JP2002152099A - 衛星通信ネットワークシステム - Google Patents

衛星通信ネットワークシステム

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JP2002152099A
JP2002152099A JP2000348676A JP2000348676A JP2002152099A JP 2002152099 A JP2002152099 A JP 2002152099A JP 2000348676 A JP2000348676 A JP 2000348676A JP 2000348676 A JP2000348676 A JP 2000348676A JP 2002152099 A JP2002152099 A JP 2002152099A
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geostationary
quasi
area
network system
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JP2000348676A
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Shuji Urasaki
修治 浦崎
Shigeru Makino
滋 牧野
Isamu Chiba
勇 千葉
Rumiko Yonezawa
ルミ子 米澤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い地上エリアにおいて建物等によるブロッ
キングの影響の少ない衛星通信ネットワークシステムを
得る。 【解決手段】 同一の地上軌跡を有する3個の準静止衛
星20a〜20cと、1個の静止衛星21と、それら準
静止衛星20a〜20cおよび静止衛星21と通信する
地上交換局23とを備えた。低緯度の地域に対しては静
止衛星21を、高緯度の地域に対しては準静止衛星20
a〜20cを用いることにより、特定の経度内の広い地
上エリアにおいて衛星仰角を高くすることができるた
め、建物等によるブロッキングの影響の少ない高品質な
高速データ通信等のサービスを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数個の衛星で
構成される衛星通信ネットワークシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のイリジウム(Iridi
um)衛星を用いた衛星通信ネットワークシステムを示
す配置図であり、LEO(低高度)軌道を周回する数十
個のイリジウム衛星を用いることにより、全世界的な通
信を提供するものである。図において、1は地球、2は
地軸、3はイリジウム衛星、4はそのイリジウム衛星3
のLEO軌道である。図12は例えば"Incline
d GEO Satellite Communica
tion System"(SEARCC98,Con
ference Proceedings,1998,
July,Darwin.)に示された従来の準静止衛
星システムを示す配置図であり、例えば、日本列島のよ
うな特定のエリアを対象とした通信や放送を提供するも
のである。図において、10は3個の準静止衛星10a
〜10cからなる準静止衛星システム、11は3個の準
静止衛星10a〜10cの地上軌跡であり、衛星軌道を
赤道面から約45(°)傾いた24時間周期の楕円準静
止軌道としたものである。実線はアクティブ領域、点線
はノンアクティブ領域である。12は準静止衛星システ
ム10のサービスエリアである日本・韓国エリアであ
る。図13は従来の準静止衛星システムを示す配置図で
あり、図において、13は3個の準静止衛星13a〜1
3cからなる準静止衛星システム、14は3個の準静止
衛星13a〜13cの地上軌跡であり、衛星軌道を赤道
面から約45(°)傾いた24時間周期の円(赤道面対
象)準静止軌道としたものである。15は日本・韓国エ
リア12と共に準静止衛星システム13のサービスエリ
アであるオセアニアエリアである。
【0003】次に動作について説明する。図11に示し
た従来の衛星通信ネットワークシステムでは、様々なL
EO軌道4を周回する数十個のイリジウム衛星3を用い
ることにより、地球上のほぼ全域で24時間、少なくと
も1個以上のイリジウム衛星3が可視領域にあるため、
いつでもどこでも通信を可能にすることができる。ま
た、各イリジウム衛星3に交換機を設けることにより、
イリジウム衛星3同士で衛星間通信を行うことができ、
効率良く回線を設定できるという特徴もある。また、図
12に示した従来の準静止衛星システムでは、赤道面か
ら約45(°)傾いた楕円準静止軌道上を24時間周期
で周回する3個の準静止衛星10a〜10cを用いるこ
とにより、サービスエリアである日本・韓国エリア12
の通信を可能にすることができる。図3は東京から見た
準静止衛星仰角の時間変化を示す特性図であり、8時間
毎に使用する準静止衛星を変えることにより、常時、8
