JP2002162594A - 光偏向器及びこの光偏向器を用いた光走査装置 - Google Patents

光偏向器及びこの光偏向器を用いた光走査装置

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JP2002162594A
JP2002162594A JP2000357690A JP2000357690A JP2002162594A JP 2002162594 A JP2002162594 A JP 2002162594A JP 2000357690 A JP2000357690 A JP 2000357690A JP 2000357690 A JP2000357690 A JP 2000357690A JP 2002162594 A JP2002162594 A JP 2002162594A
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rotating
polygon mirror
optical deflector
rotating body
magnet
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JP2000357690A
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Fumiya Hisa
文哉 比佐
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇が少なく、かつ回転体側を空気摩
擦抵抗がより小さくなるような形状として、低電流かつ
高速回転可能な光偏向器を得る。 【解決手段】 フランジ72及びポリゴンキャップ76
の外径寸法をポリゴンミラー74の内接円の直径又は外
接円の直径と略同一としている。これにより、フランジ
72及びポリゴンキャップ76とポリゴンミラー74と
の外縁部での凹凸を最小限に押えることができる。この
ため、各部材間の凹凸部分に発生する空気との摩擦抵抗
を激減させることができ、光偏向器58の低電流化を実
現させることができる。このように、回転体82の形状
を変えることで回転体82の周囲の空気の量を減らし、
回転体82の空気摩擦抵抗を低減させるため、カバーを
用いる必要がなくなる。従って、カバーを不要とするこ
とによって、回転体82近傍の温度が上昇することもな
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ複写機、レーザプ
リンタ等に搭載される光偏向器及びこの光偏向器を用い
た光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザプリンタ、複写機等の機器
では、図9に示すような回転多面鏡200を用いた光走
査装置202が用いられている。この光走査装置202
では、レーザ光源204から発光された光が、シリンド
リカルレンズ206を通過し、光偏向器208に備えら
れた回転多面鏡200により偏向され、fθレンズ群2
10、シリンドリカルミラー212及び透過ガラス21
4を通過した後、感光体216上に結像される。
【0003】このような構成の光走査装置202におい
ては、レーザ光源204、光偏向器208、シリンドリ
カルレンズ206等の光学レンズと、シリンドリカルミ
ラー212等の光学ミラーなどの光学部品とが1つのユ
ニットとされ、かつ防塵等の理由により密閉された状態
で保持されるのが一般的である。
【0004】一方、最近のレーザプリンタの高速化、高
解像度化により、光偏向器の回転体を高速で回転させる
ため、光偏向器が温度上昇し易い。このため、光偏向器
の温度上昇の元となる電流値を抑えることが求められて
いる。
【0005】例えば、図10のように、光偏向器220
の周囲をカバー222で覆い、回転体224の周囲の空
気の量を減らすことによって、回転体224の回転によ
って発生する空気摩擦抵抗を減らし、光偏向器220の
低電流化を実現しようとするものがある。
【0006】また、特開平7−72413号に示される
図11のように、光偏向器226の周囲をカバー228
で覆い、かつカバー228と回転体230との間を微小
の隙間(0.5mm〜lmm程度)を保って配置するこ
とにより、回転体230の周囲の空気をなるべく減ら
し、発生する電流を抑えてたり、場合によっては、さら
に隙間調整部材232を用いることで、回転体230と
カバー228との間に形成される間隙をより小さくし、
回転体230の回転によって発生する空気摩擦抵抗をさ
らに減らして光偏向器の低電流化を実現しようとするも
のもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
及び図11に示されるような従来例は、いずれも光偏向
