JP2002119899A - 薬液散布車の噴霧装置 - Google Patents

薬液散布車の噴霧装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴霧回路に圧力装置や圧力センサ等無くして
安価な薬液散布車用の噴霧装置を得るもである。 【解決手段】 ポンプ1の駆動で噴霧ノズル2配置のノ
ズルブーム3へ液送する噴霧回路4を有して車速に応じ
た噴霧制御を行う薬液散布車において、この噴霧回路4
に、一部薬液タンク5へ還元して薬液を撹拌する撹拌回
路6と、該ノズルブーム3への流量を調整する流量調整
弁7を有して余剰液を排出させる流量調整回路8と、こ
のノズルブーム3への流量を検出する噴霧流量センサ9
とを設けたことを特徴とする噴霧装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薬液散布車の噴
霧装置に関するものであり、車速に応じて薬液散布量を
自動調整して均一な散布を行わせるものである。
【0002】
【従来の技術】車速に応じた薬剤散布を行う噴霧装置の
形態では、噴霧回路中の噴霧圧力の調整を行う圧力調整
装置や、この圧力を検出する圧力センサを設けることが
多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような圧力装置や
機器を設ける形態では、生産費が高価であり、噴霧回路
における液圧力も高く維持されるために、耐圧性を高め
ることが必要であり、経済的ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ポンプ1の駆動で噴霧ノズル2配置のノズルブーム
3へ液送する噴霧回路4を有して車速に応じた噴霧制御
を行う薬液散布車において、この噴霧回路4に、一部薬
液タンク5へ還元して薬液を撹拌する撹拌回路6と、該
ノズルブーム3への流量を調整する流量調整弁7を有し
て余剰液を排出させる流量調整回路8と、このノズルブ
ーム3への流量を検出する噴霧流量センサ9とを設けた
ことを特徴とする噴霧装置の構成とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記ノズルブー
ム3の噴霧域を検出する噴霧域センサ10を設けたこと
を特徴とするものである。請求項3に記載の発明は、前
記撹拌回路6に還元流量を検出する還元流量センサ11
を設けて、ノズルブーム3のおける噴霧流量を演算する
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項4に記載の発明は、前記撹拌回路6
には還元流量センサ11を設けると共に、流量調整回路
8には余剰流量を検出する余剰流量センサ12を設け
て、ノズルブーム3における噴霧流量を演算することを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】ポンプ1の駆動で、薬液タンク5の薬液が噴霧
回路4へ送られて、各ノズルブーム3のノズル2から噴
霧される。このときノズルブーム3へ圧送される薬液流
量は噴霧流量センサ9で検出される。この噴霧回路4の
薬液は一部撹拌回路6を経て該薬液タンク5へ還元され
て、この還元される噴流によってタンク5内の薬液が撹
拌混合されて均一な濃度に維持される。
【0008】又、流量調整回路8では流量調整弁7が開
閉制御されて、ノズル2からの薬液噴霧量は車速に応じ
た流出量とし制御される。即ち、車速が基準域から上が
ると流量調節弁7が絞られてノズルブーム3への流量を
増大し、又、逆に車速が下がると流量調整弁7が開かれ
て、ノズルブーム3への流量が減少されて、薬液散布車
の走行距離当たりの薬液噴霧量を一定に維持するように
制御される。
【0009】このような薬液噴霧制御は、制御装置にお
けるプログラム制御に基づいて行われる。この各ノズル
ブーム3への流量は噴霧流量センサ9で検出されてい
て、流量調整弁7をフィードバック制御する。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、ノズルブーム