0(°)以上の高仰角に準静止衛星が見えることにな
る。従って、日本・韓国エリア12においては、3個の
準静止衛星10a〜10cのいずれかが高い仰角に見え
るため、建物等によるブロッキングの影響の少ない高品
質な高速データ通信等のサービスを提供できる。また、
自動車等の移動体を対象としたサービスにおいては、自
動車の旋回方向に関わらず準静止衛星が一定方向(ほぼ
真上)にあるため、衛星追尾機構が不要となるという利
点もある。また、図13に示した従来の準静止衛星シス
テムでは、赤道面から約45(°)傾いた円準静止軌道
上を24時間周期で周回する3個の準静止衛星13a〜
13cを用いることにより、サービスエリアである日本
・韓国エリア12およびオセアニアエリア15の通信を
可能にすることができる。図4は東京から見た準静止衛
星仰角の時間変化を示す特性図であり、8時間毎に使用
する準静止衛星を変えることにより、常時、70(°)
以上の高仰角に準静止衛星が見えることになる。これ
は、準静止衛星軌跡の赤道面に対する対象性より、オセ
アニア地域においても同様である。従って、日本・韓国
エリア12およびオセアニアエリア15においては、3
個の準静止衛星13a〜13cのいずれかが高い仰角に
見えるため、建物等によるブロッキングの影響の少ない
高品質な高速データ通信等のサービスを提供できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星通信ネット
ワークシステムは以上のように構成されているので、地
上の広いエリアに対して高速データ通信等のサービスを
高品質で提供しようとすると、次のような課題があっ
た。 (1)図11に示した従来の衛星通信ネットワークシス
テムでは、イリジウム衛星3の仰角が短時間に大きく変
化する。図14は東京から見たイリジウム衛星仰角の時
間変化を示す特性図であり、図に示すように、イリジウ
ム衛星3の仰角が短時間に大きく変化するため、建物等
のブロッキングにより通信が遮断されるという課題があ
った。また、高速データ通信用に指向性の鋭い地球局ア
ンテナを用いる場合には、イリジウム衛星3を高速で追
尾したり、ブロッキングによる遮断を防ぐために複数個
にイリジウム衛星3を同時に追尾する必要があるため、
地球局装置が安価で提供できないなどの課題があった。 (2)図12および図13に示した従来の準静止衛星シ
ステムでは、建物等のブロッキングのない高品質な高速
データ通信等のサービスを提供できるのは特定の地域に
限られているため、アジア全域や全世界等の地上の広い
エリアを対象とするサービスが提供できないという課題
があった。 (3)図11から図13に示した衛星通信ネットワーク
システムでは、サービスエリアにおいて経度方向の衛星
の位置変動が大きいという課題があった。また、衛星通
信を運用する遠地点においては、例えば、軌道傾斜角が
45(°)の場合、遠地点における軌道高度は約420
00(km)となり、衛星の地上高度が高くなり、伝搬
損や遅延が大きくなるという課題があった。また、赤道
付近の領域では傾斜軌道の仰角が低く見えるという課題
もあった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、広い地上エリアにおいて建物等に
よるブロッキングの影響の少ない衛星通信ネットワーク
システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る衛星通信
ネットワークシステムは、同一の地上軌跡を有する複数
個の準静止衛星と、1個の静止衛星と、それら準静止衛
星および静止衛星と通信する地上交換局とを備えたもの
である。
【0007】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、同一の地上軌跡を有し、それぞれ交換機が設け
られた複数個の準静止衛星と、交換機が設けられ、複数
個の準静止衛星と衛星間通信を行う1個の静止衛星とを
備えたものである。
【0008】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、複数個の衛星通信サブネットワークシステムを
地球の経度方向回りに配置し、各静止衛星は、隣の衛星
通信サブネットワークシステムと共用する地上交換局と
通信を行うようにしたものである。
【0009】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、複数個の衛星通信サブネットワークシステムを
地球の経度方向回りに配置し、各静止衛星は、隣の静止
衛星と衛星間通信を行うようにしたものである。
【0010】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、準静止衛星の地上軌跡を陸地の形状に応じて調
整するようにしたものである。
【0011】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、準静止衛星の軌道周期を24時間としたもので
ある。
【0012】この発明に係る衛星通信ネットワークシス
