JP2002160633A - 速度制御パターンによる自動列車制御装置及び自動列車制御方法 - Google Patents

速度制御パターンによる自動列車制御装置及び自動列車制御方法

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JP2002160633A JP2000361511A JP2000361511A JP2002160633A JP 2002160633 A JP2002160633 A JP 2002160633A JP 2000361511 A JP2000361511 A JP 2000361511A JP 2000361511 A JP2000361511 A JP 2000361511A JP 2002160633 A JP2002160633 A JP 2002160633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、地上装置が各軌道回路に伝
送する速度制御テーブルにより列車の車上装置が演算し
た速度制御パターンに基づいて、当該車上装置が列車の
走行速度を制御することでシステムの保守性の向上をは
かり運用コストを低減する自動列車制御装置及び自動列
車制御方法を提供することである。 【解決手段】 自動列車制御システム100において地
上装置10は、速度制御テーブル記憶装置12の速度制
御テーブルから走行位置検知器11による列車の走行位
置に基づく速度制御テーブルデータをテーブルデータ抽
出部13により抽出して伝送器14を介して軌道回路毎
に伝送する。車上装置20は、前記速度制御テーブルデ
ータと距離積算器22による走行距離から速度制御パタ
ーン演算器26により演算された速度制御パターンと速
度発電機21による走行速度とに基づいて走行速度制御
装置27により走行速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上装置が軌道回
路に伝送する速度制御情報に基づいて、列車の車上装置
が当該列車の走行速度を制御する自動列車制御装置及び
自動列車制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動列車制御装置は、列車が走行
する走行路に設置される自動列車制御地上装置(以下、
「地上装置」と呼ぶ。)と、列車に搭載される自動列車
制御車上装置(以下、「車上装置」と呼ぶ。)とからな
る。
【0003】前記自動列車制御装置において、走行路の
設備等の状態情報と列車の運転間隔及び駅停車時分等の
運転条件とから、列車の運転許容速度とその運転許容速
度の配置区間長とが決定される。そして、あらゆる列車
位置条件を全て満足するように走行路の軌道回路長が定
められた上で、先行列車の列車位置に応じてその後方軌
道回路に展開する運転許容速度展開が決定される。従っ
て、この運転許容速度展開に従った運転許容速度情報が
地上装置から各軌道回路を介して各軌道回路に進入する
続行列車に対して与えられ、当該運転許容速度情報に基
づいて続行列車の走行速度が車上装置により制御され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動列車制御装置においては、先行列車の走行に合わ
せて運転許容速度情報が地上装置から各軌道回路に伝送
され、各軌道回路を介して続行列車の車上装置が当該運
転許容速度情報を受信する。この際、これまではアナロ
グ信号を利用していたため伝送量に制限があり、車上装
置は前記運転許容速度情報しか受信することができなか
った。そのため、高密度運転を行うために運転許容速度
情報の配置区間を細分化する必要があり、運転許容速度
情報の配置区間を細分化するために軌道回路の長さを調
整する必要が生じていた。その結果、軌道回路数の増大
をもたらしていた。
【0005】また、アナログ信号の伝送量の制限により
生じる軌道回路数の増大の問題を解決するために、アナ
ログ信号ではなくデジタル信号を利用して、地上装置か
ら車上装置へ運転許容速度情報以外の情報を伝送する自
動列車制御装置も考案されている。しかしながら、デジ
タル信号は、運転許容速度とその運転許容速度の配置区
間長とを決定するために必要な情報、すなわち、運転許
容速度と走行路の設備等の状態情報及び列車の運転間隔
及び駅停車時分等の運転条件とを地上装置から車上装置
へ伝送するのに充分な伝送情報量を有していない。
【0006】そこで、車上装置に走行路の設備等の状態
