JP2002156888A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2002156888A
JP2002156888A JP2000351021A JP2000351021A JP2002156888A JP 2002156888 A JP2002156888 A JP 2002156888A JP 2000351021 A JP2000351021 A JP 2000351021A JP 2000351021 A JP2000351021 A JP 2000351021A JP 2002156888 A JP2002156888 A JP 2002156888A
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Shigeo Miyabe
滋夫 宮部
Naoki Asano
直樹 浅野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動して装置本体へ装着されるプロセスカー
トリッジと装置本体間の通信手段のアクセスを円滑且つ
機械的にストレスなく行う。 【解決手段】 揺動中心20gの近傍にプロセスカート
リッジ側通信記憶手段を配設した。装置本体の通信手段
101は弾力で通信手段50へ加圧している。装着時に
サイドカバー20が通信手段101と抵抗少なく且つ移
動距離が少ない状態で揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンター
等の画像形成に用いるプロセスカートリッジ及び電子写
真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカー
トリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能と
するものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真
感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真
画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器等)の調整
・清掃・交換が必要となるが、このような保守作業は専
門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であっ
た。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザ
ー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上さ
せることができた。そのでこのプロセスカートリッジ方
式は、電子写真画像形成装置において広く用いられてい
る。
【0006】これにより、上記プロセス機器についてメ
ンテナンスの必要が生じれば、使用者自らが簡単に保守
・交換を行うことが可能となり、高品位な画質を安価
に、また、容易に得られるようになった。
【0007】従来、前記プロセスカートリッジにおいて
は記憶素子を内蔵し、この記憶素子にサービス情報を登
録することで、前記画像形成装置本体或いは前記プロセ
スカートリッジのメンテナンスを容易にする方法が採ら
れている。前記画像形成装置本体と前記プロセスカート
リッジに搭載された前記記憶素子の接続はコネクタ等を
用いたものもあるが、メカ的な接触不良による通信の不
具合を一層確実に避けるために、前記画像形成装置本体
と前記プロセスカートリッジが接触する部分の前記プロ
セスカートリッジ側に磁気コアを設けて通信アンテナと
し、前記画像形成装置本体側にインダクタを設けて通信
アンテナとすることで、前記画像形成装置本体と前記プ
ロセスカートリッジの通信を磁気コアを介したインダク
タ誘導の電磁誘導による無線で行なう方法を採ったもの
もある。プロセスカートリッジには、記憶装置が具備さ
れており、画像形成装置本体には、コントローラが具備
されている。プロセスカートリッジが画像形成装置に装
着されると、記憶素子に接続された通信用アンテナ部
と、コントローラに接続された通信用アンテナ部が向き
合う。これにより、記憶素子に電源が供給されると共に
コントローラと記憶素子が非接触に通信可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
を更に発展させたものであり、画像形成装置本体とプロ
セスカートリッジの通信をより簡単方法でより確実に行
なうことが可能なプロセスカートリッジ及び電子写真画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、枠体と、電子写真感光体ドラムと、
前記感光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記感光
体ドラムの長手方向から、前記プロセスカートリッジが
前記装置本体に進入する際に、前記プロセスカートリッ
ジをガイドするガイド部材と、ここで、前記ガイド部材
は、前記装置本体に進入した前記プロセスカートリッジ
が、前記装置本体の装着位置に位置するために降下する
際に回動中心となる、前記プロセスカートリッジが前記
装置本体に進入する進入方向において、前記枠体の先端
側であって、前記ガイド部材の近傍に配置された記憶手
段と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ
である。
【0010】本出願に係る第7の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用す
るプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムと前記プ
ロセス手段を支持する枠体と、画像形成装置本体へのプ
ロセスカートリッジの装着動作として第1の動作は画像
形成装置本体に対して前記電子写真感光体ドラムと略平
行な方向に装着され、第2の動作は前記電子写真感光体
ドラムと略平行な中心を揺動中心として揺動するための
被支持部と、画像形成装置本体の通信手段と通信を行な
うための通信手段と記憶手段が一体である通信記憶手段
であって、前記枠体の前記第1の装着動作の装着方向下
流側端面に配置され、装着動作に伴う揺動時に常に画像
形成装置本体の通信手段と重なりを持つように被支持部
近傍に配設された通信記憶手段と、を有することを特徴
とするプロセスカートリッジである。
【0011】本出願に係る第15の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.枠体と、電子写真感光体ドラムと、前記感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記感光体ドラムの長手
方向から、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に
進入する際に、前記プロセスカートリッジをガイドする
ガイド部材と、ここで、前記ガイド部材は、前記装置本
体に進入した前記プロセスカートリッジが、前記装置本
体の装着位置に位置するために降下する際に回動中心と
なる、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に進入
する進入方向において、前記枠体の先端側であって、前
記ガイド部材の近傍に配置された記憶手段と、を有する
プロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手
段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0012】本出願に係る第16の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ムと前記プロセス手段を支持する枠体と、画像形成装置
本体へのプロセスカートリッジの装着動作として、第1
の動作は画像形成装置本体に対して前記電子写真感光体
ドラムと略平行な方向に装着され、第2の動作は前記電
子写真感光体ドラムと略平行な中心を揺動中心として揺