テムは、準静止衛星の軌道周期を16時間としたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1および図2はこの発明の実施の形態
1による衛星通信サブネットワークシステムを示す配置
図であり、図1において、20は3個の準静止衛星20
a〜20cからなる準静止衛星システムであり、これら
各準静止衛星20a〜20cには、地球局および地上交
換局と通信可能にすると共に、各準静止衛星20a〜2
0c間で通信可能な通信機が設けられたものである。1
1は3個の準静止衛星20a〜20cの地上軌跡であ
り、衛星軌道を赤道面から約45(°)傾いた24時間
周期の楕円準静止軌道としたものである。12は準静止
衛星システム20のサービスエリアである日本・韓国エ
リアである。21は1個の静止衛星であり、この静止衛
星21には、地球局および地上交換局と通信可能な通信
機が設けられたものである。22はその静止衛星21の
サービスエリアである東南アジアエリアである。23は
3個の準静止衛星20a〜20cおよび1個の静止衛星
21が見通せる位置に配置され、それら準静止衛星20
a〜20cおよび静止衛星21の通信機と通信する地上
交換局である。図2において、24は3個の準静止衛星
24a〜24cからなる準静止衛星システムであり、こ
れら各準静止衛星24a〜24cには、地球局および地
上交換局と通信可能にすると共に、各準静止衛星24a
〜24c間で通信可能な通信機が設けられたものであ
る。14は3個の準静止衛星24a〜24cの地上軌跡
であり、衛星軌道を赤道面から約45(°)傾いた24
時間周期の円(赤道面対称)準静止軌道としたものであ
る。15は日本・韓国エリア12と共に準静止衛星シス
テム24のサービスエリアであるオセアニアエリアであ
る。その他、静止衛星21、東南アジアエリア22、お
よび地上交換局23は、図1に示したものと同等なもの
である。
【0014】次に動作について説明する。図1は日本・
韓国エリア12と東南アジアエリア22とをサービスエ
リアとした場合を示したものである。図において、静止
衛星21は赤道上に位置しているため、そのサービスエ
リアである東南アジアエリア22から見るとその仰角は
高く、建物等のブロッキングの影響の少ない高品質な高
速データ通信等のサービスを提供できる。また、日本・
韓国エリア12においては、3個の準静止衛星20a〜
20cのいずれかが高い仰角に見えるため、高品質な高
速データ通信等のサービスを提供できる。図3は東京か
ら見た準静止衛星仰角の時間変化を示す特性図であり、
8時間毎に使用する準静止衛星を変えることにより、常
時、80(°)以上の高仰角に準静止衛星が見えること
になる。従って、日本・韓国エリア12においては、3
個の準静止衛星20a〜20cのいずれかが高い仰角に
見えるため、建物等によるブロッキングの影響の少ない
高品質な高速データ通信等のサービスを提供できる。ま
た、自動車等の移動体を対象としたサービスにおいて
は、自動車の旋回方向に関わらず準静止衛星が一定方向
(ほぼ真上)にあるため、衛星追尾機構が不要となると
いう利点もある。さらに、静止衛星21と全ての準静止
衛星20a〜20cとが見通せる位置に地上交換局23
を配置したことにより、東南アジアエリア22および日
本・韓国エリア12の2個のエリア間で自由に回線が設
定でき、広い地域をサービスエリアとする衛星通信サブ
ネットワークシステムを実現できる。すなわち、例え
ば、日本・韓国エリア12にある地球局から東南アジア
エリア22の地球局へ通信する場合には、日本・韓国エ
リア12の地球局→準静止衛星20a→地上交換局23
→静止衛星21→東南アジアエリア22の地球局という
ルートで回線を設定できることになる。
【0015】図2は日本・韓国エリア12とオセアニア
エリア15と東南アジアエリア22とをサービスエリア
とした場合を示したものである。図において、静止衛星
21は赤道上に位置しているため、そのサービスエリア
である東南アジアエリア22から見るとその仰角は高
く、建物等のブロッキングの影響の少ない高品質な高速
データ通信等のサービスを提供できる。また、日本・韓
国エリア12においては、3個の準静止衛星24a〜2
4cのいずれかが高い仰角に見えるため、高品質な高速
データ通信等のサービスを提供できる。図4は東京から
見た準静止衛星仰角の時間変化を示す特性図であり、8
時間毎に使用する準静止衛星を変えることにより、常
時、70(°)以上の高仰角に準静止衛星が見えること
になる。これは、準静止衛星軌跡の赤道面に対する対象
性より、オセアニア地域においても同様である。従っ
て、日本・韓国エリア12およびオセアニアエリア15
においては、3個の準静止衛星24a〜24cのいずれ
かが高い仰角に見えるため、建物等によるブロッキング
の影響の少ない高品質な高速データ通信等のサービスを
提供できる。さらに、静止衛星21と全ての準静止衛星
24a〜24cとが見通せる位置に地上交換局23を配
置したことにより、東南アジアエリア22、日本・韓国
エリア12およびオセアニアエリア15の3個のエリア
間で自由に回線が設定でき、実質的にアジア、オセアニ