情報が搭載され、地上装置から車上装置へ先行列車の走
行位置等が伝送されることで、続行列車が自身の運転許
容速度を決定する方法が採用されている。すなわち、高
密度運転を行うために、軌道回路数を増やす必要がない
ため、軌道回路数の増大の問題は解消される。しかしな
がら、新たな問題として、車上装置に搭載された走行路
の状態情報の変更が必要となった場合、全列車の車上装
置の走行路状態情報を書き換える必要が生じるととも
に、書き換えられた全列車の車上装置の走行路状態情報
に対する検証を行う必要が生じる。その結果、自動列車
制御装置の保守性の低下を招くと共に、システム全体の
運用コストを上昇させる怖れがある。
【0007】本発明の課題は、地上装置が各軌道回路に
伝送する速度制御テーブルにより列車の車上装置が演算
した速度制御パターンに基づいて、当該車上装置が列車
の走行速度を制御することでシステムの保守性の向上を
はかり運用コストを低減する自動列車制御装置及び自動
列車制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
地上装置(例えば、図1及び図2に示す地上装置10)
と車上装置(例えば、図1及び図3に示す車上装置2
0)とを備える自動列車制御装置(例えば、図1に示す
自動列車制御システム100)において、前記地上装置
は、複数の軌道回路(例えば、図1に示す軌道回路31
〜34)を形成する走行路(例えば、図1に示す走行路
30)の走行路状態情報と先行列車の走行位置とに基づ
いた続行列車の速度制御テーブルを予め記憶する速度制
御テーブル記憶手段(例えば、図2に示す速度制御テー
ブル記憶装置12)と、前記走行路を走行する列車(例
えば、図1に示す先行列車2A)の走行位置を検知する
走行位置検知手段(例えば、図2に示す走行位置検知器
11)と、前記速度制御テーブル記憶手段に記憶された
速度制御テーブルから前記走行位置検知手段により検知
された列車の走行位置に基づく速度制御テーブルデータ
を抽出する抽出手段(例えば、図2に示すテーブルデー
タ抽出部13)と、前記抽出手段により抽出された速度
制御テーブルデータをデジタル符号化して前記軌道回路
毎に伝送する伝送手段(例えば、図2に示す伝送器1
4)と、を備え、前記車上装置は、前記伝送手段により
伝送された速度制御テーブルデータを受信する受信手段
(例えば、図3に示す受信アンテナ23及び受信器2
4)と、前記走行路を走行する実際の走行速度を検出す
る走行速度検出手段(例えば、図3に示す速度発電機2
1)と、前記各軌道回路の進入端からの実際の走行距離
を積算する走行距離検出手段(例えば、図3に示す距離
積算器22)と、前記速度制御テーブルデータと前記走
行距離検出手段により積算された走行距離とにより速度
制御パターン(例えば、図1に示す速度制御パターンP
1)を演算する速度制御パターン演算手段(例えば、図
3に示す速度制御パターン演算器26)と、前記走行速
度検出手段により検出された走行速度と前記速度制御パ
ターン演算手段により演算された速度制御パターンとに
基づいて走行速度を制御する走行速度制御手段(例え
ば、図3に示す走行速度制御装置27)と、を備えるこ
とを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、地上装置と車上装
置とを備える自動列車制御装置を制御するための自動列
車制御方法において、前記地上装置に、複数の軌道回路
を形成する走行路の走行路状態情報と先行列車の走行位
置とに基づいた続行列車の速度制御テーブルを予め速度
制御テーブル記憶手段に記憶させる工程と、前記地上装
置に、前記走行路を走行する列車の走行位置を検知させ
る工程と、前記地上装置に、前記速度制御テーブル記憶
手段に記憶された速度制御テーブルから検知された前記
列車の走行位置に基づく速度制御テーブルデータを抽出
させる工程と、前記地上装置に、抽出された前記速度制
御テーブルデータをデジタル符号化させて前記軌道回路
毎に伝送させる工程と、前記車上装置に、伝送された前
記速度制御テーブルデータを受信させる工程と、前記車
上装置に、前記走行路を走行する実際の走行速度を検出
させる工程と、前記車上装置に、前記各軌道回路の進入
端からの実際の走行距離を積算させる工程と、前記車上
装置に、前記速度制御テーブルデータと積算された前記
走行距離とにより速度制御パターンを演算させる工程
と、前記車上装置に、検出された前記走行速度と演算さ
