JP2002152150A - マルチポートデバイスを測定するためのテストセット - Google Patents

マルチポートデバイスを測定するためのテストセット

Info

Publication number
JP2002152150A
JP2002152150A JP2001293111A JP2001293111A JP2002152150A JP 2002152150 A JP2002152150 A JP 2002152150A JP 2001293111 A JP2001293111 A JP 2001293111A JP 2001293111 A JP2001293111 A JP 2001293111A JP 2002152150 A JP2002152150 A JP 2002152150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
connection terminal
terminal
dut
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001293111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002152150A5 (ja
Inventor
Takashi Kondo
高史 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agilent Technologies Japan Ltd
Original Assignee
Agilent Technologies Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agilent Technologies Japan Ltd filed Critical Agilent Technologies Japan Ltd
Priority to JP2001293111A priority Critical patent/JP2002152150A/ja
Publication of JP2002152150A publication Critical patent/JP2002152150A/ja
Publication of JP2002152150A5 publication Critical patent/JP2002152150A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ共用器を効率よく測定するための試験
治具の提供 【解決手段】4ポート・ネットワークアナライザを接続
する4つの測定器接続用端子と、アンテナ共用器を接続
する所要数の被測定物接続用端子とを備えるテストセッ
トであって、アンテナ共用器のアンテナ接続端子および
無線送信装置接続用端子のうち任意選択した2つを4ポ
ート・ネットワークアナライザの2つの測定ポートに、
アンテナ共用器の無線受信装置接続用端子のうち任意選
択した2つを4ポート・ネットワークアナライザの他の
2つの測定ポートに、それぞれ導通させるテストセッ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークアナライ
ザ等の伝送量の測定装置を用いてマルチポートデバイス
を測定するためのテストセットに係り、特に、4ポート
・ネットワークアナライザに接続して、複数の無線通信
規格に対応したアンテナ共用器を測定するためのテスト
セットに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、世界各地で様々な無線通信サービ
スが提供されている。これらの無線通信サービスは、あ
る特定の無線通信規格に準拠してサービス提供が行われ
ているため、特定の無線通信規格にのみ準拠した無線通
信端末では、無線通信サービスを受けられる地域が限定
されるという不便さがある。最近では、この不便さを解
消するために、1つの携帯無線端末が複数の無線通信規
格に対応している。複数の無線通信規格に対応するため
に、携帯無線端末は、特定の無線通信規格に対応した無
線通信装置を複数備えており、これらの無線通信装置
は、マルチプレクサとも称されるアンテナ共用器を介し
て、1つのアンテナを共用している。
【0003】ここで、アンテナ共用器の一例を図1に示
す。図1において、アンテナ共用器100は、GSM,
PCSおよびDCSの3つの無線通信規格に対応するも
のであって、アンテナと、GSM,PCSおよびDCS
のそれぞれの無線通信規格に準拠した無線通信装置とを
接続するための9つの端子、すなわち、アンテナ接続用
端子Ant1と、送信装置接続用端子の一例であるGS
M送信装置接続用端子Tx1と、第一の受信装置接続用
端子の一例であるGSM受信装置接続用端子Rx1a,
DCS受信装置接続用端子Rx2aおよびPCS受信装
置接続用端子Rx3aと、第二の受信装置接続用端子の
一例であるGSM受信装置接続用端子Rx1b,DCS
受信装置接続用端子Rx2bおよびPCS受信装置接続
用端子Rx3bと、送信装置接続用共用端子の一例であ
る、DCSおよびPCSに対応したDCS/PCS送信
装置接続用共用端子Tx2とを備えている。さらに、ア
ンテナ共用器100は、デュプレクサ120と、1対2
構成のスイッチ130と、1対3構成のスイッチ160
と、低域濾波器140および170と、帯域濾波器15
0,180および190とを備える。
【0004】デュプレクサ120は、アンテナ接続用端
子Ant1とスイッチ130および160に接続され、
Ant1から入力される信号を2つの無線バンドに分
け、一方をスイッチ130に、他方をスイッチ160に
出力する。また、スイッチ130および160から入力
された信号を混合して、アンテナ接続用端子Ant1に
出力する。スイッチ130は、デュプレクサ120と、
低域濾波器140または帯域濾波器150のいずれか一
方とが導通するように動作する。低域濾波器140は、
GSM送信装置接続用端子Tx1から入力される信号を
濾波して、スイッチ130に出力する。帯域濾波器15
0は、スイッチ130から入力される信号を濾波して、
GSM受信装置接続用端子Rx1aおよびRx1bへ差
動信号として出力する。スイッチ160は、デュプレク
サ120と、低域濾波器170または帯域濾波器180
または190のいずれか1つとが導通するように動作す
る。低域濾波器170は、DCS/PCS送信装置接続
用共用端子Tx2から入力される信号を濾波して、スイ
ッチ160へ出力する。帯域濾波器180は、スイッチ
160から入力される信号を濾波して、DCS受信装置
接続用端子Rx2aおよびRx2bへ差動信号として出
力する。帯域濾波器190は、スイッチ160から入力
される信号を濾波して、PCS受信装置接続用端子Rx
3aおよびRx3bへ差動信号として出力する。
【0005】アンテナ共用器100は、各端子間の信号
漏洩量などを試験するために、それぞれの端子における
伝送特性が、ネットワークアナライザによって測定され
る。従来、アンテナ共用器のように多数のポートを備え
るデバイスを、ネットワークアナライザで測定するに
は、2つの測定方法がある。ここで、ネットワークアナ
ライザは、2つの測定ポートを有し、各測定ポートにお
ける反射係数及び測定ポート間の伝送係数を任意に測定
できる、2ポート・ネットワークアナライザである。
【0006】1つの方法は、2ポート・ネットワークア
ナライザのみを用いる方法である。本方法によりアンテ
ナ共用器を測定する例を図2に示す。図2において、2
ポート・ネットワークアナライザ200の測定ポートA
およびBは、アンテナ共用器が備える端子のうちいずれ
か2つに接続されている。本方法では、2ポート・ネッ
トワークアナライザが備える2つの測定ポートとアンテ
ナ共用器100の端子との接続状態を測定項目毎に、手
作業で随時変更して測定を行う。本方法は、アンテナ共
用器100において、所望の端子間を直接測定する事が