アという広い地域をサービスエリアとする衛星通信サブ
ネットワークシステムを実現できる。すなわち、例え
ば、日本・韓国エリア12にある地球局からオセアニア
エリア15の地球局へ通信する場合には、日本・韓国エ
リア12の地球局→準静止衛星24a→地上交換局23
→準静止衛星24b→オセアニアエリア15の地球局と
いうルートで回線を設定できることになる。
【0016】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、低緯度の地域に対しては静止衛星を、高緯度の地域
に対しては準静止衛星を用いる衛星通信サブネットワー
クシステムとすることにより、特定の経度内の広い地上
エリアにおいて衛星仰角を高くすることができるため、
建物等によるブロッキングの影響の少ない高品質な高速
データ通信等のサービスを提供できる。また、複数個の
準静止衛星が受け持つサービスエリア、および1個の静
止衛星が受け持つサービスエリアからなる広いエリアを
対象とするサービスを提供できる。さらに、準静止衛星
の軌道周期が24時間であることから、北半球と南半球
の両方のサービスエリアをまかなうことができるシステ
ムを実現できる。
【0017】実施の形態2.図5および図6はこの発明
の実施の形態2による衛星通信サブネットワークシステ
ムを示す配置図であり、図5において、30は3個の準
静止衛星30a〜30cからなる準静止衛星システムで
あり、これら各準静止衛星30a〜30cには、地球局
および静止衛星と通信可能にすると共に、各準静止衛星
30a〜30c間で通信可能な通信機、および通信経路
を設定可能な交換機が設けられたものである。31は1
個の静止衛星であり、この静止衛星31には、地球局お
よび準静止衛星30a〜30cと通信可能な通信機およ
び通信経路を設定可能な交換機が設けられたものであ
る。図6において、34は3個の準静止衛星34a〜3
4cからなる準静止衛星システムであり、これら各準静
止衛星34a〜34cには、地球局および静止衛星31
と通信可能にすると共に、各準静止衛星34a〜34c
間で通信可能な通信機および通信経路を設定可能な交換
機が設けられたものである。その他の構成については、
図5と同等である。
【0018】 次に動作について説明する。図5は日本
・韓国エリア12と東南アジアエリア22とをサービス
エリアとした場合を示したものである。図において、静
止衛星31は赤道上に位置しているため、そのサービス
エリアである東南アジアエリア22から見るとその仰角
は高く、建物等のブロッキングの影響の少ない高品質な
高速データ通信等のサービスを提供できる。また、日本
・韓国エリア12においては、3個の準静止衛星30a
〜30cのいずれかが高い仰角に見えるため、高品質な
高速データ通信等のサービスを提供できる。これらは、
実施の形態1と同様である。さらに、静止衛星31と全
ての準静止衛星30a〜30cとの間で衛星間通信がで
きるため、各衛星に搭載された交換機を利用すると、地
上交換局23を介することなく、東南アジアエリア22
および日本・韓国エリア12の2個のエリア間で自由に
効率の良い、また、遅延時間の短い通信回線が設定でき
ることになり、広い地域をサービスエリアとする衛星通
信サブネットワークシステムを実現できる。すなわち、
例えば、日本・韓国エリア12にある地球局から東南ア
ジアエリア22の地球局へ通信する場合には、日本・韓
国エリア12の地球局→準静止衛星30a→静止衛星3
1→東南アジアエリア22の地球局というルートで回線
を設定できることになる。 なお、静止衛星21、準静
止衛星30a〜30cがマルチビームアンテナを搭載し
ている場合には、同一の衛星でサービスを提供している
エリア内で送受信する場合にビーム間接続を衛星上の交
換機で実現でき、また、異なる衛星でサービスを提供し
ているエリア間、ビーム間で送受信する場合には、衛星
間通信の回線もマルチビームの中の1本であるとして衛
星上の交換処理をすれば良いことになる。
【0019】図6は日本・韓国エリア12とオセアニア
エリア15と東南アジアエリア22とをサービスエリア
とした場合を示したものである。図6においても、静止
衛星31と全ての準静止衛星34a〜34cとの間で衛
星間通信ができるため、各衛星に搭載された交換機を利
用すると、地上交換局23を介することなく、東南アジ
アエリア22、日本・韓国エリア12およびオセアニア
エリア15の3個のエリア間で自由に効率の良い、ま
た、遅延時間の短い通信回線が設定できることになり、
実質的にアジア、オセアニアという広い地域をサービス
エリアとする衛星通信サブネットワークシステムを実現
できる。すなわち、例えば、日本・韓国エリア12にあ
る地球局からオセアニアエリア15の地球局へ通信する
場合には、日本・韓国エリア12の地球局→準静止衛星
34a→静止衛星31→準静止衛星34b→オセアニア
エリア15の地球局というルートで回線を設定できるこ
とになる。なお、マルチビームアンテナを搭載した場合
は、図5と同様な効果がある。
