JP2002156607A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002156607A
JP2002156607A JP2000349197A JP2000349197A JP2002156607A JP 2002156607 A JP2002156607 A JP 2002156607A JP 2000349197 A JP2000349197 A JP 2000349197A JP 2000349197 A JP2000349197 A JP 2000349197A JP 2002156607 A JP2002156607 A JP 2002156607A
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optical
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pickup device
imaging
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JP2000349197A
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Kazuo Kimura
一雄 木村
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/75Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing optical camera components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回折格子を用いてCCD2iの画素ピッチと被
写体の特定空間周波数との干渉に起因する偽信号の発生
を抑制する回折型光学ローパスフィルタ1hを備えたビ
デオカメラにおいて、小絞り時の回折機能の低下と縞模
様ノイズの発生とを防止する。 【解決手段】回折機能が低下する所定の径寸法以下にア
イリス2kが絞られることの無いよう、高照度環境にお
いてはCCD2iの電子シャッター速度をより高速化す
る制御手段(カメラマイコン)2n、あるいはNDフィ
ルターを挿入する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカメ
ラのような撮像装置に関し、特に撮像素子の画素配列ピ
ッチと被写体に含まれる特定空間周波数との干渉に起因
するサンプリングノイズの一種である偽信号を抑圧する
ための回折格子型光学ローパスフィルタを備えた撮像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2を用いて従来のビデオカメラの説明
を行う。図2は従来技術に係るビデオカメラの、撮像光
学系を中心とした要部断面図である。
【0003】図2において、2aは撮像光学系ユニット
であって、以下の構成を有している。すなわち、2bは
下記する各レンズ群及びその他の構成を内部に収納する
筐体、2cは筐体2bに固定された対物レンズである第
1レンズ群、2dは光軸に沿って移動して変倍を行う第
2レンズ群、2eは筐体2bに固定された第1のフォー
カスレンズ群である第3レンズ群、2fは光軸に沿って
移動してフォーカシングを行う第2のフォーカスレンズ
群である第4レンズ群、2gは第4レンズ群2fの駆動
を行うステッピングモータ、2hは人工水晶を代表とす
る複屈折性を有する光透過性部材で構成された光学ロー
パスフィルター、2iは光電変換面に形成された光学像
を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Char
ge Coupled Device)、2jは光学ロ
ーパスフィルタ2hと一体に貼り付け固定されCCD2
iに達する光の中で赤外領域を中心とした波長領域を吸
収してCCD2iの感度の補正を行なう赤外吸収フィル
タ(IRカットフィルタ)である。
【0004】更に図2において、2kは第2レンズ群2
dから第3レンズ群へ至る光束の断面積を変化させる可
動の虹彩絞り羽根機構を有するアイリスであり、2mは
アイリス2kの絞り羽根機構に連動するレバー部(図示
せず)を動かしてアイリス2kの開口面積を変化させる
ガルバノモータであるアイリスモータである。