れた前記速度制御パターンとに基づいて走行速度を制御
させる工程と、を含むことを特徴としている。
【0010】請求項1及び4記載の発明によって、地上
装置が走行路の走行路状態情報と先行列車の走行位置と
に基づいた続行列車の速度制御テーブルデータを伝送す
ることにより、車上装置が速度制御テーブルデータと実
際の走行距離とにより演算した速度制御パターンに基づ
いて列車の走行速度を制御することができる。よって、
走行路状態情報の変更が必要となった際、車上装置が当
該走行路状態情報を記憶しているために全列車の走行路
状態情報を変更しなければならない場合と比較して、地
上装置の当該速度制御テーブルを変更するだけで、円滑
に当該走行路状態情報の変更に対応することが可能とな
る。また、走行路状態情報の変更に伴って変更された速
度制御テーブルの形状の保守確認作業に関して、車上装
置が当該走行路状態を記憶している場合、全列車の速度
制御テーブルに基づく速度制御パターンの保守確認作業
を行うことは極めて困難であるが、地上装置が当該速度
制御テーブルを変更する場合、数台の列車を走行させる
ことで地上装置の速度制御テーブルの保守確認作業を容
易に行うことができ、現場照合の負担を削減することが
できるとともに、システム全体の運用コストを低減する
ことが可能となる。
【0011】請求項2及び5記載の発明は、それぞれ、
請求項1及び4記載の自動列車制御装置及び自動列車制
御方法において、前記速度制御テーブル記憶手段に予め
記憶される速度制御テーブルは、列車が各軌道回路に進
入する際の始端許容速度、該始端許容速度での許容走行
区間長、該始端許容速度から減速後の終端許容速度、及
び該始端許容速度から該終端許容速度への許容減速区間
長から構成されることを特徴としている。
【0012】請求項2及び5記載の発明によって、速度
制御テーブルが軌道回路毎の始端許容速度、許容走行区
間長、終端許容速度及び許容減速区間長から形成される
ので、車上装置が全地点の許容速度を地上装置からわざ
わざ取得することなく、列車の走行速度を制御すること
が可能となる。また、速度制御テーブルが軌道回路毎に
4つの制御要素を記憶するだけなので、従来よりも詳細
且つ効率の良い列車制御を実現でき、テーブルの記憶容
量を必要最小限にすることが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1乃至2記
載の自動列車制御装置において、前記速度制御パターン
演算手段は、前記速度制御テーブルデータを復号化して
制御情報(例えば、図1に示す速度制御テーブル復号化
データ)を取得する速度制御テーブル復号化手段(例え
ば、図3に示す速度制御テーブル復号化装置25)を備
えており、前記速度制御テーブル復号化手段により復号
化された制御情報と前記走行距離検出手段により積算さ
れた走行距離とにより速度制御パターンを演算すること
を特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項4乃至5記
載の自動列車制御方法において、前記車上装置に、前記
速度制御テーブルデータを復号化させて制御情報を取得
させる工程と、前記車上装置に、復号化された前記制御
情報と積算された前記走行距離とにより速度制御パター
ンを演算させる工程と、を更に含むことを特徴としてい
る。
【0015】請求項3及び6記載の発明によって、地上
装置によりデジタル符号化された速度制御テーブルデー
タを車上装置が復号化して速度制御パターンを演算し、
当該車上装置が演算した速度制御パターンに基づいて列
車の走行速度を制御できるので、有限の地上車上情報伝
送力を考慮した最適な自動列車制御装置及び自動列車制
御方法を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜3を参照して、本発
明の自動列車制御装置を適用した実施の形態における、
自動列車制御システム100について説明する。まず、
図1を参照して、本発明の実施形態における自動列車制
御システム100の全体構成及び速度制御パターンにつ
いて説明する。
【0017】図1には、自動列車制御システム100の
全体構成の概略が示されている。図1に示すように、自
動列車制御システム100は、走行路30に設置されて
いる自動列車制御地上装置(以下、「地上装置」と呼
ぶ。)10と、走行路30を走行する列車2(例えば、
先行列車2A及び続行列車2B)に搭載されている自動
