを
提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の快適環境制御システムで
は、複数の快適環境セルに分割された建物内の空間に、
この快適環境セル毎にゲートウェイを介して設備系機器
を配置して環境セル制御部を構成し、これらのゲートウ
ェイを共通の快適環境サーバに接続する。
【0016】快適環境サーバは、快適環境データベース
を備えており、快適環境セルを組み合わせて特定された
快適環境ユニットの設定情報を快適環境データベースに
書き換え可能に保存し、その設定情報に応じて、少なく
とも特定された快適環境ユニット毎に統合した制御が行
えるようにしている。
【0017】また、請求項2に記載のシステムでは、上
記快適環境サーバは、所定の設定画面を呼び出し表示さ
せ、所定の操作をすることによって、上記快適環境セル
の複数個を組み合わせて特定された快適環境ユニットつ
いての設定情報を、上記快適環境データベースに書き換
え可能に保存できる構成にしている。
【0018】更に、請求項3では、請求項1、2におい
て、快適環境サーバは、建物内に配置されたパソコン、
OA機器、通信装置などの情報通信機器に接続された、
複数の区分された情報通信セグメントのそれぞれを知的
快適環境サーバに接続して構成された情報通信系ネット
ワークに更に接続されている。
【0019】これによって、快適環境サーバと知的快適
環境サーバとは相互にリンクされ、知的快適環境サーバ
では、快適環境セル、快適環境ユニットの所望のもの
と、情報通信セグメントの所望のものとの組み合わせを
選択して任意の知的快適環境サービスユニットを構成し
て、その知的快適環境サービスユニット毎に統合した制
御がなされる構成になっている。
【0020】更に、請求項4では、請求項3において、
知的快適環境サーバは、所定の設定画面を呼び出し表示
し、所定の操作をすることによって、上記知的環境サー
ビスユニットを構成する設定情報を、知的快適環境サー
ビスデータベースに書き換え可能に保存できる構成にし
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明システムの概要を説
明する。本発明システムは、快適環境制御に適した各種
組込機器(アプライアンス)を組み込んだ設備系ネット
ワークシステムに関したものである。
【0022】ここに、設備系ネットワークは、言わば快
適環境制御を主な目的とするアメニティ系の監視制御主
体のネットワークであり、情報通信系ネットワークは、
インテリジェント系の知識情報主体のネットワークとい
える。
【0023】一般に建物内の空間において、ネットワー
クによる快適環境を維持するためには、これらの設備系
と情報通信系とが統合されたサービスを常に提供出来る
ように配慮するする必要があるが、本発明では、設備系
ネットワークを「快適環境ゲートウェイ」を用いて構成
した快適環境セルによって部品化し、これらの快適環境
セルを「快適環境データベース」の設定操作によって、
任意に組み合わせることによって、建物の物理的な間仕
切り変更に柔軟に対応させている。したがって、「快適
環境セル」の集合体が、「快適環境ユニット」として、
パーティションなどの移動が容易な間仕切りに対応して
ダイナミックに対応出来る。
【0024】本発明システムでは、このように「快適環
境セル」は、物理的な空間を特定するものではあって
も、「快適環境ゲートウェイ」によって部品化され、快
適環境サーバによって、快適環境セルを任意に組み合わ
せ変更して、快適環境ユニットを構成できるようにして
いるので、所謂仮想的なデバイス設定によってダイナミ
ックな対応が可能となり、配線変更などの施工工事に比
べて迅速かつ容易に対処できる。
【0025】さらに、同時に提案される本発明システム
では、「知的快適環境サーバ」が、設備系の「快適環境
セル」、「快適環境ユニット」の空間と、情報通信系の
「情報通信セグメント」の空間とを仮想的に統合させた
知的快適環境サービスユニットを提供する。
【0026】「快適環境ユニット」空間は建物の物理的
