JP2002132278A - 旋律信号を通して歌を検索するための方法 - Google Patents

旋律信号を通して歌を検索するための方法

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JP2002132278A
JP2002132278A JP2001218728A JP2001218728A JP2002132278A JP 2002132278 A JP2002132278 A JP 2002132278A JP 2001218728 A JP2001218728 A JP 2001218728A JP 2001218728 A JP2001218728 A JP 2001218728A JP 2002132278 A JP2002132278 A JP 2002132278A
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melody
song
signal
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JP2001218728A
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English (en)
Inventor
Chii-Shin Chan
チャン・チィ−シン
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CWEB TECHNOLOGY Inc
Original Assignee
CWEB TECHNOLOGY Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旋律信号を通して歌を検索するための方法を提
供する。 【解決手段】本発明の方法は、歌のメロディの分節をハ
ミングしたり、歌ったり、ノックしたり、或いは楽器で
演奏したりすることによって、ユーザが必要な歌を歌の
データベースから検索することを可能にする。ユーザに
よって入力されたそれらのメロディはディジタル的に処
理され、中間的なフォーマットに変換され、歌のデータ
ベースからの中間的な歌フォーマットと比較され、そし
てユーザが必要とする歌が見つけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋律信号を通して
歌を検索するための方法に関するものであり、詳しく云
えば、ユーザが歌の分節をハミングしたり、歌ったり、
ノックしたり、或いは楽器でもって演奏したりすること
があり、更に、入力された旋律信号がディジタル的に処
理されて中間的なフォーマットに変換され、それが歌の
データベースにおける歌に対する中間的フォーマットと
比較され、それによって、ユーザが歌のデータベースか
ら必要な歌を検索することを可能にすることに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、歌詞、曲名、又は歌手名
のようなテキストが入力動作によって及び比較を通して
使用され、その要求された歌が歌のデータベースから検
索される。しかし、上記の技法は、歌のメロディ又はリ
ズムの印象しか持たないユーザが歌詞、曲名、又は歌手
名という全く一般的な条件を忘れたり、間違ったり、或
いは知らなかったりする場合、効果のないものになるで
あろう。
【0003】従って、本発明は、従来技術の不便さを回
避する目的で、旋律信号を通して歌を検索し、ユーザが
歌詞、曲名、又は歌手名を忘れたり、間違ったり、又は
知らなくても歌を検索することを可能にする方法を提供
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、旋律
信号を通して歌を検索するための方法を提供することで
あり、従って、ユーザが歌詞、曲名、歌手名を忘れた
り、間違ったり、又は知らなかったりしても、歌のメロ
ディ又はリズムの印象だけで必要な歌を検索することを
可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の方法は、旋律信号
を収集する手順A、即ち、マイクロフォン又は他の楽器
のような電子式周辺装置を通して入力されたメロディ又
はリズムが特定の電子式データ・フォーマットで記憶さ
れるという手順と、旋律信号をディジタル的に処理する
手順B、即ち、手順Aにおいて収集されたメロディ又は
リズムがディジタル信号処理(以下では、「DSP」と
呼ばれる)の使用によって基本周波数分析(又はピッチ
・トラッキングと呼ばれる)というプロセスを完遂し、
しかる後、それらの基本周波数信号が特定の中間なフォ
ーマットに変換されて旋律比較のための手順Cに備える
という手順と、歌のメロディを比較する手順C、即ち、
周波数及びリズムのような音楽的信号が中間的な歌フォ
ーマットに変換され、しかる後、歌のデータベースにお
ける中間的な歌フォーマットが手順Bにより変換された
