JP2002147570A - ディファレンシャル装置の差動制限装置 - Google Patents

ディファレンシャル装置の差動制限装置

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JP2002147570A
JP2002147570A JP2000342347A JP2000342347A JP2002147570A JP 2002147570 A JP2002147570 A JP 2002147570A JP 2000342347 A JP2000342347 A JP 2000342347A JP 2000342347 A JP2000342347 A JP 2000342347A JP 2002147570 A JP2002147570 A JP 2002147570A
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differential
shaft
carrier
clutch piston
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Kazuo Kanazawa
一男 金澤
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で多板式のクラッチ部の締結制御
を行うことのできるディファレンシャル装置の差動制限
装置を提供する。 【解決手段】 センターディファレンシャル装置50の
キャリヤ56の後部にクラッチドラム61を固設すると
ともに、クラッチドラム61の内部にリヤドライブ軸2
0に沿う方向への進退移動を許容してリヤドライブ軸2
0と一体に回転されるクラッチピストン63を設ける。
キャリヤ56の後端面からピニオン軸57を突出させ、
端部がクラッチピストン63の前端面に対向する突出部
を形成する。クラッチピストン63の前端面に、突出部
75に摺動自在なカム部80を設け、突出部75は、キ
ャリヤ56とリヤドライブ軸20とが相対回転された際
に、カム部80のカム山81に沿ってクラッチピストン
63を進退移動させ、クラッチ部70を押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチ部を備え
たディファレンシャル装置の差動制限装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディファレンシャル装置にお
いては、予め差動制限トルクをイニシャルトルクとして
付加したり、一方の出力軸がスリップした際に他方の出
力軸にトルクをバイパスして伝達するための差動制限装
置が設けられている。
【0003】この差動制限装置としては、油圧多板クラ
ッチ等によって構成されるものがあり、例えば特開平5
−112149号公報には遊星歯車式のセンターディフ
ァレンシャル装置において、キャリヤとリヤドライブ軸
との間に油圧多板クラッチを設け、後輪スリップ等に応
じて油圧多板クラッチに差動制限トルクを発生させる技
術が開示されている。この種の油圧多板クラッチは、差
動制限トルクの発生が多板式のクラッチ部によるもので
あるため、比較的大きな差動制限トルクを得ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記油
圧多板クラッチは、クラッチ部の締結制御を行うための
油圧機構を必要とするため、構造が複雑なものとなった
り、ディファレンシャル装置が配設される場所によって
は、油圧源の確保等が困難となることがある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で多板式のクラッチ部の締結制御を行う
ことのできるディファレンシャル装置の差動制限装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明によるディファレンシャル装置
の差動制限装置は、キャリヤに対して動力の入力或いは
出力を行う軸部と、この軸部の同軸上に配設された上記
キャリヤとの相対回転を制限するディファレンシャル装
置の差動制限装置であって、上記軸部に沿って同軸上に
配列され、上記軸部と上記キャリヤとを締結可能なクラ
ッチ部と、上記軸部に沿う方向への進退移動を許容して
上記軸部と一体に回転され、上記クラッチ部を押圧自在
な環状のクラッチピストンと、上記軸部に沿う方向に上
記キャリヤから突出形成され、端部が上記クラッチピス
トンに対向された突出部と、上記クラッチピストンの上
