JP2002142191A - 画像サーバー及び画像サーバーシステム - Google Patents

画像サーバー及び画像サーバーシステム

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JP2002142191A
JP2002142191A JP2000331997A JP2000331997A JP2002142191A JP 2002142191 A JP2002142191 A JP 2002142191A JP 2000331997 A JP2000331997 A JP 2000331997A JP 2000331997 A JP2000331997 A JP 2000331997A JP 2002142191 A JP2002142191 A JP 2002142191A
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JP2000331997A
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Tomoyoshi Kawashima
智喜 川島
Susumu Maetani
進 前谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データ管理が容易で、連続した画
像データを快適に送信して被写体の変化をユーザーに直
ちに把握させることのできる画像サーバーを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明の画像サーバー1は、画像データ
を格納するときに、制御手段8が時刻情報を画像データ
に対応付けて画像蓄積部6に蓄積し、受像端末2から再
生要求コマンドを受信したときには、制御手段8が画像
蓄積部6に蓄積した画像データを時刻情報によって選択
し、該時刻以降の画像データを前記時刻情報に基づいた
送信間隔で連続して受像端末2に転送することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して撮像部が撮影した画像データを連続送信できる画像
サーバーと、さらにこの画像サーバー及びこの画像を表
示する受像端末、ネットワークを備えた画像サーバーシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の撮像部を受像端末から
遠隔制御し、遠隔地の被写体を撮影してこの画像を表示
するシステムが知られている。しかし、この従来のシス
テムは、専用線を用いるものが多く、ネットワークを用
いて遠隔制御するにしても、撮像部側と制御装置側がそ
れぞれ独自のプロトコルや制御形態を採用するもので、
汎用性に欠けるものであった。
【0003】ところが、最近の情報技術の革新は目覚し
く、インターネットが急速に普及してきている。誰もが
手軽に使えるインターネットを使用すれば、撮像部の遠
隔制御はきわめて汎用性の高いシステムとして構築で
き、大きな広がりが見込めるものとなるはずである。
【0004】このような従来のシステムとして、特開平
11−69328号公報が提案されている。この従来の
技術は非同期型コミュニケーションシステムに関するも
ので、音声または映像の少なくとも一方からなるメッセ
ージを記憶装置に格納し、この格納されたメッセージを
再生することにより、複数のユーザ間の時間を異にした
コミュニケーションを実現するものである。そして、こ
の非同期型コミュニケーションシステムは、格納対象の
メッセージを受け付けるメッセージ入力手段と、メッセ
ージ入力手段によってメッセージを受け付けた時刻を計
る計時手段と、メッセージに受け付け時刻を対応付けて
記憶装置に格納するメッセージ格納手段と、記憶装置に
格納されたメッセージを受け付け時刻順に再生するメッ
セージ再生手段を備えたシステムである。
【0005】このメッセージ入力手段がメッセージを受
け付けるとともに、計時手段が受け付け時刻を計り、メ
ッセージ格納手段がメッセージに受け付けた時刻を対応
付けて記憶装置に格納し、メッセージ再生手段がメッセ
ージを受け付け時刻順に再生するものである。メッセー
ジが受け付けられた時刻順に再生できるので、ユーザー
はコミュニケーションにおけるメッセージの流れを適切
に把握することができるものである。
【0006】しかし、この従来の技術は、複数のユーザ
ー間の時間を異にしたメッセージを格納し、メッセージ