3への噴霧回路4への流量を噴霧流量センサ9で検出し
ながら流量制御弁7を作動させて、車速に応じた噴霧流
量を制御するものであるから、圧力装置や、圧力センサ
を不要として、簡単で、安価な構成とすることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明では、噴霧域センサ
10により噴霧使用のノズル2及びノズルブーム3によ
る薬液噴霧散布の領域を検出しながら、前記流量調整弁
7の開度を調整制御して、噴霧散布領域に応じた噴霧流
量を維持制御することができる。
【0012】請求項3に記載の発明では、撹拌回路6を
薬液タンク5に向けて還元される薬液の流量を還元流量
センサ11で検出することによって、この撹拌回路6の
還元流量とノズルブーム3の噴霧流量との比を予め設定
しておくことにより、このノズルブーム3における噴霧
流量を演算させることができる。この演算された噴霧流
量に基づいて流量調整弁7をフィードバック制御するこ
とができる。
【0013】この形態では、いずれかの噴霧ノズル2乃
至ノズルブーム3への送液を停止して噴霧域を変更する
ときは、この変更による撹拌回路6とノズルブーム3と
の間の流量比の形態を予め設定しておくことによって、
正確な流量を算出しながら噴霧制御させることができ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、還元流量センサ
11によって撹拌回路6の還元流量を検出すると共に、
余剰流量センサ12で流量調整回路8の排出流量を検出
することにより、これらの検出流量をポンプ1による噴
霧回路4への吐出量から減算させることによって、ノズ
ルブーム3への噴霧流量を検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明は、ブームスプレアのよ
うな薬液散布車の噴霧装置として実施することができ
る。この薬液散布車の構成の概要を図面に基づいて説明
する。この車体13は、左右一対の前車輪14と後車輪
15とを有して、ボンネット16内に搭載のエンジン1
7によって駆動して走行できる。ステアリングポスト1
8上のハンドル19の操作によって前後の車輪14,1
5を操向することができる。この車体13の後部の運転
席20の周りを取り囲むようにして平面視で凹状の薬液
タンク5が搭載される。又、運転席20の下側にはこの
薬液タンク5内の薬液を吸入してノズルブーム3等を有
する噴霧回路4へ送液するポンプ1を設ける。噴霧ノズ
ル2を配置するノズルブーム3が、ギヤドモータ21に
より伸縮されるリフトシリンダ22を有したリフトヒッ
チ23を介して、車体13の前端に昇降自在に装着され
る。
【0016】前記運転席20の横側には、噴霧回路4を
構成する噴霧回路ユニット24が配置される。この噴霧
回路4は、エアチャンバ28や、ノズルブーム3への薬
液流量を検出する噴霧流量センサ9、及び外部への薬液
を排出させて該ノズルブーム3への流量を加減制御する
アクチュエータとしての流量統制弁7等を有する。この
噴霧回路ユニット24は、ポンプ1との間を吐出パイプ
25で連結し、薬液タンク5内の撹拌ノズル26との間
をパイプからなる撹拌回路6で連結し、又噴霧回路4の
余剰液を薬液タンク5へ還元するパイプからなる流量調
整回路8を連結している。更に前記ノズルブーム3との
間をホースからなるブーム回路27で連結する。
【0017】ここにおいて、図1〜図5に基づいて、請
求項1に記載の発明は、ポンプ1の駆動で噴霧ノズル2
配置のノズルブーム3へ液送する噴霧回路4を有して車
速に応じた噴霧制御を行う薬液散布車において、この噴
霧回路4に、一部薬液タンク5へ還元して薬液を撹拌す
る撹拌回路6と、該ノズルブーム3への流量を調整する
流量調整弁7を有して余剰液を排出させる流量調整回路
8と、このノズルブーム3への流量を検出する噴霧流量
センサ9とを設けたことを特徴とする噴霧装置の構成と
するものである。
【0018】そして、ポンプ1の駆動で、薬液タンク5