器を覆うように回転体を密閉するカバーが配置されてい
るために、逆に光偏向器から発生する熱がカバー内にこ
もってしまい、回転多面鏡及び回転体に備えられた駆動
用のマグネットの温度が上昇し、回転多面鏡の変形やマ
グネットの磁力低下を引き起こし、その結果、印字ムラ
やモータ性能の低下を引き起こしてしまうという欠点が
ある。
【0008】一方、上記問題を解決するためには、カバ
ーをアルミニウム等の放熱性の優れた材料を使用しなけ
ればならないため、低コスト化が困難である。また、回
転体の形状に合わせてカバーの内壁を構成するため、カ
バーの形状が複雑となり、加工費用も高くなってしま
う。さらに、場合によっては隙間調整部材が必要とな
り、さらなるコストアップを引き起こしてしまう。
【0009】また、回転体の形状に合わせて内壁を構成
する限り、全領域にわたって回転体と内壁との半径方向
の隙間を0.5〜lmmとすることはできないため、光
偏向器の低電流化を実現することが困難である。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、温度上昇が少
なく、かつ回転体側の空気摩擦抵抗がより小さくなるよ
うな形状として、低電流かつ高速回転可能な光偏向器及
びこの光偏向器を用いた光走査装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、固定軸回りを回転する円筒体には、回転多面鏡及び
複数の回転部材が取り付けられている。ここで、少なく
とも一つの回転部材の形状を略球状としている。
【0012】これにより、回転多面鏡及び複数の回転部
材で構成された回転体が空気と接触する部分の表面積が
小さくなる。このため、回転体の回転によって生じる空
気摩擦抵抗を減らすことができ、光偏向器の低電流化を
実現させることができる。
【0013】請求項2に記載の発明では、少なくとも一
つの回転部材の外縁部の角部をC面形状又はR形状とし
ている。これにより、回転体の回転によって生じる空気
摩擦抵抗を減らすことができ、光偏向器の低電流化を実
現させることができる。
【0014】請求項3に記載の発明では、回転部材の回
転多面鏡側の外縁部の外径寸法を回転多面鏡の外形と略
同一としている。これにより、回転部材と回転多面鏡と
の外縁部付近での空気摩擦抵抗を減らすことができ、光
偏向器の低電流化を実現させることができる。
【0015】請求項4に記載の発明では、円筒体の回転
中心から回転多面鏡及び回転部材の外縁部までの半径方
向の寸法を略同一としている。これにより、回転体を構
成する各部材間の凹凸がなくなる。このため、各部材間
の凹凸部分に発生する空気との摩擦抵抗を激減させるこ
とができ、光偏向器の低電流化を実現させることができ
る。
【0016】請求項5に記載の発明では、回転部材を回
転多面鏡の外形と略同一の略円筒体としている。回転多
面鏡は角柱状であるため、回転部材と回転多面鏡との外
縁部では、少なくとも凹凸が生じてしまうが、この凹凸
を最小限に押えることができる。
【0017】請求項6に記載の発明では、回転多面鏡及
び回転部材の外周と近接した位置に環状の周壁を備えて
いる。これにより、回転体の半径方向での空気量を減ら
し、回転体の空気摩擦抵抗をさらに減少させて、光偏向
器の低電流化を図る。
【0018】請求項7に記載の発明では、光偏向器を収
容するハウジングには、回転多面鏡及び回転部材の外周
に近接する環状の周壁を設けている。これにより、回転
体の半径方向での空気量を減らし、回転体の空気摩擦抵
抗をさらに減少させることができる。
【0019】このため、光偏向器に空気摩擦抵抗を低減
させるためのカバーを用いる必要がなくなり、回転体近
傍で上昇した温度がカバー内にこもるということもなく
なる。また、空気摩擦抵抗が減ることによって、光偏向
器としての更なる高速化が可能となる。
【0020】請求項8に記載の発明では、固定軸回りを
回転する円筒体には、回転多面鏡及び複数の回転部材が
取り付けられている。この回転部材の一つはスラスト軸
受部であって、回転多面鏡及び回転部材で構成された回
転体のスラスト方向を磁性体による吸引で支持してい
る。また、回転部材の他の一つには、回転多面鏡を回転
させる駆動用マグネットが設けられており、この駆動マ
グネットにより回転体が回転する。
【0021】ここで、回転多面鏡をスラスト方向に間に
置いてスラスト軸受部と駆動用マグネットとを配置する
と共に、スラスト軸受部及び駆動用マグネットを含む駆
動用マグネット部材を略円筒体とし、スラスト軸受部及
び駆動用マグネットを含む駆動用マグネット部材の外径
寸法を回転多面鏡の外形と略同一としている。
【0022】これにより、回転体を構成する各部材間の
凹凸がなくなる。このため、各部材間の凹凸部分に発生
する空気との摩擦抵抗を激減させることができ、光偏向
