JP2002152265A - 通信回線網の接続経路選択方法と装置及び該接続経路選択プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
通信回線網の接続経路選択方法と装置及び該接続経路選択プログラムを記録した記録媒体Info
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信回線網内の情報の通信経路を最適制御し
て通信回線網全体のスループットを向上でき、通信回線
網の局部的な回線使用率のアンバランスを回避し、通信
回線網の通信品質を向上できること。 【解決手段】 ルータ１ａの処理部１０は、タイマー機
能部１４が指示する所定の時期に隣接する複数の各ルー
タ１ｂ，…，１ｎに接続し通信回線網Ａの回線情報を収
集して通信経路の最適化計算処理を実行する。この最適
化により予め設定した条件に最も近い通信経路で情報を
通信する。これにより、通信回線網Ａ全体のスループッ
トの向上が図れる。また、通信回線網Ａの局部的な回線
使用率のアンバランスを回避し、通信回線網Ａの通信品
質の向上が可能になる。
て通信回線網全体のスループットを向上でき、通信回線
網の局部的な回線使用率のアンバランスを回避し、通信
回線網の通信品質を向上できること。 【解決手段】 ルータ１ａの処理部１０は、タイマー機
能部１４が指示する所定の時期に隣接する複数の各ルー
タ１ｂ，…，１ｎに接続し通信回線網Ａの回線情報を収
集して通信経路の最適化計算処理を実行する。この最適
化により予め設定した条件に最も近い通信経路で情報を
通信する。これにより、通信回線網Ａ全体のスループッ
トの向上が図れる。また、通信回線網Ａの局部的な回線
使用率のアンバランスを回避し、通信回線網Ａの通信品
質の向上が可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線網、特に
ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）間を接続する為
にネットワークアドレスを認識し、通信回線網の通信経
路を指示選択してデータの送受を行う方法と装置及び記
録媒体に関する。
ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）間を接続する為
にネットワークアドレスを認識し、通信回線網の通信経
路を指示選択してデータの送受を行う方法と装置及び記
録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】通信回線網、特にＬＡＮ同士間を接続す
る為、ネットワークアドレスを認識し、通信回線網の通
信経路を指示してデータの送受を行う装置（以後ルータ
ーと呼ぶ）がある。このルーターは、ＩＳＯが規定した
ネットワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３
層「ネットワークレイヤー」の情報を元に通信回線網間
のデータをパケット配送（ルーティング）する構成であ
る。
る為、ネットワークアドレスを認識し、通信回線網の通
信経路を指示してデータの送受を行う装置（以後ルータ
ーと呼ぶ）がある。このルーターは、ＩＳＯが規定した
ネットワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３
層「ネットワークレイヤー」の情報を元に通信回線網間
のデータをパケット配送（ルーティング）する構成であ
る。
【０００３】ネットワークアドレスは、ネットワーク管
理者によって階層的に管理されたアドレス体系で、これ
を利用することによって管理者の指定した通信経路で
（スタティックルーティング）、あるいは、ルータ自身
が通信経路を自律的に選択して（ダイナミックルーティ
ング）、データの送受が行われる。
理者によって階層的に管理されたアドレス体系で、これ
を利用することによって管理者の指定した通信経路で
（スタティックルーティング）、あるいは、ルータ自身
が通信経路を自律的に選択して（ダイナミックルーティ
ング）、データの送受が行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のルーターは、ネ
ットワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３層
「ネットワークレイヤー」の情報を元に通信回線網間の
通信経路を指定する。
ットワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３層
「ネットワークレイヤー」の情報を元に通信回線網間の
通信経路を指定する。
【０００５】しかしながら、この手法では、単に通信回
線網を経由して選択可能なうちの一つの通信経路を指示
しているだけで、選択可能な取り得る複数組合せの通信
経路のうちから最適な通信経路を選択する事はできなか
った。例えば、ドメイン内ルーティングプロトコルであ
るＲＩＰ(Routing Information Protocol)，ＯＳＰＦ(O
pen Shortest Pass First)のいずれも通信回線網全体の
回線効率等を判断して通信経路を選択する構成ではな
い。従って、通信回線網内のデータの通信経路を最適制
御して通信回線網全体のスループットを向上する、ある
いは通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを
回避し、通信回線網の通信品質を向上させる等の制御が
行われていない。
線網を経由して選択可能なうちの一つの通信経路を指示
しているだけで、選択可能な取り得る複数組合せの通信
経路のうちから最適な通信経路を選択する事はできなか
