JP2002159055A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

Info

Publication number
JP2002159055A
JP2002159055A JP2000351376A JP2000351376A JP2002159055A JP 2002159055 A JP2002159055 A JP 2002159055A JP 2000351376 A JP2000351376 A JP 2000351376A JP 2000351376 A JP2000351376 A JP 2000351376A JP 2002159055 A JP2002159055 A JP 2002159055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
station
base station
speed
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000351376A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuji Tokunaga
忠次 徳永
Toshiharu Kouchi
利春 古内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Network and System Integration Corp
Original Assignee
NEC Network and System Integration Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Network and System Integration Corp filed Critical NEC Network and System Integration Corp
Priority to JP2000351376A priority Critical patent/JP2002159055A/ja
Publication of JP2002159055A publication Critical patent/JP2002159055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局の移動速度が速くなることによる通話
チャンネルのハンドオーバの増加を抑えて、通信網全体
の負荷を軽減して通信効率の高い移動体通信システムを
提供すること。 【解決手段】 地上に設けられた地上基地局からなる固
定レイヤと、空中を移動が可能な移動基地局からなる移
動レイヤにより通信網を形成して、移動基地局が高速で
移動する移動体と同一の移動方向に所定の速度で移動す
ることによりハンドオーバを無くす。また、移動局と基
地局との相対速度を検出して、検出した相対移動速度に
応じて移動型セルの移動基地局又は地上セルの地上基地
局を選択し、選択された移動基地局又は地上基地局にハ
ンドオーバする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に、移動が可能な基地局からなる移動型セ
ル網としての移動レイヤで形成した通信網により、高速
で移動中の移動局との通信をハンドオーバ無し又は極端
に少ないハンドオーバで行うことが可能な移動体通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信におけるセルの通信網
は、複数のセルから構成された固定レイヤ方式が採用さ
れており、カバーエリアが、例えば、1Km以内のマイ
クロセル及びカバーエリアが数Km程度のマクロセルで
構成されている。
【0003】マイクロセル及びマクロセルは、電波の届
く範囲の大きさに差はあるが、移動局がアクセスする順
位には差はない。
【0004】移動局からの電波の発信は、エリア内のマ
イクロセル又はマクロセルの基地局が受信し、移動局へ
の着信は、移動局の位置登録情報に基づき、近接したセ
ルの基地局から一斉に呼び出しの送信を行うことにより
行われる。
【0005】また、移動局が移動して、最初の呼を確立
したセルの外へ出る場合には、隣接セルの受信電界や空
きチャンネルを調査することにより、感度の高いセルの
基地局へ無瞬断で切り替える(いわゆるハンドオーバと
称される)。したがって、移動体通信は、マイクロセル
及びマクロセルからなる一つのレベルの通信網のみで構
成する通信回線で通話チャンネルの切替を行っている。
また、移動局の通話可能な範囲は、一つの移動体通信回
線網で構成しているため、地上及び陸地に接近した海上
のみである。
【0006】近年、移動体通信の発展により、音声通話
はもとよりコンピュータによるデータ通信の比重が増し
てきている。また、マルチメディア等による画像情報伝
送での通信データ量も多くなり、通信速度の高速化、通
信品質の向上が望まれている。
【0007】また、移動速度を比較すると、人は時速4
Km、車は100Km、高速鉄道は時速270Kmなど
のように速度範囲が大きく変化しているため、移動体通
信は、人が歩いて音声通話をする範囲から高速鉄道など
による高速移動中での通話、データ通信までの対応が望
まれている。
【0008】従来のマイクロセル又はマクロセルによる
地上セル網(例えば、マクロセルのカバーエリアを直径
5Kmとする。)では、通話チャンネル切替によるハン
ドオーバは、1時間当たり、人が歩いた場合は0〜1回
で済むが、時速100Kmの車は23回程度、時速27
0Kmの高速鉄道は63回程度の切替が必要となる。
【0009】また、従来のセルの基地局は、地上のビ
ル、鉄塔などに固定して設置されており、セルの無線の
カバーエリアは固定したものとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通話チャンネル切替
は、移動する移動局のセルへの移行の検出、先行先セル
の決定及びそのセルでの空きチャンネルの選択、移動局
