JP2002119272A - 携帯用無煙喫煙装置 - Google Patents

携帯用無煙喫煙装置

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JP2002119272A
JP2002119272A JP2000317839A JP2000317839A JP2002119272A JP 2002119272 A JP2002119272 A JP 2002119272A JP 2000317839 A JP2000317839 A JP 2000317839A JP 2000317839 A JP2000317839 A JP 2000317839A JP 2002119272 A JP2002119272 A JP 2002119272A
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smoking
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Jiro Kayama
次郎 香山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副流煙と主流煙を集煙室内に確実に集煙し
て、消煙ユニットによって確実に消煙でき、喫煙者の回
りの人に迷惑をかけず、何時でも何処でも喫煙が可能と
なり、構成簡素で、量産に適し、低廉な携帯用無煙喫煙
装置を提供する。 【解決手段】 携帯可能に形成した気密箱本体A内に集
煙室を設け、集煙室内には、集塵電極20と放電電極2
1からなる消煙ユニットBを内装すると共に、煙草Tを
装着可能な煙草ホルダー5を内装し、煙草ホルダー5に
は、気密箱本体A外部に突出する喫煙用パイプ9を連設
し、煙草ホルダー5に装着した煙草Tを喫煙用パイプ9
を介して喫煙できるよう形成すると共に、喫煙者から吐
き出す主流煙を集煙室内に送り込めるよう形成し、消煙
ユニットBに直流高電圧を印加することで、集煙室内に
充満する主流煙及び副流煙を集塵電極20に吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、どのような場所や
時に喫煙しても、煙草の煙で回りの人に迷惑をかけるこ
とがないようにした携帯用無煙喫煙装置に係り、喫煙者
から吐き出される主流煙や、煙草から出る副流煙を、気
密箱の集煙室内に確実に集煙し、これらの煙を集塵電極
と放電電極を備えたコロナ放電を利用した消煙ユニット
によって確実に消煙できるように工夫した携帯用無煙喫
煙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の煙草の煙を処理できる喫
煙装置にあっては、種々のものが提供されており、例え
ば、特開平7−246081号公報に記載されているよ
うな無煙喫煙具がある。これは、タバコ緊締保持部、該
タバコ緊締保持部より大径に形成された煙道室、該煙道
室を挟んで給気口及び排気口が形成されている無煙喫煙
具本体において、前記排気口に、筒状の集煙電極と、排
気口と反対側で集煙電極に対向させて配設される放電電
極とを備えた集煙室を形成し、前記電極間に直流高電圧
を印加可能としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の如き
無煙喫煙具にあっては、煙草から出る副流煙は、ある程
度処理できるが、喫煙者から吐き出される主流煙の処理
が困難であると共に、副流煙の完全な処理も難しい等の
難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消できるようにするのは勿論のこと、
煙草から出る副流煙と喫煙者から吐き出される主流煙を
確実に消煙できて、喫煙者の回りの人に迷惑をかけるこ
とがなくなり、また、煙草の着火が容易に行えるように
なると共に、その着火時にも煙が漏れず、何時でも何処
でも利用できるように不使用時にはコンパクトに構成で
きて携帯に便利となり、更に、煙を吸着紙に付着でき、
その処理が容易に行え、しかも、構成が簡素で、量産に
