JP2002124034A - データ変換方法および装置、データ記録方法および装置、データ再生方法および装置、並びに光記録媒体 - Google Patents

データ変換方法および装置、データ記録方法および装置、データ再生方法および装置、並びに光記録媒体

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JP2002124034A
JP2002124034A JP2000317669A JP2000317669A JP2002124034A JP 2002124034 A JP2002124034 A JP 2002124034A JP 2000317669 A JP2000317669 A JP 2000317669A JP 2000317669 A JP2000317669 A JP 2000317669A JP 2002124034 A JP2002124034 A JP 2002124034A
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bits
pits
pit
recording medium
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Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
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Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加データをメインデータに基づいて形成さ
れるピットの記録位置の変位やピット形状の変化として
記録するものであって、メインデータの再生に支障を来
たさないようにする。 【解決手段】 付加データは、M(Mは2以上の整数)
ビットを、N(N>Mなる整数)ビットに変換する。変
換後のNビットでは、“1”と“0”の数が同数となる
ように、あるいはNRZI(Non Return t
o Zero Inverted)表記でハイレベルと
ローレベルの数が同数になるように、変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主データとして
の第1のデータに加えて付加データとしての第2のデー
タが記録された光記録媒体、この光記録媒体に主データ
とともに付加データを記録するデータ記録装置およびデ
ータ記録方法、並びに第1および第2のデータが記録さ
れた光記録媒体からの第1および第2のデータを再生す
るデータ再生装置およびデータ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクとしてコンパクトディスク
(以下、CDと略す)が普及している。CDにおいて
は、オーディオデータを順次ブロック化して誤り訂正符
号等を付加した後、EFM(Eight To Fou
rteen Modulation)変調し、その変調
結果をNRZI(Non Return to Zer
oInverted)変調により記録している。
【0003】EFM変調の結果、チャンネルクロックの
周期である基本の周期をTとしたとき、この基本の周期
Tを単位にした周期3T〜周期11Tの9種類の長さに
よるピットおよびランドの繰り返しにより、オーディオ
データが記録されている。
【0004】CDの場合、記録されるオーディオデータ
に基づいて光ディスクに形成されるピットは、周期3T
〜周期11Tに対応してトラックに沿った方向(以下ト
ラック方向という)の長さであるピット長が約0.87
μm〜3.18μm、トラック方向と直交する方向(ト
ラックの幅方向)の長さであるピット幅が約0.5μ
m、その深さが約0.1μmとして形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDに記録
された楽曲などのデジタルコンテンツの著作権保護が要
請されており、次世代のCDでは、オーディオデータを
暗号化して記録することが提案されている。そして、そ
の場合に、再生時の暗号解読のための暗号キーのデータ
を、付加データとして、CDに併せて記録するようにす
ることが提案されている。
【0006】この場合に、暗号キーのデータは、CDの
コンテンツデータがデッドコピーされた場合においては
再生できないようにすることが重要である。そのため、
マスタリング技術では記録できるが、コンスーマ用の記
録装置では記録できないような態様で暗号キーを記録す
ることが考えられている。
【0007】すなわち、その一つは、ピット記録位置を
暗号キーの情報に応じてトラックの幅方向の中心位置か
らずらすウォブル法である。図11は、このウォブル法
を説明するための図である。
【0008】この図11において、図11(A)は、E
FM変調データの一部のシリアルデータ列を示す。この
シリアルデータ列をNRZI変調してチャンネルデータ
を生成する(図11(B))。
【0009】通常のコンパクトディスクの場合では、図
11(C)に示すように、図11(B)のチャンネルデ
ータに応じて、直線的に移動するレーザビームの照射が
オン、オフ制御されて、ピット幅0.5〔μm〕のビッ
ト列が形成される。したがって、このときには、複数個
のピットとピット間のランドからなるトラックの幅方向
の中心(以下、トラックセンタという)Tcは、図11
(C)の点線で示すように、各ピットPの幅方向の中心
Pcと常に一致する。
【0010】これに対してウォブル法においては、図1
1(D)に示すように、各ピットPの形成位置を、付加
データに応じて、トラック方向に直交する方向、つまり
トラックの幅方向にずらしてピットPを形成するもので
ある。図11(D)の例においては、付加データが
“1”のときには、ピットPの形成位置を、トラック方
向に直交する方向であって、トラックセンタよりも左側
にずらし、付加データが“0”のときには、ピットPの
形成位置を、トラック方向に直交する方向であって、ト
ラックセンタよりも右側にずらす。
【0011】このとき、ピットPの形成位置のずらし量
は、そのピットの幅方向の中心位置Pc(図11(D)
の一点鎖線)と、トラックセンタTcとの距離が、例え
ば50nmというように、オーディオデータの記録時の
ピット形成位置のずれ量としてCD規格上で許容された
範囲内の値とされている。
【0012】このピットPの形成位置のトラックの幅方
向の変位は、例えばいわゆるプッシュプル法による受光
出力としてのトラッキングエラーとして検出されるの
で、そのトラッキングエラーを2値化することにより、
付加データを再生することができる。しかし、書込み可
能なCD−R(Compact Disc−Recor
dable)やCD−RW(Compact Disc
−ReWritable)に記録する場合には、図11
(C)のようにしかピットは形成できず、すなわち、ウ
ォブルさせることはできないので、不正なコピーをした
場合には、暗号を解読するための暗号キーの情報が再生
できないことになり、適正な著作権保護ができるように
なる。
【0013】マスタリング技術では記録できるが、コン
スーマ用の記録装置では記録できないような態様で暗号
キーを記録する方法の他の一つは、ピットの形状を付加
データに応じて変形する方法である。
【0014】図12は、この方法の一例を説明するため
の図である。この図12は、図11に対応するもので、
図12(D)がピットの形状の変形例を示すものであ
る。すなわち、この例では、付加データが“1”のとき
には、ピットPの形状を、トラック方向の左側の中央部
分を凹ました形状とし、付加データが“0”のときに
は、ピットPの形状を、トラック方向の右側の中央部分
を凹ました形状とする。この方法の場合にも、ピットP
の形状の変形は、オーディオデータの再生についての規
格の範囲内のものとされる。
【0015】このようなピットPの形状の変形は、上述
の第1の方法と同様に、例えばいわゆるプッシュプル法
による受光出力としてのトラッキングエラーとして検出
されるので、そのトラッキングエラーを2値化すること
により、付加データを再生することができる。しかし、
書込み可能なCD−RやCD−RWに記録する場合に
は、前述したように、図11(C)および図12(C)
のようにしかピットは形成できないので、不正なコピー
をした場合には、暗号を解読するための暗号キーの情報
が再生できないことになり、適正な著作権保護ができる
ようになる。
【0016】しかしながら、上述のように、ピットをウ
ォブルする方法やピットの形状を変形させる方法で記録
した付加データは、トラッキングエラーとしてCDから
抽出し、2値化して再生する。このため、付加データと
して、“0”または“1”の数がどちらか一方に偏った
ものとなると、トラッキングエラーの蓄積により、オー
ディオデータの再生時にトラッキングずれが生じる問題
がある。
【0017】この発明は、以上のような付加データの記
録および再生に好適なデータ変換方法およびそのデータ
変換方法を用いたデータ記録方法、そのデータ記録方法
で記録されたデータの再生方法であって、上記の問題を
回避できるものを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によるデータ変換方法においては、M(M
は2以上の整数)ビットを、N(N>Mなる整数)ビッ
トに変換するものであって、変換後の前記Nビットで
は、“1”と“0”の数が同数となるように、あるいは
NRZI(Non Return to Zero I
nverted)表記でハイレベルとローレベルの数が
同数になるように、変換することを特徴とする。
【0019】また、この発明によるデータ変換装置は、
M(Mは2以上の整数)ビットのデータを受け、“1”
と“0”の数が同数となるような、あるいはNRZI表
記でハイレベルとローレベルの数が同数になるような、
N(N>Mなる整数)ビットのデータを出力することを
特徴とする。
【0020】上述の構成のデータ変換方法およびデータ
変換装置を用いれば、変換後の2値データの“1”と
“0”の数が同数となり、あるいは、NRZI表記でハ
イレベルとローレベルの数が同数になるので、変換後の
データに応じてピットウォブルを行ったり、ピット変形
をしても、トラッキングエラーが蓄積することがなくな
る。
【0021】また、請求項7の発明によるデータ記録方
法は、複数のピットと、ピット間のランドとによってト
ラックが構成される光記録媒体に、第1のデータに基づ
いて前記複数のピットを形成して、前記第1のデータを
記録すると共に、第2のデータに基づいて前記複数のピ
ットの少なくとも一部を前記トラックの幅方向の中心か
ら変位させることにより前記第2のデータを記録するデ
ータ記録方法において、前記第2のデータは、M(Mは
2以上の整数)ビットを、N(N>Mなる整数)ビット
に変換するものであって、前記Nビットのデータで
“1”と“0”の数が同数となるように、あるいはNR
ZI表記でハイレベルとローレベルの数が同数になるよ
うに、変換して記録することを特徴とする。
【0022】上述の構成の請求項7のデータ記録方法に
おいては、第1のデータに基づいて形成された複数のピ
ットの少なくとも一部を、第2のデータに基づいてトラ
ックの幅方向の中心から変位させるピットウォブルによ
り第2のデータが付加的に記録される。そして、この際
に、第2のデータは、MビットからNビットに変換され
