JP2002158622A - データ測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、測定したいチャネルが変化し
てもデータの欠落を起こすことなく測定できる無線基地
局内の測定装置と、グラフ上の解析したい時刻の設定が
容易に行えるとともに、グラフデータの迅速な比較が行
えるグラフ表示機能を持つ外部測定端末とにより、時間
とともに変化する無線特性データの解析が容易迅速に行
えるデータ測定装置を提供する。 【解決手段】 外部測定端末１０３は、無線基地局１０
１内の測定装置１０２に対し、複数チャネルの予約同時
測定指示を出し無線特性データの同時測定を実施させ、
測定データを受信する。外部測定端末１０３は、測定中
及び非測定中において、マウスによる時刻設定を可能と
し、複数の無線特性データグラフを表示しつつ、指定さ
れた時刻でグラフ毎に、もしくは全グラフに対して同期
をとるようにすることで、無線特性データの容易で迅速
な測定や解析の支援を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話システム
の無線基地局における無線特性データを測定する測定装
置と測定された無線特性データのグラフを表示する外部
測定端末とで構成され、時間とともに変化する無線特性
データの解析を支援できるデータ測定装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】携帯電話システムの無線基地局では、複
数の電力や干渉レベルといった無線特性データを取得す
る測定装置を備え、測定した無線特性データを解析する
際に、同一時刻における複数の無線特性グラフデータを
比較することや、同一無線特性グラフデータにおける異
なる時刻間のデータを比較することが行われている。

【０００３】ところが、携帯電話機毎に割り当てるチャ
ネルは、その無線基地局がカバーするエリア内において
も時間の経過に伴い、異なるチャネルに切り替わること
がある。

【０００４】したがって、従来の測定装置では、測定対
象チャネルが他のチャネルに切り替わった時点で、測定
対象チャネルの測定が停止され、切り替わった先のチャ
ネルにおける測定ができないというのが現状である。

【０００５】また、従来の測定装置では、解析したい時
刻設定が容易に行えず、また同一測定項目においては、
同時に異なる時刻データグラフを表示することができ
ず、複数測定項目においては、同時に同一時刻データの
グラフを表示することができないというのが現状であ
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
測定装置では、測定にあたっては、測定したいチャネル
が変化するたびに、測定したいチャネルを再設定する必
要があるので、途中のデータが欠落することが多々発生
するという問題がある。

【０００７】一方、上記データ解析におけるグラフ表示
の問題に対しては、例えば特開平１０−３１９０５０号
公報（測定データの表示方法）に記載された技術を利用
することが考えられる。この公報では、同一グラフにお
いてカーソルによって解析時刻を設定し、比較したい異
なる時刻での様々なデータを同時に画面表示させること
により、比較解析を行う方法が示されている。

【０００８】しかし、この公報記載の方法では、同一グ
ラフにおいてのみであるため、縦軸のスケールや単位が
異なるグラフにおけるデータの比較や、測定中における
グラフ画面から消え去った過去のある時点のグラフデー
タと現在のグラフデータとの比較などができないという
問題がある。また、時刻をカーソル設定することから、
グラフ上での迅速な詳細時刻設定が難しいという問題も
ある。

【０００９】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、測定したいチャネルが変化してもデータの欠落
を起こすことなく測定できる無線基地局内の測定装置
と、グラフ上の解析したい時刻の設定が容易に行えると
ともに、グラフデータの迅速な比較が行えるグラフ表示
機能を持つ外部測定端末とにより、時間とともに変化す
る無線特性データの解析が容易かつ迅速に行えるデータ
測定装置を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明のデータ測定装置
は、携帯電話システムの無線基地局における無線特性デ
ータを測定する測定装置と、前記測定装置に測定動作の
指示を与え、前記測定装置から受信した無線特性データ
からグラフデータを生成し画面にグラフ表示を行う外部
測定端末とで構成され、前記測定装置は、前記外部測定
端末からの指示に従って２つ以上のチャネルにおける無
線特性データの測定を同時に開始し停止できる機能と、
測定したいチャネルが使用中の場合は、その使用中チャ
ネルの無線特性データの収集を即時開始し、測定したい
チャネルが未使用の場合は、その未使用チャネルを予約
扱いとして使用されるまで測定待機状態とする機能と、
を具備し、前記外部測定端末は、前記測定装置に対し測
定したいチャネルを複数予約指定できる機能と、前記測
定装置から受信した無線特性データを保存する機能と、
ユーザの解析指示入力に応答して前記保存される同一の
無線特性データに基づき異なる時刻で複数グラフを表示
する機能と、を具備する構成を採る。

