JP2002118552A - ストリーム中継装置およびストリーム放送配信ネットワークおよび記録媒体 - Google Patents

ストリーム中継装置およびストリーム放送配信ネットワークおよび記録媒体

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JP2002118552A JP2000306437A JP2000306437A JP2002118552A JP 2002118552 A JP2002118552 A JP 2002118552A JP 2000306437 A JP2000306437 A JP 2000306437A JP 2000306437 A JP2000306437 A JP 2000306437A JP 2002118552 A JP2002118552 A JP 2002118552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリーム放送サービス提供における大規模
化、効率化、既存網との親和性の向上を目指す。 【解決手段】 ストリーム中継装置は、クライアントと
ストリームサーバの両方の制御プロトコル処理機能を具
備し、いずれかの区間においてもストリーム制御プロト
コル手順を使用する。ストリーム放送のデータを受信し
ている場合は、放送データメモリから読み出してクライ
アントへ放送する。ストリーム放送の視聴要求が一番目
の場合は、当該視聴要求をクライアントの代理でそのス
トリーム中継装置が上流のストリーム中継装置あるいは
ストリームサーバへ要求し、最終的に当該ストリーム放
送データを受信して下流のクライアントへ配信する。プ
ロファイルにしたがってユニキャストあるいはマルチキ
ャストで放送データを配信したり、複数の転送プロトコ
ルを選択して配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声を含む
ストリーム放送の配信に利用する。特に、大規模かつ高
速な放送サービスを扱うストリーム配信に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストリーム中継装置は、Real
Networks社のスプリッタ装置が該当する。これ
は、ストリームサーバとクライアントとの間に一つまた
は複数設置され、ユニキャストにてストリーム放送デー
タを受信し、これを複製して下流のクライアントへ配信
している。
【0003】また、従来の情報配信システムとして「情
報配信システムの制御方法および情報配信システム(特
開平11−68744号公報)」が知られている。これ
は、所望のコンテンツをすでに受信しているマルチメデ
ィア端末がある場合に、この端末がサーバに代わって配
信を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のストリーム中継
装置における技術では、まずストリームサーバからスト
リーム中継装置へのデータ配信は、下流のクライアント
からのリクエストの有無にかかわらず事前の設定に基づ
きデータを垂れ流しているため、伝送帯域に無駄を生じ
る。
【0005】したがって、下流からの視聴要求をベース
にデータ中継を開始し、視聴終了要求によりデータ中継
を終了する効率的な転送の仕組みがない。また、ストリ
ーム中継装置は、ストリーム制御プロトコルを終端せ
ず、直接ストリームサーバとの視聴要求処理を実行して
いるため、サーバに処理負荷が集中する。各ストリーム
中継装置が負荷分散することにより、サーバに集中する
負荷を軽減する仕組みがない。
【0006】また、ストリーム放送の開始および終了の
指示に使われるストリーム制御プロトコルは、クライア
ントと中継サーバとの間と、中継サーバとストリームサ
ーバとの間では異なるプロトコルが用いられる。よっ
て、二種類のソフトウェアモジュールおよびコンフィグ
レーションを強いられるために効率が悪い。相互接続の
容易性および運用コスト等の面では、一種類のストリー
ム制御プロトコルにより運用することが得策である。
【0007】一方、従来の情報配信システムにおける技
術では、マルチメディア端末が、サーバに代わって配信
を行うことにより、サーバへの処理負荷を軽減すること
は可能であるが、多数の端末装置から同時に配信要求が
発生した場合には、代理配信を行うマルチメディア端末
自身の配信処理が大きくなってしまうという問題や、こ
のマルチメディア端末と配信ネットワークとの間の回線
の帯域を配信数分だけ消費してしまい、各クライアント
の通信コストが大きくなってしまうという問題が生じて
いる。また、マルチメディア端末間で配信を行うため、
配信ネットワーク資源の無駄も大きくなってしまい、階
層的なストリーム中継技術が求められる。
【0008】さらに、従来のストリーム中継装置および
情報配信システムでは、ストリーム放送データを送信す
ることに専念し、放送するコンテンツや宛先クライアン
トなどによって、ユニキャストかマルチキャストかをプ
ロファイルにしたがって選択する機能がない。放送形サ
ービスではマルチキャストが転送効率の面で適している
が、IPマルチキャスト等のプロトコルに適合したネッ
トワーク機器の普及が十分でない。よって、ユニキャス
トとマルチキャストを適材適所で使い分ける必要がある