の薬液が噴霧回路4へ送られて、各ノズルブーム3のノ
ズル2から噴霧される。このときノズルブーム3へ圧送
される薬液流量は噴霧流量センサ9で検出される。この
噴霧回路4の薬液は一部撹拌回路6を経て該薬液タンク
5へ還元されて、この還元される噴流によってタンク5
内の薬液が撹拌混合される。
【0019】又、流量調整回路8では流量調整弁7が開
閉制御されて、噴霧ノズル2からの薬液噴霧量は車速に
応じた噴出量とし制御される。即ち、車速が基準域から
上がると流量調節弁7が絞られてノズルブーム3への流
量を増大し、又、逆に車速が下がると流量調整弁7が開
かれて、ノズルブーム3への流量が減少されて、薬液散
布車の走行距離当たりの薬液噴霧量を一定に維持するよ
うに制御される。
【0020】このような薬液噴霧制御は、制御装置にお
けるプログラム制御に基づいて行われる。この各ノズル
ブーム3への流量は噴霧流量センサ9で検出されてい
て、流量調整弁7をフィードバック制御する。このた
め、ノズルブーム3への噴霧回路4への流量を噴霧流量
センサ9で検出しながら流量制御弁7を作動させて、車
速に応じた噴霧流量を制御するものであるから、圧力装
置や、圧力センサを不要として、簡単で、安価な構成と
することができる。
【0021】又、請求項2に記載の発明は、前記ノズル
ブーム3の噴霧域を検出する噴霧域センサ10を設けた
ことを特徴とするもので、噴霧域センサ10により噴霧
使用のノズル2及びノズルブーム3による薬液噴霧散布
の領域を検出しながら、前記流量調整弁7の開度を調整
制御して、噴霧散布領域に応じた噴霧流量を維持制御す
ることができる。
【0022】ここに、薬液タンク5の給液口29に連結
される供給パイプ30には、水タンク(図面省略)から
給水できる給水パイプ31を連結すると共に、ポンプ1
への給液を濾過するフィルタ32を設けている。又、こ
の給水パイプ31と供給パイプ3との間の連結部には、
切替コック33を設けて、給水パイプ31から供給パイ
プ30へ水を供給したり、給液口29から供給パイプ3
0へ薬液を供給させるように切替ることができる。
【0023】又、撹拌回路6は、噴霧回路4の一部所定
流量の薬液を撹拌ノズウル26から薬液タンク5へ還元
噴射させて、この薬液タンク5内の薬剤を撹拌させるこ
とができる。流量調整回路8の流量制御弁7は噴霧制御
のコントローラ34からの出力によって電子的に開閉調
節される。流量センサ9は、このノズルブーム3へ流れ
る薬液の噴霧流量を検出するもので、コントローラ34
では予め噴霧量設定器35によって設定される基準噴霧
流量と比較させながら流量調整弁7を制御させる。
【0024】前記ノズルブーム3は、センタブーム3C
と、左右のサイドブーム3L,3Rとから構成される。
このセンタブーム3Cは、車体幅の正面中央部に配置さ
れてリフトヒッチ23に取付け固定されている。左右の
サイドブーム3L,3Rは、このセンタブーム3Cの両
端部に折畳可能に取り付けられて、横水平方向に拡張し
た散布姿勢と、後方上部へ折畳んだ収納姿勢とに切替る
ことができる。前記ブーム回路27は噴霧回路4から分
岐されて、各センタブーム3C,サイドブーム3L,3
R毎に各別に連結される。
【0025】これら各ブーム3C,3L,3Rは、噴霧
ノズル2の配置数を同数とし、略同長さとする等によっ
て、各噴霧流量が同じになるように設定することができ
る。各ブーム3C,3L,3Rのブーム回路27C,2
7L,27Rには、コック36C,36L,36Rが設
けられ、各ブーム3C,3L,3R毎に噴霧、又は停止
を行わせることができ、これを各噴霧域センサ10C,
10L,10Rで検出して、車体13の走行幅における
噴霧散布される幅を噴霧域として検出することができ
る。
【0026】例えば、センタブーム3Cと右側のサイド
ブーム3Rとによる噴霧を行わせるときは、左側のコッ
ク36Lを閉鎖する。噴霧時はこの左側の噴霧域センサ
10Lは流量を検出しないために、噴霧域はセンタブー
ム3Cとサイドブーム3Rとによる噴霧散布幅を、噴霧
