JP2002141712A - １つに対して２つのタイプの冗長性を得られるように組織化されたモジュールを含む構造を介した、電磁信号伝送装置 - Google Patents
１つに対して２つのタイプの冗長性を得られるように組織化されたモジュールを含む構造を介した、電磁信号伝送装置Info
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- JP2002141712A JP2002141712A JP2001235898A JP2001235898A JP2002141712A JP 2002141712 A JP2002141712 A JP 2002141712A JP 2001235898 A JP2001235898 A JP 2001235898A JP 2001235898 A JP2001235898 A JP 2001235898A JP 2002141712 A JP2002141712 A JP 2002141712A
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Amplifiers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高信頼性で、小型かつ簡単な電磁信号伝送装
置を提案する。 【解決手段】 装置は、導波管６を含み、導波管の１個
の入力ＩＮで、１つに対して２つに分けた冗長性を得ら
れるように組織化された２個の機能モジュール１、１’
のいずれかに与えるための信号を受信する。他端が短絡
されているこの導波管は、２個の電界サンプラ８、８’
を備えている。電界サンプラは、それぞれがモジュール
の一方に供給するように構成され、導波管の短絡端から
所定の距離のところにそれぞれ配置されており、この距
離は、導波管から伝送される信号の波長の４分の１か、
または波長の４分の１の奇数の倍数に等しい。各モジュ
ールはさらに、個々の出力Ｏ１またはＯ１’によって、
単極または組み合わせスイッチ形の再結合素子１２に接
続され、再結合素子は、２個のモジュールの一方および
または他方からの信号を装置の後段に伝送する。
置を提案する。 【解決手段】 装置は、導波管６を含み、導波管の１個
の入力ＩＮで、１つに対して２つに分けた冗長性を得ら
れるように組織化された２個の機能モジュール１、１’
のいずれかに与えるための信号を受信する。他端が短絡
されているこの導波管は、２個の電界サンプラ８、８’
を備えている。電界サンプラは、それぞれがモジュール
の一方に供給するように構成され、導波管の短絡端から
所定の距離のところにそれぞれ配置されており、この距
離は、導波管から伝送される信号の波長の４分の１か、
または波長の４分の１の奇数の倍数に等しい。各モジュ
ールはさらに、個々の出力Ｏ１またはＯ１’によって、
単極または組み合わせスイッチ形の再結合素子１２に接
続され、再結合素子は、２個のモジュールの一方および
または他方からの信号を装置の後段に伝送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、１つに対して２つ
（ｔｗｏ−ｆｏｒ−ｏｎｅ）のタイプの冗長性が得られ
るように組織化された機能モジュールを含む構造を介し
て、電磁信号を伝送可能にする装置に関する。
（ｔｗｏ−ｆｏｒ−ｏｎｅ）のタイプの冗長性が得られ
るように組織化された機能モジュールを含む構造を介し
て、電磁信号を伝送可能にする装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この装置は、電磁導波管を介して信号が
伝送されるシステムの設備、たとえば衛星に搭載するた
めの通信設備に組み込むように構成される。電磁導波管
とは、ここでは、厳密な意味での導波管と、機能的に同
等の物理的な伝播接続、たとえばマイクロストリップ
（マイクロバンド）線を意味するものとする。
伝送されるシステムの設備、たとえば衛星に搭載するた
