JP2002130891A - 冷凍・冷蔵車 - Google Patents

冷凍・冷蔵車

Info

Publication number
JP2002130891A
JP2002130891A JP2000319152A JP2000319152A JP2002130891A JP 2002130891 A JP2002130891 A JP 2002130891A JP 2000319152 A JP2000319152 A JP 2000319152A JP 2000319152 A JP2000319152 A JP 2000319152A JP 2002130891 A JP2002130891 A JP 2002130891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
refrigerator
freezer
engine
refrigerating apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000319152A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishi
和博 西
Mitsunori Higuchi
三徳 樋口
Hideaki Sasaki
秀昭 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2000319152A priority Critical patent/JP2002130891A/ja
Publication of JP2002130891A publication Critical patent/JP2002130891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の駐車時に冷凍・冷蔵庫の扉を開けた時
点から所定時間は、冷凍装置の作動を停止して庫内温度
の上昇を抑えるとともに、冷凍装置の駆動源であるバッ
テリの電力消費を抑制することができる冷凍・冷蔵車を
提供する。 【解決手段】 冷凍・冷蔵車は、走行用エンジンによっ
て駆動される第1のコンプレッサによって循環せしめら
れる第1の冷媒経路と、バッテリの電力で駆動されるコ
ンプレッサ駆動用電動機により作動する第2のコンプレ
ッサによって循環せしめられる第2の冷媒経路とを有す
る冷凍装置を具備しており、走行用エンジンが作動状態
の場合には第1のコンプレッサを駆動する走行時モード
で冷凍装置を作動せしめ、走行用エンジンが非作動状態
の場合には第2のコンプレッサを駆動する駐車時モード
で冷凍装置を作動せしめるとともに、冷凍・冷蔵庫の扉
が開状態になった時点から所定時間経過するまで冷凍装
置の作動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食料品等を冷凍ま
たは冷蔵状態で輸送するための冷凍・冷蔵車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食料品等を冷凍または冷蔵状態で
輸送する冷凍・冷蔵車が普及されてきている。この種冷
凍・冷蔵車においては、冷凍装置のコンプレッサを駆動
するための駆動源として、冷凍装置用に専用のエンジン
を搭載する方式と、車両に搭載された走行用エンジンの
出力を利用する方式とがある。前者は専用のエンジンを
搭載する必要があり、高価で重量が増加するとともに搭
載スペースを要するため、走行用エンジンの出力を利用
する方式が一般に用いられている。
【0003】車両に搭載された走行用エンジンの出力を
利用する方式には、走行用エンジンによりクラッチを介
して冷凍装置のコンプレッサを直接駆動する方式と、走
行用エンジンによって交流発電機を駆動し、該交流発電
機の出力によって駆動される交流電動機により冷凍装置
のコンプレッサを駆動する方式とがある。走行用エンジ
ンによって冷凍装置のコンプレッサを直接駆動する方式
は、構造およびその制御が簡単であるために広く実用化
されている。一方、冷凍装置のコンプレッサを交流電動
機によって駆動する方式は、交流電動機に印加する交流
電力の周波数をインバータによって制御することによ
り、エンジンの回転数に関係なくコンプレッサの回転速
度を高くすることができるため、実用化の研究が進めら
れており、例えば特公平6ー103137号公報に開示
されている。
【0004】食品等を冷凍または冷蔵状態で各店舗に配
送する冷凍・冷蔵車は、各店舗に到着し駐車状態におい
て荷卸しおよび配達作業をしている時でも冷凍装置を作
動しておくことが望ましい。しかるに、走行用エンジン
によって冷凍装置のコンプレッサを直接駆動する方式の
冷凍・冷蔵車は、車両の駐車状態において冷凍装置を作
動させるためには、走行用エンジンをアイドリング状態
で運転しなければならない。店先で駐車している状態で
エンジンを作動していると、騒音公害の原因となる。従
って、駐車状態においてはエンジンを停止し冷凍装置の
作動を停止しているのが現状であり、配送食品の品質を
保証するためは必ずしも満足する状況ではない。一方、
走行用エンジンによって交流発電機を駆動し、該交流発
電機の出力によって駆動される交流電動機により冷凍装
置のコンプレッサを駆動する方式冷凍・冷蔵車は、コン
プレッサを駆動する交流電動機をバッテリ電源によって
も駆動可能に構成することにより、車両の駐車状態にお
いて走行用エンジンを作動させなくても冷凍装置を作動
することができる。車両の駐車時にバッテリ電源によっ
てコンプレッサを駆動する交流電動機を駆動するために
は、車両の走行中にバッテリを充電しておく必要があ
る。しかるに、走行用エンジンによって駆動される交流
発電機は、コンプレッサを駆動する交流電動機を駆動す
るための電力と、バッテリを充電するための電力とを発
電しなければならず、発電能力の大きなものを使用しな
ければならない。交流電動機駆動用の電力とバッテリ充
電用の電力を賄うだけの発電能力を有する交流発電機を
駆動するためには相当の駆動力が必要であり、エンジン
のアイドリング運転時に交流発電機を駆動することがで
きないという問題が発生する。また、上記発電能力を有
する交流発電機は、寸法上も相当大きなものとなり、車
両への搭載が実際上困難であるという問題がある。
【0005】また、上述した問題を解決するものとし
て、走行用エンジンによって駆動される第1のコンプレ
ッサとバッテリの電力によって駆動される電動機によっ
て作動せしめられる第2のコンプレッサとを有する冷凍
