JP2002135977A - 電力管理システムおよびその方法 - Google Patents

電力管理システムおよびその方法

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JP2002135977A JP2000316865A JP2000316865A JP2002135977A JP 2002135977 A JP2002135977 A JP 2002135977A JP 2000316865 A JP2000316865 A JP 2000316865A JP 2000316865 A JP2000316865 A JP 2000316865A JP 2002135977 A JP2002135977 A JP 2002135977A
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Yoshinobu Masuda
吉信 桝田
Yuzuru Sasaki
譲 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 所定期間の電力量に目標値を定めて電力設備
を運転制御するシステム。 【解決手段】 電力設備Bを制御する電力管理装置D
と、該電力管理装置から転送されるデータなどにより制
御データを作成する制御端末装置Eをデータ交換可能に
接続し、電力管理装置Dには電力設備Bの電力使用量を
検出する電力データ作成手段4、電力設備Bを設置した
施設Aの稼働データ作成手段6、環境データ作成手段5
を備え、制御端末装置Eには前記電力管理装置Dから転
送されてくる前記各データにもとづいて電力設備Bの過
去の稼働状況を解析する過去データ解析手段11と、該
過去データ解析手段の解析結果にもとづいて予測電力量
を算出する予測電力量演算手段12と、前記予測電力量
から目標電力量を算出する目標電力量演算手段16とを
備え、目標電力量演算手段16により得られた目標電力
量に応じたデータを電力管理装置Dへ転送し、電力設備
Aの制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力により運転さ
れる電力設備の制御に関するもので、電力需要家におい
て希望する節電量を状況に応じて任意に設定できるとと
もに、制御の対象となる電力設備の節電量の実績を実時
間的に表示可能とする電力管理システムおよびその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、例えば、商業用店舗、オフィスビルなどにおいては
特に冷暖房空調機器や冷凍・冷蔵庫などの電力設備の電
力使用量の比率がかなり大きく、季節、日時条件、気象
状況、来客数などにより電力料金が大きく変動すること
が知られており、電力設備が適切に運転されないと電力
を無駄に消費するとともに、電力設備が消費する電力の
変動が大きい場合、所定期間(例えば、1か月、1年)
の電力量や電気料金を予測することが困難となる。
【0003】そこで電力需要家は、節電のための一般的
装置としてデマンドコトローラを用いて節電効果を得よ
うとしている。このデマンドコントローラとは、電力需
要家が使用する電力を所定時間毎に割り出した平均使用
電力量に対して目標値を設定し、その目標値を超過しな
いように空調機などの電力設備を管理、制御するように
したものである。
【0004】ところが、デマンドコントローラから受け
る警報および制御は、夏期の高温期に集中しており、そ
の他の季節においては有効に機能せず、年間を通じた節
電効果が得られていないのが実情である。
【0005】そこで、本願出願人は、特定の施設内にお
ける電力料金、または全電力負荷の使用電力に対する目
標値を所定期間で設定し、この目標値にもとづいて電力
負荷における使用電力量や最大電力を制御することによ
って電力料金の管理を行うようにした電気料金管理装置
を特願2000−067657号により提案した。
【0006】前記出願の装置では、電力管理を行う所定
期間内における残りの期間の電力負荷機器への遮断可能
電力量に対し実際の調整電力量が超過した場合、警報を
出力して目標電力料金の変更を促すようにしている。
【0007】そして、このようにして目標電力料金を変
更しようとする場合、その変更の程度は電力需要家の勘
に頼ることとなり、適切な電力管理ができなくなること
がある。また、前年の気温を参考にして温度を設定した
場合において、その温度より気温の高い日が連続し、当
初設定していた目標電力量を超過した場合、電力販売管
理者が電力需要家と定めていた電力料金とすることがで
きなくなるため、契約不履行となる虞がある。また、予