器の低電流化の実現を図ることができる。
【0023】請求項9に記載の発明では、スラスト軸受
部を構成する固定側のスラスト軸受部材を備えた環状の
周壁を回転多面鏡及び回転部材の外周に近接させてい
る。これにより、回転多面鏡及び回転部材の半径方向で
の空気量を減らし、回転体の空気摩擦抵抗をさらに減少
させることができる。
【0024】このため、光偏向器に空気摩擦抵抗を低減
させるためのカバーを用いる必要がなくなり、回転体近
傍で上昇した温度がカバー内にこもるということもなく
なる。また、空気摩擦抵抗が減ることによって、光偏向
器としての更なる高速化が可能となる。
【0025】請求項10に記載の発明では、スラスト軸
受部材を周壁と一体成形し、かつ、周壁を樹脂で成形し
ている。光偏向器の低電流化により回転体の温度上昇を
抑えることができ、また、回転体の形状がシンプルなた
め、周壁を樹脂で成形することが可能となり、コストダ
ウンを図ることができる。また、スラストマグネットを
周壁と一体成形することにより、部品点数が少なくな
り、組立てが容易になる。
【0026】
【発明の実施の形態】第1形態に係る光偏向器について
説明する。
【0027】図1に示すように、光偏向器10には固定
軸12が備えられており、この固定軸12は台座14に
固定されている。固定軸12の外周面には、ボールベア
リング、流体、空気などによるラジアル軸受(図示省
略)が固定されており、このラジアル軸受によって図示
しない円筒状のスリーブ16が回転可能に軸支される。
【0028】一方、スリーブ16の外周には、駆動マグ
ネット17が外嵌されており、この駆動マグネット17
の上面及び外周を覆うようにして、回転部材の一つとし
てのフランジ18がスリーブ16の外周に外嵌されてい
る。
【0029】フランジ18には回転多面鏡としてのポリ
ゴンミラー20が載置されており、ポリゴンミラー20
の上方には、回転部材の一つとしての略球状のポリゴン
キャップ22が接着或いは圧入等によって接合され、こ
のポリゴンキャップ22を介してポリゴンミラー20が
スリーブに固定される。
【0030】前述したスリーブ、ポリゴンキャップ2
2、ポリゴンミラー20、駆動マグネット及びフランジ
18等によって回転体24が構成される。ここで、駆動
マグネット17には隣接する区分が異極となるようにN
極とS極とが着磁されており、駆動マグネット17の軸
方向の対向した位置には、駆動コイル19が配置され、
この駆動コイル19に順次通電を行うことによって、回
転体24が回転する。
【0031】一方、台座14には、樹脂製の制御基板2
6が取付けられており、制御基板26には図示しないホ
ール素子等の位置検出素子が設けられている。この位置
検出素子によって回転体24の位置情報及び速度情報が
検出され、これらの情報に基づいて図示しないコイルの
通電切り替えが行われ、回転体24の駆動及び定速制御
が行われる。
【0032】ここで、ポリゴンキャップ22を略球状に
することによって、ポリゴンミラー20の上部における
空気との接触面積を、例えばポリゴンキャップを角柱状
とした場合と比較して小さくすることができる。このた
め、回転体24の回転によって生じる空気摩擦抵抗を減
らすことができ、光偏向器10の低電流化を実現させる
ことができる。
【0033】また、ポリゴンミラー20と接合するポリ
ゴンキャップ22の外縁部の外径寸法をポリゴンミラー
20の内接円の直径又は外接円の直径と略同一とするこ
とで、ポリゴンキャップ22とポリゴンミラー20との
外縁部付近での空気摩擦抵抗を減らすことができ、結果
的に光偏向器10の定常電流が小さくなる。
【0034】なお、ここでは、ポリゴンキャップ22の
外縁部の外径寸法をポリゴンミラー20の内接円の直径
又は外接円の直径と略同としたが、ポリゴンミラー20
が空気と接触する接触面積を小さくできれば良いため、
ポリゴンミラー20の内接円の直径から外接円の直径の
範囲であれば良い。また、ポリゴンキャップ22の形状
を略球状としたが、フランジ18の形状を略球状として
も良い。
【0035】次に、第2形態に係る光偏向器について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については、説明
を割愛する。
【0036】図2に示すように、光偏向器28の回転体
30を構成するフランジ32の外縁部の角部には、R部
34が設けられている。一方、角柱状のポリゴンキャッ
プ36の上面側の角部には面取り部38(C面)が設け
られている。
【0037】このように、ポリゴンキャップ36又はフ
ランジ32の角部に面取り部38又はR部34を設ける
ことによって、回転体30の回転によって生じる空気摩
擦抵抗を減らすことができ、光偏向器28の低電流化を
実現させることができる。なお、ポリゴンキャップ36