【0020】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1の効果に加えて、静止衛星のサービス
エリアと準静止衛星のサービスエリアとの間で通信する
場合に、地上犲交換局を介することなく、静止衛星を介
して回線を接続することができるため、効率良く、遅延
時間の短い通信回線を実現できる。さらに、静止衛星や
準静止衛星がマルチビームアンテナを搭載している場合
には、ビーム間にまたがる通信においても地上交換局を
介することなく、直接に回線を接続することができるた
め、効率良く、遅延時間の短い通信回線を実現できる。
【0021】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による衛星通信ネットワークシステムを示す配置図
であり、図6と同様の衛星通信サブネットワークシステ
ムを、ヨーロッパ・アフリカ地域、アジア・オセアニア
地域、北アメリカ・南アメリカ地域の3つのエリアに対
してそれぞれ配置し、各静止衛星で隣の衛星通信サブネ
ットワークシステムと共用する地上交換局と通信を行う
ことにより、世界規模の高速データ通信等のサービスを
提供するものについて示したものである。図において、
41〜43はそれぞれヨーロッパ・アフリカ地域、アジ
ア・オセアニア地域、北アメリカ・南アメリカ地域に対
応した準静止軌道の地上軌跡、44〜46はそれぞれの
地域に対応した静止衛星、47は3個の準静止衛星47
a〜47cで構成されるヨーロッパ・アフリカ地域用の
準静止衛星システム、48は3個の準静止衛星48a〜
48cで構成されるアジア・オセアニア地域用の準静止
衛星システム、49は3個の準静止衛星49a〜49c
で構成される北アメリカ・南アメリカ地域用の準静止衛
星システムである。また、51〜53はそれぞれ静止衛
星44と45、45と46、46と44に対応した地上
交換局である。また、54〜56はそれぞれ静止衛星4
4〜46のサービスエリア、57aと57b、58aと
58b、59aと59bはそれぞれヨーロッパ・アフリ
カ地域用の準静止衛星システム47、アジア・オセアニ
ア地域用の準静止衛星システム48、北アメリカ・南ア
メリカ地域用の準静止衛星システム49のサービスエリ
アである。
【0022】次に動作について説明する。静止衛星44
〜46は赤道上に位置しているため、低緯度のサービス
エリア54〜56から見るとその仰角は高く、建物等の
ブロッキングの影響の少ない高品質な高速データ通信等
のサービスを提供できる。また、高緯度のサービスエリ
ア57a,57bにおいては準静止衛星システム47を
構成する準静止衛星47a〜47cのいずれか、サービ
スエリア58a,58bにおいては準静止衛星システム
48を構成する準静止衛星48a〜48cのいずれか、
サービスエリア59a,59bにおいては準静止衛星シ
ステム49を構成する準静止衛星49a〜49cのいず
れかが高い仰角に見えるため、高品質な高速データ通信
等のサービスを提供できる。また、この場合、図6と同
様、ヨーロッパ・アフリカ地域、アジア・オセアニア地
域、北アメリカ・南アメリカ地域の3つの地域内では、
それぞれの衛星通信サブネットワークシステムにより自
由に回線が設定できることになる。また、地上交換局5
1〜53はそれぞれ静止衛星44と45、45と46、
46と44とを見通せる位置に配置してあり、3つの地
域間で自由に回線が設定できることになり、実質的に世
界規模の広い地域をサービスエリアとする衛星通信ネッ
トワークシステムを実現できる。
【0023】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、任意の個数の衛星通信サブネットワークシステムを
地球の経度方向回りに配置することができるため、サー
ビスエリアにおける準静止衛星の経度方向の位置変動を
少なくし、サービスエリア内における準静止衛星高度を
高くすることにより、伝搬損や遅延を小さくすることが
できる。また、ブロッキングの影響の少ない高品質な高
速データ通信等のサービスを世界規模で供給することが
できる。
【0024】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による衛星通信ネットワークシステムを示す配置図
であり、図7と同様、ヨーロッパ・アフリカ地域、アジ
ア・オセアニア地域、北アメリカ・南アメリカ地域の3
つのエリアに対して、衛星通信サブネットワークシステ
ムを配置し、さらに、各静止衛星で隣の静止衛星と衛星
間通信を行うことにより、世界規模の高速データ通信等
のサービスを提供するものについて示したものである。
図において、61〜63は通信機および交換機を備えた
静止衛星であり、61と62、62と63、63と61
との間で衛星間通信する機能を有したものである。
【0025】次に動作について説明する。静止衛星61
〜63は赤道上に位置しているため、低緯度のサービス
エリア54〜56から見るとその仰角は高く、建物等の
ブロッキングの影響の少ない高品質な高速データ通信等
のサービスを提供できる。また、高緯度のサービスエリ
ア57a,57bにおいては準静止衛星システム47を