に対するチャンネル切替指令の3段階の手順がふまれ
る。したがって、移動速度が速くなると、通話チャンネ
ル切替が煩雑になり、その情報伝達のための伝送信号の
領域が少なくなる。すなわち、マイクロ及びマクロレイ
ヤのような小レイヤ通信網の負荷が重くなり通信効率が
低下するおそれがある。
【0011】また、移動中での次のセルの基地局へのハ
ンドオーバで空きチャンネルが無い場合には、通信が切
断するおそれがある。
【0012】そこで、本発明は、移動が可能な基地局
(移動基地局と称する)を有する通信網により、移動基
地局が高速で移動する移動体と同一の移動方向に所定の
速度で移動することにより、ハンドオーバ無し又は格段
に少ないハンドオーバに長時間の通信が可能な移動体通
信システムを提供することを目的とする。
【0013】また、移動局と基地局との相対速度を検出
して、検出した相対移動速度に応じて移動型セルの移動
基地局又は地上セルの地上基地局を選択し、選択された
移動基地局又は地上基地局にハンドオーバすることによ
り、通話チャンネルの切替頻度を減らし、通信網全体の
負荷を軽減して通信効率の高い移動体通信システムを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体通信
システムは、地上に設けられた地上基地局からなる地上
セル網としての固定レイヤと、空中を移動が可能な移動
基地局からなる移動型セル網としての移動レイヤにより
通信網を形成して構成した通信回線と、前記通信回線に
相互に通信可能に接続された移動局とを有するものであ
る。
【0015】また、本発明による移動体通信システムの
空中を移動が可能な移動基地局は、所定の高度を所定の
速度で所定の方向に移動可能な成層圏プラットフォーム
局又は航空機局で構成したものである。。
【0016】また、本発明による移動体通信システムの
前記移動基地局は、所定の経路上を移動する移動局との
通信を行うものである。
【0017】また、本発明による移動体通信システム
は、移動局と移動基地局との相対速度を検出する相対速
度検出手段を備え、前記相対速度検出手段より検出した
前記相対移動速度に応じて前記移動レイヤの移動基地局
又は前記固定レイヤの地上基地局を選択し、選択した移
動基地局又は地上基地局にハンドオーバするものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明による移動体通信シス
テムについての実施の形態について図面を参照して説明
する。
【0019】図1は、地上に設けられた地上基地局10
からなる地上セル網Eと、空中を移動が可能な移動基地
局3からなる移動型セル網Sにより形成された通信網を
示す図である。なお、地上に設けられた地上基地局10
からなる地上セル網Eを以後、固定レイヤEと称し、ま
た、空中を移動が可能な移動基地局3からなる移動型セ
ル網Sを移動レイヤSと称する。
【0020】図1に示すように、本実施の形態による移
動体通信システムの通信網は、地上に設けられた無線通
信のカバーエリアの狭いセルCからなる固定レイヤE
と、前記固定レイヤEのセルCよりも広いカバーエリア
のセルCからなる移動レイヤSとからなる。
【0021】固定レイヤE及び移動レイヤS内には、多
数のセルCが存在しており、各レイヤ内のセルC同士
は、無線通信のカバーエリアがほぼ同一である。例え
ば、図1に示す、固定レイヤEのセルEC1とEC2と
は同一規模のエリアであり、移動レイヤSのセルSC1
とSC2とは同一規模のエリアであるが、固定レイヤE
のレイヤ内のEC1と移動レイヤS内のSC1とは同一
エリア規模ではない。そして、図1に示す固定レイヤE
におけるn番目のセルCをECn(但し、n=1,2,
・・・)として示し、移動レイヤSにおけるn番目のセ
ルCをSCn(但し、n=1,2,・・・)として示し
ている。
【0022】通信網は、地上セル網Eとしての固定レイ
ヤEより移動型セル網Sとしての移動レイヤSが重複し
て配置されて階層構造が形成されている。
【0023】次に、各レイヤを構成するセルCの基地局
について説明する。
【0024】セルCの基地局は、移動局1(図5,図6
に図示)と無線で通信を行うものであり、この移動局1
は、携帯可能で音声通話及びデータ通信が行える移動端
末通信装置であり、前記セルCの基地局と音声通話、デ
ータ通信が行える構成となっている。
【0025】地上セル網Eとしての固定レイヤEのセル
Cの基地局は地上基地局10、移動型セル網Sとしての
移動レイヤSのセルCの基地局は、地上20Km上空の
成層圏を移動飛行する航空機あるいは飛行船などからな
る成層圏プラットフォームに取り付けた移動基地局3
(成層圏プラットフォーム局3)からなる。しかしなが
ら、本実施の形態による移動体通信システムの固定レイ
ヤE及び移動レイヤSは、階層構造とした点に特徴を有
するものであるので、基地局のアンテナの高度及び送信
電力の大きさによってすべてが決定されるものではな
い。けだし、移動レイヤSの移動基地局3から発せられ
る無線通信の範囲は、無線の発射される角度及び範囲等
を可変設定することが可能な構成となっているからであ
る。また、移動基地局3は成層圏プラットフォーム局3
として説明しているが、定点滞留はできなくとも、上空
約20kmであればジェット戦闘機や航空機も飛行圏内
であるので、本発明を実施することができる。したがっ
て、これらを航空機局とも称する。
【0026】本実施の形態による移動体通信システムの
固定レイヤEのセルCの基地局である地上基地局10の
地上でのカバーエリアは、直径5Km程度、移動レイヤ
SのセルCの基地局である成層圏プラットフォーム局3
のカバーエリアはエレベーションアングルを10度とし
た場合直径227Kmとなる。
【0027】なお、成層圏プラットフォーム局3を以後
SPF局3と称する。図2はSPF局3の高度20Km
での通話可能なエリアを示した図である。
【0028】前記SPF局3は、図2に示すように、地
上からエレベーションアングル(仰角)10度以内が通
信可能なエリアとなっている。このため、SPF局3の