特定の中間的フォーマットと比較され、従って、2つの
中間的なフォーマットの間の類似性が検出されるという
手順と、手順D、即ち、ユーザによって要求された歌に
最も類似した歌のデータベースにおける歌が、手順Cに
より検出された上記の中間的フォーマット相互間の類似
性に基づいて検出されるという手順とから成る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2の両方を参照してほ
しい。本発明は旋律信号を通して歌を検索して、ユーザ
が歌の分節をハミングしたり、歌ったり、ノックした
り、或いは楽器でもって演奏したりすることによって歌
のデータ・ベースから必要な歌を検索することを可能に
する方法を提供する。なお、この方法には手順A乃至D
が含まれる。
【0007】手順Aは旋律信号を収集する。この手順で
は、ユーザが電子的周辺装置を通して歌のメロディ又は
リズムを入力する。歌のリズムを入力し、WAVE、R
A、又はAU等のようなディジタル・サウンド・フォー
マットである特定の電子的データ・フォーマットに編集
して記憶するために、ユーザはマイクロフォンを通して
歌の数節のメロディをハミングし、歌い、又はノックし
たり、楽器でもってメロディ又は拍子を演奏したり、又
は、コンピュータ・キーボードを使用するというような
電子的機器を使用することによって予めメロディ又はリ
ズムを編集したりすることを含む種々の入力方法が使用
可能である。ユーザは、レコーディング装置を通して、
ハミングすること、歌うこと、又は歌のメロディをノッ
クすることから生ずる旋律信号を同じ電子的データ・フ
ォーマットに変換し、しかる後、電子的機器の記憶装置
に記憶することができる。
【0008】手順Bは、DSPを通して基本周波数分析
(又は、ピッチ・トラッキングと呼ばれる)を行うこと
によって、手順Aにおいて収集された電子的ディジタル
・データ・フォーマットを処理する。信号の各分節に対
する基本周波数が検出され、対応する音符又は数量化さ
れた値に変換される。最終的に、上記の基本周波数は、
更に、手順Cにおける旋律比較のための適当な中間的な
フォーマットに変換される。
【0009】上記の基本周波数分析(ピッチ・トラッキ
ング)は、手順Aから得られたディジタル・サウンド・
フォーマットがフーリエ変換、高速フーリエ変換、又は
ウェーブレット変換のようなDSPを通して、高周波部
分及び低周波部分が分離される周波数ドメインの分散に
変換され、従って、信号の各分節に対する基本周波数が
検出されるというプロセスである。上記の中間的フォー
マットは、ターナリ・コンツア(Ternary Contour)、
ニューメリカル・コンツア(Numerical Contour)、又
はコード(Chord)のような歌の周波数又はリズムを含
むディジタル・サウンド・フォーマットである。
【0010】ターナリ・コンツアは、或る音符と他の音
符との間の関係を表すために3つの記号U、D、及びS
が使用されるという中間的フォーマットである。Uは前
の音符よりも高い音符を表し、Dは前の音符よりも低い
音符を表し、そしてSは前の音符と同じ音符を表す。従
って、音符ド、レ、ミ、ミ、及びレは、U、D、S、及
びDとして示されることが可能である。
【0011】ニューメリカル・コンツアは、測定基準と
して半音を使用することによって或る音符と他の音符と
の間の関係を表すために数値が使用されるという中間的
フォーマットである。1は前の音符よりも1半音高い音
符を表し、−1は前の音符よりも1半音低い音符を表
し、0は前の音符と同じ音符を表す。従って、基本音符
として音符ドを使用する場合、音符ド、レ、ミ、ミ、及
びレは2、2、0、及び−2として示されることが可能
である。
【0012】コードは、一組の音符がそれの対応するコ
ードに変換されることによって表されるという中間的フ
ォーマットである。従って、音符ド、レ、ミ、ミ、及び
レはC、Dm、Em、Em、及びDmとして示されるこ
とが可能である。
【0013】手順Cは歌のメロディを比較する。この手
順では、周波数及びリズムのような音楽的信号が全体と
して歌に対する特定の中間的な歌フォーマットに変換さ
れる。しかる後、歌のデータベースにおける中間的な歌
フォーマットが手順Bにより変換された特定の中間的な
フォーマットと比較されることになる。その期間中、動
的プログラミング、動的タイム・ワーピング、人工的ニ
ューラル・ネットワーク、及びファジー・ロジックのよ
うな比較手段が使用可能である。例えば、ターナリ・コ
ンツアの上記中間的なフォーマットはワード・ストリン
グを通して比較するために使用可能である。手順Cの目
的は、入力された旋律信号から手順Bにおいて作られた
中間的なフォーマット及び手順Cにおいて歌のデータベ
ースから作られた中間的なフォーマットの両方からの2
つの中間的なフォーマットの間の類似性を見つけること
である。
【0014】手順Dは結果の出力であり、この手順で
は、上記中間的なフォーマット相互間の類似性が手順C