な間仕切りに対応して変化するが、「情報通信セグメン
ト」空間は、居住者、サービス提供者など、関係者に依
存するので、物理的な間仕切りの制約は受けず、したが
って、インターネット、エクストラネットなどを経由し
た仮想空間として遠隔アクセスが可能であり、仮想的な
「情報通信セグメント」を通して「快適環境ユニット」
にアクセスできることになる。
【0027】また、本発明システムを構成する「快適環
境ゲートウェイ」は、「遠隔サービスプロセス」、「ロ
ーカルサービスプロセス」および「自己診断プロセス」
を同時並行して行う機能を備えてもよい。
【0028】そのようなシステムでは、「遠隔サービス
プロセス」によって、「遠隔サイト」に設置された「快
適環境ユニット」に対して、サービス・サポートセンタ
から「快適環境サーバ」経由の遠隔監視制御・保守サー
ビスを行うことが出来る。
【0029】一方の知識情報主体の情報通信系では、マ
ルチメディアゲートウェイで相互に接続されたデジタ
ル、アナログ情報をユニット単位に統合し、個々のデバ
イスに対して、サブネット、VLAN、VPNなどの仮
想的なセグメントに加えて、さらにアプリケーション、
ユーザの認証も組み合わせて割り当てることができる。
【0030】本発明システムの望ましい実施例では、
「知的快適環境サ−バ」上の記憶媒体に、「知的快適環
境サービスデータベース」を設置し、そこに設備系ネッ
トワークと情報通信系ネットワークとを統合する顧客サ
ービスのレコードを設けて、設備系の制御部、情報通信
系のユーザインタフェースを融合しているので、アプリ
ケーションやサービス、管理を効率よくカスタマイズさ
れた形で提供出来る。
【0031】以下、図を用いて具体的な実施例を説明す
る。図1は、本発明における快適環境制御システムの構
成の一例を示した図である。ビル、大部屋などの空間
を、構造物の基本フレームとなるような区画単位の複数
の快適環境セル2・・・に分割し、この快適環境セル2
・・・毎に、快適環境ゲートウェイ1を介して、設備系
機器20と環境センサ21を配置して環境セル制御部2
2を構成している。快適環境ゲートウェイ1と快適環境
サーバ3とは図例では信号線Lを介して接続されている
が、電波、赤外線などの信号媒体を用いて無線で接続さ
れてもよい。
【0032】一方の快適環境サーバ3は、快適環境デー
タベース30を備えており、快適環境セル2を、制御の
単位として、組み合わせて特定された快適環境ユニット
Aの設定情報を、その快適環境データベース30に書き
換え可能に保存し、その設定情報に応じて、少なくとも
特定された快適環境ユニットA毎に統合化した制御が行
えるようにしている。つまり、快適環境サーバ3では、
快適環境データベース30を後述する設定操作を行っ
て、複数の快適環境セル2・・・を組み合わせた快適環
境ユニットを変更可能に設定することによって、少なく
とも設定された快適環境ユニット単位で統合的な制御が
行なわれる構成となっている。
【0033】したがって、快適環境サーバ3による設定
操作によって、快適環境ユニットを変更し、そのユニッ
ト毎に統合化した制御設定が出来るので、ビルのテナン
トの間仕切りやレイアウトの変更にも、快適環境サーバ
3の設定操作によって容易に対応できる。
【0034】また、このような快適環境セル2の各々
は、例えば、ユーザがローカル設定器を操作するなどの
操作を行うことによって、環境センサ21により照度、
温度、湿度、風量などを検知しながら、照明器具、空調
機器などの設備系機器20を制御して、環境セル制御部
22を自律的に分散制御することができる。
【0035】図3の構成例では、快適環境サーバ3と快
適環境ゲートウェイ1とは通信線Lを介して接続された
設備系ネットワークを構成しており、それぞれに「設備
系NWIF(ネットワークインタフェース)」33と1
0を備え、快適環境ゲートウェイ1および快適環境セル
2の各種設備系機器20は、相互に通信を行うために
「デバイス系NWIF」15、23を設けている。
【0036】なお、これらに使用されている設備系ネッ