て記録されるものであるが、変換後の2値データの
“1”と“0”の数が同数となり、あるいは、NRZI
表記でハイレベルとローレベルの数が同数になるように
されるので、変換後のデータに応じてピットウォブルを
行っても、トラッキングエラーの蓄積が軽減される。し
たがって、第1のデータについての再生に支障を来たす
ことがほとんどないようすることができる。
【0023】また、請求項8の発明は、上記の請求項7
のデータ記録方法において、前記第2のデータに基づい
て前記トラックの幅方向の中心から変位させるピット
は、トラック延長方向の長さが所定の長さのピットのみ
とすることを特徴とする。
【0024】この請求項8の発明によれば、ウォブルさ
れるピットは、トラック方向の長さが等しいピットのみ
とされるので、変換後のデータに応じてピットウォブル
を行っても、トラッキングエラーの蓄積がなくなる。し
たがって、第1のデータについての再生に支障を来たす
ことがない。
【0025】また、請求項14の発明によるデータ記録
方法は、複数のピットと、ピット間のランドとによって
トラックが構成される光記録媒体に、第1のデータに基
づいて前記複数のピットを形成して、前記第1のデータ
を記録すると共に、第2のデータに基づいて前記複数の
ピットを変形させて記録するデータ記録方法において、
前記第2のデータは、M(Mは2以上の整数)ビット
を、N(N>Mなる整数)ビットに変換するものであっ
て、前記Nビットのデータで“1”と“0”の数が同数
となるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロ
ーレベルの数が同数になるように、変換して記録するこ
とを特徴とする。
【0026】上述の構成の請求項14のデータ記録方法
においては、第1のデータに基づいて形成された複数の
ピットの少なくとも一部を、第2のデータに基づいて変
形させることにより第2のデータが付加的に記録され
る。そして、この際に、第2のデータは、Mビットから
Nビットに変換されて記録されるものであるが、変換後
の2値データの“1”と“0”の数が同数となり、ある
いは、NRZI表記でハイレベルとローレベルの数が同
数になるようにされるので、変換後のデータに応じてピ
ット変形を行っても、トラッキングエラーの蓄積が軽減
される。したがって、第1のデータについての再生に支
障を来たすことがほとんどないようすることができる。
【0027】また、請求項15の発明は、上記の請求項
14のデータ記録方法において、前記第2のデータに基
づいて前記変形させるピットは、トラック延長方向の長
さが所定の長さのピットのみとすることを特徴とする。
【0028】この請求項15の発明によれば、ウォブル
されるピットは、トラック方向の長さが等しいピットの
みとされるので、変換後のデータに応じてピット変形を
行っても、トラッキングエラーの蓄積がなくなる。した
がって、第1のデータについての再生に支障を来たすこ
とがない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を参照して説明する。
【0030】[データ記録方法およびデータ記録装置の
第1の実施の形態]以下に説明する第1の実施の形態
は、CDのような光ディスクに対してこの発明を適用し
た場合である。図1は、データ記録装置の実施の形態と
しての光ディスク記録装置1を示す図である。
【0031】この光ディスク記録装置1は、この発明に
よる光記録媒体の実施の形態としての光ディスクの製造
に用いるものである。この光ディスクの製造に際して
は、まず、光ディスク記録装置1により、露光されたデ
ィスク原盤2を現像した後、電鋳処理することによって
マザーディスクが作成される。そして、マザーディスク
からスタンパを形成し、このスタンパを装着した金型装
置を用いてディスク基板を成型し、この成型されたディ
スク基板に反射膜を被着するなどして光ディスクが製造
される。
【0032】光ディスク記録装置1によって露光処理さ
れるディスク原盤2は、例えば平坦なガラス基板に感光
剤(フォトレジスト)を塗布して形成される。ディスク
原盤2は、スピンドルモータ3により回転駆動される載
置台(図示せず)上に載置される。スピンドルモータ3
は、スピンドルサーボ回路4の制御によりディスク原盤
2を回転駆動する。
【0033】スピンドルモータ3は、その回転速度に応
じた周波数の周波数信号FGを発生する周波数信号発生
器(図示せず)を備える。スピンドルサーボ回路4は、
周波数信号FGが所定周波数となるように、スピンドル
モータ3を駆動し、それによってディスク原盤2を線速
度一定(CLV)で駆動する。
【0034】記録用レーザ5は、ガスレーザ等により構
成され、所定光量のレーザビームを出射する。光変調器
6は、電気音響光学素子等により構成され、記録用レー
ザ5から入射するレーザビームを、後述する駆動回路9
から供給される駆動信号S1に応じてオン/オフする。
光変調器6からのレーザビームLはミラー7に入射す
る。
【0035】ミラー7は、レーザビームLの光路を例え
ば90゜折り曲げ、ディスク原盤2にレーザビームLを
入射させる。対物レンズ8は、このミラー7からの反射
光をディスク原盤2の記録面、すなわち塗布されている
感光剤に集光する。ミラー7は、図示は省略したが、レ
ーザビームLの反射角度を、後述する駆動回路10から
の駆動信号S2によって制御できるように構成されてい
る。この駆動信号S2によるミラー7の反射角度制御に
より、レーザビームLのディスク原盤2上の入射位置
が、ディスク原盤2の径方向、すなわち、トラック方向
と直交する方向(トラックの幅方向)に、変位するよう
に制御される。
【0036】すなわち、ディスク原盤2に形成されるピ
ットの位置が、トラックセンタに対してディスク原盤2
の径方向のそれぞれ左右の一方に変位するようにウォブ
ルさせることが可能とされる。このピットの形成位置の
変位量は、再生時に再生用のレーザビームがオフトラッ
クせずに、変位しているピットを読み取ることが可能な
所定量以内とされる。つまり、CDの規格上許容される
ピット形成位置変位内の変位量とされる。例えば、この
変位量は、50nmとされる。
【0037】ミラー7および対物レンズ8は、図示しな
いスレッド機構により、ディスク原盤2の回転に同期し
てディスク原盤2の半径方向に順次移動するようにされ
る。これにより光ディスク記録装置1は、レーザビーム
Lの集光位置をディスク原盤2の内周側から外周方向に
順次変位させ、ディスク原盤2上に螺旋状または同心円
状にトラックを形成する。
【0038】このトラック上には、駆動回路9からの変
調信号S1に応じたピット列であって、ピット形成位置
のトラックセンタからの変位が駆動回路10からの変調
信号S2によって変調されたピット列が形成される。
【0039】なお、ミラー7以外にピットを記録方向に
対して左右に変位したものとするために光偏向器を使用
できる。例えばAOD(Acousto Optic
Deflector),EOD(Electro Op
tic Deflector)によって、記録レーザビ
ームを偏向することができる。
【0040】以上のような記録機構を備える光ディスク
記録装置により、オーディオデータやTOC(Tabl
e of Contents)のデータを、メインデー
タとして記録するが、その際、この場合には、オーディ
オデータは、暗号化して記録するようにする。この実施
の形態では、駆動回路9からの変調信号S1は、TOC
データおよび暗号化されたオーディオデータに基づいて
生成される。
【0041】そして、この実施の形態では、オーディオ
データの暗号化を解読するための暗号キーのデータを、
付加データとして記録するようにする。駆動回路10か
らの変調信号S2は、この付加データに基づいて生成さ
れる。さらに、この例においては、後述するように、付
加データに基づく変調信号S2によりウォブルさせられ
るピットは、メインデータのEFMフレームのフレーム
シンク部分の長さが11Tのピットのみとされ、かつ、
リードインエリアに記録されるメインデータのフレーム
シンク部分のみとされる。つまり、この実施の形態で
は、付加データは、リードインエリアのメインデータの
フレームシンクの部分の11Tのピットのウォブル変位
として記録される。
【0042】以下に、メインデータおよび付加データに
ついての記録信号処理について説明する。
【0043】[メインデータの記録について]所定の音
楽源から供給されるオーディオ信号SAは、アナログ−
デジタル変換回路(A/D変換回路)11に供給され
る。A/D変換回路11は、オーディオ信号SAをデジ
タル信号に変換し、サンプリング周波数44.1〔kH
z〕、16ビットパラレルのデジタルオーディオデータ
DAを暗号化回路12に出力する。
【0044】暗号化回路12は、暗号キー発生回路21
からの暗号キーのデータに基づいて暗号化処理を行な
い、その暗号化したオーディオデータをECC(Err
orCorrection Code)エンコーダ13
に供給する。この例では、暗号キー発生回路21は、1
28ビットの暗号キーデータを発生する。ECCエンコ
ーダ13には、既存のコンパクトディスクと同様にリー
ドインエリアに記録するTOC(Table of C
ontents)のデータも入力される。
【0045】ECCエンコーダ13は、その入力データ
について、例えばCIRC(Cross Interl
eave Reed−Solomon Code)によ
るエラー訂正符号の生成付加を行う。
【0046】図示しないシステムコントローラからの指
示により、ECCエンコーダ13は、ディスク原盤2の
リードインエリアへの記録のときには、TOCデータを
ECCエンコード処理して記録変調回路14に出力し、
また、ディスク原盤2のデータエリアへの記録のときに
は、オーディオデータDAをECCエンコード処理して
記録変調回路14に出力する。
【0047】このリードインエリアへのTOCデータの
記録の際に、そのフレームシンクの部分のピット長が1
1Tのピットの記録位置のトラックセンタから左右方向
への変位として付加データが記録される。
【0048】TOCデータには、例えばスタンパより作
成されるオリジナルのコンパクトディスクであることを
示す識別データや、記録される音楽情報に関する情報や
その記録位置のデータなどが含まれる。
【0049】記録変調回路14では、ECCエンコーダ
13からのデータをEFM変調する。このEFM変調に
おいて、データの各バイトから基本周期Tの14倍の周
期による14チャンネルビットを生成し、前述した図1
1(A)に示したように、これら14チャンネルビット
のデータを3チャンネルビットによる接続ビットで接続
する。
【0050】記録変調回路14は、以上のようにして生
成したデータを、例えば図11(A)に示したようなシ
リアルデータ列に変換し、それをNRZI変調して、例
えば図11(B)に示したようなチャンネルデータD1
を生成し、駆動回路9に供給する。
【0051】駆動回路9は、このチャンネルデータD1
を受け、このチャンネルデータD1の論理レベルに対応
してレーザビームをオン/オフさせる駆動信号S1を生
成する。この実施の形態においては、リードインエリア
のデータのEFMフレームのフレームシンクの部分以外
では、通常のコンパクトディスクの場合と同様に、例え
ば図11(C)に示したように、チャンネルデータD1
に応じた駆動信号S1によって、記録用レーザ5からの
レーザビームLがオン・オフ制御されて、ピット幅0.