【００１１】この構成によれば、測定装置は、指定され
たチャネルの使用状態を確認し、使用されていないとき
は予約状態となり、使用中であれば測定を開始して測定
データを外部測定端末に送信する。使用されていないチ
ャネルの使用が開始されると、測定装置が自動的に測定
を開始し、測定データを外部測定端末に送信することが
できる。

【００１２】即ち、本発明の測定装置では、複数チャネ
ルの同時測定が行えるようになっているので、測定した
いチャネルが変化しても、測定をし直す必要がなくな
り、データの欠落が防止できるようになる。

【００１３】また、外部測定端末は、測定装置に対し測
定したいチャネルを複数予約指定して、測定を開始する
ことができるので、測定タイミングを逃すことなく容易
に測定項目を全て網羅することができるようになる。

【００１４】そして、外部測定端末では、測定装置から
複数の測定データを受信すると、それを保存するので、
測定済みのデータでも再度解析に利用できる。さらに、
外部測定端末では、測定時または非測定時に解析指示入
力があると、保存された測定データに基づき時刻を異に
する同一のグラフを複数表示することができるので、同
一測定項目の時間的な変化が容易かつ迅速に比較できる
ようになる。

【００１５】また、本発明のデータ測定装置は、前記外
部測定端末が、ユーザの解析指示入力に応答して前記保
存される複数の無線特性データに基づきそれぞれのグラ
フを表示する機能、を有する構成を採る。

【００１６】この構成によれば、複数の測定項目それぞ
れのグラフにおける時間的な変化が容易かつ迅速に比較
できるようになる。

【００１７】さらに、本発明のデータ測定装置は、前記
外部測定端末が、表示されている１つのグラフ上におい
て、ユーザがポインティングデバイスの操作により任意
に解析したいグラフ時刻を指定できる機能と、前記指定
されたグラフ時刻及びそのグラフ時刻におけるグラフデ
ータを表示する機能と、を有する構成を採る。

【００１８】この構成によれば、容易かつ迅速に解析し
たい時刻が指定できる。そして、指定した解析時刻とデ
ータが表示されるので、例えば現在表示されているグラ
フが測定中のものであるとすると、測定済みのグラフデ
ータを表示させることにより、両者を比較することが容
易かつ迅速に行えるようになる。

【００１９】加えて、本発明のデータ測定装置は、前記
外部測定端末が、表示されている１つのグラフ上におい
て、ユーザがポインティングデバイスの操作により任意
に解析したいグラフ時刻を指定できる機能と、前記指定
されたグラフ時刻を表示する機能と、ユーザの同期指示
入力に応答して前記表示されているグラフの時系列軸に
おける前記指定されたグラフ時刻に対して、他の少なく
とも１つのグラフにおける時系列軸を同期させて表示す
る機能と、を有する構成を採る。

【００２０】この構成によれば、解析時刻を表示させ、
同期指示を入力することにより、その指定した所望の解
析時刻で、該当する全グラフの時刻を時系列軸＝０にお
いて一致させて表示することができるので、複数の測定
項目のグラフを、同時に同一時刻で表示でき、全グラフ
のデータを容易かつ迅速に比較することができるように
なる。

【００２１】

【発明の実施の形態】本発明の骨子は、携帯電話システ
ムの無線基地局における時間とともに変化する無線特性
データの測定において、測定したいチャネルを予め指定
しておいて複数チャネルの同時測定を可能とすることに
より、測定したいチャネルが変化しても、測定を設定し
直すことによるデータ欠落を防止することにある。

【００２２】また、グラフ上での解析したい時刻の指定
が容易かつ迅速に行えるとともに、複数の無線特性デー
タのグラフを表示しつつ、指定された時刻でグラフ毎
に、もしくは全グラフに対して同期が取れるようにする
ことにより、無線特性データの容易でかつ迅速な測定や
解析が行えるようにすることにある。