め設定していた目標電力量に対し、実際の使用電力量が
極端に少ない場合、負荷遮断が行われないことにより、
電力需要家が希望する節電量を実現できなくなることが
ある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、所定期間の電力量に目標値を
定めて電力設備を制御するシステムであって、温度、湿
度などの環境条件、施設稼働条件、電力需要家が希望す
る節電量によって目標電力量を可変設定可能として節電
量の精度を向上するとともに、電力設備の強制的な電力
の遮断によって節電された電力量を演算して節電量を表
示できるようにし、常に電力需要家が節電の状況を把握
できるようにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力需要家の
電力設備を制御する電力管理装置と、該電力管理装置か
ら転送されるデータなどにより制御データを作成する制
御端末装置をデータ交換可能に接続し、前記電力管理装
置には電力設備の制御手段ならびに、該電力設備の電力
の使用量を検出する電力データ作成手段、電力設備を設
置した施設の稼働データ作成手段、環境データ作成手段
の少なくとも1手段とを備え、前記制御端末装置には前
記電力管理装置から転送されてくる電力データ、稼働デ
ータ、環境データの少なくとも1つを蓄積して記憶する
過去データ記憶手段と、前記各データにもとづいて電力
設備の過去の稼働状況を解析する過去データ解析手段
と、該過去データ解析手段の解析結果にもとづいて予測
電力量を算出する予測電力量演算手段と、前記予測電力
量から目標電力量を算出する目標電力量演算手段とを備
え、前記目標電力量演算手段により得られた目標電力量
に応じたデータを前記電力管理装置へ転送し、電力設備
の制御を行う第1の構成と、
【0010】上記第1の構成において、予測電力量演算
手段における予測電力量を、気象予報データおよび/ま
たは稼働パターンデータをも考慮して算出する第2の構
成と、
【0011】上記第1、第2の構成において、電力管理
装置において電力設備の遮断電力量を算出する遮断電力
量演算手段を備え、目標電力量演算手段において前記遮
断電力量をも考慮して目標電力量を算出する第3の構成
と、
【0012】上記第3の構成において、遮断電力量演算
手段における遮断電力量を、電力設備の非制御時の電力
量平均値から制御時の電力量平均値を減算して算出する
ようにした第4の構成と、
【0013】上記第3、第4の構成において、遮断電力
量演算手段により得られた遮断電力量にもとづいて節電
量を算出するとともに、該節電量を可視的に表示するよ
うにした第5の構成と、
【0014】上記第1〜第5の構成において、希望節電
量を設定可能な節電量設定部を設け、目標電力量演算手
段において前記希望節電量をも考慮して目標電力量を算
出する第6の構成と、
【0015】制御の対象となる電力設備の電力データ、
前記電力設備を設置した施設の稼働データ、環境データ
の、少なくとも1つについて過去の実績のサンプルデー
タを作成する段階と、前記サンプルデータの解析結果に
もとづいて予測電力量を算出する段階と、前記予測電力
量から目標電力量を算出する段階と、により電力設備の
制御を行う第1の方法と、により本発明の課題を解決す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を冷暖
房用空調機器を制御対象の電力設備として総合ショッピ
ングセンターなどの大型店舗に実施した状態にもとづい
て説明する。
【0017】図1は、大型店舗などの建築物Aを配置し
た郊外型の総合ショッピングセンターの敷地内のレイア
ウトの概要を示すもので、同建築物の屋上に本発明の制
御対象の電力設備Bとなる冷暖房用空調機器が設置され
ているものとする。符号Cは既知の給電設備であって電
力会社から送電されてきた電力を電力設備Bへ供給す
る。符号Dは電力管理装置であり、制御端末装置Eにデ
ータ交換可能に接続されている。
【0018】前記のような大型店舗の敷地内には通常、
駐車場が設けられており、来訪者の乗用車の入庫および
出庫をセンサーF1・F2で検知し、店舗への来訪者の
数値情報を前記電力管理装置Dへ出力する。なお、この
乗用車の入庫および出庫の計数は、駐車場のゲートの駐
車券の発券機により行うこともできる。また、建築物A
の入口、出口に設けた人感センサーあるいは入退室管理
装置からも数値情報を得ることができ、この数値情報が
稼働状況データとなり、電力利用の増減に影響を与える
施設の稼働状態を示すものとなる。
【0019】符号Gは温度計、湿度計などであって施設
の環境の気象的状況を示す計測値を環境データとして前
