JP2002139899A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2002139899A
JP2002139899A JP2000334932A JP2000334932A JP2002139899A JP 2002139899 A JP2002139899 A JP 2002139899A JP 2000334932 A JP2000334932 A JP 2000334932A JP 2000334932 A JP2000334932 A JP 2000334932A JP 2002139899 A JP2002139899 A JP 2002139899A
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Hisamitsu Suzuki
央充 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像剤の残量が多くても少なくても高品位の現
像像を形成できる現像装置を提供する。 【解決手段】トナー102の残量が所定量以下になった
ときは、現像バイアスの直流成分を小さくする。ここで
は、通常モードの直流成分−500Vを耐久後モードの
直流成分−470Vにした。なお、通常モードにおいて
も耐久後モードにおいても、交流成分ピーク電圧は16
00Vであり、交流成分周波数は、2000Hzであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に形成さ
れた静電潜像に現像剤を供給して現像像を形成する現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、粉体の現像剤(トナー)を用いて記録媒
体に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知ら
れている。図7を参照して、従来の画像形成装置の一例
を説明する。
【0003】図7は、従来の画像形成装置の内部構造を
示す模式図である。
【0004】複写機10には、原稿が載置される原稿ガ
ラス台12が設けられている。この原稿ガラス台12の
下方には、原稿ガラス台12に置かれた原稿の画像を読
み取るスキャナ20が配置されている。スキャナ20
は、原稿ガラス台12に並行に一定方向に移動する。
【0005】スキャナ20は、原稿ガラス台12に載置
された原稿に走査光を照射して露光するための照明ラン
プ22と、原稿からの反射光を感光ドラム42に導く第
1反射ミラー24、第2反射ミラー26、及び第3反射
ミラー28などから構成されている。また、スキャナ2
0の第3反射ミラー28から感光ドラム42までの光路
上には、投影レンズ32や固定ミラー34などの光学部
品が配置されている。スキャナ20の下方には、矢印A
方向に回転する円筒状の感光ドラム42が配置されてい
る。この感光ドラム42の周辺には、帯電器44、現像
装置70、転写帯電器48、分離帯電器52、クリーニ
ング装置54などが、感光ドラム42の回転方向に沿っ
て順次に配置されている。
【0006】帯電器44は感光ドラム42の表面を一様
に帯電させるものである。現像装置70は、感光ドラム
42上に形成され静電潜像にトナー(現像剤)を供給す
るものである。静電潜像にトナーが供給されることによ
り、この静電潜像が顕像化してトナー像(現像像)が形
成される。転写帯電器48は、感光ドラム42上の現像
像を記録紙などの記録媒体に転写させるために、トナー
とは逆極性に記録媒体を帯電させるものである。分離帯
電器52は、転写後の記録紙を感光ドラム42から分離
させるものである。クリーニング装置54は、次の転写
のために、転写後に感光ドラム42に残留したトナーを
除去するものである。なお、像担持体の一例として円筒
状の感光ドラム42を挙げたが、この他、像担持体とし
ては、感光ベルトのように回転駆動される無端ベルト状
のもの、一方向に巻き取られたり搬送されたりするウエ
ブ状やシート状のものなどがある。
【0007】感光ドラム42と転写帯電器48とに挟ま
れた空間は、トナー像が記録紙に転写される転写領域で
ある。転写領域よりも記録紙搬送方向下流側には、紙搬
送ベルト56が複写機10の出口に向かって延びてい
る。この紙搬送ベルト56の出口側には、記録紙にトナ
ー像を定着させる定着装置58が配置されている。
【0008】紙搬送ベルト56の下方には、記録媒体を
同一サイズ毎に収容しておく給紙カセット62が配置さ
れている。これらの各給紙カセット62の出口には、給
紙カセット62に収容されている記録媒体を送り出す給
紙ローラ64が設けられている。給紙ローラ64によっ
て送り出された記録紙は、案内部材66などによって案
内されながら転写領域に向けて搬送される。案内部材6
6よりも搬送方向下流側には、感光ドラム42の回転駆
動に同期して回転する一組のレジストローラ68が配置
されている。レジストローラ68の下流側には、レジス
トローラ68によって送り出された記録紙を転写領域に
案内する転写ガイド69が転写領域に向かって延びるよ
うに設けられている。
【0009】複写機10では、スキャナ20によって読
み取られた原稿画像が、帯電器44によって帯電された
感光ドラム42上に静電潜像として形成される。この静
電潜像は現像装置70から供給されるトナーによって現
像されて現像像が形成される。この現像像は、感光ドラ
ム42の回転に伴って転写領域に移動する。
【0010】一方、給紙カセット62から送り出された
記録紙は、案内部材66によってレジストローラ68ま
で案内される。レジストローラ68から所定のタイミン
グで転写ガイド69を通して転写領域に搬送される。転
写領域に搬送された記録紙は転写帯電器48によって、