【0005】なお、上記した第1レンズ群2cは3枚の
レンズより構成され、同様にして第2レンズ群2dは3
枚のレンズより、第3レンズ群2eは1枚のレンズよ
り、そして第4レンズ群2fは3枚のレンズよりそれぞ
れ構成されている。
【0006】更に、従来のビデオカメラは、図2に図示
されない他の構成として、撮像信号の信号処理手段、磁
気テープ媒体への信号記録・信号再生手段、磁気テープ
の駆動手段、ビューファインダ手段、及び撮像信号の信
号レベルに応じてアイリスモータ2mへ供給する電流値
を変化させ、被写体の照度が変化しても像の明るさ(輝
度)を所定範囲内に維持するアイリス制御手段等を備え
て構成されているものである。
【0007】次に、図2に図示した従来のビデオカメラ
における、撮像光学系ユニット2aを中心とした動作を
説明する。
【0008】ビデオカメラを用いて所望の被写体を撮影
する際、被写体を発した光は、第1レンズ群2c、第2
レンズ群2d、アイリス2k、第3レンズ群2e、及び
第4レンズ群2fを通過して光学ローパスフィルタ2h
に入射する。光学ローパスフィルタ2hは、人工水晶で
代表される複屈折性を有する光透過部材で構成されてお
り、入射する光線を空間的に光路が分離した常光線と異
常光線とに分離して出射する。ここで上記の分離幅はC
CD2iの画素配列ピッチに応じた寸法としているの
で、被写体中の上記の画素配列ピッチに近似する空間周
波数成分が減衰されてCCD2iの光電変換面に像が形
成され、被写体の特定空間周波数とCCD2iの画素配
列ピッチとの干渉に起因するサンプリングノイズである
偽信号が抑圧される。
【0009】更に光学ローパスフィルタ2hにおける光
の出射面に貼り付け固定された赤外吸収フィルタ2jに
よって光に含まれる赤外領域を中心とした波長の光が所
定の吸収率で選択的に吸収され、その結果CCD2iに
形成される被写体像は赤外領域を中心とした不要な波長
光を含まないので、CCD2iの波長感度特性が人間の
視感度に近い特性へ補正がなされ、撮像信号の画質が向
上する。
【0010】CCD2iはその光電変換面に形成された
被写体像から撮像信号を生成して信号処理手段へ出力す
る。信号処理手段では、入力する撮像信号に対して所定
の処理を行なってテープ記録媒体への記録に供するとと
もに、撮像信号の輝度レベルを検出して、輝度レベルが
予め定めた所定値より大なる時は被写体像の輝度を低下
させるためにアイリス2kの開口面積を減少させる「ア
イリスクローズ命令」をアイリス制御手段へ発する。
又、検出した輝度レベルが前記所定値より小なるときは
被写体像の輝度を増大させるためにアイリス2kの開口
面積を増大させる「アイリスオープン命令」をアイリス
制御手段へ発する。
【0011】アイリス制御手段は上記の「アイリスクロ
ーズ命令」或いは「アイリスオープン命令」を受けて、
アイリスモータ2mに供給する電流値を変化させ、その
結果アイリスモータ2mの回転力と図示せざる回転バネ
の回転力とのつりあい位置が変化し、アイリス2kの開
口面積が変化して所定の輝度の範囲内に被写体像の輝度
が収まって、正常な撮影が実行される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術に係
るビデオカメラは、解決すべき以下の問題を有してい
た。
【0013】上記に説明したように、従来技術に係るビ
デオカメラに用いられる光学ローパスフィルタ2hは人
工水晶に代表される複屈折性材料により構成され、撮像
信号中の偽信号を抑圧するために用いられるものであっ
た。しかし、近年、ビデオカメラの低価格化に伴う生産
コストの更なる低減と、ビデオカメラの更なる小型化に
より部品スペースの削減が必要となり、複屈折性を利用
した上記の光学ローパスフィルタ2hでは上記の低コス
ト化、小型化に対応することが困難となってきた。
【0014】また人工水晶の原料となる天然水晶鉱石も
資源が減少し、人工水晶による光学ローパスフィルタ2
hの供給が将来は困難となることも予想されている。
【0015】そこで、複屈折性を利用する光学ローパス
フィルタに替わる空間周波数遮断のための手段として、
回折格子を用いた回折型光学ローパスフィルタが提案さ
れている。上記の回折型光学ローパスフィルタは、光透
過性を有するプラスチック材料を成形して回折格子を形
成した後、先に説明した赤外吸収フィルタを一体に貼り