5〔μm〕のピット列が形成される。
【0052】[付加データとして記録する暗号キーのデ
ータの記録について]リードインエリアのデータのEF
Mフレームのフレームシンクの部分では、11Tの長さ
のピットの形成位置が、付加データとしての暗号キーの
データに応じて、トラック方向に直交する方向の左右に
変位される。すなわち、付加データとしての暗号キーの
データの各ビットの論理“0”または論理“1”が、E
FMフレームのフレームシンクの部分の、ピット長が1
1Tのピットの記録位置のトラック方向に直交する方向
の左右の変位に割り当てられて記録される。
【0053】このとき、前述の課題の欄でも述べたよう
に、ピットの記録位置のトラック方向に直交する方向の
変位はトラッキングエラーの成分となるので、これが蓄
積してメインのデータの再生に影響が生じないようにす
る必要がある。
【0054】そこで、この実施の形態では、付加データ
は、6ビットをシンボル単位として取り扱い、その6ビ
ット/シンボルを8チャンネルビット/シンボルにデー
タ変換する。そして、その変換後の8チャンネルビット
のデータは、論理“0”と、論理“1”とが同数となる
ようにする。
【0055】このようにすれば、トラック方向に直交す
る方向に変位させられるピットが、11Tの同じ長さの
ピットであると共に、左右に変位するピットの数が同数
となるので、付加データに応じてピットの記録位置をト
ラック方向に直交する方向に変位させても、トラッキン
グエラーは1シンボル単位では必ず0になり、付加デー
タのためにトラッキングエラーが蓄積されることがなく
なる。
【0056】そして、この実施の形態では、付加データ
は、エラー訂正符号およびエラー検出用符号が生成付加
されて記録される。すなわち、暗号キー発生回路21か
らの暗号キーデータは、暗号化回路12に供給されると
共に、ECCエンコーダ22に供給される。
【0057】このECCエンコーダ22では、まず、1
28ビットの暗号キーのデータにエラー検出用の16ビ
ットのCRC(Cyclic Redundacy C
heck)コードが付加されて、合計144ビットの付
加データとされる。
【0058】この実施の形態では、この144ビットの
付加データは、メインデータの3個のブロック(=サブ
コードフレーム)に渡って記録するようにする。したが
って、1ブロック当たり、48ビットの暗号キーのデー
タを記録するようにする必要がある。しかし、この実施
の形態では、6ビットの付加データを8チャンネルビッ
トに変換するので、1ブロックには64チャンネルビッ
トを記録する必要がある。
【0059】CDにおいては、1ブロックは、図2
(A)に示すように、98EFMフレームからなる。付
加データは、各EFMフレームのフレームシンク部分に
記録するので、1ブロック当たりに98チャンネルビッ
トの付加データが記録可能である。この実施の形態で
は、付加データは、1ブロック当たりについて、図2
(B)に示すようなデータフォーマットとして記録する
ようにする。図2(B)において、括弧内の数字は、元
の暗号データのビット数を示し、括弧外の数字は、8チ
ャンネルビットにデータ変換したことを示している。
【0060】すなわち、図2(B)において、ブロック
の先頭の2フレームのフレームシンクの部分に記録する
2ビットは、1ブロック当たりの付加データのシンクビ
ット(同期ビット)とする。この2ビットのシンクビッ
トについては、ピットの記録位置の左右への変位は行わ
ないようにする。このようにシンクビットはトラックセ
ンタにあるピットとすることにより、付加データについ
てのシンクビットの検出が容易になる。
【0061】なお、ブロックの先頭の2フレームは、サ
ブコーディングのフォーマットにおける同期パターンを
検出する部分であるので、この付加データの同期処理
と、サブコードデータの同期処理との親和性がよくな
る。
【0062】このシンクビットの後には、8個のデータ
シンボル(48ビット分)を含めるようにする。暗号キ
ーのデータは、前述したように、6ビットをシンボル単
位として取り扱う。しかし、図2(B)はチャンネルビ
ットで示され、また、付加データは6ビットから8チャ
ンネルビットにデータ変換されるので、図2(B)にお
いては、1シンボルは8チャンネルビットとして示して
いる。ただし、理解を容易にするために、図2(B)で
は、括弧内にデータ変換前のビット数、つまり6ビット
を示した。8個のデータシンボルの後には、この8デー
タシンボルに基づいて生成された、4個のパリティシン
ボルが付加される。
【0063】この図2(B)のようなデータフォーマッ
トにするために、ECCエンコーダ22では、前述した
ように暗号キー発生回路21からの128ビットの暗号
キーのデータに16ビットのCRCコードを付加して1
44ビットにしたものを、まず、48ビットごとの3つ
に分け、さらに、その48ビットのデータを6ビット単
位の8個のシンボルデータとする。そして、その8個の
シンボルデータについて、例えば、GF(26 )上にお
いて、(12、8、5)リード・ソロモン符号を生成す
る。そして、生成した4シンボルのパリティデータを8
シンボルの暗号キーのデータに付加し、インターリーブ
処理をする。
【0064】CDにおいては、サブコードのRチャンネ
ル〜WチャンネルについてもGF(26 )上の(24、
20、5)リード・ソロモン符号を用いたECC処理を
施した6ビット単位の処理となっているので、上述の付
加データは、このサブコードの処理との親和性がよいと
いう利点がある。
【0065】このECCエンコーダ22からの6ビット
/シンボルの付加データは、6−8データ変換回路23
に供給される。6−8データ変換回路23は、6−8変
換テーブルを備え、6ビット/シンボルの付加データ
を、8チャンネルビット/シンボルの付加データに変換
する。
【0066】この場合、変換後の8チャンネルビットの
データは、256個のデータのうちから、論理“0”の
数と、論理“1”の数が4個づつであり、かつ、できる
だけ、“0”または“1”が連続しない64個のデータ
が選択されたものである。この6−8変換テーブルの例
を、図3に示す。
【0067】この6−8データ変換回路23で8チャン
ネルビット/シンボルに変換された付加データは、記録
位置検出回路24に供給される。記録位置検出回路24
には、記録変調回路14からのメインデータのフレーム
シンクも供給される。
【0068】CDの場合、メインデータは、いわゆるエ
ッジ記録であるので、フレームシンクのハイレベル、ロ
ーレベルの関係は、図4(A)に示す場合と、図4
(D)に示す場合とがある。ピットは、例えばハイレベ
ル部分に対応して記録されるので、フレームシンク部分
における、長さが11Tのピットは、フレームシンクの
前側の11Tに対応して形成される場合(図4(B)ま
たは図4(C))と、後ろ側の11Tに対応して形成さ
れる場合(図4(E)または図4(F))の両方があ
る。
【0069】記録位置検出回路24は、ディスク原盤2
に形成される長さが11Tのピットが、フレームシンク
の前側の11Tであるのか、後ろ側の11Tであるのか
を検出する。そして、その結果に応じて、記録位置検出
回路24は、11Tのピットが形成される期間を示すと
共に、6−8データ変換回路23からのデータの論理値
に応じて、その11Tのピットを、トラック方向に直交
する方向の左右いずれの方向に変位させるかを示す信号
を駆動回路10に供給する。
【0070】駆動回路10は、この信号に応じて、フレ
ームシンク中の11Tの長さのピットの記録位置を変位
させる。すなわち、11Tのピットが図4(A)に示す
ように、フレームシンクの前側の11Tの区間に形成さ
れる場合において、付加データが“1”のときには、図
4(B)に示すように、そのピットは、そのピットセン
タPcの位置が、トラックセンタTcに対して、トラッ
ク方向に直交する左方向に50nm変位するように形成
される。
【0071】また、11Tのピットが図4(A)に示す
ように、フレームシンクの前側の11Tの区間に形成さ
れる場合において、付加データが“0”のときには、図
4(C)に示すように、そのピットは、そのピットセン
タPcの位置が、トラックセンタTcに対して、トラッ
ク方向に直交する右方向に50nm変位するように形成
される。
【0072】また、11Tのピットが図4(D)に示す
ように、フレームシンクの後ろ側の11Tの区間に形成
される場合において、付加データが“1”のときには、
図4(E)に示すように、そのピットは、そのピットセ
ンタPcの位置が、トラックセンタTcに対して、トラ
ック方向に直交する右方向に50nm変位するように形
成される。
【0073】また、11Tのピットが図4(D)に示す
ように、フレームシンクの後ろ側の11Tの区間に形成
される場合において、付加データが“0”のときには、
図4(F)に示すように、そのピットは、そのピットセ
ンタPcの位置が、トラックセンタTcに対して、トラ
ック方向に直交する右方向に50nm変位するように形
成される。
【0074】なお、この実施の形態では、図示は省略し
たが、駆動回路10は、システムコントローラからの制
御信号により、リードインエリアのみにおいて動作する
ように制御されている。このため、フレームシンクの長
さ11Tのピットの記録位置がトラック方向に直交する
方向に変位されるのは、リードインエリアに記録される
データのみとされる。
【0075】以上のようにして、この実施の形態におい
ては、オーディオデータが暗号化されて記録されると共
に、付加データとして、その暗号解読のための暗号キー
のデータが、ピットのトラック方向に直交する方向の左
