JP2002150002A - コンテンツ・アクセス・システムおよびコンテンツアクセス方法ならびに認証・課金サーバ - Google Patents

コンテンツ・アクセス・システムおよびコンテンツアクセス方法ならびに認証・課金サーバ

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JP2002150002A
JP2002150002A JP2000339207A JP2000339207A JP2002150002A JP 2002150002 A JP2002150002 A JP 2002150002A JP 2000339207 A JP2000339207 A JP 2000339207A JP 2000339207 A JP2000339207 A JP 2000339207A JP 2002150002 A JP2002150002 A JP 2002150002A
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JP2000339207A
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Yasushi Mizuno
康司 水野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの個人情報や課金に関するセキュリティ
の信頼性が高く、情報提供者側での保守管理のコスト負
担が小さいコンテンツ・アクセス・システムを提供す
る。 【解決手段】本システムは、各種コンテンツを要求・受
信するクライアントシステム2と、インターネット5に
接続されて各種コンテンツを提供する情報提供サーバ3
と、クライアントシステム2と情報提供サーバ3との間
に介在する認証・課金サーバ4とを有する。クライアン
トシステム2を構成するクライアント端末20からコン
テンツ利用要求を受けた認証・課金サーバ4は、予め設
定された利用管理情報に基づいて利用資格認証と課金処
理を行った後、情報提供サーバ3に対しコンテンツ送信
要求を行う。これを受けた情報提供サーバ3は、認証・
課金サーバ4を介してクライアント端末20にコンテン
ツを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
のデジタルコンテンツにアクセスするためのシステムお
よびアクセス方法に関する。詳細には、一定の認証・課
金手続が伴うコンテンツに対して、認証・課金サーバを
介してアクセスするためのシステムおよびアクセス方法
と、この認証・課金サーバの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上にある有料コン
テンツの利用やインターネットショッピングが盛んに行
われており、これらのサービスにおける課金手段として
は、クレジットカードによる支払いが最も多く利用され
ている。クレジットカードによる支払いでは、ユーザ
は、サービスを受けるに際してクレジットカードの会員
番号やパスワード等の個人情報をクライアントパソコン
に入力し、インターネットを介して情報提供者(ホス
ト)に知らせる必要があった。これらの情報は、例えば
SSL(Secure Socket Layer )やSHTTP(Secure
Hyper Text TransferProtocol )などの暗号化技術に
よって、第三者が閲覧できないようになっているが、そ
の技術も完全なものではないため、不法にその個人情報
が入手されて悪用されるおそれがあった。このように、
課金に関するセキュリティの信頼性に問題があるため、
多くのユーザはこれらのサービスを使用する契約をイン
ターネット上で行うことに抵抗を感じている。また、ユ
ーザによっては、多数桁の番号や記号からなるこれらの
情報の入力操作が煩わしいと感じることも多い。
【0003】更に、有料コンテンツに関しては、利用回
数や利用期間等のサービス内容が契約時に設定される場
合がある。このような場合、情報提供者側では、ユーザ
の利用状況を管理するために、情報提供者側のサーバに
各ユーザの利用状況等を監視する監視ソフトを常駐させ
る必要があり、その維持管理費用が膨大になるという負
担がある。
【0004】かかる問題を解決する方法として、ユーザ
がクレジットカードの会員番号やパスワードを入力する
ことなく、ユーザの認証を行ってサービスを受けること
ができるシステムが、特開2000−57098号公報
や特開平11−98136号公報に開示されている。
【0005】特開2000−57098号公報には、以
下のようなユーザ認証システムが開示されている。すな
わち、情報提供者が、サービスを利用するユーザに対し
て、ICカード等の記憶媒体にユーザID、パスワー
ド、利用可能サービスの内容等を記憶させて送付する。
ユーザは、記憶媒体をユーザ側の端末にセットして、情
報提供者のホストに接続する。ホスト側では、記憶媒体
に記憶されたユーザIDやパスワードを取得するための
プログラムを起動させて、当該ユーザがサービスを受け
る資格があるかどうかの判断結果情報をユーザ側端末か
ら受信する。当該ユーザがサービスを受ける資格がある
という判断結果を受けたとき、ユーザIDやパスワード
が記憶媒体から自動的に読み出されて、ホストに送信さ
れる。これによれば、ユーザは、ユーザIDやパスワー
ドを入力しないでもホストにアクセスできる。
【0006】しかしながら、このシステムでは、ホスト
がユーザの認証を行うときに、ユーザ側端末とホストと
の間でデータのやり取りがあり、処理に時間がかかる。