めの通信設備に組み込むように構成される。電磁導波管
とは、ここでは、厳密な意味での導波管と、機能的に同
等の物理的な伝播接続、たとえばマイクロストリップ
（マイクロバンド）線を意味するものとする。
【０００３】安全上の理由から、このような衛星に装備
するための設備は、二重化されたモジュールを含み、機
能モジュールの動作を損なう故障時に、この機能モジュ
ールを複製した同一または同様のモジュールを始動する
ことによって解決するようにしている。
するための設備は、二重化されたモジュールを含み、機
能モジュールの動作を損なう故障時に、この機能モジュ
ールを複製した同一または同様のモジュールを始動する
ことによって解決するようにしている。
【０００４】１つに対して２つのタイプと呼ばれるこう
した冗長性は、一般に、設備に含まれる様々なモジュー
ル、たとえば、導波管を介して伝送される信号に作用可
能な増幅モジュールに適用される。
した冗長性は、一般に、設備に含まれる様々なモジュー
ル、たとえば、導波管を介して伝送される信号に作用可
能な増幅モジュールに適用される。
【０００５】図１は、１つに対して２つの冗長性を得ら
れる同じ機能モジュールからなる既知の装置の概略的な
例を示している。この装置は、電磁導波管を介して信号
を伝送する設備のために設けられたものである。図示さ
れた装置は、２個の同じモジュール１、１’を含み、こ
れらは、たとえば、それぞれ１個の増幅器により構成さ
れ、信号、たとえばマイクロ波信号を受信可能な装置に
取り付けられる。この信号は、設備（図示せず）の２個
のモジュールを供給するものと仮定された装置の入力Ｉ
Ｎに供給される。
れる同じ機能モジュールからなる既知の装置の概略的な
例を示している。この装置は、電磁導波管を介して信号
を伝送する設備のために設けられたものである。図示さ
れた装置は、２個の同じモジュール１、１’を含み、こ
れらは、たとえば、それぞれ１個の増幅器により構成さ
れ、信号、たとえばマイクロ波信号を受信可能な装置に
取り付けられる。この信号は、設備（図示せず）の２個
のモジュールを供給するものと仮定された装置の入力Ｉ
Ｎに供給される。
【０００６】設備において、２個の各モジュール１、
１’は、入力ＩＮで受信した信号から、装置の出力ＯＵ
Ｔに同じ信号を供給するように構成されている。
１’は、入力ＩＮで受信した信号から、装置の出力ＯＵ
Ｔに同じ信号を供給するように構成されている。
【０００７】スイッチ２が、各モジュールに固有の入力
ＩＮと入力Ｉ１またはＩ１’との間に挿入される。この
スイッチは、一般にＳＰＤＴ（「ｓｉｎｇｌｅ ｐｏｌ
ｅ（単極） ｄｏｕｂｌｅ ｔｈｒｏｗ」）スイッチで
あり、課される選択的な位置決定に応じて入力ＩＮを入
力Ｉ１、Ｉ１’のいずれかに接続することができる。モ
ジュール１、１’は、それぞれ、カプラを介して装置の
出力ＯＵＴに接続される信号出力Ｏ１またはＯ１’を有
する。カプラは、たとえば単極スイッチ３であり、スイ
ッチ２とは逆に取り付けられて、課される選択的な位置
決定に応じて２個の出力Ｏ１、Ｏ１’のいずれかと出力
ＯＵＴとを接続可能にする。
ＩＮと入力Ｉ１またはＩ１’との間に挿入される。この
スイッチは、一般にＳＰＤＴ（「ｓｉｎｇｌｅ ｐｏｌ
ｅ（単極） ｄｏｕｂｌｅ ｔｈｒｏｗ」）スイッチで
あり、課される選択的な位置決定に応じて入力ＩＮを入
力Ｉ１、Ｉ１’のいずれかに接続することができる。モ
ジュール１、１’は、それぞれ、カプラを介して装置の
出力ＯＵＴに接続される信号出力Ｏ１またはＯ１’を有
する。カプラは、たとえば単極スイッチ３であり、スイ
ッチ２とは逆に取り付けられて、課される選択的な位置
決定に応じて２個の出力Ｏ１、Ｏ１’のいずれかと出力
ＯＵＴとを接続可能にする。
【０００８】図２は、図１に示した装置の既知の変形実
施形態を示している。装置のこの変形実施形態は、二重
化されたモジュール１、１’の出力と装置の出力ＯＵＴ
との間に先に設けられた単極スイッチに代えて結合器４
を設けたウィルキンソン配線を含むことにおいて前記の