右の変位に割り付けられて記録される。
【0076】そして、この実施の形態においては、付加
データは、6−8変換されて、論理“0”および論理
“1”の数が等しいデータに変換され、しかも、ピット
長が所定のピット、この例では、フレームシンクの11
Tのピットの変位に割り当てられて付加データが記録さ
れるので、再生時の、付加データによるピットの記録位
置の変位によるトラッキングエラーは、付加データのシ
ンボル単位で0となって、蓄積することがない。
【0077】その上、この実施の形態では、付加データ
の暗号キーのデータは、リードインエリアのみに記録さ
れるため、オーディオデータの再生時のトラッキングに
は全く関与せず、オーディオデータは忠実に再生される
ものである。
【0078】[データ記録方法およびデータ記録装置の
第2の実施の形態]この第2の実施の形態においては、
付加データとしての暗号キーは、フレームシンクの11
Tの長さのピット形状の変形に割り当てて記録する。
【0079】すなわち、この第2の実施の形態において
は、フレームシンク中の11Tのピットが、図5(A)
に示すように、フレームシンクの前側の11Tの区間に
形成される場合において、付加データが“1”のときに
は、図5(B)に示すように、そのピットは、そのピッ
トのトラック方向の右側の中央部が凹んだ形状に変形さ
れる。この右側の中央部に凹み部分DRを備える形状の
ピットPRは、その凹み部分DRでのピット幅(トラッ
ク方向に直交する方向のピットの大きさ)がCDの規格
の許容範囲内となるものとされている。
【0080】また、11Tのピットが図5(A)に示す
ように、フレームシンクの前側の11Tの区間に形成さ
れる場合において、付加データが“0”のときには、図
5(C)に示すように、そのピットは、そのピットのト
ラック方向の左側の中央部が凹んだ形状に変形される。
この左側の中央部に凹み部分DLを備える形状のピット
PLも、その凹み部分DLでのピット幅がCDの規格の
許容範囲内となるものとされている。
【0081】また、11Tのピットが図5(D)に示す
ように、フレームシンクの後ろ側の11Tの区間に形成
される場合において、付加データが“1”のときには、
図5(E)に示すように、そのピットは、そのピットの
トラック方向の右側の中央部が凹んだ形状に変形され
る。この右側の中央部に凹み部分DRを備える形状のピ
ットPRは、その凹み部分DRでのピット幅がCDの規
格の許容範囲内となるものとされている。
【0082】また、11Tのピットが図5(D)に示す
ように、フレームシンクの後ろ側の11Tの区間に形成
される場合において、付加データが“0”のときには、
図5(F)に示すように、そのピットは、そのピットの
トラック方向の左側の中央部が凹んだ形状に変形され
る。この左側の中央部に凹み部分DLを備える形状のピ
ットPLも、その部分のピット幅がCDの規格の許容範
囲内となるものとされている。
【0083】この第2の実施の形態を、第1の実施の形
態と同様に、CDのような光ディスクに対して適用した
場合のデータ記録装置の例を図6に示す。この図6の例
の光ディスク記録装置1aと、図1の例の光ディスク記
録装置1とを比較すると、駆動回路10の代りに駆動回
路25が用いられる点が異なる。そして、この第2の実
施の形態の場合の光変調器6は、駆動回路9からの駆動
信号S1に応じてレーザビームLをオン・オフ制御する
と共に、駆動回路25からの駆動信号S3に応じてレー
ザビームLの光量を変化させる。このレーザビームLの
光量変化は、形成されるピットの幅の変化となって現れ
る。
【0084】この第2の実施の形態の場合、駆動回路2
5からの駆動信号S3は、ミラー7の反射角度制御を行
うと共に、光変調器6においては、レーザビームLの光
量を少なくするように制御する。駆動信号S3は、リー
ドインエリアのメインデータのフレームシンク部分の1
1Tのピットのトラック方向のほぼ中央部分の所定期間
(凹み部分DLまたはDRに対応する部分)において、
付加データの論理値が“0”であるか“1”であるかに
応じて、トラック方向に直交する方向の左または右のい
ずれかの方向に、レーザビームのディスク原盤2上の入
射位置を変位させると共に、そのときのレーザビームL
の光量を下げるように制御する。
【0085】すなわち、例えば、付加データが論理
“1”であるときには、図5(B)および図5(E)に
示すように、11Tのピットの凹み部分DRに対応する
トラック方向位置において、レーザビームの中心(ピッ
トの中心Pcに対応)を、トラック方向に直交する左方
向に例えば50nmだけずらすと共に、レーザビームL
の光量を低減させる。これにより、トラック方向の右側
に100nmの深さの凹み部分DRを備えるピットPR
が形成される。
【0086】また、例えば、付加データが論理“0”で
あるときには、図5(C)および図5(F)に示すよう
に、11Tのピットの凹み部分DLに対応するトラック
方向位置において、レーザビームの中心(ピットの中心
Pcに対応)を、トラック方向に直交する右方向に例え
ば50nmだけずらすと共に、レーザビームLの光量を
低減させる。これにより、トラック方向の左側に100
nmの深さの凹み部分DLを備えるピットPLが形成さ
れる。
【0087】その他の構成は、上述の第1の実施の形態
と同様とされる。
【0088】以上のようにして、この第2の実施の形態
によれば、付加データとしての暗号キーは、図5に示し
たように、フレームシンク中の長さが11Tのピットの
形状の変形の仕方に割り付けられて記録される。
【0089】なお、図5のピットの形状の変形は一例で
あって、この発明は、トラッキングエラー信号として抽
出されて、2値化再現されるような形状であれば、いか
なる形状であってもよい。
【0090】[データ再生装置およびデータ再生方法の
実施の形態]以上の第1および第2の実施の形態のデー
タ記録装置によって作成されたディスク原盤に基づいて
形成された光ディスクは、図7に示すデータ再生装置の
実施の形態としての光ディスク再生装置により再生する
ことができる。この図7の例の光ディスク再生装置30
は、既存のCDと、前述した第1および第2の実施の形
態のデータ記録装置によって記録されたディスク原盤か
ら形成された光ディスク(以下、ExCDという)との
いずれからでもオーディオデータの再生ができる。
【0091】コンパクトディスクやExCD等の光ディ
スク31は、スピンドルサーボ回路33による速度サー
ボ制御を受けるスピンドルモータ32により線速度一定
で回転駆動される。
【0092】光ディスク31は、光ピックアップ34に
より読み取られ、光ピックアップ34の出力信号がRF
回路35に供給される。光ピックアップ34は、内蔵の
半導体レーザより光ディスク31にレーザビームを照射
し、その戻り光を所定の受光素子により受光する。RF
回路35は、光ピックアップ34の前述した受光素子か
らの出力信号の増幅と信号の演算を行い、再生信号RF
とトラッキングエラー信号TEとフォーカスエラー信号
(図示しない)とを出力する。これらのトラッキングエ
ラー信号TEとフォーカスエラー信号とに基づいてサー
ボ回路36は、光ピックアップ34の対物レンズのトラ
ッキングサーボ、フォーカスサーボの各サーボを行うた
めの各サーボ信号を生成し、光ピックアップ34に供給
する。
【0093】光ピックアップ34およびRF回路35
は、一例として図8に示す構成とされている。図8にお
いて、4分割ディテクタ51は、ディスクのトラック方
向と、トラック方向と直交する方向とで分割された4個
の受光素子A,B,C,Dを有する。受光素子A,B,
C,Dのそれぞれの検出信号SA,SB,SC,SDが
RF回路35内の演算回路で演算される。
【0094】加算回路52によって、各受光素子A〜D
からの検出信号を加算する、すなわちSA+SB+SC
+SDの演算により再生信号RFが形成される。また、
加算回路53および54と減算回路55によって、
{(SA+SB)−(SC+SD)}の演算がなされ、
その結果、トラッキングエラー信号TEが形成される。
【0095】再生信号RFは、光ディスク31に形成さ
れたピットおよびランドに応じて信号レベルが変化し、
さらにトラッキングエラー信号TEが光ディスク31に
形成されたリードインエリアのフレームシンクの11T
のピットの変位方向または形状に応じて変化する。
【0096】トラッキングエラー信号TEを検出するた
めの構成としては、図8に示す構成以外に種々のものを
使用することができる。例えば3個のビームスポットを
使用するいわゆる3ビーム法、2分割ディテクタを使用
するいわゆるプッシュプル法、4分割ディテクタの対角
線方向の受光出力の差をRF信号のエッジでサンプリン
グするいわゆるヘテロダイン法等を使用することができ
る。
【0097】トラッキングエラー信号TEがサーボ回路
35に供給され、光ディスク31上の読み取りレーザビ
ームのスポットがトラックセンタを通るようになされ
る。
【0098】光ディスク21がExCDの場合では、リ
ードインエリアのデータのフレームシンクの11Tのピ
ットの記録位置の変位やピット形状に対応してトラッキ
ングエラー信号TEのレベルが変化する。しかし、前述
したように、付加データの1シンボル分の8チャンネル
ビットを抽出するための8EFMフレームの間での積分
により、トラッキングエラーは0となる。
【0099】したがって、光ディスク31がExCDデ
ィスクの場合でも、付加データに応じて記録位置を変化
したり、形状変化するピットによっては影響を受けず、
読み取りレーザビームのスポットがトラックセンタを通
るようになされる。そして、付加データに応じてピット