また、ユーザがサービスを受ける資格がある場合には、
ユーザIDやパスワードが自動的にホストに送信される
ので、インターネット上で個人情報が第三者に盗用され
る可能性があるという問題は解消できていない。
【0007】特開平11−98136号公報には、以下
のような課金システムが開示されている。すなわち、シ
ステム利用に先立って、ユーザは郵便あるいはオンライ
ンで利用者登録を行う。登録したユーザには、利用者識
別子(ユーザID)が付与される。ユーザは、利用者識
別子と商品情報を中継サーバに送信して、ユーザ認証を
行う。これによれば、ユーザのクレジットカード番号や
パスワードを入力しないで決済をすることができる。
【0008】しかしながら、このシステムでは、ユーザ
の管理情報を記憶する中継サーバをインターネット上に
設ける必要があり、その維持管理等に膨大な費用が必要
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、暗号化
技術によってユーザの個人情報に対するセキュリティが
確保されているといっても、その安全性は完全ではな
く、ユーザはなお、クレジットカードの会員番号やパス
ワードが第三者によって盗用されるという不安を拭いき
れない。また、ユーザを管理するための中継サーバをイ
ンターネット上に設ける場合も、その維持管理に膨大な
費用が必要となる。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、課金に関するセキュリティの信頼性について
のユーザの不安を解消するとともに、情報提供者におい
ては保守・維持管理のコストを増大させることなく確実
な収入が得られるコンテンツ・アクセス・システムを提
供することを目的とする。なお、このシステムは、ひと
つのユーザグループを構成するユーザ側端末(クライア
ント)の数が10個くらいまでの比較的小規模なシステ
ムを対象とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のコンテンツ・アクセス・システムの構成
は、各種コンテンツの要求および受信をするクライアン
トシステムと、インターネットに接続されて各種コンテ
ンツを前記クライアントシステムに提供する情報提供サ
ーバと、前記クライアントシステムに接続されて前記ク
ライアントシステムと前記情報提供サーバとの間に介在
し、前記クライアントシステムの利用資格認証および課
金処理を行うとともに、前記情報提供サーバにコンテン
ツ送信要求を行う認証・課金サーバと、からなることを
特徴とする。
【0012】この構成によれば、クライアントシステム
に接続して設けられた認証・課金サーバが、情報提供サ
ーバにアクセスするための窓口となって利用資格認証お
よび課金処理を行うので、認証・課金のための情報はイ
ンターネット上を流通しない。したがって、アクセス時
の処理速度が向上するとともに、ユーザのセキュリティ
に対する不安も解消される。また、ユーザの認証・課金
管理を行うための管理サーバを情報提供者側のインター
ネット接続環境に設ける必要がない、あるいは小規模に
することができるので、情報提供者側の保守・維持管理
に係る負担を軽減することができる。
【0013】本発明のコンテンツ・アクセス・システム
において、前記認証・課金サーバは、利用資格認証およ
び課金処理に関する利用管理情報を記憶し、クライアン
トシステムからの要求が前記利用管理情報に設定された
認証条件を満たすときに、情報提供サーバに対してコン
テンツ送信要求を行うことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、利用資格認証および課
金処理に関する利用管理情報が認証・課金サーバに記憶
されているので、この認証・課金サーバ内で利用資格の
認証処理および課金処理を行うことができる。また、利
用管理情報に設定された認証条件を多段階化することに
より、安全性を高めることができるとともに、インター
ネット上に流通する情報を少なくして処理速度を高める
ことができる。
【0015】本発明のコンテンツ・アクセス・システム
において、前記情報提供サーバは、あらかじめ設定され
た認証・課金サーバからのコンテンツ送信要求にのみ応
答して、当該コンテンツをクライアントシステムに提供
するように制御されることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、悪意の第三者が情報提
供サーバに対してコンテンツの要求をしても拒否される
ので、情報提供者側およびユーザ側、双方の安全性が確
保される。
【0017】また、本発明の認証・課金サーバの構成
は、インターネット上の特定の情報提供サーバに対し各
種コンテンツの要求および受信をするクライアントシス
テムに接続して設けられ、前記情報提供サーバと前記ク
ライアントシステムとの間に介在して、前記クライアン
トシステムの利用資格認証および課金処理を行うととも
に、前記情報提供サーバに対してコンテンツ送信要求を
行うことを特徴とする。
【0018】この構成によれば、認証・課金サーバが情
報提供サーバにアクセスするための窓口となって利用資
格認証および課金処理を行うので、認証・課金のための
情報をインターネット上に流通させることなく、ユーザ
のセキュリティに対する不安を解消することができる。
【0019】本発明の認証・課金サーバのさらなる構成
は、利用資格認証および課金処理を行うための利用管理
情報を記憶する管理情報記憶手段を有し、クライアント
システムからの要求が前記利用管理情報に設定された認