カバーエリアは、自動車、高速鉄道などの移動体2が移
動する地上では直径227Kmであり、10Km上空を
飛行するジェット旅客機の高度でのカバーエリアは、ほ
ぼ直径113Kmである。
【0029】次に、移動レイヤSのセルCの移動基地局
3である成層圏プラットフォーム局3(SPF局3)に
ついて図3を用いて説明する。
【0030】図3は、移動レイヤSのセルCの移動基地
局3である成層圏プラットフォーム局3(SPF局3)
の構成を示すブロック図ある。
【0031】図3に示すように、太陽電池パネル3a
は、プラットフォームの外周に取り付けられており、太
陽エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。
太陽電池パネル3aからの電気エネルギーはバッテリ3
bに蓄電されて、バッテリ3bより駆動部3c、飛行制
御部3f、通信制御部3kなどの各部に電源として供給
される。但し、図3ではバッテリ3bの電源の供給先は
駆動部3cのみを示しており、駆動部3c以外の各部へ
の電源の供給は図示していない。駆動部3cは電動モー
タ等で構成され、推力発生部3d及び方向制御部3eへ
回転力を伝達する。推力発生部3dは、駆動部3cから
の回転力によりプロペラを回転させ推力を発生させるも
のである。方向制御部3eは駆動部3cからの回転力に
より方向舵、昇降舵を動かして成層圏プラットフォーム
局3の移動方向の変更及び上昇下降を制御するものであ
る。前記駆動部3cは、成層圏プラットフォーム局3の
飛行を制御する飛行制御部3fからの制御信号により適
時回転力を発生するようになっている。前記飛行制御部
3fは、コンピュータを内蔵しており、GPS3g(G
lobal Positioning System)
による自己の位置情報と飛行用通信装置3hで受信した
地上からの飛行情報より、記憶装置(図示せず)に記憶
された飛行制御プログラムに基づいて駆動部3cを制御
して、成層圏プラットフォーム局3が所定の飛行を行う
ように制御するものである。地上のSPF制御装置6
(図5に図示)からの飛行情報の受信及び地上のSPF
制御装置6への飛行情報の送信は、アンテナ3m及び飛
行用通信装置3hにより行われる。
【0032】このように、移動基地局3としての成層圏
プラットフォーム局3は、成層圏上を所定の高度、所定
の速度で所定の方向に移動が可能な構成とされている。
【0033】また、成層圏プラットフォーム局3に於け
る移動局1との通信及び地上の移動セル制御装置5(図
5に図示)との通信を行う通信装置は以下の構成となっ
ている。
【0034】アンテナ3m及び移動局用通信装置3i
は、移動局1との無線通信を行うものであり、アンテナ
3m及び地上基地局用通信装置3jは地上の移動セル制
御装置5との無線通信を行うものである。また、移動局
用通信装置3i及び地上基地局用通信装置3jは、通信
制御部3kと接続されており、通信制御部3kは、移動
局用通信装置3i及び地上基地局用通信装置3j間の通
信情報の交換、制御等を行うものである。
【0035】次に、移動基地局3としての前記成層圏プ
ラットフォーム局3(SPF局3)の飛行速度ついて図
4(a)及び図4(b)を参照して説明する。
【0036】成層圏プラットフォーム局3は、地上より
高度20Kmの成層圏を無風状態で最大対地速度80m
/s(288Km/h)で飛行するように設定されてい
る。しかしながら、成層圏では、例えば日本上空では年
間を通じて風速40m/s以下の風の流れが観測されて
いる。図4(a)は、前記成層圏プラットフォーム局3
が風速40m/sの完全な順風での飛行の状態を示す図
である。また、図4(b)は、前記成層圏プラットフォ
ーム局3が風速40m/sの完全な逆風での飛行の状態
を示す図である。成層圏プラットフォーム局3の飛行速
度の範囲を0から80m/sとすると、図4(a)での
完全な順風状態での成層圏プラットフォーム局3の対地
速度の制御範囲は、40m/s(144Km/h)から
120m/s(432Km/h)となり、図4(b)で
の完全な逆風状態での成層圏プラットフォーム局3の対
地速度の制御範囲は、−40m/s(−144Km/
h)から40m/s(144Km/h)となる。
【0037】例えば、時速270Kmで運転中の高速鉄
道に沿って、成層圏プラットフォーム局3が対地速度2
70Km/hで飛行すると、高速鉄道と成層圏プラット
フォーム局3との相対速度は0となる。
【0038】なお、成層圏プラットフォーム局3は、風
向きに対して推進力を制御することにより成層圏の定点
に停留することも可能である。
【0039】次に、移動体通信システムの構成について
図5を参照して説明する。図5は、本発明による移動体
通信システムの構成を示すブロック図である。
【0040】図5に示すように、固定レイヤEの各セル
(EC1からECn)の地上基地局10は、固定レイヤ
EのセルCの地上基地局10を総括、制御する地上セル
制御装置4と通信回線とで接続されており、また、移動
レイヤSの各セル(SC1からSCn)の移動基地局3
(SPF局3)は、移動レイヤSのセルCの移動基地局
3を制御する移動セル制御装置5と無線回線とで接続さ
れている。
【0041】前記地上セル制御装置4及び移動セル制御
装置5の各セル制御装置は、レイヤ間又はレイヤ内の基
地局のハンドオーバ等の制御を行う中央制御装置7と接
続されており、この中央制御装置7は、交換局と接続さ
れて公衆回線網と接続されている。
【0042】また、移動レイヤSの移動基地局3(SP
F局3)は、SPF局3の飛行制御を行うSPF制御装
置6と無線回線で接続されている。
【0043】なお、地上セル制御装置4及び移動セル制
御装置5を総称してセル制御装置と称する。
【0044】次に、各レイヤのセルCの基地局と無線通
信を行う移動局1の構成を図6のブロック図を参照して
説明する。各セルCの基地局と移動局1との通信方式
は、CDMA(Code Divison Multi
pe Access)方式である。
【0045】図6に示すように、移動局1は、電波の送