適し、比較的低廉に提供できるようにすべく創出された
もので、請求項1記載の携帯用無煙喫煙装置にあって
は、携帯可能に形成した適宜気密箱本体A内に集煙室を
設け、この集煙室内には、集塵電極20と放電電極21
からなる消煙ユニットBを内装すると共に、煙草Tを装
着可能な煙草ホルダー5を内装し、この煙草ホルダー5
には、気密箱本体A外部に突出する喫煙用パイプ9を連
設し、煙草ホルダー5に装着された煙草Tを喫煙用パイ
プ9を介して喫煙できるように形成すると共に、喫煙者
から吐き出される主流煙を集煙室内に送り込めるように
形成し、消煙ユニットBに直流高電圧を印加すること
で、集煙室内に充満する主流煙及び副流煙が集塵電極2
0に吸着されるよう構成する手段を採用した。
【0005】また、請求項2記載の携帯用無煙喫煙装置
にあっては、携帯可能に形成した適宜気密箱本体A内
に、適宜直流高電圧発生手段を内装すると共に集煙室を
設け、この集煙室内には、集塵電極20と放電電極21
からなる消煙ユニットBを内装すると共に、煙草Tを装
着可能な煙草ホルダー5を内装し、この煙草ホルダー5
には、気密箱本体A外部に突出する喫煙用パイプ9を連
設し、煙草ホルダー5に装着された煙草Tの先端部分を
着火可能な電気式着火具10を集煙室内に配し、煙草ホ
ルダー5に装着された煙草Tを喫煙用パイプ9を介して
喫煙できるように形成すると共に、喫煙者から吐き出さ
れる主流煙を集煙室内に送り込めるように形成し、直流
高電圧発生手段からの直流高電圧を消煙ユニットBに印
加することで、集煙室内に充満する主流煙及び副流煙が
集塵電極20に吸着されるよう構成する手段を採用し
た。
【0006】更に、請求項3記載の携帯用無煙喫煙装置
にあっては、気密箱本体Aの集煙室部分の構成壁部を折
畳可能に形成し、集煙室部分の容積を自在に小さくでき
るよう構成する手段を採用した。
【0007】そして、請求項4記載の携帯用無煙喫煙装
置にあっては、気密箱本体Aの集煙室部分の構成壁部を
変形可能な蛇腹状に形成し、集煙室部分の容積を自在に
小さくできるよう構成する手段を採用した。
【0008】それから、請求項5記載の携帯用無煙喫煙
装置にあっては、消煙ユニットBの集塵電極20を筒状
に形成し、この集塵電極20の内周面に密接するような
筒状の吸着紙22を形成し、この吸着紙22を集塵電極
20に互換可能に装着できるよう構成する手段を採用し
た。
【0009】加えて、請求項6記載の携帯用無煙喫煙装
置にあっては、消煙ユニットBの放電電極21の長さを
3cm以下に設定する手段を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明すると、次の通りである。本発明は、回りの人に迷
惑にならないように喫煙者が煙草Tを吸うときに使用す
る携帯用無煙喫煙装置であって、喫煙者から吐き出され
る主流煙や、煙草Tから出る副流煙を、気密箱本体Aの
集煙室内に確実に集煙すると共に、これらの煙(主流煙
及び副流煙)を集塵電極20と放電電極21を備えたコ
ロナ放電を利用した消煙ユニットBによって確実に消煙
できるように構成したものである。
【0011】具体的には、携帯可能に形成した適宜合成
樹脂製の気密箱本体A内下部に、適宜直流高電圧発生手
段を内装すると共に、この上方には集煙室を設ける。そ
して、この集煙室内下部には、集塵電極20と放電電極
21からなる複数(例えば、4個)の消煙ユニットBを
並列状に内装すると共に、煙草Tを装着可能な煙草ホル
ダー5を集煙室内上部に内装する。それから、この煙草
ホルダー5には、気密箱本体A外部に突出する喫煙用パ
イプ9を連設して、煙草ホルダー5に装着された煙草T
を喫煙用パイプ9を介して喫煙できるように形成すると
共に、喫煙者から吐き出される主流煙を集煙室内に送り
込めるように形成してある。更に、煙草ホルダー5に装
着された煙草Tの先端部分を着火可能な適宜電気式着火
具10を集煙室内に配して、煙草Tの着火が容易に行え
るようにすると共に、その着火時に煙が気密箱本体A外
に漏れることがないように形成されている。それから、