記突出部との対向面に設けられ上記突出部の端部に摺動
自在なカム山とを備え、上記突出部は、上記キャリヤと
上記軸部とが相対回転された際に、上記カム山に沿って
上記クラッチピストンを進退移動させることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2記載の発明によるディファ
レンシャル装置の差動制限装置は、請求項1記載の発明
において、上記ディファレンシャル装置は、上記軸部に
設けられたサンギヤと、上記サンギヤに噛合されたピニ
オンと、上記ピニオンを回転自在に上記キャリヤに支持
するピニオン軸とを備えた遊星歯車式ディファレンシャ
ル装置であって、上記突出部は、上記キャリヤから上記
ピニオン軸が突出して形成されたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明によるディファ
レンシャル装置の差動制限装置は、請求項1または請求
項2記載の発明において、上記カム山による上記クラッ
チピストンの最大移動量を上記クラッチピストンが進退
移動可能なストローク長よりも小さく設定するととも
に、上記カム山を環状に連続形成したことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項4記載の発明によるディファ
レンシャル装置の差動制限装置は、請求項1乃至請求項
3の何れかに記載の発明において、上記カム山のカム面
の形状を上記突出部との相対回転方向に対して非対称に
形成したことを特徴とする。また、請求項5記載の発明
によるディファレンシャル装置の差動制限装置は、請求
項1乃至請求項4記載の何れかに記載の発明において、
上記クラッチピストンと上記クラッチ部との間に、該ク
ラッチ部を押圧する弾性部材を介装したことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項6記載の発明によるディファ
レンシャル装置の作動制限装置は、請求項1乃至請求項
4記載の何れかに記載の発明において、上記クラッチ部
に弾性部材を介装したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜7は本発明の第1の実施の
形態に係わり、図1は四輪駆動車の動力配分装置の概略
構成図、図2はセンターディファレンシャル装置の側面
断面図、図3はクラッチピストンの斜視図、図4はカム
部の展開図、図5はカム山によるクラッチピストンの動
作を示す説明図、図6はカム山の変形例を示す説明図、
図7はカム山の他の変形例を示す説明図である。
【0012】図1において、符号1は、四輪駆動車の駆
動系としての縦置きトランスアクスルを示す。トランス
アクスル1は、前部にトルクコンバータケース2とディ
ファレンシャルケース3を一体形成し、これらケース
2,3の後部にトランスミッションケース4が接合され
ており、このトランスミッションケース4の後部にエク
ステンションケース5が接合され、このエクステンショ
ンケース5内に動力伝達装置が設けられている。更に、
トランスミッションケース4の下部にオイルパン6が取
付けられている。
【0013】また、符号10はエンジンであり、このエ
ンジン10のクランク軸11が、トルクコンバータケー
ス2内部に配設されているロックアップクラッチ12を
備えたトルクコンバータ13の入力側に連結され、さら
に、このトルクコンバータ13の出力側に、トランスミ
ッションケース4に配設されている自動変速機30の変
速機入力軸14が連結されている。
【0014】一方、自動変速機30の出力軸(変速機出
力軸)15は入力軸(変速機入力軸)14と同軸上に配
設されており、この変速機出力軸15がエクステンショ
ンケース5に配設されているセンターディファレンシャ
ル装置50の入力側に連結されている。さらに、このセ
ンターディファレンシャル装置50の出力側に、フロン
トドライブ軸16と、軸部としてのリヤドライブ軸20
と、が分岐接続されている。
【0015】フロントドライブ軸16は、トランスミッ
ションケース4内で、変速機入力軸14と変速機出力軸
15とに対して平行に配設されており、このフロントド
ライブ軸16の後端がセンターディファレンシャル装置
50に一対のリダクションギヤ17,18を介して連結
されている。更に、このフロントドライブ軸16の前端
がディファレンシャルケース3に配設されているフロン
トディファレンシャル装置19に連設され、このフロン
トディファレンシャル装置19に、前輪を軸支する前輪