記電力管理装置Dへ出力する。前記環境データは、気
温、湿度のほかに日照時間、天気概況(曇、晴、雨)な
どの気象データも配慮し得る。なお、符号Hは気象デー
タ提供者を示し、特定地域の気象データや長期予報デー
タを制御端末装置Eに入力する。
【0020】つぎに、本発明のシステムを構成する電力
管理装置Dと制御端末装置Eの図2に示す具体的構成お
よび同装置間のデータの授受について説明する。
【0021】図2において、符号Dは電力需要家の制御
対象となる電力設備Bに付設された電力管理装置であ
り、該電力管理装置には後述する制御端末装置により算
出された目標電力量を設定するための目標電力量設定部
1を備え、該目標電力量設定部からの出力信号がデマン
ド制御部2へ入力する。前記デマンド制御部2は、既知
の構成のもので、目標電力量にもとづいて電力設備Bの
制御の要否を判断し、デマンド時限終了時における使用
電力量を所定時間(例えば、1分毎)に予測する。
【0022】つぎに、サンプルデータ蓄積部3は、各種
のサンプルデータを入力して蓄積し、出力するようにし
たものであり、本実施例におけるサンプルデータは電力
データ作成部4、環境データ作成部5、稼働データ作成
部6により作成される。前記電力データ作成部4で作成
されるデータは、本実施例では給電設備Cが電力設備B
に供給した電力量に、電力設備Bがデマンド制御部2の
制御により電力の供給が遮断されたときの遮断電力量を
加えたものである。なお、この遮断電力量は制御による
強制的な電力の遮断であるため、節電量に一致する。
【0023】なお、前記環境データ作成部5で作成され
るデータは、本実施例では施設周辺の平均気温とし、稼
働データ作成部6で作成されるデータは、本実施例では
来訪者の乗用車の入庫および出庫の数量であるとする。
なお、サンプルデータは、他の要素、例えば平均湿度、
曜日、入退場者数、営業時間なども任意に採用し得る。
【0024】このようにしてサンプルデータ蓄積部3に
前記サンプルデータが入力すると、各日毎の入出庫量
(X)、平均温度(Y)、電力量(Z)が図3に数表化
したごとき状態でサンプルデータとして蓄積される。
【0025】つぎに、遮断電力量演算部7は、給電設備
Cからの給電電力量のサンプルデータをサンプルデータ
蓄積部から入力し、デマンド制御部2から送られてくる
電力設備Bの遮断信号にもとづいて遮断電力量を算出す
る。そして、前記遮断電力量は節電量演算部8へ入力
し、遮断電力量から節電量を算出し、適宜手段の表示部
9に例えば具体的な金額で表示する。
【0026】つぎに、符号Eは制御端末装置であり、前
記電力管理装置Dとデータ交換可能に接続されている。
この制御端末装置Eは、電力管理者のもとに設置される
ホストコンピュータであり、電力管理者が管理できるよ
うに構成されている。そして、この制御端末装置には電
力管理装置Dのサンプルデータ蓄積部3から出力される
サンプルデータを過去のデータとして蓄積記憶する過去
データ記憶部10を備え、該過去データ記憶部10から
過去データ解析部11へサンプルデータが転送される。
【0027】前記過去データ解析部11では入力したサ
ンプルデータにもとづいて重回帰演算を行うために必要
な回帰係数A、Bを算出するため、下記のごとき演算が
なされる。即ち、 A=(SXZ −SXYYZ)÷(S
−SXY ) B=(S YZ−SXYXZ)÷(S
−SXY ) ただし、 S =(X−X平均)の平均 S =(Y−Y平均)の平均 S =(Z−Z平均)の平均 SXY=(X−X平均)(Y−Y平均)の平均 SYZ=(Y−Y平均)(Z−Z平均)の平均 SXZ=(X−X平均)(Z−Z平均)の平均 そして、X:入出庫量 Y:平均温度 Z:電力量 を
示し、また、回帰係数Cは、 C=Z平均−(AX平均)−(BY平均) となる。
【0028】ここで、図3の数表から回帰係数A、B、
Cを試算してみると以下のとおりとなる。 A=(6045×4−59×938)÷(3876×4−592)≒-2.591 B=(3876×938−59×6045)÷(3876×4−592)≒272 C=10676−(-2.591×695)−272×29≒4588
【0029】このようにして算出された重回帰係数A、
B、Cは、予測電力量演算部12へ入力する。そして、
この予測電力量演算部12へは気象データ入力部13か
らの気象データが入力される。前記気象データは外部の
気象データ提供者14から提供される施設周辺などの特
定地域の気象データや長期予報データである。なお、本
実施例では、気象データ入力部13は制御端末装置Eに
設けてあるが、他の場所、例えば電力管理装置Dに設け
てもよい。
【0030】前記稼働パターン入力部15は、電力管理
装置Dの稼働データ作成部6から入力した稼働データに