構成する準静止衛星47a〜47cのいずれか、サービ
スエリア58a,58bにおいては準静止衛星システム
48を構成する準静止衛星48a〜48cのいずれか、
サービスエリア59a,59bにおいては準静止衛星シ
ステム49を構成する準静止衛星49a〜49cのいず
れかが高い仰角に見えるため、高品質な高速データ通信
等のサービスを提供できる。これは実施の形態3と同様
である。また、この場合には、静止衛星61と62、6
2と63、63と61との間で衛星間通信できるため、
各衛星に搭載された衛星上交換機能を利用すると、地上
交換局51〜53を介することなく、世界規模で効率の
良い、また、遅延時間の短い通信回線が設定できる衛星
通信ネットワークシステムを実現できる。
【0026】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態3の効果に加えて、それぞれの衛星通信
サブネットワークシステム間を静止衛星を介して回線接
続することができるため、世界各地の異なるサービスエ
リアとの間で通信する場合、または、静止衛星や準静止
衛星がマルチビームアンテナを搭載している場合には、
世界各地の異なるビーム内の通信においても、地上交換
局を介することなく、静止衛星を介して回線を接続する
ことができるため、効率良く、遅延時間の短い通信回線
を実現できる。
【0027】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5による衛星通信ネットワークシステムを示す配置図
であり、図8と同様、各静止衛星で隣の静止衛星と衛星
間通信を行う衛星通信ネットワークシステムにおいて、
準静止衛星の地上軌跡を陸地の形状に応じて調整したも
のである。図において、71はヨーロッパ・アフリカ地
域の陸地の形状に応じて調整された準静止衛星の地上軌
跡、72は北アメリカ・南アメリカ地域の陸地の形状に
応じて調整された準静止衛星の地上軌跡である。例え
ば、南北アメリカ大陸の形状に合わせて準静止軌道の近
地点引数や楕円率を調整することにより、衛星軌跡の形
状を陸地の形状に合わせて変形させることで、より効率
的な通信システムを実現できる。
【0028】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6による衛星通信ネットワークシステムを示す配置
図であり、ヨーロッパ地域、アジア地域、北アメリカ地
域の北半球の3つのエリアに対して、16時間周期の準
静止衛星と静止衛星を組み合わせた衛星通信サブネット
ワークシステムを配置することにより、世界規模の高速
データ通信等のサービスを提供するものについて示した
ものである。図において、81〜86はヨーロッパ地
域、アジア地域、北アメリカ地域の北半球の3つのエリ
アに対して配置された16時間周期の準静止衛星であ
り、91〜93は赤道上に配置された静止衛星である。
次に動作について説明する。静止衛星91〜93は赤道
上に位置しているため、低緯度のサービスエリア54〜
56から見るとその仰角は高く、建物等のブロッキング
の影響の少ない高品質な高速データ通信等のサービスを
提供できる。また、高緯度のサービスエリア57a,5
8a,59aにおいては、準静止衛星81〜86のいず
れかが高い仰角に見えるため、高品質な高速データ通信
等のサービスを提供できる。また、静止衛星91と9
2、92と93、93と91との間で衛星間通信できる
ため、各衛星に搭載された衛星上交換機能を利用する
と、地上交換局51〜53を介することなく、世界規模
で効率の良い、また、遅延時間の短い通信回線が設定で
きる衛星通信ネットワークシステムを実現できる。以上
のように、この実施の形態6によれば、16時間周期の
準静止衛星を用いることで、例えば、24時間周期の衛
星で3つのエリアをサービスする場合には合計で9機の
準静止衛星が必要となるのに対し、合計で6機の準静止
衛星でサービスすることができる。また、静止衛星との
サービスエリアの重複がないために効率的なサービスを
実現することができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、1個の衛星通
信サブネットワークシステムを構成する準静止衛星シス
テムに3個の準静止衛星を使用する場合について説明し
たが、この発明はこれに限らず、任意の数の準静止衛星
を用いても同様の効果があることは明らかである。ま
た、上記実施の形態では、3個の衛星通信サブネットワ
ークシステムを用いた世界規模の衛星通信ネットワーク
システムについて説明したが、衛星通信サブネットワー
クシステムの数がいくつであっても、また、衛星通信サ
ブネットワークシステムに含まれる静止衛星以外の別の
静止衛星を加えても同様の効果があることは明らかであ
る。さらに、上記実施の形態では、地上のサービスエリ
アの例を示したに過ぎず、その数や形状が任意であって
も同様の効果があることは明らかである。さらに、上記
実施の形態では、サービスエリアの形状に応じて、衛星
通信サブネットワークシステム毎に異なる地上軌跡を有
する準静止衛星軌道を用いても同様の効果があることは