機を備え、車両の走行時には第1のコンプレッサを駆動
して冷凍機を作動し、車両の駐車時には第2のコンプレ
ッサを駆動して冷凍機を作動するようにした技術が、特
開2000ー127753号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】食品等を冷凍または冷
蔵状態で各店舗に配送する冷凍・冷蔵車は、各店舗に到
着し駐車状態において荷卸しおよび配達作業をするため
に冷凍・冷蔵庫の扉を開ける。この扉を開けてからの冷
凍・冷蔵庫内の温度変化を実験すると、扉を開けた時点
から所定時間内は、冷凍装置を作動すると冷凍装置を作
動しないときより庫内温度が上昇することが判った。こ
れは、冷凍装置を作動すると庫内の冷気が強制循環せし
められ、この結果、冷気の庫外への排出量が多くなり、
この冷気の排出量に見合った温かい外気が冷凍・冷蔵庫
内に流入するためであり、このため、扉を開けた直後は
冷凍装置を作動しないときより庫内温度をむしろ上昇さ
せることになる。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、車両の駐車時に冷凍・冷
蔵庫の扉を開けた時点から所定時間は、冷凍装置の作動
を停止して庫内温度の上昇を抑えるとともに、冷凍装置
の駆動源であるバッテリの電力消費を抑制することがで
きる冷凍・冷蔵車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、第1のコンプレッサ
によって循環せしめられる第1の冷媒経路と、第2のコ
ンプレッサによって循環せしめられる第2の冷媒経路と
を有する冷凍装置と、車両に搭載された走行用エンジン
の駆動力を該第1のコンプレッサに伝達するコンプレッ
サ作動機構と、該走行用エンジンによって駆動される発
電機と、該発電機によって発電された電力を蓄えるバッ
テリと、該バッテリの電力によって駆動され該第2のコ
ンプレッサを駆動せしめるコンプレッサ駆動用電動機
と、該走行用エンジンが作動しているか否かを検出する
エンジン作動検出手段と、該冷凍装置の作動を指示する
冷凍装置作動指示手段と、該冷凍装置によって冷却され
る冷凍・冷蔵庫の扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検
出手段と、該エンジン作動検出手段、該冷凍装置作動指
示手段および該扉開閉状態検出手段からの信号に基づい
て該冷凍装置を制御する制御手段と、を具備し、該制御
手段は、該走行用エンジンが作動状態で該冷凍装置作動
指示手段によって該冷凍装置の作動を指示された場合に
は該コンプレッサ作動機構を作動して該第1のコンプレ
ッサを駆動する走行時モードで該冷凍装置を作動せし
め、該走行用エンジンが非作動状態で該冷凍装置作動指
示手段によって該冷凍装置の作動を指示された場合には
該コンプレッサ駆動用電動機を駆動して該第2のコンプ
レッサを駆動する駐車時モードで該冷凍装置を作動せし
めるとともに、該冷凍・冷蔵庫の扉が開状態になった時
点から所定時間経過するまで該冷凍装置の作動を停止す
る、ことを特徴とする冷凍・冷蔵車が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
冷凍・冷蔵車の好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、更に詳細に説明する。
【0010】図1には、本発明に従って構成された冷凍
・冷蔵車の概略構成ブロック図が示されている。図示の
冷凍・冷蔵車は、冷凍装置2を備えている。冷凍装置2
は、第1のコンプレッサ21と第2のコンプレッサ22
とコンデンサ23およびエバポレータ24を具備してい
る。第1のコンプレッサ21は、電磁クラッチ211
(CLT)およびベルト伝動機構212を介して車両に
搭載された走行用エンジン3の出力軸に伝動連結されて
いる。従って、図示の実施形態においてベルト伝動機構
212および電磁クラッチ211(CLT)は、走行用
エンジン3の駆動力を第1のコンプレッサ21に伝達す
るコンプレッサ作動機構として機能する。なお、電磁ク
ラッチ211(CLT)は、付勢されるとコンプレッサ
21に動力が伝達され、除勢されるとコンプレッサ21
への動力伝達が遮断されるようになっており、後述する
制御手段によってその作動が制御される。上記第2のコ
ンプレッサ22は、コンプレッサ駆動用電動機である直
結された交流電動機25(M1)によって駆動されるよ
うになっている。なお、交流電動機25(M1)は、車
両に搭載されたバッテリ4の電源によって駆動される。
【0011】上記第1のコンプレッサ21および第2の
コンプレッサ22とコンデンサ23およびエバポレータ
24は、それぞれ配管261、262、263、26
4、265、266、267、268によって図示のよ
うに接続されており、第1のコンプレッサ21および第
2のコンプレッサ22によって圧縮された冷媒は図にお
いて矢印で示すように循環せしめられる。なお、上記配
管261と262の間にはダブルチェックバルブ27が
配設されている。このダブルチェックバルブ27は、配
管261の冷媒圧力が配管262の冷媒圧力より高い場
合は配管261と配管263とを連通して配管262と
配管263との連通を遮断し、配管262の冷媒圧力が
配管261の冷媒圧力より高い場合は配管262と配管
263とを連通して配管261と配管263との連通を
遮断するように構成されている。従って、第1のコンプ
レッサ21が作動し第2のコンプレッサ22が非作動の
場合には、第1のコンプレッサ21から吐出された冷媒
が配管261、ダブルチェックバルブ27、配管26
3、コンデンサ23、配管264、エバポレータ24、
配管265、コンデンサ23、配管266、配管26
7、第1のコンプレッサ21の順に循環せしめられる第
1の冷媒経路が形成される。一方、第2のコンプレッサ
22が作動し第1のコンプレッサ21が非作動の場合に
は、第2のコンプレッサ22から吐出された冷媒が配管
262、ダブルチェックバルブ27、配管263、コン
デンサ23、配管264、エバポレータ24、配管26
5、コンデンサ23、配管266、配管268、第2の
コンプレッサ22の順に循環せしめられる第2の冷媒経
路が形成される。
【0012】上記コンデンサ23は車両に搭載された冷
凍・冷蔵庫5の庫外に配設され、エバポレータ24は冷
凍・冷蔵庫5の庫内に配設される。コンデンサ23およ
びエバポレータ24はそれぞれ送風ファン231および
241を備えており、この送風ファン231および24
