JP2002135340A - 波形整形回路 - Google Patents

波形整形回路

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JP2002135340A
JP2002135340A JP2000325662A JP2000325662A JP2002135340A JP 2002135340 A JP2002135340 A JP 2002135340A JP 2000325662 A JP2000325662 A JP 2000325662A JP 2000325662 A JP2000325662 A JP 2000325662A JP 2002135340 A JP2002135340 A JP 2002135340A
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JP
Japan
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signal
waveform shaping
lpf
shaping circuit
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JP2000325662A
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Emiko Fujiwara
恵美子 藤原
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、直流電圧成分の重畳され
た情報信号成分から情報信号データ列を正確に再生可能
な波形整形回路を提供することである。 【解決手段】 入力端子T11を介して供給される復調
出力信号は、信号ラインL12を介してリミッタ11に
供給され、そこで所定範囲の信号レベルのみ抽出され、
そのリミッタ11の出力信号はLPF12に供給され、
そこで高周波の情報信号がカットされ、そのLPF12
の出力信号と、入力端子T11からの復調出力信号とが
コンパレータ13に供給され、そこで復調出力回路から
情報信号が抽出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電圧成分の重
畳された情報信号成分から情報信号データ列を再生する
波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直流電圧成分の重畳された情報信
号成分から情報信号データ列を再生する波形整形回路に
おいて、コンパレータへの入力信号は復調出力、及び固
定された基準電圧を用いて情報信号データ列の再生を行
う再生装置が用いられていた。しかし、FSK(Freque
ncy-Shift Keying)方式による復調出力には、搬送波周
波数のずれによるドリフトがその直流成分に発生する
が、そのドリフトレベルが情報信号レベルより大きい場
合、固定の基準電圧をコンパレータに供給しても、そこ
から正しい情報信号データ列を再生することはできなか
った。そこで、この従来の波形整形回路では、復調出力
のうち情報信号をカットして直流ドリフト成分のみを通
過させるLPF(Low Pass Filter)を設け、このLP
Fを通過させた復調出力を上記固定基準電圧に代わって
コンパレータに供給することにより情報信号データ列の
再生を行っていた。
【0003】ここで、図3を参照して、上記従来の波形
整形回路の内部回路と、その波形整形回路による入力信
号の整形処理を説明する。
【0004】図3に、従来の波形整形回路20の内部回
路、及び同回路内で搬送される信号波形を説明する概略
ブロック図を示す。波形整形回路20は、LPF21、
及びコンパレータ22を備える。コンパレータ22は、
信号ラインL21を介して入力端子T21に接続され、
LPF21は、信号ラインL22、及びL23を介し
て、入力端子T21、及びコンパレータ22にそれぞれ
接続される。
【0005】LPF21は、信号ラインL22を介して
供給される復調出力信号のうち、情報信号(RF信号)
をカットして直流ドリフト成分のみを通過させ、信号ラ
インL23を介してコンパレータ22に出力する。コン
パレータ22は、信号ラインL21を介して入力端子T
21から直接供給される上記復調出力信号、及びLPF
21から供給される上記直流ドリフト成分を比較演算処
理し、復調出力信号から情報信号データ列を抽出する。
【0006】上記波形整形回路20の構成によれば、図
中符号Gに示す波形を有する復調出力信号は、信号ライ
ンL21、及び信号ラインL22を介してコンパレータ
22、及びLPF21にそれぞれ供給される。
【0007】上記LPF21に供給された復調出力信号
は、LPF21によりその情報信号成分がカットされた
後、図中符号Hに示す出力波形を有する信号に整形さ
れ、信号ラインL23を介してコンパレータ22に出力
される。
【0008】コンパレータ22に供給された上記復調出