明らかである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同一
の地上軌跡を有する複数個の準静止衛星と、1個の静止
衛星と、それら準静止衛星および静止衛星と通信する地
上交換局とを備えるように構成したので、低緯度の地域
に対しては静止衛星を、高緯度の地域に対しては準静止
衛星を用いる衛星通信サブネットワークシステムとする
ことにより、特定の経度内の広い地上エリアにおいて衛
星仰角を高くすることができるため、建物等によるブロ
ッキングの影響の少ない高品質な高速データ通信等のサ
ービスを提供できる。また、複数個の準静止衛星が受け
持つサービスエリア、および1個の静止衛星が受け持つ
サービスエリアからなる広いエリアを対象とするサービ
スを提供できるという効果がある。
【0031】この発明によれば、同一の地上軌跡を有
し、それぞれ交換機が設けられた複数個の準静止衛星
と、交換機が設けられ、複数個の準静止衛星と衛星間通
信を行う1個の静止衛星とを備えるように構成したの
で、低緯度の地域に対しては静止衛星を、高緯度の地域
に対しては準静止衛星を用いる衛星通信サブネットワー
クシステムとすることにより、特定の経度内の広い地上
エリアにおいて衛星仰角を高くすることができるため、
建物等によるブロッキングの影響の少ない高品質な高速
データ通信等のサービスを提供できる。また、複数個の
準静止衛星が受け持つサービスエリア、および1個の静
止衛星が受け持つサービスエリアからなる広いエリアを
対象とするサービスを提供できる。さらに、静止衛星の
サービスエリアと準静止衛星のサービスエリアとの間で
通信する場合に、地上交換局を介することなく、静止衛
星を介して回線を接続することができるため、効率良
く、遅延時間の短い通信回線を実現できる。さらに、静
止衛星や準静止衛星がマルチビームアンテナを搭載して
いる場合には、ビーム間にまたがる通信においても地上
交換局を介することなく、直接に回線を接続することが
できるため、効率良く、遅延時間の短い通信回線を実現
できるという効果がある。
【0032】この発明によれば、複数個の衛星通信サブ
ネットワークシステムを地球の経度方向回りに配置し、
各静止衛星は、隣の衛星通信サブネットワークシステム
と共用する地上交換局と通信を行うように構成したの
で、任意の個数の衛星通信サブネットワークシステムを
地球の経度方向回りに配置することができるため、サー
ビスエリアにおける準静止衛星の経度方向の位置変動を
少なくし、サービスエリア内における準静止衛星高度を
低くすることにより、伝搬損や遅延を小さくすることが
できる。また、ブロッキングの影響の少ない高品質な高
速データ通信等のサービスを世界規模で供給することが
できるという効果がある。
【0033】この発明によれば、複数個の衛星通信サブ
ネットワークシステムを地球の経度方向回りに配置し、
各静止衛星は、隣の静止衛星と衛星間通信を行うように
構成したので、任意の個数の衛星通信サブネットワーク
システムを地球の経度方向回りに配置することができる
ため、サービスエリアにおける準静止衛星の経度方向の
位置変動を少なくし、サービスエリア内における準静止
衛星高度を低くすることにより、伝搬損や遅延を小さく
することができる。また、ブロッキングの影響の少ない
高品質な高速データ通信等のサービスを世界規模で供給
することができるという効果がある。さらに、それぞれ
の衛星通信サブネットワークシステム間を静止衛星を介
して回線接続することができるため、世界各地の異なる
サービスエリアとの間で通信する場合、または、静止衛
星や準静止衛星がマルチビームアンテナを搭載している
場合には、世界各地の異なるビーム内の通信において
も、地上交換局を介することなく、静止衛星を介して回
線を接続することができるため、効率良く、遅延時間の
短い通信回線を実現できるという効果がある。
【0034】この発明によれば、準静止衛星の地上軌跡
を陸地の形状に応じて調整するように構成したので、準
静止衛星のサービスエリアと陸地の形状とが適合するこ
とにより、効率的なシステムを実現できるという効果が
ある。
【0035】この発明によれば、準静止衛星の軌道周期
を24時間とするように構成したので、北半球と南半球
の両方のサービスエリアをまかなうことができるシステ
ムを実現できるという効果がある。
【0036】この発明によれば、準静止衛星の軌道周期
を16時間とするように構成したので、少ない準静止衛
星数で多くのサービスエリアをまかなうことができる。
また、静止衛星とのサービスエリアの重複がないために
効率的なサービスを実現することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による衛星通信サブ
ネットワークシステムを示す配置図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による衛星通信サブ
ネットワークシステムを示す配置図である。
【図3】 東京から見た準静止衛星仰角の時間変化を示
す特性図である。
【図4】 東京から見た準静止衛星仰角の時間変化を示