列車制御車上装置(以下、「車上装置」と呼ぶ。)20
(例えば、先行列車2Aの車上装置20A及び続行列車
2Bの車上装置20B)とから構成されている。走行路
30は、軌道回路31〜34のように、所定長さで区切
られて電気回路の一部として利用され、軌道区間毎に地
上装置10から伝送されるデジタル符号化された速度制
御テーブル信号に応じた電流を流している。
【0018】地上装置10及び車上装置20の内部構造
及び動作については、それぞれ、図2及び図3を参照し
て詳細に後述する。列車2A及び列車2Bは、列車2A
に対して列車2Bが続行列車となるので、以下、それぞ
れ、先行列車2A及び続行列車2Bとする。
【0019】図1に示すように、自動列車制御システム
100において、先行列車2Aの走行位置に応じて続行
列車2Bの走行速度を制御するために、地上装置10が
各軌道回路に速度制御テーブルデータをデジタル符号化
して速度制御テーブルデータ信号を随時伝送する。そし
て、続行列車2Bの車上装置20Bが各軌道回路から前
記速度制御テーブルデータ信号を受信して復号化し、こ
の復号化した情報に基づいて速度制御パターンP1を演
算する。
【0020】例えば、先行列車2Aが軌道回路31を走
行している場合、続行列車2Bの車上装置20Bは軌道
回路32〜34から速度制御テーブルデータ信号を受信
して図1に示すような速度制御パターンP1を演算す
る。
【0021】すなわち、続行列車2Bの車上装置20B
は、軌道回路33から速度制御テーブルデータ信号を受
信すると、この速度制御テーブルデータ信号を復号化し
て軌道回路33に進入する際の始端許容速度が75km
/h、この始端許容速度75km/hでの許容走行区間
長が100m、始端許容速度75km/hから減速後の
終端許容速度が55km/h、始端許容速度75km/
hから終端許容速度55km/hまで減速するための許
容減速区間長が170mであることを示す制御情報の復
号化データを取得する。そして、当該車上装置20B
は、この復号化データに基づいて前記許容減速区間等に
おける許容速度及び許容走行区間長を適宜補完して速度
制御パターンP1を演算する。
【0022】また、車上装置20Bは、軌道回路32か
ら速度制御テーブルデータ信号を受信すると、この速度
制御テーブルデータ信号を復号化して軌道回路32に進
入する際の始端許容速度が55km/h、この始端許容
速度55km/hでの許容走行区間長が90m、始端許
容速度55km/hから減速後の終端許容速度が0km
/h、始端許容速度55km/hから終端許容速度0k
m/hまで減速するための許容減速区間長が170mで
あることを示す復号化データを取得する。そして、当該
車上装置20Bは、軌道回路33の場合と同様に、この
復号化データに基づいて前記許容減速区間等における許
容速度及び許容走行区間長を適宜補完して速度制御パタ
ーンP1を演算する。
【0023】以上のように、車上装置20Bは、速度制
御テーブルデータ信号を軌道回路から受信して復号化
し、復号化した情報に基づいて速度制御パターンP1を
演算する。よって、車上装置20Bは、デジタル信号の
伝送情報量の制約上、軌道回路の全地点ではなく始端許
容速度から終端許容速度への減速開始時及び減速終了時
の速度制御情報を取得することにより、減速する間の速
度制御情報を適宜補完して続行列車2Bの走行速度を制
御する。
【0024】また、続行列車2Bが各軌道回路に進入し
てから、当該続行列車2Bの車上装置20Bが速度制御
テーブルデータ信号を復号化し、速度制御テーブル復号
化データを取得して速度制御パターンを演算するまでに
情報不定時分が生じてしまう。しかし、当該続行列車2
Bの車上装置20Bが該情報不定時分間の走行距離を積
算して速度制御パターン演算後に走行区間長に加算する
ことにより、当該車上装置20Bは正確な走行区間長を
算出する。
【0025】次に、図2を参照して、図1に示した地上
装置10の内部構成及び動作について説明する。図2に
は、地上装置10の内部構成のブロック図が示されてい
る。
【0026】図2に示すように、地上装置10は、走行
位置検知器11、速度制御テーブル記憶装置12、テー
ブルデータ抽出部13及び伝送器14を備えている。
【0027】走行位置検知器11は、走行路30の各軌
道回路31〜34から、軌道回路毎に列車の走行位置情
報を取得してテーブルデータ抽出部13へ出力する。例
えば、図1に示すように先行列車2Aが軌道回路31を