トナー像を形成しているトナーとは逆極性に帯電される
ので、このトナーが吸着されてトナー像が転写される。
トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルト56によっ
て定着装置58に送り込まれて転写像が記録紙に定着さ
れ、その後、排出される。
【0011】上記した現像装置70の構成の一例を図8
を参照して説明する。
【0012】図8は、従来の現像装置の概略構成を示す
模式図である。この図では、図7に示す構成要素と同一
の構成要素には同一の符号が付されている。
【0013】現像装置70は、静電潜像が形成される感
光ドラム42の近傍に配置されている。現像剤(トナ
ー)が位置する部分は、トナーを収容する現像剤収容室
72と、この現像剤収容室72に収容されたトナーが搬
送されてくる現像部74とに大別される。
【0014】現像剤収容室72には、回転軸76,78
を中心にして矢印B方向に回転する2つの撹拌部材8
0,82が配置されている。これら2つの撹拌部材8
0,82が矢印B方向に回転することにより、現像剤収
容室72に収容されているトナーが撹拌されながら現像
部74に搬送される。
【0015】現像部74には、現像剤収容室72から送
られてきたトナーを感光ドラム42に向けて撹拌しなが
ら搬送する撹拌部材84が配置されており、この撹拌部
材84が回転軸86を中心にして矢印C方向に回転する
ことによりトナーが撹拌されながら搬送される。トナー
はこのように搬送されたり撹拌されたりすることによっ
て帯電する。
【0016】撹拌部材84に搬送されたトナーは、矢印
D方向に回転する円筒状の現像スリーブ88に送られ
る。現像スリーブ88の内部には、円柱状のマグネット
ローラ90が同軸に固定されている。このマグネットロ
ーラ90は、交互に反対の磁性を有する4つの磁極S
1,N1,S2,N2からなる。現像スリーブ88は回
転するが、マグネットローラ90は回転しない。
【0017】撹拌部材84によって搬送されてきたトナ
ーは帯電している。この帯電したトナーは磁極S2(取
り込み極)の磁力によって現像スリーブ88の表面に吸
着して拘束され、現像スリーブ88の回転に伴って磁極
N1(カット極)に搬送される。カット極N1のうち、
現像スリーブ88の回転方向下流側部分の近傍には、ト
ナーの厚さを一定の厚さにするドクターブレード92が
固定されている。このドクターブレード92によって、
現像スリーブ88の表面に吸着しながら搬送されてきた
トナーの厚さが一定になる。この一定の厚さになったト
ナーは、現像スリーブ88の回転に伴って磁極S1(現
像極であり、主磁極)に搬送される。磁極S1のうち現
像スリーブ88の回転方向下流側部分に対向して感光ド
ラム42が配置されている。この磁極S1と感光ドラム
42とに挟まれた領域は、静電潜像が現像される現像領
域である。
【0018】現像スリーブ88には、直流と交流が重畳
された現像バイアス(バイアス電圧)がバイアス電源
(図示せず)によって印加されている。この現像バイア
スにより、現像スリーブ88のうち磁極S1に対応する
部分に吸着しているトナーが感光ドラム42の静電潜像
に向けて飛翔し、これにより静電潜像が現像されて現像
像が形成される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、トナ
ーは搬送されたり撹拌されたりすることによって帯電す
る。このようにトナーが帯電する場合、一般的に、現像
装置70を使い始めた初期の状態では、トナーの帯電量
は小さい。しかし、画像形成動作が繰り返されるとトナ
ーは繰り返し搬送されたり撹拌されたりすることとな
る。この搬送や撹拌の繰り返しによってトナーの帯電が
促進されてその帯電量が大きくなる。
【0020】ところで、現像剤収容室72と現像部74
に収容されているトナーの量が減った(所定量以下にな
った)場合、現像剤収容室72に収容されている新しい
トナーと、現像スリーブ88の近傍の古いトナーとが互
いに循環されにくくなる。このような場合、現像スリー
ブ88の近傍の古いトナーばかりがドクターブレード9
2によって摺擦されて帯電し易くなるので、これら古い
トナーの帯電量が大きくなる。
【0021】トナーの帯電量が小さいときは、静電潜像
に飛翔するトナーの量が少なくなる。このように飛翔す
るトナーの量が少なくなった場合、べた黒の濃度が薄く
なったり画像の周囲にトナーが飛散したりして画像不良
が起こり、画像品位が低下する。
【0022】一方、トナーの帯電量が大きいときは、静
電潜像に飛翔するトナーの量が多くなり過ぎる。このよ
うに飛翔するトナーの量が多過ぎる場合、線、文字、ド
ットなどに多量のトナーが飛翔し、これらが潰れたよう
な画像となり、画像品位が低下する。また、一回の画像
形成においてトナーを消費する量も多くなる。
【0023】また、トナーの帯電量がさらに大きくなっ
たときは、現像スリーブ88がトナーを静電的に吸着す
る力が強くなる。この吸着力は、現像バイアスがトナー
を飛翔させる力よりも強いので、飛翔するトナーの量が
少なくなる。この結果、画像の濃度が薄くなって画像品
位が低下する。
【0024】上記したようなトナーの帯電量が大きくな
る例として、駆動時間の長い間欠印字を繰り返す場合が
上げられる。従って、駆動時間の長い間欠印字を繰り返
した場合は、飛翔するトナーの量が多過ぎて画像品位が
低下する。また、使い切りの現像カートリッジを使用す
る場合、この現像カートリッジに収容されているトナー
をほとんど全て使い切るまで現像カートリッジを使用す
る。このため、使用の後半ではトナーの量が減少し、残
ったトナーの帯電量が大きくなる。この場合も、飛翔す
るトナーの量が多過ぎて画像品位が低下する。
【0025】本発明は、上記事情に鑑み、現像剤の残量