った。例えば、ドメイン内ルーティングプロトコルであ
るＲＩＰ(Routing Information Protocol)，ＯＳＰＦ(O
pen Shortest Pass First)のいずれも通信回線網全体の
回線効率等を判断して通信経路を選択する構成ではな
い。従って、通信回線網内のデータの通信経路を最適制
御して通信回線網全体のスループットを向上する、ある
いは通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを
回避し、通信回線網の通信品質を向上させる等の制御が
行われていない。
【０００６】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、通信回線網内のデータの通信経路を最
適制御して通信回線網全体のスループットを向上でき、
通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを回避
し、通信回線網の通信品質を向上できる通信回線網の接
続経路選択方法と装置及び記録媒体の提供を目的として
いる。
れたものであり、通信回線網内のデータの通信経路を最
適制御して通信回線網全体のスループットを向上でき、
通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを回避
し、通信回線網の通信品質を向上できる通信回線網の接
続経路選択方法と装置及び記録媒体の提供を目的として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法は、通信回線網上の通信経路を選択指
示してデータの送受を行う通信回線網の接続経路選択方
法において、所定の時期に、通信回線網に設けられた隣
接する複数の各接続経路選択装置に接続し、経路情報・
回線の使用率・回線費用・回線品質等の回線情報を収集
した後、前記収集した回線情報に基づき該時期における
複数の通信経路の組合せを得た後、予め設定した条件に
最も近い通信経路を選択した後、前記通信経路を介して
データを伝送することを特徴とする。
め、本発明の方法は、通信回線網上の通信経路を選択指
示してデータの送受を行う通信回線網の接続経路選択方
法において、所定の時期に、通信回線網に設けられた隣
接する複数の各接続経路選択装置に接続し、経路情報・
回線の使用率・回線費用・回線品質等の回線情報を収集
した後、前記収集した回線情報に基づき該時期における
複数の通信経路の組合せを得た後、予め設定した条件に
最も近い通信経路を選択した後、前記通信経路を介して
データを伝送することを特徴とする。
【０００８】また、本発明の装置は、通信回線網上の通
信経路を選択指示してデータの送受を行う通信回線網の
接続経路選択装置において、所定の時期に、通信回線網
に設けられた隣接する複数の各接続経路選択装置に接続
して経路情報・回線の使用率・回線費用・回線品質等の
回線情報を収集し、該収集した回線情報に基づき該時期
における複数の通信経路の組合せを得て、予め設定した
条件に最も近い通信経路を選択する最適化計算処理を実
行し、該選択された通信経路を介してデータを伝送する
処理部を備えたことを特徴とする。
信経路を選択指示してデータの送受を行う通信回線網の
接続経路選択装置において、所定の時期に、通信回線網
に設けられた隣接する複数の各接続経路選択装置に接続
して経路情報・回線の使用率・回線費用・回線品質等の
回線情報を収集し、該収集した回線情報に基づき該時期
における複数の通信経路の組合せを得て、予め設定した
条件に最も近い通信経路を選択する最適化計算処理を実
行し、該選択された通信経路を介してデータを伝送する
処理部を備えたことを特徴とする。
【０００９】また、前記処理部は、複数の各接続経路選
択装置から前記回線情報としてデータの送受時に経由し
た経由段数を収集し、前記最適化計算処理を実行する構
成としても良い。
択装置から前記回線情報としてデータの送受時に経由し
た経由段数を収集し、前記最適化計算処理を実行する構
成としても良い。
【００１０】また、前記各接続経路選択装置の外部に設
けられる外部装置を備え、該外部装置は、前記各装置が
収集した回線情報を所定の時期に収集し、該収集した回
線情報に基づき該時期における複数の通信経路の組合せ
を得て、予め設定した条件に最も近い通信経路を選択す
る最適化計算処理を実行し、該通信経路の選択結果を該
当する装置に送付する処理部を備えた構成としても良
い。
けられる外部装置を備え、該外部装置は、前記各装置が
収集した回線情報を所定の時期に収集し、該収集した回
線情報に基づき該時期における複数の通信経路の組合せ
を得て、予め設定した条件に最も近い通信経路を選択す
る最適化計算処理を実行し、該通信経路の選択結果を該
当する装置に送付する処理部を備えた構成としても良
い。
【００１１】本発明の記録媒体は、通信回線網上の通信
経路を選択指示してデータの送受を行う通信回線網の接
続経路選択装置の接続経路選択プログラムを記録した記
録媒体であって、該接続経路選択プログラムは装置のコ
ンピュータに、所定の時期に、通信回線網に設けられた
隣接する複数の各接続経路選択装置に接続して経路情報
・回線の使用率・回線費用・回線品質等の回線情報を収
集させる処理を実行させた後、前記収集した回線情報に
基づき該時期における複数の通信経路の組合せを得る処
理を実行させた後、予め設定した条件に最も近い通信経
路を選択する処理を実行させた後、前記通信経路を介し
てデータを伝送させる処理を実行させることを特徴とす
る。
経路を選択指示してデータの送受を行う通信回線網の接
続経路選択装置の接続経路選択プログラムを記録した記
録媒体であって、該接続経路選択プログラムは装置のコ
ンピュータに、所定の時期に、通信回線網に設けられた
