JP2002140783A - 無線データ収集システム - Google Patents

無線データ収集システム

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JP2002140783A
JP2002140783A JP2000334213A JP2000334213A JP2002140783A JP 2002140783 A JP2002140783 A JP 2002140783A JP 2000334213 A JP2000334213 A JP 2000334213A JP 2000334213 A JP2000334213 A JP 2000334213A JP 2002140783 A JP2002140783 A JP 2002140783A
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wireless
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meter
center
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Application number
JP2000334213A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
雅弘 山本
Koichi Murakami
公一 村上
Junichi Saito
潤一 斎藤
Terue Takenaka
照恵 竹中
Masao Ito
昌夫 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は計測装置の各種情報を無線及び回線
を通じてセンター側と通信を行うシステムにおいて、1
台の無線機子機が複数の計測装置と通信を行う場合の無
線機子機並びに無線機親機の計測装置の識別を課題とす
るものである。 【解決手段】 無線機子機4は受信したデータに含まれ
るメータの識別情報と識別情報記憶手段8に予め記憶さ
れている各メータの識別情報を識別情報判定手段9を利
用して照合する。送信手段10は識別情報判定手段9の
出力信号に応じて、無線機子機4のガスメータ1との接
続インターフェイスを経由してデータをガスメータ1に
対して送信する。電力メータ2や水道メータ3と通信を
行う場合も同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測装置の各種情
報を無線及び回線を通じてセンター側と通信を行う無線
データ収集システムに関するもので、無線機親子機の動
作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線データ収集システム
は図7に示すものが一般的であった。図7において、1
01は各家庭に設置されているガスメータである。10
2はガスメータ101に取り付け(もしくは内蔵)され
ている無線機子機Aである。103は各家庭に設置され
ている電力メータである。104は電力メータ103に
取り付け(もしくは内蔵)されている無線機子機Bであ
る。105は各家庭に設置されている水道メータであ
る。106は水道メータ105に取り付け(もしくは内
蔵)されている無線機子機Cである。107は公衆回線
等との通信を行うと共に無線機子機A102、無線機子
機B104並びに無線機子機C106と無線通信を行う
無線機親機である。108は電話回線等の回線である。
109は回線108を通じて無線機親機107と通信を
行いガスメータ101、電力メータ103並びに水道メ
ータ105の各種情報の収集を行うセンター側装置であ
る。なお、ガスメータ101、電力メータ103、水道
メータ105の各メータは計測装置である。
【0003】図7において、センター側装置109は回
線108を通じて無線機親機107に対して、例えばガ
スメータ101の検針値等の各種情報の収集指令を送
る。無線機親機107はセンター側装置109からの指
令を無線を用いて無線機子機A102に対して送信す
る。無線機子機A102は無線機親機107からの無線
信号を受信すると、ガスメータ101の検針値等を収集
しその結果を再び無線を通じて無線機親機107へ送
る。無線機親機107は無線機子機A102からの無線
応答を受信するとその内容を回線108を通じてセンタ
