JP2002131281A - Dna分析用ガラスキャピラリアレイ及びその製造方法 - Google Patents

Dna分析用ガラスキャピラリアレイ及びその製造方法

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JP2002131281A
JP2002131281A JP2000328883A JP2000328883A JP2002131281A JP 2002131281 A JP2002131281 A JP 2002131281A JP 2000328883 A JP2000328883 A JP 2000328883A JP 2000328883 A JP2000328883 A JP 2000328883A JP 2002131281 A JP2002131281 A JP 2002131281A
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glass capillary
capillaries
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Toshiaki Mizuno
俊明 水野
Akihiko Hattori
明彦 服部
Takehiko Kitamori
武彦 北森
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Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気泳動式のDNA分析の際に、ガラスキャ
ピラリに対するレーザ光の透過率が低減するのを防止す
ることができるDNA分析用ガラスキャピラリアレイ及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 鉛直に配向した複数本のDNA分析用ガ
ラスキャピラリ20のアレイがピッチ0.35mmで水
平方向に一列に配列されている。ガラスキャピラリ20
は、断面形状が長方形であり、その長手軸上に断面形状
が長方形の細い内孔21を有している。ガラスキャピラ
リ20及び内孔21の各断面形状の長辺同士は平行であ
り、該長辺がガラスキャピラリ20のアレイの配列方向
に配向している。複数本のガラスキャピラリ20は、中
位レベルの蛍光分析部で樹脂接着剤22により一体化さ
れ、ガラスキャピラリアレイ23が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DNA分析用ガラ
スキャピラリアレイ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】遺伝子解析等を行うためのDNA分析法
の1つとして、蛍光検出ゲル電気泳動法が多く用いられ
ている。この電気泳動法には、レーザ光励起蛍光による
リアルタイム検出により感度が高く且つ処理量が大きい
という利点があり、このような電気泳動法に適した種々
の蛍光体が開発されている(例えば、「ぶんせき」19
99年1月号、25〜33頁)。電気泳動法によるDN
A分析は、蛍光標識されたDNA断片をゲル電気泳動に
よって分子量分離し、DNA断片にレーザ光を照射して
蛍光標識から発する蛍光を検出し、得られた一連の検出
信号を解析することにより行う。
【0003】この電気泳動法による分析装置では、バッ
ファ溶液を満たした光学的セルを断面形状が円形のガラ
スキャピラリから成るアレイが貫通し、このガラスキャ
ピラリアレイの中を泳動してくるDNA断片をレーザ光
により分析する。このガラスキャピラリアレイは、散乱
に起因するバックグラウンド光を最小化するために、水
平に照射されるレーザ光に沿って1列に配されている。
【0004】しかしながら、上記装置においては、ガラ
スキャピラリの断面形状が円形のため、レーザ光が最初
のガラスキャピラリの表面で散乱してしまい、レーザ光
を後に続くガラスキャピラリに均一に照射することがで
きない。
【0005】この問題に対処すべく、ガラスキャピラリ
の断面形状を正方形として、レーザ光の各ガラスキャピ
ラリへの入射角を常にゼロにしてレーザ光の屈折の影響
をなくすか、又はレーザ光の照射部分においてガラスキ
ャピラリアレイを取り除くことによりバッファ溶液のシ
ースフローを形成することが行われている。前者の一例
として、特開平9−152418号公報に記載の装置が
あり、後者の一例として、Anal. Chem. 1994年第66巻、
1021〜1026頁に記載の装置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−152418号公報に記載の装置では、ガラスキャ
ピラリ間に介在する空間によって、計測用レーザ光が各
ガラスキャピラリの面上で散乱するので、レーザ光がガ
ラスキャピラリを通過する毎に除々にレーザ光の強度が
減少し、これにより同時に測定できるキャピラリの数に
制限がある。
【0007】また、Anal. Chem. 1994年第66巻、1021〜
1026頁に記載の装置では、特別のバッファ溶液が必要で
あったり、分析装置の構成が複雑になる。
