JP2002144335A - 粒状プラスチック材料の乾燥装置 - Google Patents

粒状プラスチック材料の乾燥装置

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JP2002144335A JP2000343578A JP2000343578A JP2002144335A JP 2002144335 A JP2002144335 A JP 2002144335A JP 2000343578 A JP2000343578 A JP 2000343578A JP 2000343578 A JP2000343578 A JP 2000343578A JP 2002144335 A JP2002144335 A JP 2002144335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥した樹脂ペレットを大気中の水分を吸収
することなく成形機へ送る乾燥装置。 【解決手段】 ホッパドライヤ82の上部に設けられた投
入口からペレット80を投入し、ホッパドライヤ内に大気
を所望の温度に加熱した循環ガスに窒素発生器100 で生
成した窒素ガスを注入しながら循環することによりペレ
ットを乾燥し、所望の水分量に乾燥されたペレットをホ
ッパドライヤの下部に設けた排出口84から排出しプラス
チック成形機62へ供給するペレットの乾燥装置であっ
て、窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機内に送気
し、あるいは成形機に取り付けられた圧送ホッパへ圧送
する材料輸送管66に窒素発生器で発生した窒素ガスをキ
ャリヤガスとして噴射するので、乾燥された粒状プラス
チック材料は、窒素ガスによりホッパドライヤから成形
機まで輸送される途中で、大気中の水分を吸着したり、
大気による酸化を受けることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック材料、
特に粒状プラスチック材料状または粒状のプラスチック
材料の乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは吸湿性があるので、大気
中に放置すると大気の温湿度により、0.数%から数%
の水分を含有する。プラスチック成形機に供給されるプ
ラスチック原料は通常ペレット状、すなわち粒状プッラ
スチック材料として供給されるが、このペレットに規定
以上の水分が含有されていると、加水分解を起こし、樹
脂が劣化し、成形品の強度および靭性が劣化する。ま
た、溶融樹脂の流動性が過剰化し、そのため金型内で過
剰充填が起こり、バリの発生や形状不良等の問題が発生
する。
【0003】そこで、プラスチック成形機に供給される
プラスチック原料は、ホッパドライヤと称される粒状プ
ラスチック材料乾燥装置を用い、プラスチック原料の含
有する水分を所定の含有量まで乾燥する必要がある。例
えば、包装された状態のナイロン66の場合、開封時に
は0.1%程度であるが、開封して大気中に3〜4時間
放置すると、通常大気中の水分を吸収し、水分量は0.
3〜0.5%になってしまう。そのため、プラスチック
成形機へ供給するためには、水分率を0.1%以下に乾
燥しなければならない。
【0004】従来用いられている粒状プラスチック材料
の乾燥装置の基本的な構造は、粒状プラスチック材料を
充填したホッパドライヤに乾熱空気を送風し、ホッパド
ライヤの上端に取り付けられた原料投入口から投入され
た粒状プラスチック材料が、ホッパドライヤの内部の空
間をゆっくり降下してホッパドライヤ下端の原料排出口
から排出される間に、所定の水分率まで乾燥するもので
ある。
【0005】このように、従来の粒状プラスチック材料
の乾燥装置は、乾熱空気を循環させ、ホッパドライヤ内
に充填された粒状プラスチック材料に含まれる水分を乾
熱空気に吸収させるものであるため、乾燥剤の中を通し
て循環空気を乾燥する必要がある。しかし、循環する乾
熱空気には次第に材料に含まれる水分が乾燥剤中を蓄積
されるため、定期的に乾燥剤を加熱し含まれる水分を除
去する必要がある。そのため、乾燥剤を含む循環経路を
二系統にし、乾燥剤の吸湿と除湿を交互に行う複雑な回
路を構成する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の粒状
プラスチック材料の乾燥装置における問題点を解決する
ため、発明者は以前に特開2000−263549号公
報に示す発明の名称「粒状プラスチック材料の乾燥方法
およびその装置」の発明(以下先行発明と称する。)を