の記録位置の変位量や形状変化が、CDの規格の許容範
囲内に抑えられているので、変位されたり、変形された
りしたピットも正しく読み取ることができる。
【0100】さらに、トラッキングエラー信号TEにつ
いて、所定のスレッショールド値を設定して、2値化す
ることにより、ピットのトラックセンタからの変位や、
ピットの変形に応じて記録された付加データが再現され
る。
【0101】すなわち、例えば、記録位置が図4(B)
および図4(E)に示すようにトラックセンタよりも左
側に変位しているピットをレーザビームが走査するとき
には、図9(A)に示すように、トラッキングエラー信
号TEは、例えば正方向に大きいレベルとなり、図9
(A)に示すスレッショールド値θ1よりも大きくなる
ので、論理“1”として再生される。
【0102】また、記録位置が図4(C)および図4
(F)に示すようにトラックセンタよりも右側に変位し
ているピットをレーザビームが走査するときには、図9
(B)に示すように、トラッキングエラー信号TEは、
例えば負方向に大きいレベルとなり、図9(B)に示す
スレッショールド値θ2よりも低くなるので、論理
“0”として再生される。
【0103】また、レーザビームが、図5(B)および
図5(E)に示すように、トラック方向の右側に凹み部
DRを備えるピットPRを走査するときには、図9
(A)に示すように、トラッキングエラー信号TEは、
例えば正方向に大きいレベルとなり、図9(A)に示す
スレッショールド値θ1よりも大きくなるので、論理
“1”として再生される。
【0104】また、レーザビームが、図5(C)および
図5(F)に示すように、トラック方向の右側に凹み部
DLを備えるピットPLを走査するときには、図9
(B)に示すように、トラッキングエラー信号TEは、
例えば負方向に大きいレベルとなり、図9(B)に示す
スレッショールド値θ2よりも低くなるので、論理
“0”として再生される。
【0105】図7に戻って説明すると、RF回路35か
らの再生信号RFは、EFM復調回路37に供給され
る。EFM復調回路37は、RF回路35から出力され
る再生信号RFをEFM復調し、その復調したデータを
ECCデコーダ38に供給する。
【0106】ECCデコーダ38は、CIRCによるエ
ラー訂正処理を行う。そして、エラー訂正処理後のデー
タを、暗号解読回路39に供給する。暗号解読回路39
は、システムコントローラ40からの制御信号により、
既存のCDの再生時には、バイパス(スルー)され、E
xCDのときには、後述するようにして、ディスクから
再生された暗号キーのデータを用いて暗号を解読する。
【0107】暗号解読回路39からの暗号解読された、
あるいはスルーされたデジタルオーディオデータは、出
力端子41を通じて出力されると共に、D/A変換器4
2によりアナログオーディオ信号に戻されて、出力端子
43を通じて出力される。
【0108】一方、RF回路35からのトラッキングエ
ラー信号TEは、ゲート回路44を介して2値復調回路
45に供給される。ゲート回路44には、ゲート信号形
成回路46からのゲート信号が供給される。ゲート信号
形成回路46は、EFM復調回路37からの復調データ
を受けて、フレームシンクの区間にゲートを開にするゲ
ート信号を形成し、ゲート回路44に供給する。また、
システムコントローラ40は、再生位置がリードインエ
リアのときにゲートを開にするゲート信号をゲート回路
44に供給する。したがって、ゲート回路44は、リー
ドエリアからのメインデータのフレームシンクの区間だ
け、ゲート開の状態となる。
【0109】2値復調回路45は、このゲート回路44
からのフレームシンク区間のトラッキングエラー信号T
Eを入力信号として受ける。
【0110】光ディスク31が装填された直後において
は、システムコントローラ40は、光ピックアップ34
を光ディスク31のリードインエリアを再生する位置に
移動させ、光ディスク31のリードインエリアに記録さ
れたTOCデータを再生させるようにする。そして、こ
のTOCデータのデコードデータが、ECCデコーダ3
8からシステムコントローラ40に供給される。
【0111】このリードインエリアでは、前述したよう
にゲート回路44が開となるので、2値復調回路45で
は、フレームシンク区間のトラッキングエラー信号TE
を受けて、2値化処理を行う。ここで、既存のCDの場
合には、リードインエリアのフレームシンクのピット
は、ウォブルされたり、変形されたりしていないので、
2値化回路45では、2値化データは得られない。一
方、ExCDの場合には、リードインエリアのフレーム
シンクのピットは、付加データに応じてウォブルされた
り、変形されたりしているので、2値化データが得られ
る。2値化回路45は、2値化データが得られたか否か
を既存のCDか、ExCDかのディスク判別出力として
システムコントローラ40に供給する。
【0112】システムコントローラ40は、この2値化
回路45からのディスク判別出力により、装填された光
ディスク31が既存のCDか、ExCDかを認識する。
そして、前述したように、システムコントローラ40
は、装填された光ディスク31が既存のCDであると認
識したときには、暗号解読回路39は、データをスルー
するように制御する。また、システムコントローラ40
は、装填された光ディスク31がExCDであると認識
したときには、暗号解読回路39を実行するように制御
する。
【0113】装填された光ディスク31がExCDであ
る場合には、2値化回路45は、上述のようにして、リ
ードインエリアの各フレームシンクにおいて、ピット記
録位置の変位やピットの形状の変形として記録された付
加データとしての暗号データを2値復調する。そして、
2値復調回路45は、その2値復調した付加データをエ
ラーチェック回路47に供給する。
【0114】また、エラーチェック回路47は、1シン
ボルが8チャンネルビットの付加データについて、エラ
ーチェックを行う。この場合の8チャンネルビットの付
加データについてのエラーチェックの方法の一例として
は、パリティチェックを行う方法がある。すなわち、こ
の例の場合には、付加データの8チャンネルビットのシ
ンボルは、4個づつの“0”と“1”とからなっている
ことから、チェックサムを求めると、“0”になるはず
である。したがって、データにチェックビットは付加す
ることなく、1シンボル/8チャンネルビット毎のチェ
ックサムを求め、それが“0”であるか否かにより、エ
ラーチェックを行うことができる。
【0115】また、付加データの8チャンネルビットの
シンボルは、4個づつの同数の“0”と“1”とからな
っていることから、1シンボルが8チャンネルビットの
付加データについて、1シンボル毎に、“0”の個数
と、“1”の個数とが等しい個数となっているかどうか
により、エラーチェックを行うことができる。また、1
シンボル中の“0”の個数が、4個(8チャンネルビッ
トのビット数の半分)であるか、あるいは“1”の個数
が4個(8チャンネルビットのビット数の半分)である
かによってもエラーチェックを行うことができる。
【0116】そして、エラーチェックの結果、“0”の
個数と“1”の個数とが同数であって、エラーがないと
判別したときには、エラーチェック回路47は、エラー
フラグEFはエラー無しを示す“0”として、データ逆
変換回路48に供給すると共に、そのシンボルデータS
Sを、データ逆変換回路48に供給する。
【0117】また、エラーチェックの結果、“0”の個
数と“1”の個数とが異なるため、エラーが発生してい
ると判別したときには、エラーチェック回路47は、エ
ラーフラグEFをエラー有りを示す“1”にし、そのエ
ラーフラグEFをデータ逆変換回路48に供給する。し
かし、このときには、エラーチェック回路47は、その
シンボルデータは、データ逆変換回路48には供給しな
い。
【0118】データ逆変換回路48は、エラーフラグE
Fが“0”のときには、エラーチェック回路47から送
られてくる、8チャンネルビットのシンボルデータか
ら、6ビット/シンボルの元のデータへの変換を、図3
に示した変換テーブルを用いて行う。また、データ逆変
換回路48は、エラーフラグEFが“1”のときには、
前記の8−6データ変換は行わず、予め定められている
所定の6ビット、この例では、6ビットがオール“0”
のデータを出力する。そして、データ逆変換回路48
は、エラーチェック回路47から受け取ったエラーフラ
グと共に、6ビット/シンボルのデータをECCデコー
ダ49に供給する。
【0119】ECCデコーダ49は、前述した4個のパ
リティシンボルを用いたエラー訂正処理を行う。その結
果として、暗号キーの情報を再生する。再生した暗号キ
ーの情報は、ECCデコーダ49から暗号解読回路39
に供給される。この暗号キーの情報に基づいて、暗号解
読回路39では、オーディオデータについての暗号解読
処理を行う。
【0120】以上の付加データの再生処理動作を、図1
0のフローチャートを参照しながら再度説明する。
【0121】まず、リードインエリアからのデータ再生
であるか否か判別し(ステップS1)、リードインエリ
アからのデータ再生でないときには、この付加データの
再生処理ルーチンを抜ける。
【0122】リードインエリアからのデータ再生である
と判別したときには、メインデータのフレームシンクの
区間であるか否かを判別する(ステップS2)。メイン
データのフレームシンクの区間であると判別したときに
は、トラッキングエラー信号TEを2値化処理する(ス
テップS3)。そして、8チャンネルビット/シンボル
のデータを復元する(ステップS4)。
【0123】次に、8チャンネルビット/シンボルのデ