【0008】本発明の目的は、電気泳動式のDNA分析
の際に、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過率が
低減するのを防止することができるDNA分析用ガラス
キャピラリアレイ及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載のDNA分析用ガラスキャピラリア
レイにおいて、内孔を有するDNA分析用ガラスキャピ
ラリのアレイにおいて、前記ガラスキャピラリは断面形
状が矩形であり、前記ガラスキャピラリの少なくとも蛍
光分析部が透明物質を介して実質的に一体化されたこと
を特徴とする。
【0010】請求項1記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリの少なくとも蛍
光分析部が透明物質を介して実質的に一体化されるの
で、電気泳動式のDNA分析の際に、ガラスキャピラリ
に対するレーザ光の透過率が低減するのを防止すること
ができる。
【0011】請求項2記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項1記載のDNA分析用ガラスキャ
ピラリアレイにおいて、前記透明物質と前記ガラスキャ
ピラリの母材ガラスとの屈折率の差が0.3以下である
ことを特徴とする。
【0012】請求項2記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、透明物質とガラスキャピラリの母
材ガラスとの屈折率の差が0.3以下であるので、ガラ
スキャピラリに対するレーザ光の透過率が低減するのを
確実に防止することができる。
【0013】請求項3記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項2記載のDNA分析用ガラスキャ
ピラリアレイにおいて、前記屈折率の差が0.3以下で
あり、前記一体化されたガラスキャピラリの本数が10
〜30本であることを特徴とする。
【0014】請求項3記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、屈折率の差が0.3以下であり、
前記一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜30
本であるので、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透
過率が低減するのをさらに確実に防止することができ
る。
【0015】請求項4記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項2記載のDNA分析用ガラスキャ
ピラリアレイにおいて、前記屈折率の差が0.2以下で
あり、前記一体化されたガラスキャピラリの本数が10
〜100本であることを特徴とする。
【0016】請求項4記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、屈折率の差が0.2以下であり、
一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜100本
であるので、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過
率が低減するのをさらに確実に防止することができる。
【0017】請求項5記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
DNA分析用ガラスキャピラリアレイにおいて、前記ガ
ラスキャピラリが樹脂接着剤により一体化されたことを
特徴とする。
【0018】請求項5記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリを樹脂接着剤に
より一体化するので、ガラスキャピラリを容易に一体化
することができる。
【0019】請求項6記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
DNA分析用ガラスキャピラリアレイにおいて、前記ガ
ラスキャピラリがガラスフリットにより一体化されたこ
とを特徴とする。
【0020】請求項6記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリをガラスフリッ
トにより一体化するので、ガラスキャピラリを容易に一
体化することができる。
【0021】請求項7記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
DNA分析用ガラスキャピラリアレイにおいて、前記ガ
ラスキャピラリがレーザ光による溶着により一体化され
たことを特徴とする。
【0022】請求項7記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリをレーザ光によ
る溶着により一体化するので、ガラスキャピラリを確実
に一体化することができると共に、透明物質とガラスキ
ャピラリとの屈折率の差を実質的に0にすることができ
る。