ー側装置109へ送る。電力メータ103や水道メータ
105に対して通信を行う際も同様の手順で、無線機親
機107は無線機子機B104や無線機子機C106と
通信を行う。
【0004】一方、ガスメータ101は地震が発生しガ
スの流量を遮断した場合等、そのアラーム情報を無線機
子機102に対して送信する。無線機子機A102はガ
スメータ101から受信したアラーム情報等を無線を通
じて無線機親機107へ送信する。無線機親機107は
無線機子機A102から受信した情報を回線108を通
じてセンター側装置109へ送信する。電力メータ10
3や水道メータ105がデータを送信する場合も同様手
順であり、それぞれ無線機子機B104や無線機子機C
106を経由して無線機親機107と通信を行う。
【0005】ここで、1台の無線機子機A102には1
台のガスメータ101が接続されており、無線機子機A
102とガスメータ101は1:1の関係にある。無線
機子機B104や無線機子機C106も同様に、それぞ
れ電力メータ103や水道メータ105と1:1の関係
にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無線データ収集システムでは、1台の無線機子機A1
02に複数のガスメータ101(もしくは電力メータ1
03、水道メータ105)が接続された場合に問題とな
る。例えば、一般家庭ではなく事業所等においてガスメ
ータ等が複数台ある場合において、それらの複数台のガ
スメータを1台の無線機子機A102に接続するような
場合、センター側装置109がそれら複数台のガスメー
タの内の1台と通信を行う際は無線機子機A102を介
して通信を行うことになるので、無線機子機A102は
無線機親機107から受信したデータを自らに接続され
ている複数台のガスメータのいずれに送るべきか判別で
きない。これは、電力メータや水道メータが複数台接続
された場合も同様である。
【0007】一方、例えば集合住宅等では1件の家庭の
ガスメータ、電力メータ、水道メータが1つのパイプシ
ャフト(PS)内に設置されている場合があり、このよ
うな物件に当該システムを適用する場合、1台の無線機
子機がガスメータ、電力メータ、水道メータ全てと接続
されることが想定される。このような場合においても、
無線機子機は無線機親機107からのデータをどのメー
タ宛に送ればよいか判別できないこととなる。また、1
台の無線機子機がガスメータ、電力メータ、水道メータ
のそれぞれに接続されている当該システムの場合、セン
ター側装置109もガスセンター、電力センター、水道
センターの3種類が想定され、無線機親機107は通信
内容に応じて接続先のセンター側装置を変更する必要性
が生じてくることも考えられるが、従来システムにおい
てはそのような振り分けを行うことができない。従来の
無線データ収集システムには以上のような課題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、無線機親機や無線機子機に計測装置計毎の判
別機能を設けることで、通信データ内容に応じた計測装
置やセンター側装置の振り分けを可能にしたものであ
る。
【0009】上記発明によれば、通信データ内容に応じ
た計測装置やセンター側装置の振り分けが可能になるた
め、複数台の計測装置との通信を1台の無線機子機で行
うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる無線デ
ータ収集システムは、少なくとも1台以上の計測装置に
内蔵もしくは接続された無線機子機と、前記計測装置の
各種データを収集するセンター側装置と、前記計測装置
の各種情報を収集すべく無線回線を介して前記無線機子
機と通信を行うと共に前記センター側装置と回線を通じ
て通信を行う無線機親機とで構成され、前記無線機子機
は少なくとも1台以上の計測装置の識別情報を記憶する
識別情報記憶手段と、前記無線機親機からの無線信号に
含まれる前記計測装置の識別情報を前記識別情報記憶手
段で記憶している識別情報と照合する識別情報判定手段
と、前記識別情報判定手段の判定結果に基づいて前記無
線機親機からのデータを当該計測装置へ送信する送信手
段を有するものである。
【0011】これによって、無線機子機が無線機親機か
ら送られてきたデータの識別情報を予め記憶している識
