JP2002161123A - 加熱硬化型導電性ペースト組成物 - Google Patents

加熱硬化型導電性ペースト組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い導電性と良好な密着性を発現しうる加熱
硬化型導電性ペースト組成物を提供する。 【解決手段】 銀粉末としてフレーク状銀粉末及び球状
銀粉末を配合し、加熱硬化性成分としてブロック化ポリ
イソシアネート化合物、エポキシ樹脂及び硬化剤を配合
し、これに溶剤を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低抵抗かつ接着性
に優れた加熱硬化型導電性ペースト組成物に関し、より
詳細には、電極又は電気配線の形成に使用される導電性
ペースト組成物であって、フィルム、基板、部品等の基
材に塗布又は印刷して塗膜を形成し、これを加熱硬化さ
せることにより、優れた接着性及び導電性を発現し得る
加熱硬化型導電性ペースト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加熱硬化型導電性ペースト、乾燥型導電
性ペースト等をフィルム、基板、部品等に塗布又は印刷
し加熱して乾燥・硬化させることにより、電極や配線等
を形成するという方法は、従来から広く用いられてい
る。しかし、近年の電子機器の高性能化に伴い、導電性
ペーストを用いて形成される電極や配線等には、より低
抵抗でより信頼性が高いことが要求され、その要求は年
々厳しくなっている。例えば、太陽電池の集電電極とし
て導電ペーストを用いる場合には、その密着性と導電性
が変換効率に与える影響が大きいことから、より変換効
率を上げるために、密着性に優れかつより低抵抗である
ことが要求されている。このような要求に応えるべく、
低抵抗を目指した導電性ペーストは種々提案されている
が、従来以上の要求特性、特に低抵抗化の実現に向けた
詳細な検討が必要とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記要求に
応えるべくなされたものであり、本発明の目的は、高い
導電性と良好な密着性を発現しうる加熱硬化型導電性ペ
ースト組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱硬化型導電
性ペーストは、銀粉末と、加熱硬化性成分と、溶剤とを
含有する加熱硬化型導電性ペースト組成物であって、前
記加熱硬化性成分は、ブロック化ポリイソシアネート化
合物と、エポキシ樹脂と、硬化剤とを含んでいることを
特徴とする。
【0005】このように加熱硬化性成分として、ブロッ
ク化ポリイソシアネート化合物と、エポキシ樹脂と、硬
化剤とを配合することにより、ポリイソシアネート化合
物の硬化収縮による導電性の向上を図り、エポキシ樹脂
による強度等の向上を図るとともに、硬化剤による更な
る硬化反応の促進を図ることができる。
【0006】また、上記組成物に於いて、前記銀粉末
は、フレーク状銀粉末と球状銀粉末とを含む構成として
もよい。フレーク状銀粉末の使用により高い導電性が得
られ、また、球状銀粉末の使用により硬化膜の厚みが確
保される。
【0007】前記ポリイソシアネート化合物は、3核体
以上、即ち、3つ以上の芳香環を有するポリメチレンポ
リフェニルポリイソシアネートを含んでいることが好ま
しい。芳香環はその分子間力の強さから、硬化物を収縮
させることに寄与するため、より低抵抗な硬化膜を得る
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の導電性ペーストは、銀粉末、加熱
硬化性成分、溶剤の種類及びその組成比の関係を詳細に
検討した結果、体積抵抗率2×10-5Ω・cm以下の安
定した導電性と良好な密着性を有する硬化膜を得ること
ができる条件を実験的に見出し、完成するに至ったもの
である。
【0009】本発明では、導電性ペーストの加熱硬化性
成分として、ブロック化ポリイソシアネート化合物とエ
ポキシ樹脂との両者と、硬化剤とが使用される。一般
