JP2002133837A - 録画シーン検索方法および記録再生装置 - Google Patents
録画シーン検索方法および記録再生装置Info
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- JP2002133837A JP2002133837A JP2000319665A JP2000319665A JP2002133837A JP 2002133837 A JP2002133837 A JP 2002133837A JP 2000319665 A JP2000319665 A JP 2000319665A JP 2000319665 A JP2000319665 A JP 2000319665A JP 2002133837 A JP2002133837 A JP 2002133837A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】録画シーンの検索を容易確実にして検索時間の
短縮を図る。 【解決手段】録画しようとする番組での特有な言葉を音
声認識で検出したとき、その録画シーンを検索するため
のインディックス情報として自動的に記録する。録画信
号がＭＰＥＧなどの圧縮技術を利用して圧縮記録される
ようなときには、同時に記録されるタイムコードをイン
ディックス情報として保存する。早送り再生モード時に
このインディックス情報を参照し、保存されているタイ
ムコードに再生タイムコードが一致したとき、その再生
シーンが、注目すべき録画シーンと見なして、ノーマル
再生モードに切り替える。この録画シーンがユーザが視
聴したいと望んでいるシーンでないときは、ユーザの操
作を待って、再び早送り再生モードに切り替えて同じシ
ーン検索を行う。このシーン検索は自動的であるため、
インディックス情報が検出される都度、ノーマル再生モ
ードに自動的に切り替えられる。したがって注目シーン
の検索を高速化でき、しかもその検索時間を短縮でき
る。
短縮を図る。 【解決手段】録画しようとする番組での特有な言葉を音
声認識で検出したとき、その録画シーンを検索するため
のインディックス情報として自動的に記録する。録画信
号がＭＰＥＧなどの圧縮技術を利用して圧縮記録される
ようなときには、同時に記録されるタイムコードをイン
ディックス情報として保存する。早送り再生モード時に
このインディックス情報を参照し、保存されているタイ
ムコードに再生タイムコードが一致したとき、その再生
シーンが、注目すべき録画シーンと見なして、ノーマル
再生モードに切り替える。この録画シーンがユーザが視
聴したいと望んでいるシーンでないときは、ユーザの操
作を待って、再び早送り再生モードに切り替えて同じシ
ーン検索を行う。このシーン検索は自動的であるため、
インディックス情報が検出される都度、ノーマル再生モ
ードに自動的に切り替えられる。したがって注目シーン
の検索を高速化でき、しかもその検索時間を短縮でき
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、録画シーンの検
索方法およびこの検索方法を適用した記録再生装置に関
する。詳しくは、番組などを録画するときその録画番組
特有の音声に注目し、この特有な音声を検出したときに
は、その録画シーンを検索できるインディックス情報を
検索情報として記録するようにしたもので、再生時この
インディックス情報をサーチすることによって、注目す
べき録画シーンを高速検索できるようにしたものであ
る。
索方法およびこの検索方法を適用した記録再生装置に関
する。詳しくは、番組などを録画するときその録画番組
特有の音声に注目し、この特有な音声を検出したときに
は、その録画シーンを検索できるインディックス情報を
検索情報として記録するようにしたもので、再生時この
インディックス情報をサーチすることによって、注目す
べき録画シーンを高速検索できるようにしたものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】放送番組などを録画しておき、後からそ
の番組を再生して視聴したいようなときがある。録画さ
れている番組には、ドラマのようなその時系列を順次追
いかけないとその内容を十分に把握できない場合もあれ
ば、スポーツ番組のように特定のシーンだけを視聴する
だけでも、十分満足した情報として認識できる場合とが
ある。
の番組を再生して視聴したいようなときがある。録画さ
れている番組には、ドラマのようなその時系列を順次追
いかけないとその内容を十分に把握できない場合もあれ
ば、スポーツ番組のように特定のシーンだけを視聴する
だけでも、十分満足した情報として認識できる場合とが
ある。
【０００３】後者の場合、従来では早送り再生モードを
選択し、見たいようなシーンや、注目すべきシーンであ
るとユーザが判断したとき、ノーマル再生モードにして
そのシーンが確かに注目シーンであるかどうかを確認し
ている。そのため、その検索シーンが注目シーンでなか
ったときには、再び早送り再生モードに戻して高速サー