付けて構成する。或いは銅イオン含有透明樹脂(商品名
「ルミクルUCF」)の表面に回折格子を形成して構成
する。
【0016】撮影レンズからこの回折型光学ローパスフ
ィルタに入射する光は上記の回折格子の山部或いは谷部
を経由することにより波面の位相にズレが生じ、その結
果撮像素子の光電変換面に形成された像は回折作用によ
って高域成分が抑圧されるので、所定の空間周波数より
も低域の光のみを通過させる光学ローパスフィルタ機能
が発揮されるものである。
【0017】しかしながら、上記した回折型光学ローパ
スフィルタを有する従来のビデオカメラでは、屋外にて
の撮影のように照度の大きな被写体を撮影しようとして
絞り手段(図2のアイリス2kと同種の構成)を小絞り
とすると、絞り径すなわち通過光束の直径と上記の回折
格子のピッチとが近づいて、十分な数の回折格子を光束
が通過することが出来ず、回折効果が十分に発揮できな
くなる、という問題があった。
【0018】上記のように小絞りとなると回折効果が低
減して特定空間周波数の抑圧が不充分となり撮像信号中
に偽信号が発生するとともに、回折格子を原因とする輝
度の差の有る縞模様が撮影画面中に発生し、撮影画像の
品質を損ねるものであった。また、上記した小絞りによ
る問題は、本発明人の検討によれば絞り値がF1:8程
度以上になると顕著に現れるものであった。
【0019】上記のように回折格子を形成した回折型光
学ローパスフィルタを備えた従来のビデオカメラは、複
屈折性を利用する他の従来技術のビデオカメラと比較し
て、確かに生産コストを低減し小型化を達成するという
特長を備えるものの、屋外のような高照度の撮影環境で
は光学ローパス機能が正常に機能できず偽信号が撮像信
号に発生し、また不自然な縞模様が画面に発生して実用
に適さないものであった。
【0020】そこで、本発明は、上記した問題点に鑑み
て成されたものであり、特に電子シャッター速度を撮像
信号の輝度レベルに応じて変化させて絞り手段の絞り径
の寸法が予め定めた所定値よりも大となるよう制御する
ことにより光学ローパスフィルタの回折作用の低下を防
止する制御手段とを有することにより、コストの低廉化
と小型化とを実現するとともに高照度の撮影環境下でも
光学ローパスフィルタ機能が低下することなく高画質を
実現する撮像装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、下記の構成を有する撮像装置を提供
する。 (1)撮像レンズ(第1レンズ群2c、第2レンズ群2
d、第3レンズ群2e、第4レンズ群2f)と、電子シ
ャッターを有する撮像素子(CCD)2iと、前記撮像
素子2iの前側に設けられ、前記撮像素子2iの撮像面
(光電変換面)に形成された光学像の輝度を常時一定範
囲内とするために絞り径の寸法を可変可能とした絞り手
段(アイリス2k、アイリスモータ2m)と、前記撮像
レンズが作る光学像の空間周波数帯域を制限する回折格
子(回折格子面)1h1を有する光学ローパスフィルタ
(回折型光学ローパスフィルタ)1hと、前記電子シャ
ッター速度(電荷蓄積時間)を前記撮像信号の輝度レベ
ルに応じて変化させて前記絞り手段2k、2mの絞り径
の寸法が予め定めた所定値よりも大となるよう制御する
ことにより前記光学ローパスフィルタ1hの回折作用の
低下を防止する制御手段(カメラマイコン)2nとを有
することを特徴とする撮像装置(ビデオカメラ、デジタ
ルスチルカメラ)。 (2)撮像レンズ2c,2d,2e,2fと、撮像素子
2iと、前記撮像素子2iの前側に設けられ、前記撮像
素子2iの撮像面に形成される光学像の輝度を常時一定
範囲内とするために絞り径の寸法を可変可能とした絞り
手段2k、2mと、前記撮像レンズが作る光学像の空間
周波数帯域を制限する回折格子1h1を有する光学ロー
パスフィルタ1hと、前記撮像素子2iに至る光路中に
挿脱自在に配設されたND(NeutralDensi
ty)フィルターを前記撮像信号の輝度レベルに応じて
前記光路中に挿入して前記絞り手段2k、2mの絞り径
の寸法が予め定めた所定値よりも大となるように制御す
ることにより前記光学ローパスフィルタ1hの回折作用
の低下を防止する制御手段2nとを有することを特徴と
する撮像装置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の好ま
しい実施例につき、図1を用いて説明を行なう。図1