に、ポリイソシアネート化合物は硬化による収縮率が高
いので、導電性ペーストのバインダー樹脂に適してい
る。即ち、ポリイソシアネート化合物の高い収縮率によ
り銀粒子間の接触が促進されるため、より高い導電性が
得られる。また、ブロック化ポリイソシアネート化合物
は常温では安定であるが、一定温度以上に加熱されたと
きに始めてブロック化剤が解離してイソシアネート基が
硬化反応を起こすので、保存時や印刷、塗布時に増粘し
難く、作業性が良好となる。
【0010】また、加熱硬化性成分中のエポキシ樹脂
は、上記ポリイソシアネートの硬化物の欠点を補うため
に加えられる。即ち、ポリイソシアネートの硬化物は強
度、接着性、耐水性、耐候性等の点では劣るが、エポキ
シ樹脂はこれらの点で優れた性能を発揮するので、この
エポキシ樹脂をポリイソシアネートと併用することによ
り、ポリイソシアネート硬化物のみでは得られない強
度、接着性、耐水性、耐候性等の物性を補うことができ
る。
【0011】更に、硬化剤は、ポリイソシアネート化合
物とエポキシ樹脂の反応をさらに進行させるために加え
られる。この硬化剤の添加により、より高い接着性を得
ることが可能となる。
【0012】なお、導電性ペースト組成物に対して付加
的に要求される物性に応じて、ブロック化ポリイソシア
ネート化合物とエポキシ樹脂以外に他の樹脂を加えるこ
とも可能である。
【0013】本発明に於けるブロック化ポリイソシアネ
ートに用いられるポリイソシアネート化合物としては、
トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
ト、トリジンジイソソアネート、キシリレンジイソソア
ネート、ナフタリンジイソソアネート等の芳香族イソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、水添キシリレンジイソソアネー
ト、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、オクタ
メチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート等の脂肪族系ポリイソシアネートを挙
げることができる。これらのポリイソシアネート化合物
のうち、その成分中に3核体以上のポリメチレンポリフ
ェニルポリイソシアネートを含む場合に、より低抵抗な
導電性が得られる。
【0014】また、ポリイソシアネートとポリオールを
公知の方法により反応させて合成した末端イソシアネー
ト基含有化合物も、本発明に於けるポリイソシアネート
化合物として用いることができる。この場合のポリオー
ルについては特に限定はなく、一般的なポリエーテルポ
リオール類、ポリエステルポリオール類等が使用でき
る。また、ポリイソシアネート化合物のブロック化剤に
ついても特に限定はなく、イミダゾール類、フェノール
類、オキシム類等を使用することができる。
【0015】本発明の導電性ペーストに用いるエポキシ
樹脂としては、1分子中に2個以上のエポキシ樹脂を有
する多価エポキシ樹脂であれば、一般的に用いられてい
るエポキシ樹脂が使用可能で、例えば、フェノールノボ
ラツク,レゾールノボラツク等のノボラツク樹脂、ビス
フェノールA,ビスフェノールF,レゾルシン,ビスヒ
ドロキシジフェニルエーテル等の多価フェノール類、エ
チレングリコール,ネオペンチルグリコール,グリセリ
ン,トリメチロールプロパン,ペンタエリスリトール,
トリエチレングリコール,ポリプロピレングリコール等
の多価アルコール類、エチレンジアミン,トリエチレン
テトラミン,アニリン等のポリアミノ化合物、アジピン
酸,フタル酸イソフタル酸等の多価カルボキシ化合物等
とエピクロルヒドリンまたは2−メチルエピクロルヒド
リンを反応させて得られるグリシジル型のエポキシ樹
脂、ジシクロペンタジエンエポキサイド,ブタジエンダ
イマージエポキサイド等の脂肪族および脂環族エポキシ
樹脂等を挙げることができ、これらは単独又は組合せて
使用することができる。
【0016】本発明に於いては、ブロック化ポリイソシ