力信号およびLPF21からの出力信号は、コンパレー
タ22において比較演算処理される。すなわち、コンパ
レータ22は、上記LPF21からの出力信号を基準レ
ベルとして、上記復調出力信号から情報信号データ列を
抽出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の手法では、以下に示す問題点があった。無線シ
ステムにFSK方式を用いる際、その復調出力信号は、
FM方式に特有の高レベル雑音成分を含む。図4に示す
ように、RF(Radio Frequency)信号の開始時に復調
出力信号がバースト状に入力する際、この雑音成分レベ
ルが上記直流ドリフト成分レベルに近いと、図中符号I
に示すLPF21からの出力信号は、図中符号J内では
復調出力信号より大きくなる。
【0010】その為、この領域では、上記LPF21か
らの出力信号は、情報信号データを抽出する際の基準レ
ベルとしての役割を喪失する為、図中符号Kに示す送信
されたデータ列と、図中符号Lに示すコンパレータ22
からの出力信号データ列とは一致せず、情報信号データ
の抽出が正しく行われない、という不具合が生じてい
た。
【0011】本発明の課題は、直流電圧成分の重畳され
た情報信号成分から情報信号データ列を正確に再生可能
な波形整形回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0013】請求項1記載の発明の波形整形回路は、所
定範囲の周波数を有する入力信号のみが通過可能なフィ
ルタ部(例えば、図1に示すLPF12)と、前記フィ
ルタ部からの出力信号と情報成分を含む入力信号とを比
較演算することにより、その入力信号から該情報成分を
抽出する比較演算部(例えば、図1に示すコンパレータ
13)と、を備える波形整形回路(例えば、図1に示す
波形整形回路10)において、前記周波数フィルタ部の
前段に所定範囲の信号レベルのみ通過可能な信号抽出部
(例えば、図1に示すリミッタ11)を備えたことを特
徴とする。
【0014】請求項1記載の波形整形回路によれば、所
定範囲の周波数を有する入力信号のみが通過可能なフィ
ルタ部と、前記フィルタ部からの出力信号と情報成分を
含む入力信号とを比較演算することにより、その入力信
号から該情報成分を抽出する比較演算部とを備える波形
整形回路において、信号抽出部は、前記周波数フィルタ
部の前段に所定範囲の信号レベルのみ通過可能となって
いるので、大きな雑音レベルの変化に影響されることな
く、情報信号を正しく再生することができる。例えば、
直流電圧成分の重畳された情報信号成分から、その直流
成分の大きな変化に影響されることなく情報信号を正確
に再生することが可能となる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の波
形整形回路において、前記信号抽出部における前記信号
レベル範囲の上限値および下限値を、前記情報成分の信
号レベルの上限値および下限値にそれぞれ設定したこと
を特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明によれば、前記信号抽
出部における前記信号レベル範囲の上限値および下限値
を、前記情報成分の信号レベルの上限値および下限値に
それぞれ設定したので、より広範な雑音レベルの変化に
も影響されることなく、正確な情報信号の抽出が可能と
なり、動作性の更に優れた波形整形回路が実現される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図2を参照して本発
明の実施の形態における波形整形回路10について詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施の形態における波
形整形回路10の内部回路、及び同回路内で搬送される
信号波形を説明する概略ブロック図であり、図2は、波
形整形回路10による信号波形の整形処理を説明する波
形図である。
【0018】図1に示すように、波形整形回路10は、
リミッタ11、LPF12、コンパレータ13を備え
る。リミッタ11は信号ラインL12を介して入力端子
T11に接続されると共に、信号ラインL13を介して
LPF12に接続され、コンパレータ13は、信号ライ
ンL11、及び信号L14を介して入力端子T11、及
びLPF12にそれぞれ接続される。
【0019】リミッタ11は、その通過域の上限値・下
限値がキャリア信号の周波数ずれの上限値・下限値に設
定されるものであり、入力端子T11から供給される復
調出力信号のうち、この通過域から外れる大きな信号レ
ベルをカットし、信号ラインL13を介してその通過域
を通過した信号のみをLPF12に出力する。
【0020】LPF12は、リミッタ11からの出力信
号のうち、情報信号(RF信号)をカットして直流ドリ
フト成分のみを通過させ、信号L14を介してコンパレ
ータ13に出力する。
【0021】コンパレータ22は、信号ラインL11を