直流高電圧発生手段からの直流高電圧を消煙ユニットB
の集塵電極20と放電電極21との間に印加すること
で、放電電極21から集塵電極20に向って発生するコ
ロナ放電により、イオン気流が発生し、このイオン気流
によって集煙室内に充満する主流煙及び副流煙が集塵電
極20に吸着されるよう構成されている。
【0012】気密箱本体Aは、例えば、適宜合成樹脂材
等によって略直方体状に形成され、その正面部分には、
開閉扉1が揺動自在に設けられており(図1参照)、こ
の開閉扉1には、適宜パッキン2を設けて、気密箱本体
Aの集煙室の気密状態が確保できるように構成してあ
る。尚、パッキン2は、開閉扉1ではなく箱本体がわに
設けるようにしても良い。ところで、気密箱本体Aの集
煙室のサイズは、消煙ユニットBの数やその消煙能力に
もよるが、例えば、120mm×90mm×90mm程
度のものが最適な消煙効率を発揮するものとなる。
【0013】また、気密箱本体Aは、その集煙室部分の
構成壁部を折畳可能に形成し、その不使用時に集煙室部
分の容積を自在に小さくできるよう構成して、その携帯
性がより良くなるようにしたものでも良い(図4、図5
参照)。具体的には、直流高電圧発生手段を内装した部
分を下部に配し、この前方に複数(4個)の消煙ユニッ
トBを夫々が上向きとなるように並設し、これら直流高
電圧発生手段を内装した部分と、複数の消煙ユニットB
部分の上方に、二つ折り可能な左右側壁を揺動可能に連
設すると共に、これら左右側壁の上端部分に天壁の左右
側縁部分を揺動自在に連設し、更に、天壁の前後縁部分
に正面壁と背面壁の上端縁部分を揺動自在に連設し、左
右側壁が二つに折畳まれ、正面壁と背面壁が天壁の上に
載置されるように揺動せしめることで、かなりコンパク
トに折畳まれるように構成してある。ところで、この様
に構成された気密箱本体Aは、適宜パッキン等によって
その気密性が十分維持できるように構成され、また、正
面壁、背面壁、左右側壁、天壁相互によって堅牢なボッ
クス状態を維持できるように構成されているものであ
る。
【0014】更に、気密箱本体Aは、その集煙室部分の
構成壁部を変形可能な蛇腹状に形成し、その不使用時に
集煙室部分の容積を自在に小さくできるよう構成して、
その携帯性がより良くなるように構成したものでも良い
(図6参照)。具体的には、直流高電圧発生手段を内装
した部分を下部に配し、この前方(或いは、側方)に複
数の消煙ユニットBを夫々が上向きとなるように並設
し、これら直流高電圧発生手段を内装した部分と、複数
の消煙ユニットB部分の上方に、蛇腹状の周壁を連設す
ると共に、蛇腹状の周壁の上端部分に天壁を連設し、蛇
腹状の周壁部分を上下方向で収縮せしめることで、かな
りコンパクトに折畳まれるように構成してある。
【0015】直流高電圧発生手段は、主に、気密箱本体
Aの下部に配されて、その安定性が増すように構成さ
れ、交換可能に内装された適宜バッテリーの直流電圧
(例えば、9ボルト)を高くする(例えば、5000ボ
ルト)変圧器等を備えた構成となっている。しかも、そ
の近傍には、直流高電圧発生手段のスイッチ11が配し
てある。
【0016】煙草ホルダー5は、気密箱本体Aの集煙室
内に配され、煙草Tのフィルター部分を差込装着自在な
差込穴6と、喫煙者から吐き出される主流煙を集煙室内
に導入可能な逆止弁8付き排気孔7とを有している。そ
して、この煙草ホルダー5に喫煙用パイプ9の基端部分
が連設されており、喫煙者が喫煙用パイプ9の先端部分
を銜えて、吸い込んだときに喫煙でき、喫煙者が主流煙
を吐き出したときに、逆止弁8が開いて排気孔7から主
流煙が集煙室内にスムーズに送り込めるように構成され
ている。尚、煙草ホルダー5は、例えば、差込穴6に装
着される煙草Tが集煙室内に於いて対角線に沿うように
配置することにより、気密箱本体Aをより小さく構成で
きるようになる。また、煙草ホルダー5の取付位置は、
図1、図2、図3に示すように開閉扉1に固定しても良
いし、図4、図5に示すように正面壁に固定しても良い
し、図6に示すように天壁に固定しても良いし、その他