再生手段がメッセージを受け付けた時刻順に再生してコ
ミュニケーションを可能にするものであるが、各メッセ
ージはそれぞれ送受信量が少ないものである。すなわ
ち、連続撮影した画像を次々と送る画像サーバーのよう
に、秒単位もしくはそれ以下で連続して撮影した画像
を、同じく秒単位もしくはそれ以下で連続してクライア
ントに送信し、これを連続表示する、というような膨大
なデータ量に対応しなければならないシステムではな
い。そして、インターネット等を介して異時コミュニケ
ーションを可能にするだけで、とくにブラウザが多数の
連続画像を快適に連続表示することなど無関係であり、
伝送の際のトラフィック変動も問題にならないものであ
った。すなわち、この従来の技術では、撮影した多数の
画像を、それぞれの画像の変化を目視しながら快適に連
続表示することはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
インターネット等の汎用ネットワークを介して、連続撮
影した多数の画像を送信するのは、膨大なデータを伝送
しなければならず、これを連続表示するには転送時間が
非常にかかるものであった。そして、ブラウザからいち
いち連続撮影した画像を1枚ずつ受像端末から要求して
いたのでは、時間とユーザーの負担は非常に大きくな
る。そして、上述した特開平11−69328号公報で
開示された技術も、基本的には時刻順に並べられたメッ
セージをそのまま読み出すだけのもので、ブラウザで連
続画像を快適に画像目視を行うような無縁のものであっ
た。
【0008】また、画像サーバーが多数の画像を転送
し、ブラウザがリアルタイムに連続表示するとき、We
b上での転送時間の遅延が問題となる。遅延が起こるよ
うな不確定要素を含む場合に、常時画一的な画像転送を
行っていたのでは、同じく、連続画像を快適に目視する
ことはできない。
【0009】さらに、画像サーバーと受像端末が、イン
ターネット等の汎用ネットワークのプロトコルに従っ
て、多数の連続画像を連続して時系列で送受信しなけれ
ばならないが、このデータ管理を効果的に行うのはなか
なか困難である。そして、画像サーバーとブラウザが、
どのようにデータ管理し、連続撮影した多数の画像デー
タを扱うかで、データ管理上、また表示の快適さや操作
性の面で大きな差が出るものであった。
【0010】そこで、本発明は、データ管理が容易で、
連続した画像データを快適に送信して被写体の変化をユ
ーザーに直ちに把握させることのできる画像サーバーを
提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、トラフィック変動などに
強く、データ管理が容易で、操作性がよく、連続した画
像データを快適に送信して被写体の変化をユーザーに直
ちに把握させることのできる画像サーバーシステムを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上説明した問題点を解
決するため本発明の画像サーバーは、画像データを格納
するときに、制御手段が時刻情報を画像データに対応付
けて画像蓄積部に蓄積し、受像端末から再生要求コマン
ドを受信したときには、制御手段が画像蓄積部に蓄積し
た画像データを時刻情報によって選択し、該時刻以降の
画像データを前記時刻情報に基づいた送信間隔で連続し
て受像端末に転送することを特徴とする。
【0013】これにより、データ管理が容易で、連続し
た画像データを快適に送信して被写体の変化をユーザー
に直ちに把握させることができる。
【0014】また、本発明の画像サーバーシステムは、
前記画像サーバーと、画像データを受信してブラウザが
画像を生成するとともに、コマンド入力インターフェー
スから再生要求コマンドを送信できる受像端末と、画像
サーバーと受像端末との間で再生要求コマンドと前記画
像データを伝送するネットワークを備えたことを特徴と
する。
【0015】これにより、トラフィック変動などに強
く、データ管理が容易で、操作性がよく、連続した画像
データを快適に送信して被写体の変化をユーザーに直ち
に把握させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1に記載された発明は、被
写体を撮影して画像信号に変換する撮像部と、画像信号
を画像データとして圧縮する画像圧縮部と、画像圧縮部
が圧縮した画像データを格納できる画像蓄積部と、撮像
部が被写体を撮影するための時刻を計時する計時手段
と、計時手段が所定の時刻を計時する度ごとに撮像部を