及びフランジ32の角部に面取り部38又はR部34を
設けても良い。
【0038】次に、第3形態に係る光偏向器について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については、説明
を割愛する。
【0039】図3に示すように、光偏向器40に備えら
れたポリゴンキャップ42を略円錐状としてもよい。こ
れにより、ポリゴンミラー44の上部における空気との
接触面積を、第1形態及び第2形態と比較してさらに小
さくすることができる。
【0040】一方、フランジ46の上面側の外径寸法を
ポリゴンミラー44の内接円の直径又は外接円の直径と
略同一とする。これにより、回転体48の回転時の空気
摩擦抵抗をさらに小さくすることができる。
【0041】また、このとき、フランジ46を略円錐状
とし、フランジ46の下方を先細としている。これによ
り、フランジ46と空気との接触面積が小さくなり、回
転体48の回転によって生じる空気摩擦抵抗を減らすこ
とができる。
【0042】なお、ここでは、フランジ46の上面側の
外径寸法をポリゴンミラー44の内接円の直径又は外接
円の直径と略同一としたが、ポリゴンミラー44が空気
と接触する接触面積を小さくできれば良いため、ポリゴ
ンミラー44の内接円の直径から外接円の直径の範囲で
あれば良い。
【0043】また、以上は多角柱のポリゴンミラーを前
提に述べたが、ポリゴンミラーの形状が多角錐の場合、
すなわちポリコーンであるような場合は、図4に示すよ
うに、ポリコーン50と接合させるポリゴンキャップ5
2の外縁部の外径寸法をポリコーン50の上部の内接円
の直径又は外接円の直径と略同一とすることで、ポリコ
ーン50が空気と接触する接触面積を小さくすることが
できる。これにより、回転体54の空気摩擦抵抗がかな
り小さくなるので、光偏向器56の電流値を低減させる
ということに関しては非常に効果的である。
【0044】次に、第4形態に係る光偏向器について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については、説明
を割愛する。
【0045】図5に示すように、光偏向器58には固定
軸60が備えられており、この固定軸60は図示しない
固定ネジによって台座62に固定されている。固定軸6
0の外周面には、数μmの動圧溝64、66が周方向に
沿って複数形成されている。また、固定軸60には円筒
状の回転スリーブ68が固定軸60との間に数μmの間
隙を設けて回転可能に挿通されている。
【0046】このため、固定軸60と回転スリーブ68
とで動圧軸受が構成され、回転スリーブ68が回転する
と、固定軸60と回転スリーブ68との間隙には、動圧
が発生し、回転スリーブ68は固定軸60の半径方向に
対して非接触で支持される。
【0047】一方、回転スリーブ68の外周には、駆動
マグネット70が外嵌されている。この駆動マグネット
70の上面及び外周を覆うようにして、回転部材として
のフランジ72が回転スリーブ68の外周に外嵌されて
いる。
【0048】また、フランジ72の上面には、回転多面
鏡としてのポリゴンミラー74が載置されており、ポリ
ゴンミラー74の上方には、ポリゴンキャップ76が接
着或いは圧入等によって接合され、このポリゴンキャッ
プ76を介してポリゴンミラー74が回転スリーブ68
に固定される。
【0049】また、回転スリーブ68の下側には、リン
グ状の第1のスラスト軸受用マグネット78が接着され
ている。一方、台座62の上面には、第1のスラスト軸
受用マグネット78と対向する位置にリング状の第2の
スラスト軸受用マグネット80が固着されている。
【0050】この第1のスラスト軸受用マグネット78
と第2のスラスト軸受用マグネット80は対向する面が
同極となるように着磁されており、お互いの反発力は後
述するポリゴンミラー74等で構成された回転体82の
スラスト方向(軸方向)の荷重よりも大きくなっている。
【0051】このため、第1のスラスト軸受用マグネッ
ト78と第2のスラスト軸受用マグネット80とで磁気
軸受が構成され、第1のスラスト軸受用マグネット78
と第2のスラスト軸受用マグネット80の反発力によ
り、回転体82は浮上する。
【0052】一方、駆動マグネット70には隣接する区
分が異極となるようにN極とS極とが着磁されている。
また、駆動マグネット70の軸方向の対向した位置に
は、駆動コイル84が配置されており、この駆動コイル
84に順次通電を行うことによって、回転体82が回転
する。ここで、ポリゴンキャップ76には、バランスリ
ング86が付加されており、回転体82の回転バランス
を調整している。
【0053】以上のような構成によって、回転体82が
回転すると、固定軸60と回転スリーブ68との間隙に
は動圧が発生し、回転スリーブ68は固定軸60の半径