走行している場合、当該走行位置検知器12は、先行列
車2Aが軌道回路31を走行していることを示す先行列
車2Aの走行位置情報を該軌道回路31から取得してテ
ーブルデータ抽出部13に出力する。そして、当該走行
位置検知器11は、先行列車2Aが次の軌道回路に進入
する度に、該先行列車2Aの走行位置情報を該軌道回路
から随時取得する。
【0028】速度制御テーブル記憶装置12は、先行列
車の走行位置に応じて続行列車の走行速度を制御するた
めに、走行路30の走行路状態と先行列車の走行位置情
報とに基づいた続行列車の速度制御テーブルを予め記憶
している。すなわち、当該速度制御テーブル記憶装置1
2は、地上装置10が管轄する全ての軌道回路につい
て、先行列車の在線軌道回路に対するその後方軌道回路
の速度制御テーブルを予め記憶している。速度制御テー
ブル内には、図1に示すような軌道回路毎の始端許容速
度情報、許容走行区間長、終端許容速度情報、及び許容
減速区間長が対応付けられて記憶されており、後述する
テーブルデータ抽出部13により対応する軌道回路のデ
ータが抽出される。なお、速度制御テーブルでは、上記
4つの制御要素を軌道回路毎に記憶するようにしたた
め、従来よりも詳細且つ効率の良い列車制御を実現で
き、テーブルの記憶容量も必要最小限にすることができ
る。
【0029】テーブルデータ抽出部13は、前記速度制
御テーブル記憶装置12に記憶されている全管轄軌道回
路の速度制御テーブルの中から前記走行位置検知器11
により検知された先行列車2Aの在線軌道回路を走行位
置とする速度制御テーブルデータを抽出し、更に複数の
軌道回路のテーブルデータの中から該軌道回路の速度制
御テーブルデータを抽出する。
【0030】伝送器14は、前記テーブルデータ抽出部
13により抽出された速度制御テーブルデータをデジタ
ル符号化して速度制御テーブルデータ信号を走行路30
の軌道回路に伝送する。そして、当該伝送器14は、先
行列車2Aが次の軌道回路に進入し、前記テーブルデー
タ抽出部13により速度制御テーブルデータが抽出され
ると、抽出された速度制御テーブルデータをデジタル符
号化して速度制御テーブルデータ信号を走行路30の軌
道回路に随時伝送する。
【0031】次に、図3を参照して、図1に示した車上
装置20(先行列車2Aの車上装置20A及び続行列車
2Bの車上装置20B)の内部構成及び動作について説
明する。図3には、車上装置20の内部構成のブロック
図が示されている。
【0032】図3に示すように、車上装置20は、速度
発電機21、距離積算器22、受信アンテナ23、受信
器24、速度制御テーブル復号化装置25、速度制御パ
ターン演算器26及び走行速度制御装置27を備えてい
る。
【0033】速度発電機21は、列車の車輪と接続され
ており、車輪から列車の実際の走行速度情報を取得し、
距離積算器22、走行速度制御装置27及び速度計にそ
れぞれ出力する。
【0034】距離積算器22は、速度発電機21から取
得した走行速度情報に基づいて各軌道回路の進入端から
の実際の走行距離を演算し、速度制御パターン演算器2
6に出力する。
【0035】受信器24は、走行路30の各軌道回路3
1〜34から受信アンテナ23を介して、地上装置10
から伝送された速度制御テーブルデータ信号を軌道回路
毎に受信する。そして、当該受信器24は、受信した速
度制御テーブルデータ信号を復調して符号化された速度
制御テーブルデータを抽出し、抽出した速度制御テーブ
ルデータを速度制御テーブル復号化装置25に出力す
る。
【0036】速度制御テーブル復号化装置25は、前記
受信器24から入力される速度制御テーブルデータを復
号化して、復号化データを随時速度制御パターン演算器
26に出力する。例えば、図1に示すように先行列車2
Aが軌道回路31を走行している場合、当該速度制御テ
ーブル復号化装置25は、軌道回路33から速度制御テ
ーブルデータ信号が受信されると復号化データ(75,
100,55,170)を速度制御パターン演算器26
に出力し、軌道回路32から速度制御テーブルデータ信
号が受信されると復号化データ(55,90,0,17
0)を速度制御パターン演算器26に出力する。
【0037】速度制御パターン演算器26は、前記速度
制御テーブル復号化装置25からの速度制御テーブルデ
ータの復号化データと前記距離積算器22からの各軌道
回路の進入端からの実際の走行距離とに基づいて、先行
列車の走行位置毎に許容速度及び許容走行区間長を適宜
