JP2002137035A - 可変リード転造方法 - Google Patents

可変リード転造方法

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JP2002137035A
JP2002137035A JP2000327331A JP2000327331A JP2002137035A JP 2002137035 A JP2002137035 A JP 2002137035A JP 2000327331 A JP2000327331 A JP 2000327331A JP 2000327331 A JP2000327331 A JP 2000327331A JP 2002137035 A JP2002137035 A JP 2002137035A
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利仲 新仏
Minoru Yoshizawa
稔 吉沢
Shuichi Amano
秀一 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空パイプの外周面へのねじ転造を可能にす
ると共に、ねじのリード角やねじ溝の深さを途中で変更
できるようにした可変リード転造方法を得ることであ
る。 【解決手段】 単数の成形歯3が形成された丸ダイス1
2aを用いて中空材13の外周面にねじを加工する際、
中空材13の軸方向での動きをフリーにすると共に丸ダ
イス12aを正逆回転させることにより中空材13を往
復移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転造丸ダイスを利
用した転造加工によって送りねじやウォーム歯車等を製
造するための可変リード転造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ねじを転造する際に用いられる
転造丸ダイスは、ダイスの外周面に複数のねじ山形が形
成されたものであり、センタ台などによって保持された
ワークに対して回転しながら接近し、ワークの外周面に
ねじ山形を押し込むことでワークを塑性加工し、ワーク
の外周面にスパイラル状のねじを形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような複数のねじ山形が形成された転造丸ダイスではワ
ークの外周面に押し込んだ時に転造圧力が大きくなるた
め、中空パイプの外周面に深溝形状のねじを転造しよう
としても、中空パイプが転造圧力によってつぶれてしま
うなどの問題があった。
【0004】また、上記のような転造丸ダイスでは複数
のねじ山形が同一リードであるために、ワークの外周面
に形成されるねじのリード角やねじ溝の深さを途中で変
更するような加工はできなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、中空パイプの外
周面にねじ転造を可能にすると共に、ねじのリード角や
ねじ溝の深さを途中で変更できるようにした可変リード
転造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、単数のねじ
山形が形成された転造丸ダイスを用いることでワークに
掛かる転造圧力を抑えると共に、転造丸ダイスを正逆回
転させることで転造を繰り返して行い、所定深さのねじ
溝を形成する。具体的には請求項1に係る可変リード転
造方法は、単数のねじ山形が形成された転造工具を用い
てワークの外周面にねじを加工する際、ワークの軸方向
での動きをフリーにすると共に転造工具を正逆回転させ
ることによりワークを往復移動させることを特徴とす
る。
【0007】この発明によれば、転造工具には単数のね
じ山形が形成されているために、ワークに対する押し込
み圧力が小さく、中空パイプが潰れることがない。ま
た、ワークを往復移動させて転造を繰り返す際に転造工
具の正逆回転を高精度で制御することによってねじ溝の
ずれを防止し、深溝のねじを形成することができる。
【0008】また、請求項2に係る可変リード転造方法