方向に対して非接触で支持され、第1のスラスト軸受用
マグネット78と第2のスラスト軸受用マグネット80
によるスラスト磁気軸受と共に、回転体82を高速で安
定して回転させることができる。
【0054】ここで、フランジ72(駆動用マグネット
部材)及びポリゴンキャップ76の外径寸法をポリゴン
ミラー74の内接円の直径又は外接円の直径と略同一と
している。
【0055】これにより、フランジ72及びポリゴンキ
ャップ76とポリゴンミラー74との外縁部での凹凸を
最小限に押えることができる。このため、各部材間の凹
凸部分に発生する空気との摩擦抵抗を激減させることが
でき、光偏向器58の低電流化を実現させることができ
る。
【0056】ところで、従来では、図10に示すよう
に、光偏向器220をカバー222で覆うことによっ
て、回転体224の周囲の空気の量を減らし、回転体2
24の空気摩擦抵抗を減らして、光偏向器220の低電
流化を図っていた。
【0057】一方、ポリゴンキャップ76及びフランジ
72の外径寸法をポリゴンミラー74の内接円の直径又
は外接円の直径と略同一となるようにすることで、回転
体82は平面視にて略円筒状となり、これにより、回転
体82の空気摩擦抵抗を小さくすることができる。
【0058】このように、回転体82の形状を変えるこ
とで回転体82の周囲の空気の量を減らし、回転体82
の空気摩擦抵抗を低減させるため、カバーを用いる必要
がなくなる。従って、カバーを不要とすることによっ
て、回転体82近傍の温度が上昇することもなくなる。
さらに空気摩擦抵抗が減ることによって、光偏向器とし
ての更なる高速化が可能となる。
【0059】なお、ここでは、ポリゴンキャップ76及
びフランジ72の外径寸法をポリゴンミラー74の内接
円の直径又は外接円の直径と略同一としたが、回転体8
2の外形でなるべく凹凸を生じさせないようにするた
め、具体的にはポリゴンキャップ76及びフランジ72
がポリゴンミラー74の内接円よりも小さい場合はポリ
ゴンキャップ76及びフランジ72の外周とポリゴンミ
ラー74の反射面との離間距離が、ポリゴンキャップ7
6及びフランジ72がポリゴンミラー74の外接円より
も大きい場合はポリゴンキャップ76及びフランジ72
の外周とポリゴンミラー74の角部との離間距離が、3
mm以下であれば良い。
【0060】理想的には、ポリゴンキャップ76及びフ
ランジ72の外径寸法をポリゴンミラー74の内接円の
直径から外接円の直径の範囲とし、ポリゴンキャップ7
6及びフランジ72がポリゴンミラー74の内接円より
も小さい場合はポリゴンキャップ76及びフランジ72
の外周とポリゴンミラー74の反射面との離間距離が、
ポリゴンキャップ76及びフランジ72がポリゴンミラ
ー74の外接円よりも大きい場合はポリゴンキャップ7
6及びフランジ72の外周とポリゴンミラー74の角部
との離間距離が、1mm以下であればさらに効果的であ
る。
【0061】また、図6に示すように、一方にフランジ
90Aが設けられた環状の保持壁90を用い、制御基板
88にフランジ90Aを固定して制御基板88に対して
直立させた保持壁90に回転体92の外周を覆う周壁9
4を設けても良い。
【0062】このように、回転体92の外周を覆う周壁
94を設けることによって、回転体92の半径方向の空
気量を減らし、回転体92の空気摩擦抵抗をさらに減少
させ、光偏向器96の低電流化が実現できる。実験によ
ると、回転体92の外周と周壁94との離間距離は、
0.5〜3mm程度が望ましい。
【0063】ここで、周壁94は上方が開口されている
ため、従来のように、光偏向器を密閉したカバーを用い
るのとは異なり、光偏向器内で発生した熱は上部の開口
より逃がすことができ、回転体92近傍の温度が上昇す
ることもない。すなわち、本形態による光偏向器96で
は、低電流化を実現すると共に、温度上昇をも抑えるこ
とができ、信頼性の点で2重の効果を有する。
【0064】また、光偏向器96の低電流化により回転
体92の温度上昇を抑えることができ、また、回転体9
2の形状がシンプルであるため、周壁94を樹脂で成形
することが可能となり、コストダウンを図ることができ
る。
【0065】ところで、図5では、回転スリーブ68の
外周に駆動マグネット70を外嵌させ、この駆動マグネ
ット70の上面及び外周を覆うようにして、フランジ7
2を回転スリーブ68の外周に外嵌させたが、駆動マグ
ネットを保持できれば良いため、これに限るものではな
く、図6に示すように、フランジ91を介して駆動マグ
ネット93を回転スリーブ68に固定しても良い。
【0066】また、ここでは、光偏向器96に備えられ
た制御基板88に周壁94を設けたが、回転体92の半
径方向の空気量を減少させることができれば良いため、
これに限るものではない。例えば、図7に示すように、
光偏向器96を収容する光走査装置98側のハウジング