が多くても少なくても高品位の現像像を形成できる現像
装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の現像装置は、直流成分と交流成分が重
畳された現像バイアスが印加されることにより現像剤を
飛翔させる現像スリーブと、該現像スリーブに搬送され
る現像剤が収容された現像剤収容室とを備え、像担持体
に形成された静電潜像に前記現像スリーブから現像剤を
飛翔させて現像像を形成する現像装置において、(1)
前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量を検知
する現像剤残量検知手段と、(2)該現像剤残量検知手
段が検知した結果に基づいて、前記現像スリーブに印加
される現像バイアスを変更させる現像バイアス変更手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0027】ここで、前記現像バイアス変更手段は、
(3)前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量
が所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検
知したときは、前記残量が前記所定量を超えているとき
に前記現像スリーブに印加される現像バイアスの直流成
分よりも小さい直流成分を有する現像バイアスが前記現
像スリーブに印加されるように現像バイアスを変更させ
るものであってもよい。
【0028】さらに、前記現像バイアス変更手段は、
(4)前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量
が所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検
知したときは、前記残量が前記所定量を超えているとき
に前記現像スリーブに印加される現像バイアスの交流成
分の周波数よりも高い周波数の交流成分を有する現像バ
イアスが前記現像スリーブに印加されるように現像バイ
アスを変更させるものであってもよい。
【0029】さらにまた、前記現像バイアス変更手段
は、(5)前記現像剤収容室に収容されている現像剤の
残量が所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段
が検知したときは、前記残量が前記所定量を超えている
ときに前記現像スリーブに印加される現像バイアスの交
流成分のピーク電圧よりも低いピーク電圧の交流成分を
有する現像バイアスが前記現像スリーブに印加されるよ
うに現像バイアスを変更させるものであってもよい。
【0030】さらにまた、前記現像バイアス変更手段
は、(6)前記現像剤収容室に収容されている現像剤の
残量が所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段
が検知したときは、前記残量が前記所定量を超えている
ときに前記現像スリーブに印加される現像バイアスの交
流成分の波形の立上り時間よりも長い立上り時間の波形
をもつ交流成分を有する現像バイアスが前記現像スリー
ブに印加されるように現像バイアスを変更させるもので
あってもよい。また、上記目的を達成するための本発明
の第2の現像装置は、その外周面に現像剤を吸着しなが
ら回転する現像スリーブと、該現像スリーブに吸着され
た現像剤を飛翔させる主磁極を有すると共に該現像スリ
ーブの内部に位置して回転しない磁石と、前記現像スリ
ーブに搬送される現像剤が収容された現像剤収容室とを
備え、像担持体に形成された静電潜像に前記現像スリー
ブから現像剤を飛翔させて現像像を形成する現像装置に
おいて、(7)前記現像剤収容室に収容されている現像
剤の残量を検知する現像剤残量検知手段と、(8)該現
像剤残量検知手段が検知した結果に基づいて、前記主磁
極の角度を変更する主磁極角度変更手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0031】ここで、前記主磁極角度変更手段は、
(9)前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量
が所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検
知したときは、前記主磁極が前記像担持体に向き合うよ
うに該主磁極の角度を変更するものであってもよい。
【0032】さらに、前記現像剤収容室は、(10)ト
ナーのみから構成される1成分系の現像剤を収容するも
のであってもよい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の現
像装置の実施形態を説明する。
【0034】図1から図3までを参照して本発明の現像
装置の第1実施形態を説明する。
【0035】図1は、現像装置の一実施形態の概略構成
を示す模式図である。図2は、現像高圧回路を制御する
制御装置を示すブロック図である。図3は、現像バイア
スを変更させる手順を示すフロー図である。これらの図
では、図8に示す構成要素と同一の構成要素には同一の
符号が付されている。
【0036】図1に示すように、現像装置100には、
1成分系の現像剤であるトナー102が収容される現像
剤収容室72が形成されている。現像剤収容室72は、
現像部74に隣接した第1ホッパ室104と、現像部7
4から離れた第2ホッパ室106とに分けられる。
【0037】第1ホッパ室104と第2ホッパ室106
との境界部分には、現像スリーブ88の回転軸方向(長
手方向)に並行に一対のアンテナ線108,110が延
びている。この一対のアンテナ線108,110は電極
であり、現像剤収容室72に収容されているトナー10