ータについてエラーチェックを行う(ステップS5)。
前述したように、このエラーチェックは、チェックサム
によるパリティチェック、あるいは、8チャンネルビッ
ト/シンボルの“0”個数と“1”の個数とが等しいか
どうかのチェックにより行う。
【0124】そして、このエラーチェックの結果は、O
Kである(つまりエラーがない)か否か判別する(ステ
ップS6)。OKであると判別したときには、6−8変
換テーブルを用いて、8チャンネルビット/シンボルの
データを、6ビット/シンボルのデータに変換する8−
6変換を実行する(ステップS7)。次に、6ビット/
シンボルのデータについてのエラー訂正処理を行ない
(ステップS8)、再生したデータを出力する(ステッ
プS9)。
【0125】また、ステップS6でのエラーチェックの
結果、NGである、つまりエラーがあると判別したとき
には、エラーフラグEFを立てる(“1”にする)と共
に(ステップS10)、6ビット/シンボルのデータと
して、例えば、6ビットが全て“0”のデータを出力す
る(ステップS11)。その後、ステップS8に進む。
【0126】なお、ExCDについて暗号キーのデータ
が再生できなかったときには、複数回、リードインエリ
アのデータを読み出して、暗号キーのデータの再読み出
しを行う。それでも、暗号キーが再生できないときに
は、例えば図示を省略したディスプレイにその旨を表示
してユーザに報知するようにする。
【0127】以上のようにして、暗号化されて光ディス
クにピットおよびランドとからなるトラックとして記録
されたデータは、同じディスクに、ピットの記録位置の
変位またはピットの変形に割り付けられて記録された暗
号キーのデータに基づいて暗号が解読されて再生され
る。
【0128】この場合に、ピットの記録位置の変位また
はピットの変形に割り付けられた付加データは、トラッ
キングエラー信号を2値化することにより、再現するこ
とができるが、トラッキングエラー信号であるので、メ
インデータの再生の支障となるおそれがある。しかし、
上述の実施の形態では、付加データに応じて記録位置が
変位されるピットまたは変形されるピットは、フレーム
シンクの11Tの長さのピットのみとされると共に、6
ビット/シンボルの付加データは、“0”“1”の個数
が等しい8チャンネルビット/シンボルの付加データに
変換されて記録されているので、トラッキングエラー
は、1シンボル単位では、0となり、メインデータの再
生の支障となることがない。
【0129】しかも、リードインエリアのメインデータ
のピットにのみ、暗号キーのデータを割り付けて記録す
るようにしたので、オーディオデータの再生には、全く
影響がない。
【0130】また、メインデータの中のフレームシンク
という、所定周期で繰り返し、また、特定のパターン部
分のピットの記録位置の変位や変形に、付加データを割
り付けて記録するので、付加データの抽出および再生が
容易になるという効果がある。
【0131】また、この実施の形態では、付加データの
チャンネルビットは、“0”の数と“1”の数が同数と
なるようにデータ変換されたものであるので、上述のよ
うに、チェックビットなどの冗長ビットを付加しなくて
も、エラー検出を行うことができる。すなわち、そのデ
ータ変換後のコード自身でエラー検出能力を備えるもの
である。
【0132】そして、ピットの記録位置の変位やピット
形状の変形は、ディスク原盤への記録の際には可能であ
るが、CD−RやCD−RWの場合には、そのような変
位や変形はできないので、ExCDの記録データをCD
−RやCD−RWの場合には、付加データとして記録さ
れた音号キーのデータが再生されなくあるので、オーデ
ィオデータの暗号が解読不能となり、不正な複製記録か
ら有効に著作権保護を図ることができるようになる。
【0133】[その他の実施の形態および変形例]以上
のデータ記録方法およびデータ記録装置の第1および第
2の実施の形態において、暗号キーのデータは、例えば
2重、3重、あるいはそれ以上の回数、重ねて記録する
ようにしてもよい。そのように複数回重ねて記録する場
合には、ECC(4個のパリティシンボル)を不要とす
ることができる。その場合に、1回当たりの暗号キーの
データは、ECCを不要とすれば、2ブロックに144
ビットを割り当てて記録することが可能である。
【0134】また、上述の例では、フレームシンク中の
長さが11Tのピットの記録位置の変位やピット形状の
変化として付加データを記録するようにしたが、フレー
ムシンク区間だけでなく、データ区間においても、ピッ
ト長が同じ長さのピットの記録位置の変位やピット形状
の変化として付加データを記録するようにしてもよい。
その場合には、例えば、リードインエリアにのみ、付加
データを記録するのであれば、オーディオデータの再生
に先立ち、そのリードインエリアの全てのデータを再生
することにより、付加データが、ピット記録位置変位や
ピット形状変化に割り当てられて記録されている前記所
定長ピットを検出し、その検出された所定長ピットの記
録位置変位やピット形状変化が、付加データの論理
“0”または“1”のいずれに対応するものであるかを
検出することにより、その付加データを再生することが
できる。
【0135】また、フレームシンクではなく、例えばサ
ブコード部分等の所定周期で繰り返すデータのピット部
分に、付加データを上述のように割り付けて記録するよ
うにすることもできる。その場合も、所定周期毎のピッ
トの記録位置の変位やピット形状の変化を検出すること
により、付加データを容易に検出することができるとい
うメリットがある。
【0136】また、フレームシンク以外の特定のパター
ンのデータのピット部分に付加データを上述のように割
り付けて記録するようにすることもできる。その場合に
は、特定パターンを検出することで、付加データが検出
できるので、付加データの検出が容易であるというメリ
ットがある。
【0137】なお、以上の説明では、付加データは、リ
ードインエリアにおいてのみ、ピット変位等に割り当て
て記録するようにしたが、リードアウトエリアやデータ
エリアに記録しても勿論よい。また、それらの複数のエ
リアに記録するようにしてもよい。
【0138】付加データとしては、暗号キーのデータに
限られるものではないことは勿論である。例えば、著作
権情報を記録したり、歌詞のテキスト情報を記録したり
することもできる。
【0139】また、メインデータとして記録されるデー
タは、オーディオデータに限られるものではなく、例え
ば、画像データや、ゲームプログラムのデータ等であっ
てもよい。
【0140】また、データ変換は、6−8変換に限られ
るものではなく、2以上のM(Mは整数)ビットから、
N(N>Mなる整数)ビットに変換する全ての場合に、
この発明は適用可能である。
【0141】また、以上の説明では、付加データは、N
チャンネルビットの“0”、“1”の個数を問題にした
が、付加データのNチャンネルビットをNRZI変調し
て記録するのであれば、NRZI表記のハイレベルとロ
ーレベルの個数を、同数にするようにするものである。
【0142】さらに、光記録媒体は、光ディスクに限ら
ず、ピットを形成するものであれば、どのような媒体で
あっても、この発明は適用可能である。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、付加データを、メインデータに応じて記録されるピ
ットの記録位置の変位やピット形状の変化に割り当てて
記録する場合においても、メインデータの再生に支障を
来たさないようにすることができる。
【0144】しかも、この発明によれば、付加データの
再生抽出が容易であると共に、記録されるデータ変換後
の付加データ自身のエラー検出能力により、冗長ビット
を必要とせずに、エラー検出が行えるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデータ記録装置の第1の実施の
形態のブロック図である。
【図2】データ記録装置の第1の実施の形態によって記
録される付加データのデータフォーマットを説明するた
めの図である。
【図3】6−8変換テーブルの一例を示す図である。
【図4】データ記録装置の第1の実施の形態によって記
録される付加データの記録態様の一例を示す図である。
【図5】データ記録装置の第2の実施の形態によって記
録される付加データの記録態様の一例を示す図である。
【図6】この発明によるデータ記録装置の第2の実施の
形態のブロック図である。
【図7】この発明によるデータ再生装置の実施の形態の
ブロック図である。
【図8】図7の一部分の構成例を示す図である。
【図9】データ再生装置の実施の形態における付加デー
タの2値化処理を説明するための図である。
【図10】データ再生装置の実施の形態における付加デ
ータの再生動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】付加データをピットの記録位置の変位として
記録する例を説明するための図である。
【図12】付加データをピットの変形として記録する例
を説明するための図である。
【符号の説明】
2、31…光ディスク、3、32…スピンドルモータ、
5…記録用レーザ、6…光変調器、7…ミラー、8…対
物レンズ、9、10…駆動回路、12…暗号化回路、1
3、22…ECCエンコーダ、14…記録変調回路、2
1…暗号キー発生回路、23…6−8データ変換回路、
34…光ピックアップ、35…RF回路、37…EFM
復調回路、38、49…ECCデコーダ、39…暗号解
読回路、44…ゲート回路、45…2値復調回路、46
…ゲート信号形成回路、47…エラーチェック回路、4
