JP2002157858A - スクイーズ空気膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置 - Google Patents

スクイーズ空気膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置

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JP2002157858A
JP2002157858A JP2000353021A JP2000353021A JP2002157858A JP 2002157858 A JP2002157858 A JP 2002157858A JP 2000353021 A JP2000353021 A JP 2000353021A JP 2000353021 A JP2000353021 A JP 2000353021A JP 2002157858 A JP2002157858 A JP 2002157858A
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magnetic
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Makoto Nagahiro
真 長廣
Masahiko Sega
雅彦 瀬賀
Takashi Kono
敬 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃による装置信頼性を確保した上で、スク
イーズ空気膜を形成するための制振板をディスク円板面
に対して十分に狭い隙間で設置すること。 【解決手段】 磁気ディスクを搭載するスピンドルと、
磁気ヘッドを駆動するキャリッジ10と、キャリッジに
支持されたコイルと、コイルと対になってキャリッジを
駆動させるハウジングに支持された磁気回路と、スピン
ドル及びキャリッジ及び磁気回路を支持するハウジング
3と、ハウジングと対になって密閉性を保つカバー18
と、を備えた磁気ディスク装置において、カバー側に面
したトップ円板13及び/又はハウジング側に面したボ
トム円板の円板面に近接し、円板面の一部又は全部を覆
う制振板14を設置し、制振板に対向する円板面をデー
タの記録面として使用しないもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するディスク
と、ディスクに対して情報の読み書きを行うヘッドを移
動できる様に支えるキャリッジと、を収納した磁気ディ
スク装置の制振技術及び衝撃防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、容量の増大に伴
って処理速度の高速化が求められており、ディスクの回
転数が次第に増加している。磁気ディスク装置では、デ
ィスクが高速で回転することにより、ディスクフラッタ
と呼ばれるディスク振動が発生するが、回転数の増加に
よりこの振動が増大し、位置決め精度を悪化させる大き
な要因となっている。
【0003】従来の技術として、特開平11−2328
66号公報に開示されている様に、ディスクの外周側の
周囲にディスクを囲むシュラウドを設け、ディスクの端
面からシュラウド迄の距離を所定の値まで狭少化するこ
とにより、ディスクの両面に発生する空気圧の差をなく
することが出来、これによってディスクフラッタ振動を
低減する技術が開示されている。
【0004】ところで、近年、記録密度の一層の増加に
よって要求される位置決め精度は格段に厳しくなってき
ており、前記特開平11−232866号公報による技
術に加えて、一層の振動低減を図ることが求められるよ
うになってきた。
【0005】更に、近年、原価低減の要求の高まりによ
りスピンドルを片持ちで支持する構造が主流となりつつ
あるが、これによってハウジング構造体におけるスピン
ドル回転体の支持剛性が低下する傾向にある。この支持
剛性の低下と高速回転化により、円板単体だけではな
く、スピンドル回転体全体が、倒れ方向の固有振動モー
ドで振動しやすくなるといった課題が生じ、位置決め精
度を悪化させる新たな要因として注目されるようになっ
てきた。
【0006】更に、従来の技術として、日本機械学会報
IIP '99情報・知能・精密機器部門講演会講演論
文集pp.29−33.「スクイーズ軸受け板によるフ
ラッタ低減法の研究」に開示されている様に、円板面の
上面一部を覆う様な制振板を設置するという方式が提案
されている。これによると、この制振板と円板面の隙間
を狭めてやることによって生じるスクイーズ空気膜(S
queeze AirLayer)の減衰効果により、
ディスクフラッタ振動を低減することを可能としてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術の機械
学会報「スクイーズ軸受け板によるフラッタ低減法の研
究」によると、制振板が円板面を覆っている面積が大き
い程、また制振板と円板面の隙間が狭い程、スクイーズ
空気膜の減衰効果が大きく、特に隙間に関しては、制振
板と円板面の間隔を数十μm以下にすると大きな減衰効
果が得られるとしている。
【0008】また、特定の円板面に対して、スクイーズ
空気膜の減衰効果が加わることにより、その円板と連結
されているその他の円板、ひいてはスピンドル回転体全
体の軸方向の振動が、全て低減できると考えられる。具
体的には、前述のスピンドル回転体の、倒れ方向か上下
方向の固有振動モードである。
【0009】ところが、この制振板を実際に磁気ディス
ク装置に搭載した場合、非動作時の外部衝撃によって、
円板と制振板が衝突してしまう可能性が生じる。非動作
時の外部衝撃は、最悪で250Gから300Gを想定し
ており、その際の円板のたわみと制振板の取り付け公差
を考慮すると、円板と制振板の間にマージンを含めた相
当量の隙間を確保する必要があり、スクイーズ空気膜に
よる十分な減衰効果が得られないというケースが考えら
れる。
【0010】そこで、本発明の目的は、衝撃による装置
信頼性を確保した上で、スクイーズ空気膜を形成するた
めの制振板を、円板面に対し、十分に狭い隙間で設置す
ることができる構造を持つ磁気ディスク装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0012】磁気ディスクを搭載するスピンドルと、磁