実施形態と相違している。周知のように、結合器４は、
モジュール１、１’の各出力Ｏ１、Ｏ１’の間に挿入さ
れた抵抗５を含む。
施形態を示している。装置のこの変形実施形態は、二重
化されたモジュール１、１’の出力と装置の出力ＯＵＴ
との間に先に設けられた単極スイッチに代えて結合器４
を設けたウィルキンソン配線を含むことにおいて前記の
実施形態と相違している。周知のように、結合器４は、
モジュール１、１’の各出力Ｏ１、Ｏ１’の間に挿入さ
れた抵抗５を含む。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置は、いずれ
の場合にも、１つに対して２つのタイプの冗長性が得ら
れるように組織化された機能モジュールを含む構造を介
して電磁信号伝送を可能にしており、信号は、電磁導波
管を介して伝送される。これらの装置は、特に、対象と
される波長範囲で信号の波長が比較的長いとき、外形寸
法が大きくなるという欠点がある。さらに、２個のスイ
ッチ、または１個のスイッチと１個の結合器とがモジュ
ールに加えて存在し、これらのモジュールの同一構造へ
の組み込みをさらに複雑化している。また、このように
構成された装置のテスト操作も複雑化する。これは、特
に、最大の信頼性を得るようにスペースが測定されて簡
単な解決方法が求められる衛星搭載設備用の装置の場
合、大きな欠点となる。従って、本発明は、電磁導波管
を介して信号が伝送される場合に、１つに対して２つの
タイプの冗長性が得られるように組織化された機能モジ
ュールを含む構造を介した、電磁信号伝送装置を提案す
る。
の場合にも、１つに対して２つのタイプの冗長性が得ら
れるように組織化された機能モジュールを含む構造を介
して電磁信号伝送を可能にしており、信号は、電磁導波
管を介して伝送される。これらの装置は、特に、対象と
される波長範囲で信号の波長が比較的長いとき、外形寸
法が大きくなるという欠点がある。さらに、２個のスイ
ッチ、または１個のスイッチと１個の結合器とがモジュ
ールに加えて存在し、これらのモジュールの同一構造へ
の組み込みをさらに複雑化している。また、このように
構成された装置のテスト操作も複雑化する。これは、特
に、最大の信頼性を得るようにスペースが測定されて簡
単な解決方法が求められる衛星搭載設備用の装置の場
合、大きな欠点となる。従って、本発明は、電磁導波管
を介して信号が伝送される場合に、１つに対して２つの
タイプの冗長性が得られるように組織化された機能モジ
ュールを含む構造を介した、電磁信号伝送装置を提案す
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴によれば、
この装置は導波管を含み、導波管の入力をなす一端で、
１つに対して２つに分けた冗長性を得られるように組織
化された２個の機能モジュールのいずれかに与えるため
の信号を受信し、導波管の他端は短絡されている。導波
管はさらに、２個の電界サンプラを備え、電界サンプラ
は、それぞれがモジュールの一方に供給するように構成
され、短絡端から所定の距離のところにそれぞれ配置さ
れており、この距離は、受信信号の波長の４分の１か、
または波長の４分の１の奇数の倍数に等しい。２個のモ
ジュールの各々は、さらに、出力により、単極スイッチ
または結合器タイプのカプラに接続され、カプラは、２
個のモジュールの一方およびまたは他方からの信号を装
置の後段に伝送する役割をする。
この装置は導波管を含み、導波管の入力をなす一端で、
１つに対して２つに分けた冗長性を得られるように組織
化された２個の機能モジュールのいずれかに与えるため
の信号を受信し、導波管の他端は短絡されている。導波
管はさらに、２個の電界サンプラを備え、電界サンプラ
は、それぞれがモジュールの一方に供給するように構成
され、短絡端から所定の距離のところにそれぞれ配置さ
れており、この距離は、受信信号の波長の４分の１か、
または波長の４分の１の奇数の倍数に等しい。２個のモ