制御して被写体を撮影するとともに、撮影した画像デー
タをそれぞれ画像蓄積部に格納する制御手段と、ネット
ワークに接続するための通信部を備えた画像サーバーで
あって、画像データを格納するときに、制御手段が時刻
情報を画像データに対応付けて画像蓄積部に蓄積し、受
像端末から再生要求コマンドを受信したときには、制御
手段が画像蓄積部に蓄積した画像データを時刻情報によ
って選択し、該時刻以降の画像データを時刻情報に基づ
いた送信間隔で連続して受像端末に転送することを特徴
とする画像サーバーであるから、時刻情報を画像データ
に対応付けてファイル管理するためデータ管理が容易
で、再生要求コマンドを受信したら蓄積した連続画像デ
ータを時刻情報に基づいた送信間隔で送信するために快
適に送信でき、被写体の変化をユーザーに直ちに把握さ
せることができる。
【0017】請求項2に記載された発明は、再生要求コ
マンドとして受像端末から指定間隔再生要求コマンドを
受信したときには、送信間隔を変化させて受像端末に転
送することを特徴とする請求項1記載の画像サーバーで
あるから、指定時間間隔を指定することを条件に、被写
体を撮影するための撮影時刻の間隔を長くしたときや、
汎用ネットワーク等のトラフィック変動があるときに、
再生速度を変化させてゆっくりと送信させたり逆に早送
りして、画像を1枚ずつ完全に再生できる請求項3に記
載された発明は、撮影時刻の間隔が長い場合に、再生要
求コマンドとして受像端末から連続スナップ再生コマン
ドを受信したときには、送信間隔を連続スナップ表示可
能な時間間隔で転送することを特徴とする請求項1記載
の画像サーバーであるから、撮影時刻の間隔がかなり長
い場合にも連続スナップ表示可能な時間間隔で転送する
ため、快適な送信を行うことができる。
【0018】請求項4に記載された発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の画像サーバーと、画像データを受
信して画像を再生するとともに、コマンド入力インター
フェースから再生要求コマンドを送信できる受像端末
と、画像サーバーと受像端末との間で再生要求コマンド
と画像データを伝送するネットワークを備えたことを特
徴とする画像サーバーシステムであるから、時刻情報を
画像データに対応付けてファイル管理するためデータ管
理が容易で、再生要求コマンドを受信したら蓄積した連
続画像データを所定の時間間隔で送信するためにトラフ
ィック変動などに強く、快適に送信でき、被写体の変化
をユーザーに直ちに把握させることができる。
【0019】請求項5記載に記載された発明は、コマン
ド入力インターフェースがグラフィカルユーザインター
フェースによって入力を行うことを特徴とする請求項4
記載の画像サーバーシステムであるから、受像端末のブ
ラウザ表示画面上のアイコンやスーパーインポーズされ
たウィンドウを操作することで容易に撮像部の撮像角度
を操作できる。
【0020】請求項6に記載された発明は、コマンド入
力インターフェースがブラウザの表示画面上に表示され
た再生ボタンと指定間隔再生ボタンと連続スナップ再生
ボタンであることを特徴とする請求項5記載の画像サー
バーシステムであるから、受像端末のブラウザ表示画面
上で、再生ボタンと指定間隔再生ボタンと連続スナップ
再生ボタンをクリックすることで各種の再生要求コマン
ドを送出し、撮影時刻の間隔やトラフィックに従って再
生速度を簡単に変えることができる。
【0021】請求項7に記載された発明は、ネットワー
クがインターネットであることを特徴とする請求項4〜
6のいずれかに記載の画像サーバーシステムであるか
ら、Httpプロトコルを使用することで、最も汎用性
の高いシステムにすることができる。
【0022】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態における画像サーバーと画像サーバーシステムについ
て図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形
態における画像サーバーと画像サーバーシステムの構成
図である。
【0023】図1において、1は被写体を撮影して画像
データを転送する画像サーバー、2はユーザーが画像サ
ーバー1から転送された画像を受信して表示するととも
に、画像サーバー1を制御コマンドで制御できるクライ
アントPC等の受像端末、3はインターネット等の汎用
ネットワークで、画像を転送したり、制御コマンドを伝