チが行われる。
選択し、見たいようなシーンや、注目すべきシーンであ
るとユーザが判断したとき、ノーマル再生モードにして
そのシーンが確かに注目シーンであるかどうかを確認し
ている。そのため、その検索シーンが注目シーンでなか
ったときには、再び早送り再生モードに戻して高速サー
チが行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがってこのような
従来の録画シーン検索方法では、注目シーンをヒットす
る確率が低いので、注目シーンの高速検索を何度か繰り
返す必要がある。何度か繰り返しても目的の録画シーン
を検索できるとも限らない。そのため、注目シーンの検
索時間がかかってしまう。検索時間を短縮できれば装置
の使い勝手が格段に向上することは容易に理解できる。
従来の録画シーン検索方法では、注目シーンをヒットす
る確率が低いので、注目シーンの高速検索を何度か繰り
返す必要がある。何度か繰り返しても目的の録画シーン
を検索できるとも限らない。そのため、注目シーンの検
索時間がかかってしまう。検索時間を短縮できれば装置
の使い勝手が格段に向上することは容易に理解できる。
【０００５】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に音声に着目し、録画番組
特有な音声を検出したとき、その録画シーンを検索する
ためのインディックス情報を記録し、再生するときはこ
のインディックス情報を利用することで、素早く目的の
シーンを検索できるようにしたものである。
を解決したものであって、特に音声に着目し、録画番組
特有な音声を検出したとき、その録画シーンを検索する
ためのインディックス情報を記録し、再生するときはこ
のインディックス情報を利用することで、素早く目的の
シーンを検索できるようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項１に記載したこの発明に係る録画シーンの検
索方法では、番組録画時、その録画番組特有の音声情報
を検出したときには、その録画シーンに関連したインデ
ィックス情報を録画シーンの検索情報として記録し、早
送り再生モード時上記インディックス情報を検出したと
きには、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーンの
検索を行うようにしたことを特徴とする。
め、請求項１に記載したこの発明に係る録画シーンの検
索方法では、番組録画時、その録画番組特有の音声情報
を検出したときには、その録画シーンに関連したインデ
ィックス情報を録画シーンの検索情報として記録し、早
送り再生モード時上記インディックス情報を検出したと
きには、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーンの
検索を行うようにしたことを特徴とする。
【０００７】また請求項５に記載したこの発明に係る記
録再生装置では、録画信号に対する記録再生処理部と、
記録手段と、上記録画信号に関連した音声信号に対する
音声認識手段と、この音声認識手段でその録画番組特有
の音声を認識したときに出力される認識情報が得られた
とき、録画シーンに対するインディックス情報として記
録処理するための制御を行う制御部とを有し、早送り再
生モード時上記インディックス情報を検出したときに
は、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーンの検索
を行うようにしたことを特徴とする。
録再生装置では、録画信号に対する記録再生処理部と、
記録手段と、上記録画信号に関連した音声信号に対する
音声認識手段と、この音声認識手段でその録画番組特有
の音声を認識したときに出力される認識情報が得られた
とき、録画シーンに対するインディックス情報として記
録処理するための制御を行う制御部とを有し、早送り再
生モード時上記インディックス情報を検出したときに
は、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーンの検索
を行うようにしたことを特徴とする。
【０００８】この発明では、野球、サッカーなどのよう
なスポーツ番組の場合には、エキサイティングなシーン
になると、例えば野球放送の場合には、観衆のざわめき
の他に、その番組の司会者、解説者などから「ホームラ
ンだ」、「行け、行け」などと言った特有の言葉が発せ
られる場合が多い。
なスポーツ番組の場合には、エキサイティングなシーン
になると、例えば野球放送の場合には、観衆のざわめき
の他に、その番組の司会者、解説者などから「ホームラ
ンだ」、「行け、行け」などと言った特有の言葉が発せ
られる場合が多い。
【０００９】サッカー放送のようなときには特にそうで
ある。特に、ゴールしたときには「ゴール、ゴール」と
言った興奮した言葉が数多く発せられる。もちろん、ゴ
ール間近での攻防でも決まり文句のような言葉がテレビ
観戦者に飛び込んでくることはよく経験する。
ある。特に、ゴールしたときには「ゴール、ゴール」と