出力軸(図示せず)が連設されている。また、リヤドラ
イブ軸20はプロペラ軸21、リヤディファレンシャル
装置22等を介して、後輪を軸支する後輪出力軸(図示
せず)に連設されている。
【0016】一方、自動変速機30は、フロントプラネ
タリギヤ31、リヤプラネタリギヤ32を有し、このフ
ロントプラネタリギヤ31、リヤプラネタリギヤ32に
対し、ハイクラッチ33、リバースクラッチ34、ブレ
ーキバンド35、フォワードクラッチ36、オーバラン
ニングクラッチ37、ローアンドリバースクラッチ3
8、ワンウェイクラッチ39,40が設けられ、これら
を選択的に係合することで前進4段後進1段の変速段を
得る。
【0017】また、自動変速機30の前方には、オイル
ポンプ41がトルクコンバータのインペラスリーブ13
aとドライブ軸42とを連結して常に駆動するように設
けられ、オイルパン6にはコントロールバルブボデー4
3が収容されている。このコントロールバルブボデー4
3により上述の各摩擦係合要素に給排油し、個別的に係
脱制御する。
【0018】センターディファレンシャル装置50は、
遊星歯車式のディファレンシャル装置で構成されてい
る。具体的に説明すると、図2に示すように、変速機出
力軸15には大径の第1のサンギヤ51が一体形成さ
れ、この第1のサンギヤ51に小径の第1のピニオン5
2が等間隔毎に複数(例えば3個)噛合されている。
【0019】また、リヤドライブ軸20には小径の第2
のサンギヤ53が一体形成され、この第2のサンギヤ5
3に大径の第2のピニオン54が等間隔毎に複数(例え
ば3個)噛合されている。
【0020】これらの第1,第2のピニオン52,54
において、それぞれ対応する第1,第2のピニオン5
2,54対はピニオン部材55に一体形成され、各ピニ
オン部材55がキャリヤ56に固定されたピニオン軸5
7に回転自在に軸支されている。
【0021】すなわち、キャリヤ56は、前方から変速
機出力軸15が回転自在に挿入される一方、後方からリ
ヤドライブ軸20が回転自在に挿入され、空間中央に第
1のサンギヤ51と第2のサンギヤ53を格納する。そ
して、各第1のピニオン52が第1のサンギヤ51に、
各第2のピニオン54が第2のサンギヤ53に、ともに
噛合可能なように各ピニオン軸57が前後にかけて装架
されている。
【0022】キャリヤ56にはリダクションギヤ17が
固設され、ピニオン軸57を介してキャリヤ56に伝達
された動力は、図1に示すように、リダクションギヤ1
7,18、フロントドライブ軸16、フロントディファ
レンシャル装置19を介して前輪側に伝達される。一
方、第2のサンギヤ53からリヤドライブ軸20に伝達
された動力は、プロペラ軸21、リヤディファレンシャ
ル装置22を介して後輪側に伝達される。
【0023】また、センターディファレンシャル装置5
0の後部には多板式の差動制限装置60が併設されてお
り、前後輪間の差動制限を行う。差動制限装置60は、
キャリヤ56の後部に固設されたクラッチドラム61
と、クラッチドラム61内でリヤドライブ軸20にスプ
ライン結合されたクラッチハブ62とを備えて構成され
ている。
【0024】クラッチハブ62の外周には、クラッチピ
ストン63がスプライン結合され、このクラッチピスト
ン63がリヤドライブ軸20に沿う方向に進退移動可能
となっている。すなわち、クラッチピストン63は、ク
ラッチハブ62にスプライン結合されることにより、リ
ヤドライブ軸20に沿う方向への進退移動を許容してリ
ヤドライブ軸20と一体に回転されるようになってお
り、これによりクラッチドラム61に対して相対的に回
転可能且つ進退移動可能となっている。
【0025】また、クラッチピストン63の後部には筒
部63aが一体形成され、筒部63aの外周がクラッチ
ドラム61の内周に対向されている。
【0026】クラッチドラム61と筒部63aとの間に
は、筒部63aにスプライン結合された複数のドライブ
プレート65と、クラッチドラム61にスプライン結合
された複数のドリブンプレート66とがリヤドライブ軸
20に沿って交互に配設され、これらの後方でクラッチ
ドラム61にスプライン結合されたリテーナプレート6
7がスナップリング68に係止されて多板式のクラッチ
部70の要部が構成されている。
【0027】一方、各ピニオン軸57の後端部は、後方
に延設されてキャリヤ56の後端面から突出され、これ
らが突出部75として形成されている。これら突出部7
5は、その端部がクラッチドラム61内でクラッチピス
トン63の前端面に対向されるもので、クラッチピスト
