JP2002133036A - 緊急災害用物資分散管理システム及びその方法 - Google Patents

緊急災害用物資分散管理システム及びその方法

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JP2002133036A
JP2002133036A JP2000322990A JP2000322990A JP2002133036A JP 2002133036 A JP2002133036 A JP 2002133036A JP 2000322990 A JP2000322990 A JP 2000322990A JP 2000322990 A JP2000322990 A JP 2000322990A JP 2002133036 A JP2002133036 A JP 2002133036A
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Shinji Yoshimoto
真二 吉本
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NEC System Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害時に必要となる災害用物資を複数の被災
想定地区で共有しつつ分散備蓄する場合の共同備蓄地区
を算出する。 【解決手段】 複数の被災想定地区が共有する共同備蓄
地区並びに該共同備蓄地区に備蓄する災害用物資の種類
及び数量を決定する備蓄計画装置において、各被災想定
地区に対する安全地区の候補を算出する安全地区算出手
段と、複数の被災想定地区が共有する安全地区の候補を
共同備蓄地区の候補として算出する共同備蓄地区算出手
段と、共同備蓄地区の候補に災害用物資を仮割り当てす
る物資割当手段と、共同備蓄地区の候補に仮割り当てさ
れた災害用物資の備蓄費用を算出し、該備蓄費用を最小
とする共同備蓄地区の候補を最終的な共同備蓄地区とし
て決定する維持管理費用算出手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害時に必要とな
る災害用物資を複数の被災想定地区で共有しつつ分散備
蓄し、災害時に被災地に災害用物資に輸送させるための
緊急災害用物資分散管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、災害に対処等するコン
ピュータシステムとしては、災害発生時の被害予測、防
災シミュレーション及び意思決定などのための防災支援
システムがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、災害時
に備えて災害用物資を安全な地区に配置し、リスク応分
方法の共同備蓄方式で管理するシステムは存在しない。
【0004】また、従来においては、災害の発生に備え
て災害用物資を安全に備蓄し、保管・管理、運用するこ
とが考慮されていないため、災害が発生した場合に、必
要な物資を迅速かつ適切に収集して被災地に提供できな
いという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、複数の被災想定地区が共有する共同備蓄地区並び
に該共同備蓄地区に備蓄する災害用物資の種類及び数量
を決定する備蓄計画装置において、各被災想定地区に対
する安全地区の候補を算出する安全地区算出手段と、複
数の被災想定地区が共有する前記安全地区の候補を共同
備蓄地区の候補として算出する共同備蓄地区算出手段
と、前記共同備蓄地区の候補に災害用物資を仮割り当て
する物資割当手段と、前記共同備蓄地区の候補に仮割り
当てされた前記災害用物資の備蓄費用を算出し、該備蓄
費用を最小とする前記共同備蓄地区の候補を最終的な共
同備蓄地区として決定する維持管理費用算出手段と、を
備えることを特徴とする備蓄計画装置が提供される。
【0007】本発明の第1の観点による備蓄計画装置に
おいては、地質データ、地形データ、道路データ、建造
物データ、人口密度データ、空き地/広場データ及び施
設データのうちの少なくとも1のデータを含む地図情報
データベースと、過去の災害データ、復旧データ及び災
害発生/規模予測データのうちの少なくとも1のデータ
を含む災害データベースと、を備え、前記安全地区算出
手段は、算出を行うときに、前記地図情報データベース
及び前記災害データベースを参照してもよい。
【0008】本発明の第1の観点による備蓄計画装置に
おいては、緊急時に必要となる物資に関する情報を含む
物資情報データベースを備え、前記共同備蓄地区算出手
段は、仮割り当てを行うときに、前記地図情報データベ
ース、前記災害データベース及び前記物資情報データベ
ースを参照してもよい。
【0009】本発明の第2の観点によれば、災害用物資
を格納する格納室において、当該格納室の位置を検出す
る手段と、当該格納室の内部の温度及び湿度が指定され
た値になるように制御する手段と、当該格納室の内部の
温度及び湿度の記録を保持する手段と、当該格納室に格
納される前記災害用物資に関する在庫情報を保持する手
段と、前記在庫情報を更新するための在庫更新情報を入
力する手段と、前記在庫情報を前記在庫更新情報により
更新する手段と、前記位置についての情報、前記温度及
び湿度についての情報及び前記在庫情報を送信する手段
と、前記温度及び湿度の指定を入力する手段と、を備え
ることを特徴とする格納室が提供される。
【0010】本発明の第2の観点による格納室は、前記
在庫情報より補充が必要な災害用物資を検出する手段
と、補充が必要な災害用物資の要求を送信する手段と、
を備えていてもよい。
【0011】本発明の第2の観点による格納室は、コン
テナ形式を有していてもよい。
【0012】本発明の第3の観点によれば、格納室か
ら、前記格納室に係る位置についての情報、温度及び湿
度についての情報並びに在庫情報を受信する手段と、受
信した前記位置についての情報、前記温度及び湿度につ
いての情報、前記在庫情報を保持する手段と、前記位置
についての情報を基に前記格納室の位置の異常を検出す
る手段と、前記格納室の位置の異常の旨及び内容を出力
する手段と、前記温度及び湿度についての情報を基に前
記格納室の温度及び湿度の異常を検出する手段と、前記
格納室の温度及び湿度の異常の旨及び内容を出力する手
段と、前記格納室の内部の指定温度及び湿度を入力する
手段と、入力された指定温度及び湿度を前記格納室に送
信する手段と、を備えることを特徴とする格納室管理装
置が提供される。
【0013】本発明の第3の観点による格納室管理装置
は、前記格納室から、前記格納室に対して補充が必要な
災害用物資の要求を受信する手段を備えていてもよい。
【0014】本発明の第3の観点による格納室管理装置
は、前記補充が必要な災害用物資の要求により前記災害
用物資の異常を検出する手段と、前記災害用物資の異常
の旨と内容を出力する手段と、を備えていてもよい。
【0015】本発明の第3の観点による格納室管理装置
は、前記在庫情報より前記災害用物資の異常を検出する