トワーク、デバイス系ネットワークは、ネットワークの
具体的な伝送媒体、アクセス方式などを限定するもので
はなく、オープンなイーサネット、および、インターネ
ットプロトコル(IP)を使用してもよい。
【0037】快適環境ゲートウェイ1は、設備系ネット
ワーク独自のローカルな操作盤からの直接の操作が、快
適環境セルと無関係に行われることを防止する。
【0038】図1では、快適環境ユニットに快適環境セ
ル2が1個ないし2個含まれているが、実際には、快適
環境セル2は個人のワークスペースの標準的な広さに対
応させ、照明、空調だけでなく、その他の環境を、個人
個人に調節可能に設定でき、事務所の間仕切りのサイズ
にあわせた数の快適環境セル2を組み合わせて快適環境
ユニットAが特定できる。
【0039】したがって、テナントや事務所の間仕切り
変更に対しては、快適環境セル2を増減させて快適環境
ユニットAを構成して、快適環境サーバ3の快適環境デ
ータベース30の快適環境ユニットAに関する快適環境
セルの属性と設定条件を変更することで対応でき、個人
の移動に対しては、快適環境サーバ3の快適環境データ
ベース30上の快適環境セルの環境属性の設定条件を変
更することで対応できる。
【0040】図2は快適環境データベース30のデータ
構成を示す。このデータベース30では、快適環境ユニ
ットAを定義する領域が、オブジェクト、表、リストな
どのデータベース構造に応じた表現形式で存在し、その
中に、快適環境ユニットAに属する快適環境セル2がメ
ンバとして登録され、個々の快適環境セル2の属性は、
親となる仮想的な快適環境ユニットAの属性を継承する
ようにコピーあるいはポインタなどのソフトウェア技術
で設定されることによって、メンバとなる複数の快適環
境セル2に共有されるようになっており、これによっ
て、快適環境セルが、快適環境ユニットの属性を共有し
て互いに連動することにより、快適環境ユニットを制御
単位として統合的な制御条件が設定されるようになって
いる。
【0041】快適環境ゲートウェイ1の制御機能の実体
が、快適環境ゲートウェイ1にある場合、個々のネット
ワーク設備系機器2にある場合、快適環境サーバ3上に
有る場合を問わず、建物の間仕切り変更、レイアウト変
更、ユーザ、管理者などの要求変化、設備、アプリケー
ション、サービスメニューなどの追加、変更、削除など
に対しては、快適環境データベース30の快適環境セル
2の属性情報を変更することによって、仮想的なアメニ
ティユニットを変更可能にする。
【0042】快適環境ゲートウェイ1ごとに「遠隔サー
ビスプロセス」、「ローカルサービスプロセス」および
「自己診断プロセス」が実行可能となっているが、これ
らの快適環境の制御機能の実体がどこに置かれるかによ
って、複数通りの構成が可能となる。
【0043】例えば、図3のシステム構成では、快適環
境ゲートウェイ1はネットワーク接続機器2の制御を行
わないで、伝送方式、媒体アクセス方式、通信プロトコ
ルの変換のみを行う機能を備えたものを想定している
が、快適環境サーバ3には、快適環境データベース3
0、快適環境ユニット制御31、快適環境セル制御32
が含まれ、快適環境ユニット制御31、快適環境セル制
御32および各種ネットワーク接続機器2の制御部22
が、順次上位から下位に階層的に構成されている。
【0044】ここに、快適環境ユニット制御31は、図
2に示した快適環境データベース30の快適環境ユニッ
トを定義する領域の設定に従って、快適環境ユニット単
位で制御を行い、快適環境セル制御32が、同様に快適
環境セルを定義する領域の設定に従い快適環境セルを制
御する。
【0045】快適環境ゲートウェイ1および各種ネット
ワーク接続機器2の制御の実体は、実装によって異なる
が、快適環境セル2・・・を制御することは、同時に快
適環境セル制御32が、実質的に快適環境データベース
30の快適環境ゲートウェイ1を定義する領域に従っ
て、快適環境ゲートウェイ1を制御して、ネットワーク
接続機器2を定義する領域に従って、各種設備系機器2
0を制御することになる。