動するための被支持部と、画像形成装置本体の通信手段
と通信を行なうための通信手段と記憶手段が一体である
通信記憶手段であって、前記枠体の前記第1の装着動作
の装着方向下流側端面に配置され、装着動作に伴う揺動
時に常に画像形成装置本体の通信手段と重なりを持つよ
うに被支持部近傍に配設された通信記憶手段と、を有す
るプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
6に基づいて説明する。
【0014】以下の説明でプロセスカートリッジの長手
方向とは記録媒体の搬送方向に交叉し、記録媒体の表面
に平行な方向をいう。
【0015】〔プロセスカートリッジ及び装置本体の説
明〕図1に本発明に係るプロセスカートリッジの主断面
図、図2に本発明に係る電子写真画像形成装置(以下画
像形成装置という)の主断面図を図示する。このプロセ
スカートリッジは、像担持体と、像担持体に作用するプ
ロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段と
しては、例えば像担持体の表面を帯電させる帯電手段、
像担持体にトナー像を形成する現像装置、像担持体表面
に残留したトナーを除去するためのクリーニング手段が
ある。
【0016】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図1に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム(以下、感光体ドラムという)11の周囲に帯電手
段である帯電ローラ12、現像装置として、現像ローラ
18、現像ブレード26、現像剤(トナー)を収納した
現像剤収納容器であるトナー容器16、及びクリーニン
グ手段として、クリーニングブレード14を配置し、ハ
ウジングで覆って一体的にプロセスカートリッジ15と
し、画像形成装置本体71に対して、着脱自在に構成し
ている。
【0017】このプロセスカートリッジ15は図2に示
すような画像形成装置71に装着されて画像形成に用い
られる。画像形成は装置下部に装着されたシートカセッ
ト6から給紙ローラ7aで送り出し、ついで搬送ローラ
7bによって記録媒体としてシートSを搬送し、レジス
トローラ7cでシートSを待機させこのシート搬送と同
期して、感光体ドラム11に露光装置8から選択的な露
光をして潜像を形成する。その後、トナー容器16に収
納したトナーを現像ブレード26により現像ローラ18
表面に薄層担持し、現像ローラ18に現像バイアスを印
加する事によって、潜像に応じて感光体ドラム11にト
ナーを供給しトナー像を形成する。前記感光体ドラム1
1上のトナー像の形成とタイミングを合わせてレジスト
ローラ7cから転写ローラ9と感光体ドラム11の対向
部へシートSを送り出す。このトナー像を転写ローラ9
へのバイアス電圧印加によって搬送されるシートSに転
写し、そのシートSを定着装置10へ搬送して画像定着
し、排紙ローラ1、1によって装置上部の排出部2に排
出する。一方、感光体ドラム11に、転写後残ったトナ
ーはクリーニングブレード14で排除され除去トナー溜
め13eへ貯蓄される。
【0018】プロセスカートリッジ15は図2の紙面に
平行な手前側の装置本体71の不図示の開口部から装置
本体71に対して着脱される。
【0019】〔プロセスカートリッジの枠体構成〕図
1、図3、図4、図5、図6、図10を用いて、プロセ
スカートリッジの構成について説明する。図10はプロ
セスカートリッジを組み付ける前の枠体構成示す斜視図
である。プロセスカートリッジ15は感光体ドラム1
1、帯電ローラ12、クリーニングブレード14を一体
的に支持しているクリーニング容器13、現像ローラ1
8、現像ブレード26(図1参照)を一体的に支持して
いる現像枠体17、トナーを収納しているトナー収納枠
体であるトナー容器16の3つの枠体により構成されて
いる。更には、これら3枠体を一体的に支持するために
枠体の両側面でサイドカバー19,20により固定さ
れ、プロセスカートリッジ15として成り立っている。
クリーニンング枠体13はクリーニングブレード14を
小ねじ等で固定し、帯電ローラ12は端部の芯金部を軸
受部材(不図示)を介して回転自在に支持している。ま
た、感光体ドラム11は両端部のフランジ部11a,1
1bを夫々、軸受部材22a,22b(22bは図示さ
れない)を介して回転自在に支持されている。尚、フラ
ンジ部11bはその端部にいわゆる3角カップリングを
支持しており、装置本体71の駆動装置から駆動を受
け、感光体ドラム11の駆動を行なっている。トナー容
器16はその内部に不図示のトナー搬送部材とともに、
トナーを収納している。ここで3角カップリングとは軸
方向にねじれた三角柱の突部と穴がゆるく嵌合して自動
調心されるカップリングのことである。
【0020】現像枠体17には、不図示のマグネットロ
ーラを内包する現像ローラ18、及び現像ブレード2
6、及び磁気シール(不図示)が配設されている。マグ
ネットローラは突部17eと現像ローラ18の内径によ
って両端が支持され、現像ローラ18とのギャップを保
っている。また、現像ローラ18への給電は現像ローラ
18内部に電気接点を設けて行われる構成である。更に
現像ローラ18上には感光体ドラム11との間隔を一定
に保つ突き当てコロ(図示せず)が設けられている。
【0021】現像枠体17は現像ローラ18の一側面側
に設けた吊り穴17dを揺動の回転中心とし、感光体ド
ラム11の中心に現像ローラ18中心が向かうように揺
動可能に支持されている。
【0022】更に現像枠体17の他側面側には、現像ロ
ーラ18の長手方向中心軸線上に突部17eを有し、該
突部17eを感光体ドラム11の中心方向に加圧するよ
うに構成されている。
【0023】該突部17eはサイドカバー19に設けら
れた溝19e(本実施例では感光体ドラム11の中心方
向に略平行で直線形状の長穴)に挿入され、感光体ドラ
ム11の中心方向に移動可能に構成されている。また、
溝19eの内部には弾性部材67が前記突部材17eを
加圧するように配設されている。
【0024】この溝19eは同時に現像ローラ18の移
動方向を規制する位置決めの役割も担っている。
【0025】ここで、駆動力が働いた場合、感光体ドラ
ム11と現像ローラ18に設けられたギアは吊り穴17
dを中心として互いに食い込み方向に力が働き、感光体
ドラム11と現像ローラ18が離れる方向に力が働くこ
とが無いように設計されている。また、前述の弾性部材
67によっても現像ローラ18は常にドラムに向かい加
圧されている。
【0026】一方のサイドカバー19はプロセスカート
リッジ15の主断面を覆うほどの大きさを有しており、
プロセスカートリジ長手方向一旦部に配置され、クリー
ニング容器13、トナー容器16を両側から一体的に支
持している。このサイドカバー19の穴部19aがクリ
ーニング容器13の感光体ドラム中心と同軸上に位置決
めされる。この時、軸受部材22aを介して、サイドカ
バー19の位置決めを行なうと精度良く決まる。また、
感光体ドラム11からできるだけ離れた位置に設けた位
置決め部19bにおいて、クリーニング枠体13の側面
に設けられた位置決め部13bと回転方向の位置を決め
ている。小ねじ数本でサイドカバー19はクリーニング
枠体13に固定される。更にトナー容器16はその一端
面において、位置決め部16a,16aを設け、その位
置決め部16a,16aでサイドカバー19に配置され
た位置決め部19c,19cで位置決めている。サイド
カバー19はトナー枠体16に小ねじ数本で固定され
る。他方のサイドカバー20も同様な構成となってい
る。また、軸受部材22aは先に説明したように画像形
成装置本体71への位置決めも兼ねている。トナー容器
16から現像ローラ18へトナーを供給するため、トナ
ー枠体16、現像枠体17夫々開口部17a,開口部1
6c(図1参照)を設けている。現像枠体17とトナー
容器16は開口部17a,16cをつなげるようなシー
ル部材21により連結されている。またトナー容器16
はサイドカバー19,20により位置決めされており、
現像枠体17はクリーニング容器13により位置決めさ
れているため、現像枠体17とトナー容器16間は寸法