介して入力端子T11から直接供給される復調出力信
号、及びLPF12から供給される復調出力信号の直流
ドリフト成分を比較演算処理し、上記復調出力信号から
情報信号データ列を抽出する。
【0022】上記波形整形回路10の構成によれば、図
中符号Aに示す波形を有する復調信号は、信号ラインL
11、及び信号ラインL12を介してコンパレータ1
3、及びリミッタ11にそれぞれ供給される。
【0023】図中符号Cに示すように、リミッタ11に
供給された上記復調出力信号から、リミッタ11に予め
設定された上記通過域外の信号レベルがカットされ、図
中符号Bに示す出力波形を有する信号に整形され、信号
ラインL13を介してLPF12に出力される。
【0024】上記リミッタ11からの出力信号は、LP
F12によりその情報信号成分がカットされ、図中符号
Dに示す出力波形を有する信号に整形された後、信号L
14を介してコンパレータ13に供給される。
【0025】コンパレータ13に供給された入力端子T
11からの復調出力信号、及びLPF12からの出力信
号は、コンパレータ13において比較演算される。すな
わち、コンパレータ13は、上記LPF12からの出力
信号を基準レベルとして、上記復調出力信号から情報信
号データ列を再生する。
【0026】以上説明したように、本実施の形態におけ
る波形整形回路10によれば、情報信号データ列を抽出
する際の基準レベルを生成する為のLPF12の前段に
リミッタ11を設け、復調出力信号をLPF12に通す
前にリミッタ11を通過させ、復調出力信号から大きな
雑音レベルを予めカットする。このリミッタ11におけ
る波形整形処理の後、リミッタ11からの出力信号をL
PF12に通して上記基準レベルを生成する。コンパレ
ータ13は、この生成された基準レベルに基づいて復調
出力信号から信号情報データ列を抽出する。
【0027】従って、大きな雑音レベルによる直流電圧
成分の変化に影響されることなく、情報信号データ列の
再生が可能となる。特に、FSK方式の場合、バースト
状の復調出力信号の入力時においても、その入力時にお
ける情報信号データ列の再生が可能である。すなわち、
図2における図中符号Eに示す送信されたデータ列と、
図中符号Fに示すコンパレータ13からの出力信号デー
タ列とは、RF信号の開始時におけるバースト状の復調
出力信号の入力時においても一致し、情報信号データの
抽出が正しく行われる。更に、信号入力時にバースト状
態となり易い周波数ホッピングを用いたFSK方式での
スペクトラム拡散通信においても、情報信号データ列の
再生が正確に行われる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、大きな雑
音レベルの変化に影響されることなく、情報信号を正し
く再生することができるので、正確な信号抽出の可能な
動作性に優れた波形整形回路が実現される。例えば、直
流電圧成分の重畳された情報信号成分から、その直流成
分の大きな変化に影響されることなく情報信号を正確に
再生することが可能となる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、より広範な
雑音レベルの変化にも影響されることなく、正確な情報
信号の抽出が可能となり、動作性の更に優れた波形整形
回路が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における波形整形回路1
0の内部回路、及び同回路内で搬送される信号波形を説
明する概略ブロック図である。
【図2】図1に示す波形整形回路10による信号波形の
整形処理を説明する波形図である。
【図3】従来の波形整形回路20の内部回路、及び同回
路内で搬送される信号波形を説明する概略ブロック図で
ある。
【図4】図3に示す波形整形回路20による信号波形の
整形処理を説明する波形図である。
【符号の説明】
10 波形整形回路 11 リミッタ 12 LPF 13 コンパレータ 20 波形整形回路 21 LPF 22 コンパレータ T11、T21 入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定範囲の周波数を有する入力信号のみが
    通過可能なフィルタ部と、 前記フィルタ部からの出力信号と情報成分を含む入力信
    号とを比較演算することにより、その入力信号から該情
    報成分を抽出する比較演算部と、 を備える波形整形回路において、 前記周波数フィルタ部の前段に所定範囲の信号レベルの
    み通過可能な信号抽出部を備えたことを特徴とする波形
    整形回路。
  2. 【請求項2】前記信号抽出部における前記信号レベル範
    囲の上限値および下限値を、前記情報成分の信号レベル
    の上限値および下限値にそれぞれ設定したことを特徴と
    する請求項1記載の波形整形回路。
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