99に周壁100を設けても良い。
【0067】次に、第5形態に係る光偏向器について説
明する。なお、第4形態と同一の内容については、説明
を割愛する。
【0068】図8に示すように、回転スリーブ102の
外周には、環状のフランジ104が固定されている。こ
のフランジ104には環状の駆動マグネット106が外
嵌されており、フランジ104を介して駆動マグネット
106が回転スリーブ102に固定される。
【0069】一方、ポリゴンミラー108の上面には、
環状のスラストマグネット110が配置されており、固
定バネ112によってポリゴンミラー108側に付勢さ
れ、ポリゴンミラー108と共に駆動マグネット106
と一体的に回転スリーブ102に固定される。
【0070】ところで、台座113に取付けられた樹脂
製の制御基板114には、環状の保持壁116が立設さ
れており、この保持壁116には、回転スリーブ102
と、フランジ104と、駆動マグネット106と、ポリ
ゴンミラー108と、スラストマグネット110と、で
構成される回転体120の外周を覆う周壁122が設け
られている。ここで、第4形態と同様、回転体120の
外周と周壁122との離間距離は、0.5〜3mm程度
が望ましい。
【0071】また、周壁122の先端部には、スラスト
マグネット110に対向してスラストマグネット124
が取り付けられている。このスラストマグネット110
とスラストマグネット124とは相互に異極となるよう
に着磁されており、お互いに吸引力が働くようになって
いる。この吸引力は、回転体120のスラスト方向の荷
重よりも大きく設定されており、これによって回転体1
20は浮上し、かつ所定の高さに保持される。
【0072】ここで、駆動マグネット106及びスラス
トマグネット110を略円筒体とし、駆動マグネット1
06及びスラストマグネット110の外径寸法をポリゴ
ンミラー108の内接円の直径又は外接円の直径と略同
一としている。
【0073】これにより、回転体120を構成する各部
材間の凹凸がなくなる。このため、各部材間の凹凸部分
に発生する空気との摩擦抵抗を激減させることができ、
光偏向器126の低電流化に寄与できる。
【0074】なお、第4形態と同様に回転体の外周の凹
凸をなくすと述べたが、具体的には駆動マグネット10
6及びスラストマグネット110がポリゴンミラー10
8の内接円よりも小さい場合は駆動マグネット106及
びスラストマグネット110の外周とポリゴンミラー1
08の反射面との離間距離が、駆動マグネット106及
びスラストマグネット110がポリゴンミラー108の
外接円よりも大きい場合は駆動マグネット106及びス
ラストマグネット110の外周とポリゴンミラー108
の角部との離間距離が、3mm以下が良い。
【0075】理想的には駆動マグネット106及びスラ
ストマグネット110の外径寸法をポリゴンミラー10
8の内接円の直径から外接円の直径の範囲とし、駆動マ
グネット106及びスラストマグネット110がポリゴ
ンミラー108の内接円よりも小さい場合は駆動マグネ
ット106及びスラストマグネット110の外周とポリ
ゴンミラー108の反射面との離間距離が、駆動マグネ
ット106及びスラストマグネット110がポリゴンミ
ラー108の外接円よりも大きい場合は駆動マグネット
106及びスラストマグネット110の外周とポリゴン
ミラー108の角部との離間距離が、1mm以下であれ
ばさらに効果的である。
【0076】また、ここでは、スラストマグネット11
0を固定バネ112によってポリゴンミラー108と共
に駆動マグネット106と一体的に回転スリーブ102
に固定したが、スラストマグネット110をポリゴンミ
ラー108に接着固定しても良い。
【0077】また、スラストマグネット124は樹脂製
の周壁122に接着などの手段によって、制御基板11
4に一体的に固定されるが、樹脂製の周壁122は保持
壁116と別体でなくても良く、例えば磁性材料(たと
えばプラスチックマグネット)を用いてスラストマグネ
ット124のみ着磁可能となるようにしても良い。これ
により、部品点数が削減され、組立てが容易になる。
【0078】また、ポリゴンミラー108を間に置い
て、下方に駆動マグネット106、上方にスラストマグ
ネット110を配置し、且つそれらの外径寸法を略同一
とすることによって、回転体120の軸方向の重心を動
圧発生部の中心に近づけることができるので、動圧発生
部からオーバーハングすることがなくなり、かつ回転体
120の荷重が平均化されているため安定した回転が可
能になる。
【0079】また、回転体120の安定した回転を得る
ことができるため、高速回転が可能となり低速機から高
速機や、解像度切り替え時など幅広い回転数幅で使用す
ることができる。
【0080】さらに、本形態においても、従来のように