アネート化合物100重量部に対して、エポキシ樹脂を
20〜400重量部の範囲で配合することが好ましい。
エポキシ樹脂の添加量が20重量部より少ないと、得ら
れる硬化膜の強度、接着性、耐水性、耐候性等が低下す
るので好ましくない。また、エポキシ樹脂の添加量が4
00重量部を超えると、ポリイソシアネート化合物の硬
化収縮による銀粉粒子間の接触を促進させる効果が小さ
くなるので好ましくない。
【0017】本発明に於いては、硬化剤は、一般的に用
いられている公知のアミン系、酸無水物系、イミダゾー
ル系、カチオン触媒系、フェノール系等のものが使用可
能であり、それらを単独で、又は組み合わせて使用する
ことができる。
【0018】本発明の導電性ペースト組成物に於いて
は、銀粉末として、フレーク状銀粉末及び球状銀粉末の
両者を含むことが好ましい。フレーク状銀粉末のみを使
用した場合、銀粒子間の接触面積が大きくすることがで
きることから高い導電性を期待することができるが、フ
レーク状銀粉末の製造過程で使用される滑剤による接着
性の低下を避けることができない。また、フレーク状銀
粉末の形状から硬化物の厚みを大きくし難く、配線を形
成した際に配線の抵抗値が期待したほど低くならない。
本発明では、これらの点を防止するために球状銀粉末が
使用されている。また、球状銀粉末のみを使用した場合
は、フレーク状銀粉末に対して銀粒子間の接触面積が小
さいため体積抵抗率が高くなってしまうので好ましくな
い。
【0019】本発明に於いて使用されるフレーク状銀粉
末は、その平均粒径が3〜20μmの範囲にあることが
好ましい。平均粒径がこの範囲より小さいと、接触抵抗
が増大するため抵抗値が高くなると共に、粘度が高くな
りペースト化が困難となるため、好ましくない。また、
平均粒径が上記範囲より大きいと、メッシュスクリーン
版を用いて導体パターンを印刷する場合に、スクリーン
の目詰まりが起こり作業性が悪くなり、また、導体配線
を形成する際にパターン境界線および表面の凹凸が大き
くなることから微細配線の形成が困難となるので好まし
くない。一方、本発明に使用する球状銀粉末の平均粒径
は、0.1〜5μmの範囲にあることが好ましい。平均
粒径がこの範囲より小さいと、フレーク状銀粉末の場合
と同様に、接触抵抗増大により抵抗値が高くなると共
に、高粘度化によりペースト化が困難となるため、好ま
しくない。また、平均粒径が上記範囲より大きいと、上
記と同様に、メッシュスクリーン版による印刷の場合に
スクリーンの目詰まりが起こり、導体配線のパターンの
微細化が困難となるので好ましくない。
【0020】また、本発明に於いては、フレーク状銀粉
末100重量部に対して、球状銀粉末を10〜100重
量部の範囲で配合することが好ましい。フレーク状銀粉
末と球状銀粉末との配合比率が上記範囲を超えると、両
者を併用したことによる導電性を向上させる効果が十分
に得られず、また、フィルム、基板、部品等の基材への
優れた接着性が得られなくなるので好ましくない。
【0021】なお、本発明の導電性ペースト組成物に於
いては、必要に応じて、フレーク状銀粉末及び球状銀粉
末以外の銀粉末、例えば樹脂状銀粉末等や、銀以外の導
電性粉末、例えば銅粉末等を加えることも可能である。
【0022】本発明の導電性ペーストに使用する溶剤に
ついては特に限定はないが、印刷等の工法を用いる場合
には、高沸点溶剤であるエチルカルビトールアセテー
ト、ブチルカルビトールアセテート、ターピネオール等
を用いることが望ましい。
【0023】また、本発明に於いては、良好な接着性と
高い導電性を得るためには、銀粉末100重量部、即
ち、フレーク状銀粉末と球状銀粉末との合計100重量
部に対して、前記加熱硬化性成分を5〜20重量部で使
用することが好ましい。銀粉末100重量部に対する加
熱硬化性成分の配合比率が5重量部より少ないと、得ら
れる硬化膜の接着性が低くなるので好ましくない。ま
た、銀粉末100重量部に対する加熱硬化性成分の配合
比率が20重量部を超えると、得られる硬化膜の導電性
が低くなるので好ましくない。
