JP2002159161A - アンプ一体型モータ - Google Patents

アンプ一体型モータ

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JP2002159161A
JP2002159161A JP2000348983A JP2000348983A JP2002159161A JP 2002159161 A JP2002159161 A JP 2002159161A JP 2000348983 A JP2000348983 A JP 2000348983A JP 2000348983 A JP2000348983 A JP 2000348983A JP 2002159161 A JP2002159161 A JP 2002159161A
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heat
amplifier
motor
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substrate
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Application number
JP2000348983A
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English (en)
Inventor
Naoto Kawauchi
直人 川内
Takeo Omichi
武生 大道
Reizo Miyauchi
礼三 宮内
Yoshiki Kato
義樹 加藤
Masahiro Hirano
雅弘 平野
Ken Onishi
献 大西
Kenji Fujiwara
謙二 藤原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御基板をモータの発熱とパワー基板の発熱
とから防御する。 【解決手段】 モータ7と、前記モータの外側で前記モ
ータに第1のモータ取付け部材6を介して支持されるア
ンプ30とを備えたアンプ一体型モータであって、前記
アンプは、放熱性支持部2b、9、37を有し、第1回
路2cが熱伝導的に設けられた第1基板2aと、第2回
路1aが熱伝導的に設けられた第2基板1とを備え、前
記第1回路の許容温度は前記第2回路の許容温度と異な
り、前記第1基板と前記放熱性支持部は、互いに熱伝導
的に結合し、前記放熱性支持部は、前記モータに前記第
1のモータ取付け部材を介して支持され、前記第2基板
は、前記放熱性支持部に非熱伝導的に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンプ一体型モー
タに関し、特に、モータとアンプが生成する熱からアン
プの制御基板およびパワー基板を保護するアンプ一体型
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】CPUを含むアンプがサーボモータに一
体化されたアンプ一体型モータは、特開昭60−102
839号で知られている。大きい質量又は大きい負荷を
含む大質量制御系の設計は、コンピュータの設計とは異
なる。制御系は、CPUを持つ制御基板の他にパワーコ
ントロールのためのパワー基板を持つ。アンプ一体型モ
ータは、特に、それの発熱に対する対策が重要である。
【0003】制御基板の許容温度は、パワー基板の許容
温度と異なっている。パワー基板と制御基板を含むアン
プは、モータの発熱から防御されることが大事である。
制御基板はパワー基板の発熱から防御されることが必要
である。発熱体と熱的防御体との間に空気又は真空を介
在させることは、熱的防御の最良の手段としてよく知ら
れている。空気は輻射熱を吸収するがその対流によって
熱の伝導媒体になる。空気をモータの周囲に積極的に通
してモータを冷却する技術は、既述の公報により知られ
ている。
【0004】出力パワーが大きいロボットのようなアク
チェータのモータの発熱から制御基板を防御するだけで
は、今後の熱対策としては不十分であり、パワー基板の
発熱から制御基板を防御することが今後の技術に求めら
れる。その場合、狭い空間領域で多数のモータを用いる
自律型アクチュエータでは、冷媒循環型の冷却技術によ
らずに簡素で容積が小さい空冷技術によりその熱問題が
解決されることが求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、制御
基板をモータの発熱とパワー基板の発熱とから防御する
アンプ一体型モータを提供することにある。本発明の他
の課題は、制御基板をモータの発熱とパワー基板の発熱
とから防御する技術が簡素であり、且つ、小さい容積で
あるアンプ一体型モータを提供することにある。本発明
の更に他の課題は、制御基板をモータの発熱とパワー基
板の発熱とから防御する技術が簡素であり、且つ、小さ
い容積であるために空冷を最適正にするアンプ一体型モ
ータを提供することにある。本発明の更に他の課題は、
制御基板およびパワー基板をモータの発熱から防御する
アンプ一体型モータを提供することにある。本発明の更
に他の課題は、制御基板およびパワー基板をモータの発
熱から防御する技術が簡素であり、且つ、小さい容積で
あるアンプ一体型モータを提供することにある。本発明
の更に他の課題は、制御基板およびパワー基板をモータ
の発熱から防御する技術が簡素であり、且つ、小さい容
積であるために空冷を最適正にするアンプ一体型モータ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0007】本発明のアンプ一体型モータは、モータ
(7)と、前記モータ(7)の外側で前記モータ(7)
に第1のモータ取付け部材(6)を介して支持されるア
ンプ(30)とを備えたアンプ一体型モータであって、
前記アンプ(30)は、放熱性支持部(2b、9、3
7)を有し、第1回路(2c)が熱伝導的に設けられた
第1基板(2a)と、第2回路(1a)が熱伝導的に設