隣接する複数の各接続経路選択装置に接続して経路情報
・回線の使用率・回線費用・回線品質等の回線情報を収
集させる処理を実行させた後、前記収集した回線情報に
基づき該時期における複数の通信経路の組合せを得る処
理を実行させた後、予め設定した条件に最も近い通信経
路を選択する処理を実行させた後、前記通信経路を介し
てデータを伝送させる処理を実行させることを特徴とす
る。
【００１２】上記構成によれば、所定の時期に隣接する
複数の各接続経路選択装置に接続して通信回線網の回線
情報を収集して通信経路の最適化計算処理を実行する。
この最適化により予め設定した条件に最も近い通信経路
が選択されデータを通信できるようになる。これによ
り、通信経路の条件が変化する都度、あるいは予め設定
された時間間隔で、あるいはその複合で、その時点にお
ける通信回線網内のデータの通信経路を最適化でき、通
信回線網全体のスループットの向上、通信回線網の局部
的な回線使用率のアンバランスを回避し、通信回線網の
通信品質を向上させる等を実現することが可能となる。
本装置は、通信回線上の各接続経路選択装置が回線情報
の収集及び通信経路の最適化演算を行う構成とする他、
接続畏敬路選択装置の外部に外部装置として設け、各接
続経路選択装置が収集した回線情報を収集して通信経路
の最適化演算を実行後、該当する接続経路選択装置に通
信経路を指示する構成にもできる。
複数の各接続経路選択装置に接続して通信回線網の回線
情報を収集して通信経路の最適化計算処理を実行する。
この最適化により予め設定した条件に最も近い通信経路
が選択されデータを通信できるようになる。これによ
り、通信経路の条件が変化する都度、あるいは予め設定
された時間間隔で、あるいはその複合で、その時点にお
ける通信回線網内のデータの通信経路を最適化でき、通
信回線網全体のスループットの向上、通信回線網の局部
的な回線使用率のアンバランスを回避し、通信回線網の
通信品質を向上させる等を実現することが可能となる。
本装置は、通信回線上の各接続経路選択装置が回線情報
の収集及び通信経路の最適化演算を行う構成とする他、
接続畏敬路選択装置の外部に外部装置として設け、各接
続経路選択装置が収集した回線情報を収集して通信経路
の最適化演算を実行後、該当する接続経路選択装置に通
信経路を指示する構成にもできる。
【００１３】
【発明の実施の形態】（第１実施形態）本発明の通信回
線網の接続経路選択装置の第１実施形態を説明する。図
１は、通信回線網（ネットワーク）の構成例を示す図で
ある。複数のルータ１（１ａ，１ｂ，…，１ｎ）は、相
互にあるいは通信回線網Ａを介して接続されている。
線網の接続経路選択装置の第１実施形態を説明する。図
１は、通信回線網（ネットワーク）の構成例を示す図で
ある。複数のルータ１（１ａ，１ｂ，…，１ｎ）は、相
互にあるいは通信回線網Ａを介して接続されている。
【００１４】このルータ１は、通信回線網Ａを介して他
のルータ１ｂ，…，１ｎにデータを伝達すべく通信経路
を制御する。特にそれぞれのルータ１にて構築されてい
るＬＡＮ間を接続する為、ネットワークアドレスを認識
し、通信回線網Ａの通信経路を指示してデータの送受を
行う。この通信経路の選択は、各ルータ１ｂ，…，１ｎ
のネットワークアドレスに対する通信経路を設定するル
ーティングテーブルを用いてルータ１ｂ，…，１ｎを指
定し行う。
のルータ１ｂ，…，１ｎにデータを伝達すべく通信経路
を制御する。特にそれぞれのルータ１にて構築されてい
るＬＡＮ間を接続する為、ネットワークアドレスを認識
し、通信回線網Ａの通信経路を指示してデータの送受を
行う。この通信経路の選択は、各ルータ１ｂ，…，１ｎ
のネットワークアドレスに対する通信経路を設定するル
ーティングテーブルを用いてルータ１ｂ，…，１ｎを指
定し行う。
【００１５】図２は、ルータ１の内部構成を示すブロッ
ク図である。以下、あるルータ１ａについて内部構成及
び作用を説明する。ルータ１は、ＭＰＵ等の処理部１０
と、通信回線網Ａとの接続及び通信制御を行う通信制御
部１１と、ＲＯＭ等からなりルータ１の各種処理手順を
格納する処理手順格納部１２と、ＲＡＭ等からなる記憶
部１３と、時間計測を行い、回線情報を収集する時期が
設定されたタイマー機能部１４とによって構成される。
ク図である。以下、あるルータ１ａについて内部構成及
び作用を説明する。ルータ１は、ＭＰＵ等の処理部１０
と、通信回線網Ａとの接続及び通信制御を行う通信制御
部１１と、ＲＯＭ等からなりルータ１の各種処理手順を
格納する処理手順格納部１２と、ＲＡＭ等からなる記憶
部１３と、時間計測を行い、回線情報を収集する時期が
設定されたタイマー機能部１４とによって構成される。
【００１６】記憶部１３には、複数の記憶領域１３ａ〜
１３ｄを備える。記憶領域１３ａには回線情報及び統計
等の処理を行った情報が記憶される。記憶領域１３ｂに
は最適計算結果の通信回線網経路制御情報が記憶され
る。記憶領域１３ｃには現在の通信回線網経路制御情報
が記憶される。記憶領域１３ｄは、その他ＭＰＵ等の処
理装置１０の使用する作業用記憶領域である。記憶領域
１３ｃにおける現在の通信回線網経路制御情報は上記説
明したルーティングテーブルに相当する。
１３ｄを備える。記憶領域１３ａには回線情報及び統計
等の処理を行った情報が記憶される。記憶領域１３ｂに
は最適計算結果の通信回線網経路制御情報が記憶され
る。記憶領域１３ｃには現在の通信回線網経路制御情報
が記憶される。記憶領域１３ｄは、その他ＭＰＵ等の処
理装置１０の使用する作業用記憶領域である。記憶領域
１３ｃにおける現在の通信回線網経路制御情報は上記説
明したルーティングテーブルに相当する。
【００１７】ルータ１ａの通信制御部１１は、このルー