手段と、前記災害用物資の異常の旨と内容を出力する手
段と、を備えていてもよい。
【0016】本発明の第3の観点による格納室管理装置
は、災害発生リスクに応じた前記格納室について各利用
者が分担する維持管理費を算出し、前記物資の消費量に
応じた費用を算出する課金管理手段を備えていてもよ
い。
【0017】本発明の第3の観点による格納室管理装置
は、災害時に、どの前記被災想定地区にどの災害用物資
がどれだけ必要かを算出して、どの前記格納室をどの前
記被災想定地区に割り当てるかを決定する分配手段を備
えていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、緊急災害時に任意のあ
る地区が被災することを想定して、その地区から離れて
十分安全である場所を決定する機能を有し、その場所に
配置したGPS(Global Positioning System)及び在庫
情報を持つ2以上の自律型格納室内に災害用物資を分散
管理するシステムであり、平時にはコストを抑えながら
災害用物資を共同備蓄管理し、災害時には必要な災害用
物資を被災地に効率よく割り当てることができるように
したことを特徴とする。
【0019】以下、図面を参照して本発明の実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0020】[構成] (1)備蓄計画装置の構成 図1は、本実施形態による緊急災害用物資分散管理シス
テムのうちの備蓄計画装置100の構成を示す概念図で
ある。
【0021】図1を参照すると、備蓄計画装置100
は、地図情報データベース101、災害データベース1
02、物資情報データベース103、共同備蓄データベ
ース104、入力手段105、出力手段106、安全地
区算出手段107、共同備蓄地区算出手段108、物資
割当手段109、維持管理費用算出手段110、入出力
制御手段111を備える。
【0022】地図情報データベース101は、ハードデ
ィスクなどの記憶媒体に保持され、以下のような情報を
蓄積している。
【0023】・各地の地層データ及び地質データ(断層
(活断層を含む)、火山等の地層データ及び地質データ
を含む) ・河川、水路、高度、山/崖などの地形データ ・道路データ(幅、交通量)、建造物データ(構造、密
集度、世帯数)、人口密度データ、空き地/広場データ
(広さ)、施設データ 災害データベース102は、ハードディスクなどの記憶
媒体に保持され、以下のような情報を蓄積している。
【0024】・過去に発生した地震、水害、爆発などの
災害データ、災害規模(死傷者数、倒壊家屋数、浸水家
屋数等)、当時の人口、世帯数、道路/河川、地形など
の被災状況、降水量や気圧配置などの気象情報等、社会
/経済および生活への影響度等 ・過去に発生した災害に対する復旧データ ・復旧に使った物資、資材、量、費用、重機、運搬車両
種別/数/経路など ・今後発生が予想される地震、水害、爆発などの災害発
生/規模予測データ 物資情報データベース103は、ハードディスクなどの
記憶媒体に保持され、緊急災害時に必要となる物資の一
覧、入手先、価格、在庫等の情報を蓄積している。
【0025】共同備蓄データベース104は、ハードデ
ィスクなどの記憶媒体に保持され、共同備蓄地区算出手
段108、物資割当手段109、維持管理費用算出手段
110によって算出された結果を蓄積する。
【0026】入力手段105は、キーボード、ポインテ
ィングデバイス等であり、地区、災害種別、災害規模、
緊急度など、オペレーションに必要な情報を入力する。
【0027】出力手段106は、表示装置やプリンタ等
であり、安全とされる遠隔地区及び共同備蓄の候補/決
定等のオペレーションの結果を出力する。
【0028】安全地区算出手段107は、災害が発生す
る1の地区が想定された場合、入力手段105によって
入力されたその地区、その災害の災害種別、災害規模及
び緊急度並びに地図情報データベース101及び災害デ
ータベース102を基に、該当地区に災害が発生した場
合に十分安全であると推測される一つもしくは2以上の
遠隔地区を算出する。
【0029】共同備蓄地区算出手段108は、災害を想
定する2以上の地区が入力された場合、入力手段105
によって入力されたそれらの地区、それらの災害の災害
種別、災害規模及び緊急度並びに地図情報データベース
101及び災害データベース102を基に、十分安全で
あると推測され、物資を2以上の地区の間で共同備蓄で
きる共同備蓄地区の候補を一つもしくは2以上算出す
る。共同備蓄地区とは、当該地区と災害が同時に起こる
可能性が低く、格納室管理装置211(図2)又は物資
割当て地区の全部または一部が重複する地区である。算
出した候補地区から2以上の地区に対する最適な共同配
置の場所を決定する。
【0030】物資割当手段109は、入力手段105に
よって入力された地区、災害種別、災害規模及び緊急度
並びに地図情報データベース101、災害データベース
102及び物資情報データベース103を基に、該当地
区に災害が発生した場合に必要される物資の種別(薬
品、食料、毛布、仮設トイレ等)及び量を算出し、選択
した遠隔地区や共同備蓄地区に、格納室管理装置211
及び各種物資を地区情報や緊急度等を基準に割当てる。
【0031】維持管理費用算出手段110は、地図情報
データベース101及び災害データベース102を基
に、各地区の災害発生リスクを算出するとともに、物資
割当て手段109によって割当てられた共同備蓄物資の
各利用者(例えば、国、地方自治体など)が分担する維
持管理費をリスクの度合いに応じて算出する。算出は、
利用者がどのような災害発生リスクを持って災害用物資
を共有するかによって、受益に対するリスク応分型の負
担課金を計算して行う。例えば、1つの共同備蓄地区の
維持管理費を、災害発生リスクが大きい地方自治体が多
く負担し、災害発生リスクが小さい地方自治体が少なく
負担する。
【0032】災害発生リスクは、地図情報データベース
101及び災害データベース102を基に、例えば、該
当地区周辺に火山や活断層があるなどの地形・地質デー
タ、過去に大地震や水害などの災害があった/また今後
予想される、該当地区の災害に対する整備度合い等によ
って算出する。
【0033】維持管理費用算出手段110は、災害発生
リスクに基づいて、利用者が共同備蓄を運営するのに必
要な維持管理費用を試算あるいは決定する。試算した結
果は、利用者への提案に用い、採用されれば決定とな
る。算出のためのデータには、格納室設置に関わる初期
費用(土地取得、土地・道路工事、格納室/格納室内設備
の取得)、物資割当手段109で割当てられた物資自身
の購入費用、物資搬入費用、年間運用費用(電気水道ガ
ス等の光熱費、通信費)などと災害発生リスクがある。
【0034】入出力制御手段111は、地図情報データ
ベース101、災害データベース102、物資情報デー
タベース103、共同備蓄データベース104、入力手
段105、出力手段106、安全地区算出手段107、
共同備蓄地区算出手段108、物資割当手段109、維
持管理費用算出手段110間において、データの入出力
を制御する。