送することができるものである。本実施の形態の画像サ
ーバーシステムは、このような画像サーバー1と受像端
末2と汎用ネットワーク3とから構成される。
【0024】4は画像サーバー1に設けられ、被写体を
撮影し、これを画像信号に変換して出力するCCDカメ
ラ等の光電変換装置を用いた撮像部である。撮像部4
は、画像処理回路によりCCDカメラ等から出力された
画像信号を、画像データとしての輝度(Y)と色差信号
(Cb,Cr)等に変換処理する。5はこの撮像部4か
ら出力された画像データを圧縮する画像圧縮部であり、
本実施の形態においては、JPEG形式のデータに変換
する。GIF形式でもよい。6は画像圧縮部5で圧縮し
た画像データを蓄積する画像蓄積部、7は撮像部4が被
写体を撮影するための時刻を所定の時間間隔で繰り返し
計時する計時手段である。8は、計時手段7が撮影時刻
を計時する度ごとに、撮像部4を制御して被写体を撮影
するとともに、撮影した画像データをそれぞれ画像蓄積
部6に格納する制御手段であり、8aは、制御手段8が
制御するときに必要な様々の制御用設定値を記憶してお
く不揮発メモリなどのメモリ部、8bはRAMである。
9は制御手段8が画像サーバー1の各部とシステム全体
を制御するためのプログラムを格納したプログラム格納
部である。10は汎用ネットワーク3と画像サーバー1
の間の通信制御を行う通信部である。
【0025】11は受像端末2のブラウザで、画像サー
バー1の通信部10から画像データを受信し、これを表
示する。また、ブラウザ11は汎用ネットワーク3上の
他のサーバーに対しても、対象とするデータの格納先が
示されたURLに従って、その情報を画面上に表示す
る。12は画像圧縮部5で圧縮された画像データを伸長
する画像伸長手段、13は汎用ネットワーク3と受像端
末2の間の通信部である。
【0026】14はブラウザ11の表示画面上に表示さ
れ、1クリックすると再生要求コマンドを送信し、画像
蓄積部6に蓄積された画像データを転送させる再生ボタ
ンである。15は、指定時間間隔を指定することを条件
に、撮影時刻の間隔を長くしたときやトラフィック変動
があるときに、送出速度を変化させてゆっくりと送信さ
せたり逆に早送りして、画像を1枚ずつ完全に再生でき
る指定間隔再生ボタンである。指定間隔再生ボタン15
をクリックすると、受像端末2から指定間隔再生要求コ
マンドを送出させることができる。指定時間間隔をどの
ように指定するかは後述する。16は連続スナップ再生
ボタンであって、撮影時刻の間隔がかなり長い場合に、
連続スナップ再生要求コマンドを送出し、連続スナップ
表示可能な時間間隔で画像データを転送させるものであ
る。17は停止のためのストップボタンである。18は
各再生要求コマンドの中に時刻情報を取り込み、これを
指定するための送信開始終了指定時刻ウィンドウであ
る。送信開始終了指定時刻ウィンドウ18からは、送信
開始時刻と送信終了時刻を入力でき、さらに指定間隔再
生ボタン15を選択したときには指定時間間隔を入力す
るものである。
【0027】19はブラウザ11によって表示された画
像、20はコマンド入力インターフェースであって、本
実施の形態では、再生ボタン14,指定間隔再生ボタン
15,連続スナップ再生ボタン16,ストップボタン1
7といった、画面上の操作を利用したグラフィカルユー
ザインターフェースによって入力するから、きわめて操
作性がよいものである。この他の形態のアイコンやスー
パーインポーズされたウィンドウを利用して入力するこ
とも可能である。21は、コマンド入力インターフェー
ス20からの入力に基づき、画像サーバー1に送出す
る、例えば各再生要求コマンドや停止コマンド等の制御
コマンドを生成する制御コマンド生成手段である。制御
コマンド生成手段21は、制御コマンドをHttp形式
で作成し、通信部13から画像サーバー1に送られる。
【0028】次に、本実施の形態の画像データ管理がど
のように行われるのか説明する。図2は本発明の一実施
の形態における画像蓄積部のデータ構造図である。
【0029】22は計時手段7が計時した被写体の撮影
時刻を画像蓄積部6に格納した時刻データ、23はこの
撮影時刻に撮影し画像圧縮部5で圧縮した画像データで
ある。時刻データ22は撮影時刻であって、この時刻デ
ータ22はファイル名の少なくとも一部に時刻情報を与
えたものであり、これにより画像データ23と対応付け
られる。例えば、2000年9月17日10時10分3
0秒なら、R20000917101030.jpgで