光偏向器を密閉するカバーを用いるのとは異なり、光偏
向器126内で発生した熱は、上部の開口より逃がすこ
とができるため、光偏向器126の発熱も抑えることが
でき、光偏向器126の低電流化と共に信頼性の点で2
重の効果を有する。
【0081】また、従来では、カバーを回転体の形状に
あわせて複雑な形状にしなければならなかったり、また
密閉構造のために放熱性を考えた場合にアルミニウムな
どの高価な材料を使用しなければならなかったのに対
し、本発明では回転体の外周の凹凸をなくしたために周
壁の形状が極めて簡単であると共に、光偏向器の低電流
化により樹脂等の安価な材料を使用することが可能とな
るため。コストダウンに寄与できる。
【0082】実際に、ポリゴンミラーの外接円の直径が
φ25、回転体の肉厚が5mmのものを用い、従来のよ
うに、ポリゴンキャップ及びフランジの外周とポリゴン
ミラーの反射面との離間距離が3mm以上で周壁なしの
光偏向器と第5形態で駆動マグネット及びスラストマグ
ネットの外周とポリゴンミラーの反射面との離間距離が
lmmの光偏向器とで、30000rpmで定常回転時
の電流を測定したところ、前者が135mAに対し、後
者は100mA、また温度上昇も前者は15℃に対し
て、後者は約10℃、電流値は約25%、温度上昇は5
℃も低減させることができた。
【0083】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、請求項
1に記載の発明では、回転多面鏡及び複数の回転部材で
構成された回転体が空気と接触する部分の表面積が小さ
くなる。このため、回転体の回転によって生じる空気摩
擦抵抗を減らすことができ、光偏向器の低電流化を実現
させることができる。
【0084】請求項2に記載の発明では、回転体の回転
によって生じる空気摩擦抵抗を減らすことができ、光偏
向器の低電流化を実現させることができる。請求項3に
記載の発明では、面接触する回転部材と回転多面鏡との
外縁部付近での空気摩擦抵抗を減らすことができ、光偏
向器の低電流化を実現させることができる。
【0085】請求項4に記載の発明では、各部材間の凹
凸部分に発生する空気との摩擦抵抗を激減させることが
でき、光偏向器の低電流化を実現させることができる。
請求項5に記載の発明では、回転部材と回転多面鏡との
外縁部で生じる凹凸を最小限に押えることができる。請
求項6に記載の発明では、回転体の半径方向での空気量
を減らし、回転体の空気摩擦抵抗をさらに減少させて、
光偏向器の低電流化を図る。
【0086】請求項7及び請求項9に記載の発明では、
回転体の半径方向での空気量を減らし、回転体の空気摩
擦抵抗をさらに減少させることができ、光偏向器に空気
摩擦抵抗を低減させるためのカバーを用いる必要がなく
なり、回転体近傍で上昇した温度がカバー内にこもると
いうこともなくなる。また、空気摩擦抵抗が減ることに
よって、光偏向器としての更なる高速化が可能となる。
【0087】請求項8に記載の発明では、回転体を構成
する各部材間の凹凸がなくなる。このため、各部材間の
凹凸部分に発生する空気との摩擦抵抗を激減させること
ができ、光偏向器の低電流化の実現を図ることができ
る。請求項10に記載の発明では、光偏向器の低電流化
により回転体の温度上昇を抑えることができ、また、回
転体の形状がシンプルなため、周壁を樹脂で成形するこ
とが可能となり、コストダウンを図ることができる。ま
た、スラストマグネットを周壁と一体成形することによ
り、部品点数が少なくなり、組立てが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1形態に係る光偏向器を示す概念図であ
る。
【図2】 第2形態に係る光偏向器を示す概念図であ
る。
【図3】 第3形態に係る光偏向器を示す概念図であ
る。
【図4】 第1形態〜第3形態に係る光偏向器の変形例
を示す概念図である。
【図5】 第4形態に係る光偏向器を示す概略断面図で
ある。
【図6】 第4形態に係る光偏向器の変形例を示す概略
断面図である。
【図7】 第4形態に係る光偏向器の他の変形例を示す
概略断面図である。
【図8】 第5形態に係る光偏向器を示す概略断面図で
ある。
【図9】 光偏向器を用いた光走査装置を示す概念図で
ある。
【図10】 従来の光偏向器を示す断面図である。
【図11】 従来の光偏向器を示す断面図である。
【符号の説明】