1はそれぞれ車両に搭載されたバッテリ4の電源によっ
て駆動される直流電動機232(M2)および242
(M3)によって作動せしめられる。
【0013】図示の実施形態における冷凍・冷蔵車は、
走行用エンジン3によって駆動される交流発電機6(A
CG)を具備している。交流発電機6(ACG)は、走
行用エンジン3の出力軸にベルト伝動機構61を介して
伝動連結されており、走行用エンジン3の出力によって
回転駆動せしめられる。この交流発電機6(ACG)に
よって発電された交流電力は、整流器7によって直流に
変換され、自動電圧調整器8によって所定電圧に調整さ
れてバッテリ4に充電される。上記交流電動機25(M
1)は、バッテリ4の電力によって駆動される。即ち、
バッテリ4の直流電力はインバータ9(INV)によっ
て交流に変換されるとともに後述する制御手段によって
周波数制御されて交流電動機25(M1)に供給され
る。なお、走行用エンジン3によって駆動される交流発
電機6(ACG)は、駐車時に上記各電動機を駆動する
ために必要な電力を発電してバッテリ4に充電しておけ
ばよいので、その発電容量を比較的小容量に設定するこ
とが可能となる。従って、交流発電機6(ACG)を駆
動する走行用エンジン3の負荷が小さくなり、アイドリ
ング運転時においても交流発電機6(ACG)を駆動す
ることができる。
【0014】上記冷凍・冷蔵庫5内には庫内温度を検出
する庫内温度センサー11(SNS)が配設されてい
る。この庫内温度センサー11(SNS)の出力信号
は、図示しないA/D変換器を介してデジタル信号に変
換されて、後述する制御手段に送られる。
【0015】ここで、上記走行用エンジン3によって駆
動される第1のコンプレッサ21と上記交流電動機25
(M1)によって駆動される第2のコンプレッサ22の
容量について説明する。上記第2のコンプレッサ22の
容量は上記第1のコンプレッサ21の容量より小容量に
設定されており、図示の実施形態においては第1のコン
プレッサ21の容量は1回転当たり125cc(125
cc/1回転当たり)に設定され、第2のコンプレッサ
22の容量は1回転当たり50cc(50cc/1回転
当たり)に設定されている。本発明者等の実験による
と、車両の走行時に走行用エンジン3で大容量の第1の
コンプレッサ21を駆動して冷凍装置2を作動し十分な
冷却効果を得ることにより、駐車時には小容量の第2の
コンプレッサ22を駆動して冷凍装置2を作動しても配
送品の品質を良好に維持できることが判った。即ち、車
両の走行中に一度冷却された冷凍・冷蔵庫5は、それ自
体が蓄冷材として機能するため、車両の駐車時における
再冷却にはそれ程大きなエネルギーを必要としない。従
って、車両の駐車時に作動せしめられる第2のコンプレ
ッサ22は、その容量を第1のコンプレッサ21の容量
より小容量に設定することができる。このように、小容
量の第2のコンプレッサ22を用いることにより、第2
のコンプレッサ22を駆動する交流電動機25(M1)
も小容量のものを使用することができ、消費電力を少な
くすることができる。この結果、交流電動機25(M
1)の駆動電源であるバッテリ4に充電を充電するため
の上記交流発電機6(ACG)は、その発電容量を更に
小容量化することが可能となる。
【0016】図示の実施形態における冷凍・冷蔵車は、
図2に示す制御手段100を具備している。制御手段1
00は、マイクロコンピュータによって構成されてお
り、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置
(CPU)101と、制御プログラムを格納するリード
オンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納す
る読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)1
03と、計時手段としてのタイマ104(T)と、入力
インターフェース105および出力インターフェース1
06とを備えている。このように構成された制御手段1
00の入力インターフェース105には、上記庫内温度
センサー11(SNS)の検出信号が入力される。また
入力インターフェース105には、走行用エンジン3の
が作動しているか否かを検出するエンジン作動検出手段
として機能する始動スイッチ12(SW1)、冷凍・冷
蔵車の図示しない運転室に配置された冷凍機制御板に配
設された冷凍装置作動指示手段として機能する冷凍装置
作動スイッチ13(SW2)、冷凍・冷蔵庫5の図示し
ない扉の開閉状態を検出するための扉開閉状態検出手段
としての扉スイッチ14(SW3)および冷凍・冷蔵車
の図示しない運転室に配置された冷凍装置制御パネルに
配設されている冷凍温度設定器15(FTS)からの信
号が入力される。なお、扉開閉スイッチ14(SW3)
は、図示の実施形態においては冷凍・冷蔵庫5の図示し
ない扉が開いているときON信号を出力し、扉が閉じて
いるときにはOFF信号を出力するように構成されてい
る。一方、上記出力インターフェース106からは上記
交流電動機25(M1)、直流電動機232(M2)お
よび直流電動機242(M3)、インバータ9(IN
V)、電磁クラッチ211(CLT)等に制御信号を出
力する。
【0017】図示の実施形態における冷凍・冷蔵車は以
上のように構成されており、以下、その作用について図
3および図4に示すフローチャートをも参照して具体的
に説明する。制御手段100は、先ずステップS1にお
いて走行用エンジン3の始動スイッチ12(SW1)が
ONしているか否か、即ち走行用エンジン3が作動して
いるか否かをチェックする。始動スイッチ12(SW
1)がONしている場合には、制御手段100は走行用
エンジン3が作動しているものと判断し、走行時モード
で冷凍装置2を作動するためにステップS2に進む。一
方、始動スイッチ12(SW1)がONしていない場合
には、制御手段100は走行用エンジン3が作動してい
ないと判断し、駐車時モードで冷凍装置2を作動するた
めにステップS11に進む。
【0018】ステップS1において始動スイッチ12
(SW1)がONしている場合には、制御手段100は
走行時モードで冷凍装置2を作動するためにステップS
2に進んで、冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がO
Nしているか否かをチェックする。ステップS2におい
て冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がONしていな