証条件を満たすときに、情報提供サーバに対してコンテ
ンツ送信要求を行うことを特徴とする。
【0020】この構成によれば、認証・課金サーバに記
憶された利用管理情報を用いて、認証・課金サーバ内で
利用資格の認証処理および課金処理を行うことができ
る。また、利用管理情報に設定された認証条件を多段階
化することにより、安全性を高めることができるととも
に、インターネット上に流通する情報を少なくして処理
速度を高めることができる。
【0021】本発明の認証・課金サーバにおいて、前記
管理情報記憶手段が内蔵されていることにより、ユーザ
が、利用の都度、利用資格認証に要する情報を認証・課
金サーバに入力する手間を省くことができる。
【0022】また、本発明の認証・課金サーバにおい
て、前記管理情報記憶手段が取り外し可能に設けられて
いることにより、利用管理情報に変更が生じた場合で
も、管理情報記憶手段を変更後の情報を記憶させたもの
に交換して使用することができる。
【0023】本発明の認証・課金サーバにおいて、前記
利用管理情報は、少なくともクライアントシステムを構
成する登録済みクライアント端末の識別番号または識別
記号を含むことを特徴とする。この構成によれば、ユー
ザがこの認証・課金サーバを使用する際に、クライアン
ト端末のID番号、IPアドレス、パスワード等を入力
しなくとも、クライアント端末の認証を行うことができ
る。
【0024】また、本発明の認証・課金サーバにおい
て、前記利用管理情報は、少なくとも当該クライアント
システムにあらかじめ許諾された利用可能コンテンツの
内容や利用回数、利用期間を含むことを特徴とする。こ
の構成によれば、あらかじめ情報提供者とユーザとの契
約によって設定されたコンテンツの利用に関する許諾事
項を認証・課金サーバでチェックすることができるの
で、利用契約が確実に遵守されるとともに、情報提供者
側で個々のユーザの利用状況を監視する手間が解消され
る。
【0025】本発明の認証・課金サーバのさらなる構成
は、課金処理を行うための課金情報を記憶する課金情報
記憶媒体を保持するとともに、前記課金情報を書き換え
る課金情報書換手段を備えることを特徴とする。この構
成によれば、課金情報の更新を認証・課金サーバ内で行
うことができるので、個々のユーザに対する課金処理を
各ユーザの利用状況に即応させることができる。
【0026】そして、前記課金情報は、少なくとも当該
クライアントシステムにあらかじめ許諾されたコンテン
ツ利用金額の利用可能残高を含み、課金情報書換手段
は、コンテンツの利用に応じて、課金情報記憶媒体に記
憶された前記利用可能残高を減算するように書き換える
ものとすることができる。これにより、例えばプリペイ
ドカードやデビットカードのような予納式(残高減算
式)の課金情報記憶媒体を用いることができる。
【0027】また、前記課金情報は、少なくとも当該ク
ライアントシステムを介して利用されたコンテンツ利用
金額の利用済残高を含み、課金情報書換手段は、コンテ
ンツの利用に応じて、課金情報記憶媒体に記憶された前
記利用済残高を加算するように書き換えるものとするこ
とができる。これにより、例えばクレジットカードのよ
うな後納式(残高加算式)の課金情報記憶媒体を用いる
ことができる。
【0028】また、本発明のコンテンツ・アクセス方法
の構成は、各種コンテンツの要求および受信をするクラ
イアントシステムと、インターネットに接続されて各種
コンテンツを前記クライアントシステムに提供する情報
提供サーバと、前記クライアントシステムに接続されて
前記クライアントシステムと前記情報提供サーバとの間
に介在し、前記クライアントシステムの利用資格認証お
よび課金処理を行うとともに前記情報提供サーバにコン
テンツ送信要求を行う認証・課金サーバと、を設け、前
記クライアントシステムを構成するクライアント端末
が、前記認証・課金サーバに対してコンテンツの利用要
求を行い、前記認証・課金サーバが、あらかじめ設定さ
れた利用管理情報に基づいて前記クライアント端末の利
用資格認証を行い、利用資格が認証されたときは、前記
認証・課金サーバが、保有する課金情報を書き換えると
ともに、前記情報提供サーバに対してコンテンツ送信要
求を行い、この送信要求を受けた情報提供サーバが、前
記認証・課金サーバを介して前記クライアント端末にコ
ンテンツを送信することを特徴とする。
【0029】この構成によれば、クライアントシステム
に接続して設けられた認証・課金サーバが、情報提供サ
ーバにアクセスするための窓口となって利用資格認証お
よび課金処理を行った後、情報提供サーバに対してコン
テンツ送信要求を行うので、情報提供サーバからのコン
テンツ送信は、前記利用資格認証と課金処理の条件を満
たすユーザに対してのみ行われる。したがって、認証・
課金のための情報がインターネット上を流通せず、アク
セス時の処理速度が向上するとともに、ユーザのセキュ
リティに対する不安も解消される。また、ユーザの認証
・課金管理を行うための管理サーバを情報提供者側のイ
ンターネット接続環境に設ける必要がない、あるいは小
規模にすることができるので、情報提供者側の保守・維
持管理に係る負担を軽減することができる。
【0030】そして、認証・課金サーバにおける前記利
用資格認証は、コンテンツを要求したクライアント端末
があらかじめ利用管理情報に登録されていることを認証
の条件として行われるようにすることができる。
【0031】この構成によれば、当該クライアント端末
が認証・課金サーバに登録済みであるかどうか、あるい