けられた第2基板(1)とを備え、前記第1回路(2
c)の許容温度は前記第2回路(1a)の許容温度と異
なり、前記第1基板(2a)と前記放熱性支持部(2
b、9、37)は、互いに熱伝導的に結合し、前記放熱
性支持部(2b、9、37)は、前記モータ(7)に前
記第1のモータ取付け部材(6)を介して支持され、前
記第2基板(1)は、前記放熱性支持部(2b、9、3
7)に非熱伝導的に支持されている。
【0008】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記第1のモータ取付け部材(6)は、防振性を有してい
る。
【0009】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記第1のモータ取付け部材(6)は、ゴム製である。
【0010】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記放熱性支持部(2b、9、37)は、前記第1のモー
タ取付け部材(6)に支持され、前記第1のモータ取付
け部材(6)に近接する近接放熱性支持部(37、9)
と、前記近接放熱性支持部(37、9)に支持され前記
第1のモータ取付け部材(6)から前記近接放熱性支持
部(37、9)よりも遠方に配置される遠隔放熱性支持
部(2b)とを有し、前記第1基板(2a)は、前記遠
隔放熱性支持部(2b)に熱伝導的に支持される。
【0011】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記遠隔放熱性支持部(2b)は、前記近接放熱性支持部
(37、9)に非熱伝導的に支持されている。
【0012】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記第2基板(1)は、前記近接放熱性支持部(37、
9)に熱伝導的に支持されている。
【0013】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記遠隔放熱性支持部(2b)と前記近接放熱性支持部
(37、9)とは、内部に空間(13)を形成し、前記
第1回路(2c)と前記第2回路(1a)は、前記空間
(13)中に配置されている。
【0014】本発明のアンプ一体型モータにおいて、更
に、電源(8)と、前記電源(8)を支持する放熱性電
源支持筐体(23)とを備え、前記放熱性電源支持筐体
(23)は、第2のモータ取付け部材(22)を介して
前記モータに支持される。
【0015】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記放熱性支持部(2b、9、37)と前記放熱性電源支
持筐体(23)とは、第1断熱材(26)を介して支持
しあっている。
【0016】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記放熱性支持部(2b、9、37)は、前記第1のモー
タ取付け部材(6)に支持され、前記第1のモータ取付
け部材(6)に近接する近接放熱性支持部(37、9)
と、前記近接放熱性支持部(37、9)に支持され前記
第1のモータ取付け部材(6)から前記近接放熱性支持
部(37、9)よりも遠方に配置される遠隔放熱性支持
部(2b)とを有し、前記第1基板(2a)は、前記遠
隔放熱性支持部(2b)に熱伝導的に支持される。
【0017】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記近接放熱性支持部(37、9)と前記放熱性電源支持
筐体(23)とは、第2断熱材(33)を介して支持し
あっている。
【0018】本発明のアンプ一体型モータにおいて、更
に、第1放熱性筐体(31)を備え、前記第1放熱性筐
体(31)は、前記放熱性電源支持筐体(23)よりも
前記モータから遠方に離隔し、前記電源(8)よりも前
記放熱性電源支持筐体(23)からより遠方に離隔し、
前記第1放熱性筐体(31)は、前記放熱性電源支持筐
体(23)に非熱伝導的に支持されている。
【0019】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記近接放熱性支持部(37、9)と前記放熱性電源支持
筐体(23)とは、非熱伝導的に支持しあっている。
【0020】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記第2基板(1)は、前記放熱性電源支持筐体(23)
に熱伝導的に接続している。
【0021】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記近接放熱性支持部(37、9)は、多孔性である。
【0022】本発明のアンプ一体型モータにおいて、更
に、放熱構造体(28、34)を備え、前記放熱構造体
(28、34)は、前記放熱性支持部(2b、9、3
7)に接合している。
【0023】本発明のアンプ一体型モータにおいて、前
記第1基板(2a)は、絶縁性基板であり、前記第1基
板(2a)は、前記放熱性支持部(2b、9、37)に
接合し、前記第1基板(2a)の電極と前記第2基板
(1)の電極とは細いリード線(12A)のみにより電
気的に接続している。
【0024】本発明のアンプ一体型モータは、モータ
(7)と、アンプ(30)とを備えたアンプ一体型モー
タであって、前記アンプ(30)は、放熱部(2b、
9、37)を有し、第1回路(2c)が熱伝導的に設け
られた第1基板(2a)と、第2回路(1a)が熱伝導
的に設けられた第2基板(1)とを備え、前記第1回路
(2c)の許容温度は前記第2回路(1a)の許容温度
と異なり、前記第1基板(2a)と前記放熱部(2b、
9、37)は、互いに熱伝導的に結合し、前記放熱部
(2b、9、37)は、前記モータ(7)に非熱伝導的
に支持され、前記第2基板(1)は、前記モータ(7)
に非熱伝導的に支持されている。
【0025】本発明によるアンプ一体型モータは、モー
タ(7)と、モータ(7)の外側でモータ(7)に第1