ン63の前端面には、突出部75に摺動自在なカム部8
0が一体形成されている。
【0028】カム部80は、図3に示すように、互いに
同形状の複数個(ピニオン軸数を最大に任意の数)、本
実施の形態では3個のカム山81が環状に連なって構成
されている。これらのカム山81は、頂面81aの両側
に対称な傾斜カム面81b,81bを有し、互いに隣接
するカム山81の傾斜カム面81bに挟まれた位置に、
突出部75が臨まされている(図4参照)。
【0029】ここで、図4に示すように、クラッチピス
トン63の前端面からの頂面81aまでの距離は、クラ
ッチピストン63が進退移動可能なストローク長よりも
大きく設定されており、これにより、突出部75の傾斜
カム面81bに対する摺動範囲が規定されている。
【0030】次に、上記構成による本実施の形態の作用
について説明する。先ず、エンジン10の動力はトルク
コンバータ13を経て自動変速機30の変速機入力軸1
4に入力し、自動変速機30で所定に変速された変速動
力が変速機出力軸15からセンターディファレンシャル
装置50の第1のサンギヤ51に入力する。
【0031】この第1のサンギヤ51に噛合する第1の
ピニオン52と、リヤドライブ軸20に設けた第2のサ
ンギヤ53に噛合する第2のピニオン54とは一体に形
成されており、また、フロントドライブ軸16に設けた
リダクションギヤ18が、ピニオン52,54を支持す
るキャリヤ55に設けたリダクションギヤ17に噛合さ
れているため、変速機出力軸15から出力されたトルク
は、センターディファレンシャル装置50を介して、リ
ヤドライブ軸20とフロントドライブ軸16とに分配さ
れる。
【0032】そして、リヤドライブ軸20に分配された
トルクは、リヤドライブ軸20、プロペラ軸21、リヤ
ディファレンシャル装置22を経て、後輪を軸支する後
輪出力軸(図示せず)に伝達され、一方、フロントドラ
イブ軸16に分配されたトルクは、フロントディファレ
ンシャル装置19を経て、前輪を軸支する前輪出力軸
(図示せず)に伝達されて、四輪駆動走行となる。
【0033】そして、悪路から脱出する際、低μ路、或
いは一輪が浮いた状態での走行等に際し、前後輪伝達軸
間に差動回転が発生すると、すなわちキャリヤ56とリ
ヤドライブ軸20とが相対回転すると、突出部75とク
ラッチピストン63とが相対回転される。
【0034】その際、突出部75によって、クラッチピ
ストン63はカム山81(傾斜カム面81b)に沿って
後方に移動され、クラッチ部60を押圧する。これによ
りドライブプレート65とドリブンプレート66とが摺
接され、クラッチ部60には、クラッチピストン63の
リフト量l(図5(b)参照)に応じた差動制限トルク
が発生する。
【0035】キャリヤ56とリヤドライブ軸20とが更
に相対回転されて突出部75がカム山81の摺動範囲の
終端に達すると、クラッチピストン63のリフト量lは
最大(=クラッチピストン63のストローク長)とな
り、クラッチ部60は完全に締結されてセンターディフ
ァレンシャル装置50がデフロックされる。
【0036】このような実施の形態では、キャリヤ56
の端面に形成した突出部75と、クラッチピストン63
の突出部75との対向面に設けたカム部80と、を備え
た簡単な構造で多板式のクラッチ部70の締結制御を行
うので、複雑な油圧機構等を必要とせず、差動制限装置
60の構造を簡素化することができる。しかも、このよ
うな機構は油圧源等を必要としないので、ディファレン
シャル装置の配設位置等の設計の自由度を拡大すること
ができる。
【0037】また、ピニオン軸57をキャリヤ56の端
面から突出させて突出部75を形成することにより部品
点数を削減することができ、差動制限装置60の更なる
構造の簡素化を図ることができる。
【0038】ここで、クラッチピストン63の前端面か
らカム山81の頂面81aまでの距離をクラッチピスト
ン63が進退移動可能なストローク長よりも小さく設定
することにより(図6(a)参照)、突出部75とカム
山81との摺動によるクラッチピストン63の最大リフ
ト量lmax(図6(b)参照)を上記ストローク長より
も小さく設定することができ、差動制限装置60にトル
クリミッタ機能を付加することができる。すなわち、上
記構成によれば、突出部75とクラッチピストン63と
が所定量以上相対回転されると、カム山81における突
出部75との摺動面は傾斜カム面81bから頂面81a
に移行し、クラッチピストン63のリフト量がlmaxで
一定となる。これにより、クラッチピストン63のリフ