【0024】本発明の加熱硬化型導電性ペースト組成物
は、その接着性及び導電性を発現させるために、フィル
ム、基板、部品等に塗布又は印刷し、150〜250℃
で加熱硬化する必要がある。150℃より低温で硬化さ
せた場合は、熱硬化性成分の硬化が不十分となり、ま
た、250℃より高温で硬化させた場合には、ポリイソ
シアネート化合物の熱分解が進行するため十分な特性が
得られなくなるので好ましくない。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明について説明す
る。
【0026】フレーク状銀粉、球状銀粉、ブロック化ポ
リイソシアネート化合物、エポキシ樹脂、硬化剤、溶剤
を表1に示す割合で配合して、3本ロールミルで混練
し、ペースト化することにより、実施例1〜3及び比較
例1〜3の加熱硬化型導電性ペースト組成物を調製し
た。
【0027】
【表1】
【0028】表1に於いて、フレーク状銀粉末には平均
粒径10.3μmのものを、球状粉末には平均粒径1.
2μmのものを用いた。ブロック化ポリイソシアネート
化合物には、ポリメリツクMDlとポリエステルポリオ
ールとを公知の方法で反応させ合成した末端イソシアネ
ート基含有化合物をメチルエチルケトオキシムでブロッ
クした化合物を用いた。エポキシ樹脂としては、ビスフ
ェノール型のエピコート807(油化シェルエポキシ社
製)を用いた。硬化剤には2−エチル4−メチルイミダ
ゾールを用いた。溶剤にはブチルカルビトールアセテー
トを用いた。
【0029】表1の配合により得られた各実施例及び各
比較例のペーストを用いて、次の手順により評価用サン
プルを作製した。(1)まず、96%アルミナ基板上に
200メッシュスクリーンを用いて、図1に示すよう
に、アスペクト比75の印刷パターン1を印刷した。印
刷パターン1は、配線パターン2と、5つの2mm×2
mmのパッド3とを含んでいる。(2)次に、図2に示
すように、アルミナ基板5上に印刷したパッド3の上に
直径4mmのアルミリベット4を載せた。(3)アルミ
リベット4を載せたアルミナ基板5を180℃の熱風乾
燥機中で30分間加熱し、導電性ペーストを硬化させ
た。
【0030】上述のようにして調製した評価用サンプル
について、導電性及び密着性を評価した。導電性は、各
配線パターン2から測定した抵抗値、膜厚及びアスペク
ト比から体積抵抗率を算出することにより評価した。密
着性は、図2の矢印6に示すように、評価用サンプルの
パッド3上に実装したアルミリベット4を水平方向に引
張り、パッド3からアルミリベット4が外れる時の応力
を測定することにより評価した。これらの評価結果を表
1に併せて示した。
【0031】表1に於いて、硬化膜の導電性が2×10
-5Ω・cm以下で、かつ、密着性が20N以上のもの
が、良好な加熱硬化型導電性ペーストであることを示
す。
【0032】比較例1のようにフレーク状銀粉末のみを
配合した場合、体積抵抗率は2×10-5Ω・cmより高
くなっている。これは、粉末表面に残存した滑剤が、銀
粒子間の接触を妨げているためと考えられる。また、密
着性は20Nよりも小さくなっている。これは、粉末表
面に残存した滑剤が、接着界面に吸着するためと考えら
れる。
【0033】比較例2のように、エポキシ樹脂のみを使
用した場合、密着性は良好であるものの、体積抵抗率は
31.5×10-5Ω・cmと非常に高くなっている。こ
れは、粉末どうしの接触を助けるポリイソシアネートの
硬化収縮作用が全く無いためと考えられる。
【0034】比較例3のように球状銀粉末のみをした場
合、体積抵抗率は2×10-5Ω・cmより高くなってい
る。これは、球状銀粉末同士の接触面積が小さいためで
あると考えられる。また、密着性は20Nよりも弱くな
っている。これは、球状であるがゆえに比表面積が大き
く、接着に必要な樹脂成分が不足するためと考えられ
る。
【0035】これらの比較例1〜3に比較して、実施例
1〜3では、フレーク状銀粉末及び球状銀粉末を用い、
ブロック化ポリイソシアネート化合物を配合してあるの
で高い導電性と良好な密着性とが得られている。