提案した。
【0007】図4は先行発明の一実施の形態の概略配置
図である。未乾燥の粒状プラスチック材料80を収容す
るホッパドライヤ82の上部は円筒状で下部は円錐状に
絞られており、上部には図示しないが粒状プラスチック
材料の投入口があり、下端部は粒状プラスチック材料の
排出口84が設けられている。また、ホッパドライヤ8
2の内部には上面から進入し、中心部で下方に垂下し、
先端部が円錐状に拡大され、かつ全面に噴出口を設けた
熱風注入管96が配置されている。
【0008】送風機88の送風側は、循環空気加熱用ヒ
ータ90を介して送風管86の一端に接続されており、
この送風管86の先端は、熱風注入管96の上端に接続
されている。この循環空気加熱用ヒータ90は、図示し
ない温度調節計により送風温度が制御されている。ホッ
パドライヤ82の上面には循環回路92aの一端が接続
され他の一端は循環フィルタ94に接続されており、ホ
ッパドライヤ82からの排出される循環ガスは循環フィ
ルタ94に流入する。
【0009】循環フィルタ94で浄化された循環ガスの
大部分は出口95aから循環回路92bにより、送風機
88の吸気側へ循環する。また、循環フィルタ94のも
う一方の出口95bからは、窒素ガスの注入により過剰
となったガスが排出される。なお、出口95bからの過
剰ガスは、過剰ガス回路97により、ホッパドライヤ8
2の排出口84に送られ、必要に応じて粒状プラスチッ
ク材料80のキャリヤガスとして用いられる。窒素発生
器100は圧縮空気入口102から空気を取り込み窒素
(純度98%)を発生し、窒素供給回路104を介して
送風機88の送気側に接続される。
【0010】しかしながら、前記の先行発明において
は、折角ホッパドライヤにおいって、乾燥された粒状プ
ラスチック材料も、成形機へ移送される間に大気に晒さ
れるため、吸湿すると共に酸化される可能性があり、ま
た成形機により成形される際にも、大気中で成形される
ため、これまた大気中の水分を吸湿したり酸化されるす
る可能性がある。
【0011】本発明は先行発明の粒状プラスチック材料
の乾燥装置の前記のごとき問題点を解決すべくなされた
ものであって、乾燥された粒状プラスチック材料が、成
形機へ輸送される間、あるいは成形機により成形される
際に、大気中の水分を吸収したり、酸化されたりするこ
とがない粒状プラスチック材料の乾燥装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の粒状プラスチック材料の乾燥装置は、上部に粒状プラ
スチック材料の流入口を設け内部空間に粒状プラスチッ
ク材料を滞留させ下部に粒状プラスチック材料の排出口
を設けたホッパドライヤと、送気側と前記ホッパドライ
ヤとの間に送気を加熱するヒータを介在させ熱風を前記
ホッパドライヤへ送風すると共に前記ホッパドライヤか
らの循環ガスを吸気する送風機と、圧縮空気を取入れ該
空気中の酸素等を分離し窒素を生成し該窒素を前記送風
機の送気側に注入する窒素発生器と、前記ホッパドライ
ヤからの循環ガスを前記送風機の吸気側に循環する熱風
循環回路と、前記ホッパドライヤまたは前記熱風循環回
路に取付けられ前記窒素発生器からの窒素の混入により
前記循環ガス中の余剰となった循環ガスを排気する循環
ガス排気口とからなる粒状プラスチック材料の乾燥装置
において、前記窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機
内に送気することを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2に記載の粒状プラスチッ
ク材料の乾燥装置は、上部に粒状プラスチック材料の流
入口を設け内部空間に粒状プラスチック材料を滞留させ
下部に粒状プラスチック材料の排出口を設けたホッパド
ライヤと、送気側と前記ホッパドライヤとの間に送気を
加熱するヒータを介在させ熱風を前記ホッパドライヤへ
送風すると共に前記ホッパドライヤからの循環ガスを吸
気する送風機と、圧縮空気を取入れ該空気中の酸素等を
分離し窒素を生成し該窒素を前記送風機の送気側に注入
する窒素発生器と、前記ホッパドライヤからの循環ガス
を前記送風機の吸気側に循環する熱風循環回路と、前記
ホッパドライヤまたは前記熱風循環回路に取付けられ前
記窒素発生器からの窒素の混入により前記循環ガス中の
余剰となった循環ガスを排気する循環ガス排気口とから
なる粒状プラスチック材料の乾燥装置において、前記ホ
ッパドライヤの前記排出口から排出される乾燥された粒
状プラスチック材料を成形機に取り付けられた圧送ホッ