受信を行うアンテナ1fと、電波の分配を行う送受波分
配部1gと、受信した電波の増幅、ミキシング等を行う
受信部1hと、信号を逆拡散して合成するRAKE受信
部1iと、制御チャンネル信号や音声信号の分解、合成
を行うチャンネル処理部1jと、マイク、スピーカを含
む音声アナログ信号を処理する音声処理部1kと、送信
データを拡散処理する拡散処理部1lと、直交変調、電
力増幅等を行う送信部1mと、前記受信部1h及び送信
部1mへ高周波を供給する周波数シンセサイザ部1n
と、演算及び制御を行う制御手段としての制御部1a
と、液晶ドライバーと液晶ディスプレイよりなる表示手
段としての表示部1bと、番号等を入力する操作手段と
してのキーボード(又はファンクションキー)1cと、
外部のコンピュータと接続する入出力部1dと、各部に
電源を供給するバッテリ1oと、加速度計1eとを有し
ている。
【0046】制御手段としての制御部1aは、CPU
(セントラルプロセッサユニット)又はDSP(デジタ
ルシグナルプロセッサ)を中心として、プログラム及び
データを記憶するメモリ、表示部1bやキーボード(又
はファンクションキー)1c等の入出力制御を行う入出
力回路、時間を計測するタイマ(時計)等で構成されて
いる。なお、加速度計1e以外の各部は、セルCの基地
局とCDMA方式により音声通話、データ通信を行うた
めのものである。
【0047】図6に示すように、移動速度検出手段とし
ての加速度計1eは、移動中の加速度を測定して、この
測定した加速度の信号を制御部1aに出力し、制御部1
aで加速度計1eの加速度の信号を積分して移動局1の
速度を算出する。
【0048】また、移動局1は、チャンネル処理部1j
から出力される制御チャンネル信号からの各レイヤのセ
ルCの基地局の電波の受信レベルを制御部1aで処理し
て、各レイヤの通話可否を表示する表示手段としての表
示部1bは、各レイヤのセルCの基地局の電波受信レベ
ルも表示する。通話者は、表示部1bの表示によってど
のレイヤが通話可能かを知ることができる。
【0049】また、操作手段としてのキーボード(又は
ファンクションキー)1cは、操作スイッチを内蔵して
おり、通話者は、通話可能なレイヤに操作スイッチを操
作することによりレイヤのセルCの基地局に接続を要求
して通話することが可能である。しかして、本実施の形
態による移動通信システムの移動局1は、操作手段とし
てのキーボード(又はファンクションキー)1cを手動
操作してレイヤとの接続も可能であるが、通話可能なレ
イヤを自動探索してセルCの基地局と接続可能な構成と
なっている。
【0050】次に、移動局1と基地局との通信に於ける
移動基地局3間又は地上基地局10へのハンドオーバに
ついて説明する。
【0051】最初に、移動局1と成層圏プラットフォー
ム局3との相対速度を検出する相対速度検出手段につい
て述べる。
【0052】移動局1と成層圏プラットフォーム局3と
の相対速度を検出する相対速度検出手段は、図5に示す
地上セル制御装置4、移動セル制御装置5、SPF制御
装置6及び中央制御装置7により実行される一連の処理
からなる。
【0053】本発明による移動体通信システムの相対速
度検出手段は、移動基地局3としての成層圏プラットフ
ォーム局3の飛行速度及び飛行方向と、移動局1の移動
速度及び移動方向とにより検出するものである。すなわ
ち、移動基地局3としての成層圏プラットフォーム局3
の飛行速度及び飛行方向は、成層圏プラットフォーム局
3に搭載されているGPS3gからの位置データにより
算出する。成層圏プラットフォーム局3の飛行制御部3
fは、GPS3gからの時刻t1に於ける位置データp
1と時刻t2に於ける位置データp2から演算を行っ
て、飛行速度及び飛行方向を決定する。一方、移動局1
の移動速度は、移動局1の加速度計1eの加速度データ
を制御部1aで積分して算出する。また、移動局1の移
動方向は、移動局1からの電波を受信する地上基地局1
0が隣接する地上基地局10に転移する順序により算出
する。すなわち、移動局1の移動に伴って、前記移動局
1からの電波を受信できる地上基地局10に転移する。
地上基地局10の転移の順序を記憶して、該地上基地局
10の設置位置と照合することにより移動局1の移動方
向を算出する。
【0054】成層圏プラットフォーム局3の飛行速度及
び飛行方向の各データがSPF制御装置6経由で中央制
御装置7に送信され、移動局1の移動速度のデータが移
動セル制御装置5経由で中央制御装置7に送信される。
また、移動局1の移動方向の情報が地上セル制御装置4
より中央制御装置7に送信されて、前記中央制御装置で
移動局1の移動方向が算出される。これにより、前記中
央制御装置7は、移動速度及び移動方向の各データより
演算して移動局1とSPF局3との相対速度を検出す
る。
【0055】次に、高速鉄道、高速道路を移動中の移動
局1と基地局との通信、ハンドオーバについて、図7、
図8及び図9に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、移動局1は高速鉄道、高速道路など定められた経
路上を高速で移動する移動体2と共に移動するものであ
る。高速鉄道の路線及び高速道路上を走行する移動体2
の移動方向は、上り線又は下り線での走行により決ま
り、また、走行する経路は固定されている。一方、移動
基地局3としての成層圏プラットフォーム局3は高速鉄
道、高速道路など定められた経路上を飛行するように前
もって飛行経路が記憶されている。
【0056】図7に示すように、通話者は、図6に示す
操作手段としてのキーボード1Cの操作スイッチ、即ち
レイヤ指定のファンクションキーにより接続先の番号を
指定して、発信キーを押す。この時、移動局1の制御部
1aは、移動レイヤ指定の発信かを確認して(ステップ
S1)、移動レイヤ指定の発信のときは、移動レイヤS
の移動基地局3に接続要求信号を発する(ステップS
2)。移動レイヤ指定がない場合には、固定レイヤEの
地上基地局10に接続要求信号を発する(ステップS
3)。ステップS2で移動局1が移動レイヤSに接続要