できるので、測定への影響を最も少なくする事ができ
る。しかしながら、本方法は、被測定物の端子数が多け
れば、測定ポートと被測定物とのケーブル接続状態を変
更する手間が多く発生する。例えば、アンテナ共用器1
00では、GSM送信装置接続用端子Tx1とDCS/
PCS送信装置接続用共用端子Tx2との間、アンテナ
接続用端子Ant1と各受信装置接続用端子との間、ア
ンテナ接続用端子Ant1とGSM送信装置接続用端子
Tx1との間、アンテナ接続用端子Ant1とDCS/
PCS送信装置接続用共用端子Tx2との間、GSM送
信装置接続用端子Tx1と各受信装置接続用端子との
間、および、DCS/PCS送信装置接続用共用端子T
x2と各受信装置接続用端子との間、において、各端子
間の伝送特性が測定される。なお、それら全ての端子の
組み合わせにおいて、2ポート・ネットワークアナライ
ザから測定用信号を、アンテナ接続用端子Ant1,G
SM送信装置接続用端子Tx1またはDCS/PCS送
信装置接続用共用端子Tx2へ入力して、各端子間の伝
送特性を測定する。アンテナ接続用端子Ant1とGS
M送信装置接続用端子Tx1、アンテナ接続用端子An
t1とDCS/PCS送信装置接続用共用端子Tx2、
または、GSM送信装置接続用端子Tx1とDCS/P
CS送信装置接続用共用端子Tx2との組み合わせにお
いては、交互に測定用信号を入力して、測定が行われ
る。従って、所要項目を全て測定するためには、22段
階の手順を必要とし、多くの時間を費やす事となる。
【0007】もう1つの方法は、2ポート・ネットワー
クアナライザと、テストセットとを用いて測定する方法
である。本方法によりアンテナ共用器を測定する例を図
3に示す。図3において、テストセット300は、ネッ
トワークアナライザ200を接続するための2つのイン
スツルメントポートP1およびP2と、アンテナ共用器
100を接続するための9つのテストポートD1、2,
3,4,5,6,7,8および9とを備え、任意のイン
スツルメントポートが任意のテストポートに導通される
クロスバスイッチである。2つのインスツルメントポー
トは、ネットワークアナライザ200の測定ポートAお
よびBに接続されている。9つのテストポートは、アン
テナ共用器の9つの端子に接続されている。本方法によ
れば、測定ポートとアンテナ共用器とのケーブル接続状
態を変更する手間が低減される。しかしながら、測定手
順は、変わらず22段階のままである。ここで、テスト
セットを構成するスイッチが10秒間に1回動作すると
仮定すると、6ヶ月間で約150万回のスイッチングが
行われる事となる。製造現場では、アンテナ共用器が絶
え間なく測定されており、テストセットも絶え間なく動
作する必要がある。従って、製造現場において用いられ
るテストセットには、許容されるスイッチング回数がほ
ぼ無限で、寿命が半永久的であるソリッドステートスイ
ッチが最適である。現在、このソリッドステートスイッ
チは、商用できるものとしては、1対2構成のスイッチ
しか存在しない。1対2構成のソリッドステートスイッ
チのみを用いて、クロスバスイッチを構成すると、少な
くとも25個のソリッドステートスイッチが必要となり
極めてコスト高となる。また、それらのスイッチが幾段
にも従属接続される事となるのでスイッチの伝送特性が
測定に誤差を与え易い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解消することを課題とするものであっ
て、その目的とするところは、ネットワークアナライザ
でアンテナ共用器を測定する場合に、ケーブルの接続状
態を変更する事無く、且つ、測定手順を低減して効率的
にかつ精度よく測定できる、経済的なテストセットを提
供する事である。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】要するに、本第一発明
は、伝送特性を測定するための、少なくとも4つの測定
ポートを有する測定装置に接続して用いられるテストセ
ットであって、アンテナ接続用端子と、送信装置接続用
端子と、第一および第二の受信装置接続用端子の組と
を、それぞれ少なくとも1つずつ備えたアンテナ共用器
を測定するために、アンテナ接続用端子および送信装置
接続用端子のうち少なくとも2つを少なくとも2つの前
記測定ポートに、第一の受信装置接続用端子のうち少な
くとも1つを少なくとも1つの前記測定ポートに、第二
の受信装置接続用端子のうち少なくとも1つを少なくと
も1つの前記測定ポートに、それぞれ独立して接続する
ように配置されたスイッチを備えたものである。また、
本第二発明は、伝送特性を測定するための、少なくとも
4つの測定ポートを有する測定装置に接続して用いられ
るテストセットであって、アンテナ接続用端子と、送信
装置接続用端子と、送信装置接続用共用端子と、第一お
よび第二の受信装置接続用端子の組とを、それぞれ少な
くとも1つずつ備えたアンテナ共用器を測定するため
に、アンテナ接続用端子,送信装置接続用端子および送
信装置接続用共用端子のうち少なくとも2つを少なくと
も2つの前記測定ポートに、第一の受信装置接続用端子
のうち少なくとも1つを少なくとも1つの前記測定ポー
トに、第二の受信装置接続用端子のうち少なくとも1つ
を少なくとも1つの前記測定ポートに、それぞれ独立し
て接続するように配置されたスイッチを備えたものであ
る。
【0010】
【実施例】以下の実施例において、例示のため被測定マ
ルチポートデバイスをアンテナ共用器として説明する
が、アンテナ共用器が好適な実施例の説明に資するとは
いえ本発明の範囲を限定するためのものではない。第一
の実施例は、測定装置の一例であるネットワークアナラ
イザを用いて、GSM,DCSおよびPCSに準拠した
アンテナ共用器の伝送特性を測定する為のテストセット
である。ここで、ネットワークアナライザは、測定ポー
トA,B,CおよびDを有し、測定ポート間の伝送係数
および各測定ポートでの反射係数を任意に測定できる、
市販の4ポート・ネットワークアナライザである。ま
た、必須ではないが、4つの測定ポートのうち、任意に
選択された1つのみから測定用信号が出力される動作モ
ードで稼動する廉価で簡易な4ポート・ネットワークア
ナライザを採用した場合について説明する。測定項目に
に応じて、必要ならば、複数のポートから測定用信号が
出力される動作モードで稼動する4ポート・ネットワー
クアナライザを用いても良い。以下、4ポート・ネット
ワークアナライザを、単に、ネットワークアナライザと
も称する。ネットワークアナライザは測定用のプログラ
ムを格納し、該プログラムを実行することにより、自身
とテストセットの設定を順次変更しつつ、測定を自動的
に進行させるものが好ましい。以下そのような実施例を
取り扱う。この点は、第二の実施例においても同様であ
る。
【0011】アンテナ共用器は、図1に示す通りであ
る。前述の通り、様々な端子の組み合わせにおいて、各
端子間の伝送特性が測定される。端子の組み合わせを詳
細に述べると以下の通りである。すなわち、アンテナ共
用器100における、アンテナ接続用端子Ant1とG
SM送信装置接続用端子Tx1,アンテナ接続用端子A
nt1とDCS/PCS送信装置接続用端子Tx2,ア
ンテナ接続用端子Ant1とGSM受信装置接続用端子
Rx1a,アンテナ接続用端子Ant1とGSM受信装
置接続用端子Rx1b,アンテナ接続用端子Ant1と
DCS受信装置接続用端子Rx2a,アンテナ接続用端
子Ant1とDCS受信装置接続用端子Rx2b,アン
テナ接続用端子Ant1とPCS受信装置接続用端子R
x3a,アンテナ接続用端子Ant1とPCS受信装置
接続用端子Rx3b,GSM送信装置接続用端子Tx1
とDCS/PCS送信装置接続用端子Tx2,GSM送
信装置接続用端子Tx1とGSM受信装置接続用端子R
x1a,GSM送信装置接続用端子Tx1とGSM受信
装置接続用端子Rx1b,GSM送信装置接続用端子T