【0023】上記目的を達成するために、請求項8記載
の製造方法は、内孔を有するDNA分析用ガラスキャピ
ラリのアレイの少なくとも蛍光分析部を透明物質を介し
て実質的に一体化することを特徴とする。
【0024】請求項8記載の製造方法によれば、ガラス
キャピラリの少なくとも蛍光分析部が透明物質を介して
実質的に一体化されるので、電気泳動式のDNA分析の
際に、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過率が低
減するのを防止することができる。
【0025】請求項9記載の製造方法は、請求項8記載
の製造方法において、前記ガラスキャピラリを樹脂接着
剤により一体化することを特徴とする。
【0026】請求項9記載の製造方法によれば、ガラス
キャピラリを樹脂接着剤により一体化するので、ガラス
キャピラリを容易に一体化することができる。
【0027】請求項10記載の製造方法は、請求項8記
載の製造方法において、前記ガラスキャピラリをガラス
フリットにより一体化することを特徴とする。
【0028】請求項10記載の製造方法によれば、ガラ
スキャピラリをガラスフリットにより一体化するので、
ガラスキャピラリを容易に一体化することができる。
【0029】請求項11記載の製造方法は、請求項8記
載の製造方法において、前記ガラスキャピラリをレーザ
光による溶着により一体化することを特徴とする。
【0030】請求項11記載の製造方法によれば、ガラ
スキャピラリをレーザ光による溶着により一体化するの
で、ガラスキャピラリを確実に一体化することができる
と共に、透明物質とガラスキャピラリとの屈折率の差を
実質的に0にすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
DNA分析用ガラスキャピラリアレイを用いたDNA分
析装置の構成を図面を参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の実施の形態に係るDNA
分析用ガラスキャピラリアレイを用いたDNA分析装置
の主要部の斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿
った断面図である。
【0033】図1において、鉛直に配向した複数本、例
えば100本のDNA分析用ガラスキャピラリ20のア
レイがピッチ0.35mmで水平方向に一列に配列され
ている。ガラスキャピラリ20は、断面形状が長方形で
あり、その長手軸上に断面形状が長方形の細い内孔21
を有している。ガラスキャピラリ20及び内孔21の各
断面形状の詳細については、図6及び図7を用いて後述
する。
【0034】ガラスキャピラリ20及び内孔21の各断
面形状の長辺同士は平行であり、該長辺がガラスキャピ
ラリ20のアレイの配列方向に配向している。内孔21
の断面形状は後述するように円形であってもよい。
【0035】複数本のガラスキャピラリ20は、後述す
る一体化方法を用いて中位レベルの蛍光分析部で、例え
ば樹脂接着剤22により一体化され、ガラスキャピラリ
アレイ23が構成される。ガラスキャピラリアレイ23
の蛍光分析部より上部は、ゲル注入部を構成し、下部は
ゲル排出部を構成する。本実施の形態では、ガラスキャ
ピラリアレイ23の各部の長さは、ゲル注入部は約15
0mm、蛍光分析部は約50mm、ゲル排出部は約15
0mmである。
【0036】DNA分析は、ガラスキャピラリ20にゲ
ルを満たした上で、蛍光標識されたDNA断片をゲル電
気泳動によって分子量分離し、DNA断片にレーザ光を
照射して蛍光標識から発する蛍光を検出し、得られた一
連の検出信号を解析することにより行う。
【0037】ガラスキャピラリ20の材料の母材ガラス
の組成は、特に制限がないが、分析用を考えれば、透明
物質であって、耐酸性及び耐アルカリ性の高いガラスが
好ましく、透明物質であって、耐酸性及び耐アルカリ性
であれば、ガラス以外の物質であってもよく、樹脂であ
ってもよい。
【0038】ガラスキャピラリ20がガラスから成る場
合は、母材ガラスとしては、シリカガラス(屈折率1.
46)、パイレックス(コーニンググラスワーク社製ア
ルミノシリケート商品名)ガラス(屈折率1.47)、
ソーダライムシリカガラス(屈折率1.52)、アルミ
ノボロシリケート、無アルカリガラス、硼珪酸ガラス等
が例示される。ここで、ソーダライムシリカガラスは、
フロート法で製造される通常の建物窓用ガラスとして使
用されるものである。
【0039】上記シリケートガラスは、SiO2:45
質量%以上の組成を有するのが好ましい。これにより、
有機溶媒、酸洗浄、アルカリ洗浄等に対する化学的耐久
性の向上、並びに紫外線領域の光の透過性の向上を図る
ことができる。
【0040】さらに、上記シリケートガラスは、SiO
2:45〜80質量%、Al23:1〜20質量%、R
O(MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO):5〜
30質量%、R2O(Na2O、K2O、Li2O):4〜
14質量%であるのが好ましい。これにより、上記のよ
うな化学的耐久性の向上を図りつつ、ガラスキャピラリ