誤差によりどちらかにひずみが生じる恐れがある。その
ため、シール部材21はフレキシブルな材質を使用して
いる。シール部材21は現像枠体17の開口部17aと
対向する開口部21c及びトナー容器16の開口部16
cと対向する開口部21bを有する。
【0027】この様な構成にすることにより、トナーが
増大した時でも、トナーによる負荷はサイドカバーに掛
かり、現像ローラに負荷が生じることはない。従って、
感光体ドラムに余計な負荷を与えず安定した画像を得る
ことができる。
【0028】更には、各枠体の側面で連結することによ
り、サイドカバー部品で各容器の位置決めを行うことが
でき精度良く連結することができる。
【0029】〔プロセスカートリッッジの装着手段〕プ
ロセスカートリッジ15の装置本体71の装着方向で見
て手前側側面が図3、奥側側面(背面)が図4、図5が
斜め手前上方から見る斜視図、図6が奥側斜め下方から
見る斜視図また、図7は装置本体71のカートリッジ装
着部を示す正面図である。
【0030】プロセスカートリッジ15の装置本体71
の挿入方向の左上奥側にはガイド部15aが設けられて
いる。このガイド部15aは装置本体71のガイドレー
ル110に係合してプロセスカートリッジ15がカート
リッジ装着部Eへ挿脱されるものである。プロセスカー
トリッジ15の装置本体71の挿入方向の右下には規制
当接部19g,20gが設けられている。プロセスカー
トリッジ15の装置本体71への挿入方向の手前側に規
制当接部19g、奥側に規制当接部20gが設けてあ
る。規制部材20gは、プロセスカートリッジ15が装
置本体71に進入する際に下面となる枠体部分であるサ
イドカバー20から下方へ突出して設けられている、そ
して、規制部材20gは、プロセスカートリッジ15が
装置本体71に進入する進入方向に沿って配置されてい
る。この規制当接部19g,20gはガイド部材であ
り、装置本体71のガイドレール111にガイドされ
る。
【0031】プロセスカートリッジ15の感光体ドラム
11の軸心の延長線上には軸受部材22a,22bがサ
イドカバー19,20から突出して設けられている。こ
の軸受部材の軸22a、軸受部材22bは装置本体71
のカートリッジ装着部E内に前後に配置された位置決め
部材14の位置決め溝114aに嵌合位置決めされる。
軸受部材22aは図3に示すようにサイドカバー19か
ら位置決め軸22a1が長手方向に突出している。
【0032】プロセスカートリッジ15をカートリッジ
装着部Eへ挿した際に、プロセスカートリッジ15の左
上側のピン部20nを支持するカム溝78aを有する昇
降レバー78がカートリッジ装着部Eの奥側に設けられ
ている。このレバー78の根本を固定した軸74が装置
本体71に回転自在に支持されて装置本体71の手前側
へ突出した位置で本体レバー77がこの軸74に固定さ
れている。
【0033】カートリッジ装着部Eの手前側は装置本体
71の開口71aであり、プロセスカートリッジ15が
通りぬける大きさである。カートリッジ装着部E内はガ
イドレール111に規制当接部19g,20gが支持さ
れてガイドレール111が揺動中心となった状態でプロ
セスカートリッジ15が揺動できる広さを持っている。
【0034】プロセスカートリッジ15のガイド部15
aをガイドレール110にのせ、規制当接部20gをガ
イドレール111にのせるようにプロセスカートリッジ
15の取っ手29,30を持って、開口71aにプロセ
スカートリッジ15をカートリッジ装着部Eへ挿入して
押し込むと、ガイドレール110上をガイド部15aが
奥側へ移動し、ガイドレール111上を規制当接部20
gが奥側へ移動する。そして規制当接部20gが奥側へ
達する手前で規制当接部19gがガイドレール111に
のる。そして、ピン部20nがカム溝78aに支持され
た状態でプロセスカートリッジ15を更に押し込むと、
ガイド部15aはガイドレール110から外れる。ここ
で、ガイドレール110は奥側が欠けている。
【0035】次に、本体レバー77を矢印B方向へ回動
すると昇降レバー78が下り、ピン部20nは下ってプ
ロセスカートリッジ15は下降し、位置決め軸受部材2
2a,22bが位置決め溝114aに嵌合位置決めされ
る。プロセスカートリッジ15が降下する際はガイド部
材である規制当接部19g,20gが回動中心となる。
【0036】その後に、装置本体71側の不図示の二つ
の駆動カップリングが軸方向にプロセスカートリッジ1
5へ向って前進し感光体ドラム11の一端の第一カップ
リング105a、及びトナー容器16内の不図示の撹拌
部材を駆動を伝える第二カップリング106aと係合す
る。
【0037】上述において、プロセスカートリッジ15
の揺動軌跡はプロセスカートリッジ15の軸受部材22
a,22bが略垂直に移動するように軸22a,22b
と規制部材19g,20gは充分離れている。
【0038】プロセスカートリッジ15が反時計方向に
所定の位置まで揺動すると、図9に示すプロセスカート
リッジ15の位置決め軸22a1、軸受部材22b(併
せて符号22)が画像形成装置本体71の位置決め部材
114の溝114aに嵌合して、プロセスカートリッジ
15は確実に位置決めされる。位置決め部材114は挿
入されたプロセスカートリジ15を挟むようにして対向
して画像形成装置本体71の前後の側板に固定されてお
り、位置決め溝114aが形成されている。位置決め溝
114aは上方に開いたコの字形状であり、開いた側か
らプロセスカートリッジ15の位置決め軸22a1,2
2bが進入する。進入したプロセスカートリッジ15の
位置決め部22a1、軸受部材22bは位置決め部材1
14の位置決め溝114aに確実に嵌合する。またこの
時、同時に、プロセスカートリッジ15の奥側では、感
光体ドラム端部に取り付けられた第一カップリング10
5aに対して装置本体71のカップリング部材(不図
示)が軸方向に前進して係合し、感光体ドラム11が回
転できる状態になる。
【0039】画像形成装置に用紙を通紙する時、即ち感
光体ドラム11に時計方向の回転力、駆動力を加えた時
は、画像形成装置本体71のガイドレール111がプロ
セスカートリッジ15の規制当接部19g,20gに当
接して回転止めとなるため、プロセスカートリッジ15
の姿勢は保持される。即ち、プロセスカートリッジ15
が揺動する時の揺動中心が、通紙時の回転止めとなって
いる。
【0040】プロセスカートリッジ15を画像形成装置
本体71より取り出す時は、上記操作方法と逆の操作を
行う。即ち、本体レバー77を矢印C方向に回転させ
る。これにより昇降レバー78によりプロセスカートリ
ッジ15は時計周り方向に揺動する。
【0041】プロセスカートリッジ15が図8の位置ま
で持ち上がると、プロセスカートリッジの側面に設けら
れた取っ手29を引き、プロセスカートリッジ15を手
前に平行移動させて画像形成装置より取り出す。
【0042】よって、画像形成装置の大型化に伴い、プ
ロセスカートリッジの重量が増え、大型化しても、プロ
セスカートリッジを画像形成装置本体に装着する時は、
プロセスカートリッジを水平に押し込み本体レバーで所
定の位置までレバーを操作するのみでプロセスカートリ
ッジが確実に位置決めされるので、操作性が向上し、プ
ロセスカートリッジの位置決め精度が向上する。
【0043】反対にプロセスカートリッジを画像形成装
置本体から取り出す時も、レバーを操作してから、プロ
セスカートリッジを手前に引くだけで画像形成装置本体
からプロセスカートリッジを取り出せるので、大型化し
てプロセスカートリッジでも操作性がよい。
【0044】また、ガイド部である規制当接部19g,
20gがトナー収納容器の下方に配置されているため、
プロセスカートリッジの重心付近に位置することにな
り、揺動中心として、横ずれしにくい安定した位置とな
っている。
【0045】また、本実施の形態ではガイド部である規
制当接部19g,20gはサイドカバーに配置されてる
が、特にこの限りではなく、トナー収納容器にまで延長
されていても構わない。
【0046】(記憶素子の取り付け構成)次に、本発明
に係る記憶素子の位置、組み付け方法、及び装置本体の
アクセス方法について図7、図10、図11、図12、