によって見つかったことに基づいて、ユーザによって要
求された歌に最も類似した歌のデータベースにおける歌
が見つけられる。
【0015】最後に、本発明の望ましい実施例では、ユ
ーザが選択できるように、類似の程度を表す順序で歌の
リストを表示するためにコンピュータのモニタのような
適当なインターフェース装置が使用される。
【0016】幾つかの望ましい実施例を参照して本発明
をかなり詳細に説明したけれども、特許請求の範囲の記
載に基づく精神及び技術的範囲内であらゆる種類の変更
が行われ得ることは当業者には容易に明らかであろう。
従って、特許請求の範囲に記載に基づく精神及び技術的
範囲は、本願における望ましい実施例の記述に限定され
るべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋律信号を通して歌を検索するための本発明の
方法を示す概略図である。
【図2】本発明の望ましい実施例に従って、旋律信号を
通して歌を検索するための方法のフロー・チャートであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 チャン・チィ−シン 台湾、シンチュウ、ユアン・ホウ・ストリ ート、ナンバー・22、3エフ Fターム(参考) 5B075 ND14 NK06 PP28 PR06 QM08 5D108 BA06 BA32 BC08 BC17 BC20 BD08 5D378 KK44 MM34 MM52 MM63 MM97 XX43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋律信号を使用することによってユーザが
    歌のデータベースから歌を検索することを可能にするた
    めに、旋律信号を通して歌を検索するための方法にし
    て、 ユーザにより周辺入力装置を通してシステムに入力され
    た歌の任意の分節のメロディ又はリズムを該システムに
    よる読み取り可能なデータ・フォーマットに変換する旋
    律信号収集手順と、 前記旋律信号収集手順において収集されたメロディ又は
    リズムがディジタル信号化のプロセスを通して旋律的に
    分析され、種々のメロディが見つかった場合、対応する
    音符又は定量化値に変換され、更に、同等の中間的なフ
    ォーマットに変換される、旋律信号のディジタル処理手
    順と、 前記旋律信号のディジタル処理手順を通して変換された
    中間的なフォーマットが前記歌のデータベースにおける
    歌から中間的な歌フォーマットと比較される中間的フォ
    ーマット比較手順と、 前記中間的フォーマット比較手順からの比較結果に関す
    る類似の程度に従って歌が出力される結果出力手順と、
    を含む方法。
  2. 【請求項2】前記システムは、パーソナル・コンピュー
    タ、インターネット・サーバ・コンピュータ、カラオケ
    機器、ジュークボックス、又は旋律信号を処理する機能
    を有する他の電子的装置であることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記周辺入力装置は、マイクロフォン、キ
    ーボード、楽器、レコーディング装置、又は旋律信号を
    読み取る機能を有する他の入力発生システムであること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記旋律信号は、ユーザによるハミング、
    歌唱、ノッキング、又は楽器演奏、記録された旋律信
    号、又はディジタル旋律信号であることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記システムによる読み取り可能なデータ
    ・フォーマットは、WAVE、RA、AU、又は他のデ
    ィジタル旋律信号であることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】前記旋律的な分析は、基本周波数分析、タ
    ーナリ・コンツア、ニューメリカル・コンツア、コー
    ド、又は旋律的な分析を行う機能を有する他の手段であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記比較は、動的プログラミング、動的タ
    イム・ワーピング、人工的ニューラル・ネットワーク、
    ファジー・ロジック、又は中間的なフォーマットを比較
    する機能を有する他の手段であることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
JP2001218728A 2000-07-19 2001-07-18 旋律信号を通して歌を検索するための方法 Pending JP2002132278A (ja)

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