ある。このように、時刻データ22と関係付けられた画
像データ23であるから、再生要求コマンドとして、2
000年9月17日10時10分30秒以降、そして例
えば2000年9月18日10時10分30秒まで、の
画像データを伝送するように要求すると、例えばR20
000917101030;200009181010
30.jpgとなり、この間に蓄積された画像データ2
3を制御手段8が読み出し、通信部10から送出する。
なお、時刻データ22を画像データ23に関係付けるに
あたって、それぞれファイル名を付け、これを別の管理
テーブルで管理して、必要になれば時刻データ22に基
づいてソートさせて利用するという方式も可能である。
【0030】このように、時刻データ22がファイル名
に含まれて、時刻でデータ管理をするから、時刻情報が
画像データに対応付けてファイル管理され、データ管理
が容易で、ネットワークを介しての制御が容易にでき、
多数の画像データ23であっても快適に送信することが
できる。
【0031】続いて、本実施の形態の画像サーバーシス
テムを利用して、画像サーバー1から撮像部4で撮影し
た画像をブラウザ11に表示する手順を説明する。まず
最初に、画像サーバー1が被写体を撮影し、画像蓄積部
6に蓄積する手順について説明する。
【0032】計時手段7が所定の撮影時刻を計時する
と、制御手段8はこれに従って撮像部4に被写体を撮影
するように指示する。パンやチルト等の撮像角度のデー
タは、受像端末2から送られて不揮発メモリ部8a内に
格納されており、これに従って撮像部4は撮像角度を制
御される。撮影した1枚の画像は撮像部4内部の画像処
理回路で処理され、画像圧縮部5に送られる。画像圧縮
部5はこの画像データを受け取ると、これを制御手段8
に通知する。これを受け取ると制御手段8は、この時刻
をRAM8b内に撮影時刻を表す時刻データ22として
記憶する。
【0033】次に、制御手段8は画像圧縮部5に画像デ
ータを圧縮するように指示をする。画像圧縮部5では画
像データを静止画像の伝送に適したデータ形式(JPE
G形式やGIF形式等)に圧縮する。本実施の形態では
JPEG形式の画像データに圧縮する。圧縮が終了する
と、画像圧縮部5は制御手段8にこれを通知する。制御
手段8はこれを受けると、圧縮した画像データ23を一
旦RAM8bの中に読み出し、既に記憶している時刻デ
ータ22から、時刻情報をファイル名として取り込んで
対応付け、1つのファイルを作成する。エクステンショ
ンは圧縮形式に従い、JPEGであればjpgとなる。
このように作成されたデータファイルは、制御手段8に
よって画像蓄積部6内に図2に示すように格納される。
このようなプロセスで、ある時刻における撮像部4を利
用しての被写体の映像化が終了する。そして、何度もこ
れが繰り返され、時刻データ22と対応付けられた画像
データ23は多数画像蓄積部6内蓄積される。
【0034】次に、受像端末2からユーザーが画像を再
生するときの手順について説明する。図3は本発明の一
実施の形態における画像サーバーシステムの画像再生フ
ローチャートである。
【0035】ブラウザ11によって各再生ボタンが表示
され(Step1)、ユーザーが、ブラウザ11が表示
した画面上の再生ボタンをクリックすると、受像端末2
のコマンド入力インターフェース20からの入力を受
け、制御コマンド生成手段21は再生要求コマンドを作
成し、通信部10から画像サーバー1に送信する。この
とき、再生ボタン14,指定間隔再生ボタン15,連続
スナップ再生ボタン16のどの再生ボタンをクリックす
るかで、再生要求コマンドは別のものになる。そこで、
Step2において再生ボタンの種別が判断される。再
生ボタン14なら再生要求コマンドが生成される(St
ep3)。指定間隔再生ボタン15なら、Step4に
おいて指定時間間隔の入力があるか否かが判定され、入
力があれば指定間隔再生コマンドが生成される(Ste
p5)。そして、連続スナップ再生ボタン16なら連続
スナップ再生コマンドが生成される(Step6)。
【0036】再生要求コマンドは、時刻データ22の時
間間隔をそのまま送信させるモードのためのコマンドで
あり、指定間隔再生コマンドは再生速度を変化させてゆ
っくりと送信させるモード実現のコマンド、また、連続
スナップ再生コマンドは、撮影時刻の間隔が非常に長い
場合に、これを数秒ごとにスナップ表示させるモード実
現のコマンドである。
【0037】ところで、制御コマンド生成手段21が作