図13を用いて説明する。図11は装置本体の通信アン
テナとプロセスカートリッジの記憶素子の接触の様子を
プロセスカートリッジの装着方向で切った断面図を示
し、図12は装置本体の奥側のフレームから手前側を見
た図である。
【0047】通信記憶手段である記憶素子50は装置本
体71の通信アンテナと非接触に通信を行なうものであ
る。記憶素子50は枠体であるサイドカバー20から露
出して設けられている。記憶素子50の有する外枠体で
ある保護部50cは直方体であって、プロセスカートリ
ッジ15が装着位置に位置した際に、保護部50cは略
鉛直方向に位置するようにサイドカバー20に取り付け
られている。記憶素子50は、プロセスカートリッジ1
5が装着位置に位置した際に、感光体ドラム11の長手
方向から見て、規制当接部20gの略上方に位置するよ
うにサイドカバー20に取り付けられている。記憶素子
50の有する保護部50cが、規制当接部20gの回動
中心から65mm以内、好ましくは、55mm以内に位
置するように、記憶素子50はサイドカバー20に取り
付けられている。その記憶素子50は図14、図15に
示すように記憶部50aと通信部50bから成り立って
おり、図15に示すようにその周囲を直方体の外枠体で
ある保護部50cが覆っており、直接手で触れたりでき
ないようになっている。また記憶素子50の外形は幅1
0〜15mm、長さ30〜40mm、厚さ5mm程度の
短冊状である。保護部50cは感光体ドラム11の長手
方向から見て、図17に示すように保護部50cの長手
方向を延長した領域31に規制当接部20gの一部分が
位置する。
【0048】上記記憶素子50の取り付け部として、図
10、図11に示すようにサイドカバー20に凹部20
cを設けている。凹部20cは記憶素子50の幅、長さ
とはやや広く(0.5〜1mm程度)なっており、記憶
素子50を凹部20cにはめ込むことにより、記憶素子
50の位置が決まる。また、記憶素子50には、図1
6、図17に示すように誤組立防止のためのC面(面取
り)部50dが設けられており、それに従い凹部20c
にもC面(面取り)20c1が設けられている。また凹
部20cの深さは、記憶素子50の表面がサイドカバー
20から0.5mm程度低くなるように設定されてお
り、後で説明するように、通信アンテナ部の突き当て部
が記憶素子50に直接当たらないように設定されてい
る。すなわち、プロセスカートリッジ15の着脱行為で
機械的ストレスが働き、記憶素子50がダメージを受け
ないようになっている。また、凹部20cの位置は規制
当接部20gの近傍に設置されている。すなわち凹部2
0cは規制当接部19g,20gの揺動中心から50m
m程度内に納まるように配置されている。この凹部20
cの周囲のサイドカバー20の端面はプロセスカートリ
ッジ15の装置本体71への着脱の際の、揺動中、本体
通信アンテナ101と常に接している。
【0049】図11に示すように、装置本体71の通信
アンテナ101は、装置本体71の奥側フレーム100
の奥側の正面に沿うように配置されている。フレーム1
00には通信アンテナ101よりやや広い開口部100
aが形成され、開口部100aから通信アンテナ101
を収納保持している保護部101aが突出している。保
護部101aは箱形状であり、底側がカートリッジ装着
部Eに向いている。保護部101aは支点部103bで
もってレバーとなっている支持部103先端で支持され
ている。保護部101aは通信アンテナ101表面にユ
ーザが直接手で触れるのを防止している。また、プロセ
スカートリッジ15が所定の位置に決まった時、記憶素
子50と対向する位置に配置されている。通信アンテナ
101は、図11に示すように、支点部103aに対し
て回転自在である支持部103に支持されている。支点
部103aはフレーム100に取り付けられている。更
に、ばね部材(不図示)により支持部103を通信アン
テナ101がカートリッジ装着部E方向に付勢されるよ
うに取り付けられている。図11(a)に示すように、
支持部103が不図示のばね部材であ保護部101aを
カートリッジ装着部Eへ押し出した際にフレーム100
に当るストッパ部102が保護部101aに設けてあ
る。
【0050】次にプロセスカートリッジの装着に際す
る、通信アンテナと記憶素子のアクセスについて説明す
る。
【0051】まず、プロセスカートリッジ15が装着さ
れる前は図11(a)(または、図7)のように、装置
本体71の通信アンテナ101はばね部材(不図示)に
より付勢され、ストッパ部102がフレーム100に突
き当たった状態にある。また、通信アンテナ101は、
支持部103に対して支点部103bを中心にして回転
自在に支持されている。
【0052】プロセスカートリッジ15が装置本体内部
に入ると(図11(b)、図12(a))、通信アンテ
ナ101はばね力に抗するように支点部103aを中心
に時計周りに回転し、更に、支点部103bで回転自在
であるため、常に装置本体の通信アンテナ101は装着
方向に対し、通信アンテナ101の突き当て面10a1
が直角な状態で押し込まれていく。通信アンテナ101
の保護部101aの底面は突き当て面101a1とな
り、この突き当て面101a1がプロセスカートリッジ
15の突き当て面20h(サイドカバー20の端面)に
確実に付勢して接触され、通信アンテナ101と記憶素
子50は平行にかつ、距離も保たれ、確実な通信を行う
ことができる。
【0053】更に、先に説明したように、プロセスカー
トリッジ15は規制当接部19g,20gを中心に揺動
され、図12(a)の状態から図12(b)の状態に移
る。図12(b)では装置本体71の正面から見て記憶
素子50は通信アンテナ101と一致している。この
時、装置本体71の通信アンテナ101は常にサイドカ
バー20に向って付勢されているため、揺動動作によっ
て、支持部103はストレスを受ける。ただし、記憶素
子50は規制当接部(揺動支点)20gの近傍に配置さ
れているため、通信アンテナ101の突き当て面101
a1がサイドカバー20の表面を摺動する距離は少なく
て済む。例えば、本実施例では、揺動支点(規制当接部
20gの先端円弧の中心)から記憶素子50の上側まで
の距離最大50mm、揺動角16°であるため、摺動距
離約13.5mmで済む。この程度あれば、通信アンテ
ナ101をプロセスカートリッジ15に付勢させた状態
で摩擦力による機械的ストレスはそれほど働かず、装置
本体71が破損することはない。また、装着時の抵抗も
それほど受けることなく、スムーズな着脱が行なえる。
なお、揺動角16°とはプロセスカートリッジ15がカ
ートリッジ装着部Eへ挿入された後に、昇降レバー78
により装置位置まで揺動する角度である。
【0054】また、プロセスカートリッジ15への通信
アンテナ101の付勢はサイドカバー20に対して行わ
れるため、現像ローラ18の感光体ドラム11への加圧
に影響を与えることは無く、画像への影響は全くない。
【0055】また、プロセスカートリッジ15への通信
アクセスをプロセスカートリッジ15の装着動作によっ
て行なうことができ、余計なアクセス動作をしなくて済
む。
【0056】プロセスカートリッジ15の装置本体71
への着脱時における装置本体71の通信アンテナ101
とプロセスカートリッジ15の記憶素子50の相対的動
作をみると、図12(a)に示すようにプロセスカート
リッジ15がカートリッジ装着部へ押し込まれた状態で
は通信アンテナ101を押し込んだのみである。プロセ
スカートリッジ15が規制当接部20gを中心にして図
12(a)から時計回りに揺動する際に通信アンテナ1
01保護部101aの突き当て面101a1はサイドカ
バー20の凹部20cの縁と摺動する。この摺動距離は
小さい方がよい。そこで、凹部20cは図12に示すよ
うにサイドカバー20をプロセスカートリッジ15の背
面から見て左下の角部の円弧に近ずけ、且つ斜設してあ
る。このため、突き当て面101a1とサイドカバー2
0の摺動距離は最も短かくなる。また、突き当て面10
1a1とサイドカバー20間の摩擦抵抗の規制当接部2
0gを中心とする一次モーメントは、摺動部分が規制当
接部20gから近いためその値が小さく、プロセスカー