ければ、制御手段100は冷凍装置2を作動する必要が
ないと判断し、ステップS3に進んで走行用エンジン3
の駆動力を第1のコンプレッサ21に伝達するコンプレ
ッサ作動機構の電磁クラッチ211(CLT)、第2の
コンプレッサ22を駆動する交流発電機6(ACG)、
コンデンサ23の送風ファン231駆動用の直流電動機
232(M2)およびエバポレータ24の送風ファン2
41駆動用の直流電動機242(M3)を停止し、冷凍
装置2の作動を停止する。一方、ステップS2において
冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がONしていれ
ば、制御手段100は冷凍装置2を作動する必要がある
と判断し、ステップS4に進んで上記電磁クラッチ21
1(CLT)を付勢するとともに、コンデンサ23の送
風ファン231駆動用の直流電動機232(M2)およ
びエバポレータ24の送風ファン241駆動用の直流電
動機242(M3)を作動せしめる。この結果、第1の
コンプレッサ21が走行用エンジン3の動力によって駆
動され、冷凍装置2内の冷媒が配管261、ダブルチェ
ックバルブ27、配管263、コンデンサ23、配管2
64、エバポレータ24、配管265、コンデンサ2
3、配管266、配管267、第1のコンプレッサ21
の順に形成される第1の冷媒経路を循環して、冷凍装置
2が走行時モードで作動せしめられる。
【0019】上述したようにして冷凍装置2を作動した
ら、制御手段100はステップS5に進んで始動スイッ
チ12(SW1)がONしていか否かを確認する。これ
は冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がONしている
状態で始動スイッチ12(SW1)がOFFされ走行用
エンジン3が停止されることがあり、この場合第1のコ
ンプレッサ21を駆動することができないので、走行用
エンジン3が作動しているか否かを確認するためであ
る。もし、ステップS5において始動スイッチ12(S
W1)がONしていない場合には、制御手段100は走
行用エンジン3が作動していないと判断し、駐車時モー
ドで冷凍装置2を作動するためにステップS11に進
む。ステップS5において始動スイッチ12(SW1)
がONしている場合には、制御手段100は走行用エン
ジン3が作動していると判断し、ステップS6に進んで
庫内温度センサー11(SNS)からの検出信号に基づ
き、庫内温度(TF)が冷凍温度設定器15(FTS)
によって任意に設定された第1の設定温度(TA)、例
えば−25°C以下か否かをチェックする。ステップS
6において庫内温度(TF)が第1の設定温度(TA)
に達していない場合には、制御手段100は上記ステッ
プS2に戻ってステップS2乃至ステップS6を繰り返
し実行する。一方、ステップS6において庫内温度(T
F)が第1の設定温度(TA)に達した場合には、制御
手段100はステップS7に進んで冷凍装置作動スイッ
チ13(SW2)がONしているか否かをチェックす
る。ステップS7において冷凍装置作動スイッチ13
(SW2)がONしていなけれな制御手段100は上記
ステップS2に戻り、ステップS2乃至ステップS7を
繰り返し実行する。一方、ステップS7において冷凍装
置作動スイッチ13(SW2)がONしていれば制御手
段100はステップS8に進んで、電磁クラッチ211
(CLT)を除勢して第1のコンプレッサ21の作動を
停止するとともに、直流電動機232(M2)および直
流電動機242(M3)を停止してコンデンサ23の送
風ファン231およびエバポレータ24の送風ファン2
41の作動を停止する。
【0020】上記ステップS8において第1のコンプレ
ッサ21の作動を停止するとともに、コンデンサ23の
送風ファン231およびエバポレータ24の送風ファン
241の作動を停止したならば、制御手段100はステ
ップS9に進んで、始動スイッチ12(SW1)がON
しているか否か、即ち走行用エンジン3が作動している
か否かをもう一度確認する。ステップS9において始動
スイッチ12(SW1)がONしていない場合には、制
御手段100は走行用エンジン3が作動していないと判
断し、駐車時モードで冷凍装置2を作動するためにステ
ップS11に進む。ステップS9において始動スイッチ
12(SW1)がONしている場合には、制御手段10
0は走行用エンジン3が作動していると判断し、ステッ
プS10に進んで庫内温度センサー11(SNS)から
の検出信号に基づき、庫内温度(TF)が冷凍温度設定
器15(FTS)によって任意に設定された第2の設定
温度(TB)、例えば−20°Cまで上昇したか否かを
チェックする。ステップS10において庫内温度(T
F)が第2の設定温度(TB)まで上昇した場合には、
冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がONされている
かぎり冷凍装置2を作動する必要があるので、制御手段
100は上記ステップS2に戻ってステップS2乃至ス
テップS10を繰り返し実行する。一方、ステップS1
0において庫内温度(TF)が第2の設定温度(TB)
まで上昇していない場合には、制御手段100は庫内温
度(TF)が上記第1の設定温度(TA)と第2の設定
温度(TB)の温度範囲に保持されていると判断し、上
記ステップS7に戻ってステップS7乃至ステップS1
0を繰り返し実行する。
【0021】次に、上述したステップS1、ステップS
5およびステップS9において始動スイッチ12(SW
1)がONしていない場合、即ち始動スイッチ12(S
W1)がOFFして走行用エンジン3が停止している駐
車時モードで冷凍装置2を作動する場合について説明す
る。上述したステップS1、ステップS5およびステッ
プS9において始動スイッチ12(SW1)がONして
いない場合、制御手段100はステップS11に進んで
電磁クラッチ211(CLT)を除勢して第1のコンプ
レッサ21の作動を停止するとともに、直流電動機23
2(M2)および直流電動機242(M3)を停止して
コンデンサ23の送風ファン231およびエバポレータ
24の送風ファン241の作動を停止する。そして、制
御手段100はステップS12に進んで冷凍・冷蔵庫5
の図示しない扉の開閉状態を検出する扉スイッチ14
(SW3)がON、即ち冷凍・冷蔵庫5内の食料品等を
取り出して配達するために扉が開けられた状態か否かを
チェックする。ステップS12において扉スイッチ14