2の残量が一定量以下になったことを検知するためのも
のである。アンテナ線110は、上記した境界部分の底
に配置されている。一方、アンテナ線108は、アンテ
ナ線110よりも上方に配置されている。このアンテナ
線110の位置は、後述するように、現像バイアスを変
更する際の基準になる位置である。現像剤収容室72に
収容されたトナー102が未使用で満杯の状態では、ア
ンテナ線108はトナー102の中に位置している。し
かし、このトナー102が使用されて一定量以下になっ
た場合は、アンテナ線108はトナー102から露出す
る。
【0038】一対のアンテナ線108,110には検知
器120によって交流電圧が印加され、これにより一対
のアンテナ線108,110の間の交流電流が測定され
る。交流電圧は、検知器120に組み込まれた電源12
2によって一対のアンテナ線108,110に印加され
る。この交流電圧によって一対のアンテナ線108,1
10の間に交流電流が生じ、この交流電流の大きさは電
流計124及び検知回路126で測定される。この測定
されてた交流電流の大きさに基づいて、一対のアンテナ
線108,110の間の静電容量が得られる。
【0039】現像剤収容室72に収容されているトナー
102の残量が所定量を超えているときは、アンテナ線
108はトナー102の中に位置している。この場合、
上記の交流電流の大きさはほぼ一定である。現像剤収容
室72に収容されたトナー102が消費されて減ってく
るとアンテナ線108がトナー102から露出し、上記
の交流電流の値が小さくなる。この交流電流が所定値以
下になったことを検知回路126が検知し、この検知信
号を後述の制御装置130に出力する。なお、上記した
一対のアンテナ線108,110、検知器120によっ
て、本発明にいう現像剤残量検知手段の一例が構成され
ている。
【0040】上記の検知信号は、現像剤収容室72に収
容されているトナー102の残量が所定量以下になった
ことを担持している。この検知信号は、図2に示す制御
装置130(本発明にいう現像バイアス変更手段の一例
である)に入力される。制御装置130には、中央演算
処理装置であるCPU132が組み込まれている。CP
U132は、後述するROM134に格納されている各
種プログラムや各種データを読み出し、必要な演算や判
断を行って各種の制御をする。ROM134は読み出し
専用メモリであり、このROM134には、CPU13
2が動作するための図3のフロチャートに示す各種プロ
グラムや、画像形成に必要な各種データが格納されてい
る。
【0041】また、制御装置130には、ランダムアク
セスメモリであるRAM136も組み込まれている。R
AM136は、CPU132が命令中のデータや演算結
果を一時的に記憶しておくワーキングエリアや、入力さ
れた各種データを格納しておくバッファエリアなどから
構成されている。
【0042】制御装置130には、上述したように、検
知器120から検知信号が入力される。この入力された
検知信号に基づいて制御装置130は現像高圧回路14
0にコントロール信号を送信する。この現像高圧回路1
40は、直流成分と交流成分が重畳された現像バイアス
を現像スリーブ88に印加するものである。現像高圧回
路140は、制御装置130から送信されてきたコント
ロール信号に基づいて現像バイアスを変更し、この変更
した現像バイアスを現像スリーブ88に印加する。
【0043】上記した制御装置130が現像バイアスを
変更させる手順を、図3等を参照して説明する。
【0044】図3のフローは、現像装置100が組み込
まれたプリンタなどの画像形成装置に電源が投入される
と起動する。先ず、上記の検知信号が検知器120から
制御装置130に送信される(S301)。制御装置1
30では、送信されてきた検知信号に基づいて、現像剤
収容室72に収容されているトナー102の残量が所定
量以下か否かを判定する(S302)。
【0045】S302で、トナー102の残量が所定量
を超えていると判定されたときは、今までの現像バイア
ス(後述する通常モードの現像バイアス)の条件を変更
せずにS301に戻る。一方、S302で、トナー10
2の残量が所定量以下であると判定されたときは、表1
に示すように、耐久後モードになって現像バイアスの直
流成分を小さくする(S303)。ここでは、通常モー
ドの直流成分−500Vを耐久後モードの直流成分−4
70Vにした。なお、通常モードにおいても耐久後モー
ドにおいても、表1に示すように、交流成分ピーク電圧
は1600Vであり、交流成分周波数は、2000Hz
である。
【0046】
【表1】 上記のように耐久後モードで現像バイアスの直流成分を
小さくした理由は、トナー102の残量が所定量以下の
場合に、通常モードの現像バイアスで印字(画像形成)
を続けたときは、現像スリーブ88から感光ドラム42
(図7参照)に飛翔するトナー102の量が多くなり過
ぎ、このために、静電潜像の文字や線・ドットが現像さ
れたときに太って画像品位が低下するからである。従っ
て、上述したように、トナー102の残量が所定量以下
であると判定されたときは、通常モードのときよりも現
像バイアスの直流成分を小さくして、余分な量のトナー
102を現像スリーブ88から感光ドラム42(図7参
照)に飛翔させず、静電潜像の文字や線・ドットが現像
されたときに太らないようにした。また、使い切りの現
像カートリッジを使用する場合、この現像カートリッジ
に収容されているトナー102をほとんど全て使い切る
まで現像カートリッジを使用しても、高品位の現像像を
形成できる。
【0047】上記した例では、耐久後モードのときは通
常モードのときよりも現像バイアスの直流成分を小さく
したが、表2に示すように、直流成分を変更せずに交流
成分の周波数を高くしてもよい。これによっても、直流