【００２３】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。

【００２４】図１は、本発明の一実施の形態に係るデー
タ測定装置の全体構成を示すブロック図である。

【００２５】図１に示すように、本実施形態のデータ測
定装置１００は、携帯電話システムの無線基地局１０１
の内部に存在し、複数の電力や干渉レベルなど各種の無
線特性データを測定及び算出する測定装置１０２と、こ
の測定装置１０２と何らかの通信インタフェースにより
接続され、測定装置１０２に測定動作の指示を与え、測
定装置１０２から受信した無線特性データからグラフデ
ータを生成し画面にグラフ表示を行う外部測定端末１０
３とで構成され、無線基地局１０１における無線特性デ
ータの解析が容易かつ迅速に実施できるようなってい
る。

【００２６】測定装置１０２は、無線基地局１０１にお
ける無線特性データの測定において、外部測定端末１０
３からの指示に従って２つ以上のチャネルにおける無線
特性データの測定を同時に開始し停止できる機能と、チ
ャネル識別子により測定したいチャネルが使用中か否か
を判断し、測定したいチャネルが使用中の場合は、その
使用中チャネルの無線特性データの収集を即時開始し、
測定したいチャネルが未使用の場合は、その未使用チャ
ネルのチャネル識別子を予約状態として使用されるまで
測定を開始せずに待機する機能と、を有する。

【００２７】これにより、測定装置１０２は、測定した
いチャネルを予め指定しておいて複数チャネルの同時測
定が行えるので、測定したいチャネルが変化しても、測
定を設定し直すことによるデータの欠落が防止できるよ
うになる。

【００２８】外部測定端末１０３は、測定装置１０２に
対し測定したいチャネルを複数予約指定できる機能と、
測定装置１０２から受信した無線特性データをある有限
容量まで一時的に蓄えるバッファ機能（以下「バッフ
ァ」という）及び有限容量を超えたデータを保存する記
憶機能（以下「記憶装置」という）と、ユーザの解析指
示入力に応答して上記のように保存された同一の無線特
性データに基づき異なる時刻で複数グラフを表示する機
能と、を有する。

【００２９】これにより、外部測定端末１０３は、測定
装置１０２に対し測定したいチャネルを複数予約指定し
て、測定を開始することができるので、測定タイミング
を逃すことなく容易に測定項目を全て網羅することがで
きる。また、測定時または非測定時において、同一測定
項目の時間的な変化が容易かつ迅速に比較できるように
なる。

【００３０】また、外部測定端末１０３は、ユーザの解
析指示入力に応答して上記のように保存された複数の無
線特性データに基づきそれぞれのグラフを表示する機能
を有し、複数の測定項目のグラフにおける時間的な変化
が容易かつ迅速に比較できるようになっている。

【００３１】さらに、外部測定端末１０３は、表示され
ている１つのグラフ上において、ユーザがポインティン
グデバイス（以下「マウス」という）の操作により任意
に解析したいグラフ時刻を指定できる機能と、その指定
されたグラフ時刻及びそのグラフ時刻におけるグラフデ
ータを表示する機能と、ユーザの同期指示入力に応答し
て表示されているグラフの時系列軸における指定された
グラフ時刻に対して、他の少なくとも１つのグラフにお
ける時系列軸を同期させて表示する機能と、を有する。

【００３２】これにより、ユーザは、容易かつ迅速に解
析したい時刻が指定できるようになる。そして、指定し
た解析時刻とデータが表示されるので、例えば現在表示
されているグラフが測定中のものであるとすると、測定
済みのグラフデータを表示させることにより、両者を比
較することが容易かつ迅速に行えるようになる。

【００３３】また、指定した所望の解析時刻で、該当す
る全グラフの時刻を時系列軸＝０において一致させて表
示することができるので、複数の測定項目のグラフを、
同時に同一時刻で表示でき、全グラフのデータを容易か
つ迅速に比較することができるようになる。

【００３４】次に、図２は、外部測定端末１０３のディ
スプレイに表示されているグラフ画面の説明図である。

【００３５】図２において、外部測定端末１０３のディ
スプレイ２００には、測定中及び非測定中において各種
のグラフ画面２０１，２０２，２０３が表示されるよう
になっている。これらは、同一の無線特性データにおけ
る異なる時刻におけるグラフ、または、複数の無線特性
データそれぞれのグラフを表示している。