トリッジ15が規制当接部20gを中心に揺動する際の
抵抗は無視し得る。
【0057】図11(a)に示すように支点部103b
は保護部101aの上下方向の丁度中央にあって図の紙
面に直交しレバーである支持部103は図の紙面に沿っ
て揺動するので、保護部101aの突き当て面101a
1とサイドカバー20は片寄ることなく均一に加圧され
る。そこで、サイドカバー20は保護部101aに対し
て円滑に摺動できる。
【0058】〔プロセスカートリッジの組立方法〕本実
施の形態におけるプロセスカートリッジの組立工程フロ
ーチャート概略を図13に示す。
【0059】本実施の形態におけるプロセスカートリッ
ジは現像剤を収納しているトナー容器16をユニット化
した現像剤収納容器ユニット及び、現像剤ローラ18を
収納する現像器ユニット、及び感光体ドラム11を収納
するクリーニングユニットを含む感光体ドラムユニット
から構成されている。
【0060】また、本実施の形態におけるプロセスカー
トリッジは、現像器及びトナー容器16を一体化した後
に、クリーニング容器13に取り付け、最後にサイドカ
バー19,20で両ユニットを固定する工程で組み立て
られる。
【0061】尚、各ユニットの完成はプロセスカートリ
ッジ全体の組立工程後半を過ぎている。したがって、プ
ロセスカートリッジの組立工程としてはサイドカバー及
び記憶素子の取り付けは略最終工程である。
【0062】図4に示すように記憶素子50をサイドカ
バー20の外側に取り付ける場合は図13に示す組立工
程となる。図13の場合とは、サイドカバー20と各ユ
ニットを結合した後に記憶素子50を取り付けることで
ある。
【0063】前記の場合においてプロセスカートリッジ
組立工程の略最終工程に記憶素子50を取り付けること
になる。
【0064】図13で記憶素子を外側から取り付けるフ
ローチャートで示す工程を説明する。SIでは感光体ド
ラムユニットU1、現像器ユニットU2、現像剤収納容
器ユニットU3を夫々別個に組立てる。
【0065】ここで感光体ドラムユニットU1はクリー
ニング容器13にクリーニングブレード14、帯電ロー
ラ12を組み付けた後に感光体ドラム11を組み付けて
構成される。現像器ユニットU2は現像枠体17に現像
ローラ支持部材である突部材17e、現像ブレード2
6、現像ローラ18を組み付けて構成される。現像剤収
納容器ユニットU3は不図示のトナー搬送部材を組み込
み、トナー供給開口16cの外部側の現像枠体17に対
向する平面16dにトナー供給開口16cを封止するト
ナーシール(不図示)を貼り付ける。このトナーシール
はトナー供給開口16cを封止した部分の長手方向の一
方端で折返して封止した部分を外部に引き出してあり、
外部に引き出した部分を引き抜くことによりトナーシー
ルを開封するようになっている。
【0066】S2−1でサイドカバー19,20を準備
する。そしてS2−2では現像器ユニットU2と現像剤
収納容器ユニットU3を結合する。この結合は、図10
に示すように二つ折りにして重ね夫々開口部21b,2
1cを有するシート材を用いる。開口部21bはトナー
供給開口部16cに対応しており、開口部21cはトナ
ー受入開口部17aに対応している。このシート材は長
手方向のトナーシールを引き出す側を除いて図1に示す
ようにトナー供給開口部16cに対応する開口部21b
の周縁21aがトナー供給開口16cの周囲の平面16
dに貼り付けられる。なお、上記トナーシールの施工及
びシール部材21の施工を容易にするため、シール部材
21とトナー容器16間にプレート(不図示)を介装す
る。そして、現像枠体17のトナー受入開口部17aに
対応する開口部21cの周縁21eが現像枠体17のト
ナー受入開口部17aの周囲の平面17cに貼り付けら
れる。更に二つ折りとしたシール部材21の中間外周2
1dを接着又は溶着する。これによって現像器ユニット
U2と現像剤収納容器ユニットU3を結合した現像手段
U2+U3が構成される。なお、トナーシールがシール
部材21を通過する部材はフエルトのような弾性部材で
トナーシールを押圧して密封してある。
【0067】S3で感光体ドラムユニットU1と現像手
段U2+U3の結合を行う。長手方向の一方端において
現像枠体17の吊り穴17dをピン13a(図1参照)
を用いてクリーニング容器13に回転自在に連結する。
そして不図示の引張コイルばねをクリーニング容器13
と現像枠体17間にわたって掛け、現像ローラ18を感
光体ドラム11に向けて加圧する。
【0068】S4で上記結合体U1+U2+U3の長手
方向の両端にサイドカバー19,20を仮取り付けす
る。サイドカバー19を取り付ける際には現像枠体17
に固定されている現像ローラ支持部材17eをサイドカ
バー19の溝19eに嵌め込む。現像ローラ18を感光
体ドラム11に向けて付勢するばね67を溝19eの一
方端と現像ローラ支持部材17e間に挿入する。これに
よって、現像ローラ支持部材17eを感光体ドラム11
方向に付勢して現像ローラ18の両端のスペーサコロを
感光体ドラム11に圧接する。そして、仮組立てされた
上記状態の仮組み付けされたプロセスカートリッジを金
型に挿入し、クリーニング容器13、トナー容器16の
長手方向両端面にサイドカバー19,20の接合部に夫
々溶融樹脂を注入し、クリーニング容器13とトナー容
器16をサイドカバー19,20を介して結合する。た
だし、結合方法は既に述べたねじ止めでもよい。
【0069】S5で不図示のシャッターを用意する。こ
のシャッターは感光体ドラム11の露出部を開閉するも
のであり、装置本体71にプロセスカートリッジ15が
装着される際に開き、取り外す際に閉じるようになって
いる。一方S5ではS4で結合されたプロセスカートリ
ッジのチェックを行う。
【0070】S6でチェック済のプロセスカートリッジ
に不図示のシャッターを取り付ける。そして、記憶素子
50を準備する。
【0071】S7で組立てられた状態のプロセスカート
リッジ15のサイドカバー20のホルダー凹部20cに
外部側から記憶素子50を組み込む。
【0072】S8で組立工程最後のチェックを行い完了
する。
【0073】本例によれば、記憶素子50は最終工程で
プロセスカートリッジとして組立てられる。従って記憶
素子50の工程中の損傷は生じない。
【0074】〔記憶素子〕次に記憶素子50の構成につ
いてのべる。図14及び図15に示すように、記憶素子
50は基板ユニット44bと、前記基板ユニット44b
を覆う外装部材としての保護部50cとからなる礼状形
状であり、記憶部50aと通信部50bを備えている。
基板ユニット44bは、情報を記憶するためのメモリ4
4b1と、メモリーアンテナとしての磁気コアである通
信用アンテナ44b2と、前記メモリ44b1及び通信
用アンテナ44b2を搭載する基体としての基板44b
3とを一体的にユニット化したものである。メモリ44
b1はエポキシ樹脂からなる長方形の基板44b3上に
設けられている。詳しくは、基板44b3の裏面(装置
本体71に設けた通信アンテナ101に対向する側とは
反対側の面)44b32に設けられて、アンテナ44b
2の後述する導通パターン44b21で囲まれた内側に
配置されている。さらに詳しくは、基板44b3の裏面
の略中央でパターン44b21の内側に設けられてい
る。メモリ44b1にはFERAMを用いている。記憶
部50aのメモリ44b1は、図14に示す通信部50
bを構成する送信回路44b11と一体に構成されてい
る。アンテナ44b2は、基板44b3の表面(装置本
体71に設けた通信アンテナ101に対向する側の面)
44b31上に設けられている。アンテナ44b2は、
基板44b3の長方形に沿った渦巻き形状のパターン4
4b21を有する。このパターン44b21は、パター
ン焼き付けによって基板44b3上に形成してある。そ
して、このパターン44b21は、メモリ44b1(F
ERAM)と接続されている。このように構成された基
板ユニット44bは、枠部材である保護部50cの内部
に配置されている。保護部50cはポリスチレン樹脂か
らなる上外装部としての上枠50c1と、下外装部とし
ての下枠50c2とで構成されている。
【0075】上枠50c1下枠50c2は基板ユニット