言った興奮した言葉が数多く発せられる。もちろん、ゴ
ール間近での攻防でも決まり文句のような言葉がテレビ
観戦者に飛び込んでくることはよく経験する。
【００１０】このような特有な言葉を音声認識で検出し
たとき、その録画シーンを検索するためのインディック
ス情報として自動的に記録する。録画信号がＭＰＥＧな
どの圧縮技術を利用して圧縮記録されるようなときに
は、同時に記録されるタイムコードをインディックス情
報として利用する。あるいはユーザビットを記録できる
場合には、特定のコードをインディックス情報として同
時に記録する。
たとき、その録画シーンを検索するためのインディック
ス情報として自動的に記録する。録画信号がＭＰＥＧな
どの圧縮技術を利用して圧縮記録されるようなときに
は、同時に記録されるタイムコードをインディックス情
報として利用する。あるいはユーザビットを記録できる
場合には、特定のコードをインディックス情報として同
時に記録する。
【００１１】早送り再生モード時にこのインディックス
情報を参照し、保存されているタイムコードに再生タイ
ムコードが一致したとき、若しくは再生信号からユーザ
ビットであるインディックス情報を検出したときの再生
シーンが、注目すべき録画シーンと見なして、ノーマル
再生モードに切り替える。
情報を参照し、保存されているタイムコードに再生タイ
ムコードが一致したとき、若しくは再生信号からユーザ
ビットであるインディックス情報を検出したときの再生
シーンが、注目すべき録画シーンと見なして、ノーマル
再生モードに切り替える。
【００１２】この録画シーンがユーザが視聴したいと望
んでいるシーンでないときは、ユーザの操作を待って、
再び早送り再生モードに切り替えて同じシーン検索を行
う。このシーン検索は自動的であり、インディックス情
報が検出される都度、ノーマル再生モードに自動的に切
り替えられる。したがって注目シーンの検索を高速化で
き、しかもその検索時間を短縮できる。
んでいるシーンでないときは、ユーザの操作を待って、
再び早送り再生モードに切り替えて同じシーン検索を行
う。このシーン検索は自動的であり、インディックス情
報が検出される都度、ノーマル再生モードに自動的に切
り替えられる。したがって注目シーンの検索を高速化で
き、しかもその検索時間を短縮できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る録画シー
ンの検索方法および記録再生装置の一実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。実施の形態では記録媒体とし
てハードディスク装置ＨＤＤが使用され、圧縮技術を利
用して映像および音声を記録するようにした記録再生装
置を例示する。
ンの検索方法および記録再生装置の一実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。実施の形態では記録媒体とし
てハードディスク装置ＨＤＤが使用され、圧縮技術を利
用して映像および音声を記録するようにした記録再生装
置を例示する。
【００１４】図１はこの発明に係る記録再生装置１０の
一実施の形態を示す要部の系統図であって、記録再生部
４０と記録再生手段としてのＨＤＤ１８を有する。記録
再生部４０は端子１４に供給された入力映像信号（録画
信号および音声信号を含むものとする）がＡ／Ｄ変換器
４２でディジタル変換され、ディジタル変換された映像
信号は信号圧縮用のエンコーダ４４に供給されてデータ
の圧縮処理が行われる。この実施の形態ではＭＰＥＧ２
方式によって映像信号を圧縮した場合である。圧縮され
た映像信号はＨＤＤ１８に記録される。
一実施の形態を示す要部の系統図であって、記録再生部
４０と記録再生手段としてのＨＤＤ１８を有する。記録
再生部４０は端子１４に供給された入力映像信号（録画
信号および音声信号を含むものとする）がＡ／Ｄ変換器
４２でディジタル変換され、ディジタル変換された映像
信号は信号圧縮用のエンコーダ４４に供給されてデータ
の圧縮処理が行われる。この実施の形態ではＭＰＥＧ２
方式によって映像信号を圧縮した場合である。圧縮され
た映像信号はＨＤＤ１８に記録される。
【００１５】また、このＨＤＤ１８より読み出された映
像信号はＭＰＥＧ用のデコーダ４６に供給されてデータ
伸長処理が行われ、その後Ｄ／Ａ変換器４８で元のアナ
ログ信号に戻されて、端子１６より出力される。再生信
号はさらにモニタ２０に供給されて、その再生画像が再
現される。
像信号はＭＰＥＧ用のデコーダ４６に供給されてデータ
伸長処理が行われ、その後Ｄ／Ａ変換器４８で元のアナ
ログ信号に戻されて、端子１６より出力される。再生信
号はさらにモニタ２０に供給されて、その再生画像が再
現される。
【００１６】ＨＤＤ１８としては、この例では記憶容量
１００〜５００ギガバイト（ＧＢ）程度の磁気ディスク
を使用することができる。このような記憶容量のＨＤＤ
１８を使用するときには、最長３００時間、最大１００
０タイトルの録画が可能である。その場合の記録モード
としては、約２００時間の長時間（ＬＰ）モード、約１