は当該コンテンツを利用する資格があるかどうか、によ
って利用資格を認証するので、当該クライアント端末を
利用するユーザが、その都度、ID番号やパスワード等
を入力しなくても済む。また、あらかじめ情報提供者と
ユーザとの契約によって設定されたコンテンツの利用に
関する許諾事項を認証・課金サーバでチェックすること
ができるので、利用契約が確実に遵守されるとともに、
情報提供者側で個々のユーザの利用状況を監視する手間
が解消される。
【0032】また、認証・課金サーバにおける前記利用
資格認証は、課金情報を記憶した課金情報記憶媒体が認
証・課金サーバに読み書き可能な状態で保持されている
ことを認証の条件として行われるようにすることができ
る。この構成によれば、認証・課金サーバ内で、各ユー
ザの利用状況に即応して課金情報を更新することができ
るので、個々のユーザに対する課金処理を確実に行うこ
とができる。
【0033】そして、前記利用資格認証は、前記課金情
報記憶媒体が予納式の媒体であるか否かを判断し、予納
式の媒体である場合には、前記課金情報記憶媒体に記憶
されたコンテンツの利用可能残高が当該コンテンツの利
用料金よりも多いことを認証の条件として行われるとと
もに、認証・課金サーバにおける課金情報の書き換え
は、前記利用可能残高から当該コンテンツの利用料金を
差し引くことにより行われるようにすることができる。
この構成によれば、課金情報記憶媒体が予納式の媒体で
ある場合に、その利用可能残高から当該コンテンツの利
用料金を差し引く処理が行われた後に、コンテンツの送
信要求が行われるので、情報提供者への支払いが確実に
なる。
【0034】また、前記利用資格認証は、前記課金情報
記憶媒体があらかじめ決済条件を登録した後納式の媒体
であることを認証の条件として行われるとともに、認証
・課金サーバにおける課金情報の書き換えは、前記課金
情報記憶媒体に記憶されたコンテンツの利用済残高に当
該コンテンツの利用料金を加算することにより行われる
ようにすることができる。この構成によれば、課金情報
記憶媒体が後納式の媒体である場合に、その利用済残高
に当該コンテンツの利用料金を加算する処理が行われた
後に、コンテンツの送信要求が行われるので、情報提供
者への支払いが確実になる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0036】<システム構成>図1は、本発明の実施の
形態に係るコンテンツ・アクセス・システム1の概略構
成を示す。
【0037】このシステム1は、複数のクライアント端
末20からなるクライアントシステム2と、インターネ
ット上で各種コンテンツ(有料の情報サービスやショッ
ピングサイト等)を提供する情報提供サーバ3と、クラ
イアントシステム2と情報提供サーバ3との間に介在す
る認証・課金サーバ4と、によって構成されている。
【0038】クライアントシステム2は、特定のユーザ
により使用される単数または複数個(例えば10個程度
の限定個数)のクライアント端末20のグループとして
構成される。このクライアント端末20とは、例えばク
ライアントPC21(パーソナルコンピュータ)、We
bブラウザを組み込んだ複合機能プリンタ22(MF
P、以下「プリンタ22」という。)、モバイル通信機
器23、等である。これらのクライアント端末20は、
インターネット5に接続されるモバイル通信機を除き、
ケーブルを介して認証・課金サーバ4に接続されてい
る。
【0039】認証・課金サーバ4は、空間的にはユーザ
側に設けられて各クライアント端末20に接続されると
ともに、一方でインターネット5にも接続されたスモー
ルサーバである。この認証・課金サーバ4が、ユーザが
使用する各クライアント端末20の利用資格認証と、コ
ンテンツ利用に伴って発生する利用料金の課金処理を行
う。この認証・課金サーバ4は、単一機能に限定された
シンサーバ、あるいは特定の仕事をするするための器具
という意味のアプライアンスサーバ(「日経コンピュー
タ」1999年10月11日号参照)と同様のものである。シン
サーバの代表的な製品としては、Axis Communications
社の ThinServer が挙げられる。また、アプライアンス
サーバの代表的な製品としては、COBALT NETWORKS 社の
CobaltRaQ3J シリーズが挙げられる。
【0040】認証・課金サーバ4には、クライアントシ
ステム2を構成するクライアントPC21、プリンタ2
2、モバイル通信機器23等の個々のIPアドレスが登
録されて記憶されている。このIPアドレスの登録に
は、以下のような方法がある。
【0041】第1には、クライアントPC21、プリン
タ22およびモバイル通信機器23等のそれぞれにあら
かじめ設定された固有のIPアドレスを、認証・課金サ
ーバ4の設定時に登録し、その後は機器の交換がない限
り原則として変更しないという方法である。この方法で
は、個々のクライアント端末20が常時、特定されてい
るので、個々のクライアント端末20ごとに、きめ細か
く利用状況の管理や課金処理を行うことができる。
【0042】第2には、DHCP(Dynamic Host Confi
guration Protocol )サーバをクライアントシステム2
と認証・課金サーバ4との間に設置し、各クライアント
端末20が認証・課金サーバ4との接続を要求したとき
に、その接続時にのみ使用されるIPアドレスをDHC
Pサーバが各クライアント端末20に割り当てるという
方法である。この方法では、クライアント端末20が認
証・課金サーバ4に接続するたびにIPアドレスが変わ