別情報と照合し、識別情報が一致した場合のみデータを
当該計測装置に対して送信するため、通信データ内容に
応じた計測装置やセンター側装置の振り分けが可能とな
り、複数台の計測装置との通信を1台の無線機子機で行
える。
【0012】また、本発明の請求項2にかかる無線デー
タ収集システムは、無線機子機が、計測装置からデータ
を受信する際にどの計測装置からデータが送信されたか
を識別する計測装置識別手段Aと、前記計測装置識別手
段Aの識別結果と前記識別情報記憶手段の内容を照合
し、照合の結果一致した場合のみ以降計測装置との通信
を行う計測装置判定手段を有するものである。
【0013】これによって、無線機子機が計測装置から
のデータに搭載されている識別情報と予め記憶している
識別情報と照合し、識別情報が一致した場合のみ当該デ
ータを無線機親機に対して送信するため、メータ等の緊
急アラーム情報を高信頼性を保って報知することができ
る。
【0014】さらに、本発明の請求項3にかかる無線デ
ータ収集システムは、無線機子機が、計測装置識別手段
Aの識別結果に基づいてデータを送信すべき無線機親機
を選択する選択手段を有するものである。
【0015】これによって、無線機子機が通信を行う無
線機親機を通信を行っている計測装置によって変更する
ため、特定の計測装置毎に無線機親機を設けることが可
能となり、無線機親機のシステム管理が容易になる。ま
た、センター側装置では各メータのデータ毎の管理が容
易になるという効果もある。
【0016】さらに、本発明の請求項4にかかる無線デ
ータ収集システムは、少なくとも1つ以上のセンター側
装置を備え、無線機親機は、無線機子機からのデータを
受信する際にどの計測装置からデータが送信されたかを
識別する計測装置識別手段Bと、前記計測装置識別手段
Bの識別結果に基づいて前記回線を利用してデータを送
信すべきセンター側装置を選択するセンター側装置選択
手段を有するものである。
【0017】これによって、無線機親機が通信を行うセ
ンター側装置を通信を行っている計測装置によって変更
するため、異なる事業体が混在するシステムにおいて容
易なデータ管理ができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1の無
線データ収集システムのブロック図である。図1におい
て、1はガスメータである。2は電力メータである。3
は水道メータである。4はガスメータ1、電力メータ
2、水道メータ3のそれぞれに接続(もしくはガスメー
タ1、電力メータ2、水道メータ3のいずれかに内蔵)
されている無線機子機である。5は無線機親機である。
6は回線である。7はセンター側装置である。ここで、
無線機子機4並びに無線機親機5は、それぞれアンテナ
等の無線送受信機能を含んでいる。
【0020】図1において、センター側装置7はガスメ
ータ1もしくは電力メータ2もしくは水道メータ3と通
信を行う場合、無線機親機5に対して回線6を利用して
当該メータ宛のデータを送信する。当該メータ宛のデー
タとは、当該メータの識別情報を含むデータのことであ
る。ここで、回線6は公衆回線でもよいし本システム用
の専用回線でもよい。また、一般家庭用の有線電話回線
でもよいしPDCやPHSのような無線電話回線でもよ
い。無線機親機5は回線6を通じてセンター側装置7か
らデータを受信し、その内容がメータ宛であった場合、
無線機子機4に対して無線を用いてデータを伝送する。
無線機子機4は無線機親機5からデータを受信するとそ
の内容を解析し当該メータ宛にデータを伝送する。
【0021】ここで、無線機子機4の詳細な動作につい
て、図2のブロック図を用いて説明する。図2におい
て、8は識別情報記憶手段である。9は識別情報判定手
段である。10は送信手段である。
【0022】図2において、識別情報記憶手段8には予
め無線機子機4に接続されているガスメータ1と電力メ
ータ2と水道メータ3の識別情報が記憶されている。こ
の識別情報はそれぞれのメータが独自に保有しているも
のである。識別情報記憶手段8へそれぞれのメータの識
別情報を記憶させる方法は様々であるが、例えばガスメ
ータ1、電力メータ2、水道メータ3、無線機子機4の
設置時に無線機子機4が各メータと通信を行い、各メー
タが保有している識別情報を読み出して識別情報記憶手
段8に記憶する方法等が考えられる。このように、無線
機子機4は無線機親機5と通信を行う前に内部の識別情