41bを挿入された後に接着剤、溶着、超音波溶着等に
より結合される。なお、枠部材である保護部50cは、
誘導率が2〜5の部材によって形成されている。この非
導電性部材の材質としては、ポリスチレン樹脂の他、例
えばアクリルニトリルブタジエン樹脂やポリカーボネー
ト樹脂などが適宜用いられる。
【0076】ここで、記憶素子50の内部構成につい
て、図14を用いて説明する。
【0077】図14は記憶素子の回路説明図である。図
14に示すように、メモリ44b1は基板44b3上に
設けられた送信回路44b11と一体的に構成されてい
る。回路44b11は、メモリ44b1に記憶された情
報をアンテナ44b2に送信する。アンテナ44b2
は、コイル44b22とコンデンサ44b23と渦巻き
状の導通パターン44b21とで構成される。このアン
テナ44b2には、通信部50bの送信回路44b11
の整流回路81、送信変調回路82、復調器83が接続
される。整流回路81の出力は電源回路89に接続さ
れ、不揮発性メモリ88に電源を供給する。さらに、デ
コーダ84、プロトコルコントローラ85、エンコーダ
86、メモリインターフェース回路87、およびEEP
ROMや強誘電体メモリなどの不揮発性メモリ88で構
成されている。復調器83で高周波からベースバンド信
号に復調されると、デコーダ84でプロトコルコントロ
ーラ85の制御にしたがってメモリ88に送るのに適し
た信号に変換される。そして、前記回路87でアドレス
とデータに分けられて、かつ、リードライトのコマンド
にしたがって前記メモリ88と読み出し書き込み動作が
実行される。前記メモリ88から読み出されたデータ
は、前記回路87からエンコーダ86に送られて通信に
適したプロトコルに変換され、送信変調回路82からア
ンテナ44b2に送られる。
【0078】このような構成の記憶素子50によれば、
記憶素子50を装置本体71に設けられた通信アンテナ
101に突き当てる際に、アンテナ44b2を通信アン
テナ101に対向させることができる。このため、前記
通信アンテナ101と前記アンテナ44b2との距離を
小さくする事が出来る。これによって、装置本体71に
設けた通信アンテナ101の出力を小さくすることが出
来る。また、前記通信アンテナ101と前記アンテナ4
4b2間の無線による通信距離を小さくすることが出来
る。そのため、無線による通信に対するノイズ等の外乱
を受け難くなり、通信の信頼性を向上させる事が出来
る。
【0079】因みに、本実施例によれば、通信アンテナ
101(本体アンテナ)とアンテナ44b2(メモリー
アンテナ)との距離を1.75mm〜3.25mmに維
持することができる。尚、これに限定されることなく、
本実施例によれば、両アンテナ101・44b2間の距
離を1mm〜10mmに維持することができれば、実用
可能である。
【0080】また、メモリ44b1はアンテナ44b2
の内側に配置されている。そのため、記憶素子50の面
積を縮小する事が可能となる。これによって、記憶素子
50の小型化が可能となる。
【0081】また、基板ユニット44bが保護部50c
により覆われている。
【0082】図15について更に説明する。
【0083】本実施の形態に係る記憶素子50は、図1
5に示すように、前記アンテナ44b2の導通パターン
44b21を基板44b3の裏面(装置本体71の通信
アンテナ101に対向する側の面)44b31と、前記
表面とは反対側の裏面(通信アンテナユニット101に
対向する側とは反対側の面、つまりメモリ44b1が設
けられている面)44b32とに設けている。詳しく
は、アンテナ44b2の導通パターン44b21は、基
板44b3の表面44b31を通過し、次いで、前記基
板44b3を貫通して前記基板44b3の裏面44b3
2に至る。次いで、基板44b3の裏面44b32を通
過し、次いで、再び前記基板44b3を貫通して前記基
板44b3の表面44b31に至る経路を有するように
設けられている。尚、基板44b3を貫通する穴は不図
示である。この貫通穴によって、基板44b3の表面4
4b31と裏面44b32とにわたって設けられた導通
パターン44b21は電気的に接続している。そして、
この導通パターン44b21は、その一端と他端がメモ
リ44b1に送信回路44b11と電気的に接続してい
る。パターン44b21の形状は、基板44b3の長方
形に沿った渦巻き形状である。尚、メモリ44b1は基
板44b3上に設けられた樹脂からなるボンディング4
4cに覆われて保護されている。これによって、基板ユ
ニット44bの製造工程、あるいは上枠50c1、下枠
50c2、基板ユニット44bとを組み立てる記憶素子
組立て工程におて、メモリ44b1に加わる外的負荷か
らメモリ44b1を保護することができる。
【0084】このような構成の記憶素子50によれば、
記憶素子50を装置本体71に設けられた通信アンテナ
101とに突き当てる際に、基板ユニット44bに設け
られたアンテナ44b2を通信アンテナ101に対向さ
せることができる。このため、本体アンテナとしての通
信アンテナ101とメモリーアンテナとしてのアンテナ
44b2との距離を小さくする事が出来る。尚、本実施
例によれば、両アンテナ101・44b2間の距離は、
1.75mm〜3.25mmである。これによって、無
線通信のために装置本体71に設けられた通信アンテナ
101の出力を小さくすることが出来る。また、通信ア
ンテナ101とアンテナ44b2間の通信距離を小さく
することが出来るため、通信に対するノイズ等の外乱を
受け難くなる。これによって、無線通信の信頼性を向上
させる事が出来る。また、基板44b3の表面44b3
1、及び、裏面44b32に設けたアンテナ44b2
と、通信アンテナ101との無線通信が可能となるの
で、無線通信の信頼性をより向上させる事が出来る。
尚、アンテナ44b2を基板44b3の表裏両面にわた
って設けたことによって、アンテナ44b2の巻き数を
増やすことができた。これによって、アンテナ44b2
の出力、即ち、電磁界の強さを増加させることができ
た。
【0085】また、メモリ44b1は基板44b3上の
アンテナ44b2の内側に配置されている。そのため、
基板ユニット44bの面積を縮小する事が可能となる。
これによって、メモリユニット44の小型化が可能とな
る。
【0086】また、基板ユニット44bが枠部材44a
により覆われている。そのため、上記効果に他に、前述
した構成のメモリユニット44と同様な効果を得ること
ができる。
【0087】〔メモリユニット取り付け構成〕次に記憶
素子50取り付け構成について、図16、図17を用い
て説明する。図16は面取り、及び、段差を施したメモ
リユニットの斜視図である。図17はカートリッジ側の
メモリユニット取付部の説明図である。
【0088】工場等で記憶素子50をサイドカバー20
に取り付ける際に、記憶素子50が表裏反対に取り付け
られたり、あるいは、記憶素子50が取り付け方向を間
違えて取り付けられたりすることを防止する必要があ
る。記憶素子50が表裏反対に取り付けられた場合に
は、装置本体の通信アンテナ101とアンテナ44b2
との距離が所定の距離からずれてしまい、通信の信頼性
が損なわれる。また、記憶素子が取り付け方向を間違え
て取り付けられた場合には、通信アンテナ101とアン
テナ44b2との対向位置がずれてしまい、やはり通信
の信頼性が損なわれる。
【0089】通信アンテナ101とアンテナ44b2と
の信頼性を確保するためには、通信アンテナ101に対
向する記憶素子50の表裏、あるいは対向位置を規制す
る必要がある。
【0090】そこで、本実施の形態では、通信アンテナ
101に対向する記憶素子50の表裏、あついは対向位
置を規制する。即ち、メモリー部材を取り付ける際に、
取り付け状態を規定するために、図16に示すように、
記憶素子50の枠部材である保護部50cの外周にある
複数の角部50c7のうち、一つの角部に規定部として
の面取り50dを設けている。記憶素子50は、サイド
カバー20に取り付けられる。サイドカバー20には、
図17に示すように、記憶素子50を取り外し可能に取
り付けるための凹部20cが設けられている。凹部20
cはプロセスカートリッジ15の挿入方向において記憶