るため、個々のクライアント端末20についての利用状
況の管理や課金処理はできないが、クライアントシステ
ム2全体の管理、課金処理を行うことができる。
【0043】<認証・課金サーバの構成と設定>図2
は、本発明の実施の形態に係る認証・課金サーバ4の概
略構成を示しており、(a)は認証・課金サーバ4の平
面図、(b)は(a)の側面図である。
【0044】認証・課金サーバ4は、各種コンテンツを
受信して利用するために、プロバイダ等の情報提供者か
らあらかじめ有償または無償でユーザに提供される。情
報提供者は、認証・課金サーバ4を提供するに先立っ
て、ユーザとの間に以下のような事項について利用契約
を交わす。
【0045】利用可能コンテンツ アクセス回数 同時にアクセスできるクライアント端末の個数 利用可能期間 シェアソフトの使用許諾 利用限度額 利用金額の決済方法(例えば引き落とし金融機関名
等) なお、この利用契約は、ユーザの個人情報の安全を図る
ために、原則としてオンラインでは行わず、文書の郵送
等によって行う。の利用可能コンテンツについては、
ユーザのすべてのクライアント端末20について統一す
る必要はなく、例えばユーザのクライアント端末20を
いくつかのグループに分けて、各グループ毎に利用可能
コンテンツを設定してもよい。また、のアクセス回数
については、個々のクライアント端末20ごとにその回
数を設定してもよい。さらに、の同時にアクセスでき
るクライアント端末20の個数につては、ユーザのすべ
てのクライアント端末20について設定するのではな
く、例えばクライアント端末20をいくつかのグループ
に分けて、各グループ毎にアクセスできるクライアント
端末20の個数を設定してもよい。
【0046】情報提供者は、利用契約の締結後、上記
〜の内容を利用管理情報として認証・課金サーバ4に
記憶させ、これを契約ユーザに提供する。このとき、利
用管理情報は、認証・課金サーバ4に内蔵されたハード
ディスク等の記憶装置に記憶させてもよいが、この実施
の形態では、認証・課金サーバ4に取り外し可能に保持
されるメモリカード41のような記憶手段を採用して、
これに記憶させるようにしている。このメモリカード4
1は、原則として前記利用契約が更新されるまでの間、
認証・課金サーバ4に設けられたカードコネクタ42に
継続的に装着して使用される。
【0047】また、認証・課金サーバ4は、ユーザのコ
ンテンツ利用に伴って発生する課金情報の記憶媒体とし
て、プリペイドカード、クレジットカード、ICカー
ド、MDタイプの光ディスク等を選択的に利用できるよ
うになっている。そのため、認証・課金サーバ4本体に
は、前記カード類43を挿入してその情報を読み書きす
るための単数または複数種類のカードスロット44が設
けられている。
【0048】ユーザ側における認証・課金サーバ4の設
定は、以下のようになる。
【0049】まず、ユーザは、情報提供者から提供され
た認証・課金サーバ4と、クライアントPC21、プリ
ンタ22、モバイル通信機器23等をケーブル接続し、
課金情報記憶媒体となる前記カード類43を、課金情報
書換手段としてのカードスロット44に挿入する。次
に、認証・課金サーバ4をインターネット5に接続し、
電源を入れる。続いて、認証・課金サーバ4に各クライ
アントPC21、プリンタ22、モバイル通信機器23
等のIPアドレスを登録する。これで、クライアントシ
ステム2を構成する各クライアント端末20と情報提供
サーバ3とが、認証・課金サーバ4及びインターネット
5を介して接続可能になる。
【0050】<コンテンツの要求と提供>図3は、クラ
イアント端末20が各種コンテンツを要求し、これを受
けた情報提供サーバ3が当該コンテンツを提供する動作
の流れを示すシーケンシャルチャートである。
【0051】ユーザは、認証・課金サーバ4に接続され
たいずれかのクライアント端末20に、コンテンツの提
供サービスを受けるためのビューワソフトを起動する。
あるいは、ビューワソフトを起動するとともにWebブ
ラウザを立ち上げて、コンテンツ等のサービスメニュー
が掲載されたWebページを開く。ユーザが、サービス
メニューから所望のコンテンツを選択すると、クライア
ント端末20から認証・課金サーバ4に対してコンテン
ツのサービス要求信号が送信される。
【0052】この要求信号を受けた認証・課金サーバ4
は、当該クライアント端末20が、選択されたコンテン
ツの提供を受ける資格を有する否かの利用資格認証を行
う。この利用資格認証は、当該クライアント端末20の
IPアドレスが認証・課金サーバ4に登録されているか
否か、および当該クライアント端末20があらかじめ利
用管理情報として登録された前記〜の事項の利用条
件を満たすか否か、を判定することにより行われる。
【0053】当該クライアント端末20についての当該
コンテンツの利用資格が認証されると、認証・課金サー
バ4に挿入された課金情報記憶媒体としてのカード類4
3に書き込まれている課金情報を、そのカード類43に
対応する課金情報書換手段が書き換える。こうして課金
処理を行った後、認証・課金サーバ4は、当該コンテン
ツを提供する情報提供サーバ3に対してコンテンツ送信
要求を行う。情報提供サーバ3は、この送信要求に応じ
て、インターネット5及び認証・課金サーバ4経由で当
該クライアント端末20にコンテンツ情報を送信する。
ユーザは、受信したコンテンツ情報をクライアント端末
20に表示するなどして、個々の目的に応じた種々の処
理を行う。
【0054】ここで、クライアント端末20にモバイル
通信機器23を使用する場合、そのモバイル通信機器2