報記憶手段8に接続されている各メータの識別情報を記
憶していることとなる。
【0023】このような状態において、無線機子機4が
無線機親機5からデータを受信した場合、無線機子機4
は受信したデータに含まれるメータの識別情報と識別情
報記憶手段8に予め記憶されている各メータの識別情報
を識別情報判定手段9を利用して照合する。その結果、
無線機子機4が無線機親機5から受信したデータが例え
ばガスメータ1の識別情報を含んでいた場合、識別情報
判定手段9はその旨を送信手段10に対して出力する。
送信手段10は識別情報判定手段9の出力信号に応じ
て、無線機子機4のガスメータ1との接続インターフェ
イス(図示せず)を経由してデータをガスメータ1に対
して送信する。センター側装置7が電力メータ2や水道
メータ3と通信を行う場合も同様手順で、送信手段10
は電力メータ2や水道メータ3との接続インターフェイ
スを経由してデータを送信する。
【0024】ここで、無線機子機4が無線機親機5から
受信したデータに含まれるメータの識別情報と識別情報
記憶手段8に予め記憶されている各メータの識別情報が
一致していないと識別情報判定手段9が判定した場合、
識別情報判定手段9は送信手段10に対して信号を出力
しない。よって、いずれかのメータの識別情報がいたず
ら等で書き換えられたような場合は、識別情報判定手段
9に記憶されている識別情報と一致しないため、誤接続
されることはない。
【0025】このように識別情報が一致しない場合、無
線機子機4は無線機親機5に対して無応答となってもよ
いし、「該当メータなし」の旨のエラー応答を送信して
もよい。
【0026】また、以上で説明している「識別情報」は
任意の情報を利用してもよい。例えば、メータ毎に割り
振られている「メータ識別情報」を用いてもよいし、無
線通信特有の通信相手を識別するための「無線識別情
報」を用いてもよい。
【0027】なお、図1において、無線機子機4にはガ
スメータ1と電力メータ2と水道メータ3が1台ずつ接
続されているが、ガスメータ1や電力メータ2、水道メ
ータ3が複数台接続されていてもよい。また、図1では
1台の無線機子機4に3台のメータが接続されている
が、それ以上の数のメータが接続されていてもよいし、
それ以下の数のメータが接続されていてもよい。
【0028】(実施例2)図3は本発明の実施例2の無
線データ収集システムにおける無線機子機4のブロック
図である。図3において、図2と同じ機能を有するもの
は同じ名称、同じ符号として説明を省略する。図3にお
いて、11は計測装置識別手段Aである。12は計測装
置判定手段である。
【0029】まず、図1の本システムにおいて、例えば
地震等によりガスメータ1がガスの流量を遮断したとす
る。このような場合、ガスメータ1はその旨のアラーム
情報を無線機子機4に対して送信する。この時の無線機
子機4の動作について図3のブロック図を用いて説明す
る。
【0030】図3において、ガスメータ1からのアラー
ム情報はガスメータ1とのインターフェイス(図示せ
ず)を通じて計測装置識別手段A11へ送られる。計測
装置識別手段A11は受信したアラーム情報に含まれる
ガスメータ1の識別情報を計測装置判定手段12へ出力
する。計測装置判定手段12は計測装置識別手段A11
から送られてきたガスメータ1の識別情報と識別情報記
憶手段8に予め記憶されているガスメータ1の識別情報
を照合する。照合の結果、識別情報が一致した場合、無
線機子機4はガスメータ1からの当該アラーム情報を無
線機親機5に対して無線送信する。一方、計測装置判定
手段12が計測装置識別手段A11から送られてきたガ
スメータ1の識別情報と識別情報記憶手段8に予め記憶
されているガスメータ1の識別情報を照合した結果、一
致しない場合、無線機子機4は無線機親機5に対して当
該アラーム情報の送信を行わない。
【0031】なお、上記実施例はガスメータ1から通信
が開始した場合を例に説明をしたが、センター側装置7
から無線機親機5を介して無線機子機4に対して通信が
開始され、ガスメータ1が応答データを送信する場合に
も適用できる。また、上記実施例はガスメータ1を例に
説明したが、電力メータ2や水道メータ3の場合も同様
である。
【0032】(実施例3)図4は本発明の実施例3の無
線データ収集システムにおける無線機子機4のブロック