パへ圧送する材料輸送管を設け、前記窒素発生器で発生
した窒素ガスを前記材料輸送管内にキャリヤガスとして
噴射することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3に記載の粒状プラスチッ
ク材料の乾燥装置は、上部に粒状プラスチック材料の流
入口を設け内部空間に粒状プラスチック材料を滞留させ
下部に粒状プラスチック材料の排出口を設けたホッパド
ライヤと、送気側と前記ホッパドライヤとの間に送気を
加熱するヒータを介在させ熱風を前記ホッパドライヤへ
送風すると共に前記ホッパドライヤからの循環ガスを吸
気する送風機と、圧縮空気を取入れ該空気中の酸素等を
分離し窒素を生成し該窒素を前記送風機の送気側に注入
する窒素発生器と、前記ホッパドライヤからの循環ガス
を前記送風機の吸気側に循環する熱風循環回路と、前記
ホッパドライヤまたは前記熱風循環回路に取付けられ前
記窒素発生器からの窒素の混入により前記循環ガス中の
余剰となった循環ガスを排気する循環ガス排気口とから
なる粒状プラスチック材料の乾燥装置において、前記窒
素発生器で発生した窒素ガスを成形機内に送気すると共
に、前記ホッパドライヤの前記排出口から排出される乾
燥された粒状プラスチック材料を成形機に取り付けられ
た圧送ホッパへ圧送する材料輸送管を設け、前記窒素発
生器で発生した窒素ガスを前記材料輸送管内にキャリヤ
ガスとして噴射することを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明は、窒素発生器で発生した窒素
ガスを成形機内に送気するので、乾燥された粒状プラス
チック材料が成形機で成形される際に、再び大気中の水
分を吸収することがなく、かつ大気による酸化が防止さ
れる。請求項2の発明は、ホッパドライヤの排出口から
排出される乾燥された粒状プラスチック材料を成形機に
取り付けられた圧送ホッパへ圧送する材料輸送管を設
け、窒素発生器で発生した窒素ガスを材料輸送管内にキ
ャリヤガスとして噴射するので、乾燥された粒状プラス
チック材料は、窒素ガスによりホッパドライヤから成形
機まで輸送される途中で、大気中の水分を吸着したり、
大気による酸化を受けることがない。
【0016】窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機内
に送気すると共に、ホッパドライヤの排出口から排出さ
れる乾燥された粒状プラスチック材料を成形機に取り付
けられた圧送ホッパへ圧送する材料輸送管を設け、窒素
発生器で発生した窒素を材料輸送管内にキャリヤガスと
して噴射するので、乾燥された粒状プラスチック材料が
成形機で成形される際、および窒素ガスによりホッパド
ライヤから成形機まで輸送される途中で、再び大気中の
水分を吸着したり、大気による酸化を受けることがな
い。
【0017】
【発明の実施の態様】本発明の好適な実施の態様を以下
図面に従って説明する。図1は請求項1の一実施の態様
を示す概略構成図である。未乾燥の粒状プラスチック材
料80を収容するホッパドライヤ82の上部は円筒状で
下部は円錐状に絞られており、上部には図示しないが粒
状プラスチック材料の投入口があり、下端部は粒状プラ
スチック材料の排出口84が設けられている。また、ホ
ッパドライヤ82の内部には上面から進入し、中心部で
下方に垂下し、先端部が円錐状に拡大され、かつ全面に
噴出口を設けた熱風注入管96が配置されている。
【0018】送風機88の送風側は、循環空気加熱用ヒ
ータ90を介して送風管86の一端に接続されており、
この送風管86の先端は、熱風注入管96の上端に接続
されている。この循環空気加熱用ヒータ90は、温度調
節計98および過熱防止器99により送風温度が制御さ
れている。ホッパドライヤ82の上面には循環回路92
aの一端が接続され他の一端は循環フィルタ94に接続
されており、ホッパドライヤ82から排出される循環ガ
スは循環フィルタ94に流入する。
【0019】循環フィルタ94で浄化された循環ガスの
大部分は出口95aから循環回路92bにより、送風機
88の吸気側へ循環する。一方、ホッパドライヤ82上
面には過剰ガス排出口93を有する過剰ガス回路97が
接続され、過剰ガス排出口93から窒素ガスの注入によ
り過剰となったガスが排出される。なお、ホッパドライ
ヤ82からの過剰ガスは、過剰ガス回路97により、ホ
ッパドライヤ82の排出口84に送られ、必要に応じて
ペレット80のキャリヤガスとして用いることもでき
る。
【0020】窒素発生器100は圧縮空気入口102か
ら空気を取り込み窒素(純度98%)を発生し、第1の
窒ガス素供給回路104を介して送風機88の送気側に