10 光偏向器 18 フランジ(回転部材) 20 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 22 ポリゴンキャップ(回転部材) 28 光偏向器 32 フランジ(回転部材) 34 R部(R形状) 36 ポリゴンキャップ(回転部材) 38 面取り部(C面形状) 40 光偏向 42 ポリゴンキャップ(回転部材) 44 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 46 フランジ(回転部材) 50 ポリコーン(回転多面鏡) 52 ポリゴンキャップ(回転部材) 56 光偏向器 58 光偏向器 72 フランジ(回転部材、駆動マグネット用部材) 74 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 76 ポリゴンキャップ(回転部材) 93 駆動マグネット(回転部材) 94 周壁 96 光偏向器 98 光走査装置 100 周壁 106 駆動マグネット(回転部材) 108 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 110 スラストマグネット(スラスト軸受部材) 122 周壁 124 スラストマグネット(スラスト軸受部材) 126 光偏向器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA01 BA05 BA08 BA10 BA90 DA33 EA24 2H045 AA02 AA07 AA28 AA33 AA46 5H019 BB03 BB05 BB15 CC02 DD06 EE07 FF03 5H607 BB01 BB09 BB13 BB25 CC07 GG01 GG02 GG08 GG09 GG12 HH01 HH03 JJ04 JJ05 JJ06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸回りを回転する円筒体に取り付け
    られた回転多面鏡及び複数の回転部材を備えた光偏向器
    であって、 少なくとも一つの前記回転部材の形状が、略球状である
    ことを特徴とする光偏向器。
  2. 【請求項2】 固定軸回りを回転する円筒体に取り付け
    られた回転多面鏡及び複数の回転部材を備えた光偏向器
    であって、 少なくとも一つの前記回転部材の外縁部の角部が、C面
    形状又はR形状であることを特徴とする光偏向器。
  3. 【請求項3】 固定軸回りを回転する円筒体に取り付け
    られた回転多面鏡及び複数の回転部材を備えた光偏向器
    であって、 前記回転部材の前記回転多面鏡側の外縁部の外径寸法
    が、回転多面鏡の外形と略同一であることを特徴とする
    光偏向器。
  4. 【請求項4】 固定軸回りを回転する円筒体に取り付け
    られた回転多面鏡及び複数の回転部材を備えた光偏向器
    であって、 前記円筒体の回転中心から前記回転多面鏡及び前記回転
    部材の外縁部までの半径方向の寸法が略同一であること
    を特徴とする光偏向器。
  5. 【請求項5】 前記回転部材が前記回転多面鏡の外形と
    略同一の略円筒体であることを特徴とする請求項4に記
    載の光偏向器。
  6. 【請求項6】 前記回転多面鏡及び前記回転部材の外周
    と近接した位置に環状の周壁を備えたことを特徴とする
    請求項4に記載の光偏向器。
  7. 【請求項7】 請求項4又は請求項5に記載の光偏向器
    を収容するハウジングを備え、前記回転多面鏡及び前記
    回転部材の外周に近接する環状の周壁を前記ハウジング
    に設けたことを特徴とする光走査装置。
  8. 【請求項8】 固定軸回りを回転する円筒体に取り付け
    られた回転多面鏡及び複数の回転部材を備え、前記回転
    部材の一つであってスラスト方向を磁性体による吸引で
    支持するスラスト軸受部と、前記回転部材の一つに設け
    られ前記回転多面鏡を回転させる駆動用マグネットと、
    を備えた動圧又は潤滑流体軸受型の光偏向器であって、 前記回転多面鏡をスラスト方向に間に置いて前記スラス
    ト軸受部と前記駆動用マグネットとが配置されると共
    に、スラスト軸受部及び駆動用マグネットを含む駆動用
    マグネット部材が、前記回転多面鏡の外形と略同一の略
    円筒体であることを特徴とする光偏向器。
  9. 【請求項9】 前記スラスト軸受部を構成する固定側の
    スラスト軸受部材を備え、前記回転多面鏡及び前記回転
    部材の外周に近接する環状の周壁を有することを特徴と
    する請求項8に記載の光偏向器。
  10. 【請求項10】 前記スラスト軸受部材が前記周壁と一
    体成形され、かつ、周壁が樹脂で成形されたことを特徴
    とする請求項9に記載の光偏向器。
JP2000357690A 2000-11-24 2000-11-24 光偏向器及びこの光偏向器を用いた光走査装置 Pending JP2002162594A (ja)

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