は、単数のねじ山形が形成された転造工具を用いてワー
クの外周面にねじを加工する際、ワークに対して転造工
具を傾斜させることで、ねじのリード角を制御したこと
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、転造工具の軸傾斜を転
造加工中に変えることで、ワークの外周面にリード角が
一定でないねじを形成することができる。
【0010】また、請求項3に係る可変リード転造方法
は、単数のねじ山形が形成された転造工具を用いてワー
クの外周面にねじを加工する際、転造工具同士の軸間距
離を変えることで、ねじ溝の深さを制御したことを特徴
とする。
【0011】この発明によれば、転造工具の軸間距離を
転造中に変えることで、ワークの外周面にねじ溝の深さ
が一定でないねじを形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて、本発明
に係る転造方法の実施形態を詳細に説明する。図1乃至
図6は本発明の一実施形態を示したものである。この中
で、図1は本発明の可変リード転造方法を実施するため
の転造装置の概念図、図2及び図3は本発明に用いられ
る転造丸ダイスのねじ山形を示す拡大図である。また、
図4は主軸傾斜機構を示す図1のA−A線断面図、図5
はワークのクランプ機構正面図、図6は前記クランプ機
構の一部を示す平面図である。
【0013】先ず、本発明の転造方法を実施するための
丸ダイス式転造装置を、図1乃至図6に基づいて説明す
る。この丸ダイス式転造装置11は、ワークとして使用
する中空材13の両側に、単数のねじ山形が形成された
転造丸ダイス12aと外周面が平滑のプレーンダイス1
2bとを備え、各ダイスの主軸14a,14bが回転し
ながら接近し、転造丸ダイス12aとプレーンダイス1
2bとの間に中空材13を挟み込み、その外周面にねじ
を転造加工するものである。一対の主軸14a,14b
は、互いに平行を保ってダイスホルダ15a,15bに
回転可能に軸支される。一方のダイスホルダ15aは、
第1のダイス移動台16aの内側面に設けられ、他方の
ダイスホルダ15bは、第2のダイス移動台16bの対
向する内側面に設けられる。特に、これらのダイスホル
ダ15a,15bは、主軸14a,14bをダイス移動
台16a,16bの移動方向に対して直交する面内(垂
直面内)で傾斜できるように、ダイス移動台16a,1
6bに回動可能に取り付けられる。主軸14a,14b
の回動中心19a,19bは、両者を結んだ線上Sに中
空材13の転造位置が来るように設定される。
【0014】上記転造丸ダイス12aの外周面に形成さ
れた単数のねじ山形の形態としては、図2に示すように
成形歯3のみが形成されている場合と、図3に示すよう
に成形歯3の両側に食付き歯4,5が設けられている場
合とがある。食付き歯4,5は、山の数が一つに限定さ
れないが、この場合には等リードである。図2に示され
た転造丸ダイス12aは、転造加工の途中でリード角を
変えたり、ねじ溝の深さを変えたりする場合に有用であ
り、図3に示された転造丸ダイス12aは、食付き歯
4,5によってねじの加工がし易くなるので、リード角
やねじ溝の深さを変える必要がない場合に有用である。
上記プレーンダイス12bを用いることで中空材13と
の接触長さが多くなり、その分転造丸ダイス12aから
の伝達トルクが大きくなるが、プレーンダイス12bの
代わりに、前記と同様の転造丸ダイス12aを使用する
こともできる。また、これら転造丸ダイス12a及びプ
レーンダイス12bの配置数は2個に限定されない。
【0015】上記ダイスホルダ15a,15bの傾斜変
換は、主軸傾斜機構17a,17bによって実行され
る。この主軸傾斜機構17a,17bは、各ダイスホル
ダ15a,15bに設けられた傾斜変換用ギヤとこの傾
斜変換用ギヤと噛み合うピニオンギヤとで構成され、ピ
ニオンギヤを先端に取付けた軸傾斜用サーボモータ18
a,18bはダイス移動台16a,16bの側面に配設
されている。
【0016】上記ダイスホルダ15aの傾斜変換の制御