００時間の標準（ＳＰ）モード、約５０時間の高画質
（ＨＱ）モードの３つの記録モードを採用することがで
きる。
１００〜５００ギガバイト（ＧＢ）程度の磁気ディスク
を使用することができる。このような記憶容量のＨＤＤ
１８を使用するときには、最長３００時間、最大１００
０タイトルの録画が可能である。その場合の記録モード
としては、約２００時間の長時間（ＬＰ）モード、約１
００時間の標準（ＳＰ）モード、約５０時間の高画質
（ＨＱ）モードの３つの記録モードを採用することがで
きる。
【００１７】記録再生装置１０は、ＣＰＵを使用した制
御部２２によってその動作モード（記録再生モード、後
述する録画シーンの検索処理モードなど）が制御され
る。制御部２２は、記録再生部４０を始めとしてＨＤＤ
１８などの動作状態を制御する。そのため、この制御部
２２には各種動作モードを実行するための制御プログラ
ムを内蔵したメモリ手段（ＲＯＭ）２４を有する他、ワ
ーキングメモリやインディックス情報を保存するための
メモリ手段（ＲＡＭ）２６が設けられている。
御部２２によってその動作モード（記録再生モード、後
述する録画シーンの検索処理モードなど）が制御され
る。制御部２２は、記録再生部４０を始めとしてＨＤＤ
１８などの動作状態を制御する。そのため、この制御部
２２には各種動作モードを実行するための制御プログラ
ムを内蔵したメモリ手段（ＲＯＭ）２４を有する他、ワ
ーキングメモリやインディックス情報を保存するための
メモリ手段（ＲＡＭ）２６が設けられている。
【００１８】入力部３０はキーボード、リモコン、装置
本体に設けられた操作パネルなどを利用することができ
る。この入力部３０には通常備えられているファンクシ
ョンキーの他に、録画シーンを検索するために使用する
早送り再生モードを選択するための操作キー（早送り再
生モードキーＦＫ）５２が設けられている。この早送り
再生モードキー５２は他のファンクションキー（図示は
しない）と兼用構成とすることもできる。
本体に設けられた操作パネルなどを利用することができ
る。この入力部３０には通常備えられているファンクシ
ョンキーの他に、録画シーンを検索するために使用する
早送り再生モードを選択するための操作キー（早送り再
生モードキーＦＫ）５２が設けられている。この早送り
再生モードキー５２は他のファンクションキー（図示は
しない）と兼用構成とすることもできる。
【００１９】また、この発明に係る記録再生装置１０で
は、外部と通信できるインタフェース部３２が設けら
れ、外部接続端子３４に通信ケーブル（例えば、ＩＥＥ
Ｅ１３９４用通信ケーブル）を接続することによって、
外部からの情報を制御部２２に取り込むことができ、場
合によってはＨＤＤ１８に記録することができる。した
がって、これとは逆の処理も可能で、ＨＤＤ１８より再
生した録画対象などをこのＩＥＥＥ１３９４用通信イン
タフェース部３２を介して外部機器（記録再生装置、容
量の大きなモバイル装置など）に送信できる。
は、外部と通信できるインタフェース部３２が設けら
れ、外部接続端子３４に通信ケーブル（例えば、ＩＥＥ
Ｅ１３９４用通信ケーブル）を接続することによって、
外部からの情報を制御部２２に取り込むことができ、場
合によってはＨＤＤ１８に記録することができる。した
がって、これとは逆の処理も可能で、ＨＤＤ１８より再
生した録画対象などをこのＩＥＥＥ１３９４用通信イン
タフェース部３２を介して外部機器（記録再生装置、容
量の大きなモバイル装置など）に送信できる。
【００２０】この発明ではさらに音声認識手段５０が設
けられ、端子１４に供給された入力音声信号がこの音声
認識手段５０で、その映像信号に含まれる特有な音声の
認識および検出処理が行われる。そして、特有な音声が
検出されたとき録画シーンを検索するためのインディッ
クス情報が生成される。
けられ、端子１４に供給された入力音声信号がこの音声
認識手段５０で、その映像信号に含まれる特有な音声の
認識および検出処理が行われる。そして、特有な音声が
検出されたとき録画シーンを検索するためのインディッ
クス情報が生成される。
【００２１】すなわち、上述したように野球、サッカー
などのようなスポーツ番組の場合には、エキサイティン
グなシーンになると、例えば野球放送の場合には、観衆
のざわめきの他に、その番組の司会者、解説者などから
「ホームランだ」、「行け、行け」などと言った特有の
言葉が発せられる場合が多い。
などのようなスポーツ番組の場合には、エキサイティン
グなシーンになると、例えば野球放送の場合には、観衆
のざわめきの他に、その番組の司会者、解説者などから
「ホームランだ」、「行け、行け」などと言った特有の
言葉が発せられる場合が多い。
【００２２】サッカー放送のようなときには特にそうで
ある。特に、ゴールしたときには「ゴール、ゴール」と
言った興奮した言葉が数多く発せられる。もちろん、ゴ
ール間近での攻防でも決まり文句のような言葉がテレビ
観戦者に飛び込んでくる。
ある。特に、ゴールしたときには「ゴール、ゴール」と
言った興奮した言葉が数多く発せられる。もちろん、ゴ