が、従来のストリーム中継装置では、使い分けることが
できないために、ユニキャストもしくはマルチキャスト
のいずれかを用いて配信することしかできない。コンテ
ンツやクライアントの属性により、自動的に選択する機
能がサービス性を高めるために必要である。
【0009】さらに、ストリームデータを転送する際、
イーサネット(登録商標)、ギガビットイーサネット、
ATM等の転送プロトコルを選択する機能もない。よっ
て、ストリーム放送の品質を差異化することは困難であ
る。
【0010】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、ストリーム放送データの受付処理の負荷分
散、中継トラヒック量の効率化、ストリーム制御プロト
コルの単一化、転送プロトコルの選択機能等により、ス
トリーム放送サービス提供における大規模化、効率化、
既存網との親和性の向上を目指すことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、ストリーム
中継装置を上流にはクライアントとして、下流にはサー
バとしてみせるために、クライアントとストリームサー
バの両方の制御プロトコル処理機能を具備する。このと
きに、クライアントとストリーム中継装置との間および
ストリーム中継装置相互間およびストリーム中継装置と
ストリームサーバとの間のいずれかの区間においても、
クライアントとストリームサーバとが直接やりとりする
ストリーム制御プロトコル手順を使用することが望まし
い。これにより、プロトコル制御を簡単化することがで
きる。
【0012】また、上流のストリームサーバあるいはス
トリーム中継装置から1本のストリーム放送データを受
信して複製する機能を実現するために、受信したストリ
ームデータを一旦蓄積するための放送データメモリと、
ストリーム放送単位に放送中か否かを表示するテーブル
を持つ。
【0013】ストリーム中継装置は、クライアントから
の視聴要求をサーバの立場で処理し、その装置で当該ス
トリーム放送のデータを受信している場合は、放送デー
タメモリから読み出して当該クライアントへ放送する。
しかしながら、当該ストリーム放送の視聴要求が一番目
の場合は、当該視聴要求をクライアントの代理でそのス
トリーム中継装置が上流のストリーム中継装置あるいは
ストリームサーバへ要求し、最終的に当該ストリーム放
送データを受信して下流のクライアントへ配信する。
【0014】さらに、宛先クライアントアドレスやスト
リーム放送コンテンツなどのプロファイルにより、通信
プロトコルを明示しておき、プロファイルにしたがって
ユニキャストあるいはマルチキャストで放送データを配
信したり、複数の転送プロトコルを選択して配信したり
することができる。この選択は、ストリーム中継装置毎
に実行される。
【0015】本発明のストリーム中継装置が複数分散配
置されたネットワークを構成することにより、ストリー
ム放送データの受付処理の負荷分散、中継トラヒック量
の効率化を図ることができる。
【0016】このように本発明では、まず、ストリーム
中継装置は、上流にも下流にも同一のストリーム制御プ
ロトコルを用い、かつ、下流にはサーバ、上流にはクラ
イアントの役割を持つため、階層的に接続することが容
易である。また、下流からの要求にしたがって、中継デ
ータを転送するため、伝送効率が高い。さらに、宛先ク
ライアントやコンテンツに対して通信プロトコルを対応
させることにより、接続されたネットワーク機器に親和
性の高い放送配信を実現することができる。特に、スト
リーム中継装置毎にユニキャストかマルチキャストかの
選択をするため、ネットワーク全体で最も適した放送配
信を実現することができる。
【0017】すなわち、本発明の第一の観点は、ストリ
ームサーバの送信するストリーム放送のパケットを受信
して当該パケットをクライアントへ放送配信するストリ
ーム中継装置である。
【0018】ここで、本発明の特徴とするところは、自
己とクライアントとの間でやりとりするプロトコルの処
理手段と、自己とストリームサーバとの間でやりとりす
るプロトコルの処理手段と、ストリーム放送データを蓄
積する放送データメモリと、ストリーム放送毎に放送中
を表示する放送中管理テーブルと、クライアントから視
聴要求を受付ける手段と、前記放送中管理テーブルの表
示に基づき当該要求ストリーム放送が放送中のときには
前記放送データメモリからデータを読出して前記視聴要
求を送信したクライアントに向け放送を開始する手段
と、前記放送中管理テーブルの表示に基づき当該要求ス
トリームの放送が放送中でないときには前記視聴要求を
上流のストリーム中継装置あるいはストリームサーバに
送信し上流から当該要求ストリーム放送データを受信し
て前記放送データメモリに蓄積後に当該視聴要求を送信
したクライアントに向け放送を開始する手段とを備えた
ところにある。
【0019】下流で同一ストリーム放送コンテンツを受
信しているクライアントあるいはストリーム中継装置の
視聴が全て終了したときには上流のストリームサーバあ
るいはストリーム中継装置に視聴終了要求を送信する手
段を備えることが望ましい。これにより、上流にあるス
トリームサーバあるいはストリーム中継装置は、無駄と
なるストリーム放送の垂れ流しを回避することができ
る。