ジュールの各々は、さらに、出力により、単極スイッチ
または結合器タイプのカプラに接続され、カプラは、２
個のモジュールの一方およびまたは他方からの信号を装
置の後段に伝送する役割をする。
【００１１】本発明の実施形態によれば、２個のサンプ
ラは、導波管の壁に設けられた穴から導波管内部に入る
導電性シャフトを備えたプランジャである。これらのシ
ャフトは、共面であって、導波管の短絡端から所定の距
離のところにそれぞれ配置され、この距離は、導波管が
伝送する電子信号の波長λの４分の１と、前記波長の４
分の１の奇数の倍数とに対応する。
ラは、導波管の壁に設けられた穴から導波管内部に入る
導電性シャフトを備えたプランジャである。これらのシ
ャフトは、共面であって、導波管の短絡端から所定の距
離のところにそれぞれ配置され、この距離は、導波管が
伝送する電子信号の波長λの４分の１と、前記波長の４
分の１の奇数の倍数とに対応する。
【００１２】好適な実施形態によれば、導波管に沿った
サンプラの間の距離が、この導波管によって伝送される
電磁信号の波長の半分に等しい。
サンプラの間の距離が、この導波管によって伝送される
電磁信号の波長の半分に等しい。
【００１３】変形実施形態によれば、選択フィルタが、
導波管に挿入され、短絡素子によって塞がれた導波管部
分で導波管を２個の空洞に分割し、このフィルタが、フ
ィンを備える直線（線路）タイプのフィルタである。
導波管に挿入され、短絡素子によって塞がれた導波管部
分で導波管を２個の空洞に分割し、このフィルタが、フ
ィンを備える直線（線路）タイプのフィルタである。
【００１４】本発明による装置の実施形態によれば、装
置が含むモジュールが、同一基板に同時に形成され、マ
イクロストリップ結合によって、この装置の電界サンプ
ラのプランジャのシャフトに結合されている。
置が含むモジュールが、同一基板に同時に形成され、マ
イクロストリップ結合によって、この装置の電界サンプ
ラのプランジャのシャフトに結合されている。
【００１５】本発明、その特徴および長所は、図に関す
る以下の説明で明確になるであろう。
る以下の説明で明確になるであろう。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明による装置は、２つの機能
モジュール１、１’のいずれかに、図３に断面で示した
導波管６の入力端ＩＮに伝送される電磁信号を伝送可能
にするものである。これらのモジュールは、既に上記で
仮定されたように、たとえば増幅器である。導波管６
の、入力ＩＮの反対側にある一端は、この端を塞ぐ素子
７を介して、それ自体既知の方法で短絡されていると仮
定される。本発明によれば、入力ＩＮを介して導波管６
に伝送される電磁信号を、各モジュール１、１’に別々
に伝送可能にするための電界サンプラ８、８’が設けら
れる。電界サンプラは、入力ＩＮに現れる電磁信号を受
信するための、モジュール１、１’の前段における単極
スイッチの使用を回避するように構成されている。好適
な実施形態では、入力ＩＮを通って導波管に到達する信
号を各モジュールに伝送するための導波管−マイクロス
トリップの遷移（ｔｒａｎｓｉｔｉｏｎ）手段が設けら
れている。電界サンプラ８、８’は、ここではプランジ
ャであり、導波管の壁に設けられる穴を通って導波管６
の内部に入る導電性のシャフトとして同様に構成され
る。プランジャのシャフトは、壁に固定されてシャフト
をそれぞれ保持するガラス玉９、９’により、それぞれ
固定される。
モジュール１、１’のいずれかに、図３に断面で示した
導波管６の入力端ＩＮに伝送される電磁信号を伝送可能
にするものである。これらのモジュールは、既に上記で
仮定されたように、たとえば増幅器である。導波管６
の、入力ＩＮの反対側にある一端は、この端を塞ぐ素子
７を介して、それ自体既知の方法で短絡されていると仮
定される。本発明によれば、入力ＩＮを介して導波管６
に伝送される電磁信号を、各モジュール１、１’に別々
に伝送可能にするための電界サンプラ８、８’が設けら