のモータ取付け部材(6)を介して支持されるアンプ
(30)とで構成されている。アンプ(30)は、放熱
性支持体部分(2b、上記放熱性支持部)と絶縁体支持
部分(2a、上記第1基板)からなるパワー基板(2)
と制御基板(1、上記第2基板)より構成される。パワ
ー基板(2)には、スイッチングIC(2c、上記第1
回路)が、また、制御基板(1)には各種のIC(1
a、上記第2回路)が備えられており、スイッチングI
C(2c)の許容温度は各種のIC(1a)の許容温度
と異なり、パワー基板(2)は、モータ(7)に第1の
モータ取付け部材(6)を介して支持され、制御基板
(1)は、パワー基板(2)に非熱伝導的に支持され、
スイッチングIC(2c)は、パワー基板(2)に熱伝
導的に支持され、各種のIC(1a)は制御基板(1)
に熱伝導的に支持される。
【0026】パワー基板(2)は、制御基板(1)から
熱的に断絶され離隔していて、パワー基板(2)の放熱
と制御基板(1)の放熱との間の熱的依存関係が薄く、
パワー基板(2)の熱が制御基板(1)に伝達され難
く、パワー基板(2)と制御基板(1)とは独立に効果
的に放熱する。第1のモータ取付け部材(6)は、防振
性を有し、更に、熱伝達率がよくないゴム製であること
が好ましい。
【0027】パワー基板(2)は、第1のモータ取付け
部材(6)に支持され第1のモータ取付け部材(6)に
近接する近接放熱性支持体(37、上記近接放熱性支持
部)と、近接放熱性支持体(37)に支持され第1のモ
ータ取付け部材(6)から近接放熱性支持体(37)よ
りも遠方に配置されるパワー基板(2)の放熱性支持体
部分(2b)とを備え、制御基板(1)は、パワー基板
(2)の絶縁体支持部分(2a)に熱伝導的に支持され
る。スイッチングIC(2c)は、近接放熱性支持体
(37)に熱的に遮断されてモータ(7)より遠隔にあ
り、近接放熱性支持体(37)の放熱により、モータ
(7)が生成する熱は、パワー基板(2)に伝達しにく
くなっている。パワー基板(2)は、近接放熱性支持体
(37)とパワー基板(2)との間の離隔距離の程度次
第では、近接放熱性支持体(37)に非熱伝導的に支持
されることが好ましい。制御基板(1)は、近接放熱性
支持体(37)に熱伝導的に支持されることがある。こ
の場合、制御基板(1)が生成する熱は、近接放熱性支
持体(37)に伝導して、近接放熱性支持体(37)の
面から放熱する。
【0028】パワー基板(2)と近接放熱性支持体(3
7)とは内部に空間(13)を形成し、スイッチングI
C(2c)と各種のIC(1a)とは、空間(13)中
に配置されている。空間(13)を形成することは、近
接放熱性支持体(37)の表面積が大きいことであり、
放熱性が高くなる。この場合、各種のIC(1a)が生
成する熱が空間(13)の中に溜まりやすいので、空間
(13)の中の対流性が改善されるように、近接放熱性
支持体(37)は多孔性に形成されることが好ましい。
【0029】電源(8)がモータ(7)に同体化されて
いる。電源(8)を支持する放熱性電源支持筐体(2
3)とが追加される。放熱性電源支持筐体(23)は、
第2のモータ取付け部材(22)を介してモータ(5、
7)に支持される。パワー基板(2)と放熱性電源支持
筐体(23)とは、第1断熱材(26)を介して支持し
あっている。第1断熱材(26)は、電源(8)が生成
する熱がパワー基板(2)に伝達することを防止する。
【0030】第1放熱性筐体(31)が追加される。第
1放熱性筐体(31)は、放熱性電源支持筐体(23)
よりもモータ(7)からより遠方に離隔し、電源(8)
よりも放熱性電源支持筐体(23)からより遠方に離隔
し、第1放熱性筐体(31)は、放熱性電源支持筐体
(23)に非熱伝導的に支持されている。第1放熱性筐
体(31)は、筐体であり、且つ、放熱体としての機能
を有する。近接放熱性支持体(37)と放熱性電源支持
筐体(23)とは、非熱伝導的に支持し合っていて、支
持構造を強化している。
【0031】制御基板(1’)は、第1放熱性筐体(3
1’)に熱伝導的に接続し、各種のIC(1a)が生成
する熱は、制御基板(1’)を介して第1放熱性筐体
(31’)に伝達し、第1放熱性筐体(31’)の面で
効果的に放熱する。
【0032】放熱構造体(28,34)が更に追加され
る。放熱構造体(28,34)はパワー基板(2)の放
熱性支持体部分(2b)に接合し、スイッチングIC
(2c)が生成する熱は、より効果的に放熱する。パワ
ー基板(2)の絶縁体支持部分(2a)がパワー基板
(2)の放熱性支持体部分(2b)に接合し、パワー基
板(2)の絶縁体支持部分(2a)の電極と制御基板
(1)の電極とは細いリード線(12A)のみにより電
気的に接続している。細いリード線(12A)は、十分
に細く形成され得るので、パワー基板(2)を介してス
イッチングIC(2c)が生成する熱が各種のIC(1
a)に伝達することを効果的に抑制し、両放熱の独立性
をよりよく改善することができる。
【0033】本発明によるアンプ一体型モータは、モー
タ(7)と、アンプ(30)とで構成されており、アン
プ(30)は、放熱性支持体部分(2b)と絶縁体支持
部分(2a)からなるパワー基板(2)と、制御基板
(1)とを備え、パワー基板(2)に設置されているス
イッチングIC(2c)の許容温度と制御基板(1)に
設置された各種のIC(1a)の許容温度とは異なり、
パワー基板(2)および制御基板(1)は、それぞれ放
熱板としての作用を有し、モータ(7)に非熱伝導的に
支持され、スイッチングIC(2c)はパワー基板
(2)に熱伝導的に支持され、各種のIC(1a)は制
御基板(1)に熱伝導的に支持されている。スイッチン
グIC(2c)と各種のIC(1a)とは、モータ筐体
(5)を挟んで互いに最も離隔する相対位置に配置され
ることが、両IC(1a、2c)の放熱性がより独立化
する点で好ましい。両IC(1a、2c)の放熱は重要
であるが、一方のICが生成するより多い熱が、他方の
ICの温度を上昇させる度合いを低くすることも重要で