求信号を送信後、信号を受信した移動レイヤSの移動基
地局3は、移動局1に対して移動局1自身の移動速度を
出力するよう要求する(ステップS4)。移動セル制御
装置5は、受信した移動局1の移動速度データを中央制
御装置7に出力し、中央制御装置7は、移動局1の移動
速度データにより移動局1が高速移動中かを判断する
(ステップS5)。移動局1が高速移動中と判断した場
合には、移動セル制御装置5に対して移動局1が移動基
地局3とチャンネル回線を使用できるように指示を出
す。また、移動局1が高速移動中でないと判断した場合
には、ステップS11へ移行する。
【0057】また、ステップS3で移動局1が固定レイ
ヤEに接続要求信号を送信後、信号を受信した固定レイ
ヤEの地上基地局10は、移動局1に対して移動局1自
身の移動速度を出力するよう要求する(ステップS
6)。地上セル制御装置4は、受信した移動局1の移動
速度データを中央制御装置7に出力し、中央制御装置7
は、移動局1の移動速度データにより移動局1が高速移
動中かを判断する(ステップS7)。移動局1が高速移
動中と判断した場合には、移動レイヤSのサービスエリ
ア内であるかを判断して(ステップS8)、移動レイヤ
Sのサービスエリア内であると判断した場合は、地上セ
ル制御装置4より移動局1に対して移動セル制御装置5
にハンドオーバするように指示して(ステップS9)、
移動局1が移動基地局3とチャンネル回線を使用できる
ように指示を出す(ステップS10)。ステップS7で
移動局1が高速移動中でないと判断したときは、移動局
1が移動基地局10とチャンネル回線を使用できるよう
に指示を出す(ステップS11)。
【0058】次に、移動局1が固定レイヤEの地上基地
局10と通信している場合には、図8に示すステップS
20に移行する。移動局1が移動レイヤSの移動基地局
3と通信している場合には、図9に示すステップS40
に移行する。
【0059】移動局1が固定レイヤEの地上基地局10
との呼の確立をしたとき、地上セル制御装置4は通話開
始の時間(時刻)を記憶装置(図示せず)に記憶する
(図8のステップS20)。そして、通話が開始される
(ステップS21)。通話中に、移動局1は、キャリア
レベルの検出を行って(ステップS22)、キャリアレ
ベルが規定値以上であるかを判断する(ステップS2
3)。キャリアレベルが規定値以下の場合には、ステッ
プ26に移行する。キャリアレベルが規定値以上の場合
には、通話の品質検査を行い(ステップS24)、通話
品質レベルが規定値以上であるかを判断する(ステップ
S25)。通話品質レベルが規定値以上の場合には、移
動局1と地上基地局10との通信は正常と判断して、ス
テップ22からの手順を繰り返す。通話品質レベルが規
定値以下の場合には、通話状態が劣化したと判断して、
そのときの時間(時刻)を地上セル制御装置4の記憶装
置に記憶する(ステップS26)。
【0060】次に、地上セル制御装置4は、通話開始時
間より通信劣化発生時間までの通話保持時間t1を算出
して(ステップS27)、中央制御装置7に通話保持時
間t1を通知する。中央制御装置7は、通話保持時間t
1と前もって設定した基準通話保持時間Tvとを比較し
て移動局1の移動速度を判断する(ステップS28)。
なお、移動局1の移動速度の判断は、通話保持時間t1
が基準通話保持時間Tvよりも短い場合には、高速であ
ると判断する。
【0061】次に、中央制御装置7は、移動局1がステ
ップS28で高速で移動していると判断した場合には、
地上基地局10より移動局1に移動速度の送信を要求す
る(ステップS29)。移動局1からの移動速度によ
り、移動局1が高速移動しているかを判断する(ステッ
プS30)。高速移動中と判断した場合には、移動基地
局3のサービスエリア内かを確認して(ステップS3
1)、サービスエリア内に位置していたときには、移動
基地局3へハンドオーバする(ステップS32)。な
お、高速移動中でないと判断した場合、また、サービス
エリア外の場合は、地上基地局10へハンドオーバする
(ステップS33)。
【0062】次に、移動局1が移動レイヤSの移動基地
局3との呼の確立をしたとき、移動セル制御装置5は、
通話開始の時間(時刻)を記憶装置に記憶する(図9の
ステップS40)。そして、通話が開始される(ステッ
プS41)。中央制御装置7は、地上基地局10に対し
移動局1の電波を受信するよう指示する(ステップS4
2)。中央制御装置7は、移動局1からの電波を受信す
る地上基地局10の転移の時間的変化を記録して、地上
基地局10の転移により移動局1の移動方向を検出する
(ステップS43)。検出した移動局1の移動方向と移
動基地局3との移動方向が同一であるかをチェックして
(ステップS45)、移動方向が同一である場合は、ス
テップS48へ移行する。移動方向が異なる場合には、
移動局1と同一方向に移動中の移動基地局3を選定して
(ステップS46)、選定した移動基地局3へハンドオ
ーバする(ステップS47)。
【0063】次に、ステップS48で移動局1と移動基
地局3との相対速度を検出する(ステップS48)。な
お、相対速度は、前述した相対速度検出手段により検出
されるものである。ステップS43で移動局1は地上基
地局10の無線カバーエリア内に位置していることによ
り、地上基地局10の設置位置より移動局1の位置を特
定することができる。
【0064】次に、ステップS48で算出した相対速度
及び移動局1の位置より、移動局1が移動基地局3のカ
バーエリア外に位置する時刻、すなわち、他の移動基地
局3にハンドオーバする時刻を算出する(ステップS4
9)。ハンドオーバする時刻であるかを確認し(ステッ
プS50)、ハンドオーバする時刻である場合は、所定
の基地局へハンドオーバする(ステップS53)。ハン
ドオーバする時刻でない場合は、移動局1と移動基地局
3との通話品質の検査を行い(ステップS51)、通話
品質が規定値以上の場合は(ステップS52)、ステッ
プS50に移行する。また、通話品質が規定値以下の場
合は、ステップS53へ移行して他の基地局へハンドオ