【0046】図3に示されたゲートウェイでは、設備系
機器20の制御を行わず、快適環境サーバ30との間で
送受される通信プロトコルの変換を行うためのゲートウ
ェイプロセス制御12および自己診断13を行う機能を
備えている。
【0047】ここに、設備系NWIF10は、設備系ネ
ットワークの伝送方式、媒体アクセス方式、通信プロト
コルの処理を行い、デバイス系NWIF15、23は、
照明器具などの各種ネットワーク接続機器2に接続する
デバイス系ネットワーク(フィールド系ネットワークと
も呼ばれる)の伝送方式、媒体アクセス方式、通信プロ
トコルの処理を行う。
【0048】また、図3に示しているゲートウェイ1に
接続付加された各種マルチメディア設備機器は、監視カ
メラ、画像記録装置、音響設備などを示し、環境セル制
御部22においては、このようなものも制御対象に含ま
れている。
【0049】また、図1や図3では、ネットワークは通
信線Lで接続されているが、このような有線通信に限る
ものではなく、設備系ネットワーク、デバイス系ネット
ワークと同様に無線、電力線搬送などの伝送方式も適用
できる。
【0050】更に、デバイス系通信制御14は、複数の
デバイス系NWIF15との通信のポーリング、割込み
処理などのスケジューリングを行い、データバッファ1
1には、設備系ネットワークとデバイス系ネットワーク
のそれぞれの通信プロトコルの処理のためのヘッダ情
報、データ内容などが記録され、さらに快適環境データ
ベース30の設定の中から快適環境ゲートウェイ1およ
び快適環境セル2に関する、快適環境ゲートウェイ1を
定義する領域の各種設定パラメータ、ルールなどの情報
が記録されている。
【0051】ゲートウェイプロセス制御12は、快適環
境データベース30の快適環境ゲートウェイ1を定義す
る領域の設定に従って、快適環境ゲートウェイ1の設備
系ネットワークおよびデバイス系ネットワークとの間の
通信を翻訳する機能を行うが、設備系ネットワークの通
信プロトコル処理が設備系NWIF10に含まれ、デバ
イス系ネットワークの通信プロトコル処理がデバイス系
NWIF15に含まれているので、ゲートウェイプロセ
ス制御12は、データバッファ11上でのそれぞれの通
信プロトコルのパケット編集機能およびトランザクショ
ンの中継(データ、メッセージなどの受け渡される情報
交換)を保証する。
【0052】デバイス系ネットワークが、複数の業界標
準プロトコルであったり、個々のプロトコルにバージョ
ンの異なるものが並存する場合には、ゲートウェイプロ
セス制御12は、当然ながらこれらの複数のプロトコル
に対応するものが準備される。
【0053】なお、実装上は、ゲートウェイプロセス制
御12を、設備系NWIF10あるいは、デバイス系N
WIF15にそれぞれ含めたり、設備系NWIF10お
よびデバイス系NWIF15の両方に含めてデータバッ
ファ11上でデータフォーマットを共通化させることも
可能である。
【0054】自己診断13は、快適環境ゲートウェイ1
全体の故障検出、セルフテストなどの自己診断を行い、
障害時にはゲートウェイプロセス制御12が、快適環境
サーバ3に知らせる。
【0055】快適環境ゲートウェイに含まれない設備系
機器(ネットワーク接続機器など)20の制御部25
が、照明器具の場合の照明制御などの制御部、照度計の
検知部26など、それぞれの設備系機器20に含まれ
る。
【0056】環境変化、ユーザ要求の変化に対して、快
適環境セル内の個々の設備系機器20の「機器制御」
が、快適環境ゲートウェイ1に関する快適環境データベ
ース30の設備系機器20を定義する領域の設定に応じ
て自律的に分散制御しながら、複数の快適環境セルをま
とめて構成した快適環境ユニット単位に快適環境を提供
し、「機器制御」は、各設備系機器2の内部に有って、
各種センサの検知情報処理部、インバータなどアクチュ
エータの制御情報処理部、通信処理部が一体化されて、
自律的に分散制御を行う。
【0057】快適環境セルをまとめて構成される快適環
境ユニット単位の制御の統合は、快適環境サーバ3が、