3はインターネット5に接続されるが、モバイル通信機
器23から直接、情報提供サーバ3にコンテンツ送信要
求を行っても、情報提供サーバ3は応答しないようにな
っている。そのため、モバイル通信機器23は、必ず認
証・課金サーバ4に接続して利用資格認証および課金処
理を受けた後、認証・課金サーバ4を経由してコンテン
ツを受信しなければならない。
【0055】なお、プリンタ22も認証・課金サーバ4
に接続されているが、ユーザが提供されたコンテンツ情
報をプリンタ22で出力する場合には、出力するための
料金を認証・課金サーバ4にて徴収するようにしてもよ
い。また、シェアソフト等をダウンロードする場合に
は、そのシェアソフトの利用料金やダウンロード料金を
同様の手順で徴収するようにしてもよい。
【0056】<認証・課金処理>図4は、認証・課金サ
ーバ4にて行われる利用資格認証および課金処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【0057】クライアント端末20から、コンテンツの
利用を要求する信号が認証・課金サーバ4に送信される
と、ステップ1(以下、各ステップを「S1」のように
記す。)において、認証・課金サーバ4は、コンテンツ
を要求しているクライアント端末20のIPアドレスが
認証・課金サーバ4の利用管理情報に登録されているか
否かを判断する。登録されている場合はS2に進む。登
録されていない場合は、未登録のクライアント端末20
である旨をディスプレイ等に表示する。
【0058】S2において、認証・課金サーバ4は、カ
ードスロット44に課金情報記憶媒体としてのカード類
43(プリペイドカードやクレジットカード等)が挿入
されているか否かを確認する。この確認は、例えばカー
ドスロット44近傍に設けられたセンサ等により行う。
S2において肯定判断されたときは、S3に進む。S2
において否定判断されたときは、認証・課金サーバ4に
課金情報記憶媒体が挿入されていないので、ユーザに所
定のカード類43を挿入することを促すメッセージをク
ライアント端末20のディスプレイに表示する。
【0059】S3において、認証・課金サーバ4は、要
求されたコンテンツがそのクライアント端末20におい
て利用可能であるか否かを判断する。この判断は、当該
クライアント端末20があらかじめ利用管理情報として
登録された前記〜の事項の利用条件を全て満たすか
否か、を判定することにより行う。S3において利用条
件が全て満たされる場合は、S4に進む。S3において
否定判断された場合は、利用条件を満たしていない事項
をクライアント端末20のディスプレイに表示して、ユ
ーザに適切な対処を促す。
【0060】S4において、認証・課金サーバ4は、カ
ードスロット44に挿入された課金情報記憶媒体がプリ
ペイドカードやデビットカードのような予納式の記憶媒
体であるかどうかを判断する。課金情報記憶媒体が予納
式の記憶媒体であると判断された場合には、S5に進
む。課金情報記憶媒体が予納式の記憶媒体でないと判断
された場合には、S9に進む。
【0061】S5において、認証・課金サーバ4は、予
納式の課金情報記憶媒体に記録された利用可能残高が、
当該コンテンツの利用料金以上であるか否かを判断す
る。S5において肯定判断された場合は、S6に進ん
で、前記利用可能残高から当該コンテンツの利用料金を
差し引く処理を行い、利用可能残高を書き換えて、S7
に進む。S5において否定判断された場合は、残高不足
である旨をクライアント端末20のディスプレイに表示
する。
【0062】課金情報記憶媒体が予納式の記憶媒体でな
く、例えばクレジットカードのような後納式の媒体であ
る場合には、S9において、その利用済残高に当該コン
テンツの利用料金を加算する処理を行って、利用済残高
(請求金額)を書き換える。
【0063】認証・課金サーバ4は、認証・課金サーバ
4内に設けられた課金メモリに、利用契約期間内におけ
るコンテンツ利用料金の累計金額を記憶するようになっ
ている。S7において、認証・課金サーバ4は、当該コ
ンテンツの利用料金を前記累計金額に加算する処理を行
う。これは、前記利用契約における利用限度額を管理
するための情報として利用される。
【0064】こうして課金処理が完了すると、S8にお
いて、認証・課金サーバ4が情報提供サーバ3に対し、
インターネット5経由で当該コンテンツの送信要求を行
う。
【0065】<利用契約の更新>続いて、ユーザと情報
提供者との利用契約の更新に伴って行われる認証・課金
サーバ4の更新処理について説明する。
【0066】前記した利用契約に係る事項のうち利用
可能期間の終了が近づくと、認証・課金サーバ4はクラ
イアント端末20に対し、利用可能期間終了までの残り
日数が少なくなった旨のメッセージを送信して、ディス
プレイに表示させる。このメッセージを確認したユーザ
は、情報提供者と文書にて再度、利用契約を交わすこと
となる。この契約の際、ユーザは、利用可能コンテン
ツ、アクセス回数、同時にアクセスできるクライア
ント端末の個数、利用可能期間、シェアソフトの使
用許諾、利用限度額、利用金額の決済方法、等につ
いて、改めて希望する内容で契約を更新する。ただし、
前記利用金額の決済方法以外の事項については、オン
ライン上で希望条件の選択や通知を行ってもよい。
【0067】情報提供者は、利用契約を更新するユーザ
に対し、新たな契約事項(前記〜)を記憶させた新
たな認証・課金サーバ4または新たなメモリカード41
を提供する。
【0068】ユーザは、認証・課金サーバ4を新たに提