タ１ａに隣接する全てのルータ１（１ｂ，…１ｎ）に接
続して、これら複数のルータ１から回線情報を収集す
る。各ルータ１から収集する回線情報は、ルータネット
ワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３層「ネ
ットワークレイヤー」の情報や、通信回線網Ａの情報、
各ルータ１における通信回線の経路情報、通信回線網使
用率、回線品質、ルータ経由段数等がある。このよう
に、予め設定された処理手順格納部１２の処理手順に従
い、処理部１０の指示の基に通信制御部１１を介して上
記回線情報を収集し、記憶部１３の記憶領域１３ａに各
種回線情報及び統計等の処理を行った情報を格納する。
タ１ａに隣接する全てのルータ１（１ｂ，…１ｎ）に接
続して、これら複数のルータ１から回線情報を収集す
る。各ルータ１から収集する回線情報は、ルータネット
ワークアドレスと呼ばれるＯＳＩ参照モデル第３層「ネ
ットワークレイヤー」の情報や、通信回線網Ａの情報、
各ルータ１における通信回線の経路情報、通信回線網使
用率、回線品質、ルータ経由段数等がある。このよう
に、予め設定された処理手順格納部１２の処理手順に従
い、処理部１０の指示の基に通信制御部１１を介して上
記回線情報を収集し、記憶部１３の記憶領域１３ａに各
種回線情報及び統計等の処理を行った情報を格納する。
【００１８】尚、回線情報の１項目である回線費用（回
線使用時に発生する通信費）は、予め、あるいは必要時
にルータ１ａに設定され、あるいは通信回線網Ａ等を経
由して収集した上記回線情報と共に、記憶部１３の記憶
領域１３ａに各種収集情報及び統計等の処理を行った情
報として記憶される。
線使用時に発生する通信費）は、予め、あるいは必要時
にルータ１ａに設定され、あるいは通信回線網Ａ等を経
由して収集した上記回線情報と共に、記憶部１３の記憶
領域１３ａに各種収集情報及び統計等の処理を行った情
報として記憶される。
【００１９】図３は、処理部１０の処理手順を示すフロ
ーチャートである。処理部１０は、タイマー機能部１４
が指示した回線情報収集の所定時期になると（ＳＰ
１）、通信制御部１１を経由して通信回線網Ａに関する
回線情報（上記の応答時間、回線網経路情報、回線使用
率等）を収集し、記憶領域１３ａに格納する（ＳＰ
２）。
ーチャートである。処理部１０は、タイマー機能部１４
が指示した回線情報収集の所定時期になると（ＳＰ
１）、通信制御部１１を経由して通信回線網Ａに関する
回線情報（上記の応答時間、回線網経路情報、回線使用
率等）を収集し、記憶領域１３ａに格納する（ＳＰ
２）。
【００２０】次に、処理手順格納部１２の処理手順に従
い、上記タイマー機能部１４に設定されている最適化処
理を実行する所定時期になると（ＳＰ３−ＹＥＳ）、収
集した回線情報を用いて通信経路に関する最適化計算処
理を実行する（ＳＰ４）。ＳＰ３の処理は、ＳＰ１によ
る回線情報を収集した所定時期以降の所定時期に実行さ
れる。これに限らず、ＳＰ３の処理はＳＰ１実行後直ち
に実行することもできる。
い、上記タイマー機能部１４に設定されている最適化処
理を実行する所定時期になると（ＳＰ３−ＹＥＳ）、収
集した回線情報を用いて通信経路に関する最適化計算処
理を実行する（ＳＰ４）。ＳＰ３の処理は、ＳＰ１によ
る回線情報を収集した所定時期以降の所定時期に実行さ
れる。これに限らず、ＳＰ３の処理はＳＰ１実行後直ち
に実行することもできる。
【００２１】最適化計算処理は、例えば、ルータ１ａか
ら所望する接続先のルータ１ｃに対して最短時間でデー
タを伝達可能な通信経路（各ルータ１ｂ〜１ｎの通信経
路の組合せ）を得る。この最短時間でのデータ伝達は、
演算用のパラメータとして得た上記回線情報（経路情
報、回線の使用率、回線費用、回線品質等）にそれぞれ
優先度を附して最短時間を算出する。例えば、回線の使
用率の情報に高い優先度が設定されていれば、この回線
の使用率が低い通信経路の組合せを複数演算して得た
後、最も低い回線使用率の通信経路が得られる。次の優
先度として回線費用が設定されていれば、回線費用が安
価な通信経路の組合せを複数演算して得た後、最も安価
な通信経路が得られる。最終的に最適化計算結果として
は、これら得た複数の通信経路の組合せの中から優先度
が高いものを選択する。
ら所望する接続先のルータ１ｃに対して最短時間でデー
タを伝達可能な通信経路（各ルータ１ｂ〜１ｎの通信経
路の組合せ）を得る。この最短時間でのデータ伝達は、
演算用のパラメータとして得た上記回線情報（経路情
報、回線の使用率、回線費用、回線品質等）にそれぞれ
優先度を附して最短時間を算出する。例えば、回線の使
用率の情報に高い優先度が設定されていれば、この回線
の使用率が低い通信経路の組合せを複数演算して得た
後、最も低い回線使用率の通信経路が得られる。次の優
先度として回線費用が設定されていれば、回線費用が安
価な通信経路の組合せを複数演算して得た後、最も安価
な通信経路が得られる。最終的に最適化計算結果として
は、これら得た複数の通信経路の組合せの中から優先度
が高いものを選択する。
【００２２】特に、演算用のパラメータとしてルータ経
由段数（データに附加された回線情報；情報の送受を行
う他のルータ１ｂ，…，１ｎを経由した回数の情報）を
用い、最適化計算処理の優先度を高く設定しておくこと
により、経由するルータ１の数が最も少ない通信経路を
選択できるようになる。また、ドメイン内ルーティング
プロトコルであるＲＩＰでは、経由段数に制限（経由段
数が例えば１６段以上でパケットが廃棄される場合）が
あり、データの伝達が行えなくなる。本発明は、このパ
ケット廃棄に対応するため、回線情報として得た経由段
数が１６段以上となった場合には、該当する通信経路を
選択せずに他の通信経路を選択するよう切り換えること