適宜自由に設定できるものである。加えて、煙草ホルダ
ー5への喫煙用パイプ9の装着状態も、固定状態として
も良いし、喫煙用パイプ9が着脱可能となるように構成
したものであっても良い。
【0017】電気式着火具10は、集煙室内にセットさ
れた煙草Tの先端部分近傍に配され、適宜スイッチ等に
よって煙草Tの先端部分を任意に着火できるように構成
されている。例えば、煙草Tの先端部分にニクロム線等
の適宜ヒーター線を配し、このヒーター線に電流を流し
て赤熱せしめて、煙草Tの先端部分を着火できるような
手段が採用される。
【0018】消煙ユニットBは、例えば、角筒状に形成
される集塵電極20と、この角筒状集塵電極20の中心
に配されるニードル状の放電電極21とからなり、集塵
電極20の内周面には、角筒状の吸着紙22が密接する
ように内装されている。しかも、吸着紙22は、集塵電
極20に互換可能に装着され、煙が集塵電極20内周面
に付着しないで、吸着紙22に付着するようになり、更
に、吸着紙22が汚れた場合に、その互換装着が手を汚
すことなく簡単に行えるように構成されている。尚、消
煙ユニットBは、その長さができる限り短いものを使用
して気密箱本体Aをよりコンパクトにできるようにする
のが望ましく、特に、消煙ユニットBの放電電極21長
さを3cm以下に設定することにより、携帯用無煙喫煙
装置自体がよりコンパクトに構成でき、しかも、十分な
消煙機能を発揮できる消煙ユニットBとなる。また、消
煙ユニットBは、放電電極21から集塵電極20に向っ
て発生するコロナ放電によるイオン気流で、集煙室内に
充満する主流煙及び副流煙が集煙室内を流れ易くなるよ
うに構成される。
【0019】ところで、携帯用無煙喫煙装置の具体的構
成、形状、寸法、材質、気密箱本体Aの具体的構成、形
状、寸法、材質、開閉扉1の具体的構成、形状、寸法、
配設位置、数、パッキン2の具体的構成、形状、寸法、
材質、配設位置、煙草ホルダー5の具体的構成、形状、
寸法、材質、配設位置、差込穴6の具体的構成、形状、
寸法、配設位置、排気孔7の具体的構成、形状、寸法、
数、配設位置、逆止弁8の具体的構成、形状、寸法、材
質、数、配設位置、喫煙用パイプ9の具体的構成、形
状、寸法、材質、煙草ホルダー5への取付状態、電気式
着火具10の具体的構成、形状、寸法、配設位置、スイ
ッチ11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、消煙ユ
ニットBの具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、集
塵電極20の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位
置、放電電極21の具体的構成、形状、寸法、材質、配
設位置、吸着紙22の具体的構成、形状、寸法、材質等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設
定、変更できるものである。
【0020】
【発明の効果】従って、請求項1記載の携帯用無煙喫煙
装置は、携帯可能に形成した適宜気密箱本体A内に集煙
室を設け、この集煙室内には、集塵電極20と放電電極
21からなる消煙ユニットBを内装すると共に、煙草T
を装着可能な煙草ホルダー5を内装し、この煙草ホルダ
ー5には、気密箱本体A外部に突出する喫煙用パイプ9
を連設し、煙草ホルダー5に装着された煙草Tを喫煙用
パイプ9を介して喫煙できるように形成すると共に、喫
煙者から吐き出される主流煙を集煙室内に送り込めるよ
うに形成し、消煙ユニットBに直流高電圧を印加するこ
とで、集煙室内に充満する主流煙及び副流煙が集塵電極
20に吸着されるよう構成したので、煙草Tから出る副
流煙と喫煙者から吐き出される主流煙を気密箱本体Aの
集煙室内に確実に集煙して、これらの煙を集塵電極20
と放電電極21を備えたコロナ放電を利用した消煙ユニ
ットBによって確実に消煙でき、喫煙者の回りの人に迷
惑をかけることがなくなり、何時でも何処でも喫煙が可
能な携帯用無煙喫煙装置となる。しかも、構成が簡素