供されたものと交換したり、新たなメモリカード41を
従前の認証・課金サーバ4に装着されたものと交換す
る。そして、前記した認証・課金サーバ4の設定手順と
同様に、各クライアント端末20と認証・課金サーバ4
との接続設定を行うと、使用可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のコンテ
ンツ・アクセス・システムは、あらかじめユーザと情報
提供者との間で利用資格認証および課金処理に関する契
約を行い、情報提供者がこの契約内容を利用管理情報と
して認証・課金サーバまたはこれに装着可能なメモリカ
ード等に記憶させてユーザに提供し、ユーザはこの認証
・課金サーバを介してクライアント端末から情報提供サ
ーバにアクセスする構成になっている。
【0070】そのためユーザは、各種コンテンツの利用
に際し、利用資格の認証や課金に関する情報をいちいち
入力する必要がなく、一般の無料コンテンツにアクセス
するのと同じ感覚で各種コンテンツを手軽に利用するこ
とができる。
【0071】また、利用資格や課金に関する重要な情報
がインターネット上に流出することがないので、ユーザ
の個人情報や課金情報に関する安全性が確保される。
【0072】また、ユーザ側と情報提供者側との間でイ
ンターネットを介した情報のやりとりが少なくなるの
で、処理速度が高速化し、ユーザが各種コンテンツを入
手するまでの時間が短縮化される。
【0073】さらに、ユーザの利用状況を管理するため
の情報が認証・課金サーバ内に記憶されるので、情報提
供者側においてユーザの利用状況を管理するための管理
サーバ等をインターネット上に設ける必要がない、ある
いは設けるとしても小規模にすることができ、情報提供
者側での保守・維持管理負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンテンツ・アクセ
ス・システムのシステム構成図である。
【図2】前記コンテンツ・アクセス・システムにおける
認証・課金サーバの概略構成を示す図であり、(a)は
認証・課金サーバの平面図、(b)は同じく側面図であ
る。
【図3】本発明におけるコンテンツの要求から提供まで
の動作の流れを示すシーケンシャルチャートである。
【図4】本発明の認証・課金サーバにおける利用資格認
証および課金処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 コンテンツ・アクセス・システム 2 クライアントシステム 20 クライアント端末 3 情報提供サーバ 4 認証・課金サーバ 41 メモリカード(管理情報記憶手段) 43 カード類(課金情報記憶媒体) 44 カードスロット(課金情報書換手段) 5 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540S 15/00 330 15/00 330C

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種コンテンツの要求および受信をする
    クライアントシステムと、 インターネットに接続されて各種コンテンツを前記クラ
    イアントシステムに提供する情報提供サーバと、 前記クライアントシステムに接続されて前記クライアン
    トシステムと前記情報提供サーバとの間に介在し、前記
    クライアントシステムの利用資格認証および課金処理を
    行うとともに、前記情報提供サーバにコンテンツ送信要
    求を行う認証・課金サーバと、 からなることを特徴とするコンテンツ・アクセス・シス
    テム。
  2. 【請求項2】 認証・課金サーバは、利用資格認証およ
    び課金処理に関する利用管理情報を記憶し、クライアン
    トシステムからの要求が前記利用管理情報に設定された
    認証条件を満たすときに、情報提供サーバに対してコン
    テンツ送信要求を行うことを特徴とする請求項1に記載
    のコンテンツ・アクセス・システム。
  3. 【請求項3】 情報提供サーバは、あらかじめ設定され
    た認証・課金サーバからのコンテンツ送信要求にのみ応
    答して、当該コンテンツをクライアントシステムに提供
    するように制御されることを特徴とする請求項1に記載
    のコンテンツ・アクセス・システム。
  4. 【請求項4】 インターネット上の特定の情報提供サー
    バに対し各種コンテンツの要求および受信をするクライ
    アントシステムに接続して設けられ、前記情報提供サー
    バと前記クライアントシステムとの間に介在して、前記
    クライアントシステムの利用資格認証および課金処理を
    行うとともに、前記情報提供サーバに対してコンテンツ
    送信要求を行うことを特徴とする認証・課金サーバ。
  5. 【請求項5】 利用資格認証および課金処理を行うため
    の利用管理情報を記憶する管理情報記憶手段を有し、ク
    ライアントシステムからの要求が前記利用管理情報に設
    定された認証条件を満たすときに、情報提供サーバに対
    してコンテンツ送信要求を行うことを特徴とする請求項
    4に記載の認証・課金サーバ。
  6. 【請求項6】 管理情報記憶手段が内蔵されていること
    を特徴とする請求項5に記載の認証・課金サーバ。
  7. 【請求項7】 管理情報記憶手段が取り外し可能に設け
    られていることを特徴とする請求項5に記載の認証・課
    金サーバ。
  8. 【請求項8】 利用管理情報は、少なくともクライアン