もとづいて図4に示すごとく曜日毎の入出庫量を記録
し、その平均値を算出する。そして電力設備を制御する
曜日に対応する平均値を予測電力量演算部12へ出力す
る。
【0031】そして、この予測電力量演算部12で演算
される回帰方程式は、 Zi=AXi+BYi+C となる。ただし、Zi:予測電力量 Xi:入出庫量
Yi:平均温度 であり、前記回帰方程式に各数値をあ
てはめると、 Zi=-2.591×Xi−272×Yi+4588 となる。ここで、気象データ入力部13からの気温予報
データが33℃であり、入出庫量720台とし、これを
上記数式にあてはめると、 Zi=-2.591×720+272×33+4588=11698kwh となる。
【0032】このようにして予測電力量が算出され、ま
た、これ以外の方法でも予測電力量が算出されると、そ
のデータは目標電力量演算部16に入力される。そし
て、節電量設定部17においては、電力需要家の希望す
る希望節電量を設定することが可能であり、その希望節
電量を示すデータと、遮断電力量入力部18からのデー
タが目標電力量演算部16に入力する。なお、本実施例
では、節電量設定部17は制御端末装置Eに設けてある
が、他の場所、例えば、電力管理装置Dに設けてもよ
い。
【0033】前記遮断電力量入力部18は、電力管理装
置Dの遮断電力演算部7からデータを入力し、図5に示
すごとく1分毎に使用された電力量をサンプルデータと
して記録するとともに、デマンド制御部2から得られる
電力設備Bの遮断信号を記録する。そして、電力設備B
の非制御時、即ち、電力の遮断を行わなかったときの電
力量平均値から制御時、即ち、電力の遮断を行ったとき
の電力量平均値を減算して算出する。
【0034】このようにして、目標電力量演算部16に
節電量設定部17と遮断電力量入力部18からデータが
入力すると、この目標電力量演算部16では、以後の、
即ち、制御単位期間の終期まで電力設備Bの制御を行う
ために必要な電力量である目標電力量を求める数式は、 目標電力量=予測電力量−(希望節電量−累積遮断電力
量) となり、これにより算出された目標電力量のデータが電
力管理装置Dの目標電力量設定部1に設定され、以後、
この目標電力量設定部1に設定された目標電力量にもと
づき、デマンド制御部2を介して電力設備Bの制御を行
う。
【0035】なお、前記演算の例は、1日の電力量の予
測を仮定して説明したが、目標電力量が月単位である場
合、当月の残り日数における1日毎の電力量を同様の方
法で予測演算し、月初からの累積電力量に残日数の予測
電力量を加算した合計値を月間予測電力量としてもよ
い。したがって、この場合の数式は、 月間予測電力量=累積電力量+残日数予測電力量合計値 月間目標電力量=月間予測電力量−(希望節電量−累積
遮断電力量) となる。
【0036】なお、累積遮断電力量を示すデータは電力
管理装置Dの節電量演算部8にも入力し、該節電量演算
部において例えば、具体的な節電料金を算出し、表示部
9により表示することができる。
【0037】以上の実施例においては、電力管理装置D
を制御対象となる電力設備Bに付設し、これとデータ交
換可能に接続された制御端末装置E(ホストコンピュー
タ)を電力管理者が管理するように構成しているが、電
力管理者の管理事務手続を簡素化する場合、あるいは各
電力需要家が複数の電力設備を保有する場合などに備え
て、制御端末装置の一部の機能を電力管理装置の中に設
け、あるいは逆に電力管理装置の一部の機能を制御端末
装置の中に設けるように構成してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく本発明の電
力管理システムおよびその方法によれば、制御対象とな
る電力設備の過去の運転状況をデータ化し、このデータ
の解析結果と、環境データ、制御対象の電力設備を設置
した施設の稼働状況などを含めて重回帰予測演算法など
の解析方法による解析結果に、望ましくは気象予報デー
タ、稼働パターンデータを考慮して予測電力量を算出
し、さらに望ましくは、希望節電量から遮断電力量など
を考慮して目標電力量を算出するようにしたので、時々
刻々と変化する環境条件、施設の稼働状況に対応して電
力設備のきめ細かい制御を行うことができ、節電量の精
度を向上させることができる。
【0039】また、電力需要家の希望節電量によって目
標電力量を可変設定可能とすることができるので、季節
の大きな気温の変動、あるいは日々の急激な気温の変動
など、状況に対応した電力設備の運転制御を行うことが
できる。このように、電力設備の制御単位期間の中途に
おいて希望節電量を変更しても、電力管理装置から得ら