ト量が制限されて、クラッチ部70における発生トルク
が所定トルク以上増加することが防止される。
【0039】また、図7に示すように、各カム山81に
おいて、一方の傾斜カム面81bの傾斜角θ1と他方の
傾斜カム面81bの傾斜角θ2とを異なる傾斜角に設定
し、カム山の形状を突出部75との相対回転方向に対し
て非対称とすることにより、クラッチ部70で発生する
差動制限トルクの特性をキャリヤ56とリヤドライブ軸
20とが相対回転される方向に応じて異なるものに設定
することができる。
【0040】次に、図8は本発明の第2の実施の形態に
係わり、センターディファレンシャル装置の側面断面図
である。ここで、本実施の形態は、クラッチピストン6
3とクラッチ部70との間に、弾性部材としてのコイル
スプリング92を介装した点が上述の第1の実施の形態
と異なる。なお、その他同様な構成については同符号を
付して説明を省略する。
【0041】具体的に説明すると、クラッチピストン6
3のクラッチ部70との対向面には複数の凹部91が設
けられ(図8には1つの凹部91のみを図示)、各凹部
91には、コイルスプリング92が保持されている。こ
れらコイルスプリング92の後端はクラッチピストン6
3の後端面から突出されており、これらコイルスプリン
グ92の突出量は、クラッチピストン63の後方へのリ
フト量lが”0”であるときクラッチピストン63とク
ラッチ部70との間に形成される間隙δよりも長くなる
よう設定されている。そして、このコイルスプリング9
2によって、クラッチ部70は所定の弱い力で後方に押
圧されるようになっている。
【0042】このような実施の形態によれば、上述の第
1の実施の形態で得られる作用・効果に加え、クラッチ
ピストン63がコイルスプリング92を介してクラッチ
部70を所定の弱い力で後方に常に押圧するので、クラ
ッチ部70に対してイニシャルトルクを発生させること
ができる。
【0043】次に、図9は本発明の第3の実施の形態に
係わり、センターディファレンシャル装置の側面断面図
である。ここで、本実施の形態は、クラッチ部70中に
弾性部材としての皿ばね95を介装した点が上述の第1
の実施の形態と異なる。なお、その他同様な構成につい
ては同符号を付して説明を省略する。
【0044】具体的に説明すると、クラッチ部70は、
クラッチピストン63の後方へのリフト量lが”0”で
あるとき、リテーナプレート67とスナップリング68
との間に間隙Δを形成可能なように構成されており、こ
れらリテーナプレート67とスナップリング68との間
には、間隙Δよりも大きいつぶし代を有する皿ばね95
が介装されている。そして、この皿ばね95によって、
クラッチ部70(ドライブプレート65、ドリブンプレ
ート66等)は所定の弱い力で前方に押圧されるように
なっている。
【0045】このような実施の形態によれば、上述の第
1の実施の形態で得られる作用・効果に加え、皿ばね9
5はクラッチ部70を常に弱い力で前方に押圧されるの
で、クラッチ部70に対してイニシャルトルクを発生さ
せることができる。また、皿ばね95のばね定数を適切
に設定することにより、クラッチピストン63のリフト
量に対するクラッチ部70の発生トルク特性を可変に設
定することができる。
【0046】なお、上述の各実施の形態では、遊星歯車
式ディファレンシャル装置に差動制限装置を併設した一
例について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えばベベル式ディファレンシャル装置のキ
ャリヤに突出部を一体形成して同様の差動制限装置を構
成してもよい。
【0047】また、ディファレンシャル装置に対する入
力要素及び出力要素等の設定は、上述のものに限定され
るものではない。
【0048】また、本発明による差動制限装置が適用さ
れるディファレンシャル装置は、センターディファレン
シャル装置に限定されるものではなく、例えばフロント
ディファレンシャル装置やリヤディファレンシャル装置
等にも適用が可能である。
【0049】また、傾斜カム面の形状は上述のものに限
定されるものではなく、例えば傾斜カム面を湾曲形成し
てクラッチピストンとカム部との相対回転に対するクラ
ッチピストンのリフト量を指数関数的に変化させるよう
設定してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリヤと軸部とが相対回転された際に、上記キャリヤに
形成された突出部がクラッチピストンに設けられたカム
山に沿って上記クラッチピストンを進退移動させ、上記