8…データ逆変換回路(8−6変換回路)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 563 G11B 7/24 563M 565 565D 20/12 20/12 H03M 7/14 H03M 7/14 B Fターム(参考) 5D029 WA05 WA18 WA21 5D044 AB05 BC03 CC06 DE22 DE50 DE52 DE70 EF05 FG18 GK12 GK17 GL01 GL13 GL21 HL08 5D090 AA01 BB01 BB02 CC01 CC04 CC14 DD03 FF09 GG03 GG17 GG33

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M(Mは2以上の整数)ビットを、N(N
    >Mなる整数)ビットに変換するものであって、変換後
    の前記Nビットでは、“1”と“0”の数が同数となる
    ように、あるいはNRZI(Non Return t
    o Zero Inverted)表記でハイレベルと
    ローレベルの数が同数になるように、変換することを特
    徴とするデータ変換方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ変換方法におい
    て、 前記Mは、M=6であり、前記Nは、N=8であること
    を特徴とするデータ変換方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のデータ変換方法におい
    て、 前記変換後のNビットでは、“1”および“0”の連続
    が抑えられていることを特徴とするデータ変換方法。
  4. 【請求項4】M(Mは2以上の整数)ビットのデータを
    受け、“1”と“0”の数が同数となるような、あるい
    はNRZI表記でハイレベルとローレベルの数が同数に
    なるような、N(N>Mなる整数)ビットのデータを出
    力するデータ変換装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のデータ変換装置におい
    て、 前記Mは、M=6であり、前記Nは、N=8であること
    を特徴とするデータ変換装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載のデータ変換装置におい
    て、 前記変換後のNビットでは、“1”および“0”の連続
    が抑えられていることを特徴とするデータ変換装置。
  7. 【請求項7】複数のピットと、ピット間のランドとによ
    ってトラックが構成される光記録媒体に、第1のデータ
    に基づいて前記複数のピットを形成して、前記第1のデ
    ータを記録すると共に、 第2のデータに基づいて前記複数のピットの少なくとも
    一部を前記トラックの幅方向の中心から変位させること
    により前記第2のデータを記録するデータ記録方法にお
    いて、 前記第2のデータは、M(Mは2以上の整数)ビット
    を、N(N>Mなる整数)ビットに変換するものであっ
    て、前記Nビットのデータで“1”と“0”の数が同数
    となるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロ
    ーレベルの数が同数になるように、変換して記録するこ
    とを特徴とするデータ記録方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のデータ記録方法におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させるピットは、トラック延長方向の長さが
    所定の長さのピットのみとすることを特徴とするデータ
    記録方法。
  9. 【請求項9】請求項7に記載のデータ記録方法におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させるピットは、前記第1のデータのうちの
    所定周期で繰り返す所定データによって形成されるピッ
    トとすることを特徴とするデータ記録方法。
  10. 【請求項10】請求項7に記載のデータ記録方法におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させるピットは、前記第1のデータの特定パ
    ターン部分の、トラック延長方向の長さが所定のピット
    のみとすることを特徴とするデータ記録方法。
  11. 【請求項11】請求項7に記載のデータ記録方法におい
    て、 前記第2のデータは、前記光記録媒体の所定の位置に記
    録することを特徴とするデータ記録方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記光記録媒体は、光ディスクであり、前記第2のデー
    タは、リードインエリアに記録することを特徴とするデ
    ータ記録方法。
  13. 【請求項13】請求項7に記載のデータ記録方法におい
    て、 前記第1のデータは、暗号化されて記録されるものであ
    り、前記第2のデータは、その暗号解読のための暗号キ
    ーの情報であることを特徴とするデータ記録方法。
  14. 【請求項14】複数のピットと、ピット間のランドとに
    よってトラックが構成される光記録媒体に、第1のデー
    タに基づいて前記複数のピットを形成して、前記第1の
    データを記録すると共に、 第2のデータに基づいて前記複数のピットの少なくとも
    一部を変形させて記録するデータ記録方法において、 前記第2のデータは、M(Mは2以上の整数)ビット
    を、N(N>Mなる整数)ビットに変換するものであっ
    て、前記Nビットのデータで“1”と“0”の数が同数
    となるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロ
    ーレベルの数が同数になるように、変換して記録するこ
    とを特徴とするデータ記録方法。
  15. 【請求項15】請求項14に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第2のデータに基づいて前記変形させるピットは、
    トラック延長方向の長さが所定の長さのピットのみとす
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  16. 【請求項16】請求項14に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第2のデータに基づいて前記変形させるピットは、
    前記第1のデータのうちの所定周期で繰り返す所定デー
    タによって形成されるピットとすることを特徴とするデ
    ータ記録方法。
  17. 【請求項17】請求項14に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第2のデータに基づいて前記変形させるピットは、
    前記第1のデータの特定パターン部分の、トラック延長
    方向の長さが所定のピットのみとすることを特徴とする
    データ記録方法。
  18. 【請求項18】請求項14に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第2のデータは、前記光記録媒体の所定の位置に記
    録することを特徴とするデータ記録方法。
  19. 【請求項19】請求項11に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記光記録媒体は、光ディスクであり、前記第2のデー
    タは、リードインエリアに記録することを特徴とするデ
    ータ記録方法。
  20. 【請求項20】請求項14に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第1のデータは、暗号化されて記録されるものであ
    り、前記第2のデータは、その暗号解読のための暗号キ
    ーの情報であることを特徴とするデータ記録方法。
  21. 【請求項21】記録用レーザビームを出力する光源と、 前記光源から出射された記録用レーザビームを、第1の
    データに基づいて変調する光変調器と、 M(Mは2以上の整数)ビットの第2のデータを、
    “1”と“0”の数が同数となる、あるいはNRZI表
    記でハイレベルとローレベルの数が同数になる、N(N
    >Mなる整数)ビットの変換データに変換するデータ変
    換手段と、 前記光変調器から出力された変調された記録用レーザビ
    ームを、前記データ変換手段からの前記変換データに基
    づいて前記変調された記録用レーザビームの前記光記録
    媒体上での走査方向とほぼ直交する方向に偏向させる光
    偏向器と、 前記光偏向器から出力された前記変調された記録レーザ
    ビームを前記光記録媒体に集光する対物レンズと、 を備えるデータ記録装置。
  22. 【請求項22】請求項21に記載のデータ記録装置にお
    いて、 前記変換データに基づいて変形されるピットは、前記第
    1のデータに基づいて形成されるピットのうちの、トラ
    ック延長方向の長さが所定の長さのピットのみとするこ
    とを特徴とするデータ記録装置。
  23. 【請求項23】請求項21に記載のデータ記録装置にお
    いて、 前記変換データに基づいて変形されるピットは、前記第