快適環境データベース30に設備系機器2の「機器制御
モジュール」の動作条件を設定しながら行う。
【0058】また、快適環境ゲートウェイ1は、図4に
示すように、その内部に検知情報処理部、制御情報処理
部、通信処理部、機器制御部を一体にしてモジュール化
した快適環境モジュール8を設けた構成にしてもよい。
このようなモジュール8は、上記各部で影響が及ぶ範囲
の空間の検知、情報処理および制御を行うことよって近
傍に快適環境小空間を提供する。
【0059】このような快適環境モジュール8が、快適
環境セル2に組み込まれると、快適環境サーバ3の快適
環境データベース30の設定に従って、それぞれ快適環
境ユニットの属性を共有して互いに連動しながら快適環
境小空間を提供することにより、レイアウト変更、ユー
ザ、管理者などの要求の変化、設備、アプリケーショ
ン、サービスメニューなどの追加、変更、削除などに対
して、快適環境小空間の集合体としての仮想的な快適環
境ユニットを構成するので、快適環境サーバ3の快適環
境データベース30を変更することによって、快適環境
ユニットをダイナミックに変更できる。
【0060】この場合、各快適環境モジュール8が、図
2に示したような「検知制御共有関数テーブル」を内蔵
し、快適環境小空間を提供し、各快適環境モジュール8
が、快適環境データベース30の設定に従った快適環境
ユニットの属性を「検知制御共有関数テーブル」に共有
して互いに連動することにより、快適環境小空間の集合
体としての仮想的な快適環境ユニットを構成する。
【0061】また、快適環境セル2は、快適環境ゲート
ウェイ1と快適環境モジュール8とを混在させて設けて
もよく、その場合、それぞれが、快適環境サーバ3の設
定により、快適環境セルおよび快適環境小空間の集合体
が快適環境ユニットを構成する。
【0062】具体的には、快適環境セル2は、システム
天井、建築付属の電気設備ような、固定的に割り当てた
基準の寸法のビルディングブロックに適しているのに対
して、快適環境小空間は、建物の別途工事など、施主の
要望に対応したり、後から追加する機器のようにセンサ
およびアクチュエータなどを自由に配置して、固定的な
寸法ではなく、自律的に制御される。
【0063】次に、設備系ネットワークを情報通信系ネ
ットワークと複合化して構成した知的快適環境サービス
ユニットを変更設定できる快適環境制御システムを説明
する。このシステムでは、前述した設備系ネットワーク
における快適環境セル2や特定された快適環境ユニット
Aに対して、更にVLAN、サブネットなどに分割され
た、情報通信系ネットワークの情報通信セグメントCを
任意に組み合わせて知的快適環境サービスユニットBを
構成することができ、知的快適環境サーバ5の知的快適
環境データベース50の設定により、あたかも知的快適
環境空間として一体となったような仮想的な知的快適環
境サービスユニットBが変更可能に構成される。
【0064】すなわち、快適環境サーバ3は、建物内に
配置されたパソコン、OA機器などで代表される情報通
信機器4に接続された、複数の区分された情報通信セグ
メントCのそれぞれを知的快適環境サーバ5に接続して
構成された情報通信ネットワークに更に接続される。
【0065】これによって、快適環境サーバ3と知的快
適環境サーバ5とは相互にリンクされ、知的快適環境サ
ーバ5では、快適環境セル2あるいは快適環境ユニット
Aと、情報通信セグメントCとの組み合わせを選択して
任意の知的快適環境サービスユニットBを構成し、その
知的快適環境サービスユニット毎に、統合した制御がな
される。
【0066】したがって、このようなシステムでは、ビ
ルのテナントの間仕切りやレイアウト変更にも、更に情
報通信系ネットワークで仮想的に区分された情報通信セ
グメントを組み込ませた知的快適環境サービスユニット
を自在に特定して、知的快適環境サーバ5による設定操
作によって容易に対応できる。
【0067】図5は、知的快適環境サービスデータベー
ス50のデータ構成例であり、図2の快適環境データベ
ースに対応させて示している。