接続される。また、第2の窒素ガス供給回路60は成形
機62に接続され、成形機62へは窒素発生器100で
生成した窒素ガスが送られる。
【0021】図2は本発明の請求項2の一実施の態様を
示す概略構成図である。図1の請求項1の実施の態様と
異なる点は、ホッパドライヤ82の排出口84から排出
される乾燥された粒状プラスチック材料80を成形機6
2に取り付けられた圧送ホッパ64へ圧送する材料輸送
管66を設けた点と、窒素発生器100に窒素ガスを供
給する第3の窒素ガス供給回路68を設け、この第3の
窒素ガス供給回路68は材料輸送管66内にキャリヤガ
スとして窒素ガスをエゼクタ70を介して噴射する点で
ある。
【0022】図3は本発明の請求項3の一実施の態様を
示す概略構成図である。この請求項3の実施の態様で
は、第2の窒素ガス供給回路60は成形機62に接続さ
れ、成形機62へは窒素発生器100で生成した窒素ガ
スが送られる。また、ホッパドライヤ82の排出口84
から排出される乾燥された粒状プラスチック材料80を
成形機62に取り付けられた圧送ホッパ64へ圧送する
材料輸送管66が設けられ、窒素発生器100には第3
の窒素ガス供給回路68が設けられ、この第3の窒素ガ
ス供給回路68は材料輸送管66内にキャリヤガスとし
て窒素ガスをエゼクタ70を介して噴射する。
【0023】図1に示した本発明の請求項1の実施例で
は、窒素発生器100で発生した窒素ガスが第2の窒素
ガス供給管60により成形機60内に送気されるので、
乾燥された粒状プラスチック材料80が成形機62で成
形される際に、再び大気中の水分を吸収することがな
く、かつ大気により酸化されることがない。
【0024】図2に示した本発明の請求項2の実施例で
は、ホッパドライヤ82の排出口84から排出される乾
燥された粒状プラスチック材料80を成形機62に取り
付けられた圧送ホッパ64へ圧送する材料輸送管66を
設け、窒素発生器100で発生した窒素ガスを第3の窒
素ガス供給回路68により、材料輸送管66内にキャリ
ヤガスとして噴射するので、乾燥された粒状プラスチッ
ク材料80は、ホッパドライヤ82から成形機88まで
輸送される途中で、大気中の水分を吸着したり、大気に
よる酸化を受けることがない。
【0025】図3に示した本発明の請求項3の実施例で
は、窒素発生器100で発生した窒素ガスが第2の窒素
ガス供給管60により成形機60内に送気されるので、
乾燥された粒状プラスチック材料80が成形機62で成
形される際に、再び大気中の水分を吸収することがな
い。また、ホッパドライヤ82の排出口84から排出さ
れる乾燥された粒状プラスチック材料80を成形機62
に取り付けられた圧送ホッパ64へ圧送する材料輸送管
66を設け、窒素発生器100で発生した窒素ガスを第
3の窒素ガス供給回路68により、材料輸送管66内に
キャリヤガスとして噴射するので、乾燥された粒状プラ
スチック材料80は、ホッパドライヤ82から成形機8
8まで輸送される途中で、大気中の水分を吸着したり、
大気による酸化を受けることがない。
【0026】
【発明の効果】本発明の粒状プラスチック材料の供給装
置では、窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機内に送
気するので、乾燥された粒状プラスチック材料が成形機
で成形される際に、再び大気中の水分を吸収することが
なく、かつ大気中の酸素により酸化されることがない。
また、ホッパドライヤの排出口から排出される乾燥され
た粒状プラスチック材料を成形機に取り付けられた圧送
ホッパへ圧送する材料輸送管を設け、窒素発生器で発生
した窒素ガスを材料輸送管内にキャリヤガスとして噴射
するので、乾燥された粒状プラスチック材料は、窒素ガ
スによりホッパドライヤから成形機まで輸送される途中
で、大気中の水分を吸着したり、大気による酸化を受け
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施の態様を示す概略構成図であ
る。
【図2】請求項2の一実施の態様を示す概略構成図であ
る。
【図3】請求項3の一実施の態様を示す概略構成図であ
る。
【図4】先行特許の一実施の態様を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