補完して速度制御パターンを演算し走行速度制御装置2
7に出力する。例えば、速度制御パターン演算器26が
速度制御テーブル復号化装置25から復号化データ(7
5,100,55,170)を受信すると、許容減速区
間長170m間において許容速度70km/h、65k
m/h及び60km/hとこれらに対応付けて適宜許容
走行区間長とを補完して速度制御パターンP1を演算し
て走行速度制御装置27に出力する。同様に、速度制御
パターン演算器26が速度制御テーブル復号化装置25
から復号化データ(55,90,0,170)を受信す
ると、許容減速区間長170m間において許容速度50
km/h、45km/h、40km/h、35km/
h、30km/h、25km/h及び20km/hとこ
れらに対応付けて適宜許容走行区間長とを補完して速度
制御パターンP1を演算して走行速度制御装置27に出
力する。
【0038】走行速度制御装置27は、前記速度制御パ
ターン演算器26により演算された速度制御パターンの
許容速度と速度発電機21からの実際の走行速度とを比
較する。そして、当該速度制御装置27は、列車の走行
速度が速度制御パターンの許容速度を超過していると判
断した場合にブレーキをかけて列車の走行速度を制御す
る。
【0039】以上のように、本発明の自動列車制御装置
を適用した実施の形態における自動列車制御システム1
00において、地上装置10は、走行路30を走行する
列車の走行位置を走行位置検知器11により検知し、速
度制御テーブル記憶装置12に予め記憶された速度制御
テーブルから前記列車の走行位置に基づく速度制御テー
ブルデータをテーブルデータ抽出部13により抽出し、
伝送器14を介してデジタル符号化された速度制御テー
ブルデータ信号を軌道回路毎に伝送する。車上装置20
は、前記速度制御テーブルデータ信号を受信アンテナ2
3及び受信器24を介して受信し、前記走行路30を走
行する実際の走行速度を速度発電機21により検出し、
各軌道回路の進入端からの実際の走行距離を距離積算器
22により積算し、前記速度制御テーブルデータと前記
走行距離から速度制御パターンを速度制御パターン演算
器26により演算し、走行速度と速度制御パターンとに
基づいて走行速度制御装置27により走行速度を制御す
る。
【0040】従って、地上装置10が走行路30の走行
路状態情報と先行列車の走行位置とに基づいた続行列車
の速度制御テーブルデータを伝送することにより、車上
装置20が速度制御テーブルデータと実際の走行距離と
により演算した速度制御パターンに基づいて列車の走行
速度を制御することができる。よって、走行路状態情報
の変更が必要となった際、車上装置が当該走行路状態情
報を記憶しているために全列車の走行路状態情報を変更
しなければならない場合と比較して、地上装置の当該速
度制御テーブルを変更するだけで、円滑に当該走行路状
態情報の変更に対応することが可能となる。また、走行
路状態情報の変更に伴って変更された速度制御テーブル
の形状の保守確認作業に関して、車上装置が当該走行路
状態を記憶している場合、全列車の速度制御テーブルに
基づく速度制御パターンの保守確認作業を行うことは極
めて困難であるが、地上装置が当該速度制御テーブルを
変更する場合、数台の列車を走行させることで地上装置
の速度制御テーブルの保守確認作業を容易に行うことが
でき、現場照合の負担を削減することができるととも
に、システム全体の運用コストを低減することが可能と
なる。
【0041】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で適宜変更可能である。例えば、本発明の自動列車制御
装置を適用した実施の形態における自動列車制御システ
ム100において、地上装置10の速度制御テーブル記
憶装置12に記憶されている速度制御テーブルを構成す
る軌道回路毎の始終端速度及び始終端間距離は、図1に
示される速度及び距離に限定される必要はなく、走行路
の勾配値、曲線半径、走行路構成及び各軌道回路長等の
走行路状態を考慮して、適宜設定されることとする。ま
た、車上装置20の速度制御パターン演算器26により
速度制御テーブルデータの復号化データに基づいて演算
される速度制御パターンは、図1の速度制御パターンP
1に示されている形状に限定される必要はなく、より細
かく補完して演算される小さな階段状の速度制御パター
ンでもよいし、更に細かく補完して演算される連続した