x1とDCS受信装置接続用端子Rx2a,GSM送信
装置接続用端子Tx1とDCS受信装置接続用端子Rx
2b,GSM送信装置接続用端子Tx1とPCS受信装
置接続用端子Rx3a,GSM送信装置接続用端子Tx
1とPCS受信装置接続用端子Rx3b,DCS/PC
S送信装置接続用端子Tx2とGSM受信装置接続用端
子Rx1a,DCS/PCS送信装置接続用端子Tx2
とGSM受信装置接続用端子Rx1b,DCS/PCS
送信装置接続用端子Tx2とDCS受信装置接続用端子
Rx2a,DCS/PCS送信装置接続用端子Tx2と
DCS受信装置接続用端子Rx2b,DCS/PCS送
信装置接続用端子Tx2とPCS受信装置接続用端子R
x3a、および、DCS/PCS送信装置接続用端子T
x2とPCS受信装置接続用端子Rx3bである。な
お、全ての端子の組み合わせにおいて、4ポート・ネッ
トワークアナライザから測定用信号を、アンテナ接続用
端子Ant1,GSM送信装置接続用端子Tx1または
DCS/PCS送信装置接続用共用端子TX2へ入力し
て、各端子間の伝送特性が測定される。
【0012】このようなアンテナ共用器100の測定に
最適な本実施例のテストセットを、図4に示す。図4に
おいて、テストセット400は、第一,二,三および四
の測定装置接続用端子P11、P12,P13およびP
14と、第一,二,三,四,五,六,七,八および九の
被測定物接続用端子D11,D12,D13,D14,
D15,D16,D17,D18およびD19と、第
一,二,三,四,五,六および七のスイッチであるスイ
ッチSW11,SW12,SW13,SW14,SW1
5,SW16およびSW17と、別途ネットワークアナ
ライザの制御命令を受けそれらのスイッチの導通状態を
制御する図示しない制御部とを備えている。本実施例で
は、上記測定項目の全てをカバーし、測定項目を効率よ
く測定することを第一の基準とし、ついで、スイッチの
縦続段数が最小になるようにテストセットが構成されて
いる。測定項目を効率よく測定するためには、一設定ご
との測定できる測定項目の数を増やすことが重要であ
り、テストセットとネットワークアナライザの設定はそ
のように構成される。
【0013】全てのスイッチは、ソリッドステートスイ
ッチであって、信号を入出力するための入出力端子S
1,S2およびS3を備え、入出力端子S1と入出力端
子S2、または、入出力端子S1と入出力端子S3のい
ずれか一方を、選択的に導通させる。さらに、全てのス
イッチは、他の入出力端子と導通していない入出力端子
がその特性インピーダンスで終端されるのが好ましく、
該終端されるように、終端端子T1およびT2を備えて
おり、例えば、入出力端子S1と入出力端子S2とが導
通している時は、入出力端子S3がT1と導通され終端
されている。なお、終端端子T1およびT2は、当該入
出力端子を見る特性インピーダンス例えば50オームの
抵抗を介して接地されている。スイッチSW11は、測
定装置接続用端子P11と被測定物接続用端子D11と
スイッチSW13とに接続され、被測定物接続用端子D
11またはスイッチSW13のいずれか一方を選択し
て、測定装置接続用端子P11と導通させるスイッチで
あり、スイッチSW12は、測定装置接続用端子P12
とスイッチSW13と被測定物接続用端子D13とに接
続され、スイッチSW13または被測定物接続用端子D
13のいずれか一方を選択して、測定装置接続用端子P
12と導通させるスイッチであり、スイッチSW13
は、被測定物接続用端子D12とスイッチSW11とス
イッチSW12とに接続され、スイッチSW11または
スイッチSW12のいずれか一方を選択して、被測定物
接続用端子D12と導通させるスイッチであり、スイッ
チSW14は、測定装置接続用端子P13とスイッチS
W15と被測定物接続用端子D16とに接続され、スイ
ッチSW15または被測定物接続用端子D16のいずれ
か一方を選択して、測定装置接続用端子P13と導通さ
せるスイッチであり、スイッチSW15は、スイッチS
W14と被測定物接続用端子D14と被測定物接続用端
子D15とに接続され、被測定物接続用端子D14また
は被測定物接続用端子D15のいずれか一方を選択し
て、スイッチSW14と導通させるスイッチであり、ス
イッチSW16は、測定装置接続用端子P14とスイッ
チSW17と被測定物接続用端子D19とに接続され、
スイッチSW17または被測定物接続用端子D19のい
ずれか一方を選択して、測定装置接続用端子P14と導
通させるスイッチであり、スイッチSW17は、スイッ
チSW16と被測定物接続用端子D17と被測定物接続
用端子D18とに接続され、被測定物接続用端子D17
または被測定物接続用端子D18のいずれか一方を選択
して、スイッチSW16と導通させるスイッチである。
【0014】テストセット400と、アンテナ共用器1
00およびネットワークアナライザ500との接続状態
を図5に示す。テストセット400の各端子の接続状態
は、以下の通りである。すなわち、4つの測定装置接続
用端子は、ネットワークアナライザ500の4つの測定
ポートにそれぞれ接続される。また、被測定物接続用端
子D11がアンテナ共用器100のアンテナ接続用端子
Ant1に、被測定物接続用端子D12がアンテナ共用
器100のGSM送信装置接続用端子Tx1に、被測定
物接続用端子D13がアンテナ共用器100のDCS/
PCS送信装置接続用共用端子Tx2に、被測定物接続
用端子D14がアンテナ共用器100のGSM受信装置
接続用端子Rx1aに、被測定物接続用端子D15がア
ンテナ共用器100のDCS受信装置接続用端子Rx2
aに、被測定物接続用端子D16がアンテナ共用器10
0のPCS受信装置接続用端子Rx3aに、被測定物接
続用端子D17がアンテナ共用器100のGSM受信装
置接続用端子Rx1bに、被測定物接続用端子D18が
アンテナ共用器100のDCS受信装置接続用端子Rx
2bに、被測定物接続用端子D19がアンテナ共用器1
00のPCS受信装置接続用端子Rx3bに、それぞれ
接続される。
【0015】以下に、テストセット400を用いた測定
手順を、各段階毎に示す。なお、各段階において、アン
テナ共用器100に内臓されたスイッチ130,160
を必要に応じて制御するようにしてもよい。制御はプロ
グラムされた測定器あるいは、別途おこなう。第一段階
では、スイッチSW11において入出力端子S1を入出
力端子S2に、スイッチSW12において入出力端子S
1を入出力端子S2に、スイッチSW13において入出
力端子S1を入出力端子S3に、スイッチSW14にお
いて入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチSW
15において入出力端子S1を入出力端子S2に、スイ
ッチSW16において入出力端子S1を入出力端子S2
に、スイッチSW17において入出力端子S1を入出力
端子S2に、それぞれ導通させる。この時、ネットワー
クアナライザ500より測定装置接続用端子P12に信
号を出力して、アンテナ共用器について、GSM送信装
置接続用端子Tx1とアンテナ接続端子Ant1、GS
M送信装置接続用端子Tx1とGSM受信装置接続用端
子Rx1a、および、GSM送信装置接続用端子Tx1
とGSM受信装置接続用端子Rx1bとの間における、
それぞれの伝送特性を測定する。
【0016】第二段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチSW12
において入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチ
SW13において入出力端子S1を入出力端子S2に、
スイッチSW14において入出力端子S1を入出力端子
S2に、スイッチSW15において入出力端子S1を入
出力端子S3に、スイッチSW16において入出力端子
S1を入出力端子S2に、スイッチSW17において入
出力端子S1を入出力端子S3に、それぞれ導通させ