れる過去データが常に解析されて予測電力量を算出する
ので、節電量を正確なものとすることができる。また、
本発明によれば、節電量を実時間的に監視することがで
きるので、予測し難かった節電の結果に対する不安を払
拭することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力管理システムの実施状態の概要を
示す図である。
【図2】本発明の電力管理システムの具体的構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明において処理するサンプルデータを数表
化して表した図である。
【図4】本発明において処理する稼働データを数表化し
て表した図である。
【図5】本発明において遮断電力量のデータを数表化し
て表した図である。
【符号の説明】
1・・・・・目標電力量設定部 2・・・・・デマンド制御部 3・・・・・サンプルデータ蓄積部 4・・・・・電力データ作成部 5・・・・・環境データ作成部 6・・・・・稼働データ作成部 7・・・・・遮断電力量演算部 8・・・・・節電量演算部 9・・・・・表示部 10・・・・過去データ記憶部 11・・・・過去データ解析部 12・・・・予測電力量演算部 13・・・・気象データ入力部 14・・・・気象データ提供者 15・・・・稼働パターン入力部 16・・・・目標電力量演算部 17・・・・節電量設定部 18・・・・遮断電力量入力部 B・・・・・電力設備 D・・・・・電力管理装置 E・・・・・制御端末装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力需要家の電力設備を制御する電力管
    理装置と、該電力管理装置から転送されるデータなどに
    より制御データを作成する制御端末装置をデータ交換可
    能に接続し、 前記電力管理装置には電力設備の制御手段ならびに、該
    電力設備の電力の使用量を検出する電力データ作成手
    段、電力設備を設置した施設の稼働データ作成手段、環
    境データ作成手段の少なくとも1手段とを備え、 前記制御端末装置には前記電力管理装置から転送されて
    くる電力データ、稼働データ、環境データの少なくとも
    1つを蓄積して記憶する過去データ記憶手段と、前記各
    データにもとづいて電力設備の過去の稼働状況を解析す
    る過去データ解析手段と、該過去データ解析手段の解析
    結果にもとづいて予測電力量を算出する予測電力量演算
    手段と、前記予測電力量から目標電力量を算出する目標
    電力量演算手段とを備え、 前記目標電力量演算手段により得られた目標電力量に応
    じたデータを前記電力管理装置へ転送し、電力設備の制
    御を行うことを特徴とする電力管理システム。
  2. 【請求項2】 予測電力量演算手段における予測電力量
    を、気象予報データおよび/または稼働パターンデータ
    をも考慮して算出することを特徴とする請求項1記載の
    電力管理システム。
  3. 【請求項3】 電力管理装置において電力設備の遮断電
    力量を算出する遮断電力量演算手段を備え、目標電力量
    演算手段において前記遮断電力量をも考慮して目標電力
    量を算出することを特徴とする請求項1、請求項2記載
    の電力管理システム。
  4. 【請求項4】 遮断電力量演算手段における遮断電力量
    を、電力設備の非制御時の電力量平均値から制御時の電
    力量平均値を減算して算出するようにしたことを特徴と
    する請求項3記載の電力管理システム。
  5. 【請求項5】 遮断電力量演算手段により得られた遮断
    電力量にもとづいて節電量を算出するとともに、該節電
    量を可視的に表示するようにしたことを特徴とする請求
    項3、請求項4記載の電力管理システム。
  6. 【請求項6】 希望節電量を設定可能な節電量設定部を
    設け、目標電力量演算手段において前記希望節電量をも
    考慮して目標電力量を算出することを特徴とする請求項
    1〜請求項5記載の電力管理システム。
  7. 【請求項7】制御の対象となる電力設備の電力データ、
    前記電力設備を設置した施設の稼働データ、環境データ
    の、少なくとも1つについて過去の実績のサンプルデー
    タを作成する段階と、 前記サンプルデータの解析結果にもとづいて予測電力量
    を算出する段階と、 前記予測電力量から目標電力量を算出する段階と、 により電力設備の制御を行うことを特徴とする電力管理
    方法。
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