【００３６】各グラフ画面には、グラフ表示欄２１１と
時刻表示欄２１２とデータ表示欄２１３が設けられ、ま
た同期ボタン２１４と解析ボタン２１５が設けられてい
る。

【００３７】グラフ表示欄２１１には、当該ディスプレ
イ２００が備えるポインティングデバイスであるマウス
により操作されるマウスポインタ２１６が表示されてい
る。グラフ表示欄２１１において、マウスポインタ２１
６で解析したい時刻にグラフをドラッグしながら移動さ
せてクリックすると、指定された時刻と測定データが時
刻表示欄２１２とデータ表示欄２１３にそれぞれ表示さ
れるようになっている。

【００３８】また、同期ボタン２１４は、上記同期指示
入力を行う操作ボタンであり、解析ボタン２１５は、上
記解析指示入力を行う操作ボタンである。

【００３９】解析ボタン２１５を測定中及び非測定中に
押下すると、バッファ及び記憶装置に保存された測定デ
ータに基づき同一の測定項目についての測定データがデ
ータ表示欄２１３に表示される。これにより、例えば既
に測定済みのグラフとデータを測定中のそれと比較する
ことが容易かつ迅速に行えるようになる。

【００４０】また、同期ボタン２１４を非測定中に押下
すると、時刻表示欄２１２に表示されている時刻に該当
する複数のグラフを時系列軸＝０の位置にて、同期を取
って表示することができるようになっている。

【００４１】次いで、上記構成を有するデータ測定装置
の動作について、図１及び図２を用いて説明する。

【００４２】ユーザが外部測定端末１０３を操作して測
定装置１０２に対し、測定したいチャネルを複数予約指
定し、同時に測定開始の指示を行うと、測定装置１０２
が指定されたチャネルの使用状態を確認し、使用されて
いないときは予約状態となり、使用中であれば測定を開
始し、測定データを外部測定端末１０３に送信する。そ
の後、使用されていないチャネルの使用が開始される
と、測定装置１０２が自動的に測定を開始し、測定デー
タを外部測定端末１０３に送信する。

【００４３】外部測定端末１０３は、測定装置１０２か
ら複数の測定データを受信すると、その測定データを内
部に存在するバッファと記憶装置の両方に定期的に保存
しながら複数のグラフ表示とデータ表示を開始する。

【００４４】このとき、バッファが一杯になると、最も
古い測定データから順番に削除し、新しい測定データを
バッファに蓄えることを行う。バッファからはみ出した
測定データは、記憶装置に保存されるようになってい
る。

【００４５】測定中に、ユーザが例えばグラフ画面２０
１上に存在する解析ボタン２１５を押下すると、外部測
定端末１０３は、内部に存在するバッファに蓄えられた
測定データに基づきこのグラフ画面２０１のグラフ表示
欄２１１に表示されているグラフと同一のグラフを生成
する。

【００４６】そして、ユーザが、解析したい時刻にこの
グラフ画面２０１のグラフ表示欄２１１に表示されてい
るグラフをマウスポインタ２１６でドラッグしながら移
動させてクリックすると、外部測定端末１０３は、指定
された時刻と測定データを時刻表示欄２１２とデータ表
示欄２１３に表示する。

【００４７】これにより、ユーザは、測定中と測定済み
のグラフデータを容易かつ迅速に比較することができ
る。非測定中にあっては、複数の測定データそれぞれの
グラフをグラフ画面２０１〜２０３に表示することがで
きる。測定中と同様にグラフ表示欄２１１に表示されて
いるグラフ上の解析したい時刻にマウスポインタ２１６
によりグラフをドラッグしながら移動させてクリックす
ると、指定された時刻と測定データが時刻表示欄２１２
とデータ表示欄２１３に表示される。

【００４８】また、グラフ表示欄２１１に表示されてい
るグラフ上の解析したい時刻にマウスポインタ２１６に
より指定し、時刻表示欄２１２にその指定時刻を表示さ
せた状態で同期ボタン２１４を押下すると、時刻表示欄
２１２に表示された指定時刻で該当する全グラフの時刻
を時系列軸＝０において一致させて表示することができ
る。