成分を小さくすると同様の効果が得られる。
【0048】
【表2】 また、上記のように通常モードと耐久後モードとで現像
バイアスを変更するに際しては、耐久後モードでは、通
常モードのときよりも交流成分のピーク電圧を低くして
もよい。この他に、耐久後モードでは、通常モードのと
きよりも交流成分の波形の立上り時間を長くしてもよ
い。このように現像バイアスの他の成分を変更すること
によっても、直流成分を小さくすると同様の効果が得ら
れる。
【0049】図4から図6までを参照して本発明の現像
装置の第2実施形態を説明する。
【0050】図4は、第2実施形態の現像装置を示す模
式図である。図5は、現像高圧回路を制御する制御装置
を示すブロック図である。図6は、現像バイアスを変更
させる手順を示すフロー図である。これらの図では、図
1と図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符
号が付されている。
【0051】第2実施形態の現像装置150は、第1実
施形態の現像装置100と同様に一対のアンテナ線10
8,110や検知器120などを備えているが、これら
は図4には示されていない。現像装置150の特徴は、
マグネットローラの主磁極の角度を変更する主磁極角度
変更ユニット(本発明にいう主磁極角度変更手段の一例
である)160を備えた点にある。主磁極角度変更ユニ
ット160は、後述するように、マグシャフト162や
位置決め板164などから構成されている。
【0052】現像スリーブ88の内部には円柱状のマグ
ネットローラ90が同軸に配置されている。マグネット
ローラ90は、交互に反対の磁性を有する4つの磁極S
1,N1,S2,N2(図1参照)からなる。マグネッ
トローラ90は、主磁極角度変更ユニット160によっ
て所定角度だけ回動するように構成されている。マグネ
ットローラ90の中心部にはその長手方向に、図4に示
すように、マグネットローラ90の回動中心軸となる金
属製で円柱状のマグシャフト162が差し込まれて固定
されている。マグシャフト162の長手方向一端部は削
られてDカット162aが形成されている。
【0053】マグシャフト162のDカット162aに
は、マグシャフト162に直交する方向に延びる位置決
め板164の長手方向一端部が嵌め込まれて固定されて
いる。位置決め板164の長手方向他端部にはコイルば
ね166の一端部が引っ掛けられて固定されている。こ
のコイルばね166の他端部はフック168によって現
像装置150の本体に固定されている。従って、位置決
め板164はマグシャフト162を中心軸として矢印E
方向に回動するようにコイルばね166によって付勢さ
れている。位置決め板164がマグシャフト162を中
心軸として矢印E方向に回動した場合、感光ドラム42
の回転中心線とマグシャフト162の回動中心線を結ぶ
直線170に対して、感光ドラム42の回転方向上流側
に向かって角度θ=5°になる位置に主磁極S1が位置
する。
【0054】位置決め板164の下方にはソレノイド1
72が配置されている。ソレノイド172は耐久後モー
ドのときにオンとなり、これにより、コイルばね166
の付勢力に打ち勝って、位置決め板164がマグシャフ
ト162を中心軸として矢印E方向とは反対の方向に回
動する。この場合、主磁極S1は上記の直線170に一
致し、直線170に対する主磁極S1の角度θは0°と
なる。
【0055】ソレノイド172は、図5に示すように、
制御装置180(本発明にいう現像バイアス変更手段の
一例である)によってオン・オフされる。即ち、制御装
置180は検知器120からの検知信号に基づいてソレ
ノイド172をオン・オフして制御する。
【0056】制御装置180には、中央演算処理装置で
あるCPU182が組み込まれている。CPU182
は、後述するROM184に格納されている各種プログ
ラムや各種データを読み出し、必要な演算や判断を行っ
て各種の制御をする。ROM184は読み出し専用メモ
リであり、このROM184には、CPU182が動作
するための図6のフロチャートに示す各種プログラム
や、画像形成に必要な各種データが格納されている。
【0057】また、制御装置180には、ランダムアク
セスメモリであるRAM186も組み込まれている。R
AM186は、CPU182が命令中のデータや演算結
果を一時的に記憶しておくワーキングエリアや、入力さ
れた各種データを格納しておくバッファエリアなどから
構成されている。
【0058】制御装置180がソレノイド172をオン
・オフする手順を、図6等を参照して説明する。
【0059】図6のフローは、現像装置150が組み込
まれたプリンタなどの画像形成装置に電源が投入される
と起動する。先ず、上記の検知信号が検知器120から
制御装置180に送信される(S601)。制御装置1
80では、送信されてきた検知信号に基づいて、現像剤
収容室72に収容されているトナー102の残量が所定
量以下か否かを判定する(S602)。
【0060】S602で、トナー102の残量が所定量
を超えていると判定されたときは、ソレノイド172を
オンさせずにオフのままとしておき、S601に戻る。
この場合は、コイルばね166によって、位置決め板1
64がマグシャフト162を中心軸として矢印E方向に
回動したままである。これにより、上記の直線170に
対して、感光ドラム42の回転方向上流側に向かって角
度θ=5°になる位置に主磁極S1が位置したままであ
る。
【0061】このように角度θ=5°になる位置に主磁
極S1が位置している場合、磁力変化率の大きな磁力立
上り部分によってトナー102が現像スリーブ88から
感光ドラム42に飛翔する。このため、必要な量のトナ
ー102が飛翔し、静電潜像が良好に現像されて高品位
の現像像が形成される。