【0068】知的快適環境データベース50の設定によ
り、快適環境セル2や快適環境ユニットAが、知的快適
環境サービスユニットBの属性を共有して対応する情報
通信セグメントCと互いに連動させて、レイアウト変
更、ユーザ、管理者などの要求の変化、設備、アプリケ
ーション、サービスメニューなどの追加、変更、削除な
どに対して、情報通信セグメントCに対して操作環境を
提供する。
【0069】このようなシステムでは、快適環境ユニッ
トAと情報通信セグメントCとは、必ずしも一致した物
理空間である必要はないが、快適環境ユニットAは、快
適環境セル2のビルディングブロックおよび快適環境小
空間を重ね合わせた集合体として構成出来る。
【0070】また、情報通信セグメントC内のマルチメ
ディアゾーンボックスに、各種情報通信系ネットワーク
接続機器が接続され、快適環境ゲートウェイ1による快
適環境セル2と同様に、物理的な配線単位として情報通
信セルを構成して、ビルディングブロック的に構成して
もよく、そのような構成は、アセット管理、ファシリテ
ィ管理などの面からも有効と考えられる。
【0071】情報通信セグメントCは、建物の物理的な
構造の影響を受けやすい快適環境ユニットAに対して、
ユーザ、アプリケーションなどに依存していっそう論理
的、仮想的になるが、一般のIPネットワークのサブネ
ットなどの情報通信セグメントは、スイッチング技術に
よって、ユーザ、アプリケーション、IPアドレス、ポ
ートなどの様様なプロトコル階層でのセグメント化がポ
リシーベース管理などのシステム管理の観点から行われ
ているので、物理的に快適環境ユニットと一致しないの
が一般的である。
【0072】本発明システムでは、人が操作するWeb
クライアントからは、ホームページの仮想空間上の知的
快適環境サービスユニットBにアクセスし、知的快適環
境サーバ5、快適環境サーバ3、快適環境ゲートウェイ
1、各種ネットワーク接続機器2などが、仮想化された
オブジェクトとしてアイコンなどで表現され、それらの
仮想的なオブジェクトを通して快適環境がカスタマイズ
できる。
【0073】最後に、知的快適環境サーバの設定操作画
面の一例を図6に示す。ここでは、ビルフロアのセル配
置図およびユニット設定画面の例を示している。図の廊
下、通路、階段、トイレなどの共有スペースは、セルの
対象外でありビルの中央管理室の中央監視盤が管理す
る。
【0074】セルのサイズは、図の小さな四角の配列で
表示され、オフィスの場合には、天井、床の内装部材の
ビルディングブロックサイズを空調、照明、情報配線、
電力配線などのビルディングブロックと共通する様に、
例えば3.5m×3.5mのサイズに規格化し、システ
ム天井、システムフロアとして設計施工する。
【0075】フロアなどの実際の部材は、50cm×5
0cmの部材のブロック単位であっても、セルのサイズ
は、環境制御の単位として、複数の部材のブロックを含
む単位になる。
【0076】図中の「プログラム選択」を指定し、「ユ
ニット割り当て」を操作し、良く知られているパレット
機能のように、ユニットAからユニットCへと順次、セ
ルの記号をクリック操作して、上の配置図のセルを選択
し、ユニットを特定する。セル単位にユニットを割り当
てるので、離れたところが同一のユニットであっても物
理的には設定可能であるし、セル単位に凹凸があっても
かまわない。図において、(A),(B),(C)は、
それぞれ、快適環境ユニットA、B、Cとして特定され
た領域を示している。
【0077】情報通信ネットワークのセグメントは、ス
イッチングハブなどによって、OSIの通信プロトコル
階層のレイヤ2で、イーサネット(登録商標)フレーム
などのデータパケットのタグ(ラベル)で識別するよう
にしてブロードキャストドメインをセグメント化するV
LAN、IPアドレスのサブネットで、ルータのセグメ
ント分けを行う方法などで分けられるが、このセグメン
トの割り当てと端末機器の配置によって形成される。
【0078】情報家電を始め、空調機器、照明機器など
が、ネットワークに接続され、IPアドレスを持った