    1のデータのうちの所定周期で繰り返す所定データによ
    って形成されるピットとすることを特徴とするデータ記
    録装置。
  24. 【請求項24】請求項21に記載のデータ記録装置にお
    いて、 前記変換データに基づいて変形されるピットは、前記第
    1のデータの特定パターン部分の、トラック延長方向の
    長さが所定のピットのみとすることを特徴とするデータ
    記録装置。
  25. 【請求項25】請求項21に記載のデータ記録装置にお
    いて、 前記第2のデータは、前記光記録媒体の所定の位置に記
    録することを特徴とするデータ記録装置。
  26. 【請求項26】請求項25に記載のデータ記録装置にお
    いて、 前記光記録媒体は、光ディスクであり、前記第2のデー
    タは、リードインエリアに記録することを特徴とするデ
    ータ記録装置。
  27. 【請求項27】請求項21に記載のデータ記録方法にお
    いて、 前記第1のデータは、暗号化されて記録されるものであ
    り、前記第2のデータは、その暗号解読のための暗号キ
    ーの情報であることを特徴とするデータ記録装置。
  28. 【請求項28】M(Mは2以上の整数)ビットを、N
    (N>Mなる整数)ビットに変換するものであって、変
    換後の前記Nビットでは、“1”と“0”の数が同数と
    なるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロー
    レベルの数が同数になるように、変換して記録されたデ
    ータを逆変換して再生するデータ再生方法であって、 前記Nビットのデータについてパリティチェックをし
    て、エラー無しのときには、前記逆変換を実行し、エラ
    ーが検出されたときには所定のMビットをアサインまた
    はエラーフラグを付与することを特徴とするデータ再生
    方法。
  29. 【請求項29】M(Mは2以上の整数)ビットを、N
    (N>Mなる整数)ビットに変換するものであって、変
    換後の前記Nビットでは、“1”と“0”の数が同数と
    なるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロー
    レベルの数が同数になるように、変換して記録されたデ
    ータを逆変換して再生するデータ再生方法であって、 前記Nビットの“0”または“1”の数がN/2、ある
    いは前記Nビットの“0”と“1”の数が同数かどうか
    のチェックをして、エラー無しのときには、前記逆変換
    を実行し、エラーが検出されたときには所定のMビット
    をアサインまたはエラーフラグを付与することを特徴と
    するデータ再生方法。
  30. 【請求項30】M(Mは2以上の整数)ビットを、N
    (N>Mなる整数)ビットに変換するものであって、変
    換後の前記Nビットでは、“1”と“0”の数が同数と
    なるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロー
    レベルの数が同数になるように、変換して記録されたデ
    ータを逆変換して再生するデータ再生装置であって、 前記Nビットのデータについて、パリティチェックをす
    るエラーチェック手段と、 前記パリティチェックの結果、エラー無しのときには、
    前記逆変換を実行し、エラーが検出されたときには所定
    のMビットをアサインおよび/またはエラーフラグを付
    与する制御手段とを備えることを特徴とするデータ再生
    装置。
  31. 【請求項31】M(Mは2以上の整数)ビットを、N
    (N>Mなる整数)ビットに変換するものであって、変
    換後の前記Nビットでは、“1”と“0”の数が同数と
    なるように、あるいはNRZI表記でハイレベルとロー
    レベルの数が同数になるように、変換して記録されたデ
    ータを逆変換して再生するデータ再生装置であって、 前記Nビットの“0”または“1”の数がN/2、ある
    いは前記Nビットの“0”と“1”の数が同数かどうか
    のチェックをして、エラーチェックをするエラーチェッ
    ク手段と、 前記エラーチェックの結果、エラー無しのときには、前
    記逆変換を実行し、エラーが検出されたときには所定の
    Mビットをアサインまたはエラーフラグを付与する制御
    手段とを備えることを特徴とするデータ再生装置。
  32. 【請求項32】第1のデータに基づいて形成される複数
    のピットと、ピット間のランドとによって構成されるト
    ラックを備え、 前記複数のピットが第2のデータに基づいて前記トラッ
    クの幅方向の中心から変位させられているものであっ
    て、 前記第2のデータは、M(Mは2以上の整数)ビット
    を、N(N>Mなる整数)ビットに変換されたものであ
    って、前記Nビットで“1”と“0”の数が同数となる
    ように、あるいはNRZI表記でハイレベルとローレベ
    ルの数が同数になるように、変換されたものであること
    を特徴とする光記録媒体。
  33. 【請求項33】請求項32に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させられるピットは、トラック延長方向の長
    さが所定の長さのピットのみとされていることを特徴と
    する光記録媒体。
  34. 【請求項34】請求項32に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させられるピットは、前記第1のデータのう
    ちの所定周期で繰り返す所定データによって形成される
    ピットであることを特徴とする光記録媒体。
  35. 【請求項35】請求項32に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記トラックの幅方向の中
    心から変位させられるピットは、前記第1のデータの特
    定パターン部分の、トラック延長方向の長さが所定のピ
    ットのみであることを特徴とする光記録媒体。
  36. 【請求項36】請求項32に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータは、所定の位置に記録されていること
    を特徴とする光記録媒体。
  37. 【請求項37】請求項36に記載の光記録媒体はディス
    ク記録媒体であり、 前記第2のデータは、リードインエリアに記録されるこ
    とを特徴とする光記録媒体。
  38. 【請求項38】請求項32に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第1のデータは、暗号化されて記録されるものであ
    り、前記第2のデータは、その暗号解読のための暗号キ
    ーの情報であることを特徴とする光記録媒体。
  39. 【請求項39】第1のデータに基づいて形成される複数
    のピットと、ピット間のランドとによって構成されるト
    ラックを備え、 前記複数のピットが第2のデータに基づいて変形させら
    れているものであって、 前記第2のデータは、M(Mは2以上の整数)ビット
    を、N(N>Mなる整数)ビットに変換されたものであ
    って、前記Nビットで“1”と“0”の数が同数となる
    ように、あるいはNRZI表記でハイレベルとローレベ
    ルの数が同数になるように、変換されたものであること
    を特徴とする光記録媒体。
  40. 【請求項40】請求項39に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記変形されているピット
    は、トラック延長方向の長さが所定の長さのピットのみ
    とされていることを特徴とする光記録媒体。
  41. 【請求項41】請求項39に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記変形されているピット
    は、前記第1のデータのうちの所定周期で繰り返す所定
    データによって形成されるピットとされていることを特
    徴とする光記録媒体。
  42. 【請求項42】請求項39に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータに基づいて前記変形されているピット
    は、前記第1のデータの特定パターン部分の、トラック
    延長方向の長さが所定のピットであることを特徴とする
    光記録媒体。
  43. 【請求項43】請求項39に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータは、所定の位置に記録されていること
    を特徴とする光記録媒体。
  44. 【請求項44】請求項43に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第2のデータは、リードインエリアに記録されるこ
    とを特徴とする光記録媒体。
  45. 【請求項45】請求項39に記載の光記録媒体におい
    て、 前記第1のデータは、暗号化されて記録されるものであ
    り、前記第2のデータは、その暗号解読のための暗号キ
    ーの情報であることを特徴とする光記録媒体。
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