ール間近での攻防でも決まり文句のような言葉がテレビ
観戦者に飛び込んでくる。
【００２３】音声認識手段５０では、このような特有な
言葉を認識・検出する。したがってそのスポーツ番組で
使用される上述したような特有な複数の言葉を検出でき
るプログラムが組まれている。スポーツとしては上例の
他に、相撲、テニス、ラクビー、アメリカンフットボー
ルなどがある。
言葉を認識・検出する。したがってそのスポーツ番組で
使用される上述したような特有な複数の言葉を検出でき
るプログラムが組まれている。スポーツとしては上例の
他に、相撲、テニス、ラクビー、アメリカンフットボー
ルなどがある。
【００２４】音声認識手段５０で入力音声信号からその
番組特有の言葉を認識して、検出したときには、そのと
きに得られる検出信号が制御部２２に供給されて、録画
シーンのインディックス情報が生成される。
番組特有の言葉を認識して、検出したときには、そのと
きに得られる検出信号が制御部２２に供給されて、録画
シーンのインディックス情報が生成される。
【００２５】録画信号がＭＰＥＧなどの圧縮技術を利用
して圧縮記録されるようなときには、ＨＤＤ１８に同時
に記録されるタイムコードＴＣをインディックス情報と
して利用する。そのため、ＭＰＥＧ用エンコーダ４４で
生成されるタイムコードＴＣ（時、分、秒、フレーム）
が記録用タイムコードＴＣＷとして制御部２２にも供給
される。そして、音声認識の検出信号が得られたときの
タイムコードＴＣＷがメモリ手段２６に保存される。
して圧縮記録されるようなときには、ＨＤＤ１８に同時
に記録されるタイムコードＴＣをインディックス情報と
して利用する。そのため、ＭＰＥＧ用エンコーダ４４で
生成されるタイムコードＴＣ（時、分、秒、フレーム）
が記録用タイムコードＴＣＷとして制御部２２にも供給
される。そして、音声認識の検出信号が得られたときの
タイムコードＴＣＷがメモリ手段２６に保存される。
【００２６】メモリ手段２６には、図２に示すように記
録すべき番組のタイトルなどがファイル名として保存さ
れているので、このファイルにタイムコードＴＣＷがイ
ンディックス情報として保存される。数回にわたり特有
の音声を認識したときは、その都度インディックス情報
として、特有の音声（言葉）を認識したシーンでのタイ
ムコードＴＣＷｉ（ｉ＝１，２，・・・）がメモリ手段
２６に保存される。認識すべき音声は１種類とは限らな
い。その録画番組で使われると思われる頻度の高い複数
の音声のうち何れかでも検出されたとき、そのタイムコ
ードＴＣＷｉが保存される。
録すべき番組のタイトルなどがファイル名として保存さ
れているので、このファイルにタイムコードＴＣＷがイ
ンディックス情報として保存される。数回にわたり特有
の音声を認識したときは、その都度インディックス情報
として、特有の音声（言葉）を認識したシーンでのタイ
ムコードＴＣＷｉ（ｉ＝１，２，・・・）がメモリ手段
２６に保存される。認識すべき音声は１種類とは限らな
い。その録画番組で使われると思われる頻度の高い複数
の音声のうち何れかでも検出されたとき、そのタイムコ
ードＴＣＷｉが保存される。
【００２７】再生時、特に注目シーンを検索するための
早送り再生モードのときには、メモリ手段２６に保存さ
れたタイムコードＴＣＷと、ＨＤＤ１８から再生された
タイムコードＴＣを比較する。そのため、図１のように
ＭＰＥＧ用デコーダ４６で検出されたタイムコードＴＣ
Ｒが制御部２２に供給される構成となされている。
早送り再生モードのときには、メモリ手段２６に保存さ
れたタイムコードＴＣＷと、ＨＤＤ１８から再生された
タイムコードＴＣを比較する。そのため、図１のように
ＭＰＥＧ用デコーダ４６で検出されたタイムコードＴＣ
Ｒが制御部２２に供給される構成となされている。
【００２８】再生タイムコードＴＣＲと、メモリ手段２
６に保存されているタイムコードＴＣＷとが一致したと
き、その録画シーンは注目シーンである確率が高いもの
として、その録画シーンからノーマル再生モードに自動
的に切り替える。ノーマル再生モードでの再生画面によ
ってユーザが望んでいるシーンであるかどうかを確認で
きる。
６に保存されているタイムコードＴＣＷとが一致したと
き、その録画シーンは注目シーンである確率が高いもの
として、その録画シーンからノーマル再生モードに自動
的に切り替える。ノーマル再生モードでの再生画面によ
ってユーザが望んでいるシーンであるかどうかを確認で
きる。
【００２９】検索されたこの録画シーンがユーザが視聴
したいと望んでいるシーンでないときは、ユーザの操作
を待って、再び早送り再生モードに切り替えて同じシー
ン検索を行う。このシーン検索は自動的であるため、イ
ンディックス情報が検出される都度、ノーマル再生モー
ドに自動的に切り替えられる。このように検索すべきシ
ーンの自動化によって注目シーンの検索を高速化でき、
しかもその検索時間を短縮できる。
したいと望んでいるシーンでないときは、ユーザの操作
を待って、再び早送り再生モードに切り替えて同じシー
ン検索を行う。このシーン検索は自動的であるため、イ
ンディックス情報が検出される都度、ノーマル再生モー