域センサ10による検出噴霧域としてコントローラ34
へ入力される。
【0027】前記車体13の車速は、車速センサによっ
て検出して、コントローラ34に入力される。この車速
に応じて流量調整弁7が開閉されるが、この制御流量曲
線やフローチャート等の制御プログラムはコントローラ
34に設定させておくものである。このようにして、設
定器35による噴霧量を設定し、コック36により噴霧
域を決めることにより、噴霧回路4により自動的に噴霧
制御が行われる。
【0028】次に、主として図6に基づいて、請求項3
に記載の発明は、前記撹拌回路6に還元流量を検出する
還元流量センサ11を設けて、ノズルブーム3のおける
噴霧流量を演算することを特徴とするもので、撹拌回路
6を薬液タンク5に向けて還元される薬液の流量を還元
流量センサ11で検出することによって、この撹拌回路
6の還元流量とノズルブーム3の噴霧流量との比を予め
設定しておくことにより、このノズルブーム3における
噴霧流量を演算させることができる。この算出された噴
霧流量と既に噴出量設定器35で設定されている基準噴
霧流量とに基づいて流量調整弁7をフィードバック制御
することができる。
【0029】この形態では、いずれかの噴霧ノズル2乃
至ノズルブーム3への送液を停止して噴霧域を変更する
ときは、この変更による撹拌回路6とノズルブーム3と
の間の流量比の形態を予め設定しておくことによって、
正確な流量を算出しながら噴霧制御させることができ
る。
【0030】ここに、噴霧回路4の撹拌回路6は途中で
二経路6Aと6Bとに分岐させて設けられる。このうち
一方の経路6Bに還元流量センサ11を設けている。こ
の経路6Bは前記各ノズルブーム3C,3L,3Rと同
じ流量となるように構成することができる。この場合
は、ノズルブーム3における噴霧流量は流量センサ11
の検出量の整数倍として演算させることができる。
【0031】更に、主として図7、図8に基づいて、請
求項4に記載の発明は、前記撹拌回路6には還元流量セ
ンサ11を設けるとともに、流量調整回路8には余剰流
量を検出する余剰流量センサ12を設けて、ノズルブー
ム3における噴霧流量を演算することを特徴とするもの
で、還元流量センサ11によって撹拌回路6の還元流量
Qaを検出すると共に、余剰流量センサ12で流量調整
回路8の排出流量Qbを検出することにより、これらの
検出流量Qa,Qbを予め所定の駆動回転数のポンプ1
により噴霧回路4へ吐き出される吐出量Qcから減算さ
せることによって、ノズルブーム3への噴霧流量Qを、
算式(Q=Qc−Qa−Qb)として算出することがで
きる。
【0032】主として図9においては、前記ステアリン
グポスト18の上部に設けられるメータパネル38に電
子表示のディスプレイ39を配置し、この周りに前記噴
霧回路4における薬液の噴霧量を設定する噴霧量設定器
35、前記ポンプ1による薬液の吐出量を設定する吐出
量設定器41、薬液噴霧を前記のように自動的に行わせ
る場合と手動で行わせる場合とに切替る切替スイッチ4
0、該噴霧量設定器35による設定量を増減する増減ス
イッチ42,43、リセットスイッチ44、該ディスプ
レイ39の表示データを切替る切替スイッチ45、及び
補正スイッチ46等を配置して、運転条件や状況等を的
確に認識乃至確認できる。
【0033】主として図10において、上例と異なる点
を説明する。前記車速センサ37による車速の検出に代
えて、エンジン17の回転数と、変速装置における変速
位置とによって、車速を算出させる構成としたものであ
る。このためエンジン17の回転を検出するエンジン回
転計47と、副変速レバー48及び主変速レバー49の
変速位置を検出するポテンショメータからなる変速位置
センサ50,51等を設け、予め各変速位置の減速比を
コントローラ34に登録させておき、これらエンジン回
転や、減速比、車輪のタイヤ径、スリップ率等により、
算式 (車速)=(エンジン回転数)×(減速比)×(タイヤ
径)×(π)×(スリップ率) として車速を算出させることができる。