(SW3)がONしていない場合には冷凍・冷蔵庫5の
扉が閉じた状態であるので待ち、扉スイッチ14(SW
3)がONしたならば制御手段100は冷凍・冷蔵庫5
の扉が開けられたと判断し、ステップS13に進んでタ
イマ104(T)を所定の設定時間(T1)にセットす
る。この設定時間(T1)は、図示の実施形態において
は例えば2分間に設定されている。
【0022】ここで、冷凍・冷蔵庫5の扉が開けられた
時点からの設定時間(T1)について説明する。本発明
者等の実験によれば、冷凍・冷蔵庫5の扉が開けられた
状態において冷凍装置2を作動すると、扉が開けられた
直後の所定時間内は冷凍装置2を作動しないときよりも
庫内温度がむしろ上昇することが判った。図5は、容積
が約1mの冷凍・冷蔵庫5を用い、外気温度が35°
Cで、冷凍・冷蔵庫5内の温度が−18°Cの状態で扉
が開けられた時点からの経過時間(扉開放時間)と庫内
温度の関係を示す実験結果を示すグラフである。図5に
おいて、破線は冷凍装置2を作動させた状態での庫内温
度の上昇経過を示し、実線は冷凍装置2を停止した状態
での庫内温度の上昇経過を示している。図5から判るよ
うに、冷凍・冷蔵庫5の扉が開けられた時点から2分以
内であると、冷凍装置2を作動するよりも冷凍装置2を
作動しない方が庫内温度が低い状態に抑えられており、
扉が開けられてから1分の時点では冷凍装置2を作動し
ない方が庫内温度が5°Cも低い。冷凍装置2を作動し
たとき庫内温度の上昇が大きいのは、冷凍装置2の作動
によって冷凍・冷蔵庫5内の冷気が強制循環されて庫外
へ排出され、この庫外へ排出された冷気に相当する外気
が庫内に進入するからである。一方、冷凍装置2が作動
しないと冷凍・冷蔵庫5内の冷気が強制循環されないた
め庫外への排出が抑えられ、この結果、扉が開けられた
直後の所定時間内は庫内温度の上昇が抑えられる。ま
た、庫内温度が上昇すると、エバポレータ24から送り
出される冷媒の温度が上昇して第2のコンプレッサ22
の負荷が増大し、第2のコンプレッサ22駆動用の交流
電動機25(M1)の消費電力が増大するという問題も
発生する。従って、図示の実施形態においては、冷凍・
冷蔵庫5の扉が開けられた時点から所定時間は冷凍装置
2の作動を停止すべく、上記設定時間(T1)を2分間
に設定している。
【0023】上記ステップS13においてタイマ104
(T)を設定時間(T1)にセットしたならば、制御手
段100はステップS14に進んで冷凍・冷蔵庫5の扉
が開けられてからの経過時間(TS)が設定時間(T
1)以内か否かをチェックする。ステップS14におい
て冷凍・冷蔵庫5の扉が開けられてからの経過時間(T
S)が設定時間(T1)以内であるならば、制御手段1
00は上述したように冷凍装置2の作動を停止すべくス
テップS15に進んで、第2のコンプレッサ22駆動用
の交流電動機25(M1)の作動を停止するとともに、
コンデンサ23の送風ファン231駆動用の直流電動機
232(M2)およびエバポレータ24の送風ファン2
41駆動用の直流電動機242(M3)の作動を停止す
る。そして、制御手段100はステップS16に進ん
で、冷凍・冷蔵庫5の扉の開閉状態を検出する扉スイッ
チ14(SW3)がOFF、即ち冷凍・冷蔵庫5の扉が
閉められたか否かをチェックする。ステップS16にお
いて扉スイッチ14(SW3)がOFFされていない場
合には、制御手段100は冷凍・冷蔵庫5の扉が閉めら
れていないと判断し、上記ステップS14に移行する。
【0024】上記ステップS16において扉スイッチ1
4(SW3)がOFFされた場合には、制御手段100
は冷凍・冷蔵庫5の扉が閉められたと判断し、ステップ
S17に進んで庫内温度センサー11(SNS)からの
検出信号に基づき、庫内温度(TF)が冷凍温度設定器
15(FTS)によって任意に設定された第1の設定温
度(TA)、例えば−25°C以下か否かをチェックす
る。ステップS17において庫内温度(TF)が第1の
設定温度(TA)以下の場合には、冷凍装置2を作動す
る必要がないので、制御手段100は上記ステップS1
4に移行する。一方、ステップS17において庫内温度
(TF)が第1の設定温度(TA)に達していない場合
には、冷凍装置2を作動して庫内温度(TF)を下げる
必要があるので、制御手段100はステップS18に進
んで第2のコンプレッサ22駆動用の交流電動機25
(M1)を作動するとともに、コンデンサ23の送風フ
ァン231駆動用の直流電動機232(M2)およびエ
バポレータ24の送風ファン241駆動用の直流電動機
242(M3)を作動し、冷凍装置2を駐車時モードで
作動せしめて上記ステップS14に移行する。
【0025】次に、上記ステップS14において冷凍・
冷蔵庫5の扉が開けられてからの経過時間(TS)が設
定時間(T1)を経過した場合について説明する。上記
ステップS14において冷凍・冷蔵庫5の扉が開けられ
てからの経過時間(TS)が設定時間(T1)以内でな
く、設定時間(T1)を越えている場合には、制御手段
100はステップS19に進んで始動スイッチ12(S
W1)がOFFしているか否かを確認する。これは冷凍
装置作動スイッチ13(SW2)がONしている状態で
始動スイッチ12(SW1)が再びONされ走行用エン
ジン3が作動されることがあり、この場合第1のコンプ
レッサ21を走行用エンジン3によって駆動し、走行時
モードで冷凍装置2を作動するようにするためである。
ステップS19において始動スイッチ12(SW1)が
OFFしていない場合には、制御手段100は始動スイ
ッチ12(SW1)が再度ONされ走行用エンジン3が
作動されていると判断し、ステップS20に進んで第2
のコンプレッサ22駆動用の交流電動機25(M1)の
作動を停止するとともに、コンデンサ23の送風ファン
231駆動用の直流電動機232(M2)およびエバポ
レータ24の送風ファン241駆動用の直流電動機24
2(M3)の作動を停止し、上記ステップS2に移行し
て走行モードで冷凍装置2を作動する。なお、ステップ
S20において第2のコンプレッサ22駆動用の交流電
動機25(M1)の作動を停止するのは、駐車時モード
のルーチンを何度か繰り返し実行している中に第2のコ
ンプレッサ22駆動用の交流電動機25(M1)が作動
している場合があり、この状態でステップS2乃至ステ
ップS10の走行モードを実行すると、第1のコンプレ
ッサ21と第2のコンプレッサ22が同時に作動される
場合が生じ、これを防止するためにステップS20にお
いては第2のコンプレッサ22駆動用の交流電動機25