あるからである。しかし、制御基板(1)がパワー基板
(2)に非熱伝導的に支持されていることは、既述の通
り否定されない。制御基板(1)は、モータ(7)に第
1のモータ取付け部材(6)を介して支持され、パワー
基板(2)が内部に概ね閉じられた空間(13)を形成
し、パワー基板(2)と制御基板(1)とが空間(1
3)の中に互いに離隔的に配置されていることも、既述
の先の発明に同じである。
【0034】本発明によるアンプ一体型モータの熱的防
御方法は、モータ(7)とパワー基板(2)と制御基板
(1)とを含むアンプ一体型モータの両基板を熱的に保
護するアンプ一体型モータの熱的防御方法であり、パワ
ー基板(2)の放熱と制御基板(1)の放熱とを独立化
することにある。スイッチングIC(2c)が発生する
熱を金属体(2b、上記放熱性支持部)の面から放熱す
ること、各種のIC(1a)が発生する熱を空気の対流
により放熱すること、金属体(2b)に対して制御基板
(1)を非熱伝導的に支持すること、金属体(2b)の
面と制御基板(1)の面とを空気層(13)を介して離
隔することとから構成されている。その独立性は、既述
の通りである。
【0035】本発明は、モータ(7)と一体化させるア
ンプ(30)の構造で、以下の作用効果を有する。
【0036】空気の自然対流による放熱(熱伝達)の以
下の効果を有する構造をアンプ(30)は有している。
アンプ(30)は、制御基板(1)とパワー基板(2)
を空気の対流を生じさせる基板隙間(14)を設けて重
ねた構造とすることで、両基板(1、2)の空気の自然
対流による放熱(熱伝達)の効果を有する。パワー基板
(2)に実装されたスイッチングIC(2c)の真上を
制御基板(1)が覆わない構造として、スイッチングI
C(2c)の生成した熱をパワー基板(2)の表面から
放熱する。放熱板兼ケース(3a)との取合いをパワー
基板(2)のアルミニウム板(2b)の取合い部(1
1)とすることで、この取合い部(11)から放熱板兼
ケース(3a)に熱を伝える接触面積を大きくでき、熱
抵抗を小さくする構造をとるとともに、放熱板兼ケース
(3a)に伝わった熱をメッシュ窓(21)を介して対
流する空気の流れを用い放熱する。同時に、放熱板兼ケ
ース(3a)は、制御基板(1)、パワー基板(2)と
の間に隙間を設けることができ、メッシュ窓(21)を
介して対流する空気の流れを用い。制御基板(1)、パ
ワー基板(2)の熱の放熱を行う。放熱板兼ケース(3
a)との取合いを制御基板(1’)のアルミニウム板
(1c)と取合うことで、この放熱板兼ケース(3a)
に熱を伝え、放熱板兼ケース(3a)に伝わった熱をメ
ッシュ窓(21)を介して対流する空気の流れを用いて
放熱する。
【0037】上記の熱伝達の効果を損なわずに、熱伝達
による放熱板の以下の効果をアンプ(30)は有する。
パワー基板(2)のアルミニウム板(2b)にフィン等
を設けたフィン付きの放熱板(28)を増設可能とする
構造で、アルミニウム板(2b)の全面積を使って放熱
板増設が可能なため、パワー基板(2)の熱が増設フィ
ン付きの放熱板(28)に伝わり易い(熱抵抗が小さ
い)。
【0038】放熱板兼ケース(37A)との取合いを制
御基板(1’)のアルミニウム基板(1c)と結合する
ことで、この放熱板兼ケース(37A)に熱を伝え、放
熱板兼ケース(37A)に伝わった熱を外気を介して対
流する空気の流れを用いて放熱する。
【0039】
【発明の実施の形態】図1から図3を参照して、本発明
によるアンプ一体型モータの第1の実施形態を説明す
る。
【0040】図1および図2に示されるように、本実施
形態のアンプ一体型モータは、サーボアンプ(以下単に
アンプという)30とサーボモータ(またはアンプ30
を駆動するドライバ、以下単にモータという)7とを備
えている。アンプ30は、モータ7を駆動する。アンプ
30は、モータ7の側面領域(周域)でモータ7の外側
に配置されている。電池である電源8は、モータ7の他
の側面領域でモータ7の外側に取り付けられている。
【0041】モータ7は、モータ筐体5を備えている。
出力軸5aは、モータ筐体5を貫通して外側に延びてい
る。既述の側面領域は、モータ7に対して鉛直方向に位
置するか水平方向に位置するかは、特に問われることは
ない。
【0042】アンプ30は、制御基板1と、パワー基板
2と、ケース3aとを備えている。制御基板1およびパ
ワー基板2は、アンプ30のアンプ機能を実現する。ケ
ース3aは、アルミニウムなどの熱伝導率が高い材料で
構成され放熱板と兼用される。
【0043】制御基板1とパワー基板2は、互いに分離
されて構成されている。制御基板1の両面には、モータ
7の制御処理を行うCPUなどのIC(Integra
ted Circuit)1aが複数実装されている。
制御基板1は、厚さ0.5mm程度のガラス・エポキシ
樹脂により構成される広く一般に用いられている3層程
度の構造のものである。
【0044】パワー基板2は、スイッチングIC(In
tegrated Circuit)2cが実装される
実装基板2aと、アルミニウム板(後述する第2放熱性
支持体部分)2bとから構成されている。スイッチング
IC2cは、制御基板1のIC1aからの指令に基づき
モータ7への供給電流を生成する。スイッチングIC2
cの発熱量は大きい。
【0045】実装基板2aにおいてスイッチングIC2
cは、制御基板1側に配置され、実装基板2aのスイッ
チングIC2cが実装されない面にアルミニウム板2b
が片面実装されている。実装基板2aは、厚さ0.5m
m程度のガラス・エポキシ樹脂により構成される広く一
般に用いられている3層程度の構造のものである。
【0046】制御基板1とパワー基板2は重ねられた状
態で、ケース3aに対し、アルミニウム板2bを上蓋と
して取り付けられている。アルミニウム板2bは、ケー
ス3aに熱を伝導する。ケース3aの側面には、網の目
状のメッシュ窓21が設けられている。
【0047】アンプ30は、モータ7に防振機構6を介
してモータ7の側面に同体に固定されている。防振機構