で、取扱い易く、量産に適し、比較的低廉に提供できる
ようになる。
【0021】また、請求項2記載の携帯用無煙喫煙装置
は、携帯可能に形成した適宜気密箱本体A内に、適宜直
流高電圧発生手段を内装すると共に集煙室を設け、この
集煙室内には、集塵電極20と放電電極21からなる消
煙ユニットBを内装すると共に、煙草Tを装着可能な煙
草ホルダー5を内装し、この煙草ホルダー5には、気密
箱本体A外部に突出する喫煙用パイプ9を連設し、煙草
ホルダー5に装着された煙草Tの先端部分を着火可能な
電気式着火具10を集煙室内に配し、煙草ホルダー5に
装着された煙草Tを喫煙用パイプ9を介して喫煙できる
ように形成すると共に、喫煙者から吐き出される主流煙
を集煙室内に送り込めるように形成し、直流高電圧発生
手段からの直流高電圧を消煙ユニットBに印加すること
で、集煙室内に充満する主流煙及び副流煙が集塵電極2
0に吸着されるよう構成したので、煙草Tから出る副流
煙と喫煙者から吐き出される主流煙を気密箱本体Aの集
煙室内に確実に集煙して、これらの煙を集塵電極20と
放電電極21を備えたコロナ放電を利用した消煙ユニッ
トBによって確実に消煙でき、喫煙者の回りの人に迷惑
をかけることがなくなり、何時でも何処でも喫煙が可能
な携帯用無煙喫煙装置となる。しかも、構成が簡素で、
量産に適し、比較的低廉に提供できるようになる。特
に、煙草ホルダー5に装着された煙草Tの先端部分を着
火可能な電気式着火具10を集煙室内に配したので、煙
草Tの着火が容易に行えるようになると共に、その着火
時に煙が気密箱本体A外に漏れるようなことがない。加
えて、気密箱本体A内に、直流高電圧発生手段を内装し
たので、直流高電圧を確実に発生させることができるよ
うになると共に、直流高電圧発生手段を集煙室とは別に
区画できるようになり、故障等が生じ難いものとなる。
【0022】更に、請求項3記載の携帯用無煙喫煙装置
は、気密箱本体Aの集煙室部分の構成壁部を折畳可能に
形成し、集煙室部分の容積を自在に小さくできるよう構
成したので、その不使用時には、折畳可能な構成壁部を
利用して携帯用無煙喫煙装置自体をコンパクトに構成で
き、携帯に便利となる。
【0023】そして、請求項4記載の携帯用無煙喫煙装
置は、気密箱本体Aの集煙室部分の構成壁部を変形可能
な蛇腹状に形成し、集煙室部分の容積を自在に小さくで
きるよう構成したので、その不使用時には、蛇腹状の構
成壁部を利用して携帯用無煙喫煙装置自体をコンパクト
に構成でき、携帯に便利となる。しかも、構成が簡素
で、取扱い易いものとなる。
【0024】それから、請求項5記載の携帯用無煙喫煙
装置は、消煙ユニットBの集塵電極20を筒状に形成
し、この集塵電極20の内周面に密接するような筒状の
吸着紙22を形成し、この吸着紙22を集塵電極20に
互換可能に装着できるよう構成したので、煙が吸着紙2
2に付着されるようになると共に、吸着紙22が汚れた
場合に、その互換装着が手を汚すことなく簡単に行える
ようになり、取扱いが容易となる。
【0025】加えて、請求項6記載の携帯用無煙喫煙装
置は、消煙ユニットBの放電電極21長さを3cm以下
に設定したので、消煙ユニットBを短く構成できるよう
になり、携帯用無煙喫煙装置自体をよりコンパクトに構
成できて、携帯に便利となる。しかも、十分な消煙機能
を発揮できる消煙ユニットBとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯用無煙喫煙装置を例示する一部切
欠分解斜視図である。
【図2】本発明の携帯用無煙喫煙装置を例示する縦断正
面図である。
【図3】本発明の携帯用無煙喫煙装置を例示する縦断側
面図である。
【図4】本発明の他の携帯用無煙喫煙装置を例示する斜
視図である。
【図5】本発明の他の携帯用無煙喫煙装置を例示する一
部省略縦断正面図である。
【図6】本発明の他の携帯用無煙喫煙装置を例示する縦
断側面図である。
【符号の説明】
A 気密箱本体 1 開閉扉 2 パッ
キン 5 煙草ホルダー 6 差込
穴 7 排気孔 8 逆止