軸部と上記キャリヤとを締結可能な多板式のクラッチ部
を押圧可能な構成とすることにより、簡単な構成で上記
クラッチ部の締結制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1〜6は本発明の第1の実施の形態に係わ
り、図1は四輪駆動車の動力配分装置の概略構成図
【図2】センターディファレンシャル装置の側面断面図
【図3】クラッチピストンの斜視図
【図4】カム部の展開図
【図5】カム山によるクラッチピストンの動作を示す説
明図
【図6】カム山の変形例を示す説明図
【図7】カム山の他の変形例を示す説明図
【図8】図8は本発明の第2の実施の形態に係わり、セ
ンターディファレンシャル装置の側面断面図
【図9】図9は本発明の第3の実施の形態に係わり、セ
ンターディファレンシャル装置の側面断面図
【符号の説明】 20 リヤドライブ軸(軸部) 22 リヤディファレンシャル装置 50 センターディファレンシャル装置 51 第1のサンギヤ 52 第1のピニオン 53 第2のサンギヤ 54 第2のピニオン 55 ピニオン部材 56 キャリヤ 57 ピニオン軸 60 差動制限装置 61 クラッチドラム 62 クラッチハブ 63 クラッチピストン 63a 筒部 65 ドライブプレート 66 ドリブンプレート 67 リテーナプレート 68 スナップリング 70 クラッチ部 75 突出部 80 カム部 81 カム山 81a 頂面 81b 傾斜カム面 91 凹部 92 コイルスプリング(弾性部材) 95 皿ばね(弾性部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤに対して動力の入力或いは出力
    を行う軸部と、この軸部の同軸上に配設された上記キャ
    リヤとの相対回転を制限するディファレンシャル装置の
    差動制限装置であって、 上記軸部に沿って同軸上に配列され、上記軸部と上記キ
    ャリヤとを締結可能なクラッチ部と、 上記軸部に沿う方向への進退移動を許容して上記軸部と
    一体に回転され、上記クラッチ部を押圧自在な環状のク
    ラッチピストンと、 上記軸部に沿う方向に上記キャリヤから突出形成され、
    端部が上記クラッチピストンに対向された突出部と、 上記クラッチピストンの上記突出部との対向面に設けら
    れ上記突出部の端部に摺動自在なカム山とを備え、 上記突出部は、上記キャリヤと上記軸部とが相対回転さ
    れた際に、上記カム山に沿って上記クラッチピストンを
    進退移動させることを特徴とするディファレンシャル装
    置の差動制限装置。
  2. 【請求項2】 上記ディファレンシャル装置は、上記軸
    部に設けられたサンギヤと、上記サンギヤに噛合された
    ピニオンと、上記ピニオンを回転自在に上記キャリヤに
    支持するピニオン軸とを備えた遊星歯車式ディファレン
    シャル装置であって、 上記突出部は、上記キャリヤから上記ピニオン軸が突出
    して形成されたことを特徴とする請求項1に記載のディ
    ファレンシャル装置の差動制限装置。
  3. 【請求項3】 上記カム山による上記クラッチピストン
    の最大移動量を上記クラッチピストンが進退移動可能な
    ストローク長よりも小さく設定するとともに、上記カム
    山を環状に連続形成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のディファレンシャル装置の差動制限
    装置。
  4. 【請求項4】 上記カム山のカム面の形状を上記突出部
    との相対回転方向に対して非対称に形成したことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のディファ
    レンシャル装置の差動制限装置。
  5. 【請求項5】 上記クラッチピストンと上記クラッチ部
    との間に、該クラッチ部を押圧する弾性部材を介装した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載
    のディファレンシャル装置の差動制限装置。
  6. 【請求項6】 上記クラッチ部に弾性部材を介装したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    ディファレンシャル装置の差動制限装置。
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