もできる。この場合、他の演算用のパラメータの優先度
を上げて最適化計算処理した結果の通信経路を選択する
要項性しておけばよい。なお、実際に送信されるデータ
は、最適化計算処理を行った後に送信実行されるため、
上記パケットの廃棄は発生しない。
由段数（データに附加された回線情報；情報の送受を行
う他のルータ１ｂ，…，１ｎを経由した回数の情報）を
用い、最適化計算処理の優先度を高く設定しておくこと
により、経由するルータ１の数が最も少ない通信経路を
選択できるようになる。また、ドメイン内ルーティング
プロトコルであるＲＩＰでは、経由段数に制限（経由段
数が例えば１６段以上でパケットが廃棄される場合）が
あり、データの伝達が行えなくなる。本発明は、このパ
ケット廃棄に対応するため、回線情報として得た経由段
数が１６段以上となった場合には、該当する通信経路を
選択せずに他の通信経路を選択するよう切り換えること
もできる。この場合、他の演算用のパラメータの優先度
を上げて最適化計算処理した結果の通信経路を選択する
要項性しておけばよい。なお、実際に送信されるデータ
は、最適化計算処理を行った後に送信実行されるため、
上記パケットの廃棄は発生しない。
【００２３】処理部１０は最適化計算処理の結果を記憶
領域１３ｂに通信回線網経路制御情報として格納する。
この最適化計算の結果が予め設定された通信回線網の通
信経路の変化範囲（設定値）よりも大きくなった場合に
は、処理手順格納部１２の処理手順に従い、通信回線網
Ａの通信経路を最適化手法により再計算する。その結果
は記憶領域１３ｂに格納される。
領域１３ｂに通信回線網経路制御情報として格納する。
この最適化計算の結果が予め設定された通信回線網の通
信経路の変化範囲（設定値）よりも大きくなった場合に
は、処理手順格納部１２の処理手順に従い、通信回線網
Ａの通信経路を最適化手法により再計算する。その結果
は記憶領域１３ｂに格納される。
【００２４】その後、処理部１０は処理手順格納部１２
の処理手順に従い、記憶領域１３ｃに格納されている現
在の通信回線網経路制御情報と、記憶領域１３ｂに格納
されている新しく算出した今回の通信回線網経路制御情
報とを記憶領域１３ａ内に記憶された回線制御の各種条
件を用いて比較する（ＳＰ５）。
の処理手順に従い、記憶領域１３ｃに格納されている現
在の通信回線網経路制御情報と、記憶領域１３ｂに格納
されている新しく算出した今回の通信回線網経路制御情
報とを記憶領域１３ａ内に記憶された回線制御の各種条
件を用いて比較する（ＳＰ５）。
【００２５】処理部１０は、この比較によりいずれか有
利な方の通信経路を選択し、更新の有無を判断する（Ｓ
Ｐ６）。ここで、今回の最適計算結果の通信回線網経路
制御情報１３ｂを選択した場合、記憶領域１３ｃに格納
されている前回の通信回線網経路制御情報は今回の通信
回線網経路情報に更新される（ＳＰ７）。以降、ルータ
１ａは、記憶領域１３ｃに格納されている更新された通
信回線網経路制御情報に従い、通信回線網Ａの通信経路
を選択、指示し、通信回線網Ａの経路を指示してデータ
の送受を行う。
利な方の通信経路を選択し、更新の有無を判断する（Ｓ
Ｐ６）。ここで、今回の最適計算結果の通信回線網経路
制御情報１３ｂを選択した場合、記憶領域１３ｃに格納
されている前回の通信回線網経路制御情報は今回の通信
回線網経路情報に更新される（ＳＰ７）。以降、ルータ
１ａは、記憶領域１３ｃに格納されている更新された通
信回線網経路制御情報に従い、通信回線網Ａの通信経路
を選択、指示し、通信回線網Ａの経路を指示してデータ
の送受を行う。
【００２６】上記説明では、便宜上ある１つのルータ１
ａを主に説明したが、通信回線Ａ上に設けられる各ルー
タ１ｂ〜１ｎについても同様の機能を有することによ
り、各ルータ１ａ〜１ｎにおける通信経路の最適化制御
を実行できるようになる。
ａを主に説明したが、通信回線Ａ上に設けられる各ルー
タ１ｂ〜１ｎについても同様の機能を有することによ
り、各ルータ１ａ〜１ｎにおける通信経路の最適化制御
を実行できるようになる。
【００２７】（第２実施形態）第１実施形態では、最適
な通信経路の最適化計算処理は各ルータ１（１ａ〜１
ｎ）が行う構成としたが、これに限らず、図４の構成図
に示すように、ルータ１外部の外部装置１５が実行し、
その計算結果をルータ１で受け取り、ルータ１が通信経
路を指示する構成とすることもできる。図５は、この外
部装置１５が実行する処理手順を示すフローチャートで
ある。図示のように、外部装置１５における最適化計算
処理の各処理内容はほぼ図３と同様である。相違点は、
外部装置１５で行うためにルータ１から回線網に関する
回線情報の報告を受けるための指示の処理（ＳＰ１２）
を加え、及びルータ１に対する通信経路の更新の有無の
判断処理（ＳＰ１６）と、ルータ１に対する通信経路等
の必要情報の送信処理（ＳＰ１７）の各処理内容を一部
変更して用いるだけでよい。
な通信経路の最適化計算処理は各ルータ１（１ａ〜１
ｎ）が行う構成としたが、これに限らず、図４の構成図
に示すように、ルータ１外部の外部装置１５が実行し、
その計算結果をルータ１で受け取り、ルータ１が通信経
路を指示する構成とすることもできる。図５は、この外
部装置１５が実行する処理手順を示すフローチャートで
ある。図示のように、外部装置１５における最適化計算
処理の各処理内容はほぼ図３と同様である。相違点は、
外部装置１５で行うためにルータ１から回線網に関する
回線情報の報告を受けるための指示の処理（ＳＰ１２）
を加え、及びルータ１に対する通信経路の更新の有無の
判断処理（ＳＰ１６）と、ルータ１に対する通信経路等
の必要情報の送信処理（ＳＰ１７）の各処理内容を一部
変更して用いるだけでよい。