【0035】なお、備蓄計画装置をCPU(Central Pro
cessing Unit)、プログラムやデータを一時記憶するR
AM等のメインメモリ、プログラムやデータが記録され
るハードディスク等の記録媒体より成る外部記憶装置、
入出力装置、バス、インターフェースを備えるコンピュ
ータにより実現することが可能である。この場合、地図
情報データベース101、災害データベース102、物
資情報データベース103、共同備蓄データベース10
4は、外部記憶装置に記録され、入力手段105、出力
手段106は、入出力装置により実現され、安全地区算
出手段107、共同備蓄地区算出手段108、物資割当
手段109、維持管理費用算出手段110の機能は、コ
ンピュータをこれらの手段として機能させるためのプロ
グラムをコンピュータが外部記憶装置からメインメモリ
を介して読み込んで実行することにより実現され、入出
力手段111は、バス及びインターフェース並びに、必
要に応じて、コンピュータを入出力手段111の一部と
して機能させるためのプログラムをコンピュータが外部
記憶装置からメインメモリを介して読み込んで実行する
ことにより実現される。
【0036】(2)運用管理サブシステムの構成 図2は、本実施形態による緊急災害用物資分散管理シス
テムのうちの運用管理サブシステムの構成を示す概念図
である。
【0037】図2を参照すると、運用管理サブシステム
は、通信網210で接続された2以上の格納室201と
2以上の格納室管理装置211を備える。また、運用管
理サブシステムは、格納室管理装置211と接続された
輸送手段219を備える。
【0038】(i)格納室の構成 格納室201は、GPS端末202、災害用物資20
3、空調装置204、温度湿度等センサ205、在庫情
報206、データ送受信手段207、入出力手段20
8、制御手段209を備える。
【0039】格納室201は、共同備蓄地区に配置され
るコンテナ等の形態の収納スペースであり、これを移動
及び運搬することが可能である。2以上の格納室201
を連結することもできる。緊急災害時には、各々の格納
室201は、そのままトラック、貨物列車又はヘリコプ
ター等と輸送手段219によって、格納室管理装置21
1の指示により、効率良く被災地へ配送される。
【0040】GPS端末202は、アンテナ装置(不図
示)を含み、GPS衛星220からの位置情報検出のた
めの電波を受信し、格納室201の現在位置を検出する
位置検出手段である。
【0041】災害用物資203は、例えば、薬品、食
料、飲料水、布団/毛布、衣類、仮設トイレ/風呂/ベ
ッド、無線機、電話機、燃料、電灯、電源装置、空調装
置、その他家庭消耗品等を含む物資である。
【0042】空調装置204は、災害用物資203を保
存するために格納室201の内部の温度・湿度を指定さ
れた値に保つ機能を有し、冷蔵・冷凍機能を含む。
【0043】温度/湿度等センサ205は、格納室20
1の内部の温度/湿度等を感知するセンサである。
【0044】在庫情報206は、ハードディスクなどの
記憶媒体に保持され、格納室201の内部に格納されて
いる災害用物資203等に関する情報である。在庫情報
は、災害用物資名、数量、賞味/使用期限等の情報のみ
ならず、格納室201の内部の温度/湿度等の時々刻々
の記録も含む。
【0045】データ送受信手段207は、格納室管理装
置211との間で通信を行うための通信装置である。
【0046】入出力手段208は、格納室201の内部
に格納する災害用物資203に関する在庫情報206の
入力、空調装置204に関する稼動データの入力、格納
室管理装置211との間で送受信される情報の入出力、
格納室201の内部の管理情報(以下、「格納室内管理
情報」という。)の入出力、在庫情報206の出力を行
うための入出力装置であり、例えば、キーボード、ポイ
ンティングデバイス、バーコードリーダ、表示装置、プ
リンタ等より成る。
【0047】なお、格納室内管理情報は、目的温度/湿
度の他に温度/湿度を保つために必要な電気、ガス、水
道などの消費量があげられる。
【0048】制御手段209は、温度/湿度等のセンサ
で取得した格納室201の内部の温度/湿度等を、空調
装置204を制御することにより、入出力手段208に
よって入力された格納室内管理情報に含まれる目的温度
/湿度等にすると共に、在庫情報206に格納室201
の内部の時々刻々の温度/湿度等を記録する。
【0049】また、制御手段209は、入出力手段20
8によって入力された災害用物資203に関する在庫更
新情報(入出庫される災害用物資の種類及び数量等)を
基に在庫情報206を更新する。
【0050】更に、制御手段209は、格納室内管理情
報及び、格納室管理装置211からの要求に従って、在
庫情報206を格納室管理装置211に通知する。
【0051】格納室内管理情報及び在庫情報は、格納室
管理装置から定期的に要求された場合、格納室管理装置
から必要に応じて要求された場合、及び、格納室で変化
もしくは異常を検出した場合に送る。
【0052】更に、制御手段209は、在庫情報206
を監視し、在庫数が所定値以下になったり、賞味/使用
期限が経過したりして補充が必要な物資が災害用物資2
03中にあることを検出し、その場合に、補充要求を補
充要求内容と共に格納室管理装置211に通知する。
【0053】更に、制御手段209は、GPS端末20
2によって検出した格納室201の位置情報を取得し、
格納室管理装置211に通知する。
【0054】更に、制御手段209は、格納室管理装置
211からの指令を解釈し、その指令に温度/湿度指定
があれば、その指定値に従って空調装置204を制御す
る。
【0055】なお、制御手段209と格納室管理装置2
11の通信は、データ送受信手段207、213及び通
信網210を介して行われる。
【0056】(ii)格納室管理装置の構成 格納室管理装置211は、物資管理データベース21
2、データ送受信手段213、入出力手段214、物資
状態管理手段215、課金管理手段216、分配手段2
17、制御手段218を備える。
【0057】格納室管理装置211は、共同備蓄地区に
配置され、平時においては分散配置された格納室201
の状態を維持/管理し、緊急災害時においては被災地や
被災地までの道路状況を把握し、被災地帯のうちのどの
被災地区(元々の被災想定地区)にどれだけの数量のど
のような種類の物資が必要かを算出して、どの格納室2
01をどの被災地区に割当てるかを決定して、それに基
づいて輸送手段219に指示を出す。また、格納室20
1に搭載されたGPS端末202と格納室201の内部
の状態管理機能により、格納室201がどこにどのよう
な状態で配置されているかをリアルタイムに把握し、格
納室が空になっても格納室を無駄なく効率的に利用する
ことができる。
【0058】格納室が空になったり、なりそうなことが
分かれば、物資が入った別の最適な格納室を充当するこ
とができる。空の格納室に対しては、物資を補充する指
示を出すことによって、物資を必要とする被災地に物資
を新たに提供することができるようになる。空の格納室