【0036】
【発明の効果】本発明の加熱硬化型導電性ペースト組成
物は、銀粉末としてフレーク状銀粉末及び球状銀粉末を
配合し、加熱硬化性成分としてブロック化ポリイソシア
ネート化合物を配合してあるので、フィルム、基板、部
品等の基材上に塗布又は印刷して塗膜を形成し、加熱硬
化することにより、高い導電性と優れた接着性とを有す
る硬化膜をことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱硬化型導電性ペースト組成物の評
価用印刷パターンを示す平面図である。
【図2】評価用印刷パターンのパッド上にアルミリベッ
トを装着した様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 印刷パターン 2 配線パターン 3 パッド 4 アルミリベット 5 アルミナ基板
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 CK051 DA076 FA086 FD116 GQ02 HA02 4J034 BA03 DC02 DC12 DC50 DK01 DK02 DK05 DK06 DK08 DK09 HA01 HA02 HA07 HA11 HC02 HC03 HC12 HC13 HC22 HC45 HC54 HC61 HC64 HC67 HD00 HD01 JA02 JA12 JA42 JA43 KA01 KE02 MA02 RA07 RA14 5G301 DA03 DA42 DA57 DD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀粉末と、加熱硬化性成分と、溶剤とを
    含有する加熱硬化型導電性ペースト組成物であって、 前記加熱硬化性成分は、ブロック化ポリイソシアネート
    化合物と、エポキシ樹脂と、硬化剤とを含んでいること
    を特徴とする導電性ペースト組成物。
  2. 【請求項2】 前記銀粉末は、フレーク状銀粉末と球状
    銀粉末とを含んでいることを特徴とする請求項1記載の
    加熱硬化型導電性ペースト組成物。
  3. 【請求項3】 前記フレーク状銀粉末の平均粒径は3〜
    20μmの範囲であり、前記球状銀粉末の平均粒径は
    0.1〜5μmの範囲であることを特徴とする請求項2
    記載の加熱硬化型導電性ペースト組成物。
  4. 【請求項4】 前記フレーク状銀粉末100重量部に対
    して、前記球状銀粉末を10〜100重量部の範囲で含
    んでいることを特徴とする請求項2又は3記載の加熱硬
    化型導電ペースト組成物。
  5. 【請求項5】 前記銀粉末100重量部に対し、前記加
    熱硬化性成分を5〜20重量部の範囲で含んでいること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の加熱硬化
    型導電性ペースト組成物。
  6. 【請求項6】 前記ブロック化ポリイソシアネート化合
    物100重量部に対して、前記エポキシ樹脂を20〜4
    00重量部の範囲で含んでいることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載の加熱硬化型導電性ペースト組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記ポリイソシアネート化合物は、3核
    体以上のポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート
    を含んでいることを特徴とする請求項1乃至6の何れか
    に記載の加熱硬化型導電性ペースト組成物。
  8. 【請求項8】 基材上に塗膜を形成した後、150〜2
    50℃の温度範囲で加熱することにより硬化することを
    特徴とする加熱硬化型導電性ペースト組成物。
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