製造時におけるガラス部材の加工性及び延伸性等の成形
性の向上を図ることができる。
【0041】また、上記ROは、MgO:0〜8質量
%、CaO:0〜10質量%、SrO:0〜10質量
%、BaO:0〜30質量%、ZnO:0〜4質量%で
あるのが好ましい。
【0042】ガラスキャピラリ20に満たされるゲル
は、通常、強酸液や強アルカリ液ではないので、ガラス
キャピラリ20に要求される化学的耐久性はソーダライ
ムシリカガラス程度で十分である。これらのガラスは、
無アルカリガラスを除いて、イオン交換方法によって化
学強化処理を行うのが好ましい。
【0043】以下、上記のようなガラスキャピラリアレ
イ23を蛍光分析部において一体化する方法を説明す
る。
【0044】この一体化する方法としては、樹脂接着剤
による一体化、ガラスフリットによる一体化、レーザ光
溶着による一体化がある。
【0045】また、本発明においては、ガラスキャピラ
リ20の一体化を蛍光分析部の他に、ゲル注入部やゲル
排出部の部分についても行うことができる。
【0046】(1)樹脂接着剤による一体化 樹脂接着剤は、その屈折率がガラスキャピラリ20のも
のに近いのが、樹脂接着剤とガラスキャピラリ界面にお
ける反射ロスを低減する上で好ましい。また、樹脂接着
剤は、可視領域(波長:480〜700nm)で透明で
あることが好ましい。
【0047】樹脂接着剤は、有機系、無機系の接着剤、
ゾルゲル溶液等を使うことができるが、液状反応型接着
剤としては、エポキシ樹脂、不飽和エステル樹脂、フェ
ノール樹脂、クロロプレン系樹脂を用いることができ、
また、瞬間接着剤としては、シアノアクリレート系樹
脂、ジアクリレート系樹脂を用いることができる。その
他、樹脂接着剤の屈折率は、1.3〜1.6であるの
で、これらの樹脂接着剤をガラスキャピラリ20の屈折
率を考慮して適宜選択して用いる。
【0048】例えば、屈折率の差をほぼ0.1とするに
は、ガラスキャピラリをパイレックス(登録商標)ガラ
ス組成とし、接着樹脂をエポキシ樹脂とすればよい。ま
た、屈折率の差をほぼ0.2とするには、ガラスキャピ
ラリをパイレックスガラス組成とし、接着樹脂をシアノ
アクリレート系樹脂を用いればよい。また、屈折率の差
を実質的になくすには、ガラスキャピラリに石英ガラス
を用いてこのガラスキャピラリにエポキシ樹脂接着剤を
組み合わせて用いればよい。
【0049】樹脂接着剤によるガラスキャピラリ20の
一体化は、図3及び図4に示すガラスキャピラリ20の
配列治具を用いて行われる。図3は、ガラスキャピラリ
20の配列治具の斜視図であり、図4は、図3のIV−IV
線に沿った断面図である。
【0050】図3において、配列治具30は、水平に配
された底板31と、ガラスキャピラリ20の長辺の寸法
に間隔をあけて底板31の上面に等間隔で設けられた複
数対の仕切り板32とを備える。1対の仕切板32a,
32bは、蛍光分析部の長さに相当する約50mmだけ
間隔があけられている。
【0051】この配列治具30の各仕切板31間に、図
4に示すように、ガラスキャピラリ20を配列し、次い
で、樹脂接着剤をガラスキャピラリ20の接着面に塗布
する。ただし、樹脂接着剤の塗布範囲は、ガラスキャピ
ラリ20の長さ方向には、蛍光分析部の長さに相当する
約50mmである。
【0052】さらに、配列治具30の両側から、図3の
矢印で示すようにガラスキャピラリ30の束に圧力を加
えてガラスキャピラリ20を圧着する。
【0053】上記一体化の方法によれば、ガラスキャピ
ラリ20を樹脂接着剤により一体化するので、ガラスキ
ャピラリ20を容易に一体化することができる。
【0054】以下、樹脂接着剤の選択基準について説明
する。
【0055】DNA分析装置として、ガラスキャピラリ
アレイ23を100本のガラスキャピラリ20で構成
し、この場合、すべてのガラスキャピラリ20のレーザ
光は、ガラスキャピラリ20から樹脂接着剤22へ、樹
脂接着剤22からガラスキャピラリ20へと、ガラスキ
ャピラリ20と樹脂接着剤22との界面を透過する毎に
反射によりパワーが減衰するため、ガラスキャピラリ2
0毎のレーザ光の透過率は、表1に示すように、レーザ
光源から離れるに従い減少する。DNA分析の際に計測
される各ガラスキャピラリ20からの蛍光強度は、この
レーザ光透過率に比例する。
【0056】
【表1】
【0057】ガラスキャピラリ20の屈折率ngと、樹
脂接着剤の屈折率nrとから得られる屈折率の差nΔ
(=ng−nr)を0〜0.3と変化させたときに、1
0本目、30本目、50本目、70本目、100本目の
レーザ光の透過率を測定し、その結果を表1に示したも
のである。
【0058】表1から、レーザ光透過率の許容範囲が3
0%以上であることを考慮して、樹脂接着剤22の選択
基準を以下のように設定するのが好ましいことが分か
る。
【0059】即ち、樹脂接着剤22とガラスキャピラリ
20の母材ガラスとの屈折率の差は0.3以下であるの
が好ましく、該屈折率の差が0.3以下の場合は、さら
に、一体化されるガラスキャピラリ20の本数が10〜
30本であるのが好ましい。また、該屈折率の差が0.