(M1)の作動を停止する。
【0026】上記ステップS19において始動スイッチ
12(SW1)がOFFしている場合には、制御手段1
00は走行用エンジン3が作動されていないと判断し、
ステップS21進んで冷凍装置作動スイッチ13(SW
2)がONしているか否かをチェックする。ステップS
22において冷凍装置作動スイッチ13(SW2)がO
Nしていなければ、制御手段100は冷凍装置2を作動
する必要がないと判断し、上記ステップS20に進んで
冷凍装置2の作動と停止し、上記ステップS2に移行す
る。一方、ステップS21において冷凍装置作動スイッ
チ13(SW2)がONしていれば、制御手段100は
上記ステップS16に移行し、ステップS16以降の各
ステップを実行する。
【0027】
【発明の効果】本発明による冷凍・冷蔵車は以上のよう
に構成されているので、以下に述べる作用効果を奏す
る。
【0028】即ち、本発明によれば、走行用エンジンが
作動状態の場合には走行用エンジンによって冷凍装置の
第1のコンプレッサを駆動する走行時モードで冷凍装置
を作動せしめ、走行用エンジンが非作動状態の場合には
バッテリの電力によって駆動されるコンプレッサ駆動用
電動機によって冷凍装置の第2のコンプレッサを駆動す
る駐車時モードで冷凍装置を作動せしめるようにしたの
で、車両の駐車時に走行用エンジンを停止した状態にお
いても冷凍装置を作動することができる。また、冷凍・
冷蔵庫の扉が開状態になった時点から所定時間経過する
まで冷凍装置の作動を停止するので、冷気の庫外への流
出量が抑えられるため、庫内温度の上昇を抑えることが
できるとともに、冷凍装置の駆動源であるバッテリの電
力消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された冷凍・冷蔵車の概略
構成ブロック図。
【図2】本発明に従って構成された冷凍・冷蔵車に装備
される制御手段のブロック図。
【図3】図2に示す制御手段の動作の一実施形態を示す
フローチャート。
【図4】図2に示す制御手段の動作の他の実施形態を示
すフローチャート。
【図5】冷凍・冷蔵庫の扉が開けられた時点からの経過
時間(扉開放時間)と庫内温度の関係を示す実験結果を
示すグラフ。
【符号の説明】
2:冷凍装置 21:第1のコンプレッサ 211:電磁クラッチ 212:ベルト伝動機構 22:第2のコンプレッサ 23:コンデンサ 231:送風ファン 232:直流電動機(M2) 24:エバポレータ 241:送風ファン 242:直流電動機(M3) 25:交流電動機(M1) 27:ダブルチェックバルブ 3:走行用エンジン 4:バッテリ 5:冷凍・冷蔵庫 6:交流発電機(ACG) 61:ベルト伝動機構 7:整流器 8:自動電圧調整器 9:インバータ(INV) 11:庫内温度センサー(SNS) 12:始動スイッチ(SW1) 13:冷凍装置作動スイッチ(SW2) 14:扉スイッチ(SW3) 100:制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 秀昭 東京都品川区南大井6丁目26番1号 い すゞ自動車株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA01 AA02 BA02 CA02 DA02 EA01 LA05 MA12 NA15 PA02 PA03 PA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンプレッサによって循環せしめ
    られる第1の冷媒経路と、第2のコンプレッサによって
    循環せしめられる第2の冷媒経路とを有する冷凍装置
    と、 車両に搭載された走行用エンジンの駆動力を該第1のコ
    ンプレッサに伝達するコンプレッサ作動機構と、 該走行用エンジンによって駆動される発電機と、 該発電機によって発電された電力を蓄えるバッテリと、 該バッテリの電力によって駆動され該第2のコンプレッ
    サを駆動せしめるコンプレッサ駆動用電動機と、 該走行用エンジンが作動しているか否かを検出するエン
    ジン作動検出手段と、 該冷凍装置の作動を指示する冷凍装置作動指示手段と、 該冷凍装置によって冷却される冷凍・冷蔵庫の扉の開閉
    状態を検出する扉開閉状態検出手段と、 該エンジン作動検出手段、該冷凍装置作動指示手段およ
    び該扉開閉状態検出手段からの信号に基づいて該冷凍装
    置を制御する制御手段と、を具備し、 該制御手段は、該走行用エンジンが作動状態で該冷凍装
    置作動指示手段によって該冷凍装置の作動を指示された
    場合には該コンプレッサ作動機構を作動して該第1のコ
    ンプレッサを駆動する走行時モードで該冷凍装置を作動
    せしめ、該走行用エンジンが非作動状態で該冷凍装置作
    動指示手段によって該冷凍装置の作動を指示された場合
    には該コンプレッサ駆動用電動機を駆動して該第2のコ
    ンプレッサを駆動する駐車時モードで該冷凍装置を作動
    せしめるとともに、該冷凍・冷蔵庫の扉が開状態になっ
    た時点から所定時間経過するまで該冷凍装置の作動を停
    止する、 ことを特徴とする冷凍・冷蔵車。
JP2000319152A 2000-10-19 2000-10-19 冷凍・冷蔵車 Pending JP2002130891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000319152A JP2002130891A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 冷凍・冷蔵車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000319152A JP2002130891A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 冷凍・冷蔵車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002130891A true JP2002130891A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18797664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000319152A Pending JP2002130891A (ja) 2000-10-19 2000-10-19 冷凍・冷蔵車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002130891A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312397A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Denso Corp 車載冷凍機用制御装置