は、本実施例のビデオカメラにおける撮像光学系を中心
とした要部断面図である。前述したものと同一部分には
同一符号を付しその説明を省略する。
【0023】図1に図示する撮像光学系ユニット1a
は、下記する各レンズ群及びその他の構成を内部に収納
する筐体2b、筐体2bに固定された対物レンズである
第1レンズ群2c、光軸に沿って移動して変倍を行う第
2レンズ群2d、筐体2bに固定された第1のフォーカ
スレンズ群である第3レンズ群2e、光軸に沿って移動
してフォーカシングを行う第2のフォーカスレンズ群で
ある第4レンズ群2f、第4レンズ群2fの駆動を行う
ステッピングモータ2g、光電変換面に形成された光学
像を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Cha
rge Coupled Device)2i、第2レ
ンズ群2dから第3レンズ群へ至る光束の断面積を変化
させる可動の虹彩絞り羽根機構であるアイリス2k、ア
イリス2kに連動するレバー部を動かしてアイリス2k
の開口面積を変化させるガルバノモータであるアイリス
モータ2mを備えることは、先に図2を用いて説明した
従来技術のビデオカメラと同様である。
【0024】更に本実施例のビデオカメラは、回折格子
を形成した回折格子面1h1を有する光透過性樹脂で構
成した回折型光学ローパスフィルタ1h、回折型光学ロ
ーパスフィルタ1hに一体に貼り付けて設けた赤外吸収
フィルタ1j、或いは銅イオン含有透明樹脂(商品名
「ルミクルUCF」)の表面に回折格子を形成して構成
する赤外吸収フィルターと回折格子の一体型、図示せざ
る信号処理手段の出力を受けて図示せざるアイリス制御
手段の制御を行なうカメラマイコン2nとを備えてい
る。
【0025】次に本実施例のビデオカメラの動作の中
で、本実施例に特徴的な点を説明する。
【0026】本実施例のアイリスモータ2mは、駆動電
流値に応じて異なる回転角をとるロータ(図示せず)と
一体にホール素子を備えている。そしてホール素子は、
アイリスモータ2mの内部に形成された磁界に対してロ
ータの回転角に応じて値を変化させるホール電流をカメ
ラマイコン2nに対して出力する。カメラマイコン2n
は入力するホール電流をA/D変換し、予め設定された
変換テーブルを用いてアイリス2kの開口径寸法を検出
する。
【0027】そしてカメラマイコン2nは、上記のアイ
リス2kの開口寸法検出値が予め設定した所定値に接近
すると、CCD2iの光電変換動作における電子シャッ
ター速度を通常の1/60秒から、より高速な1/25
0秒へと変更を行なう。
【0028】上記の開口径寸法値の所定値とは、開口径
が回折型光学ローパスフィルター1hの回折格子ピッチ
に接近して回折機能が低下する恐れがある寸法として設
定されている。また、上記した電子シャッター速度と
は、光電変換動作における電荷蓄積時間であり、電子シ
ャッター速度がより高速になるにつれて電荷蓄積時間は
短くなり、光電変換された撮像信号の輝度レベルは低下
する
【0029】電子シャッター速度を1/60秒から1/
250秒へ高速化したことによる撮像信号の輝度レベル
の低下を見た信号処理手段は、先に説明した「アイリス
オープン命令」をアイリス制御手段へ発し、その結果ア
イリス2kは前記所定値より大きな開口径寸法をとるの
で、回折型光学ローパスフィルタ1hの回折機能の低下
は防止される。
【0030】またその後撮影環境の照度が低下して1/
60秒へ電子シャッター速度を戻しても上記の所定値以
下に開口寸法が低下する恐れが無い場合は、カメラマイ
コン2nは電子シャッタ速度を1/60秒に戻すととも
に、照度が更に増加して1/250秒でも対応が出来な
い場合にはより高速な電子シャッタ速度へと変更を行な
う。
【0031】上記したように本実施例のビデオカメラで
は、CCD2iの有する電子シャッタ機能を利用し、よ
り高速の電子シャッター速度へ変更することにより回折
型光学ローパスフィルタ1hの回折機能低下を防止した
が、その他に以下の構成とすることにより同じ効果を発
揮させることが出来る。
【0032】第1の他の構成は、入射光束の所定量を吸
収するND(Neutoral Density)フィ
ルタを撮像光路中に挿入させ、また退避を行うフィルタ
手段を設け、NDフィルタの進退の制御を上記したカメ
ラマイコン2nが行なうように構成する。カメラマイコ