と物資が充填された格納室がどこにどれだけあるかを把
握することができるため、空の(遊んでいる)格納室がな
いように無駄なく、また効率的に格納室を運用し物資を
提供できる。また、2以上の格納室管理装置211は階
層構造により接続され、負荷分散を行いながら分散管理
を実現することができる。
【0059】物資管理データベース212は、ハードデ
ィスクなどの記憶媒体に保持され、管理対象となる格納
室201の位置情報、格納室201の内部に保管されて
いる物資についての在庫情報(種類、量、賞味/使用期
限等)及び格納室201の内部の温度/湿度情報を保持
する。
【0060】データ送受信手段213は、格納室201
との間で通信を行い、また、被災地や被災地の道路状況
を発信する緊急防災のための通信施設との間で通信を行
う。
【0061】入出力手段214は、格納室201の内部
の管理情報を取得するために必要なオペレーションを入
力し、取得された管理情報を表示等する。また、入出力
手段214は、格納室201の内部の物資の異常が検知
された場合に、その異常の状態を表示する。更に、入出
力手段214は、格納室201を配送することに関して
輸送手段219に指示を出すためのオペレーションを入
力する。更に、入出力手段214は、他の格納室管理装
置211との間で通信を行うためのオペレーションを入
力し、通信の結果を表示する。入出力手段214は、例
えば、キーボード、ポインティングデバイス、バーコー
ドリーダ、表示装置、プリンタ等より成る。
【0062】物資状態管理手段215は、制御手段21
8を通じて取得した位置情報、在庫情報、温度/湿度情
報及び格納室内管理情報を物資管理データベース212
に保存すると共に、物資の状態を把握し、異常が発生す
る前もしくは発生した場合に、その異常を検出し、その
異常の旨と内容を入出力手段214に表示又は印刷など
により出力させる。異常の種類としては、物資の不足、
温度/湿度の異常、格納室201の位置の異常(盗難に
よる移動によるもの等)がある。物資の不足は、格納室
201から受信した補充要求に検出しても良いし、物資
管理データベース212に記録された在庫情報から検出
しても良い。
【0063】また、物資状態管理手段215は、データ
送受信手段213を通じて該当する格納室201に対し
て、制御要求及び指示を出す。その制御及び指示とは、
目的の温度/湿度を保つように空調装置の制御要求、及
び在庫情報、格納室管理情報、位置情報の取得のための
指示である。
【0064】課金管理手段216は、平時においては、
災害発生リスクに応分した格納室201についての各利
用者が分担する維持管理費を算出し、物資管理データベ
ース212に保存する。また、課金管理手段216は、
緊急災害時においては、格納室201の維持管理費と物
資の消費量に応じた費用を算出し、物資管理データベー
ス212に保存する。
【0065】なお、維持管理費用算出手段110は、共
同備蓄地区を決定する時に維持管理費を試算するための
手段であり、利用者(国や地方自治体)には、この試算さ
れた管理費を元に提案を行うのに対し、課金管理手段2
16は、格納室201が設置されてからの平時および緊
急時の実運用費を算出する。平時および緊急時の実運用
費とは、格納室201を維持するために必要な電気(電
池)、ガス(プロパン)、水道といった光熱費、格納室管
理装置との通信費、格納室内の設備がレンタル品であれ
ばレンタル費用、設備の修理/交換費、賞味/消費期限が
切れた物資の入れ替えにかかわる費用、物資の消費に関
わる費用、維持管理費用算出手段によって災害発生リス
クに応分して算出された基本使用料(維持管理費)等の合
計である。
【0066】分配手段217は、緊急災害時において、
データ送受信手段213を利用して被災地の被災状況や
被災地までの道路状況を把握し、被災地帯のうちのどの
被災地区(元々の被災想定地区)にどの災害用物資がど
れだけ必要かを算出して、どの格納室201をどの被災
地区に割当てるかを決定して、それらの結果を基に輸送
手段219に指示を出す。
【0067】分配手段217が被災状況や道路状況を入
手する情報源としては、緊急時に国や地方自治体によっ
て設置される災害対策本部・支部あるいは警察、消防、
自衛隊からの、緊急時災害無線、ホットライン、一般電
話(有線・携帯)、ファクシミリなどを用いて入手される
情報、ラジオやテレビ、インターネットからの一般およ
び公的情報、実際に通過したトラックやタクシー、ヘリ
コプター、航空機などの輸送手段から無線等の手段で入
手した情報があげられる。
【0068】分配手段217は、被災地区における人口
およびその年齢構成等、また上記情報源からの被災状況
として負傷者の実数もしくは予測数、物資の要求または
配送依頼に基づいて、災害用物資の必要量(種類、数)を
決定する。例えば、浸水/倒壊家屋の多い地区や負傷者
が多い地区には布団や医薬品などを、子供の割合が多い
地区には菓子などの食料品などを、老人の割合が多い地
区には介護用品などを多く見積もる。次に、物資管理デ
ータベース212と上記情報源から入手した被災地区ま
での輸送経路状況によって、被災地区に必要量の災害用
物資を早く提供するためにはどの格納室を選択し、どの
ような輸送方法/経路を選択すればよいかを、複数の格
納室を複数の被災地区へ割当てることも考慮して決定す
る。次に、それらの結果を基に輸送手段219に輸送指
示を出す。必要量の決定には備蓄計画装置の地図情報デ
ータベース、災害データベースと同等のデータベースが
必要になる。
【0069】制御手段218は、入出力手段214、物
資状態管理手段215、課金管理手段216、分配手段
217、物資管理データベース212、データ送受信手
段213の間におけるデータの入出力を制御する。
【0070】なお、格納室管理装置211の大部分をC
PU、プログラムやデータを一時記憶するRAM等のメ
インメモリ、プログラムやデータが記録されるハードデ
ィスク等の記録媒体より成る外部記憶装置、入出力装
置、バス、インターフェースを備えるコンピュータによ
り実現することが可能である。この場合、物資管理デー
タベース212は、外部記憶装置に記録され、入出力手
段214は、入出力装置により実現され、物資状態管理
手段215、課金管理手段216の機能は、コンピュー
タをこれらの手段として機能させるためのプログラムを
コンピュータが外部記憶装置からメインメモリを介して
読み込んで実行することにより実現され、制御手段21
8は、バス及びインターフェース並びに、必要に応じ
て、コンピュータを制御手段218の一部として機能さ
せるためのプログラムをコンピュータが外部記憶装置か
らメインメモリを介して読み込んで実行することにより
実現され、データ送受信手段213は、インターフェー
スに接続された送受信機により実現される。
【0071】(iii)その他の構成 通信網210は、有線及び/又は無線の通信網である。
【0072】輸送手段219は、各格納室201を被災
地に輸送する経路を交通状況を考慮して制御するための
手段である。
【0073】[動作] (1)備蓄計画装置の動作 次に、備蓄計画装置100の動作について説明する。