DE102009050720B4 (de) * 2009-10-26 2012-09-20 Bombardier Transportation Gmbh Steuervorrichtung für eine Kompressoreinrichtung
JP2014001874A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Topre Corp 車両用冷蔵・冷凍装置、及びその制御方法
WO2018005978A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of mode-based compressor speed control for refrigerated vehicle compartment
US10300766B2 (en) 2016-06-30 2019-05-28 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of controlling passage of refrigerant through eutectic plates and an evaporator of a refrigeration system for a container of a vehicle
US10315495B2 (en) 2016-06-30 2019-06-11 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of controlling compressor, evaporator fan, and condenser fan speeds during a battery mode of a refrigeration system for a container of a vehicle
US10328771B2 (en) 2016-06-30 2019-06-25 Emerson Climated Technologies, Inc. System and method of controlling an oil return cycle for a refrigerated container of a vehicle
US10414241B2 (en) 2016-06-30 2019-09-17 Emerson Climate Technologies, Inc. Systems and methods for capacity modulation through eutectic plates
US10532632B2 (en) 2016-06-30 2020-01-14 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods for high ambient conditions
US10562377B2 (en) 2016-06-30 2020-02-18 Emerson Climate Technologies, Inc. Battery life prediction and monitoring
US10569620B2 (en) 2016-06-30 2020-02-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods to reduce flooded startup conditions
CN111169498A (zh) * 2020-01-10 2020-05-19 中车山东机车车辆有限公司 一种用于车轴发电的铁路冷藏车监控***及方法
JP2020085406A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫
WO2020202424A1 (ja) * 2019-04-01 2020-10-08 三菱電機株式会社 空気調和機

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312397A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Denso Corp 車載冷凍機用制御装置
JP4544022B2 (ja) * 2005-05-09 2010-09-15 株式会社デンソー 車載冷凍機用制御装置
DE102009050720B4 (de) * 2009-10-26 2012-09-20 Bombardier Transportation Gmbh Steuervorrichtung für eine Kompressoreinrichtung
JP2014001874A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Topre Corp 車両用冷蔵・冷凍装置、及びその制御方法
US10532632B2 (en) 2016-06-30 2020-01-14 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods for high ambient conditions
US10654341B2 (en) 2016-06-30 2020-05-19 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of controlling passage of refrigerant through eutectic plates and an evaporator of a refrigeration system for a container of a vehicle
US10300766B2 (en) 2016-06-30 2019-05-28 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of controlling passage of refrigerant through eutectic plates and an evaporator of a refrigeration system for a container of a vehicle