【００２８】上記説明した各実施の形態では、回線情報
の収集の時期（ＳＰ１）は、タイマー機能部１４に設定
された所定の時期に行う構成とした。この他、回線情報
を収集する所定の時期としては、収集指令が操作入力さ
れた任意の時期や、ルーティングテーブルの更新時や、
ネットワーク構成の変更時等に行う構成としてもよい。
なお、これらの時期においては、回線情報の収集毎に回
線を使用し課金が発生する。
の収集の時期（ＳＰ１）は、タイマー機能部１４に設定
された所定の時期に行う構成とした。この他、回線情報
を収集する所定の時期としては、収集指令が操作入力さ
れた任意の時期や、ルーティングテーブルの更新時や、
ネットワーク構成の変更時等に行う構成としてもよい。
なお、これらの時期においては、回線情報の収集毎に回
線を使用し課金が発生する。
【００２９】そして、上記各実施形態によれば、ネット
ワーク構成の変更時等の通信経路の条件が変化する都
度、あるいはタイマー機能部１４に設定された時間間隔
で、あるいはその複合で最適化演算を実行し、その時点
における通信回線網内のデータの通信経路を最適化でき
る。これにより、通信回線網全体のスループットの向
上、通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを
回避し、通信回線網の通信品質を向上させる等を実現す
ることが可能となる。
ワーク構成の変更時等の通信経路の条件が変化する都
度、あるいはタイマー機能部１４に設定された時間間隔
で、あるいはその複合で最適化演算を実行し、その時点
における通信回線網内のデータの通信経路を最適化でき
る。これにより、通信回線網全体のスループットの向
上、通信回線網の局部的な回線使用率のアンバランスを
回避し、通信回線網の通信品質を向上させる等を実現す
ることが可能となる。
【００３０】他の構成例を説明する。通信経路Ａに含ま
れるルータ１が全て上記回線情報の収集の機能を有する
構成とすれば、ルータ同士間でのデータの送信時あるい
は受信時に、経由した各ルータ間の回線情報を同時に収
集できるようになる。これにより回線情報の収集のため
の課金は発生しない。各ルータは、データの送信時ある
いは受信時にデータの送受信とともに、回線情報として
各ルータ同士間でかかった応答時間を送受信のデータに
付けて送付する。これにより、ルータ１ａでは、データ
送受信と同時にこの通信経路上に位置した各ルータ間の
応答時間を得ることができる。回線情報として、この応
答時間を最適化演算のパラメータとして用いることがで
きる。
れるルータ１が全て上記回線情報の収集の機能を有する
構成とすれば、ルータ同士間でのデータの送信時あるい
は受信時に、経由した各ルータ間の回線情報を同時に収
集できるようになる。これにより回線情報の収集のため
の課金は発生しない。各ルータは、データの送信時ある
いは受信時にデータの送受信とともに、回線情報として
各ルータ同士間でかかった応答時間を送受信のデータに
付けて送付する。これにより、ルータ１ａでは、データ
送受信と同時にこの通信経路上に位置した各ルータ間の
応答時間を得ることができる。回線情報として、この応
答時間を最適化演算のパラメータとして用いることがで
きる。
【００３１】さらに他の構成例を説明する。ルータにお
けるデータ受信時、回線情報を同時に収集する場合に
は、データの受信の順序を演算用パラメータとして用い
ることもできる。あるルータからルータ１ａに対するデ
ータの送信時、このデータを分割したパケットＡ，Ｂ，
Ｃの送信順序で送信したとする。ルータ１ａで受信した
データがパケットＢ，Ａ，Ｃの順序であった場合、パケ
ットＡの遅延は、このパケットＡを伝送した通信経路上
の回線が混雑していると判断できる。回線情報として、
このパケットの受信順序（各パケットの通信経路）を最
適化演算のパラメータとして用いることができる。
けるデータ受信時、回線情報を同時に収集する場合に
は、データの受信の順序を演算用パラメータとして用い
ることもできる。あるルータからルータ１ａに対するデ
ータの送信時、このデータを分割したパケットＡ，Ｂ，
Ｃの送信順序で送信したとする。ルータ１ａで受信した
データがパケットＢ，Ａ，Ｃの順序であった場合、パケ
ットＡの遅延は、このパケットＡを伝送した通信経路上
の回線が混雑していると判断できる。回線情報として、
このパケットの受信順序（各パケットの通信経路）を最
適化演算のパラメータとして用いることができる。
【００３２】
【発明の効果】本発明によれば、通信回線網内のデータ
の最適な通信経路を選択し伝送する事ができる為、通信
回線網全体のスループットを向上し、回線品質を向上す
る事ができる。また、通信回線網の局部的な回線使用率
のアンバランスを回避し、通信回線網の通信品質を向上
させる事が出来る。本発明は、通信回線に設けられる各
接続経路選択装置が他の接続経路選択装置に接続して回
線情報の収集及び通信経路の最適化演算を行う構成に限
らず、接続経路選択装置の外部に外部装置を設けて各接
続経路選択装置が収集した回線情報を収集して通信経路
の最適化演算を実行後、該当する接続経路選択装置にデ
ータの通信経路を指示する構成としても同様の効果を得
ることができる。
の最適な通信経路を選択し伝送する事ができる為、通信
回線網全体のスループットを向上し、回線品質を向上す
る事ができる。また、通信回線網の局部的な回線使用率
のアンバランスを回避し、通信回線網の通信品質を向上
させる事が出来る。本発明は、通信回線に設けられる各
接続経路選択装置が他の接続経路選択装置に接続して回
線情報の収集及び通信経路の最適化演算を行う構成に限
らず、接続経路選択装置の外部に外部装置を設けて各接
続経路選択装置が収集した回線情報を収集して通信経路
の最適化演算を実行後、該当する接続経路選択装置にデ