ーバする。
【0065】以上により、高速移動中の移動局1と各レ
イヤの基地局との通信、ハンドオーバが行われる。
【0066】次に、移動体2による移動中のレイヤ間の
ハンドオーバの一例を図10を参照して説明する。
【0067】図10に示すように、移動体(高速鉄道)
2と共に移動する移動局1は、移動レイヤSのセルSC
1の移動基地局3としての成層圏プラットフォーム局3
と呼が確立された後、中央制御装置7は、固定レイヤE
のセルEC1の地上基地局10に対し前記移動局1の電
波を受信するよう指示する。移動体2が移動するにつれ
前記移動局1の電波を受信できる固定レイヤEのセルC
は、セルEC1よりセルEC2に移行する。セルCの移
行により移動体2の移動方向(上り又は下り)が検出さ
れる。検出した移動局1の移動方向と移動基地局3との
移動方向が同一であるかをチェックして、移動方向が同
一の場合は、移動局1と成層圏プラットフォーム局3と
の相対速度を算出する。また、移動局1の位置は、セル
EC2の無線カバーエリア内に位置していることによ
り、地上基地局10の設置位置より移動局1の位置を特
定する。
【0068】次に、算出した相対速度及び移動局1の位
置より、移動局1が成層圏プラットフォーム局3の無線
カバーエリア外に位置する時刻、すなわち、他の移動基
地局3にハンドオーバする時刻を算出する。ハンドオー
バする時刻である場合は、セルSC2の成層圏プラット
フォーム局3へハンドオーバする。
【0069】このように、移動局1上を成層圏プラット
フォーム局3が移動することにより、ハンドオーバの回
数を減らすことができ、また、ハンドオーバする時刻を
予測できるため通信回線の効率を高めることができる。
【0070】また、図11は、成層圏プラットフォーム
局3(SPF局3)の移動速度に対する移動体2として
の高速鉄道及び高速車の高速移動時のハンドオーバの回
数を示す図である。但し、SPF局3の高度は20K
m、通話範囲は直径227Kmであり、通話時間は1時
間とし、高速鉄道は時速270Km、高速車は時速10
0Kmの移動速度とした。また、高速鉄道及び高速車の
時速の下端には、SPF局3との相対速度を示す。
【0071】図11に示すように、通話時間1時間での
高速鉄道及び高速車のSPF局3とのハンドオーバ回数
はいずれも1以下であり、ハンドオーバは発生しない。
これにより、移動局の高速移動時でもハンドオーバを必
要としないため安定した通話、データ通信を行うことが
可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による移動体
通信システムによれば、定められた経路上を移動する移
動体上の移動局と移動基地局とが同一の移動方向に所定
の速度で移動することにより、ハンドオーバ無しで長時
間の通信が可能となる。
【0073】また、移動局と基地局との相対速度を検出
して、検出した相対移動速度に応じて移動レイヤの移動
基地局又は固定レイヤの地上基地局を選択して、選択し
た移動基地局又は地上基地局にハンドオーバすることに
より、通話チャンネルの切替頻度を減らし、通信網全体
の負荷を軽減して通信の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定レイヤ(地上セル網)及び移動レイヤ(移
動型セル網)が重複して配置した通信網の構成を示す図
である。
【図2】高度20Km、エレベーションアングル(仰
角)が10度のときの、成層圏プラットフォーム局(S
PF局)の通信可能なエリアを示す図である。
【図3】移動レイヤのセルCの移動基地局である成層圏
プラットフォーム局(SPF局)の構成を示すブロック
図ある。
【図4】(a)は、前記成層圏プラットフォーム局(S
PF局)が風速40m/sの完全な順風での飛行の状態
を示す図であり、(b)は、前記成層圏プラットフォー
ム局が風速40m/sの完全な逆風での飛行の状態を示
す図である。
【図5】本発明による移動体通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図6】移動局の構成を示すブロック図である。
【図7】移動局とレイヤ間のハンドオーバを示すフロー
チャートである。
【図8】移動局が固定レイヤと通信している場合のハン
ドオーバを示すフローチャートである。
【図9】移動局が移動レイヤと通信している場合のハン
ドオーバを示すフローチャートである。
【図10】移動体による移動中のハンドオーバの一例を
示す図である。
【図11】SPF局の移動速度に対する高速鉄道及び高
速車の高速移動時のハンドオーバの回数を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 移動局 1a 制御部 1b 表示部 1c キーボード(又はファンクションキー) 1d 入出力部 1e 加速度計 1f、3m アンテナ 1g 送受波分配部 1h 受信部 1i RAKE受信部 1j チャンネル処理部 1k 音声処理部 1l 拡散処理部 1m 送信部 1n 周波数シンセサイザ部 1o、3b バッテリ 2 移動体 3 移動基地局(成層圏プラットフォーム
局、SPF局又は航空機局) 3a 太陽電池パネル 3c 駆動部 3d 推力発生部 3e 方向制御部 3f 飛行制御部 3g GPS 3h 飛行用通信装置 3i 移動局用通信装置 3j 地上基地局用通信装置 3k 通信制御部 4 地上セル制御装置 5 移動セル制御装置 6 SPF制御装置 7 中央制御装置 10 地上基地局 E 固定レイヤ(地上セル網) S 移動レイヤ(移動型セル網) C セル
フロントページの続き Fターム(参考) 5K051 AA01 CC07 DD15 FF04 FF19 GG06 5K067 AA33 BB04 BB43 DD20 DD44 EE02 EE10 EE12 EE41 HH22 JJ56 5K072 AA15 BB13 DD00 DD11 DD16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に設けられた地上基地局からなる地