弁 9 喫煙用パイプ 10 電気
式着火具 11 スイッチ B 消煙ユニット 20 集塵電極 21 放電
電極 22 吸着紙 T 煙草

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能に形成した適宜気密箱本体内に
    集煙室を設け、この集煙室内には、集塵電極と放電電極
    からなる消煙ユニットを内装すると共に、煙草を装着可
    能な煙草ホルダーを内装し、この煙草ホルダーには、気
    密箱本体外部に突出する喫煙用パイプを連設し、煙草ホ
    ルダーに装着された煙草を喫煙用パイプを介して喫煙で
    きるように形成すると共に、喫煙者から吐き出される主
    流煙を集煙室内に送り込めるように形成し、消煙ユニッ
    トに直流高電圧を印加することで、集煙室内に充満する
    主流煙及び副流煙が集塵電極に吸着されるよう構成した
    ことを特徴とする携帯用無煙喫煙装置。
  2. 【請求項2】 携帯可能に形成した適宜気密箱本体内
    に、適宜直流高電圧発生手段を内装すると共に集煙室を
    設け、この集煙室内には、集塵電極と放電電極からなる
    消煙ユニットを内装すると共に、煙草を装着可能な煙草
    ホルダーを内装し、この煙草ホルダーには、気密箱本体
    外部に突出する喫煙用パイプを連設し、煙草ホルダーに
    装着された煙草の先端部分を着火可能な電気式着火具を
    集煙室内に配し、煙草ホルダーに装着された煙草を喫煙
    用パイプを介して喫煙できるように形成すると共に、喫
    煙者から吐き出される主流煙を集煙室内に送り込めるよ
    うに形成し、直流高電圧発生手段からの直流高電圧を消
    煙ユニットに印加することで、集煙室内に充満する主流
    煙及び副流煙が集塵電極に吸着されるよう構成したこと
    を特徴とする携帯用無煙喫煙装置。
  3. 【請求項3】 気密箱本体の集煙室部分の構成壁部を折
    畳可能に形成し、集煙室部分の容積を自在に小さくでき
    るよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の携帯用無煙喫煙装置。
  4. 【請求項4】 気密箱本体の集煙室部分の構成壁部を変
    形可能な蛇腹状に形成し、集煙室部分の容積を自在に小
    さくできるよう構成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3記載の携帯用無煙喫煙装置。
  5. 【請求項5】 消煙ユニットの集塵電極を筒状に形成
    し、この集塵電極の内周面に密接するような筒状の吸着
    紙を形成し、この吸着紙を集塵電極に互換可能に装着で
    きるよう構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4記載の携帯用無煙喫
    煙装置。
  6. 【請求項6】 消煙ユニットの放電電極の長さを3cm
    以下に設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    いずれか記載の携帯用無煙喫煙装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521950A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ギディング ホールディング ビー.ブイ. 巻タバコからのタバコの煙を濾過するための装置、アセンブリ、及び方法

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JP2009521950A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ギディング ホールディング ビー.ブイ. 巻タバコからのタバコの煙を濾過するための装置、アセンブリ、及び方法

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