る。この時、ネットワークアナライザ500より測定装
置接続用端子P11に信号を出力して、アンテナ共用器
について、GSM送信装置接続用端子Tx1とDCS/
PCS送信装置接続用共用端子Tx2、GSM送信装置
接続用端子Tx1とDCS受信装置接続用端子Rx2
a、および、GSM送信装置接続用端子Tx1とDCS
受信装置接続用端子Rx2bとの間における、それぞれ
の伝送特性を測定する。
【0017】第三段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチSW12
において入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチ
SW13において入出力端子S1を入出力端子S2に、
スイッチSW14において入出力端子S1を入出力端子
S3に、スイッチSW16において入出力端子S1を入
出力端子S3に、それぞれ導通させる。スイッチSW1
2,スイッチSW15およびスイッチSW17の導通状
態は任意に選択される。この時、ネットワークアナライ
ザ500より測定装置接続用端子P11に信号を出力し
て、アンテナ共用器について、GSM送信装置接続用端
子Tx1とPCS受信装置接続用端子Rx3a、およ
び、GSM送信装置接続用端子Tx1とPCS受信装置
接続用端子Rx3bとの間における、それぞれの伝送特
性を測定する。
【0018】第四段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチSW12
において入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチ
SW14において入出力端子S1を入出力端子S2に、
スイッチSW15において入出力端子S1を入出力端子
S2に、スイッチSW16において入出力端子S1を入
出力端子S2に、スイッチSW17において入出力端子
S1を入出力端子S2に、それぞれ導通させる。スイッ
チSW13の導通状態は任意に選択される。この時、ネ
ットワークアナライザ500より測定装置接続用端子P
12に信号を出力して、アンテナ共用器について、DC
S/PCS送信装置接続用共用端子Tx2とアンテナ接
続端子Ant1、DCS/PCS送信装置接続用共用端
子Tx2とGSM受信装置接続用端子Rx1a、およ
び、DCS/PCS送信装置接続用共用端子Tx2とG
SM受信装置接続用端子Rx1bとの間における、それ
ぞれの伝送特性を測定する。
【0019】第五段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチSW12
において入出力端子S1を入出力端子S3に、SW13
において入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチ
SW14において入出力端子S1を入出力端子S2に、
スイッチSW15において入出力端子S1を入出力端子
S3に、スイッチSW16において入出力端子S1を入
出力端子S2に、スイッチSW17において入出力端子
S1を入出力端子S3に、それぞれ導通させる。この
時、ネットワークアナライザ500より測定装置接続用
端子P12に信号を出力して、アンテナ共用器につい
て、DCS/PCS送信装置接続用共用端子Tx2とG
SM送信装置接続用端子Tx1、DCS/PCS送信装
置接続用共用端子Tx2とDCS受信装置接続用端子R
x2a、および、DCS/PCS送信装置接続用共用端
子Tx2とDCS受信装置接続用端子Rx2bとの間に
おける、それぞれの伝送特性を測定する。
【0020】第六段階では、スイッチSW12において
入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチSW14
において入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチ
SW16において入出力端子S1を入出力端子S3に、
それぞれ導通させる。スイッチSW11,スイッチSW
13,スイッチSW15およびスイッチSW17の導通
状態は任意に選択される。この時、ネットワークアナラ
イザ500より測定装置接続用端子P12に信号を出力
して、アンテナ共用器について、DCS/PCS送信装
置接続用共用端子Tx2とPCS受信装置接続用端子R
x3a、および、DCS/PCS送信装置接続用共用端
子Tx2とPCS受信装置接続用端子Rx3bとの間に
おける、それぞれの伝送特性を測定する。
【0021】第七段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチSW14
において入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチ
SW15において入出力端子S1を入出力端子S2に、
スイッチSW16において入出力端子S1を入出力端子
S2に、スイッチSW17において入出力端子S1を入
出力端子S2に、それぞれ導通させる。スイッチSW1
2およびスイッチSW13の導通状態は任意に選択され
る。この時、ネットワークアナライザ500より測定装
置接続用端子P11に信号を出力して、アンテナ共用器
について、アンテナ接続端子Ant1とGSM受信装置
接続用端子Rx1a、および、アンテナ接続端子Ant
1とGSM受信装置接続用端子Rx1bとの間におけ
る、それぞれの伝送特性を測定する。
【0022】第八段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチSW14
において入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチ
SW15において入出力端子S1を入出力端子S3に、
スイッチSW16において入出力端子S1を入出力端子
S2に、スイッチSW17において入出力端子S1を入
出力端子S3に、それぞれ導通させる。スイッチSW1
2およびスイッチSW13の導通状態は任意に選択され
る。この時、ネットワークアナライザ500より測定装
置接続用端子P11に信号を出力して、アンテナ共用器
について、アンテナ接続端子Ant1とDCS受信装置
接続用端子Rx2a、および、アンテナ接続端子Ant
1とDCS受信装置接続用端子Rx2bとの間におけ
る、それぞれの伝送特性を測定する。
【0023】第九段階では、スイッチSW11において
入出力端子S1を入出力端子S2に、スイッチSW14
において入出力端子S1を入出力端子S3に、スイッチ
SW16において入出力端子S1を入出力端子S3に、
それぞれ導通させる。スイッチSW12,スイッチSW
13,スイッチSW15およびスイッチSW17の導通
状態は任意に選択される。この時、ネットワークアナラ
イザ500より測定装置接続用端子P11に信号を出力
して、アンテナ共用器について、アンテナ接続端子An
t1とPCS受信装置接続用端子Rx3a,アンテナ接
続端子Ant1とPCS受信装置接続用端子Rx3bと
の間における、それぞれの伝送特性を測定する。
【0024】このように、ケーブルの接続状態を変更す
ることなく、測定手順の段階数を低減して効率よく測定
する事ができる。また、テストスイッチを構成するスイ
ッチ数は、わずか7個である。
【0025】第二の実施例は、同様に測定装置の一例で
あるネットワークアナライザ500を用いて、GSMお
よびW−CDMAに準拠したアンテナ共用器の伝送特性
を測定する為のテストセットである。まず、該アンテナ
共用器を図6に示す。図6において、アンテナ共用器6
00は、アンテナ接続用端子Ant2と、送信装置接続
用端子の一例であるGSM送信装置接続用端子Tx4お
よびW−CDMA送信装置接続用端子Tx5と、第一の
受信装置接続用端子の一例であるGSM受信装置接続用
端子Rx4aおよびW−CDMA受信装置接続用端子R
x5aと、第二の受信装置接続用端子の一例であるRx
4bおよびW−CDMA受信装置接続用端子Rx5bと
を備える。さらに、アンテナ共用器600は、デュプレ