US10315495B2 (en) 2016-06-30 2019-06-11 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of controlling compressor, evaporator fan, and condenser fan speeds during a battery mode of a refrigeration system for a container of a vehicle
US10328771B2 (en) 2016-06-30 2019-06-25 Emerson Climated Technologies, Inc. System and method of controlling an oil return cycle for a refrigerated container of a vehicle
US10414241B2 (en) 2016-06-30 2019-09-17 Emerson Climate Technologies, Inc. Systems and methods for capacity modulation through eutectic plates
WO2018005978A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of mode-based compressor speed control for refrigerated vehicle compartment
US10562377B2 (en) 2016-06-30 2020-02-18 Emerson Climate Technologies, Inc. Battery life prediction and monitoring
US10569620B2 (en) 2016-06-30 2020-02-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods to reduce flooded startup conditions
CN109641548A (zh) * 2016-06-30 2019-04-16 艾默生环境优化技术有限公司 用于制冷交通工具舱室的基于模式的压缩机速度控制的***和方法
US11660934B2 (en) 2016-06-30 2023-05-30 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods to reduce flooded startup conditions
US11046152B2 (en) 2016-06-30 2021-06-29 Emerson Climate Technologies, Inc. Startup control systems and methods to reduce flooded startup conditions
US11014427B2 (en) 2016-06-30 2021-05-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Systems and methods for capacity modulation through eutectic plates
US10828963B2 (en) 2016-06-30 2020-11-10 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method of mode-based compressor speed control for refrigerated vehicle compartment
JP2020085406A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫
JP7032026B2 (ja) 2018-11-30 2022-03-08 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫
WO2020202424A1 (ja) * 2019-04-01 2020-10-08 三菱電機株式会社 空気調和機
CN111169498A (zh) * 2020-01-10 2020-05-19 中车山东机车车辆有限公司 一种用于车轴发电的铁路冷藏车监控***及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6138460A (en) Temperature control apparatus for refrigerator and control method therefor
JP2002130891A (ja) 冷凍・冷蔵車
US6196009B1 (en) Freezer/refrigerator vehicle
JPH10318645A (ja) 冷蔵庫
JPH10236151A (ja) 車両用コンプレッサの制御装置
JP2002130889A (ja) 冷凍・冷蔵車
JP2002127740A (ja) 冷凍・冷蔵車
JP2002127809A (ja) 冷凍・冷蔵車
JP2002130890A (ja) 冷凍・冷蔵車
JP2005257095A (ja) 気体冷却装置付車両
JPH11101548A (ja) 冷蔵庫
JP3530043B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH10197123A (ja) 輸送用冷凍装置
JP2000121177A (ja) 冷凍装置
JP2000121176A (ja) 冷凍装置
JP4544022B2 (ja) 車載冷凍機用制御装置
JP2809360B2 (ja) 輸送用冷凍装置
JPH0545010A (ja) 陸上輸送用冷凍装置
JPH04313672A (ja) 冷凍装置
JPH06109352A (ja) コンテナ用冷凍ユニット
JPH0539968A (ja) 輸送用冷凍装置
JPH04295572A (ja) 冷凍装置
JPS62283016A (ja) 車両用冷房・冷蔵制御装置
JP2000121201A (ja) 冷凍・冷蔵車
JPH10160315A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050816