速度制御パターンでもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1及び4記載の発明によれば、地
上装置が走行路の走行路状態情報と先行列車の走行位置
とに基づいた続行列車の速度制御テーブルデータを伝送
することにより、車上装置が速度制御テーブルデータと
実際の走行距離とにより演算した速度制御パターンに基
づいて列車の走行速度を制御することができる。よっ
て、走行路状態情報の変更が必要となった際、車上装置
が当該走行路状態情報を記憶しているために全列車の走
行路状態情報を変更しなければならない場合と比較し
て、地上装置の当該速度制御テーブルを変更するだけ
で、円滑に当該走行路状態情報の変更に対応することが
可能となる。また、走行路状態情報の変更に伴って変更
された速度制御テーブルの形状の保守確認作業に関し
て、車上装置が当該走行路状態を記憶している場合、全
列車の速度制御テーブルに基づく速度制御パターンの保
守確認作業を行うことは極めて困難であるが、地上装置
が当該速度制御テーブルを変更する場合、数台の列車を
走行させることで地上装置の速度制御テーブルの保守確
認作業を容易に行うことができ、現場照合の負担を削減
することができるとともに、システム全体の運用コスト
を低減することが可能となる。
【0043】請求項2及び5記載の発明によれば、速度
制御テーブルが軌道回路毎の始端許容速度、許容走行区
間長、終端許容速度及び許容減速区間長から形成される
ので、車上装置が全地点の許容速度を地上装置からわざ
わざ取得することなく、列車の走行速度を制御すること
が可能となる。また、速度制御テーブルが軌道回路毎に
4つの制御要素を記憶するだけなので、従来よりも詳細
且つ効率の良い列車制御を実現でき、テーブルの記憶容
量を必要最小限にすることが可能となる。
【0044】請求項3及び6記載の発明によれば、地上
装置によりデジタル符号化された速度制御テーブルデー
タを車上装置が復号化して速度制御パターンを演算し、
当該車上装置が演算した速度制御パターンに基づいて列
車の走行速度を制御できるので、有限の地上車上情報伝
送力を考慮した最適な自動列車制御装置及び自動列車制
御方法を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動列車制御装置を適用した実施の形
態における自動列車制御システム100の全体構成を示
す図である。
【図2】自動列車制御システム100における自動列車
制御地上装置10の内部構成を示すブロック図である。
【図3】自動列車制御システム100における自動列車
制御車上装置20の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 自動列車制御地上装置(地上装置) 11 走行位置検知器 12 速度制御テーブル記憶装置 13 テーブルデータ抽出部 14 伝送器 2A 先行列車 2B 続行列車 20 自動列車制御車上装置(車上装置) 20A 車上装置(先行列車) 20B 車上装置(続行列車) 21 速度発電機 22 距離積算器 23 受信アンテナ 24 受信器 25 速度制御テーブル復号化装置 26 速度制御パターン演算器 27 走行速度制御装置 30 走行路 31〜34 軌道回路 P1 速度制御パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 節 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)発明者 池谷 崇 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 Fターム(参考) 5H115 PA08 PC02 PG01 QE01 QE02 QE03 QE08 QE09 QE10 QE12 SF05 SF21 SJ01 SJ07 SJ11 5H161 AA01 BB02 CC03 DD02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上装置と車上装置とを備える自動列車制
    御装置において、 前記地上装置は、 複数の軌道回路を形成する走行路の走行路状態情報と先
    行列車の走行位置とに基づいた続行列車の速度制御テー
    ブルを予め記憶する速度制御テーブル記憶手段と、 前記走行路を走行する列車の走行位置を検知する走行位
    置検知手段と、 前記速度制御テーブル記憶手段に記憶された速度制御テ