成する再生要求コマンドは、送信開始終了指定時刻ウィ
ンドウ18から入力した送信時刻情報を、そのままコマ
ンドの内容に取り込んでいる。そして、指定間隔再生ボ
タン15を選択したときには、送信開始終了指定時刻ウ
ィンドウ18から指定時間間隔を入力する必要がある。
但し、前回受信した以降の全画像を要求するというよう
な、時刻指定を行わないシンプルな指定方式もある。
【0038】画像サーバー1は、通信部10で受像端末
2からの各再生要求コマンドを受信し、制御手段8に通
知する。制御手段8はこれを受け、各再生要求コマンド
のモードがどのモードを示すのか、また送信開始時刻と
終了時刻がいつかを判別し(Step7)、画像蓄積部
6から画像データ23を時刻データ22とともに送信開
始時刻に該当するファイルを1つ読み出す。次いで、制
御手段8はこの2つのデータを通信部10に送り、モー
ドに従ってインターネット等の汎用ネットワークを介し
て受像端末2へ送信する。
【0039】さらにこれに続けて、制御手段8は次の時
刻データ22を読み出し、既に送った時刻データ22と
これを比較して次の画像撮影までの時間間隔を計算す
る。このとき、Step7の再生コマンドのモード判断
に従って、画像を送信する送信間隔がそれぞれ選択され
る。もし、再生コマンドモードであれば、計算した時間
間隔が経過したら、そのまま通信部10から次の時刻デ
ータ21と画像データ23を送信する。そしてこの動作
を繰り返し、終了時刻に該当するファイルを読み出して
送信するまで継続し、最後に時刻データ22の時刻情報
が指定終了時刻より大きくなったら蓄積画像の送信を停
止する(Step8)。
【0040】指定間隔再生モードの場合は、送信間隔を
指定時間間隔にして、以上と同様に次の時刻データ22
と画像データ23を最後まで送信する(Step9)。
さらに、連続スナップ再生モードの場合は、送信時間間
隔を連続スナップ可能時間間隔(数秒〜数十秒間隔)に
して、以上と同様に次の時刻データ22と画像データ2
3を最後まで送信する(Step10)。送信後終了す
る(Step11)。
【0041】なお、コマンド入力インターフェース20
のストップボタン17をユーザーがクリックして、停止
コマンドを送ったときにも、送信は停止される。
【0042】このように、本実施の形態の画像サーバー
と画像サーバーシステムは、データ管理が容易で、操作
性がよく、連続した画像データを快適に送信して被写体
の変化をユーザーに直ちに把握させることのできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像サー
バーは、時刻情報を画像データに対応付けてファイル管
理するためデータ管理が容易で、再生要求コマンドを受
信したら蓄積した連続画像データを前記時刻情報に基づ
いた送信間隔で送信するために快適に送信でき、被写体
の変化をユーザーに直ちに把握させることができる。
【0044】また、本発明の画像サーバーは、指定時間
間隔を指定することを条件に、被写体を撮影するための
撮影時刻の間隔を長くしたときや、汎用ネットワーク等
のトラフィック変動があるときに、再生速度を変化させ
てゆっくりと送信させたり逆に早送りして、画像を1枚
ずつ完全に再生できるさらに本発明の画像サーバーは、
撮影時刻の間隔がかなり長い場合にも連続スナップ表示
可能な時間間隔で転送するため、快適な送信を行うこと
ができる。
【0045】そして、本発明画像サーバーシステムは、
時刻情報を画像データに対応付けてファイル管理するた
めデータ管理が容易で、再生要求コマンドを受信したら
蓄積した連続画像データを所定の時間間隔で送信するた
めにトラフィック変動などに強く、快適に送信でき、被
写体の変化をユーザーに直ちに把握させることができ
る。
【0046】また、本発明の画像サーバーシステムは、
受像端末のブラウザ表示画面上のアイコンやスーパーイ
ンポーズされたウィンドウを操作することで容易に撮像
部の撮像角度を操作できる。
【0047】さらに本発明の画像サーバーシステムは、
受像端末のブラウザ表示画面上で、再生ボタンと指定間
隔再生ボタンと連続スナップ再生ボタンをクリックする
ことで各種の再生要求コマンドを送出し、撮影時刻の間
隔やトラフィックに従って再生速度を簡単に変えること
ができる。
【0048】そして、本発明の画像サーバーシステム
は、インターネットを利用でき、Httpプロトコルを
使用することで、最も汎用性の高いシステムにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像サーバーと