素子50が通信アンテナ101と対向する位置に設けら
れている。即ち、凹部20aは、カートリッジ装着方向
先端であって、サイドカバー20に設けられている。凹
部20cは内周にある複数の角部のうちの一つに、本体
規制部としての面取り20c1を有する。すなわち、記
憶素子50の平面形状と略同じ形状に形成されている。
凹部20c1に設けられた面取り20c1は記憶素子5
0の一つの角部に設けた面取り50dに沿う形状に形成
されている。
【0091】記憶素子50を凹部20cに取り付ける場
合、記憶素子50の組付け方向において、面取り50
d、20c1を一致させた状態で、凹部20cに記憶素
子50を嵌め込んで取り付ける。これにより、通信アン
テナ101に対する記憶素子50の表裏、あるいは対向
位置を規定することができる。これによって、記憶素子
50が表裏反対に取り付けられることを防止できる。更
に、記憶素子50の取り付け方向を間違えて取り付ける
ことが防止できる。尚、凹部20cの深さdは記憶素子
50の厚みtと略同じである。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で電子写真
画像形成装置のプロセスカートリッジへの通信アクセス
をプロセスカートリッジの装着動作と同時に行うことが
できる。
【0093】また、着脱時の揺動中、通信記憶手段と画
像形成装置本体の通信手段を重ねるように配置し、これ
らを合致するようにしたことにより、着脱をスムーズに
行なうことができる。また、画像形成装置本体に余計な
機械的ストレスをかけなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの主断面概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における装置本体の主断面
概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの前面から見た正面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの背面から見た背面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態における装置本体の前ドア
を開けた正面図である。
【図8】本発明の実施の形態における装置本体のプロセ
スカートリッジ着脱を示す正面図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジが所定の位置に納まった状態の正面図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるプロセスカート
リッジの枠体構成を示す斜視図である。
【図11】(a)(b)は本発明の実施の形態における
装置本体の通信アンテナとプロセスカートリッジの記憶
素子の接触の様子をプロセスカートリッジの装着方向で
切った縦断面図である。
【図12】(a)(b)は本発明の実施の形態における
装置本体の奥側のフレームから手前側を見た背面図であ
る。
【図13】プロセスカートリッジの組立工程を示すフロ
ーチャートである。
【図14】基板ユニットの平面図である。
【図15】記憶素子の縦断面図である。
【図16】記憶素子の斜視図である。
【図17】記憶素子を装着した部分のプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図18】記憶素子の配置を示す背面図である。
【符号の説明】
C…画像形成装置 E…カートリッジ装着部 S…シート U1…感光体ドラムユニット U2…現像器ユニット U3…現像剤収納容器ユニット 1…排紙ローラ 2…排出部 6…シートカセット 7a…給紙ローラ 7b…搬送ローラ 7c…レジスト
ローラ 8…露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…感光体ドラム 11a,11b…フランジ部 12…帯電ローラ 13…クリーニング容器 13a…ピン 13e…除去
トナー溜め 14…クリーニングブレード 15…プロセスカートリッジ 15a…ガイド部 16…トナー容器 16a…位置決め部 16c…開口
部 16d…平面 17…現像枠体 17a…開口部 17c…平面 17
d…吊り穴 17e…突部材 18…現像ローラ 19…サイドカバー 19a…穴部 19b,19c…
位置決め部 19e…溝 19g…規制当接部 20…サイドカバー 20c…凹部 20c1…C面
(面取り) 20g…規制当接部 20h…突き当て面
20n…ピン部 21…シール部材 21a…周縁 21b…開口部 2
1d…中間外周 21e…周縁 21c…開口部 22a,22b…軸受部材 22a1…位置決め軸 26…現像ブレード 29,30…取っ手 31…領域 44a4…樹脂又はエラストマー 44a6…段差部
44b…基板ユニット 44b1…メモリ 44b2…通信用アンテナ 44b
3…基板 44b11…通信回路 44b21…導通パ
ターン 44b22…コイル 44b23…コンデン
サ 44b31…表面 44b32…裏面 44c…ボ
ンディング 50…記憶素子 50a…記憶部 50b…通信部 5
0c…保護部 50c1…上枠 50c2…下枠 50
c7…角部 50d…C面(面取り) 67…弾性部材 71…画像形成装置本体 71a…開口 74…軸 77…本体レバー 78…昇降レバー 78a…カム溝 81…整流回路 82…送信変調回路 83…復調器 84…デコーダ 85…プロトコルコントローラ 86…エンコーダ 87…メモリインターフェース回路 88…不揮発性メモリ 89…電源回路 100…フレーム 100a…開口部 101…通信アンテナ 101a…保護部 101a1
…突き当て面 102…ストッパ部 103…支持部 103a,103b…支点部 105a…第一カップリング 106a…第二カップリング 110,111…ガイドレール 114…位置決め部材 114a…位置決め溝

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 枠体と、 電子写真感光体ドラムと、 前記感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記感光体ドラムの長手方向から、前記プロセスカート
    リッジが前記装置本体に進入する際に、前記プロセスカ
    ートリッジをガイドするガイド部材と、ここで、前記ガ
    イド部材は、前記装置本体に進入した前記プロセスカー
    トリッジが、前記装置本体の装着位置に位置するために
    降下する際に回動中心となる、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に進入する進
    入方向において、前記枠体の先端側であって、前記ガイ
    ド部材の近傍に配置された記憶手段と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段の有する外枠体は直方体で
    あって、前記感光体ドラムの長手方向から見て、前記外
    枠体の長手方向を延長した領域内に前記ガイド部材の端
    面の一部分が位置することを特徴とする請求項1に記載
    のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記枠体の先端面に前
    記枠体から露出して設けらている、また、前記ガイド部
    材は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に進入
    する際に下面となる前記枠体部分から下方へ突出して設
    けられている、そして、前記ガイド部材は、前記プロセ
    スカートリッジが前記装置本体に進入する進入方向に沿
    って配置されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段の有する外枠体は直方体で
    あって、前記プロセスカートリッジが前記装着位置に位
    置した際に、前記外枠体は略鉛直方向に位置するように