に際しては、図4に示したように、先ず軸傾斜用サーボ
モータ18aが駆動されることでピニオンギヤが回転さ
れ、傾斜変換用ギヤを介してダイスホルダ15aに回転
力が伝達される。これにより、ダイスホルダ15aは傾
斜中心19aを支点として軸傾斜用サーボモータ18a
の回転に見合った量だけ回転する。それ故、平行を保つ
主軸14aを、垂直面内で上方に+α°(図中2点鎖線
で示す)、下方に−α°(図中2点鎖線で示す)傾斜さ
せることができる。具体的には、主軸14a,14bの
傾斜角を検知する傾斜角測定用のエンコーダ(図示せ
ず)が各主軸14a,14bの端部に取付けられ、この
エンコーダで測定された傾斜角度をフィードバックする
ことで、主軸傾斜用サーボモータ18a,18bの回転
角が数値制御される。これにより、傾斜角度を高精度に
制御することができる。なお、他方側のダイスホルダ1
5bも同様の制御がなされる。
【0017】このように、主軸14a,14bを高精度
に傾斜させることで、上記の中空材13を一定の速度で
歩ませることが可能となり、上記の転造丸ダイス12a
とプレーンダイス12bとを回転させながら中空材13
に押込んだ場合、中空材13に軸方向の推進力が与えら
れる。また、前記主軸14a,14bの回転数及び正逆
の回転方向をサーボモータ21a,21bによって制御
しているので、繰り返し転造するための中空材13の軸
方向で往復移動が可能となり、外周面に所定深さのねじ
溝が加工できることになる。
【0018】上記転造丸ダイス12a及びプレーンダイ
ス12bの移動機構は、図1に示したように、ダイス移
動台移動機構24によって行われる。このダイス移動台
移動機構24は、上述したダイスホルダ15a,15b
をそれぞれ内側面に設けた第1のダイス移動台16a及
び第2のダイス移動台16bと、第2のダイス移動台1
6bの外側に配置した圧力プレート26とからなる。こ
れらのダイス移動台16a,16b及び圧力プレート2
6は、いずれもが図4に示したように、基台27上に固
設した一対のスライドレール28a,28bに左右方向
へスライド可能に取り付けられる。また、第1のダイス
移動台16aと圧力プレート26との間には、互いに向
かい合う内側面の四隅に4本の同じ断面形状のはり軸2
9が架け渡され、はり軸29の両端が第1のダイス移動
台16a及び圧力プレート26にそれぞれ固定される。
そのため、第1のダイス移動台16aと圧力プレート2
6とは、スライドレール28a,28b上を相対位置が
変化することなく一体にスライドする。
【0019】第2のダイス移動台16bは、第1のダイ
ス移動台16aと圧力プレート26との間でスライドレ
ール28a,28bにスライド可能に取り付けられると
共に、前記4本のはり軸29を挿通させるための貫通孔
が側面の四隅に設けられている。また、前記圧力プレー
ト26には、油圧シリンダ等の押込機構30が固定され
る。この押込機構30は、ダイス移動台16bと同一方
向に伸縮するシリンダ軸31を備えており、シリンダ軸
31の先端を第2のダイス移動台16bの外側面に固定
してある。
【0020】第2のダイス移動台16bと圧力プレート
26との間には、一対のラックとピニオンとが設けられ
る(図示せず)。ピニオンは、基台27の上面に固定さ
れる。一方のラックが圧力プレート26の下端に、また
他方のラックが第2のダイス移動台16bの下端にそれ
ぞれ固定され、それぞれがピニオンに噛み合っている。
【0021】押込機構30を作動させてシリンダ軸31
が伸びると、第2のダイス移動台16bは押されて中空
材13に向かいスライドレール28a,28b上を図1
の左方向にスライド移動する。一方、第2のダイス移動
台16bと圧力プレート26との間にはラック・ピニオ
ンが設けられているため、圧力プレート26は、第2の
ダイス移動台16bの移動方向とは逆方向にスライドす
る。移動距離は第2のダイス移動台16bと同一であ
る。この時、圧力プレート26と4本のはり軸29で連
結されている第1のダイス移動台16aも圧力プレート
26と同じ方向、即ち図1の右方向に中空材13に向か
って同一距離だけ移動する。したがって、第1のダイス