れる。電界サンプラは、入力ＩＮに現れる電磁信号を受
信するための、モジュール１、１’の前段における単極
スイッチの使用を回避するように構成されている。好適
な実施形態では、入力ＩＮを通って導波管に到達する信
号を各モジュールに伝送するための導波管−マイクロス
トリップの遷移（ｔｒａｎｓｉｔｉｏｎ）手段が設けら
れている。電界サンプラ８、８’は、ここではプランジ
ャであり、導波管の壁に設けられる穴を通って導波管６
の内部に入る導電性のシャフトとして同様に構成され
る。プランジャのシャフトは、壁に固定されてシャフト
をそれぞれ保持するガラス玉９、９’により、それぞれ
固定される。
【００１７】第一のサンプラのシャフト、ここでは装置
８’は、シャフトを支持するガラス玉を介して、導波管
を塞ぐ短絡素子７の内面Ｓから所定の距離のところに配
置される。こうした所定の距離は、好適には、考慮され
たモジュール、すなわちこの場合にはモジュール１’に
導波管が伝送する電磁信号の波長λの４分の１に等しく
なるように選択される。また、場合によっては、装備す
る用途に応じて調節できるように構成される。この調節
は、たとえば、短絡された導波管の端付近に導入される
フィルタに設けられた可変容量への操作によって得られ
る。
８’は、シャフトを支持するガラス玉を介して、導波管
を塞ぐ短絡素子７の内面Ｓから所定の距離のところに配
置される。こうした所定の距離は、好適には、考慮され
たモジュール、すなわちこの場合にはモジュール１’に
導波管が伝送する電磁信号の波長λの４分の１に等しく
なるように選択される。また、場合によっては、装備す
る用途に応じて調節できるように構成される。この調節
は、たとえば、短絡された導波管の端付近に導入される
フィルタに設けられた可変容量への操作によって得られ
る。
【００１８】前記所定の距離はまた、λ／４の奇数の倍
数の中から選択することもできるが、装置の小型性とい
う理由から、好適には、最も短い距離が選択される。
数の中から選択することもできるが、装置の小型性とい
う理由から、好適には、最も短い距離が選択される。
【００１９】第二のサンプラのシャフト、ここでは装置
８のシャフトは、サンプラ８’のシャフトと同一面で、
λ／４の奇数の倍数に対応する距離だけ面Ｓから離れて
配置されると仮定しており、この倍数もまた、前述の小
型性を理由としてできるだけ小さいものが選択されるの
で、３に等しい。導波管に沿ったサンプラどうしの距離
は、その場合、導波管から伝送される電磁信号の波長の
半分に等しい。
８のシャフトは、サンプラ８’のシャフトと同一面で、
λ／４の奇数の倍数に対応する距離だけ面Ｓから離れて
配置されると仮定しており、この倍数もまた、前述の小
型性を理由としてできるだけ小さいものが選択されるの
で、３に等しい。導波管に沿ったサンプラどうしの距離
は、その場合、導波管から伝送される電磁信号の波長の
半分に等しい。
【００２０】このような条件で、２個のサンプラは、導
波管において最大レベルに存在する電界をピックアップ
可能である。
波管において最大レベルに存在する電界をピックアップ
可能である。
【００２１】たとえばＭＩＣ（「ｍｉｃｒｏｗａｖｅ
ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ」）タイプであ
る２個のマイクロ波インターフェース１０、１０’は、
サンプラ８、８’の一方と、このサンプラが信号を供給
する一方のモジュール１または１’との間にそれぞれ挿
入される。インターフェースは、ここでは、ＭＩＣイン
ターフェースであると仮定し、モジュールは、たとえば
低ノイズ増幅器ＬＮＡ（「ｌｏｗ ｎｏｉｓｅ ａｍｐ
ｌｉｆｉｅｒ」）である。これらの増幅器は、ここで
は、マイクロストリップ結合１４、１４’によりサンプ
ラのプランジャのシャフトに接続されている。全体は、
好適には、同一基板１３に構成され、このことは、複数
の増幅器を同時取り付け可能にするとともに、増幅器の