【0062】一方、S602で、トナー102の残量が
所定量以下であると判定されたときは、ソレノイド17
2に通電してオンにする(S603)。トナー102の
残量が所定量以下の場合、角度θ=5°になる位置に主
磁極S1が位置しているときは、現像スリーブ88から
感光ドラム42に飛翔するトナー102の量が多くなり
過ぎ、このために、静電潜像の文字や線・ドットが現像
されたときに太って画像品位が低下する。従って、トナ
ー102の残量が所定量以下であると判定されたとき
は、ソレノイド172をオンにして、主磁極S1を上記
の直線170に一致させ、直線170に対する主磁極S
1の角度θを0°とする。
【0063】これにより、主磁極S1の角度θが変更さ
れて現像領域に主磁極S1のピーク磁力が配置され、現
像領域において現像スリーブ88にトナー102を保持
しておく力が強まる。この結果、余分なトナー102が
現像スリーブ88から感光ドラム42に飛翔しないの
で、現像性が低下して文字、線、ドットが必要以上に太
らない。また、トナー102の残量が所定量以下のとき
はトナー102の帯電量が大きくなっているので、現像
領域に主磁極S1のピーク磁力が配置されたときは磁力
変化が緩やかになってトナー102が飛散しない。さら
に、トナー102が穂立ちする量が減るので、画像上に
おける尾引きを軽減できる。また、使い切りの現像カー
トリッジを使用する場合、この現像カートリッジに収容
されているトナー102をほとんど全て使い切るまで現
像カートリッジを使用しても、高品位の現像像を形成で
きる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の現像
装置では、現像スリーブに印加する現像バイアスを現像
バイアス変更手段によって変更できるので、例えば、現
像剤の残量が多いとき(通常モードのとき)の直流成分
よりも現像剤の残量が少ないとき(耐久後モード)の直
流成分を小さくできる。これにより、現像スリーブから
像担持体に飛翔する現像剤の量が減少する。従って、現
像剤の残量が少なくなってその帯電量が多くなっても、
現像スリーブから像担持体に余分な量の現像剤が飛翔す
ることを防止できる。このため、耐久後モードにおい
て、文字や線などの静電潜像を現像するときにこれらが
太るほどの量の現像剤が飛翔しないので、これらの太り
を防止できる。この結果、現像剤の残量に拘らず、高品
位の現像像を形成できる。このように、現像剤収容室に
収容されている現像剤の量が少なくなってその帯電量が
変わっても、現像バイアスを適宜に変更することによ
り、現像スリーブから像担持体に余分な量の現像剤が飛
翔しないので、現像剤の残量が多くても少なくても高品
位の現像像を形成できる。
【0065】ここで、前記現像バイアス変更手段は、前
記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定量
以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知したと
きは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記現
像スリーブに印加される現像バイアスの直流成分よりも
小さい直流成分を有する現像バイアスが前記現像スリー
ブに印加されるように現像バイアスを変更させるもので
ある場合は、現像剤の残量が少なくなってその帯電量が
多くなっても、現像スリーブから像担持体に余分な量の
現像剤が飛翔することを防止できる。このため、耐久後
モードにおいて、文字や線などの静電潜像を現像すると
きにこれらが太るほどの量の現像剤が飛翔しないので、
これらの太りを防止できる。この結果、現像剤の残量に
拘らず、高品位の現像像を形成できる。このように、現
像剤収容室に収容されている現像剤の量が少なくなって
その帯電量が変わっても、現像バイアスの直流成分を小
さくすることにより、現像スリーブから像担持体に余分
な量の現像剤が飛翔しないので、現像剤の残量が多くて
も少なくても高品位の現像像を形成できる。
【0066】また、前記現像バイアス変更手段は、前記
現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定量以
下であることを前記現像剤残量検知手段が検知したとき
は、前記残量が前記所定量を超えているときに前記現像
スリーブに印加される現像バイアスの交流成分の周波数
よりも高い周波数の交流成分を有する現像バイアスが前
記現像スリーブに印加されるように現像バイアスを変更
させるものである場合は、現像剤の残量が少なくなって
その帯電量が多くなっても、現像スリーブから像担持体
に余分な量の現像剤が飛翔することを防止できる。この
ため、耐久後モードにおいて、文字や線などの静電潜像
を現像するときにこれらが太るほどの量の現像剤が飛翔
しないので、これらの太りを防止できる。この結果、現
像剤の残量に拘らず、高品位の現像像を形成できる。こ
のように、現像剤収容室に収容されている現像剤の量が
少なくなってその帯電量が変わっても、現像バイアスの
交流成分の周波数を高くすることにより、現像スリーブ
から像担持体に余分な量の現像剤が飛翔しないので、現
像剤の残量が多くても少なくても高品位の現像像を形成
できる。
【0067】さらに、前記現像バイアス変更手段は、前
記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定量
以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知したと
きは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記現
像スリーブに印加される現像バイアスの交流成分のピー