気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッジに支
持されたコイルと、前記コイルと対になって前記キャリ
ッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁気回路
と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記磁気回
路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対になっ
て密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク装置に
おいて、前記カバー側に面したトップ円板及び/又はハ
ウジング側に面したボトム円板の円板面に近接し、前記
円板面の一部又は全部を覆う制振板を設置し、前記制振
板に対向する円板面をデータの記録面として使用しない
磁気ディスク装置。
【0013】また、磁気ディスクを搭載するスピンドル
と、磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッ
ジに支持されたコイルと、前記コイルと対になって前記
キャリッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁
気回路と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記
磁気回路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対
になって密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク
装置において、前記カバー側に面したトップ円板及び/
又はハウジング側に面したボトム円板の円板面に近接
し、前記円板面の外周側及び外周側近傍を覆う円弧状の
制振板を設置し、前記円弧状制振板に対向する円板面の
内で、前記円板面の外周側及び外周側近傍を除いた円板
面をデータの記録面として使用する磁気ディスク装置。
【0014】また、磁気ディスクを搭載するスピンドル
と、磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッ
ジに支持されたコイルと、前記コイルと対になって前記
キャリッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁
気回路と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記
磁気回路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対
になって密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク
装置において、前記カバー側に面したトップ円板及び/
又はハウジング側に面したボトム円板の円板面に近接
し、前記円板面の一部又は全部を覆う制振板を設置し、
前記制振板は、前記カバー及び/又は前記ハウジングの
構造の一部を形成しており、前記制振板に対向する円板
面をデータの記録面として使用しない磁気ディスク装
置。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る磁気ディ
スク装置について、図1〜図6を用いて以下説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るスクイーズ空気膜
による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を表
す斜視図であり、図2は第1の実施形態の磁気ディスク
装置の内部構造を示す横部断面図であり、図3は第1の
実施形態の磁気ディスク装置の構造を示す上面図であ
る。
【0016】図1〜図3を参照して、磁気ディスク1
は、スピンドルシャフト2に積層されており、スピンド
シャフト2はハウジング3に片持ちにて支持されてい
る。情報を記録/再生する磁気ヘッド4は、スライダ5
に搭載され、スライダ5は磁気ヘッド支持機構6により
支持され、支持機構6はアーム7に連結されている。キ
ャリッジ10は、アーム7とピボットベアリング8とコ
イル9から構成され、対になったコイル9とマグネット
11によって構成された磁気回路の働きにより、ピボッ
トベアリング8を中心にアーム7が回転させられる。そ
して、これらピボットベアリング8とマグネット11
は、ハウジング3およびハウジング3と対になって密閉
性を保つカバー18によって支持されている。ハウジン
グ3の上面には、削り面12が施されており、精度の良
い平面に加工されている。
【0017】また、最も上側にある円板をトップ円板1
3と称するが、この削り面12の基準面からの高さは、
トップ円板の高さよりわずかに低くなるように設計され
ている。スペーサ又はシム19は、削り面12の上に載
せる厚さ5μm〜30μmの薄板状の金属部品で、削り
面12上に載せられる形状をしており、厚さによって、
予め何通りか用意しておく。
【0018】再度説明すると、図1を参照して、ハウジ
ング3は、一般的にその表面の高さ及び平坦度を精密に
加工されたものではないので、図1の例では3箇所に窪
みを設けてその窪みの高さ及び平坦度を精密に削り加工
して、その加工された窪みにスペーサ又はシム等の適宜
厚さの薄板状金属部品を載置して、当該薄板部品を基準
面としてそれに制振板14を設置しているのである。図
1の例では、削り面12と制振板14にねじ穴を設けて
制振板14をねじ止めする構造となっている。
【0019】トップ円板13の表面と、削り面12の基
準面からの高さをスモールゲージにて測定し、その高低
差に応じて、スペーサ又はシム19を一枚あるいは複数
枚選び、削り面12上に配置する。そして、スペーサ又
はシム19によって、トップ円板13よりも約50μm
高い位置に調整された平面に、制振板14をネジ留めに
より設置する。これにより、円板面と制振板14の隙間
を50±5μmにすることができる。
【0020】図3に示した本実施形態の磁気ディスク装
置の平面図によると、トップ円板13と制振板14が、
約50μmと十分狭く、また、制振板の形状も大きくと
ってあるのでトップ円板13の円板面を半分近く覆う状
態となり、スクイーズ空気膜による大きな減衰効果を得
ることができる(最上部の円板と当該円板の上に設けら