図である。図4において、図3と同じ機能を有するもの
は同じ名称、同じ符号として説明を省略する。図4にお
いて、13は選択手段である。
【0033】図4において、実施例2の場合と同様にガ
スメータ1がアラーム情報を無線機子機4に対して送信
する場合を考える。このような場合、ガスメータ1はそ
の旨のアラーム情報を無線機子機4に対して送信する。
ガスメータ1からのアラーム情報はガスメータ1とのイ
ンターフェイス(図示せず)を通じて計測装置識別手段
A11へ送られる。計測装置識別手段A11は受信した
アラーム情報に含まれるガスメータ1の識別情報を計測
装置判定手段12へ出力する。計測装置判定手段12は
計測装置識別手段A11から送られてきたガスメータ1
の識別情報と識別情報記憶手段8に予め記憶されている
ガスメータ1の識別情報を照合する。照合の結果、識別
情報が一致した場合、計測装置判定手段12はその旨を
選択手段13へ出力する。
【0034】ここで、選択手段13は無線機子機4が通
信を行う無線機親機5が予め複数台登録されている。こ
れは、例えば図1のように無線機子機4にはガスメータ
1、電力メータ2、水道メータ3が接続されている場
合、どのメータと通信を行うかによって無線機子機4が
通信を行う無線機親機5を切り替えるためである。これ
は、メータ毎の管理を容易にするため、1台の無線機親
機5がガスメータならガスメータのみ、電力メータなら
電力メータのみ、水道メータなら水道メータのみを管理
するような場合を考慮するためである。
【0035】具体的には、図5のように無線機親機5が
3台(無線機親機5a、無線機親機5b、無線機親機5
c)があり、無線機親機5aはガスメータを管理し、無
線機親機5bは電力メータを管理し、無線機親機5cは
水道メータを管理するとする。このような場合、無線機
子機4の内部の選択手段13は、計測装置判定手段12
の出力がガスメータ1との通信である旨を指名している
場合、ガスメータ1からのデータを無線機親機5aに対
して送信する。同様に、電力メータ2の場合は無線機親
機5bへ、水道メータ3の場合は無線機親機5cへデー
タを送信する。
【0036】このような方式をとることにより、無線機
子機4が1台でガスメータ1、電力メータ2、水道メー
タ3との通信を行い各メータの情報が入り乱れるにもか
かわらず、無線機親機5は3種類準備されているため、
センター側装置では各メータのデータ毎に回線6が分か
れ、データの管理が容易になる。
【0037】なお、上記実施例はガスメータ1もしくは
電力メータ2もしくは水道メータ3から通信が開始した
場合を例に説明をしたが、センター側装置7から無線機
親機Aもしくは無線機親機Bもしくは無線機親機Cを介
して無線機子機4に対して通信が開始され、ガスメータ
1もしくは電力メータ2もしくは水道メータ3が応答デ
ータを送信する場合にも適用できる。
【0038】(実施例4)図6は本発明の実施例4の無
線データ収集システムにおける無線機親機5のブロック
図である。なお、図6は図1の無線機親機5を詳細に示
したものである。図6において、5は無線機親機であ
る。6は回線である。14は計測装置識別手段Bであ
る。15はセンター側装置選択手段である。
【0039】図6において、無線機親機5は無線機子機
4からデータを受信した場合、そのデータは計測装置識
別手段B14へ送られる。ここで、無線機子機4は図1
のようにガスメータ1と電力メータ2と水道メータ3が
接続されており、無線機親機5が無線機子機4から受信
したデータには、ガスメータ1、電力メータ2、水道メ
ータ3のうちのどのメータからのデータであるかという
識別情報が搭載されている。計測装置識別手段B14で
は、無線機子機4からのデータに含まれているどのメー
タからのデータであるかという識別情報を解析しその結
果をセンター側装置選択手段15に出力する。センター
側装置選択手段15は計測装置識別手段B14からの出
力結果に基づいて、無線機親機5が図1のセンター側装
置7と通信を行う回線6を選択し、無線機子機4からの
データをセンター側装置7へ送信する。
【0040】これは、図1のように無線機子機4がガス
メータ1、電力メータ2、水道メータ3と接続されてお
り、センター側装置7がこれらのメータと通信を行う場
合、メータ種別によってセンター側装置7が異なるよう
な場合を想定している。例えば、センター側装置7がガ
ス会社のセンターと電力会社のセンターと水道会社のセ