【0034】エンジン回転数と変速位置で車速を検出で
きるため、クラッチを切りにして走行停止状態でも、前
記噴霧回路4に液圧をかけることができ、停車状態で薬
液噴霧が可能となる。又、そのまま発進可能で噴霧させ
ることができる。即ち、一般的に車速センサによる検出
値から車速を算出する方式では、走行停止状態で車速セ
ンサの出力値が0の場合は、薬液の噴霧ができないこと
となるが、前記のように車速をエンジンの回転数と減速
比とから算出することにより、このエンジンが回転状態
にあるかぎり車体の停止中でも薬液噴霧を行わせること
ができる。
【0035】主として図11において、上例と異なる点
を説明する。前記変速レバー48,49による変速位置
を検出するための変速位置センサ50,51として、こ
れらレバー50,51の接触により作動させる板バネ材
からなるアクチュエータを有してON,OFFされるス
イッチ52,53を設けたものである。
【0036】車速の演算は上例の場合と略同じである
が、スリップ率や、タイヤ径は、水田と畑とで異なるた
めに、これらの条件の変更毎の演算式を設定しておくこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬液噴霧回路図。
【図2】その薬液散布車の側面図。
【図3】その一部の側面図。
【図4】その薬液散布車の平面図。
【図5】その噴霧制御装置のブロック図。
【図6】その一部別実施例を示す薬液噴霧回路図。
【図7】その一部別実施例を示す薬液噴霧回路図。
【図8】その一部別実施例を示す薬液噴霧回路図。
【図9】メータパネル部の平面図。
【図10】一部別実施例を示す車速検出部のブロック
図。
【図11】一部別実施例を示す変速レバー部の平面図。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 噴霧ノズル 3 ノズルブーム 4 噴霧回路 5 薬液タンク 6 撹拌回路 7 流量調整弁 8 流量調整回路 9 噴霧流量センサ 10 噴霧域センサ 11 還元流量センサ 12 余剰流量センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 CB03 CB24 CB33 CB62 FA04 FA11 FA14 4D074 AA05 BB06 CC04 CC22 CC37 CC39 CC45 CC56 CC57 FF11 FF12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ1の駆動で噴霧ノズル2配置のノ
    ズルブーム3へ液送する噴霧回路4を有して車速に応じ
    た噴霧制御を行う薬液散布車において、この噴霧回路4
    に、一部薬液タンク5へ還元して薬液を撹拌する撹拌回
    路6と、該ノズルブーム3への流量を調整する流量調整
    弁7を有して余剰液を排出させる流量調整回路8と、こ
    のノズルブーム3への流量を検出する噴霧流量センサ9
    とを設けたことを特徴とする噴霧装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルブーム3の噴霧域を検出する
    噴霧域センサ10を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の薬液散布車の噴霧装置。
  3. 【請求項3】 前記撹拌回路6に還元流量を検出する還
    元流量センサ11を設けて、ノズルブーム3のおける噴
    霧流量を演算することを特徴とする請求項1、又は2に
    記載の薬剤散布車の噴霧装置。
  4. 【請求項4】 前記撹拌回路6には還元流量センサ11
    を設けると共に、流量調整回路8には余剰流量を検出す
    る余剰流量センサ12を設けて、ノズルブーム3におけ
    る噴霧流量を演算することを特徴とする請求項1,2、
    又は3に記載の薬液散布車の噴霧装置。
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