6は、熱伝導率が小さいゴムのような振動緩衝性を持つ
材料で形成されている。防振機構6は、モータ7とケー
ス3aとを離隔するスペーサとして機能する。
【0048】制御基板1は、空間13中に配置されてい
る。制御基板1は、コネクタ9Aおよび支柱10により
パワー基板2に固定される。制御基板1と実装基板2a
との間には基板隙間14が設けられる。
【0049】実装基板2aの面積は、アルミニウム板2
bより一回り小さい。アルミニウム板2bの周縁部に
は、ケース3aの取合い部11を有している。重ねられ
た制御基板1とパワー基板2は、制御基板1を下向きに
してアルミニウム板2bを上蓋として、取合い部11に
よってケース3aに固定されるようにして取り付けられ
る。
【0050】ケース3aおよびアルミニウム板2bは、
アンプ筐体36を構成する。アンプ筐体36は防振機構
6によりモータ筐体5から離隔されていて、アンプ筐体
36とモータ筐体5との間は空気層を形成している。ア
ンプ筐体36は、優れた放熱性を有し制御基板1および
実装基板2aを支持する放熱性支持体として形成されて
いる。放熱性支持体(放熱性支持部)としてのアンプ筐
体36は、第1放熱性支持体部分37と第2放熱性支持
体部分(上記アルミニウム板)2bと離隔用部分9とを
備えている。第1放熱性支持体部分37と離隔用部分9
とから形成される一体成形体は、1面が開放された箱の
形状に、すなわち上記のケース3aとして形成されてい
る。
【0051】放熱性支持部としてのアンプ筐体36のう
ち、第1放熱性支持体部分37と離隔用部分9は、モー
タ7により近接していることから近接放熱性支持部と捉
えることができ、これに対して、第2放熱性支持体部分
2bは、遠隔放熱性支持部と捉えることができる。
【0052】第1放熱性支持体部分37が、防振機構6
を介してモータ筐体5に支持されている。第2放熱性支
持体部分2bは、第1放熱性支持体部分37よりもモー
タ筐体5から更に遠く離隔していて、第1放熱性支持体
部分37に支持されている。
【0053】離隔用部分9は、第1放熱性支持体部分3
7の周域部分に一体化されてモータ筐体5から離隔方向
に延びている。第2放熱性支持体部分2bは、離隔用部
分9の離隔端部分9aに直接に支持されている。離隔端
部分9aと第2放熱性支持体部分2bの取合い部11
は、直接に面接合し、ボルト12により互いに結合して
いる。
【0054】第1放熱性支持体部分37と離隔用部分9
と第2放熱性支持体部分2bとから形成される同体形成
体は、内部に空間13を形成する。空間13は、大気圧
下の空気で満たされている。離隔用部分9は、メッシュ
窓21を持っている。空間13の中の空気は、メッシュ
窓21を介して十分に外気と交流する。
【0055】第1放熱性支持体部分37と第2放熱性支
持体部分2bと離隔用部分9は、熱伝導率が高く放熱性
が優れている板で形成され、その板の材料はアルミニウ
ムが適正である。
【0056】スイッチングIC2cは、第2放熱性支持
体部分2bに機械的に、且つ、熱的に接合している。制
御基板1は、支柱10を介して第2放熱性支持体部分2
bに取り付けられ第2放熱性支持体部分2bから離隔し
ている。
【0057】IC1aは、制御基板1に機械的に、且
つ、熱的に接合している。IC1aの許容温度は、スイ
ッチングIC2cの許容温度と異なっていて、20度以
上の差がある。IC1aの電極は、実装基板2aの電極
配線層にコネクタ9Aを介して接続している。配線部分
を除くコネクタ9Aと支柱10は、熱的絶縁材料で形成
されている。IC1aとスイッチングIC2cとの間に
は、空間13が介在して互いに空間的に熱的に離隔して
いる。
【0058】アンプ30を駆動するための電源8は、防
振機構22を介してモータ7の周域に配置され支持され
ている。防振機構22は、ゴムのような断熱性と振動緩
衝性がある材料で形成されている。防振機構22は、電
源8とモータ7とを離隔するスペーサとして機能する。
【0059】電源8と防振機構22との間に放熱性ケー
シング23が介在している。放熱性ケーシング23は、
電源8を囲んでいる。第2放熱性支持体部分2bの周辺
部分の一部が、放熱性ケーシング23の延長部分24の
支持部分25に支持されている。第2放熱性支持体部分
2bと支持部分25との間には、断熱体26が介在して
いて、第2放熱性支持体部分2bは電源8に非熱伝導的
に支持されている。放熱性ケーシング23は、第1放熱
性支持体部分37に直接的には接合していない。
【0060】大きな負荷に対抗するモータ7は、多くの
熱を放出する。その熱はモータ筐体5の表面まで伝導す
る。モータ筐体5の表面と第1放熱性支持体部分37の
外側面との間の空気は外気であり、その外気の対流によ
りモータ筐体5から第1放熱性支持体部分37に伝達す
る熱の量は少ない。
【0061】スイッチングIC2cも多くの熱を放出す
る。スイッチングIC2cが放出する熱は、第2放熱性
支持体部分2bに伝導する。第2放熱性支持体部分2b
に伝導した熱は、離隔端部分9aと離隔用部分9を介し
て第1放熱性支持体部分37に伝導する。
【0062】第1放熱性支持体部分37に伝導した熱
は、表面積が大きい第1放熱性支持体部分37の外側表
面で外気に渡され、且つ、その外側表面から輻射的に放
散する。空間13の空気は、スイッチングIC2c(実
装基板2a)およびIC1a(制御基板1)から熱を受
け取って対流し、メッシュ窓21を通過して外側に流出
する。対流する空間13の空気は、基板隙間14を移動
する。第2放熱性支持体部分2bは、スイッチングIC
2cにより加熱された実装基板2aの表面温度を均一に
する効果を有し、放熱板として機能する。第2放熱性支
持体部分2bの取合い部11は、実装基板2aの持つ熱
をケース3aに伝導する。ケース3aにはメッシュ窓2
1が設けられているため、空気の対流が起き易く、実装
基板2aから取合い部11を介してケース3aに伝わっ
た熱の放熱が促進される。
【0063】上記では、コネクタ9Aによって実装基板
2aおよび制御基板1を電気的に接続する構成を示し