ン2nは、上記の説明と同様にアイリス2kの開口径寸
法の検出値を調べて、開口径寸法が回折機能を低下させ
る所定値以下となることが無いようにNDフィルタの進
退を制御する。また複数の濃度(透過率)の異なるND
フィルタを備え、照度に応じて使い分ける構成としても
良い。上記の構成としたことにより、電子シャッターの
高速化に拠らずに回折機能低下の防止を行なうので、C
CD2iの電子シャッター高速化に伴うスミアノイズの
発生を抑制する効果が加わるものである。
【0033】その他の構成として第2のものは、上記し
た電子シャッタ高速化と、NDフィルタ挿入とを併用し
てアイリス2kの開口径寸法を所定値より大きく保つよ
う構成したビデオカメラである。
【0034】尚、上記の説明は家庭用ビデオカメラの実
施例に集中して展開したが、本発明は上記のビデオカメ
ラに限らず、デジタルスチルカメラ、業務用カラーテレ
ビカメラ等の多数個の画素が配列した撮像素子を有する
様々な撮像装置に適用が可能であり、上記した本発明格
別の効果を同様に発揮することは言うまでも無く、それ
らの構成もまた本発明が包含するものである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は、電子シャ
ッター速度を撮像信号の輝度レベルに応じて変化させて
絞り手段の絞り径の寸法が予め定めた所定値よりも大と
なるよう制御することにより光学ローパスフィルタの回
折作用の低下を防止する制御手段とを有することによ
り、コストの低廉化と小型化とを実現するとともに高照
度の撮影環境下でも光学ローパスフィルタ機能が低下す
ることなく高画質を実現する撮像装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る一実施例であるビデ
オカメラの、要部断面図である。
【図2】 従来技術に係るビデオカメラの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1h 回折型光学ローパスフィルタ(光学ローパスフィ
ルタ) 1h1 回折格子面(回折格子) 2c 第1レンズ群(撮像レンズ) 2d 第2レンズ群(撮像レンズ) 2e 第3レンズ群(撮像レンズ) 2f 第4レンズ群(撮像レンズ) 2i CCD(撮像素子) 2k アイリス(絞り手段) 2m アイリスモータ(絞り手段) 2n カメラマイコン(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H04N 5/335 Q

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像レンズと、 電子シャッターを有する撮像素子と、 前記撮像素子の前側に設けられ、前記撮像素子の撮像面
    に形成された光学像の輝度を常時一定範囲内とするため
    に絞り径の寸法を可変可能とした絞り手段と、 前記撮像レンズが作る光学像の空間周波数帯域を制限す
    る回折格子を有する光学ローパスフィルタと、 前記電子シャッター速度を前記撮像信号の輝度レベルに
    応じて変化させて前記絞り手段の絞り径の寸法が予め定
    めた所定値よりも大となるよう制御することにより前記
    光学ローパスフィルタの回折作用の低下を防止する制御
    手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】撮像レンズと、 撮像素子と、 前記撮像素子の前側に設けられ、前記撮像素子の撮像面
    に形成される光学像の輝度を常時一定範囲内とするため
    に絞り径の寸法を可変可能とした絞り手段と、 前記撮像レンズが作る光学像の空間周波数帯域を制限す
    る回折格子を有する光学ローパスフィルタと、 前記撮像素子に至る光路中に挿脱自在に配設されたND
    (Neutral Density)フィルターを前記
    撮像信号の輝度レベルに応じて前記光路中に挿入して前
    記絞り手段の絞り径の寸法が予め定めた所定値よりも大
    となるように制御することにより前記光学ローパスフィ
    ルタの回折作用の低下を防止する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
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