ンターに分かれており、ガス会社のセンターはガスメー
タ1と通信を行い、電力会社のセンターは電力メータ2
と通信を行い、水道会社のセンターは水道メータ3と通
信を行う場合、無線機親機5が回線6を通じて通信を行
うセンター側装置7が3種類存在することとなる。
【0041】ここで、回線6が一般の有線電話回線やP
HS回線のような場合、無線機親機5とセンター側装置
7の通信は回線6を通じたダイヤルアップ接続となり、
3種類のセンター側装置7をダイヤリング番号で区別す
る等の手法が考えられる。このような場合、センター側
装置選択手段15は計測装置識別手段B14が出力した
どのメータとの通信であるかという情報に基づいてダイ
ヤリング番号を変更し、ガスメータ1からのデータなら
ばガス会社のセンターへ、電力メータ2からの通信であ
れば電力会社のセンターへ、水道メータ3からの通信で
あれば水道会社のセンターへデータを送信する。すなわ
ち、無線機親機5はガスメータ1、電力メータ2、水道
メータ3の各メータと別々に通信を行うのではなく、1
台の無線機子機4と通信を行う中で3種類のメータを識
別し回線6を選択できることとなる。
【0042】なお、上記例におけるセンター側装置選択
手段15がダイヤリングする番号については、予めセン
ター側装置選択手段15が記憶しているガス会社センタ
ーの番号、電力会社センターの番号、水道会社センター
の番号から計測装置識別手段14の出力信号に応じて選
択する方法でもよいし、無線機親機5が無線機子機4か
ら受信するデータに含まれているダイヤリング番号を利
用する方法でもよい。
【0043】また、上記実施例はガスメータ1もしくは
電力メータ2もしくは水道メータ3から通信が開始した
場合を例に説明をしたが、ガス会社センター、電力会社
センター、水道会社センターから無線機親機5を介して
無線機子機4に対して通信が開始され、ガスメータ1も
しくは電力メータ2もしくは水道メータ3が応答データ
を送信する場合にも適用できる。さらに、上記実施例で
は、センター側装置選択手段15が選択する方法として
ダイヤリング番号の変更を例としたが、パケット通信や
インターネット通信におけるIPアドレスの選択としと
もよいし、ダイヤリング番号とIPアドレスが混在する
中における一方の選択としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る無線データ収集システムは、無線機子機が無線機親
機から送られてきたデータの識別情報を予め記憶してい
る識別情報と照合し、識別情報が一致した場合のみデー
タを当該計測装置に対して送信するため、いたずら等に
よる計測装置の誤作動を防ぐことができ、システムの信
頼性を高めることができるという効果がある。また、識
別情報が不一致であった場合に無線機子機はその旨を無
線機親機へ知らせることも可能であるため、通信失敗時
の原因究明が容易になりシステムのトラブル対応能力が
高まるという効果もある。
【0045】また、請求項2に係る無線データ収集シス
テムは、無線機子機が計測装置からのデータに搭載され
ている識別情報と予め記憶している識別情報と照合し、
識別情報が一致した場合のみ当該データを無線機親機に
対して送信するため、メータ等のアラーム情報を高信頼
性を保って報知することができるという効果がある。
【0046】また、請求項3に係る無線データ収集シス
テムは、無線機子機が通信を行う無線機親機を通信を行
っている計測装置によって変更するため、特定の計測装
置毎に無線機親機を設けることが可能となり、無線機親
機のシステム管理が容易になるという効果がある。ま
た、センター側装置では各メータのデータ毎の管理が容
易になるという効果もある。
【0047】また、請求項4に係る無線データ収集シス
テムは、無線機親機が通信を行うセンター側装置を通信
を行っている計測装置によって変更するため、異なる事
業体が混在するシステムにおいて容易なデータ管理がで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における無線データ収集シス
テムのブロック図
【図2】本発明の実施例1における無線機子機のブロッ
ク図
【図3】本発明の実施例2における無線機子機のブロッ
ク図
【図4】本発明の実施例3における無線機子機のブロッ
ク図
【図5】本発明の実施例3における無線データ収集シス