た。この構成に代えて、図3に示されるように、実装基
板2aおよび制御基板1にリード線12Aをはんだ直付
け13で接続することができる。
【0064】図4は、本発明によるアンプ一体型モータ
の第2の実施形態を示している。本実施の形態は、既述
の実施の形態に、放熱用ケーシング28が追加されてい
る。放熱用ケーシング28は、第2放熱性支持体部分2
bの外側表面に密着して接合する第1放熱用面板29
と、第1放熱用面板29の端部が直角に曲げられて電源
8を外側から覆う第2放熱用面板31とから形成されて
いる。第1放熱用面板29は、アルミニウムの板で成形
されている。第1放熱用面板29の外側表面の側にフィ
ン32が形成されている。
【0065】第2放熱用面板31は、第1放熱用面板2
9に一体に成形されている。放熱用ケーシング28は、
アンプ30と電源8とを覆うケーシングであり、第2放
熱性支持体部分2bの熱を放熱する放熱板を兼ねてい
る。フィン32付きの第1放熱用面板29は、アルミニ
ウム板2bの全面積に形成されることで、実装基板2a
の熱が効率的にフィン32付きの第1放熱用面板29に
伝導される。第2放熱用面板31の端部は、断熱体33
を介して放熱性ケーシング23に支持されている。
【0066】上記では、第1放熱用面板29の端部が直
角に曲げられて第2放熱用面板31が形成されるとした
が、第1放熱用面板29を設けずにアルミニウム板2b
の端部が直角に曲げられて第2放熱用面板31が形成さ
れる構成にすることができる。フィン32は、第1放熱
用面板29ではなくアルミニウム板2bに直接的に設け
られることができる。
【0067】図5は、本発明によるアンプ一体型モータ
の第3の実施形態を示している。本実施の形態は、図2
に示される既述の実施の形態に、他の放熱用ケーシング
34が追加されている。放熱用ケーシング34は、第2
放熱性支持体部分2bに取り付けられたケース3a’に
より構成される。ケース3a’は、上記のケース3aと
同じ構成である。ケース3a’は、ケース3aの第1放
熱性支持体部分37と対称に形成されていて、第1放熱
性支持体部分37に相当する第1放熱性支持体部分3
7’と離隔用部分9に相当する離隔用部分9’と、離隔
端部分9aに相当する逆離隔端部分9a’を備えてい
る。逆離隔端部分9a’は、第2放熱性支持体部分2b
の取合い部11にボルト12’により接合されている。
第2放熱性支持体部分2bと離隔用部分9’と第1放熱
性支持体部分37’とにより内側に空間13’が形成さ
れている。
【0068】実装基板2aおよび制御基板1が放出する
熱は、第2放熱性支持体部分2bと逆離隔端部分9a’
と離隔用部分9’とを介して第1放熱性支持体部分3
7’に伝導して第1放熱性支持体部分37’の外側表面
から放熱する。離隔用部分9’には、メッシュ構造(メ
ッシュ窓21と同じ構成)により多孔性化されている。
そのメッシュ構造により空気の対流が起き易く、アルミ
ニウム板2bの取合い部11から放熱用ケーシング34
に伝わった熱は、空間13’の中の空気の対流と、第1
放熱性支持体部分37’および逆離隔端部分9a’の熱
伝導とにより効果的に放熱される。
【0069】図6は、本発明によるアンプ一体型モータ
の第4の実施形態を示している。本実施の形態では、図
4に示される既述の実施の形態が、アンプ筐体36の形
態と放熱用ケーシング28の形態と制御基板1の形態の
3点で改良されている。図4のアンプ筐体36に代替さ
れて、アンプ筐体36cが設けられている。アンプ筐体
36cで用いられるケース3bでは、図7に示されるよ
うに、図4のケース3aの片側の離隔用部分9が削除さ
れている。そのように離隔用部分9が削除された側の第
1放熱性支持体部分37cの端部は、断熱体35を介し
て放熱性ケーシング23の端部に支持され、電源8に対
して非熱伝導的に支持されている。
【0070】図4に示される放熱用ケーシング28に代
替されて更に他の放熱用ケーシング28’が設けられて
いる。放熱用ケーシング28’では、図4の第1放熱用
面板29に替えられて第1放熱用面板29’が用いら
れ、図4の第2放熱用面板31は削除されている。図4
の制御基板1に代替されて、制御基板1’が設けられて
いる。制御基板1’は、IC1aが実装される実装基板
1b、1dと、それらの実装基板1b、1dの間に設け
られたアルミニウム基板1cとを備えている。各実装基
板1b、1dは、厚さ0.5mm程度のガラス・エポキ
シ樹脂により構成され広く一般的に用いられている3層
程度のものである。アルミニウム基板1cの延長部分は
曲げられていて曲折部分36Aを構成している。
【0071】曲折部分36Aは、第3放熱用面板37A
に接合している。第3放熱用面板37Aの外側面には、
フィン構造38が与えられている。第3放熱用面板37
Aの一端部は、第1放熱用面板29’の端部に断熱体3
9を介して非熱伝導的に接合している。図4の第2放熱
用面板31に替えられて第2放熱用面板31’が用いら
れている。第2放熱用面板31’の一端部に断熱体41
を介して第3放熱用面板37Aの他端部が非熱伝導的に
支持されている。第3放熱用面板37Aおよび第2放熱
用面板31’を含めて放熱板兼用ケース3cが形成され
る。
【0072】制御基板1’のアルミニウム基板1cは、
ケース3cに熱に伝えるように固定される。ケース3b
の側面にはメッシュ構造(メッシュ窓21と同じ構成)
が与えられる。第1放熱用面板29’の外表面には、図
4に示すフィン32や図5に示すケース3a’を設ける
ことができる。また、第1放熱用面板29’を設けるこ
となくアルミニウム板2bの外表面に直接、図4に示す
フィン32や図5に示すケース3a’を設けることがで
きる。
【0073】実装基板2aおよび制御基板1’が放出す
る熱は、第2放熱性支持体部分2bを介して第1放熱用
面板29’に伝導して第1放熱用面板29’の外側表面
で放熱する。IC1aが放出する熱は、アルミニウム基
板1cを介して曲折部分36Aに伝導し、曲折部分36
Aに伝導した熱は更に第3放熱用面板37Aに伝導し