ク電圧よりも低いピーク電圧の交流成分を有する現像バ
イアスが前記現像スリーブに印加されるように現像バイ
アスを変更させるものである場合は、現像剤の残量が少
なくなってその帯電量が多くなっても、現像スリーブか
ら像担持体に余分な量の現像剤が飛翔することを防止で
きる。このため、耐久後モードにおいて、文字や線など
の静電潜像を現像するときにこれらが太るほどの量の現
像剤が飛翔しないので、これらの太りを防止できる。こ
の結果、現像剤の残量に拘らず、高品位の現像像を形成
できる。このように、現像剤収容室に収容されている現
像剤の量が少なくなってその帯電量が変わっても、現像
バイアスの交流成分のピーク電圧を低くすることによ
り、現像スリーブから像担持体に余分な量の現像剤が飛
翔しないので、現像剤の残量が多くても少なくても高品
位の現像像を形成できる。
【0068】さらにまた、前記現像バイアス変更手段
は、前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が
所定量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知
したときは、前記残量が前記所定量を超えているときに
前記現像スリーブに印加される現像バイアスの交流成分
の波形の立上り時間よりも長い立上り時間の波形をもつ
交流成分を有する現像バイアスが前記現像スリーブに印
加されるように現像バイアスを変更させるものである場
合は、現像剤の残量が少なくなってその帯電量が多くな
っても、現像スリーブから像担持体に余分な量の現像剤
が飛翔することを防止できる。このため、耐久後モード
において、文字や線などの静電潜像を現像するときにこ
れらが太るほどの量の現像剤が飛翔しないので、これら
の太りを防止できる。この結果、現像剤の残量に拘ら
ず、高品位の現像像を形成できる。このように、現像剤
収容室に収容されている現像剤の量が少なくなってその
帯電量が変わっても、現像バイアスの交流成分の波形の
立上り時間を長くすることにより、現像スリーブから像
担持体に余分な量の現像剤が飛翔しないので、現像剤の
残量が多くても少なくても高品位の現像像を形成でき
る。
【0069】また、本発明の第2の現像装置では、主磁
極の角度を主磁極角度変更手段によって変更できるの
で、例えば、現像剤の残量が少ないとき(耐久後モード
のとき)は主磁極が像担持体に向き合うように主磁極の
角度を変更する。これにより、現像領域において現像剤
を現像スリーブに保持しておく力が強まるので、現像ス
リーブから像担持体に飛翔する現像剤の量が減少する。
従って、現像剤の残量が少なくなってその帯電量が多く
なっても、現像スリーブから像担持体に余分な量の現像
剤が飛翔することを防止できる。このため、耐久後モー
ドにおいて、文字や線などの静電潜像を現像するときに
これらが太るほどの量の現像剤が飛翔しないので、これ
らの太りを防止できる。この結果、現像剤の残量に拘ら
ず、高品位の現像像を形成できる。このように、現像剤
収容室に収容されている現像剤の量が少なくなってその
帯電量が変わっても、主磁極の角度を適宜に変更するこ
とにより、現像スリーブから像担持体に余分な量の現像
剤が飛翔しないので、現像剤の残量が多くても少なくて
も高品位の現像像を形成できる。
【0070】ここで、前記主磁極角度変更手段は、前記
現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定量以
下であることを前記現像剤残量検知手段が検知したとき
は、前記主磁極が前記像担持体に向き合うように該主磁
極の角度を変更するものである場合は、現像剤の残量が
少なくなってその帯電量が多くなっても、現像スリーブ
から像担持体に余分な量の現像剤が飛翔することを防止
できる。このため、耐久後モードにおいて、文字や線な
どの静電潜像を現像するときにこれらが太るほどの量の
現像剤が飛翔しないので、これらの太りを防止できる。
この結果、現像剤の残量に拘らず、高品位の現像像を形
成できる。このように、現像剤収容室に収容されている
現像剤の量が少なくなってその帯電量が変わっても、主
磁極が像担持体に向き合うように主磁極の角度を変更す
ることにより、現像スリーブから像担持体に余分な量の
現像剤が飛翔しないので、現像剤の残量が多くても少な
くても高品位の現像像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像装置の第1実施形態の概略構成を示す模式
図である。
【図2】現像高圧回路を制御する制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図3】現像バイアスを変更させる手順を示すフロー図
である。
【図4】第2実施形態の現像装置を示す模式図である。
【図5】現像高圧回路を制御する制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】現像バイアスを変更させる手順を示すフロー図
である。
【図7】従来の画像形成装置の内部構造を示す模式図で
ある。
【図8】従来の現像装置の概略構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
100,150 現像装置 120 検知器 130,180 制御装置 140 現像高圧回路 160 主磁極角度変更ユニット 162 マグシャフト 164 位置決め板 166 コイルばね 172 ソレノイド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流成分と交流成分が重畳された現像バ
    イアスが印加されることにより現像剤を飛翔させる現像
    スリーブと、該現像スリーブに搬送される現像剤が収容