クサ620と、1対2構成のスイッチ630および66
0と、低域濾波器640および670と、帯域濾波器6
50および680とを備える。
【0026】デュプレクサ620は、アンテナ接続用端
子Ant2とスイッチ630および660に接続され、
Ant2から入力される信号を2つの無線バンドに分
け、一方をスイッチ630に、他方をスイッチ660に
出力する。また、スイッチ630および660から入力
された信号を混合して、アンテナ接続用端子Ant2に
出力する。スイッチ630は、デュプレクサ620と、
低域濾波器640または帯域濾波器650のいずれか一
方とが導通するように動作する。低域濾波器640は、
GSM送信装置接続用端子Tx4より入力される信号を
濾波して、スイッチ630に出力する。帯域濾波器65
0は、スイッチ630から入力される信号を濾波して、
GSM受信装置接続用端子Rx4aおよびRx4bへ差
動信号として出力する。スイッチ660は、デュプレク
サ620と、低域濾波器670または帯域濾波器68の
いずれか一方とが導通するように動作する。低域濾波器
670は、W−CDMA送信装置接続用端子Tx5から
入力される信号を濾波して、スイッチ660へ出力す
る。帯域濾波器680は、スイッチ660から入力され
る信号を濾波して、W−CDMA受信装置接続用端子R
x5aおよびRx5bへ差動信号として出力する。
【0027】アンテナ共用器600は、各送信装置接続
用端子間,アンテナ接続用端子Ant2と各受信装置接
続用端子との間、アンテナ接続用端子Ant2と各送信
装置接続用端子との間、および、各送信装置接続用端子
と各受信装置接続用端子との間において、全ての組み合
わせに対して、ネットワークアナライザ500で、その
伝送特性が測定される。なお、それら全ての端子の組み
合わせにおいて、ネットワークアナライザ500から測
定用信号を、アンテナ接続用端子Ant2または各送信
装置接続用端子へ入力して、各端子間の伝送特性が測定
される。アンテナ接続用端子Ant2と各送信装置接続
用端子、または、送信装置接続用端子同士の組み合わせ
においては、交互に測定用信号を入力して、測定が行わ
れる。
【0028】端子の組み合わせを詳細に述べると以下の
通りである。すなわち、アンテナ共用器600におけ
る、アンテナ接続用端子Ant2とGSM送信装置接続
用端子Tx4、アンテナ接続用端子Ant2とW−CD
MA送信装置接続用端子Tx5、アンテナ接続用端子A
nt2とGSM受信装置接続用端子Rx4a、アンテナ
接続用端子Ant2とGSM受信装置接続用端子Rx4
b、アンテナ接続用端子Ant2とW−CDMA受信装
置接続用端子Rx5a、アンテナ接続用端子Ant2と
W−CDMA受信装置接続用端子Rx5b、GSM送信
装置接続用端子Tx4とGSM受信装置接続用端子Rx
4a、GSM送信装置接続用端子Tx4とGSM受信装
置接続用端子Rx4b、GSM送信装置接続用端子Tx
4とW−CDMA受信装置接続用端子Rx5a、GSM
送信装置接続用端子Tx4とW−CDMA受信装置接続
用端子Rx5b、W−CDMA送信装置接続用端子Tx
5とGSM受信装置接続用端子Rx4a、W−CDMA
送信装置接続用端子Tx5とGSM受信装置接続用端子
Rx4b、W−CDMA送信装置接続用端子Tx5とW
−CDMA受信装置接続用端子Rx5a、および、W−
CDMA送信装置接続用端子Tx5とW−CDMA受信
装置接続用端子Rx5bである。
【0029】このようなアンテナ共用器の測定に最適な
本例のテストセットを、図7に示す。図7において、テ
ストセットは、第一,二,三および四の測定装置接続用
端子P21,P22,P23およびP24と、第一,
二,三,四,五,六および七の被測定物接続用端子D2
1,D22,D23,D24,D25,D26およびD
27と、第一,二,三,四および五のスイッチであるス
イッチSW21,SW22,SW23,SW24および
SW25と、ネットワークアナライザの制御命令を受け
スイッチの導通状態を制御する制御部とを備えている。
【0030】全てのスイッチは、ソリッドステートスイ
ッチであって、信号を入出力するための入出力端子S
1,S2およびS3を備え、S1とS2、または、S1
とS3のいずれか一方を、選択的に導通させる。さら
に、全てのスイッチは、他の入出力端子と導通していな
い入出力端子が終端されるように、終端端子T1および
T2を備えており、例えば、S1とS2とが導通してい
る時は、S3がT1と導通され終端されている。なお、
終端端子T1およびT2は、50オームの抵抗を介して
接地されている。スイッチSW21は、測定装置接続用
端子P21と被測定物接続用端子D21とスイッチSW
23とに接続され、被測定物接続用端子D21またはス
イッチSW23のいずれか一方を選択して、測定装置接
続用端子P21と導通させるスイッチであり、スイッチ
SW22は、測定装置接続用端子P22とスイッチSW
23と被測定物接続用端子D23とに接続され、スイッ
チSW23または被測定物接続用端子D23のいずれか
一方を選択して、測定装置接続用端子P22と導通させ
るスイッチであり、スイッチSW23は、被測定物接続
用端子D22とスイッチSW21とスイッチSW22と
に接続され、スイッチSW21またはスイッチSW22
のいずれか一方を選択して、被測定物接続用端子D22
と導通させるスイッチであり、スイッチSW24は、測
定装置接続用端子P23と被測定物接続用端子D24お
よび被測定物接続用端子D25とに接続され、被測定物
接続用端子D24または被測定物接続用端子D25のい
ずれか一方を選択して、測定装置接続用端子P23と導
通させるスイッチであり、スイッチSW25は、測定装
置接続用端子P24と被測定物接続用端子D26および
被測定物接続用端子D27とに接続され、被測定物接続
用端子D26または被測定物接続用端子D27のいずれ
か一方を選択して、測定装置接続用端子P24と導通さ
せるスイッチである。
【0031】テストセット700と、アンテナ共用器6
00およびネットワークアナライザ500との接続状態
を図8に示す。テストセット400の各端子の接続状態
は、以下の通りである。すなわち、4つの測定装置接続
用端子は、ネットワークアナライザ500の4つの測定
ポートにそれぞれ接続される。また、被測定物接続用端
子D21がアンテナ共用器600のアンテナ接続用端子
Ant2に、被測定物接続用端子D22がアンテナ共用
器600のGSM送信装置接続用端子Tx4に、被測定
物接続用端子D23がアンテナ共用器600のW−CD
MA送信装置接続用端子Tx5に、被測定物接続用端子
D24がアンテナ共用器600のGSM受信装置接続用
端子Rx4aに、被測定物接続用端子D25がアンテナ
共用器600のW−CDMA受信装置接続用端子Rx5
aに、被測定物接続用端子D26がアンテナ共用器60
0のGSM受信装置接続用端子Rx4bに、被測定物接
続用端子D27がアンテナ共用器600のW−CDMA
受信装置接続用端子Rx5bに、それぞれ接続される。
また、スイッチSW21,SW22,SW23,SW2
4及びSW25は別途ネットワークアナライザ500の
制御命令を受ける図示しない制御部により導通状態が制
御される。
【0032】以下に、本テストセットを用いた測定手順
を、各段階毎に示す。なお、各段階において、アンテナ
共用器600に内臓されたスイッチ630,660を必
要に応じて制御するようにしてもよい。制御はプログラ
ムされた測定器あるいは、別途おこなう。第一段階で
は、スイッチSW21においてS1をS2に、スイッチ
SW22においてS1をS2に、スイッチSW23にお
いてS1をS3に、スイッチSW24においてS1をS
2に、スイッチSW25においてS1をS2に、それぞ
れ導通させる。この時、ネットワークアナライザ500
より測定装置接続用端子P22に信号を出力して、アン
テナ共用器600について、GSM送信装置接続用端子
Tx4とアンテナ接続用端子Ant2、GSM送信装置