て、第3放熱用面板37Aの外側表面で放熱する。制御
基板1’は、電源8に対して非熱伝導的に結合してい
る。
【0074】図8は、本発明によるアンプ一体型モータ
の第5の実施形態を示している。本実施の形態は、図2
に示される既述の実施の形態が改変されている。本実施
の形態は、IC1aを支持する支持構造の点で改変がな
されている。図2の制御基板1に代替される制御基板
1”は、IC1aが実装される実装基板1b’、1d’
と、それらの実装基板1b’、1d’の間に設けられた
アルミニウム基板1c’とを備えている。各実装基板1
b’、1d’は、厚さ0.5mm程度のガラス・エポキ
シ樹脂により構成され広く一般的に用いられている3層
程度のものである。アルミニウム基板1c’の両端部分
又は周辺部分には、該両端部分又は周辺部分が延長され
てなる両端延長又は周辺延長部41が形成されている。
【0075】周辺部分41は、制御基板1”のアルミニ
ウム基板1c’を第1放熱性支持体部分37から離隔す
る離隔用部分42と、第1放熱性支持体部分37に熱伝
導的に接合する接合部分43とを備えている。離隔用部
分42と接合部分43とは、アルミニウム基板1c’に
機械的に、且つ、熱伝導的に一体化されている。接合部
分43は、第1放熱性支持体部分37にボルト44によ
り固着されている。
【0076】第2放熱性支持体部分2bは、ケース3a
に対して断熱体46により非熱伝導的に結合している。
スイッチングIC2cとケース3aは、取合い部11に
断熱体46を介して、熱的に分離した結合を有するよう
に構成される。アルミニウム板2bの外表面には、図4
に示すフィン32や図5に示すケース3a’を設けるこ
とができる。
【0077】アルミニウム基板1c’は、ケース3aに
熱を伝えるように固定され、ケース3aの側面には、メ
ッシュ窓21が設けられているので、空気の対流が起き
易く、実装基板1b’、1d’からアルミニウム基板1
c’を介してケース3aに伝わった熱を放熱する。
【0078】制御基板1”と実装基板2aは、ケース3
aに制御基板1”を下向きにしてアルミニウム板2bを
上蓋とし、その取合い部11に断熱体46を介して固定
される。実装基板2aと制御基板1”の放熱板を兼ねる
ケース3aとが熱伝導的に分離される。
【0079】第2放熱性支持体部分2bと制御基板1”
と放熱性ケーシング23とは、互いに非熱伝導的に結合
している。アンプ30とモータ7と電源8とは、互いに
断熱体(離隔体)4,22,26,46を介して非熱伝
導的に結合し互いに支持し合っている。
【0080】
【発明の効果】本発明によるアンプ一体型モータは、制
御基板をモータの発熱とパワー基板の発熱とから防御す
ることができる。制御基板をモータの発熱とパワー基板
の発熱とから防御する技術が簡素であり、更には、容積
を小さくすることができる。制御基板およびパワー基板
をモータの発熱から防御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるアンプ一体型モータの第
1の実施形態を示す射軸投影図である。
【図2】図2は、図1の正面断面図である。
【図3】図3は、図2の一部が改変された正面図であ
る。
【図4】図4は、本発明によるアンプ一体型モータの第
2の実施形態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明によるアンプ一体型モータの第
3の実施形態を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明によるアンプ一体型モータの第
4の実施形態を示す断面図である。
【図7】図7は、アンプ筐体を示す射軸投影図である。
【図8】図8は、本発明によるアンプ一体型モータの第
5の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…制御基板(第2基板) 1a…IC(第2回路) 2…パワー基板 2a…実装基板(第1基板) 2b…アルミニウム板(第2放熱性支持体部分、放熱性
支持部、遠隔放熱性支持体) 2c…スイッチングIC(第1回路) 6…防振機構(第1のモータ取付け部材) 7…モータ 8…電源 9…離隔用部分(放熱性支持部、近接放熱性支持体) 12A…リード線 13…空間 22…防振機構(第2のモータ取付け部材) 23…放熱性ケーシング(放熱性電源支持筐体) 26…断熱体(第1断熱材) 28…放熱用ケーシング(放熱構造体) 30…アンプ 31…第2放熱用面板(第1放熱性筐体) 33…断熱体(第2断熱材) 34…放熱用ケーシング(放熱構造体) 37…第1放熱性支持体部分(放熱性支持部、近接放熱
性支持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 礼三 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 加藤 義樹 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 平野 雅弘 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 大西 献 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 藤原 謙二 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AA03 AA11 AB04 AB07 AB08 BA01 CA05 FA02 5H611 AA09 BB01 TT01 TT02 UA04 UB00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、 前記モータの外側で前記モータに第1のモータ取付け部
    材を介して支持されるアンプと を備えたアンプ一体型モータであって、 前記アンプは、 放熱性支持部を有し、第1回路が熱伝導的に設けられた
    第1基板と、 第2回路が熱伝導的に設けられた第2基板とを備え、 前記第1回路の許容温度は前記第2回路の許容温度と異