ータの通信経路を指示する構成としても同様の効果を得
ることができる。
【図１】第１実施形態における通信回線網の構成例を示
す図。
す図。
【図２】ルータの内部構成を示すブロック図。
【図３】ルータが実行する通信経路の最適化処理の内容
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図４】第２実施形態における最適化計算処理を外部装
置が実行する場合の構成例を示す図。
置が実行する場合の構成例を示す図。
【図５】第２実施形態における外部装置が実行する通信
経路の最適化処理の内容を示すフローチャート。
経路の最適化処理の内容を示すフローチャート。
１（１ａ〜１ｎ）…ルータ、１０…処理部、１１…通信
制御部、１２…処理手順格納部、１３…記憶部、１３ａ
…各種収集情報及び統計等の処理を行った情報の記憶領
域、１３ｂ…最適計算結果の通信回線網経路制御情報の
記憶領域、１３ｃ…現在の通信回線網経路制御情報の記
憶領域、１３ｄ…処理部が使用する作業用の記憶領域、
１４…タイマー機能部、１５…外部装置、Ａ…通信回線
網。
制御部、１２…処理手順格納部、１３…記憶部、１３ａ
…各種収集情報及び統計等の処理を行った情報の記憶領
域、１３ｂ…最適計算結果の通信回線網経路制御情報の
記憶領域、１３ｃ…現在の通信回線網経路制御情報の記
憶領域、１３ｄ…処理部が使用する作業用の記憶領域、
１４…タイマー機能部、１５…外部装置、Ａ…通信回線
網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K030 GA03 GA20 HA08 HC01 HC14 HD03 HD06 KA05 LB05 LE17 MA04 MB09 MB16 MC07 MC09 5K033 AA01 AA04 CB01 CB06 CB08 DA05 DB12 DB16 DB18 EA06 EA07 EC04
Claims (5)
- 【請求項１】 通信回線網上の通信経路を選択指示して
データの送受を行う通信回線網の接続経路選択方法にお
いて、 所定の時期に、通信回線網に設けられた隣接する複数の
各接続経路選択装置に接続し、 経路情報・回線の使用率・回線費用・回線品質等の回線
情報を収集した後、 前記収集した回線情報に基づき該時期における複数の通
信経路の組合せを得た後、 予め設定した条件に最も近い通信経路を選択した後、 前記通信経路を介してデータを伝送することを特徴とす
る通信回線網の接続経路選択方法。 - 【請求項２】 通信回線網上の通信経路を選択指示して
データの送受を行う通信回線網の接続経路選択装置にお
いて、 所定の時期に、通信回線網に設けられた隣接する複数の
各接続経路選択装置に接続して経路情報・回線の使用率
・回線費用・回線品質等の回線情報を収集し、該収集し
た回線情報に基づき該時期における複数の通信経路の組
合せを得て、予め設定した条件に最も近い通信経路を選
択する最適化計算処理を実行し、該選択された通信経路
を介してデータを伝送する処理部を備えたことを特徴と
する通信回線網の接続経路選択装置。 - 【請求項３】 前記処理部は、複数の各接続経路選択装
置から前記回線情報としてデータの送受時に経由した経
由段数を収集し、前記最適化計算処理を実行する請求項
２記載の通信回線網の接続経路選択装置。 - 【請求項４】 前記各接続経路選択装置の外部に設けら
れる外部装置を備え、該外部装置は、前記各装置が収集
した回線情報を所定の時期に収集し、該収集した回線情
報に基づき該時期における複数の通信経路の組合せを得
て、予め設定した条件に最も近い通信経路を選択する最
適化計算処理を実行し、該通信経路の選択結果を該当す
る装置に送付する処理部を備えた請求項２，３のいずれ
かに記載の通信回線網の接続経路選択装置。 - 【請求項５】 通信回線網上の通信経路を選択指示して
データの送受を行う通信回線網の接続経路選択装置の接
続経路選択プログラムを記録した記録媒体であって、 該接続経路選択プログラムは装置のコンピュータに、 所定の時期に、通信回線網に設けられた隣接する複数の
各接続経路選択装置に接続して経路情報・回線の使用率
・回線費用・回線品質等の回線情報を収集させる処理を
実行させた後、 前記収集した回線情報に基づき該時期における複数の通
信経路の組合せを得る処理を実行させた後、 予め設定した条件に最も近い通信経路を選択する処理を
実行させた後、 前記通信経路を介してデータを伝送させる処理を実行さ
せることを特徴とする通信回線網の接続経路選択プログ
ラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000348387A JP2002152265A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通信回線網の接続経路選択方法と装置及び該接続経路選択プログラムを記録した記録媒体 |