60・・・・・第2の窒素ガス供給管 62・・・・・成形機 64・・・・・圧送ホッパ 66・・・・・材料輸送管 68・・・・・第3の窒素ガス供給管 70・・・・・エゼクタ 80・・・・・粒状プラスチック材料 82・・・・・ホッパドライヤ 84・・・・・排出口 86・・・・・送風管 88・・・・・送風機 90・・・・・循環空気過熱ヒータ 92・・・・・循環回路 93・・・・・過剰ガス出口 94・・・・・循環フィルタ 95a・・・・循環ガス出口 95b・・・・過剰ガス出口 96・・・・・熱風注入管 97・・・・・過剰ガス排出回路 98・・・・・温度調節計 99・・・・・過熱防止器 100・・・・・窒素発生器 102・・・・・圧縮空気取り入れ口 104・・・・・第1の窒素供給回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に粒状プラスチック材料の流入口を
    設け内部空間に粒状プラスチック材料を滞留させ下部に
    粒状プラスチック材料の排出口を設けたホッパドライヤ
    と、送気側と前記ホッパドライヤとの間に送気を加熱す
    るヒータを介在させ熱風を前記ホッパドライヤへ送風す
    ると共に前記ホッパドライヤからの循環ガスを吸気する
    送風機と、圧縮空気を取入れ該空気中の酸素等を分離し
    窒素を生成し該窒素を前記送風機の送気側に注入する窒
    素発生器と、前記ホッパドライヤからの循環ガスを前記
    送風機の吸気側に循環する熱風循環回路と、前記ホッパ
    ドライヤまたは前記熱風循環回路に取付けられ前記窒素
    発生器からの窒素の混入により前記循環ガス中の余剰と
    なった循環ガスを排気する循環ガス排気口とからなる粒
    状プラスチック材料の乾燥装置において、 前記窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機内に送気す
    ることを特徴とする粒状プラスチック材料の乾燥装置。
  2. 【請求項2】 上部に粒状プラスチック材料の流入口を
    設け内部空間に粒状プラスチック材料を滞留させ下部に
    粒状プラスチック材料の排出口を設けたホッパドライヤ
    と、送気側と前記ホッパドライヤとの間に送気を加熱す
    るヒータを介在させ熱風を前記ホッパドライヤへ送風す
    ると共に前記ホッパドライヤからの循環ガスを吸気する
    送風機と、圧縮空気を取入れ該空気中の酸素等を分離し
    窒素を生成し該窒素を前記送風機の送気側に注入する窒
    素発生器と、前記ホッパドライヤからの循環ガスを前記
    送風機の吸気側に循環する熱風循環回路と、前記ホッパ
    ドライヤまたは前記熱風循環回路に取付けられ前記窒素
    発生器からの窒素の混入により前記循環ガス中の余剰と
    なった循環ガスを排気する循環ガス排気口とからなる粒
    状プラスチック材料の乾燥装置において、 前記ホッパドライヤの前記排出口から排出される乾燥さ
    れた粒状プラスチック材料を成形機に取り付けられた圧
    送ホッパへ圧送する材料輸送管を設け、前記窒素発生器
    で発生した窒素ガスを前記材料輸送管内にキャリヤガス
    として噴射することを特徴とする粒状プラスチック材料
    の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 上部に粒状プラスチック材料の流入口を
    設け内部空間に粒状プラスチック材料を滞留させ下部に
    粒状プラスチック材料の排出口を設けたホッパドライヤ
    と、送気側と前記ホッパドライヤとの間に送気を加熱す
    るヒータを介在させ熱風を前記ホッパドライヤへ送風す
    ると共に前記ホッパドライヤからの循環ガスを吸気する
    送風機と、圧縮空気を取入れ該空気中の酸素等を分離し
    窒素を生成し該窒素を前記送風機の送気側に注入する窒
    素発生器と、前記ホッパドライヤからの循環ガスを前記
    送風機の吸気側に循環する熱風循環回路と、前記ホッパ
    ドライヤまたは前記熱風循環回路に取付けられ前記窒素
    発生器からの窒素の混入により前記循環ガス中の余剰と
    なった循環ガスを排気する循環ガス排気口とからなる粒
    状プラスチック材料の乾燥装置において、 前記窒素発生器で発生した窒素ガスを成形機内に送気す
    ると共に、前記ホッパドライヤの前記排出口から排出さ
    れる乾燥された粒状プラスチック材料を成形機に取り付
    けられた圧送ホッパへ圧送する材料輸送管を設け、前記
    窒素発生器で発生した窒素ガスを前記材料輸送管内にキ
    ャリヤガスとして噴射することを特徴とする粒状プラス
    チック材料の乾燥装置。
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