ドに自動的に切り替えられる。このように検索すべきシ
ーンの自動化によって注目シーンの検索を高速化でき、
しかもその検索時間を短縮できる。
【００３０】上述した早送り再生モードとは、インディ
ックス情報を検索しながらの早送り再生モードであるの
で、通常の早送り再生モードとは区別して取り扱ってい
るが、通常の早送り再生モードにこのインディックス情
報検索処理機能を含ませることもできる。
ックス情報を検索しながらの早送り再生モードであるの
で、通常の早送り再生モードとは区別して取り扱ってい
るが、通常の早送り再生モードにこのインディックス情
報検索処理機能を含ませることもできる。
【００３１】ＨＤＤ１８に記録すべき信号のヘッダ情報
にユーザが自由に使用できるユーザビット情報が確保さ
れているときには、このユーザビット情報をインディッ
クス情報として利用することができる。
にユーザが自由に使用できるユーザビット情報が確保さ
れているときには、このユーザビット情報をインディッ
クス情報として利用することができる。
【００３２】この場合には、特有の音声を認識したシー
ンでのヘッダ情報の中に、このユーザビット情報を挿入
する。ユーザビットとしては、インディックス情報とし
て認識し易いコードを利用する。
ンでのヘッダ情報の中に、このユーザビット情報を挿入
する。ユーザビットとしては、インディックス情報とし
て認識し易いコードを利用する。
【００３３】そして、録画シーンを検索するための早送
り再生モード時に、再生された情報からこのインディッ
クス情報を検出したときには、その録画シーンからノー
マル再生モードに自動的に切り替えられる。ノーマル再
生モードでの再生画面によってユーザが望んでいるシー
ンであるときには、そのままノーマル再生モードを続行
すればよい。
り再生モード時に、再生された情報からこのインディッ
クス情報を検出したときには、その録画シーンからノー
マル再生モードに自動的に切り替えられる。ノーマル再
生モードでの再生画面によってユーザが望んでいるシー
ンであるときには、そのままノーマル再生モードを続行
すればよい。
【００３４】検索されたこの録画シーンがユーザが視聴
したいと望んでいるシーンでないときは、早送り再生モ
ードキー５２を操作して、再び早送り再生モードに切り
替えて同じシーン検索を行う。したがってユーザビット
をインディックス情報として使用する場合でも、注目シ
ーンを素早く検索できる。
したいと望んでいるシーンでないときは、早送り再生モ
ードキー５２を操作して、再び早送り再生モードに切り
替えて同じシーン検索を行う。したがってユーザビット
をインディックス情報として使用する場合でも、注目シ
ーンを素早く検索できる。
【００３５】図３は以上のような高速検索処理を実現す
るための録画シーン検索方法のフローチャートである。
ただし、この例はインディックス情報としてタイムコー
ドを利用した場合であり、上述したように特有の音声を
認識したとき、その録画シーンに関連したタイムコード
ＴＣＷがメモリ手段２６にも順次保存されているものと
して取り扱う。
るための録画シーン検索方法のフローチャートである。
ただし、この例はインディックス情報としてタイムコー
ドを利用した場合であり、上述したように特有の音声を
認識したとき、その録画シーンに関連したタイムコード
ＴＣＷがメモリ手段２６にも順次保存されているものと
して取り扱う。
【００３６】録画シーンの検索を行うための早送り再生
モードキー５２が操作されると（ステップ６１）、予め
選択された録画番組がＨＤＤ１８から読み出されて早送
り再生され、これはモニタ２０にも映し出される。再生
された映像信号の中から抽出したタイムコードＴＣＲ
と、その録画番組のファイルに格納されているインディ
ックス情報としてのタイムコードＴＣＷとの照合処理が
行われる（ステップ６２）。
モードキー５２が操作されると（ステップ６１）、予め
選択された録画番組がＨＤＤ１８から読み出されて早送
り再生され、これはモニタ２０にも映し出される。再生
された映像信号の中から抽出したタイムコードＴＣＲ
と、その録画番組のファイルに格納されているインディ
ックス情報としてのタイムコードＴＣＷとの照合処理が
行われる（ステップ６２）。
【００３７】再生タイムコードＴＣＲと保存されたタイ
ムコードＴＣＷとが一致するまで早送り再生モードが続
行され、両タイムコードＴＣＲとＴＣＷとが一致したと
きには、再生モードをノーマル再生モードに切り替える
（ステップ６３）。
ムコードＴＣＷとが一致するまで早送り再生モードが続
行され、両タイムコードＴＣＲとＴＣＷとが一致したと
きには、再生モードをノーマル再生モードに切り替える
（ステップ６３）。
【００３８】ノーマル再生モードのときの録画シーンは
モニタ２０で見ることができるから、この録画シーンが
ユーザにとっての注目シーンであるかどうかを簡単に判
別できる。検索したこの録画シーンがユーザの注目シー
ンに当たるときには、その後ノーマル再生モードを継続
すればよい。このノーマル再生モードのときにはインデ
ィックス情報の検索処理は行われないので、最後の録画