    ーブルから前記走行位置検知手段により検知された列車
    の走行位置に基づく速度制御テーブルデータを抽出する
    抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された速度制御テーブルデータ
    をデジタル符号化して前記軌道回路毎に伝送する伝送手
    段と、を備え、 前記車上装置は、 前記伝送手段により伝送された速度制御テーブルデータ
    を受信する受信手段と、 前記走行路を走行する実際の走行速度を検出する走行速
    度検出手段と、 前記各軌道回路の進入端からの実際の走行距離を積算す
    る走行距離検出手段と、 前記速度制御テーブルデータと前記走行距離検出手段に
    より積算された走行距離とにより速度制御パターンを演
    算する速度制御パターン演算手段と、 前記走行速度検出手段により検出された走行速度と前記
    速度制御パターン演算手段により演算された速度制御パ
    ターンとに基づいて走行速度を制御する走行速度制御手
    段と、 を備えることを特徴とする自動列車制御装置。
  2. 【請求項2】前記速度制御テーブル記憶手段に予め記憶
    される速度制御テーブルは、列車が各軌道回路に進入す
    る際の始端許容速度、該始端許容速度での許容走行区間
    長、該始端許容速度から減速後の終端許容速度、及び該
    始端許容速度から該終端許容速度への許容減速区間長か
    ら構成されることを特徴とする請求項1記載の自動列車
    制御装置。
  3. 【請求項3】前記速度制御パターン演算手段は、 前記速度制御テーブルデータを復号化して制御情報を取
    得する速度制御テーブル復号化手段を備えており、 前記速度制御テーブル復号化手段により復号化された制
    御情報と前記走行距離検出手段により積算された走行距
    離とにより速度制御パターンを演算することを特徴とす
    る請求項1乃至2記載の自動列車制御装置。
  4. 【請求項4】地上装置と車上装置とを備える自動列車制
    御装置を制御するための自動列車制御方法において、 前記地上装置に、複数の軌道回路を形成する走行路の走
    行路状態情報と先行列車の走行位置とに基づいた続行列
    車の速度制御テーブルを予め速度制御テーブル記憶手段
    に記憶させる工程と、 前記地上装置に、前記走行路を走行する列車の走行位置
    を検知させる工程と、 前記地上装置に、前記速度制御テーブル記憶手段に記憶
    された速度制御テーブルから検知された前記列車の走行
    位置に基づく速度制御テーブルデータを抽出させる工程
    と、 前記地上装置に、抽出された前記速度制御テーブルデー
    タをデジタル符号化させて前記軌道回路毎に伝送させる
    工程と、 前記車上装置に、伝送された前記速度制御テーブルデー
    タを受信させる工程と、 前記車上装置に、前記走行路を走行する実際の走行速度
    を検出させる工程と、 前記車上装置に、前記各軌道回路の進入端からの実際の
    走行距離を積算させる工程と、 前記車上装置に、前記速度制御テーブルデータと積算さ
    れた前記走行距離とにより速度制御パターンを演算させ
    る工程と、 前記車上装置に、検出された前記走行速度と演算された
    前記速度制御パターンとに基づいて走行速度を制御させ
    る工程と、 を含むことを特徴とする自動列車制御方法。
  5. 【請求項5】前記速度制御テーブル記憶手段に予め記憶
    される速度制御テーブルは、列車が各軌道回路に進入す
    る際の始端許容速度、該始端許容速度での許容走行区間
    長、該始端許容速度から減速後の終端許容速度、及び該
    始端許容速度から該終端許容速度への許容減速区間長か
    ら構成されることを特徴とする請求項4記載の自動列車
    制御方法。
  6. 【請求項6】前記車上装置に、前記速度制御テーブルデ
    ータを復号化させて制御情報を取得させる工程と、 前記車上装置に、復号化された前記制御情報と積算され
    た前記走行距離とにより速度制御パターンを演算させる
    工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項4乃至5記載の自動
    列車制御方法。
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