    なり、 前記第1基板と前記放熱性支持部は、互いに熱伝導的に
    結合し、 前記放熱性支持部は、前記モータに前記第1のモータ取
    付け部材を介して支持され、 前記第2基板は、前記放熱性支持部に非熱伝導的に支持
    されているアンプ一体型モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記第1のモータ取付け部材は、防振性を有しているア
    ンプ一体型モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記第1のモータ取付け部材は、ゴム製であるアンプ一
    体型モータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記放熱性支持部は、前記第1のモータ取付け部材に支
    持され、前記第1のモータ取付け部材に近接する近接放
    熱性支持部と、 前記近接放熱性支持部に支持され前記第1のモータ取付
    け部材から前記近接放熱性支持部よりも遠方に配置され
    る遠隔放熱性支持部とを有し、 前記第1基板は、前記遠隔放熱性支持部に熱伝導的に支
    持されるアンプ一体型モータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記遠隔放熱性支持部は、前記近接放熱性支持部に非熱
    伝導的に支持されているアンプ一体型モータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記第2基板は、前記近接放熱性支持部に熱伝導的に支
    持されているアンプ一体型モータ。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記遠隔放熱性支持部と前記近接放熱性支持部とは、内
    部に空間を形成し、前記第1回路と前記第2回路は、前
    記空間中に配置されているアンプ一体型モータ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 更に、 電源と、 前記電源を支持する放熱性電源支持筐体とを備え、 前記放熱性電源支持筐体は、第2のモータ取付け部材を
    介して前記モータに支持されるアンプ一体型モータ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のアンプ一体型モータにお
    いて、 前記放熱性支持部と前記放熱性電源支持筐体とは、第1
    断熱材を介して支持しあっているアンプ一体型モータ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のアンプ一体型モータに
    おいて、 前記放熱性支持部は、 前記第1のモータ取付け部材に支持され、前記第1のモ
    ータ取付け部材に近接する近接放熱性支持部と、 前記近接放熱性支持部に支持され前記第1のモータ取付
    け部材から前記近接放熱性支持部よりも遠方に配置され
    る遠隔放熱性支持部とを有し、 前記第1基板は、前記遠隔放熱性支持部に熱伝導的に支
    持されるアンプ一体型モータ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のアンプ一体型モータ
    において、 前記近接放熱性支持部と前記放熱性電源支持筐体とは、
    第2断熱材を介して支持しあっているアンプ一体型モー
    タ。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のアンプ一体型モータ
    において、 更に、 第1放熱性筐体を備え、 前記第1放熱性筐体は、前記放熱性電源支持筐体よりも
    前記モータから遠方に離隔し、前記電源よりも前記放熱
    性電源支持筐体からより遠方に離隔し、 前記第1放熱性筐体は、前記放熱性電源支持筐体に非熱
    伝導的に支持されているアンプ一体型モータ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のアンプ一体型モータ
    において、 前記近接放熱性支持部と前記放熱性電源支持筐体とは、
    非熱伝導的に支持しあっているアンプ一体型モータ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のアンプ一体型モータ
    において、 前記第2基板は、前記放熱性電源支持筐体に熱伝導的に
    接続しているアンプ一体型モータ。
  15. 【請求項15】 請求項4記載のアンプ一体型モータに
    おいて、 前記近接放熱性支持部は、多孔性であるアンプ一体型モ
    ータ。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のアンプ一体型モータに
    おいて、 更に、 放熱構造体を備え、 前記放熱構造体は、前記放熱性支持部に接合しているア
    ンプ一体型モータ。
  17. 【請求項17】 請求項1記載のアンプ一体型モータに
    おいて、 前記第1基板は、絶縁性基板であり、 前記第1基板は、前記放熱性支持部に接合し、 前記第1基板の電極と前記第2基板の電極とは細いリー
    ド線のみにより電気的に接続しているアンプ一体型モー
    タ。
  18. 【請求項18】 モータと、 アンプと を備えたアンプ一体型モータであって、 前記アンプは、 放熱部を有し、第1回路が熱伝導的に設けられた第1基
    板と、 第2回路が熱伝導的に設けられた第2基板とを備え、 前記第1回路の許容温度は前記第2回路の許容温度と異
    なり、 前記第1基板と前記放熱部は、互いに熱伝導的に結合
    し、 前記放熱部は、前記モータに非熱伝導的に支持され、 前記第2基板は、前記モータに非熱伝導的に支持されて
    いるアンプ一体型モータ。
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