2以下である場合は、一体化されるガラスキャピラリ2
0の本数が10〜100本であるのが好ましい。
【0060】(2)低融点ガラスフリットによる一体化 本方法は、接着剤として市販の低融点ガラスフリットを
使用する。低融点ガラスフリットによるガラスキャピラ
リ20の一体化は、上記樹脂接着剤の場合と同様に図3
及び図4のガラスキャピラリ20の配列治具30を用い
て行う。
【0061】この配列治具30の各仕切板32間に、図
4に示すように、ガラスキャピラリ20を配列し、次い
で、低融点ガラスフリットをガラスキャピラリ20の接
着面に塗布する。ただし、樹脂接着剤の塗布範囲は、ガ
ラスキャピラリ20の長さ方向には、蛍光分析部の長さ
に相当する約50mmである。
【0062】さらに、配列治具30の両側から、図3の
矢印で示すようにガラスキャピラリ20の束に圧力を加
えてガラスキャピラリ20を圧着しながら、ガラスフリ
ットの溶融温度で加熱してガラスキャピラリ20を一体
化する。
【0063】上記一体化の方法によれば、ガラスキャピ
ラリ20を低融点ガラスフリットにより一体化するの
で、ガラスキャピラリを容易に一体化することができ
る。
【0064】低融点ガラスフリットは、B23−PbO
−ZnO系、B23−PbO−Bi 23系を基本とした
系が例示できる。具体的には、表2に示す例1〜例5の
ガラスフリットが好ましい。
【0065】
【表2】
【0066】(3)レーザ光溶着による一体化 本方法は、図6に示すレーザ光照射装置を用いて行う。
図6において、例えばレーザ発振装置40は、レーザ光
41を照射し、このレーザ光41をコリメータ42によ
り所定径の平行光43とし、次いで、この平行光43を
スプリッタ44により、互いに反対方向に2本のレーザ
光45分割する。これらのレーザ光45は、ミラー4
6,47によりガラスキャピラリ20間の隙間(約50
μm)に両側から所定長さに亘って走査しつつ照射され
る。
【0067】ガラスキャピラリ20間の隙間に両側から
照射されるレーザ光45は、該隙間の内部まで到達し、
ガラスキャピラリ20の母材ガラスを溶融し、ガラスキ
ャピラリ20を接着する。
【0068】このとき、複数のガラスキャピラリ20
は、適宜な治具により、約50μmの間隔をあけて保持
され、各間隔を上記のようにレーザ光照射により溶着さ
れ、順次、適宜な移動装置により移動される。
【0069】ガラスキャピラリ20間の溶着処理の熱源
としては、上記実施の形態のように、レーザ発振装置4
0のようなレーザ光源が大きなエネルギ密度が簡単に得
やすく、エネルギ効率の良い加熱が可能になるので適し
ており、特にCO2レーザ、YAGレーザ、Arレーザ
が好ましい。
【0070】レーザ発振装置40から出射されるレーザ
光45は、波長が長いとガラスの温度が十分に上昇せ
ず、波長が短いとエネルギが強くなりガラスが破壊され
る場合があるので、主波長250〜20000nmであ
るのがよく、より好ましくは、500〜120000n
mであるのがよい。
【0071】また、レーザ発振装置40から出射される
レーザ光45は、エネルギ密度を高くすると加熱速度が
大きくなってヒートショックでガラスキャピラリ20が
破損する恐れが生じるので好ましくない。また、エネル
ギ密度が低いとガラスの温度を十分上昇させることがで
きないので、エネルギ密度が1〜100W/mm2であ
るのがよく、より好ましくは、2〜80W/mm2であ
るのがよい。
【0072】上記一体化の方法によれば、ガラスキャピ
ラリ20をレーザ光溶着により一体化するので、ガラス
キャピラリを確実に一体化することができると共に、透
明物質とガラスキャピラリ20との屈折率の差を実質的
に0にすることができる。
【0073】上記一体化の方法(1)〜(3)におい
て、ガラスキャピラリ20を一体化した後のガラスキャ
ピラリアレイ23の強度と平行性を保持するために、ガ
ラスキャピラリアレイ23を図示しない裏打ち板により
固定してもよい。
【0074】また、ガラスキャピラリアレイ23は、一
列でなく、複数列配列させてもよい。
【0075】図6及び図7は、ガラスキャピラリ20及
び内孔21の各断面形状の説明図を示す。
【0076】図6は、ガラスキャピラリ20の断面形状
が長方形、且つ内孔21の断面形状が長方形であって、
断面形状短辺方向に関して内孔21がガラスキャピラリ
20の中央に配されている場合を示す。この場合、断面
形状短辺方向に沿った薄肉部aはレーザ光の光路上に配
されて光の吸収ロスを低減し、断面形状長辺方向に沿っ
た肉厚部bは補強部として作用する。
【0077】図7は、ガラスキャピラリ20の断面形状
が長方形、且つ内孔21の断面形状が長方形であって、
断面形状短辺方向に関して内孔21がガラスキャピラリ
20の中央からオフセットしている場合を示す。この場
合、断面形状短辺方向に沿った薄肉部aはレーザ光の光
路上に配されて光の吸収ロスを低減すると共に、断面形
状長辺方向に沿った薄肉部cはレーザ光がDNA断片に
照射されたレーザ光の反射光の光路に配されて光りの吸