れた制振板とに挟まれた圧搾された空気圧で円板の振動
を抑制する効果である)。簡単な実験では、同様の条件
の下で円板の振動を測定したところ、ディスクフラッタ
振動がほぼ消滅することが確認されている。
【0021】ここで、ディスクフラッタ振動の各モード
の中でもっとも振幅の大きいモードである直径節1次モ
ードは、円板の直径を節として羽ばたく様に円板が波打
つモードである。即ち、ある時点で円板の或る直径(図
1の例でハウジング長手方向の直径)を節とし、当該或
る直径と直角に交わる直線の端部が腹となる振動が発生
する(図1の例でハウジング短手方向の直径の端部が最
も波打つ腹となる振動が発生)。そして、節となる直径
は時々刻々シフトするのであるから、結局円板の外周端
部が最も波打つ振動が発生するのである。そこで、図3
の様に、スピンドルシャフト2に対して、ヘッド5とは
反対側に制振板14を配置することにより、制振板14
の位置でのディスクフラッタ振動をスクイーズ空気膜効
果で強制的に低減することで、反対側のヘッド5の位置
での振動を効果的に連動させて低減させる効果を持たせ
ることができる。
【0022】次に、磁気ディスク装置に加わる衝撃に対
する防止策について説明する。磁気ディスク装置は3イ
ンチのガラス円板を使用しており、また、スピンドルシ
ャフト2は、片持ち構造となっている。これらの条件を
考慮して、静止時に許容最大の衝撃である300G(幅
2msの正弦波)が加わった場合のシミュレーションを
行ったところ、トップ円板13とハウジング3の相対変
位量が最大で約130μm程度になると算出された。こ
の結果、互いの間隔が50μmであるトップ円板13と
制振板14が接触することが想定され、円板面に損傷が
発生する可能性があるが、接触するのはトップ円板13
の上面の外周側乃至その近傍に限定されると考えてよい
(円板中心が固定されているのに対してその外周側はフ
リーとなっているので)。ここで、トップ円板13の上
面はダミー円板面であり、データの記録には使用してい
ない。従って、静止時の衝撃により、万一トップ円板1
3と制振板14が接触したとしても、データの破壊等の
致命的な問題は回避することができる。
【0023】また、制振板14はプラスチックを材質と
しており、衝撃により仮に、制振板14がガラス円板か
らなるトップ円板13に接触した場合でも、円板面に損
傷を与えることを防止する材質構造となっている。
【0024】以上の説明で制振板14はトップ円板の円
板面の略半分を覆っているが、円板面の一部又は全部を
覆ったものであっても良い。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態に係る磁気
ディスク装置を図4に示す。ここでは、第1の実施形態
に比べて、制振板14の半径方向の寸法を短くして円弧
形状とし、トップ円板13上にも磁気ヘッド4及びスラ
イダ5及び支持機構6及びアーム7を配置した構造であ
る。トップ円板13の円板面を覆う面積が減少するの
で、スクイーズ空気膜の減衰効果は減少してしまうが、
スクイーズ面(制振板14に覆われている面)として使
用しているのがトップ円板13の外周側及びその近傍だ
けであって、静止衝撃時の円板傷付きは上述したように
円板外周側及び近傍であるから、円板の内周側はデータ
面として使用することが可能となる。これによって、円
板面をスクイーズ面として使用するために生じる記憶容
量の低下を補うことができる。
【0026】次に、本発明の第3の実施形態に係る磁気
ディスク装置を図5に示す。ここでは、第1の実施形態
に加え、削り加工されたハウジング3の底部にハウジン
グ底用制振板15(ハウジングとは別体のもの)を設置
し、ハウジング3の底部側にあるボトム円板16の下側
円板面の磁気ヘッド4及びアーム7等を取り除いた構造
である(静止衝撃時のボトム円板傷付き防止のため)。
この際、ハウジング底用制振板15とボトム円板16の
円板面の高低差は、ハブのフランジ面17と、ハウジン
グ3の底部の基準面からの高さをマイクロゲージで測定
し、第1の実施形態と同様にスペーサ又はシムを挿入す
ることによって調整する。この構造では、トップ円板1
3に加え、ボトム円板16についてもスクイーズ面とし
て使用することになるので、スクイーズ空気膜による減
衰効果を2倍にすることができる。また、ハウジング底
用制振板15のみであっても良い。
【0027】次に、本発明の第4の実施形態に係る磁気
ディスク装置を図6に示す。ここでは、ハウジング3の
底部の一部をボトム円板16に対して盛り上がった構造
とし、ボトム円板16の円板面と近接した平面を形成さ
せる。また、カバー18は削り品とし、内部側の一部を
トップ円板13に対して盛り上がった構造とし、トップ
円板13の円板面と近接した平面を形成させる。また、
トップ円板13のカバー側、ボトム円板16のハウジン
グ側はダミー円板面とし、磁気ヘッド4及びアーム7等
は配置しない。
【0028】この際、ハウジング3及びカバー18と円
板面の隙間の調整は、削り加工されたハウジング3及び
カバー18のスクイーズ面にそれぞれスペーサ又はシム
を貼り付けることによって行う。この場合のスペーサ又
はシムの寸法は、図1に示す符号19のような寸法では
なく、ハウジング及びカバーの盛り上がり部と略同一の
サイズとする。この構造では、制振板14とハウジング
底用制振板15を使用せずにスクイーズ空気膜による減
衰効果を実現できるので、部品点数を減らすことができ
る。
【0029】以上説明したように、本発明の実施形態の
特徴は、制振板に面した円板面の一部又は全部をダミー
円板面とし、データの記録面としては使用しない方式と
することで、万一衝突してもデータの破壊等の問題が生
じない構造とした。
【0030】また、制振板と円板面の隙間の精度を向上
させるため、ハウジング上の制振板を設置する個所に削
り加工を施し、また、ハウジングと制振板の間に、円板
面と制振板設置面の高さ公差を補正するためのスペーサ
又はシム(薄板構造体)を挿入する構造とした。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクフラッタ振動
及びスピンドル振動を大幅に減らすことができ、高速大
容量の磁気ディスク装置を提供することができる。
【0032】また、磁気ディスク装置に静止衝撃が加わ
った場合でも、ディスクに記録されたデータの破壊が生
じないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を
示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の内部構
造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を
示す上面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を
示す上面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を
示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係るスクイーズ空気
膜による振動低減構造をもつ磁気ディスク装置の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スピンドルシャフト 3 ハウジング 4 磁気ヘッド 5 スライダ 6 磁気ヘッド支持機構 7 アーム 8 ピボットベアリング 9 コイル 10 キャリッジ 11 マグネット 12 削り面 13 トップ円板 14 制振板 15 ハウジング底用制振板 16 ボトム円板 17 ハブのフランジ面 18 カバー 19 スペーサ又はシム(薄板状金属部品)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを搭載するスピンドルと、
    磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッジに
    支持されたコイルと、前記コイルと対になって前記キャ
    リッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁気回
    路と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記磁気
    回路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対にな
    って密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク装置
    において、 前記カバー側に面したトップ円板及び/又はハウジング
    側に面したボトム円板の円板面に近接し、前記円板面の
    一部又は全部を覆う制振板を設置し、 前記制振板に対向する円板面をデータの記録面として使
    用しないことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 磁気ディスクを搭載するスピンドルと、
    磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッジに
    支持されたコイルと、前記コイルと対になって前記キャ
    リッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁気回
    路と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記磁気
    回路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対にな
    って密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク装置
    において、 前記カバー側に面したトップ円板及び/又はハウジング
    側に面したボトム円板の円板面に近接し、前記円板面の
    外周側及び外周側近傍を覆う円弧状の制振板を設置し、 前記円弧状制振板に対向する円板面の内で、前記円板面
    の外周側及び外周側近傍を除いた円板面をデータの記録
    面として使用することを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 磁気ディスクを搭載するスピンドルと、
    磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、前記キャリッジに
    支持されたコイルと、前記コイルと対になって前記キャ
    リッジを駆動させる前記ハウジングに支持された磁気回
    路と、前記スピンドル及び前記キャリッジ及び前記磁気
    回路を支持するハウジングと、前記ハウジングと対にな
    って密閉性を保つカバーと、を備えた磁気ディスク装置
    において、 前記カバー側に面したトップ円板及び/又はハウジング
    側に面したボトム円板の円板面に近接し、前記円板面の
    一部又は全部を覆う制振板を設置し、 前記制振板は、前記カバー及び/又は前記ハウジングの
    構造の一部を形成しており、 前記制振板に対向する円板面をデータの記録面として使
    用しないことを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の磁気ディスク装
    置において、 前記制振板の前記円板面に対する寸法精度を向上させる
    ため、前記ハウジング上の前記制振板を設置する部分を
    削り加工し、 前記ハウジングの前記削り加工面と前記制振板の間に制
    振板と円板面の間隔を微調整するための薄板状部品を介
    在させることを特徴とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記制振板と前記円板面の間隔を微調整するため、前記
    制振板上に薄板状部品を固着することを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つの請求項
    に記載の磁気ディスク装置において、 前記制振板の材質をプラスチックを一例とする非金属材
    とすることを特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つの請求項
    に記載の磁気ディスク装置において、 前記スピンドルの軸芯を中心として前記磁気ヘッドに対
    して反対側の位置に前記制振板を配置することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
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