【００４９】これにより、ユーザは、非測定中にあって
も、複数の測定項目のグラフを、同時にそれらの時間軸
を同一にして表示することできるので、容易かつ迅速に
全グラフのデータを比較することができるようになる。

【００５０】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、予約設定をしておくことができるので、測定したい
チャネルが変化してもデータの欠落をなくすことができ
るようになる。

【００５１】また、一連のマウス操作によりグラフ上の
解析したい時刻の指定が容易かつ迅速に行える。

【００５２】さらに、測定装置１０２の複数チャネルの
同時測定機能及び外部測定端末１０３の各種グラフ表示
機能により、測定中においては測定済み測定データのグ
ラフとの比較を容易かつ迅速に行うことができるように
なる。また、非測定中においては指定した時刻で全グラ
フのデータを容易かつ迅速に比較することができるよう
になる。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定したいチャネルが変化してもデータの欠落を起こす
ことなく測定できる無線基地局内の測定装置と、グラフ
上の解析したい時刻の設定が容易に行えるとともに、グ
ラフデータの迅速な比較が行えるグラフ表示機能を持つ
外部測定端末とにより、時間とともに変化する無線特性
データの解析が容易かつ迅速に行えるデータ測定装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係るデータ測定装置の
全体構成を示すブロック図

【図２】外部測定端末のディスプレイに表示されている
グラフ画面の説明図

【符号の説明】

１００ データ測定装置 １０１ 無線基地局 １０２ 測定装置 １０３ 外部測定端末 ２００ 外部測定端末のディスプレイ ２０１，２０２，２０３ グラフ画面 ２１１ グラフ表示欄 ２１２ 時刻表示欄 ２１３ データ表示欄 ２１４ 同期ボタン ２１５ 解析ボタン ２１６ マウスポインタ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯電話システムの無線基地局における
   無線特性データを測定する測定装置と、前記測定装置に
   測定動作の指示を与え、前記測定装置から受信した無線
   特性データからグラフデータを生成し画面にグラフ表示
   を行う外部測定端末とで構成され、前記測定装置は、前
   記外部測定端末からの指示に従って２つ以上のチャネル
   における無線特性データの測定を同時に開始し停止でき
   る機能と、測定したいチャネルが使用中の場合は、その
   使用中チャネルの無線特性データの収集を即時開始し、
   測定したいチャネルが未使用の場合は、その未使用チャ
   ネルを予約扱いとして使用されるまで測定待機状態とす
   る機能と、を具備し、前記外部測定端末は、前記測定装
   置に対し測定したいチャネルを複数予約指定できる機能
   と、前記測定装置から受信した無線特性データを保存す
   る機能と、ユーザの解析指示入力に応答して前記保存さ
   れる同一の無線特性データに基づき異なる時刻で複数グ
   ラフを表示する機能と、を具備することを特徴とするデ
   ータ測定装置。
2. 【請求項２】 前記外部測定端末は、ユーザの解析指示
   入力に応答して前記保存される複数の無線特性データに
   基づきそれぞれのグラフを表示する機能、を有すること
   を特徴とする請求項１記載のデータ測定装置。
3. 【請求項３】 前記外部測定端末は、表示されている１
   つのグラフ上において、ユーザがポインティングデバイ
   スの操作により任意に解析したいグラフ時刻を指定でき
   る機能と、前記指定されたグラフ時刻及びそのグラフ時
   刻におけるグラフデータを表示する機能と、を有するこ
   とを特徴とする請求項１または請求項２記載のデータ測
   定装置。
4. 【請求項４】 前記外部測定端末は、表示されている１
   つのグラフ上において、ユーザがポインティングデバイ
   スの操作により任意に解析したいグラフ時刻を指定でき
   る機能と、前記指定されたグラフ時刻を表示する機能
   と、ユーザの同期指示入力に応答して前記表示されてい
   るグラフの時系列軸における前記指定されたグラフ時刻
   に対して、他の少なくとも１つのグラフをその時系列軸
   を同期させて表示する機能と、を有することを特徴とす
   る請求項２記載のデータ測定装置。