シーンまで視聴することができ、最後の録画シーンで検
索処理が終了する（ステップ６４、６５，６３）。
モニタ２０で見ることができるから、この録画シーンが
ユーザにとっての注目シーンであるかどうかを簡単に判
別できる。検索したこの録画シーンがユーザの注目シー
ンに当たるときには、その後ノーマル再生モードを継続
すればよい。このノーマル再生モードのときにはインデ
ィックス情報の検索処理は行われないので、最後の録画
シーンまで視聴することができ、最後の録画シーンで検
索処理が終了する（ステップ６４、６５，６３）。
【００３９】しかし、検索された録画シーンがユーザの
注目シーンでないときには、早送り再生モードキー５２
を再操作する（ステップ６５）。この操作で再びインデ
ィックス情報を検索しながらの早送り再生モードとなる
（ステップ６１）。
注目シーンでないときには、早送り再生モードキー５２
を再操作する（ステップ６５）。この操作で再びインデ
ィックス情報を検索しながらの早送り再生モードとなる
（ステップ６１）。
【００４０】検索処理はユーザの注目シーンがヒットす
るまで行われる。ただし、録画シーンの検索は自動的
に、しかもタイムコードＴＣＲが保存したタイムコード
ＴＣＷに一致するごとに順次行われるので、注目シーン
を見過ごしたりすることはないし、高速検索が可能であ
る。
るまで行われる。ただし、録画シーンの検索は自動的
に、しかもタイムコードＴＣＲが保存したタイムコード
ＴＣＷに一致するごとに順次行われるので、注目シーン
を見過ごしたりすることはないし、高速検索が可能であ
る。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る録画
シーンの検索方法および記録再生装置では、特に音声に
着目し、録画番組特有の音声を検出したとき、その録画
シーンを検索するためのインディックス情報を記録し、
再生するときはこのインディックス情報を利用して録画
シーンの検索を行うようにしたものである。
シーンの検索方法および記録再生装置では、特に音声に
着目し、録画番組特有の音声を検出したとき、その録画
シーンを検索するためのインディックス情報を記録し、
再生するときはこのインディックス情報を利用して録画
シーンの検索を行うようにしたものである。
【００４２】これによれば、インディックス情報を利用
した録画シーンの検索であるため、目的のシーンを素早
く検索できる特徴を有する。特に、インディックス情報
による検索であるため、目的のシーンを見過ごしてしま
うようなおそれはなく、録画シーンの検索を高速にして
確実に行うことができる実益を有する。
した録画シーンの検索であるため、目的のシーンを素早
く検索できる特徴を有する。特に、インディックス情報
による検索であるため、目的のシーンを見過ごしてしま
うようなおそれはなく、録画シーンの検索を高速にして
確実に行うことができる実益を有する。
【００４３】したがって、スポーツ番組のように、その
スポーツ番組特有な音声（言葉）が存在するときの録画
と検索には最適な処理である。
スポーツ番組特有な音声（言葉）が存在するときの録画
と検索には最適な処理である。
【図１】この発明に係る記録再生装置の実施の形態を示
す系統図である。
す系統図である。
【図２】インディックス情報の保存例を示す図である。
【図３】録画シーンの検索処理例を示すフローチャート
である。
である。
１０ 記録再生装置 １８ 記録再生手段（ＨＤＤ） ２０ モニタ ２２ 制御部 ２４，２６ メモリ手段 ３０ 入力部 ３２ 通信用インタフェース部 ４０ 記録再生部 ４４ ＭＰＥＧ用エンコーダ ４６ ＭＰＥＧ用デコーダ ５０ 音声認識手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/781 Ｈ０４Ｎ 5/781 Ｚ 5/91 5/91 Ｚ (72)発明者 渡辺 洋二 東京都台東区池之端１丁目２番11号 アイ ワ株式会社内 Ｆターム(参考） 5C052 AA01 AB03 AC01 AC08 BB03 CC06 CC11 5C053 FA14 FA23 GB06 GB37 HA29 JA12 JA21 KA04 KA24 KA25 KA26 LA11 5D066 DA03 DA16 5D077 AA22 BA04 BA08 CA02 CB07 DC16 DE05 DE13
Claims (8)
- 【請求項１】 番組録画時、その録画番組特有の音声情
報を検出したときには、その録画シーンに関連したイン
ディックス情報を録画シーンの検索情報として記録し、 早送り再生モード時上記インディックス情報を検出した
ときには、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーン
の検索を行うようにしたことを特徴とする録画シーン検
索方法。 - 【請求項２】 上記録画信号が圧縮記録されるときに
は、上記インディックス情報として、上記録画信号に附
随するタイムコードを利用することを特徴とする請求項
１記載の録画シーン検索方法。 - 【請求項３】 上記録画信号が圧縮記録されるときに