    前記枠体に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1から3の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記プロセスカートリ
    ッジが前記装着位置に位置した際に、前記感光体ドラム
    の長手方向から見て、前記ガイド部材の略上方に位置す
    るように前記枠体に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1から4の何れか1つに記載のプロセスカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段の有する外枠体が、前記ガ
    イド部材の回動中心から65mm以内、好ましくは、5
    5mm以内に位置するように、前記記憶手段は前記枠体
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1から5
    の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムと前記プロセス手段を支持す
    る枠体と、 画像形成装置本体へのプロセスカートリッジの装着動作
    として、 第1の動作は画像形成装置本体に対して前記電子写真感
    光体ドラムと略平行な方向に装着され、第2の動作は前
    記電子写真感光体ドラムと略平行な中心を揺動中心とし
    て揺動するための被支持部と、 画像形成装置本体の通信手段と通信を行なうための通信
    手段と記憶手段が一体である通信記憶手段であって、前
    記枠体の前記第1の装着動作の装着方向下流側端面に配
    置され、装着動作に伴う揺動時に常に画像形成装置本体
    の通信手段と重なりを持つように被支持部近傍に配設さ
    れた通信記憶手段と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
    ロセス手段としての現像手段の現像ローラを有し、 前記枠体として、 前記電子写真感光体ドラムを回転自在に支持する第1の
    枠体と、 前記現像ローラを回転自在に支持する第2の枠体と、 前記現像ローラに供給するための現像剤を収納する第3
    の枠体と、 前記第1の装着動作における装着方向において下流側に
    配置され、第1の枠体と第3の枠体側面を位置決めする
    第1の側板と、 前記第1の装着動作における装着方向において上流側に
    配置され、第1の枠体と第3の枠体側面を位置決めする
    第2の側板と、 を有し、 前記揺動中心は、 前記第3の枠体、あるいは前記第1の側板、あるいは前
    記第2の側板の前記現像剤収納部下方に配置することを
    特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記通信記憶手段の表面は前記枠体の表
    面から出っ張らないことを特徴とする請求項8に記載の
    プロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記通信記憶手段は前記枠体の揺動中
    心から50mm以内に配置されていることを特徴とする
    請求項8又は9に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記枠体はプロセスカートリッジが画
    像形成装置本体に装着された際、画像形成装置本体の通
    信手段と突当る面を有し、前記面はプロセスカートリッ
    ジが画像形成装置本体に着脱する際の揺動によって通信
    手段と揺動することを特徴とする請求項7から10の何
    れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記通信記憶手段はプロセスカートリ
    ッジを組み立てる際、最後に組み立て可能に配置されて
    いることを特徴とする請求項7から11の何れか1つに
    記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記被支持部は画像形成装置本体によ
    って前記電子写真感光体ドラムと平行な方向にガイドさ
    れることを特徴とする請求項7から12の何れか1つに
    記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記揺動中心となる被支持部から離れ
    て前記電子写真感光体ドラムと平行な方向に画像形成装
    置本体によってガイドされ装着方向奥側で画像形成装置
    本体によるガイドから外れるガイド部と、前記装着方向
    奥側で画像形成装置本体の昇降手段で支持されてる支持
    部と、を有することを特徴とする請求項7に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.枠体と、 電子写真感光体ドラムと、 前記感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記感光体ドラムの長手方向から、前記プロセスカート
    リッジが前記装置本体に進入する際に、前記プロセスカ
    ートリッジをガイドするガイド部材と、ここで、前記ガ
    イド部材は、前記装置本体に進入した前記プロセスカー
    トリッジが、前記装置本体の装着位置に位置するために
    降下する際に回動中心となる、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に進入する進
    入方向において、前記枠体の先端側であって、前記ガイ
    ド部材の近傍に配置された記憶手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムと前記プロセス手段を支持す
    る枠体と、 画像形成装置本体へのプロセスカートリッジの装着動作
    として、第1の動作は画像形成装置本体に対して前記電
    子写真感光体ドラムと略平行な方向に装着され、第2の
    動作は前記電子写真感光体ドラムと略平行な中心を揺動
    中心として揺動するための被支持部と、 画像形成装置本体の通信手段と通信を行なうための通信
    手段と記憶手段が一体である通信記憶手段であって、前
    記枠体の前記第1の装着動作の装着方向下流側端面に配
    置され、装着動作に伴う揺動時に常に画像形成装置本体
    の通信手段と重なりを持つように被支持部近傍に配設さ
    れた通信記憶手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記通信手段は前記の通信記憶手段に
    向って付勢され、プロセスカートリッジの第1の動作に
    よって移動することを特徴とする請求項16に記載の電
    子写真画像形成装置。
  18. 【請求項18】 プロセスカートリッジの第一の動作に
    従ってプロセスカートリッジをガイドするガイド手段
    と、プロセスカートリッジの第二の動作を行なう揺動手
    段と、を有することを特徴とする請求項15又は17に
    記載の電子写真画像形成装置。
JP2000351021A 2000-11-17 2000-11-17 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Withdrawn JP2002156888A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077441A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Canon Inc プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの装着機構及び電子写真画像形成装置
CN100390681C (zh) * 2004-01-30 2008-05-28 佳能株式会社 可拆卸地装在电摄影成像设备上的装置和电摄影成像设备

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