【0074】まず、オペレータが1の災害を想定し、災
害を想定する1の地区、その1の災害の種別(地震、水
害、爆発等の種別)、その1の災害の規模を入力手段1
05から入力すると、安全地区算出手段107は、地図
情報データベース101及び災害データベース102に
蓄積されている情報を基に、当該地区に想定される災害
が生じた場合に十分安全であると推測される1又は2以
上の遠隔の安全地区の候補を算出し、出力手段106に
表示する。安全地区の候補は、例えば、災害が地震であ
る場合には、活断層から離れた地区、地盤の強固な地
区、山や崖から離れている地区、幅が広い道路が通って
いる地区、建造物の密集度が低い地区、人口密度が低い
地区、空き地/広場である地区、過去の地震による災害
規模が小さかった地区、又はそれらのうちの2以上の条
件を満たしている地区等であり、災害が水害である場合
には、河川や水路から離れた地区、高度が高い地区、幅
が広い道路が通っている地区、建造物の密集度が低い地
区、人口密度が低い地区、空き地/広場である地区、過
去の水害による災害規模が小さかった地区、又はそれら
のうちの2以上の条件を満たしている地区であり、災害
が爆発である場合には、爆発源である火山や発電所から
離れている地区、幅が広い道路が通っている地区、建造
物の密集度が低い地区、空き地/広場である地区、過去
の爆発による災害規模が小さかった地区、又はそれらの
うちの2以上の条件を満たしている地区である。
【0075】図3に、被災想定地区と安全地区の候補と
の位置的関係の概念図を示す。
【0076】上記とは異なり、オペレータが2以上の災
害を想定し、災害を想定する2以上の地区、それらの2
以上の災害の種別(地震、水害、爆発等の種別)、それ
らの2以上の災害の規模を入力手段105から入力する
と、共同備蓄地区算出手段108は、当該2以上の地区
のうちの何れの地区に想定される災害が生じた場合であ
っても十分安全であり且つ当該2以上の災害地区の間で
物資を共同備蓄できると推測される1又は2以上の遠隔
の共同備蓄地区の候補を算出し、出力手段106に表示
する。
【0077】共同備蓄地区算出手段108は、共同備蓄
地区の候補の算出にあたり、安全地区算出手段107が
地図情報データベース101及び災害データベース10
2に蓄積されている情報を基に各被災想定地区について
の安全地区の候補を算出するのと同様な方法で、災害が
想定される2以上の被災想定地区の各々についての1又
は2以上の安全地区の候補を算出して、複数の被災想定
地区に共通の安全地区の候補を共同備蓄地区の候補とす
る。但し、共通の安全地区の候補が見つからない場合に
は、各被災想定地区についての安全地区の候補の基準を
緩めて、安全地区の候補の数を増やす。なお、予め安全
地区の候補の基準を予め緩めておいてもよい。
【0078】なお、共同備蓄地区算出手段108は、安
全地区算出手段107が算出した安全地区の候補を利用
して、それらの候補のうちの複数の被災想定地区間で共
通である領域を共同備蓄地区としてもよい。
【0079】図4に、被災想定地区と安全地区の候補と
共同備蓄地区の候補の位置的関係の概念図を示す。
【0080】次に、物資割当手段109は、各共同備蓄
地区の候補に対して割り当てるべき格納室管理装置21
1並びに災害時に必要な物資(薬品、食料、毛布、仮設
トイレ等)の種類及び数量等の情報を、地図情報データ
ベース101、災害データベース102、物資情報デー
タベース103に蓄積されている情報を基に算出して、
各共同備蓄地区の候補に対応付けて共同備蓄データベー
ス104に仮登録し、出力手段106に表示する。算出
結果の具体例としては、予想される死傷者数、災害相違
地区の人口等に応じた数量の物資、格納室201の数、
格納室管理装置211の数および配置、物資の重量があ
げられる。また、浸水や家屋の倒壊が予想される地区で
は布団、衣類、医薬品、ボート、重機が使う燃料など、
人口構成比率から子供の割合が多い地区には菓子などの
食料品や玩具、老人の割合が多い地区には介護用品など
の種類と数量を多く算出する。
【0081】これを共同備蓄地区算出手段108が求め
た共同備蓄地区の候補について繰り返す。
【0082】次に、維持管理費用算出手段110は、共
同備蓄データベース104に物資割当手段108により
仮登録されたデータを基に、2以上の地区に対して備蓄
費用を最小できる最適な共同備蓄地区を決定し、共同備
蓄データベース104に登録し、出力手段106に表示
する。例えば、A市とB市が共有する共同備蓄地区の候
補と、A市とB市とC市が共有する共同備蓄地区の候補
があがっていて、両候補での備蓄数量が同一であるとき
には、後者の候補の方が前者の候補よりも多数の人口で
備蓄物資を共有できるので、後者の候補が共同備蓄地区
として決定される。
【0083】図5に、複数の被災想定地区と決定された
共同備蓄地区の関係を示す。図5を参照すると、1つの
共同備蓄地区が複数の被災想定地区に共有されると共
に、1つの被災想定地区に対して複数の共同備蓄地区が
分散して割当てられる。ある1つの被災想定地区に実際
に災害が発生した時には、その地区に対して分散して割
り当てられた複数の共同備蓄地区に備蓄されている災害
用物資がその地区に集中して輸送される。
【0084】図5において、各共同備蓄地区が4つの被
災想定地区に共有されるのは、維持管理費用算出手段1
10による決定の手順において、2つ又は3つの被災想
定地区が共有する共同備蓄地区の候補(不図示)が維持
管理費が相対的に高いとの理由により消滅して、4つの
被災想定地区が共有する共同備蓄地区の候補が残った結
果である (2)運用管理サブシステムの動作 次に、運用・管理時の格納室201及び格納室管理装置
211の動作について説明する。
【0085】(i)格納室の動作 まず、各々の格納室201には、備蓄計画装置による共
同備蓄地区決定時に算出された災害用物資203が格納
され、決定された共同備蓄地区に配置されている。災害
用物資203の格納時/消費時には、入出力手段208
によって、物資名、数量、賞味/使用期限などの物資情
報が入力され、在庫情報206として保存されている。
【0086】次に、制御手段209が、温度/湿度等セ
ンサ205によって格納室内の状態を測定し、空調装置
204を制御することにより、格納室201は、指定さ
れた温度/湿度状態に保持されている。また、制御手段
209により、温度/湿度の時々刻々の記録が在庫情報
206に履歴として保存されている。
【0087】次に、制御手段209は、格納室201の
内部の状態及び異常、物資が消費されてなくなる又はな
くなりそう(物資の数量が設定した閾値を下回った)と
いった物資情報並びにGPS端末202によって取得し
た格納室201の位置情報を、データ送受信手段20
7、通信網210を通じて、格納室管理装置211に自
発的に通知する。
【0088】また、制御手段209は、格納室管理装置
211からの指令により、格納室内管理情報、格納室2
01の位置情報及び在庫情報206等を格納室管理装置
211へ送信する。
【0089】更に、制御手段209は、格納室管理装置