移動台16aと第2のダイス移動台16bは、互いに中
空材13に向かって同一距離だけスライド移動し接近す
ることになる。
【0022】図5及び図6は中空材13のクランプ機構
を示したものである。中空材13は、止まりセンタ35
及び芯押しセンタ36間に軸方向でクランプされる。止
まりセンタ35は一方のセンタ台37aに固定され、芯
押しセンタ36は他方のセンタ台37bに摺動可能に取
り付けられる。センタ台37bには空気圧又は油圧のシ
リンダ38が固定され、このシリンダ38の作動によっ
て芯押しセンタ36が中空材13の軸方向(図中X方
向)に移動する。また、センタ台37a,37bの下部
にはスパンを調整するためのスパン調整用ラック39及
びピニオン40が設けられる。センタ台37a,37b
は、中空材13の軸方向に設けられたセンタ台スライド
レール41上をスライド可能に取り付けられ、中空材1
3の軸方向での動きをフリーにしている。
【0023】次に、上述の丸ダイス式転造装置を用いた
本発明の転造方法を説明する。先ず、中空材13を軸方
向でクランプした後、上記軸傾斜機構17a,17bを
用いて転造丸ダイス12a及びプレーンダイス12bを
所定の傾斜角度に設定し、ねじのリード角を決める。次
に、押込機構30を作動させて転造丸ダイス12aとプ
レーンダイス12bとを互いに回転させながら中空材1
3に接近させ、転造丸ダイス12aとプレーンダイス1
2bとの間に中空材13を挟み込む。転造丸ダイス12
a及びプレーンダイス12bが傾斜していることから、
転造丸ダイス12a及びプレーンダイス12bの押込み
によって、中空材13は軸方向の推進力を受けて歩み始
めると共に、その外周面にはスパイラル状のねじ溝が形
成されていく。中空材13の歩み距離は、転造丸ダイス
12a及びプレーンダイス12bの回転量によって決ま
る。転造丸ダイス12a及びプレーンダイス12bが所
定量だけ回転するとサーボモータ21a,21bが逆転
し、中空材13は逆方向に所定量だけ歩むことになる。
その度に、ダイスの主軸14a,14bが中空材13に
次第に近づき、転造丸ダイス12aからの押込み量が増
える分ねじ溝を徐々に深く形成することができる。
【0024】図7は、中空材13の外表面にリード角の
等しいねじ溝を形成する場合の条件を表したものであ
る。ここで、図中、実線は転造丸ダイス12aの回転数
及び回転方向を表したもので、正転方向で2回、逆転方
向で1回回転させて中空材13を一往復半歩ませてい
る。図中、一点鎖線は転造丸ダイス12aの主軸14a
の位置を表したもので、前記転造丸ダイス12aの回転
方向が変わる毎に主軸14aの位置が中空材13に近づ
いてねじ溝の切込み量が増えている。点線は転造丸ダイ
ス12aの傾斜角を示したもので、図5における傾斜角
θ(5°)は、転造加工中一定である。図8は中空材1
3の外周面に前記の転造条件でねじ溝6を加工したもの
であり、ねじ溝の切込み量およびリードが一定である。
【0025】図9は、中空材13の外表面にリード角が
一定でないねじ溝を形成する場合の条件を表したもので
ある。図中、実線は転造丸ダイス12aの回転数及び回
転方向を表したもので、正転方向と逆転方向で1回ずつ
回転させて中空材13を一往復だけ歩ませている。図
中、一点鎖線は転造丸ダイス12aの主軸14aの位置
を表したもので、前記転造丸ダイス12aの回転方向が
正転から逆転に移る際に中空材13に近づく。点線は転
造丸ダイス12aの傾斜角θを示したもので、中空材1
3の両端部から中央部に向かって次第に大きくなってい
る(3°→5°→3°)。転造丸ダイス12aの逆転時
も同様である。図10は中空材13の外周面に前記の転
造条件でねじ溝7を加工したものであり、ねじ溝7の切
込み量は一定であるが、リード角は中空材13の中央部
が最も大きく、両端部に向かって次第に小さくなる。
【0026】図11は、中空材13の外表面に切込み量
及びリード角の両方が一定でないねじ溝を形成する場合
の条件を表したものである。図中、実線は転造丸ダイス
12aの回転数及び回転方向を表したもので、正転方向