画像サーバーシステムの構成図
【図2】本発明の一実施の形態における画像蓄積部のデ
ータ構造図
【図3】本発明の一実施の形態における画像サーバーシ
ステムの画像再生フローチャート
【符号の説明】
1 画像サーバー 2 受像端末 3 汎用ネットワーク 4 撮像部 5 画像圧縮部 6 画像蓄積部 7 計時手段 8 制御手段 8a メモリ部 8b RAM 9 プログラム格納部 10,13 通信部 11 ブラウザ 12 画像伸長手段 14 再生ボタン 15 指定間隔再生ボタン 16 連続スナップ再生ボタン 17 ストップボタン 18 送信開始終了指定時刻ウィンドウ 19 画像 20 コマンド入力インターフェース 21 制御コマンド生成手段 22 時刻データ 23 画像データ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA07 GA11 GB06 GB36 HA29 JA22 LA01 LA15 5C062 AA06 AA13 AA35 AB17 AB38 AB42 AC02 AC22 AC25 AC36 AC43 AF06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影して画像信号に変換する撮像
    部と、 前記画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮部
    と、 前記画像圧縮部が圧縮した画像データを格納できる画像
    蓄積部と、 前記撮像部が被写体を撮影するための時刻を計時する計
    時手段と、 前記計時手段が所定の時刻を計時する度ごとに前記撮像
    部を制御して被写体を撮影するとともに、撮影した画像
    データをそれぞれ前記画像蓄積部に格納する制御手段
    と、 ネットワークに接続するための通信部を備えた画像サー
    バーであって、 前記画像データを格納するときに、前記制御手段が前記
    時刻情報を前記画像データに対応付けて前記画像蓄積部
    に蓄積し、 受像端末から再生要求コマンドを受信したときには、前
    記制御手段が前記画像蓄積部に蓄積した画像データを前
    記時刻情報によって選択し、該時刻以降の画像データを
    前記時刻情報に基づいた送信間隔で連続して前記受像端
    末に転送することを特徴とする画像サーバー。
  2. 【請求項2】再生要求コマンドとして受像端末から指定
    間隔再生要求コマンドを受信したときには、前記送信間
    隔を変化させて前記受像端末に転送することを特徴とす
    る請求項1記載の画像サーバー。
  3. 【請求項3】撮影時刻の間隔が長い場合に、再生要求コ
    マンドとして受像端末から連続スナップ再生コマンドを
    受信したときには、前記送信間隔を連続スナップ表示可
    能な時間間隔で転送することを特徴とする請求項1記載
    の画像サーバー。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の画像サー
    バーと、前記画像データを受信して画像を再生するとと
    もに、コマンド入力インターフェースから再生要求コマ
    ンドを送信できる受像端末と、画像サーバーと受像端末
    との間で再生要求コマンドと前記画像データを伝送する
    ネットワークを備えたことを特徴とする画像サーバーシ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記コマンド入力インターフェースがグラ
    フィカルユーザインターフェースによって入力を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像サーバーシステム。
  6. 【請求項6】前記コマンド入力インターフェースが前記
    ブラウザの表示画面上に表示された再生ボタンと指定間
    隔再生ボタンと連続スナップ再生ボタンであることを特
    徴とする請求項5記載の画像サーバーシステム。
  7. 【請求項7】前記ネットワークがインターネットである
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の画像
    サーバーシステム。
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