211からの指令によっても、格納室201の内部が指
令で指定された温度/湿度になるように空調装置204
の制御を行う。
【0090】(ii)格納室管理装置の動作 a.平時 格納室管理装置211においては、平時においては、物
資状態管理手段215は、分散配置されている2以上の
格納室201の状態及び在庫情報206を通信網21
0、データ送受信装置213、制御手段218を経由し
て収集し、物資管理データベース212に保存する。
【0091】制御手段218は、格納室201に異常が
発生した場合は、入出力手段214に警告メッセージ等
を表示したり、格納室201の温度/湿度維持のために
空調装置204の制御指令などを送信する。
【0092】課金管理手段216は、災害発生リスクに
応分した格納室201の維持管理費を算出し、物資管理
データベース212に保存する。
【0093】b.緊急時 格納室管理装置211においては、緊急災害時において
は、分配手段217は、通信網210とデータ送受信手
段213を経由して、被災地の被害状況や被災地までの
道路状況を把握し、被災地帯のうちのどの被災地区(元
々の被災想定地区)にどの災害用物資がどれだけ必要か
を算出して、どの格納室201をどの被災地区に割当て
るかを決定して、輸送手段219に格納室の配送指示を
出す。
【0094】次に、格納室201は輸送手段219によ
って被災地区に輸送される。このとき、格納室管理装置
211は格納室201のGPS端末202によって、ど
の格納室201がどういう経路で運搬され、どこに配置
されているかをリアルタイムに把握できる。
【0095】また、被災地において物資が消費された場
合、格納室管理装置211は、格納室201の自律通知
により格納室201の内部の在庫情報206を収集し、
物資状態管理手段215と分配手段217によって補給
物資を備蓄した最適な格納室201を選択し、輸送手段
219に該当格納室201の配送指示を出す。
【0096】同様に、空になった格納室201について
回収指示を出すことにより、位置情報を元に最寄りの補
給基地へ回送させることができる。
【0097】緊急災害時においても、課金管理手段21
6により、格納室201の維持管理費と物資の消費量に
応じた費用を算出し、物資管理データベース212に算
出された費用を保存する。
【0098】なお、2以上の格納室管理装置211は、
階層構造で構成することができる。それぞれの格納室管
理装置211が通信網210を介して情報を共有し、負
荷分散を図りながら規模に応じた分散/集中管理を行う
ことができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一災害に見舞われる可能性の低い複数の被災想定地区
が共有する共同備蓄地区に災害用物資を共同備蓄するこ
と、及び、格納室がGPS端末、データ送受信手段及び
在庫情報を持つことにより、 ・平時においては、物資1つあたりの備蓄費用を抑え、
数多く分散して備えることで備蓄費を最小にし、分散集
中管理によるコスト削減ができ、 ・災害時においては、必要な災害用物資を効率良く被災
地に集中し提供することができるという効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による緊急災害用物資分散管
理システム内の備蓄計画装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施形態による緊急災害用物資管理シ
ステム内の運用管理サブシステムの構成を示すブロック
図である。
【図3】被災想定地区とそれに対する安全地区の候補の
位置関係を示す概念図である。
【図4】複数の被災想定地区とそれらに対する安全地区
の候補及び共同備蓄地区の候補の位置関係を示す概念図
である。
【図5】複数の被災想定地区とそれらに対する共同備蓄
地区の位置関係を示す概念図である。
【符号の説明】
101 地図情報データベース 102 災害データベース 103 物資情報データベース 104 共同備蓄データベース 105 入力手段 106 出力手段 107 安全地区算出手段 108 共同備蓄地区算出手段 109 物資割当手段 110 維持管理費用算出手段 111 入出力制御手段 201 格納室 202 GPS端末 203 災害用物資 204 空調装置 205 温度湿度等センサ 206 在庫情報 207 データ送受信手段 208 入出力手段 209 制御手段 210 通信網 211 格納室管理装置 212 物資管理データベース 213 データ送受信手段 214 入出力手段 215 物資状態管理手段 216 課金管理手段 217 分配手段 218 制御手段 219 輸送手段 220 GPS衛星

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被災想定地区が共有する共同備蓄
    地区並びに該共同備蓄地区に備蓄する災害用物資の種類
    及び数量を決定する備蓄計画装置において、 各被災想定地区に対する安全地区の候補を算出する安全
    地区算出手段と、 複数の被災想定地区が共有する前記安全地区の候補を共
    同備蓄地区の候補として算出する共同備蓄地区算出手段
    と、 前記共同備蓄地区の候補に災害用物資を仮割り当てする
    物資割当手段と、 前記共同備蓄地区の候補に仮割り当てされた前記災害用
    物資の備蓄費用を算出し、該備蓄費用を最小とする前記
    共同備蓄地区の候補を最終的な共同備蓄地区として決定
    する維持管理費用算出手段と、 を備えることを特徴とする備蓄計画装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の備蓄計画装置におい
    て、 地質データ、地形データ、道路データ、建造物データ、
    人口密度データ、空き地/広場データ及び施設データの
    うちの少なくとも1のデータを含む地図情報データベー
    スと、 災害データ、復旧データ及び災害発生/規模予測データ
    のうちの少なくとも1のデータを含む災害データベース
    と、 を備え、 前記安全地区算出手段は、算出を行うときに、前記地図
    情報データベース及び前記災害データベースを参照する
    ことを特徴とする備蓄計画装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の備蓄計画装置におい
    て、 緊急時に必要となる物資に関する情報を含む物資情報デ
    ータベースを備え、前記共同備蓄地区算出手段は、仮割
    り当てを行うときに、前記地図情報データ ベース、前記災害データベース及び前記物資情報データ
    ベースを参照することを特徴とする備蓄計画装置。
  4. 【請求項4】 災害用物資を格納する格納室において、 当該格納室の位置を検出する手段と、 当該格納室の内部の温度及び湿度が指定された値になる
    ように制御する手段と、 当該格納室の内部の温度及び湿度の記録を保持する手段
    と、 当該格納室に格納される前記災害用物資に関する在庫情