    された現像剤収容室とを備え、像担持体に形成された静
    電潜像に前記現像スリーブから現像剤を飛翔させて現像
    像を形成する現像装置において、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量を検知
    する現像剤残量検知手段と、 該現像剤残量検知手段が検知した結果に基づいて、前記
    現像スリーブに印加される現像バイアスを変更させる現
    像バイアス変更手段とを備えたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記現像バイアス変更手段は、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定
    量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知した
    ときは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記
    現像スリーブに印加される現像バイアスの直流成分より
    も小さい直流成分を有する現像バイアスが前記現像スリ
    ーブに印加されるように現像バイアスを変更させるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像バイアス変更手段は、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定
    量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知した
    ときは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記
    現像スリーブに印加される現像バイアスの交流成分の周
    波数よりも高い周波数の交流成分を有する現像バイアス
    が前記現像スリーブに印加されるように現像バイアスを
    変更させるものであることを特徴とする請求項1に記載
    の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像バイアス変更手段は、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定
    量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知した
    ときは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記
    現像スリーブに印加される現像バイアスの交流成分のピ
    ーク電圧よりも低いピーク電圧の交流成分を有する現像
    バイアスが前記現像スリーブに印加されるように現像バ
    イアスを変更させるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像バイアス変更手段は、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定
    量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知した
    ときは、前記残量が前記所定量を超えているときに前記
    現像スリーブに印加される現像バイアスの交流成分の波
    形の立上り時間よりも長い立上り時間の波形をもつ交流
    成分を有する現像バイアスが前記現像スリーブに印加さ
    れるように現像バイアスを変更させるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 その外周面に現像剤を吸着しながら回転
    する現像スリーブと、該現像スリーブに吸着された現像
    剤を飛翔させる主磁極を有すると共に該現像スリーブの
    内部に位置して回転しない磁石と、前記現像スリーブに
    搬送される現像剤が収容された現像剤収容室とを備え、
    像担持体に形成された静電潜像に前記現像スリーブから
    現像剤を飛翔させて現像像を形成する現像装置におい
    て、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量を検知
    する現像剤残量検知手段と、 該現像剤残量検知手段が検知した結果に基づいて、前記
    主磁極の角度を変更する主磁極角度変更手段とを備えた
    ことを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 前記主磁極角度変更手段は、 前記現像剤収容室に収容されている現像剤の残量が所定
    量以下であることを前記現像剤残量検知手段が検知した
    ときは、前記主磁極が前記像担持体に向き合うように該
    主磁極の角度を変更するものであることを特徴とする請
    求項6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤収容室は、 トナーのみから構成される1成分系の現像剤を収容する
    ものであることを特徴とする請求項1から7までのうち
    のいずれか一項に記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186653A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009186653A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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