テムのブロック図
【図6】本発明の実施例4における無線機親機のブロッ
ク図
【図7】従来の無線データ収集システムのブロック図
【符号の説明】
1 ガスメータ 2 電力メータ 3 水道メータ 4 無線機子機 5 無線機親機 5a 無線機親機a 5b 無線機親機b 5c 無線機親機c 6 回線 7 センター側装置 8 識別情報記憶手段 9 識別情報判定手段 10 送信手段 11 計測装置識別手段A 12 計測装置判定手段 13 選択手段 14 計測装置識別手段B 15 センター側装置選択手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 潤一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹中 照恵 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 昌夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB01 BB01 BB07 BC02 CC03 CC07 CC08 CC12 DD07 DE13 FG02 GG01 5K048 BA36 BA53 DA02 DB01 DC01 EA16 EB10 GB05 HA01 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台以上の計測装置に内蔵も
    しくは接続された無線機子機と、前記計測装置の各種デ
    ータを収集するセンター側装置と、前記計測装置の各種
    情報を収集すべく無線回線を介して前記無線機子機と通
    信を行うと共に前記センター側装置と回線を通じて通信
    を行う無線機親機とで構成される無線データ収集システ
    ムにおいて、前記無線機子機は少なくとも1台以上の計
    測装置の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記
    無線機親機からの無線信号に含まれる前記計測装置の識
    別情報を前記識別情報記憶手段で記憶している識別情報
    と照合する識別情報判定手段と、前記識別情報判定手段
    の判定結果に基づいて前記無線機親機からのデータを当
    該計測装置へ送信する送信手段を有する無線データ収集
    システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも1台以上の計測装置に内蔵も
    しくは接続された無線機子機と、前記計測装置の各種デ
    ータを収集するセンター側装置と、前記計測装置の各種
    情報を収集すべく無線回線を介して前記無線機子機と通
    信を行うと共に前記センター側装置と回線を通じて通信
    を行う無線機親機とで構成される無線データ収集システ
    ムにおいて、前記無線機子機は、少なくとも1台以上の
    計測装置の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、計
    測装置からデータを受信する際にどの計測装置からデー
    タが送信されたかを識別する計測装置識別手段Aと、前
    記計測装置識別手段Aの識別結果と前記識別情報記憶手
    段の内容を照合し、照合の結果一致した場合のみ以降計
    測装置または無線機親機との通信を行う計測装置判定手
    段を有する無線データ収集システム。
  3. 【請求項3】 無線機子機は、計測装置識別手段Aの識
    別結果に基づいてデータを送信すべき無線機親機を選択
    する選択手段を有する請求項2記載の無線データ収集シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つ以上のセンター側装置を
    備え、無線機親機は、無線機子機からのデータを受信す
    る際にどの計測装置からデータが送信されたかを識別す
    る計測装置識別手段Bと、前記計測装置識別手段Bの識
    別結果に基づいて前記回線を利用してデータを送信すべ
    きセンター側装置を選択するセンター側装置選択手段を
    有する請求項2記載の無線データ収集システム。
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