並列テストをしやすくする。従って、このようなアセン
ブリを含む装置の外形寸法に関して、大きな進歩（ｇａ
ｉｎ）が得られる。
ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ」）タイプであ
る２個のマイクロ波インターフェース１０、１０’は、
サンプラ８、８’の一方と、このサンプラが信号を供給
する一方のモジュール１または１’との間にそれぞれ挿
入される。インターフェースは、ここでは、ＭＩＣイン
ターフェースであると仮定し、モジュールは、たとえば
低ノイズ増幅器ＬＮＡ（「ｌｏｗ ｎｏｉｓｅ ａｍｐ
ｌｉｆｉｅｒ」）である。これらの増幅器は、ここで
は、マイクロストリップ結合１４、１４’によりサンプ
ラのプランジャのシャフトに接続されている。全体は、
好適には、同一基板１３に構成され、このことは、複数
の増幅器を同時取り付け可能にするとともに、増幅器の
並列テストをしやすくする。従って、このようなアセン
ブリを含む装置の外形寸法に関して、大きな進歩（ｇａ
ｉｎ）が得られる。
【００２２】公称動作では、一方の増幅器１または１’
が作動され、他方の増幅器は電源を切ったまま保持され
る。電源を切った増幅器の存在は、導波管６の電界を乱
さず、これは、少なくとも一つのガラス玉と２個の増幅
器１、１’のうちの一方との間、たとえば対応するイン
ターフェース１０または１０’のレベルに簡単なスイッ
チを挿入することによって保証することができる。ま
た、導波管の入力ＩＮに到達する信号が、そのときに作
動している増幅器の入力に全体として到達するように、
２個の増幅器１、１’の相互の影響を量子化して修正す
ることもできる。その場合、最小限の損失で動作が得ら
れる。
が作動され、他方の増幅器は電源を切ったまま保持され
る。電源を切った増幅器の存在は、導波管６の電界を乱
さず、これは、少なくとも一つのガラス玉と２個の増幅
器１、１’のうちの一方との間、たとえば対応するイン
ターフェース１０または１０’のレベルに簡単なスイッ
チを挿入することによって保証することができる。ま
た、導波管の入力ＩＮに到達する信号が、そのときに作
動している増幅器の入力に全体として到達するように、
２個の増幅器１、１’の相互の影響を量子化して修正す
ることもできる。その場合、最小限の損失で動作が得ら
れる。
【００２３】作動している増幅器が故障した場合、故障
した増幅器の供給を遮断した後で、そのときまで休止し
ていた増幅器を作動する。
した増幅器の供給を遮断した後で、そのときまで休止し
ていた増幅器を作動する。
【００２４】各増幅器は、独立した出力、すなわち増幅
器１に対しては出力Ｏ１、増幅器１’に対しては出力Ｏ
１’を有する。これらの増幅器のいずれかによってそれ
ぞれ発生する出力信号は、たとえば、図１に関して説明
したスイッチ３に機能的に対応する、２チャンネルから
１チャンネルへの単極スイッチといった再結合要素１２
に付与される。再結合要素は、図２に関して説明した上
記の結合装置４に機能的に対応する結合装置であっても
よい。
器１に対しては出力Ｏ１、増幅器１’に対しては出力Ｏ
１’を有する。これらの増幅器のいずれかによってそれ
ぞれ発生する出力信号は、たとえば、図１に関して説明
したスイッチ３に機能的に対応する、２チャンネルから
１チャンネルへの単極スイッチといった再結合要素１２
に付与される。再結合要素は、図２に関して説明した上
記の結合装置４に機能的に対応する結合装置であっても
よい。
【００２５】短絡素子７が閉じている導波管部分にフィ
ルタ１１を挿入し、このように構成された装置を選択可
能にすることを検討することも可能である。フィルタ１
１は、たとえば、フィン付きのライン形（線路）フィル
タであり、その電気的な長さは（２Ｎ＋１）λ／４に相
当する。このフィルタは、長手方向に延びる導波管区間
を２個の空洞に分割する平面基板に設けられている。こ
のような実施形態により、過電圧係数を高くし、その結
果、損失を少なくすることができる。
ルタ１１を挿入し、このように構成された装置を選択可