接続用端子Tx4とGSM受信装置接続用端子Rx4
a、および、GSM送信装置接続用端子Tx4とGSM
受信装置接続用端子Rx4bとの間における、それぞれ
の伝送特性を測定する。
【0033】第二段階では、スイッチSW21において
S1をS3に、スイッチSW22においてS1をS3
に、スイッチSW23においてS1をS2に、スイッチ
SW24においてS1をS3に、スイッチSW25にお
いてS1をS3に、それぞれ導通させる。この時、ネッ
トワークアナライザ500より測定装置接続用端子P2
1に信号を出力して、アンテナ共用器600について、
GSM送信装置接続用端子Tx4とW−CDMA送信装
置接続用端子Tx5、GSM送信装置接続用端子Tx4
とW−CDMA受信装置接続用端子Rx5a、および、
GSM送信装置接続用端子Tx4とW−CDMA受信装
置接続用端子Rx5bとの間における、それぞれの伝送
特性を測定する。
【0034】第三段階では、スイッチSW21において
S1をS2に、スイッチSW22においてS1をS3
に、スイッチSW24においてS1をS2に、スイッチ
SW25においてS1をS2に、それぞれ導通させる。
スイッチSW23の導通状態は任意に選択される。この
時、ネットワークアナライザ500より測定装置接続用
端子P22に信号を出力して、アンテナ共用器600に
ついて、W−CDMA送信装置接続用端子Tx5とアン
テナ接続用端子Ant2、W−CDMA送信装置接続用
端子Tx5とGSM受信装置接続用端子Rx4a、およ
び、W−CDMA送信装置接続用端子Tx5とGSM受
信装置接続用端子Rx4bとの間における、それぞれの
伝送特性を測定する。
【0035】第四段階では、スイッチSW21において
S1をS3に、スイッチSW22においてS1をS3
に、スイッチSW23においてS1をS2に、スイッチ
SW24においてS1をS3に、スイッチSW25にお
いてS1をS3に、それぞれ導通させる。スイッチSW
23の導通状態は任意に選択される。この時、ネットワ
ークアナライザ500より測定装置接続用端子P22に
信号を出力して、アンテナ共用器600について、W−
CDMA送信装置接続用端子Tx5とGSM送信装置接
続用端子Tx4、W−CDMA送信装置接続用端子Tx
5とW−CDMA受信装置接続用端子Rx5a、およ
び、W−CDMA送信装置接続用端子Tx5とW−CD
MA受信装置接続用端子Rx5bとの間における、それ
ぞれの伝送特性を測定する。
【0036】第五段階では、スイッチSW21において
S1をS2に、スイッチSW24においてS1をS2
に、スイッチSW25においてS1をS2に、それぞれ
導通させる。スイッチSW22およびスイッチSW23
の導通状態は任意に選択される。この時、ネットワーク
アナライザ500より測定装置接続用端子P21に信号
を出力して、アンテナ共用器600について、アンテナ
接続用端子Ant2とGSM受信装置接続用端子Rx4
a、および、アンテナ接続用端子Ant2とGSM受信
装置接続用端子Rx4bとの間における、それぞれの伝
送特性を測定する。
【0037】第六段階では、スイッチSW21において
S1をS2に、スイッチSW24においてS1をS3
に、スイッチSW25においてS1をS3に、それぞれ
導通させる。スイッチSW22およびスイッチSW23
の導通状態は任意に選択される。この時、ネットワーク
アナライザ500より測定装置接続用端子P21に信号
を出力して、アンテナ共用器600について、アンテナ
接続用端子Ant2とW−CDMA受信装置接続用端子
Rx5a、および、アンテナ接続用端子Ant2とW−
CDMA受信装置接続用端子Rx5bとの間における、
それぞれの伝送特性を測定する。
【0038】このように、ケーブルの接続状態を変更す
ることなく、効率的に測定する事ができる。また、テス
トスイッチを構成するスイッチ数は、わずか5個であ
る。第二の実施例においてW―CDMAをDCSに置換
えても、本発明の同様の測定法が適用できることは容易
に理解でき、そのような場合も本発明に含まれる。
【0039】上記第一、第二の実施例の説明において、
測定される被測定装置がアンテナ共用装置であるとした
が、本発明をその他のマルチポートデバイスの測定に応
用できることは容易に理解できよう。特に、上記いずれ
の実施例においても、低域濾波器や帯域濾波器が差動出
力で無い場合やそれらが任意に短絡除去されているアン
テナ共用器についても本発明を適用できることは容易に
理解でき、そのようなアンテナ共用器の測定も本発明の
範囲に含まれる。また、本発明は、被測定マルチポート
デバイスの各ポートの反射特性やポート間の伝送特性を
デバイスのポート数が測定器のポート数を超える場合に
適用して、効果があるのであり、そのようなマルチポー
トデバイスであればアンテナ共用器でなくとも本発明の
測定方法により効果を得ることができる。さらに、本発
明のネットワークアナライザが各ポートにおいて反射係
数や定在波比を測定できるように選択して、必要に応じ
てそれらの測定をおこなえることも容易に理解できよ
う。また、所望によりネットワーク・アナライザ等の測
定器が測定のみならず、テストセットと被測定装置の設
定を統一しておこなうようにすることも可能で、このよ
うにすれば測定の制御と管理が容易になる。
【0040】
【発明の効果】ネットワークアナライザでアンテナ共用
器を測定する場合に、以上説明したように構成されるテ
ストセットを用いる事により、ケーブルの接続状態を変
更する事無く、且つ、測定手順の低減して効率的に測定
する事ができる。また、該テストセットを構成するスイ
ッチの数を抑制するので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】GSM,DCSおよびPCSに準拠したアンテ
ナ共用器を示す図である。
【図2】従来技術による、2ポート・ネットワークアナ
ライザ単体を用いてアンテナ共用器を測定例を示す図で
ある。
【図3】従来技術による、2ポート・ネットワークアナ
ライザとテストセットとを用いてアンテナ共用器を測定
例を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施例における、テストセット
を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施例における、テストセット
と、アンテナ共用器およびネットワークアナライザとの
接続状態を示す図である。
【図6】GSMおよびW−CDMAに準拠したアンテナ
共用器を示す図である。
【図7】本発明の第二の実施例における、テストセット
を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施例における、テストセット
と、アンテナ共用器およびネットワークアナライザとの
接続状態を示す図である。
【符号の説明】
100,600 アンテナ共用器 400,700 テストセット 500 ネットワークアナライザ P11,P12,P13,P14 測定装置接続用端子 P21,P22,P23,P24 測定装置接続用端子 D11,D12,D13,D14,D15 被測定物接
続用端子 D16,D17,D18,D19 被測定物接続用端子 D21,D22,D23,D24,D25 被測定物接
続用端子 D26,D27 被測定物接続用端子 SW11,SW12,SW13,SW14 スイッチ SW15,SW16,SW17 スイッチ SW21,SW22,SW23,SW24,SW25
スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送特性を測定するための、少なくとも4
    つの測定ポートを有する測定装置に接続して用いられる
    テストセットであって、アンテナ接続用端子と、送信装
    置接続用端子と、第一および第二の受信装置接続用端子
    の組とを、それぞれ少なくとも1つずつ備えたアンテナ
    共用器を測定するために、アンテナ接続用端子および送