収ロスを低減し、断面形状長辺方向に沿った肉厚部dは
補強部として作用する。
【0078】図6及び図7のガラスキャピラリ20にお
いて、寸法は、特に制限はないが、ガラスキャピラリ2
0は、長辺が、例えば50〜300μm、短辺が、例え
ば25〜150μm、長さが、例えば50〜300mm
であり、内孔21は、長辺が、例えば40〜260μ
m、短辺が、例えば 15〜130μmである。図4の
キャピラリ20について、内孔20のオフセット量は、
ガラスキャピラリ20の中央から、例えば10〜30μ
mである。
【0079】図6及び図7のガラスキャピラリ20にお
いて、ガラスキャピラリ20に対する内孔21の断面積
比が25〜90%であるのが好ましい。該断面積比が2
5%以下であると、ガラスの部分が厚くなり、ガラスキ
ャピラリ20を複数本並べてレーザ光を照射する際に吸
収ロスが増大する一方、90%以上であると、ガラスの
部分が薄くなり、ガラスキャピラリ20の強度が低下す
る。
【0080】図6及び図7のガラスキャピラリ20にお
いて、ガラスは、全鉄分Fe23が1000ppm以下
であるシリケートガラスから成るのが好ましい。これに
より、レーザ光の吸収ロスを低減することができる。
【0081】なお、本発明は、図6及び図7のガラスキ
ャピラリ20の他に、図8に示すような、断面形状が円
形の孔21を有する矩形のガラスキャピラリ20にも適
用できる。
【0082】上記のようなキャピラリ20は、その薄肉
部20aがレーザ光の光路上に位置するようにDNA分
析装置中に配される。
【0083】上記ガラスキャピラリ20を電気泳動法に
よるDNA分析装置に使用すると、レーザ光に対してガ
ラスキャピラリ20の薄肉部aの表面を垂直に設定する
ことにより、ガラスキャピラリ20の表面におけるレー
ザ光の散乱を防止して電気泳動法によるDNA分析装置
の検出効率を高めることができ、しかも分析装置の構成
を簡単にすることができる。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のDNA分析用ガラスキャピラリアレイによれば、ガ
ラスキャピラリの少なくとも蛍光分析部が透明物質を介
して実質的に一体化されるので、電気泳動式のDNA分
析の際に、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過率
が低減するのを防止することができる。
【0085】請求項2記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、透明物質とガラスキャピラリの母
材ガラスとの屈折率の差が0.3以下であるので、ガラ
スキャピラリに対するレーザ光の透過率が低減するのを
確実に防止することができる。
【0086】請求項3記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、屈折率の差が0.3以下であり、
前記一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜30
本であるので、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透
過率が低減するのをさらに確実に防止することができ
る。
【0087】請求項4記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、屈折率の差が0.2以下であり、
一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜100本
であるので、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過
率が低減するのをさらに確実に防止することができる。
【0088】請求項5記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリを樹脂接着剤に
より一体化するので、ガラスキャピラリを容易に一体化
することができる。
【0089】請求項6記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリをガラスフリッ
トにより一体化するので、ガラスキャピラリを容易に一
体化することができる。
【0090】請求項7記載のDNA分析用ガラスキャピ
ラリアレイによれば、ガラスキャピラリをレーザ光によ
る溶着により一体化するので、ガラスキャピラリを確実
に一体化することができると共に、透明物質とガラスキ
ャピラリとの屈折率の差を実質的に0にすることができ
る。
【0091】請求項8記載の製造方法によれば、ガラス
キャピラリの少なくとも蛍光分析部が透明物質を介して
実質的に一体化されるので、電気泳動式のDNA分析の
際に、ガラスキャピラリに対するレーザ光の透過率が低
減するのを防止することができる。
【0092】請求項9記載の製造方法によれば、ガラス
キャピラリを樹脂接着剤により一体化するので、ガラス