    報を保持する手段と、 前記在庫情報を更新するための在庫更新情報を入力する
    手段と、 前記在庫情報を前記在庫更新情報により更新する手段
    と、 前記位置についての情報、前記温度及び湿度についての
    情報及び前記在庫情報を送信する手段と、 前記温度及び湿度の指定を入力する手段と、 を備えることを特徴とする格納室。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の災害用物資を格納する
    格納室において、 前記在庫情報より補充が必要な災害用物資を検出する手
    段と、 補充が必要な災害用物資の要求を送信する手段と、 を備えることを特徴とする格納室。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の格納室におい
    て、コンテナ形式を有することを特徴とする格納室。
  7. 【請求項7】 格納室から、前記格納室に係る位置につ
    いての情報、温度及び湿度についての情報並びに在庫情
    報を受信する手段と、 受信した前記位置についての情報、前記温度及び湿度に
    ついての情報、前記在庫情報を保持する手段と、 前記位置についての情報を基に前記格納室の位置の異常
    を検出する手段と、 前記格納室の位置の異常の旨及び内容を出力する手段
    と、 前記温度及び湿度についての情報を基に前記格納室の温
    度及び湿度の異常を検出する手段と、 前記格納室の温度及び湿度の異常の旨及び内容を出力す
    る手段と、 前記格納室の内部の指定温度及び湿度を入力する手段
    と、 入力された指定温度及び湿度を前記格納室に送信する手
    段と、 を備えることを特徴とする格納室管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の格納室管理装置におい
    て、 前記格納室から、前記格納室に対して補充が必要な災害
    用物資の要求を受信する手段を備えることを特徴とする
    格納室管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の格納室管理装置
    において、 前記補充が必要な災害用物資の要求により前記災害用物
    資の異常を検出する手段と、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力する手段と、 を備えることを特徴とする格納室管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8に記載の格納室管理装
    置において、 前記在庫情報より前記災害用物資の異常を検出する手段
    と、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力する手段と、 を備えることを特徴とする格納室管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10のいずれか1項に記
    載の格納室管理装置において、 災害発生リスクに応じた前記格納室について各利用者が
    分担する維持管理費を算出し、前記物資の消費量に応じ
    た費用を算出する課金管理手段を備えることを特徴とす
    る格納室管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11のいずれか1項に記
    載の格納室管理装置において、 災害時に、どの前記被災想定地区にどの災害用物資がど
    れだけ必要かを算出して、どの前記格納室をどの前記被
    災想定地区に割り当てるかを決定する分配手段を備える
    ことを特徴とする格納室管理装置。
  13. 【請求項13】 複数の被災想定地区が共有する共同備
    蓄地区並びに該共同備蓄地区に備蓄する災害用物資の種
    類及び数量を決定する備蓄計画方法において、 各被災想定地区に対する安全地区の候補を算出する安全
    地区算出ステップと、 複数の被災想定地区が共有する前記安全地区の候補を共
    同備蓄地区の候補として算出する共同備蓄地区算出ステ
    ップと、 前記共同備蓄地区の候補に災害用物資を仮割り当てする
    物資割当ステップと、 前記共同備蓄地区の候補に仮割り当てされた前記災害用
    物資の備蓄費用を算出し、該備蓄費用を最小とする前記
    共同備蓄地区の候補を最終的な共同備蓄地区として決定
    する維持管理費用算出ステップと、 を有することを特徴とする備蓄計画方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の備蓄計画方法にお
    いて、 前記安全地区算出ステップでは、算出を行うときに、前
    記地図情報データベース及び前記災害データベースを参
    照し、 前記地図情報データベースは、地質データ、地形デー
    タ、道路データ、建造物データ、人口密度データ、空き
    地/広場データ及び施設データのうちの少なくとも1の
    データを含み、 前記災害データベースは、過去の災害データ、復旧デー
    タ及び災害発生/規模予測データのうちの少なくとも1
    のデータを含むことを特徴とする備蓄計画方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の備蓄計画方法にお
    いて、 前記共同備蓄地区算出ステップでは、仮割り当てを行う
    ときに、前記地図情報データベース、前記災害データベ
    ース及び物資情報データベースを参照し、 前記物資情報データベースは、緊急時に必要となる物資
    に関する情報を含むことを特徴とする備蓄計画方法。
  16. 【請求項16】 格納室から、前記格納室に係る位置に
    ついての情報、温度及び湿度についての情報並びに在庫
    情報を受信するステップと、 受信した前記位置についての情報、前記温度及び湿度に
    ついての情報、前記在庫情報を保持するステップと、 前記位置についての情報を基に前記格納室の位置の異常
    を検出するステップと、 前記格納室の位置の異常の旨及び内容を出力するステッ
    プと、 前記湿度及び温度についての情報を基に前記格納室の温
    度及び湿度の異常を検出するステップと、 前記格納室の温度及び湿度の異常の旨及び内容を出力す
    るステップと、 前記格納室の内部の指定温度及び湿度を入力するステッ
    プと、 入力された指定温度及び湿度を前記格納室に送信するス
    テップと、 を有することを特徴とする格納室管理方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の格納室管理方法に
    おいて、 前記格納室から、前記格納室に対して補充が必要な災害
    用物資の要求を受信するステップを有することを特徴と
    する格納室管理方法。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載の格納室管