    信装置接続用端子のうち少なくとも2つを少なくとも2
    つの前記測定ポートに、第一の受信装置接続用端子のう
    ち少なくとも1つを少なくとも1つの前記測定ポート
    に、第二の受信装置接続用端子のうち少なくとも1つを
    少なくとも1つの前記測定ポートに、それぞれ独立して
    接続するように配置されたスイッチを備えた事を特徴と
    するテストセット。
  2. 【請求項2】前記アンテナ共用器は、少なくとも2つの
    前記送信装置接続用端子が、1つの前記送信装置接続用
    端子で兼用される送信装置接続用共用端子が少なくとも
    1つ備えられたアンテナ共用器である事を特徴とする請
    求項1に記載のテストセット。
  3. 【請求項3】1つの前記アンテナ接続用端子と、2つの
    前記送信装置接続用端子と、2つの、前記第一および第
    二の受信装置接続用端子の組と、を備えた前記アンテナ
    共用器を測定するために、前記テストセットは、 第一,二,三および四の測定装置接続用端子と、第一,
    二,三,四,五,六および七の被測定物接続用端子と、
    3つの入出力端子を具備する第一,二,三,四および五
    のスイッチと、を備え、 第一のスイッチは、3つの入出力端子が、第一の測定装
    置接続用端子と第一の被測定物接続用端子と第三のスイ
    ッチとに接続され、第一の被測定物接続用端子または第
    三のスイッチのいずれか一方を選択して、第一の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第二のスイッチは、3つの入出力端子が、第二の測定装
    置接続用端子と第三のスイッチと第三の被測定物接続用
    端子とに接続され、第三のスイッチまたは第三の被測定
    物接続用端子のいずれか一方を選択して、第二の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第三のスイッチは、3つの入出力端子が、第二の被測定
    物接続用端子と第一のスイッチと第二のスイッチとに接
    続され、第一のスイッチまたは第二のスイッチのいずれ
    か一方を選択して、第二の被測定物接続用端子と導通さ
    せるスイッチであり、 第四のスイッチは、3つの入出力端子が、第三の測定装
    置接続用端子と第四の被測定物接続用端子および第五の
    被測定物接続用端子とに接続され、第四の被測定物接続
    用端子または第五の被測定物接続用端子のいずれか一方
    を選択して、第三の測定装置接続用端子と導通させるス
    イッチであり、 第五のスイッチは、3つの入出力端子が、第四の測定装
    置接続用端子と第六の被測定物接続用端子および第七の
    被測定物接続用端子とに接続され、第六の被測定物接続
    用端子または第七の被測定物接続用端子のいずれか一方
    を選択して、第四の測定装置接続用端子と導通させるス
    イッチである事を特徴とする請求項1に記載のテストセ
    ット。
  4. 【請求項4】1つのアンテナ前記接続用端子と、1つの
    前記送信装置接続用端子と、1つの前記送信装置接続用
    共用端子と、3つの、前記第一および第二の受信装置接
    続用端子の組と、を備えた前記アンテナ共用器を測定す
    るために、前記テストセットは、 第一,二,三および四の測定装置接続用端子と、第一,
    二,三,四,五,六,七,八および九の被測定物接続用
    端子と、3つの入出力端子を具備する第一,二,三,
    四,五,六および七のスイッチと、を備え、 第一のスイッチは、3つの入出力端子が、第一の測定装
    置接続用端子と第一の被測定物接続用端子と第三のスイ
    ッチとに接続され、第一の被測定物接続用端子または第
    三のスイッチのいずれか一方を選択して、第一の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第二のスイッチは、3つの入出力端子が、第二の測定装
    置接続用端子と第三のスイッチと第三の被測定物接続用
    端子とに接続され、第三のスイッチまたは第三の被測定
    物接続用端子のいずれか一方を選択して、第二の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第三のスイッチは、3つの入出力端子が、第二の被測定
    物接続用端子と第一のスイッチと第二のスイッチとに接
    続され、第一のスイッチまたは第二のスイッチのいずれ
    か一方を選択して、第二の被測定物接続用端子と導通さ
    せるスイッチであり、 第四のスイッチは、3つの入出力端子が、第三の測定装
    置接続用端子と第五のスイッチと第六の被測定物接続用
    端子とに接続され、第五のスイッチまたは第六の被測定
    物接続用端子のいずれか一方を選択して、第三の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第五のスイッチは、3つの入出力端子が、第四のスイッ
    チと第四の被測定物接続用端子と第五の被測定物接続用
    端子とに接続され、第四の被測定物接続用端子または第
    五の被測定物接続用端子のいずれか一方を選択して、第
    四のスイッチと導通させるスイッチであり、 第六のスイッチは、3つの入出力端子が、第四の測定装
    置接続用端子と第七のスイッチと第九の被測定物接続用
    端子とに接続され、第七のスイッチまたは第九の被測定
    物接続用端子のいずれか一方を選択して、第四の測定装
    置接続用端子と導通させるスイッチであり、 第七のスイッチは、3つの入出力端子が、第六のスイッ
    チと第七の被測定物接続用端子と第八の被測定物接続用
    端子とに接続され、第七の被測定物接続用端子または第
    八の被測定物接続用端子のいずれか一方を選択して、第
    六のスイッチと導通させるスイッチである事を特徴とす
    る請求項2に記載のテストセット。
  5. 【請求項5】前記スイッチは、3つの入出力端子のう
    ち、他の端子と導通していない端子を終端する事を特徴
    とする請求項1乃至4に記載のテストセット。
  6. 【請求項6】前記スイッチは、ソリッドステートスイッ
    チであることを特徴とする請求項1乃至5に記載のテス
    トセット。
  7. 【請求項7】前記測定装置の制御命令を受け前記スイッ
    チを制御する制御部を備える事を特徴とする請求項1乃
    至6に記載のテストセット。
  8. 【請求項8】前記測定装置は、4つの測定ポートを有
    し、各測定ポートにおける反射係数および測定ポート間
    の伝送係数を任意に測定できる、4ポート・ネットワー
    クアナライザである事を特徴とする請求項1乃至7に記
    載のテストセット。
  9. 【請求項9】前記4ポート・ネットワークアナライザ
    は、4つの測定ポートのうち、任意に選択された1つの
    みから測定用信号が出力される事を特徴とする請求項8
    に記載のテストセット。
JP2001293111A 2001-09-26 2001-09-26 マルチポートデバイスを測定するためのテストセット Pending JP2002152150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293111A JP2002152150A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 マルチポートデバイスを測定するためのテストセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293111A JP2002152150A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 マルチポートデバイスを測定するためのテストセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002152150A true JP2002152150A (ja) 2002-05-24