| US09/792,066 US20020057707A1 (en) | 2000-11-15 | 2001-02-26 | Method and apparatus (router) for selecting connection route on communication line network and recording medium for storing a program for selecting the connection route |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000348387A JP2002152265A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通信回線網の接続経路選択方法と装置及び該接続経路選択プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002152265A true JP2002152265A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18821984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000348387A Pending JP2002152265A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通信回線網の接続経路選択方法と装置及び該接続経路選択プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020057707A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002152265A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7001121B2 (ja) | 2020-05-19 | 2022-01-19 | 住友電気工業株式会社 | 車載通信システム、スイッチ装置および車載通信方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2829330B1 (fr) * | 2001-08-31 | 2003-11-28 | Canon Kk | Procede de demande de reception du resultat d'execution d'une fonction a distance a une date predeterminee |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5150464A (en) * | 1990-06-06 | 1992-09-22 | Apple Computer, Inc. | Local area network device startup process |
| JPH08507623A (ja) * | 1992-12-21 | 1996-08-13 | アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド | ノードの任意トポロジー集合体を非サイクル有向グラフに変換する方法及び装置 |
| US5381403A (en) * | 1993-04-02 | 1995-01-10 | Motorola, Inc. | Method for establishing and maintaining system configuration information |
| JP3420621B2 (ja) * | 1993-11-04 | 2003-06-30 | 富士通株式会社 | 通信網の分散型経路選択制御装置 |
| JPH09275414A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Hitachi Ltd | 通信ネットワークシステム |
| US6201794B1 (en) * | 1997-03-07 | 2001-03-13 | Advanced Micro Devices, Inc. | Network with efficient message routing |
| US6003090A (en) * | 1997-04-23 | 1999-12-14 | Cabletron Systems, Inc. | System for determining network connection availability between source and destination devices for specified time period |
| US6108699A (en) * | 1997-06-27 | 2000-08-22 | Sun Microsystems, Inc. | System and method for modifying membership in a clustered distributed computer system and updating system configuration |
| US6205122B1 (en) * | 1998-07-21 | 2001-03-20 | Mercury Interactive Corporation | Automatic network topology analysis |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000348387A patent/JP2002152265A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-26 US US09/792,066 patent/US20020057707A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7001121B2 (ja) | 2020-05-19 | 2022-01-19 | 住友電気工業株式会社 | 車載通信システム、スイッチ装置および車載通信方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020057707A1 (en) | 2002-05-16 |
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