す特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による衛星通信サブ
ネットワークシステムを示す配置図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による衛星通信サブ
ネットワークシステムを示す配置図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による衛星通信ネッ
トワークシステムを示す配置図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による衛星通信ネッ
トワークシステムを示す配置図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による衛星通信ネッ
トワークシステムを示す配置図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による衛星通信ネ
ットワークシステムを示す配置図である。
【図11】 従来のイリジウム衛星を用いた衛星通信ネ
ットワークシステムを示す配置図である。
【図12】 従来の準静止衛星システムを示す配置図で
ある。
【図13】 従来の準静止衛星システムを示す配置図で
ある。
【図14】 イリジウム衛星仰角の時間変化を示す特性
図である。
【符号の説明】
11,14,41〜43,71,72 地上軌跡、12
日本・韓国エリア、15 オセアニアエリア、20,
24,30,34,47〜49 準静止衛星システム、
20a〜20c,24a〜24c,30a〜30c,3
4a〜34c,47a〜47c,48a〜48c,49
a〜49c,81〜86 準静止衛星、21,31,4
4〜46,61〜63,91〜93 静止衛星、22
東南アジアエリア、23,51〜53 地上交換局、5
4〜56,57a,57b,58a,58b,59a,
59b サービスエリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 勇 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 米澤 ルミ子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K072 AA29 BB22 BB24 DD02 DD03 DD04 DD16 DD20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の地上軌跡を有する複数個の準静止
    衛星と、1個の静止衛星と、上記複数個の準静止衛星お
    よび上記静止衛星が見通せる位置に配置され、それら準
    静止衛星および静止衛星と通信する地上交換局を備えた
    衛星通信サブネットワークシステムを含むことを特徴と
    する衛星通信ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 同一の地上軌跡を有し、それぞれ交換機
    が設けられた複数個の準静止衛星と、交換機が設けら
    れ、上記複数個の準静止衛星と衛星間通信を行う1個の
    静止衛星とを備えた衛星通信サブネットワークシステム
    を含むことを特徴とする衛星通信ネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数個の衛星通信サブネットワークシス
    テムを地球の経度方向回りに配置し、各静止衛星は、隣
    の衛星通信サブネットワークシステムと共用する地上交
    換局と通信を行うことを特徴とする請求項2記載の衛星
    通信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 複数個の衛星通信サブネットワークシス
    テムを地球の経度方向回りに配置し、各静止衛星は、隣
    の静止衛星と衛星間通信を行うことを特徴とする請求項
    2記載の衛星通信ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 準静止衛星の地上軌跡を陸地の形状に応
    じて調整したことを特徴とする請求項1から請求項4の
    うちのいずれか1項記載の衛星通信ネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 準静止衛星の軌道周期が24時間である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれ
    か1項記載の衛星通信ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 準静止衛星の軌道周期が16時間である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれ
    か1項記載の衛星通信ネットワークシステム。
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