    トシステムを構成する登録済みクライアント端末の識別
    番号または識別記号を含むことを特徴とする請求項5に
    記載の認証・課金サーバ。
  9. 【請求項9】 利用管理情報は、少なくとも当該クライ
    アントシステムにあらかじめ許諾された利用可能コンテ
    ンツの内容や利用回数、利用期間を含むことを特徴とす
    る請求項5に記載の認証・課金サーバ。
  10. 【請求項10】 課金処理を行うための課金情報を記憶
    する課金情報記憶媒体を保持するとともに、前記課金情
    報を書き換える課金情報書換手段を備えることを特徴と
    する請求項4または5に記載の認証・課金サーバ。
  11. 【請求項11】 課金情報は、少なくとも当該クライア
    ントシステムにあらかじめ許諾されたコンテンツ利用金
    額の利用可能残高を含み、課金情報書換手段は、コンテ
    ンツの利用に応じて、課金情報記憶媒体に記憶された前
    記利用可能残高を減算するように書き換えることを特徴
    とする請求項10に記載の認証・課金サーバ。
  12. 【請求項12】 課金情報は、少なくとも当該クライア
    ントシステムを介して利用されたコンテンツ利用金額の
    利用済残高を含み、課金情報書換手段は、コンテンツの
    利用に応じて、課金情報記憶媒体に記憶された前記利用
    済残高を加算するように書き換えることを特徴とする請
    求項10に記載の認証・課金サーバ。
  13. 【請求項13】 各種コンテンツの要求および受信をす
    るクライアントシステムと、 インターネットに接続されて各種コンテンツを前記クラ
    イアントシステムに提供する情報提供サーバと、 前記クライアントシステムに接続されて前記クライアン
    トシステムと前記情報提供サーバとの間に介在し、前記
    クライアントシステムの利用資格認証および課金処理を
    行うとともに前記情報提供サーバにコンテンツ送信要求
    を行う認証・課金サーバとを設け、 前記クライアントシステムを構成するクライアント端末
    が、前記認証・課金サーバに対してコンテンツの利用要
    求を行い、 前記認証・課金サーバが、あらかじめ設定された利用管
    理情報に基づいて前記クライアント端末の利用資格認証
    を行い、 利用資格が認証されたときは、前記認証・課金サーバ
    が、保有する課金情報を書き換えるとともに、前記情報
    提供サーバに対してコンテンツ送信要求を行い、 この送信要求を受けた情報提供サーバが、前記認証・課
    金サーバを介して前記クライアント端末にコンテンツを
    送信することを特徴とするコンテンツ・アクセス方法。
  14. 【請求項14】 認証・課金サーバにおける利用資格認
    証は、コンテンツを要求したクライアント端末があらか
    じめ利用管理情報に登録されていることを認証の条件と
    して行われることを特徴とする請求項13に記載のコン
    テンツ・アクセス方法。
  15. 【請求項15】 認証・課金サーバにおける利用資格認
    証は、課金情報を記憶した課金情報記憶媒体が認証・課
    金サーバに読み書き可能な状態で保持されていることを
    認証の条件として行われることを特徴とする請求項13
    に記載のコンテンツ・アクセス方法。
  16. 【請求項16】 認証・課金サーバにおける利用資格認
    証は、課金情報記憶媒体が予納式の媒体であるか否かを
    判断し、予納式の媒体である場合には、前記課金情報記
    憶媒体に記憶されたコンテンツの利用可能残高が当該コ
    ンテンツの利用料金よりも多いことを認証の条件として
    行われるとともに、 認証・課金サーバにおける課金情報の書き換えは、前記
    利用可能残高から当該コンテンツの利用料金を差し引く
    ことにより行われることを特徴とする請求項15に記載
    のコンテンツ・アクセス方法。
  17. 【請求項17】 認証・課金サーバにおける利用資格認
    証は、課金情報記憶媒体があらかじめ決済条件を登録し
    た後納式の媒体であることを認証の条件として行われる
    とともに、 認証・課金サーバにおける課金情報の書き換えは、前記
    課金情報記憶媒体に記憶されたコンテンツの利用済残高
    に当該コンテンツの利用料金を加算することにより行わ
    れることを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ・
    アクセス方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321934A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nec Corp センサネットワークシステム、管理装置、センサ、利用者端末、センサ方法およびプログラム
US7174320B2 (en) * 2002-04-04 2007-02-06 Intel Corporation Method of providing adaptive security
JP2010511252A (ja) * 2006-11-27 2010-04-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線電気通信デバイスを使用する電子商取引の認証

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