キャピラリを容易に一体化することができる。
【0093】請求項10記載の製造方法によれば、ガラ
スキャピラリをガラスフリットにより一体化するので、
ガラスキャピラリを容易に一体化することができる。
【0094】請求項11記載の製造方法によれば、ガラ
スキャピラリをレーザ光による溶着により一体化するの
で、ガラスキャピラリを確実に一体化することができる
と共に、透明物質とガラスキャピラリとの屈折率の差を
実質的に0にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るDNA分析用ガラス
キャピラリアレイを用いたDNA分析装置の主要部の斜
視図であり、
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】ガラスキャピラリ20の配列治具の斜視図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】ガラスキャピラリ20を溶着するレーザ光照射
装置の説明図である。
【図6】ガラスキャピラリ20及び内孔21の各断面形
状の説明図であり、(a)は長手方向断面図、(b)は
横断面図である。
【図7】ガラスキャピラリ20及び内孔21の各断面形
状の説明図であり、(a)は長手方向断面図、(b)は
横断面図である。
【図8】ガラスキャピラリ20及び内孔21の各断面形
状を説明するための横断面図である。
【符号の説明】
20 ガラスキャピラリ 21 内孔 22 樹脂接着剤 23 ガラスキャピラリアレイ 30 配列治具 31 底板 32,32a,32b 仕切板 40 レーザ発振装置 41,45 レーザ光 44 スプリッタ 46,47 ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B024 AA19 CA04 HA11 HA19 4B029 AA07 AA23 BB20 FA12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内孔を有するDNA分析用ガラスキャピ
    ラリのアレイにおいて、前記ガラスキャピラリは断面形
    状が矩形であり、前記ガラスキャピラリの少なくとも蛍
    光分析部が透明物質を介して実質的に一体化されたこと
    を特徴とするDNA分析用ガラスキャピラリアレイ。
  2. 【請求項2】 前記透明物質と前記ガラスキャピラリの
    母材ガラスとの屈折率の差が0.3以下であることを特
    徴とする請求項1記載のDNA分析用ガラスキャピラリ
    アレイ。
  3. 【請求項3】 前記屈折率の差が0.3以下であり、前
    記一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜30本
    であることを特徴とする請求項2記載のDNA分析用ガ
    ラスキャピラリアレイ。
  4. 【請求項4】 前記屈折率の差が0.2以下であり、前
    記一体化されたガラスキャピラリの本数が10〜100
    本であることを特徴とする請求項2記載のDNA分析用
    ガラスキャピラリアレイ。
  5. 【請求項5】 前記ガラスキャピラリが樹脂接着剤によ
    り一体化されたことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載のDNA分析用ガラスキャピラリアレ
    イ。
  6. 【請求項6】 前記ガラスキャピラリがガラスフリット
    により一体化されたことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載のDNA分析用ガラスキャピラリア
    レイ。
  7. 【請求項7】 前記ガラスキャピラリがレーザ光による
    溶着により一体化されたことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のDNA分析用ガラスキャピラ
    リアレイ。
  8. 【請求項8】 内孔を有するDNA分析用ガラスキャピ
    ラリのアレイの少なくとも蛍光分析部を透明物質を介し
    て実質的に一体化することを特徴とするDNA分析用ガ
    ラスキャピラリの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ガラスキャピラリを樹脂接着剤によ
    り一体化することを特徴とする請求項8記載のDNA分
    析用ガラスキャピラリアレイ。
  10. 【請求項10】 前記ガラスキャピラリをガラスフリッ
    トにより一体化することを特徴とする請求項8記載のD
    NA分析用ガラスキャピラリアレイ。
  11. 【請求項11】 前記ガラスキャピラリをレーザ光によ
    る溶着により一体化することを特徴とする請求項8記載
    のDNA分析用ガラスキャピラリアレイ。
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