り、Webブラウザでネットワーク経由でアクセスされ
るシステムでは、建物に付属する各種設備も、情報通信
ネットワークに接続されるネットワーク接続機器に関し
ては、セル単位とは独立して、情報通信ネットワークの
セグメントを割り当て、或いは、アクセス権の設定を、
レイアウト変更に伴って、変更を行えばよい。
【0079】また、設備系ネットワークがIPネットワ
ークである場合には、本発明の実施例ではIPのサブネ
ットなどのセグメントが情報通信ネットワークとは異な
ったセグメントに割り当て、この設備系ネットワークの
比較的大型の据え置き方のエアコンのようなIPアドレ
スを持ったネットワーク接続機器は、セルと同様にユニ
ットの構成員として「快適環境モジュール」を構成して
もよい。
【0080】別の実施例では、情報通信ネットワークの
IPアドレスをDHCPで動的に割り当て、割り当てる
IPセグメントなどのサブネットを、ユニットごとに割
り当てられる設備ネットワークのIPアドレスのサブネ
ットと共通にすることによって、快適環境ユニットおよ
び情報通信セグメントが共通の知的快適環境サービスユ
ニットとしてのセグメントを持つような設定も可能であ
る。
【0081】多くの場合には、1つの情報通信セグメン
トの中に、複数の快適環境ユニットが設置されるので、
知的快適環境サービスユニットは、1つの情報通信セグ
メントに対して、複数の快適環境ユニットが割り当てら
れる。例えば、ユニットBとユニットCが同一の会社で
ある場合には、これに対しては、同じ情報通信セグメン
トを割り当てできる。
【0082】また、「快適環境データベース設定」をク
リックすると、図2の詳細な設定が可能であり、ゲート
ウェイの設定、検知制御共有関数テーブル(センサ出力
情報と制御出力情報との対応関係のルックアップテーブ
ル)などの設定・確認が可能になる。更に、「知的快適
環境サービス設定」をクリックすると、図5の詳細設定
が可能になり、ユーザ環境設定は、個々のユーザ環境の
設定を行う。
【0083】これらの設定は、ネットワーク管理および
システム管理に対応し、業界標準のディレクトリサービ
スのデータベースおよび通信プロトコルによってユー
ザ、グループ、企業組織などのポリシーベース管理と統
合される。
【0084】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の快適環境制御システムでは、快
適環境サーバは、快適環境ユニットの設定情報を快適環
境データベースに書き換え可能に保存し、その設定情報
に応じて、少なくとも特定された快適環境ユニット毎に
統合化した制御がなされる。
【0085】したがって、ビルのテナントの間仕切りが
変更された場合にも、快適環境サーバの設定画面を呼び
出して、快適環境ユニットを構成する快適環境セルを増
減変更させることによって容易に対応できる。
【0086】請求項2では、快適環境サーバを操作し
て、所定の設定画面を呼び出し操作するだけで、快適環
境ユニットの変更設定が容易に出来る。
【0087】請求項3では、知的快適環境サーバでは、
快適環境セルや快適環境ユニットに所望の情報通信セグ
メントを組み合わせて、知的快適環境サービスユニット
を構成すれば、少なくとも、そのサービスユニット毎に
統合化された制御が出来るので、ビルのテナントの間仕
切り変更に対して、設備機器に更に情報通信機器を加え
た快適環境条件を、ソフト的操作で対応できる。
【0088】請求項4では、知的快適環境サーバを操作
して、所定の設定画面を呼び出し操作するだけで、知的
快適環境サービスユニットの変更設定が容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の快適環境制御システム(快適環境ユニ
ット)の構成の一例を示す図である。
【図2】快適環境データベースの構成例を示す図であ
る。
【図3】快適環境ゲートウェイを詳細に示す本発明のシ
ステム構成例を示す図である。
【図4】本発明の快適環境制御システム(知的快適環境
サービスユニット)の構成の一例を示す図である。