能にすることを検討することも可能である。フィルタ１
１は、たとえば、フィン付きのライン形（線路）フィル
タであり、その電気的な長さは（２Ｎ＋１）λ／４に相
当する。このフィルタは、長手方向に延びる導波管区間
を２個の空洞に分割する平面基板に設けられている。こ
のような実施形態により、過電圧係数を高くし、その結
果、損失を少なくすることができる。
【図１】設備構造の機能モジュールにより、１つに対し
て２つの冗長性が得られる既知の２つの装置を示す図で
ある。
て２つの冗長性が得られる既知の２つの装置を示す図で
ある。
【図２】設備構造の機能モジュールにより、１つに対し
て２つの冗長性が得られる既知の２つの装置を示す図で
ある。
て２つの冗長性が得られる既知の２つの装置を示す図で
ある。
【図３】本発明による装置の例を示す図である。
ＩＮ 入力 Ｏ１、Ｏ１’ 出力 １、１’ モジュール ２、３ スイッチ ４ 結合器 ５ 抵抗 ６ 導波管 ７ 短絡素子 ８、８’ 電界サンプラ １１ フィルタ １２ 再結合素子 １３ 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガエル・ジアルトン フランス国、31400・トウールーズ、リ ユ・アンリ・モント、５ Ｆターム(参考） 5J069 AA04 AA21 AA41 AA51 CA58 FA15 KA68 KC01 KC03 KC06 KC07 TA01 5K021 BB03 CC17 CC19 DD02 FF11
Claims (6)
- 【請求項１】 電磁導波管を介して伝送される信号の場
合に、１つに対して２つのタイプの冗長性が得られるよ
うに組織化された機能モジュールを含む構造を介して、
電磁信号を伝送可能にする装置であって、導波管（６）
を含み、導波管の入力（ＩＮ）をなす一端で、１つに対
して２つに分けた冗長性を得られるように組織化された
２個の機能モジュール（１、１’）のいずれかに与える
ための信号を受信し、他端が短絡されているこの導波管
は、２個の電界サンプラ（８、８’）を備えており、電
界サンプラは、それぞれがモジュールの一方に供給する
ように構成され、導波管の短絡端から所定の距離のとこ
ろにそれぞれ配置され、該距離が、導波管により伝送さ
れる信号の波長の４分の１か、または波長の４分の１の
奇数の倍数に等しく、各モジュールがさらに、出力（Ｏ
１またはＯ１’）により、単極スイッチまたは結合器タ
イプの再結合素子（１２）に接続され、再結合素子が、
２個のモジュールの一方およびまたは他方からの信号を
装置の後段に伝送することを特徴とする装置。 - 【請求項２】 ２個のサンプラが、導波管の壁に設けら
れた穴から導波管内部に入る導電性シャフトを備えたプ
ランジャであり、これらのシャフトが共面であって、導
波管の短絡端から所定の距離のところにそれぞれ配置さ
れ、該距離は、導波管が伝送する電磁信号の波長λの４
分の１と、前記波長の４分の１の奇数の倍数とに対応す
る、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 導波管に沿ったサンプラの間の距離が、
この導波管によって伝送される電磁信号の波長の半分に
等しい、請求項１または２に記載の装置。 - 【請求項４】 選択フィルタ（１１）が、導波管に挿入
され、短絡素子（７）によって塞がれた導波管部分で導
波管を２個の空洞に分割する、請求項１から３のいずれ
か一項に記載の装置。 - 【請求項５】 短絡素子により塞がれる導波管部分に挿
入されるフィルタが、フィンを備える直線タイプのフィ
ルタである、請求項４に記載の装置。 - 【請求項６】 モジュール（１、１’）が、同一基板
（１３）に同時に形成され、マイクロストリップ結合
（１４、１４’）によってサンプラのプランジャのシャ
フトに結合されている、請求項１から５のいずれか一項
に記載の装置。
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