と逆転方向で1回ずつ回転させて中空材13を一往復だ
け歩ませている。図中、一点鎖線は転造丸ダイス12a
の主軸14aの位置を表したもので、前述と同様、転造
丸ダイス12aの回転方向が正転から逆転に移る際に中
空材13に近づける他、切込み途中においても主軸14
aを中空材13に近づけたり遠ざけたりしてその位置を
制御している。この実施例では中空材13の両端部より
も中央部の方が主軸14aとの位置が近く、その結果中
央部の方がねじ溝の切込みが深くなる。点線は転造丸ダ
イス12aの傾斜角θを示したもので、前述とは逆に中
空材の両端部より中央部の方が5°→3°→5°と変化
している。転造丸ダイス12aの逆転時も同様である。
図12は中空材13の外周面に前記の転造条件でねじ溝
8を加工したものであり、ねじ溝8の切込み量は中空材
の中央部が最も深く、両端部に向かって次第に浅くなる
と共に、またリード角も中空材の中央部が最も小さく、
両端部に向かって次第に大きくなっている。このよう
に、転造丸ダイス12aとプレーンダイス12bとの主
軸14a,14b間距離を制御することで、送りねじの
ねじ溝深さを容易にコントロールすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る可変
リード転造方法によれば、単数のねじ山形が形成された
転造工具を用いてワークの外周面にねじを加工する際、
転造工具の正逆回転を制御することで、中空材へのねじ
転造が可能となった。
【0028】また、本発明に係る可変リード転造方法に
よれば、転造工具の主軸傾斜角度を転造中に変えること
で、中空材の外周面に形成されるねじリードを制御する
ことができる。また、転造工具の主軸間距離を転造中に
変えることで、中空材の外周面に形成されるねじ溝の深
さを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転造方法を実施するための丸ダイス式
転造装置の概念図である。
【図2】本発明に用いられる転造丸ダイスのねじ山形を
示す拡大図である。
【図3】本発明に用いられる転造丸ダイスの他の実施例
を示す拡大図である。
【図4】主軸傾斜機構を示す図1のA−A線断面図であ
る。
【図5】ワークのクランプ機構を示す側面図である。
【図6】前記図5におけるクランプ機構の一部を示す平
面図である。
【図7】ワークの外表面にリード角の等しいねじ溝を形
成する場合の転造条件を示したグラフである。
【図8】前記転造条件によってねじ溝が加工されたワー
ク図である。
【図9】ワークの外表面にリード角が一定でないねじ溝
を形成する場合の転造上件を示したグラフである。
【図10】前記転造条件によってねじ溝が加工されたワ
ーク図である。
【図11】ワークの外表面に切込み量及びリード角の両
方が一定でないねじ溝を形成する場合の転造条件を示し
たグラフである。
【図12】前記転造条件によってねじ溝が加工されたワ
ーク図である。
【符号の説明】
3 成形歯(単数のねじ山形) 12a 丸ダイス(転造工具) 13 中空材(ワーク)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単数のねじ山形が形成された転造工具を
    用いてワークの外周面にねじを加工する際、ワークの軸
    方向での動きをフリーにすると共に転造工具を正逆回転
    させることによりワークを往復移動させることを特徴と
    する可変リード転造方法。
  2. 【請求項2】 単数のねじ山形が形成された転造工具を
    用いてワークの外周面にねじを加工する際、ワークに対
    して転造工具を傾斜させることで、ねじのリード角を制
    御したことを特徴とする可変リード転造方法。
  3. 【請求項3】 単数のねじ山形が形成された転造工具を
    用いてワークの外周面にねじを加工する際、転造工具同
    士の軸間距離を変えることで、ねじ溝の深さを制御した
    ことを特徴とする可変リード転造方法。
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