【図5】知的快適環境サービスデータベースの構成例を
示す図である。
【図6】知的快適環境サーバにおける設定操作画面の一
例を示す図である。
【図7】従来のビル設備制御システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
A 快適環境ユニット B 知的快適環境サービスユニット C 情報通信セグメント 1 快適環境ゲートウェイ 2 快適環境セル 20 設備系機器 21 環境センサ 22 環境セル制御部 3 快適環境サーバ 30 快適環境データベース 4 情報通信機器 5 知的快適環境サーバ 50 知的快適環境サービスデータベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の快適環境セルに分割された建物内の
    空間に、この快適環境セル毎にゲートウェイを介して設
    備系機器を配置して環境セル制御部を構成し、これらの
    ゲートウェイを共通の快適環境サーバに接続して成り、 上記快適環境サーバは、快適環境データベースを備えて
    おり、 上記快適環境セルの複数個を組み合わせて特定された快
    適環境ユニットついての設定情報を、上記快適環境デー
    タベースに書き換え可能に保存し、その設定情報に応じ
    て、特定された快適環境ユニット毎に統合的な制御がな
    される構成にしていることを特徴とするビルなどの設備
    機器の快適環境制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記快適環境サーバは、所定の設定画面を呼び出し表示
    させ、所定の操作をすることによって、上記快適環境セ
    ルの複数個を組み合わせて特定された快適環境ユニット
    ついての設定情報を、上記快適環境データベースに書き
    換え可能に保存できる構成にしていることを特徴とする
    ビルなどの設備機器の快適環境制御システム。
  3. 【請求項3】請求項1、2において、 上記快適環境サーバは、上記建物内に配置されたパソコ
    ン、OA機器、通信装置通信装置などの情報通信機器に
    接続され、複数に区分された情報通信セグメントのそれ
    ぞれを知的快適環境サーバに接続して構成された情報通
    信系ネットワークに更に接続され、 これによって、上記快適環境サーバと上記知的快適環境
    サーバとは相互にリンクされ、上記知的快適環境サーバ
    では、上記快適環境セルあるいは上記快適環境ユニット
    のいずれかと、所望の情報通信セグメントとを対応結合
    任意のさせて、知的快適環境サービスユニットを構成し
    た設定情報を、知的快適環境サービスデータベースに書
    き換え可能に保存でき、知的快適環境サービスユニット
    毎に統合的な制御がなされる構成にしているビルなどの
    設備機器の快適環境制御システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上記知的快適環境サーバは、所定の設定画面を呼び出し
    表示し、所定の操作をすることによって、上記知的環境
    サービスユニットを構成する設定情報を、知的快適環境
    サービスデータベースに書き換え可能に保存できる構成
    にしていることを特徴とするビルなどの設備機器の快適
    環境制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005013136A1 (ja) * 2003-08-04 2006-09-28 三菱電機株式会社 映像情報装置及びモジュールユニット
JP2008034983A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム
JP2014013137A (ja) * 2003-10-15 2014-01-23 Ice Energy Inc 冷却装置

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