JP2002152150A5 JP2002152150A5 (ja) 2008-11-13

Family

ID=19114968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001293111A Pending JP2002152150A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 マルチポートデバイスを測定するためのテストセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002152150A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321417A (ja) * 2005-08-18 2005-11-17 Agilent Technol Inc テストセットおよび測定システム
KR100691955B1 (ko) * 2001-09-07 2007-03-09 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 네트워크 애널라이저 및 이 네트워크 애널라이저에 의한측정 방법, 및 이 네트워크 애널라이저를 포함한 부품선별 장치
JP2013096841A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Anritsu Corp スペクトラム分析装置のバンド切り換えスイッチ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1064962A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Mitsubishi Electric Corp マルチポート回路の電気的特性測定用プローブヘッド,及びマルチポート回路の電気的特性測定方法
JPH1093472A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Kokusai Electric Co Ltd アンテナ切替回路
JPH11183535A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Advantest Corp 4ポートテストセット
JP2000162257A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Advantest Corp マルチポ―トデバイス解析装置及び解析方法
JP2000165288A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Murata Mfg Co Ltd 複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1064962A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Mitsubishi Electric Corp マルチポート回路の電気的特性測定用プローブヘッド,及びマルチポート回路の電気的特性測定方法
JPH1093472A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Kokusai Electric Co Ltd アンテナ切替回路
JPH11183535A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Advantest Corp 4ポートテストセット
JP2000165288A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Murata Mfg Co Ltd 複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置
JP2000162257A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Advantest Corp マルチポ―トデバイス解析装置及び解析方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100691955B1 (ko) * 2001-09-07 2007-03-09 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 네트워크 애널라이저 및 이 네트워크 애널라이저에 의한측정 방법, 및 이 네트워크 애널라이저를 포함한 부품선별 장치
JP2005321417A (ja) * 2005-08-18 2005-11-17 Agilent Technol Inc テストセットおよび測定システム
JP2013096841A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Anritsu Corp スペクトラム分析装置のバンド切り換えスイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101164243B1 (ko) 분배기 및 통신 방법
CN105428772A (zh) 用于定向耦合器模块的***和方法
CN107817368A (zh) 一种多通道s参数的测量装置及测量方法
KR20020062628A (ko) Rf 전력 분배기/합성기 회로
JP7042949B2 (ja) 受信システム、無線周波数モジュール及び無線デバイス
JP2008533914A (ja) スイッチマルチプレクサを用いて複数の広帯域rf源を組み合わせる方法
US8049558B2 (en) Switchable balanced amplifier
CN111157804B (zh) 射频开关模块及天线测试***
EP3483981B1 (en) Programmable power combiner and splitter
JP2000162257A (ja) マルチポ―トデバイス解析装置及び解析方法
CN214315261U (zh) 射频模组、射频电路和电子设备
JP2002152150A (ja) マルチポートデバイスを測定するためのテストセット
JP2005321417A (ja) テストセットおよび測定システム
CN113484735B (zh) 芯片测试选通模块及芯片测试***
CN109039291B (zh) 功率放大器***的频带选择开关设备
JP3610937B2 (ja) ネットワークアナライザ、およびこのネットワークアナライザによる測定方法、並びにこのネットワークアナライザを備える部品選別装置
CN114337710B (zh) 一种用于射频信号接收的增益切换电路和射频接收器
EP3549258B1 (en) Rf module and method for testing an rf module
CN220137397U (zh) 一种射频前端电路及卫星导航***
CN214851198U (zh) 一种信号通道隔离电路及矢量网络分析仪
CN214315263U (zh) 射频模组、射频电路和电子设备
CN219871656U (zh) 射频芯片测试***
CN212086207U (zh) 一种同频异频多载波多端口互调测试***
CN211148789U (zh) 一种多通道网络测试***
JPH11183535A (ja) 4ポートテストセット

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100707