    理方法において、 前記補充が必要な災害用物資の要求により前記災害用物
    資の異常を検出するステップと、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力するステップ
    と、 を有することを特徴とする格納室管理方法。
  19. 【請求項19】 請求項16又は17に記載の格納室管
    理方法において、 前記在庫情報より前記災害用物資の異常を検出するステ
    ップと、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力するステップ
    と、 を有することを特徴とする格納室管理方法。
  20. 【請求項20】 請求項16乃至19のいずれか1項に
    記載の格納室管理方法において、 災害発生リスクに応じた前記格納室について各利用者が
    分担する維持管理費を算出し、前記物資の消費量に応じ
    た費用を算出する課金管理ステップを有することを特徴
    とする格納室管理方法。
  21. 【請求項21】 請求項16乃至20のいずれか1項に
    記載の格納室管理方法において、 災害時に、どの前記被災想定地区にどの災害用物資がど
    れだけ必要かを算出して、どの前記格納室をどの前記被
    災想定地区に割り当てるかを決定する分配ステップを有
    することを特徴とする格納室管理方法。
  22. 【請求項22】 複数の被災想定地区が共有する共同備
    蓄地区並びに該共同備蓄地区に備蓄する災害用物資の種
    類及び数量を決定する備蓄計画装置としてコンピュータ
    を機能させるためのコンピュータプログラムにおいて、 前記備蓄計画装置は、 各被災想定地区に対する安全地区の候補を算出する安全
    地区算出手段と、 複数の被災想定地区が共有する前記安全地区の候補を共
    同備蓄地区の候補として算出する共同備蓄地区算出手段
    と、 前記共同備蓄地区の候補に災害用物資を仮割り当てする
    物資割当手段と、 前記共同備蓄地区の候補に仮割り当てされた前記災害用
    物資の備蓄費用を算出し、該備蓄費用を最小とする前記
    共同備蓄地区の候補を最終的な共同備蓄地区として決定
    する維持管理費用算出手段と、を備えることを特徴とす
    るコンピュータプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 前記備蓄計画装置は、 地質データ、地形データ、道路データ、建造物データ、
    人口密度データ、空き地/広場データ及び施設データの
    うちの少なくとも1のデータを含む地図情報データベー
    スと、 過去の災害データ、復旧データ及び災害発生/規模予測
    データのうちの少なくとも1のデータを含む災害データ
    ベースと、 を備え、 前記安全地区算出手段は、算出を行うときに、前記地図
    情報データベース及び前記災害データベースを参照する
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 前記備蓄計画装置は、 緊急時に必要となる物資に関する情報を含む物資情報デ
    ータベースを備え、 前記共同備蓄地区算出手段は、仮割り当てを行うとき
    に、前記地図情報データベース、前記災害データベース
    及び前記物資情報データベースを参照することを特徴と
    するコンピュータプログラム。
  25. 【請求項25】 請求項22乃至24のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 格納室管理装置としてコンピュータを
    機能させるためのコンピュータプログラムにおいて、 前記格納室管理装置は、 格納室から、前記格納室に係る前記位置についての情
    報、前記温度及び湿度についての情報並びに前記在庫情
    報を受信する手段と、 受信した前記位置についての情報、前記温度及び湿度に
    ついての情報、前記在庫情報を保持する手段と、 前記位置についての情報を基に前記格納室の位置の異常
    を検出する手段と、 前記格納室の位置の異常の旨及び内容を出力する手段
    と、 前記温度及び湿度についての情報を基に前記格納室の温
    度及び湿度の異常を検出する手段と、 前記格納室の温度及び湿度の異常の旨及び内容を出力す
    る手段と、 前記格納室の内部の指定温度及び湿度を入力する手段
    と、 入力された指定温度及び湿度を前記格納室に送信する手
    段と、 を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、前記格納室管理装置は、 前記格納室から、前記格納室に対して補充が必要な災害
    用物資の要求を受信する手段を備えることを特徴とする
    コンピュータプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項26又は27に記載のコンピュ
    ータプログラムにおいて、 前記格納室管理装置は、 前記補充が必要な災害用物資の要求により前記災害用物
    資の異常を検出する手段と、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力する手段と、を
    備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  29. 【請求項29】 請求項26又は27に記載のコンピュ
    ータプログラムにおいて、 前記格納室管理室は、 前記在庫情報より前記災害用物資の異常を検出する手段
    と、 前記災害用物資の異常の旨と内容を出力する手段と、 を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項26乃至29のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムにおいて、 前記格納室管理室は、 災害発生リスクに応じた前記格納室について各利用者が
    分担する維持管理費を算出し、前記物資の消費量に応じ
    た費用を算出する課金管理手段を備えることを特徴とす
    るコンピュータプログラム。
  31. 【請求項31】 請求項26乃至30のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムにおいて、 前記格納室管理装置は、 災害時に、どの前記被災想定地区にどの災害用物資がど
    れだけ必要かを算出して、どの前記格納室をどの前記被
    災想定地区に割り当てるかを決定する分配手段を備える
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  32. 【請求項32】 請求項26乃至31のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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