    上セル網としての固定レイヤと、空中を移動が可能な移
    動基地局からなる移動型セル網としての移動レイヤによ
    り通信網を形成して構成した通信回線と、前記通信回線
    に相互に通信可能に接続された移動局とを有することを
    特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 空中を移動が可能な移動基地局は、所定
    の高度を所定の速度で所定の方向に移動可能な成層圏プ
    ラットフォーム局又は航空機局で構成されることを特徴
    とする請求項1記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記移動基地局は、所定の経路上を移動
    する移動局との通信を行うことを特徴とする請求項1記
    載の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動体通信システム
    は、移動局と移動基地局との相対速度を検出する相対速
    度検出手段を備え、前記相対速度検出手段より検出した
    前記相対移動速度に応じて前記移動レイヤの移動基地局
    又は前記固定レイヤの地上基地局を選択し、選択した移
    動基地局又は地上基地局にハンドオーバすることを特徴
    とする移動体通信システム。
JP2000351376A 2000-11-17 2000-11-17 移動体通信システム Pending JP2002159055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351376A JP2002159055A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 移動体通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351376A JP2002159055A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 移動体通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002159055A true JP2002159055A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18824447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000351376A Pending JP2002159055A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 移動体通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002159055A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177650A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Kyocera Corp 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム
JP2010103966A (ja) * 2008-09-26 2010-05-06 Kyocera Corp 中継局、無線通信中継方法、無線通信端末、および無線通信システム
JP2012527788A (ja) * 2009-05-22 2012-11-08 華為技術有限公司 ユーザ装置及びそのアクセス方法
JP2013502783A (ja) * 2009-08-19 2013-01-24 エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド 移動セルラ通信ネットワークにおける移動端末のハンドオーバ決定を支援する方法
US8725185B2 (en) 2009-05-18 2014-05-13 Fujitsu Limited Mobile base station, mobile terminal, mobile communications system and method
JP2014525697A (ja) * 2011-08-09 2014-09-29 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) セルラ無線通信におけるモビリティ情報の交換
US9980188B2 (en) 2012-08-07 2018-05-22 Marvell World Trade Ltd. User mobility control for heterogeneous wireless networks
WO2019155872A1 (ja) * 2018-02-06 2019-08-15 ソフトバンク株式会社 Haps協調飛行システム
GB2571273A (en) * 2018-02-21 2019-08-28 British Telecomm Cellular telecommunications network
CN111919464A (zh) * 2018-04-04 2020-11-10 索尼公司 通信装置、基站装置、通信方法、通信程序和通信***
CN112135240A (zh) * 2019-06-05 2020-12-25 本田技研工业株式会社 控制装置、计算机可读存储介质、通信***以及控制方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177650A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Kyocera Corp 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム
JP2010103966A (ja) * 2008-09-26 2010-05-06 Kyocera Corp 中継局、無線通信中継方法、無線通信端末、および無線通信システム
US8725185B2 (en) 2009-05-18 2014-05-13 Fujitsu Limited Mobile base station, mobile terminal, mobile communications system and method
JP2012527788A (ja) * 2009-05-22 2012-11-08 華為技術有限公司 ユーザ装置及びそのアクセス方法
JP2013502783A (ja) * 2009-08-19 2013-01-24 エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド 移動セルラ通信ネットワークにおける移動端末のハンドオーバ決定を支援する方法
JP2014525697A (ja) * 2011-08-09 2014-09-29 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) セルラ無線通信におけるモビリティ情報の交換
US10924915B2 (en) 2011-08-09 2021-02-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Exchange of mobility information in cellular radio communications
US9980188B2 (en) 2012-08-07 2018-05-22 Marvell World Trade Ltd. User mobility control for heterogeneous wireless networks
JP2019140427A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 ソフトバンク株式会社 Haps協調飛行システム
WO2019155872A1 (ja) * 2018-02-06 2019-08-15 ソフトバンク株式会社 Haps協調飛行システム
US11308814B2 (en) 2018-02-06 2022-04-19 Softbank Corp. HAPS cooperative flight system
GB2571273A (en) * 2018-02-21 2019-08-28 British Telecomm Cellular telecommunications network
GB2571273B (en) * 2018-02-21 2021-02-03 British Telecomm Cellular telecommunications network
CN111919464A (zh) * 2018-04-04 2020-11-10 索尼公司 通信装置、基站装置、通信方法、通信程序和通信***
CN112135240A (zh) * 2019-06-05 2020-12-25 本田技研工业株式会社 控制装置、计算机可读存储介质、通信***以及控制方法
CN112135240B (zh) * 2019-06-05 2022-11-25 本田技研工业株式会社 控制装置、计算机可读存储介质、通信***以及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102499881B1 (ko) 드론 기지국과 드론 기지국 관리 방법 및 장치
JP4730565B2 (ja) 無線通信システム、管理サーバ、および移動基地局制御方法
JP6859590B2 (ja) 通信装置および通信方法
JP3895929B2 (ja) 位置情報を使用してハンドオーバーを行う方法及び装置
KR101709685B1 (ko) 선박을 위한 이동통신 중계 서비스 시스템 및 방법
JP2002159055A (ja) 移動体通信システム
CN102428607A (zh) 通信天线自动定向装置、方法
JP6928075B2 (ja) 無線中継システム
JP2003509951A (ja) 航空機から航空機への切替えシステム
JPWO2017077758A1 (ja) 通信装置および通信方法
CN112738852B (zh) 一种切换bwp的方法及终端设备
US20130163565A1 (en) Method for communication based on mobile access point in radio communication system and apparatus for the same
JP5302084B2 (ja) 中継局、無線通信中継方法、無線通信端末、および無線通信システム
JP2018082403A (ja) 無線中継装置、プログラム、無線通信システム及び無線通信方法
US9078090B1 (en) Method and apparatus for environment based communication control
US9554282B2 (en) Apparatus and method for sharing radio spectrum resources among disparate services
JP2002118873A (ja) 移動体通信システム
EP3520245B1 (en) Cellular telephony
JP3432594B2 (ja) 移動通信端末
JP2005500722A (ja) 空中セルラーシステム用のハンドオフ先候補リスト
JP5528934B2 (ja) 制御装置及び無線通信方法
JP4665829B2 (ja) 車上無線装置およびこの装置を用いた車両無線通信システム
CN1137597C (zh) 移动通信网络及其工作方法
WO2002017675A2 (en) Airborne cellular communications system
CN112929934B (zh) 一种调整小区优先级的方法及终端设备