は、上記インディックス情報としてユーザビット情報を
使用すると共に、 このユーザビット情報を上記録画信号と共に記録するこ
とを特徴とする請求項１記載の録画シーン検索方法。 - 【請求項４】 ノーマル再生モードによる再生時、特定
のキーが選択されたときには、上記インディックス情報
を同時に検索する上記早送り再生モードに遷移するよう
にしたことを特徴とする請求項１記載の録画シーン検索
方法。 - 【請求項５】 録画信号に対する記録再生処理部と、記
録手段と、 上記録画信号に関連した音声信号に対する音声認識手段
と、 この音声認識手段で特定の音声を認識したときに出力さ
れる認識情報が得られたとき、録画シーンに対するイン
ディックス情報として記録処理するための制御を行う制
御部とを有し、 早送り再生モード時上記インディックス情報を検出した
ときには、ノーマル再生モードに遷移させて録画シーン
の検索を行うようにしたことを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項６】 上記記録再生処理部には、上記録画信号
を圧縮伸長するエンコーダとデコーダを有し、 上記録画番組特有の音声が検出されたときに使用するイ
ンディックス情報としては、上記録画シーンと共に記録
されるタイムコードが使用され、 このタイムコードが上記制御部に関連したメモリ手段に
検索シーン参照用の情報として記憶されるようになされ
たことを特徴とする請求項５記載の記録再生装置。 - 【請求項７】 上記タイムコードの代わりにユーザビッ
トを使用するときには、上記録画番組特有の音声を認識
したとき、このユーザビットを挿入した状態で、上記録
画信号を録画すると共に、 上記早送り再生モード時、上記ユーザビットが検出され
た録画シーンを検索シーンとすることを特徴とする請求
項５記載の記録再生装置。 - 【請求項８】 ノーマル再生モードによる再生時、特定
のキーが選択されたときには、上記インディックス情報
を同時に検索する上記早送り再生モードに遷移するよう
にしたことを特徴とする請求項５記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000319665A JP2002133837A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 録画シーン検索方法および記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000319665A JP2002133837A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 録画シーン検索方法および記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002133837A true JP2002133837A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18798085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000319665A Pending JP2002133837A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 録画シーン検索方法および記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002133837A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8145028B2 (en) | 2007-07-03 | 2012-03-27 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk device |
| JP2014527738A (ja) * | 2011-07-25 | 2014-10-16 | トムソン ライセンシングＴｈｏｍｓｏｎ Ｌｉｃｅｎｓｉｎｇ | メタデータに支援されたトリック・モード介入方法およびシステム |
-
2000
- 2000-10-19 JP JP2000319665A patent/JP2002133837A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8145028B2 (en) | 2007-07-03 | 2012-03-27 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk device |
| JP2014527738A (ja) * | 2011-07-25 | 2014-10-16 | トムソン ライセンシングＴｈｏｍｓｏｎ Ｌｉｃｅｎｓｉｎｇ | メタデータに支援されたトリック・モード介入方法およびシステム |
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