【0020】クライアントとストリーム中継装置との間
およびストリーム中継装置相互間およびストリーム中継
装置とストリームサーバとの間に同一ストリーム制御プ
ロトコル手順を用いることが望ましい。これにより、プ
ロトコル制御を簡単化することができる。
【0021】ストリーム放送データを下流に送信するた
めの通信プロトコルを当該ストリーム放送コンテンツ名
あるいは配信先クライアントアドレスに対応付けしてお
き、受信したストリーム放送データを当該対応付けにし
たがう通信プロトコルを選択して送信する手段を備える
ことが望ましい。これにより、異なる通信プロトコルに
柔軟に対応することができる。この際に、通信プロトコ
ルの選択肢にIPユニキャストプロトコルおよびIPマ
ルチキャストプロトコルを含むことができる。また、I
PユニキャストまたはIPマルチキャストを転送する下
位レイヤプロトコルを選択する手段を備えることが望ま
しい。さらに、選択した通信プロトコルに応じて配信先
アドレスを変換して送信する手段を備えることが望まし
い。
【0022】本発明の第二の観点は、ストリーム放送デ
ータを転送する方向に対して上流は1以上の本発明のス
トリーム中継装置およびまたは1以上のストリームサー
バに直接または間接的に接続されるとともに下流は1以
上の本発明のストリーム中継装置およびまたは1以上の
クライアントに直接または間接的に接続された階層構造
を形成することを特徴とするストリーム放送配信ネット
ワークである。このようなストリーム放送配信ネットワ
ークを形成することにより、ストリーム放送データの受
付処理の負荷分散、中継トラヒック量の効率化を図るこ
とができる。
【0023】本発明の第三の観点は、所定のハードウェ
アと、このハードウェアにインストールされた所定の基
本ソフトウェアとを備えたコンピュータ装置に、さらに
インストールすることによりそのコンピュータ装置を本
発明のストリーム中継装置に相応する装置とするソフト
ウェアが記録された記録媒体である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明実施例のストリーム中継装
置およびストリーム放送配信ネットワークの構成を図1
および図2を参照して説明する。図1は本発明のストリ
ーム放送配信ネットワークの構成図である。図2は本発
明のストリーム中継装置のブロック構成図である。ここ
ではストリーム中継装置11に着目して説明する。
【0025】本発明は、図1に示すように、ストリーム
サーバ21の送信するストリーム放送のパケットを受信
して当該パケットをクライアント1および2へ放送配信
するストリーム中継装置11である。
【0026】ここで、本発明の特徴とするところは、図
2に示すように、自己とクライアント1および2との間
でやりとりするプロトコルの処理手段としてのサーバプ
ロトコル処理部104と、自己とストリームサーバ21
との間でやりとりするプロトコルの処理手段としてのク
ライアントプロトコル処理部106と、ストリーム放送
データを蓄積する放送データメモリ114と、ストリー
ム放送毎に放送中を表示する放送中管理テーブル113
と、クライアント1および2から視聴要求を受付ける要
求受付処理部105と、放送中管理テーブル113の表
示に基づき当該要求ストリーム放送が放送中のときには
放送データメモリ114からデータを読出して前記視聴
要求を送信したクライアント1および2に向け放送を開
始し、放送中管理テーブル113の表示に基づき当該要
求ストリームの放送が放送中でないときには前記視聴要
求を上流のストリーム中継装置13あるいはストリーム
サーバ21に送信し上流から当該要求ストリーム放送デ
ータを受信して放送データメモリ114に蓄積後に当該
視聴要求を送信したクライアント1および2に向け放送
を開始する手段としての転送制御部107とを備えたと
ころにある。
【0027】また、転送制御部107は、下流で同一ス
トリーム放送コンテンツを受信しているクライアント1
および2の視聴が全て終了したときには上流のストリー
ム中継装置13に視聴終了要求を送信する。このとき、
ストリーム中継装置13の転送制御部107は、ストリ
ーム中継装置12およびクライアント5および6に対し
て配信したストリーム放送コンテンツに対してストリー
ム中継装置12およびクライアント5および6からも視
聴終了要求が送信されているときには、視聴終了要求を
ストリームサーバ21に送信する。
【0028】クライアント1〜6とストリーム中継装置
11〜13との間およびストリーム中継装置11〜13
相互間およびストリーム中継装置11〜13とストリー
ムサーバ21との間に同一ストリーム制御プロトコル手
順を用いる。
【0029】また、転送制御部107は、ストリーム放
送データを下流に送信するための通信プロトコルを当該
ストリーム放送コンテンツ名あるいは配信先クライアン
トアドレスに対応付けしておき、受信したストリーム放
送データを当該対応付けにしたがう通信プロトコルを選
択して送信する。この際に、通信プロトコルの選択肢に
IPユニキャストプロトコルおよびIPマルチキャスト
プロトコルを含む。さらに、IPユニキャストまたはI
Pマルチキャストを転送する下位レイヤプロトコルを選
択する。また、選択した通信プロトコルに応じて配信先
アドレスを変換して送信する。
【0030】本発明のストリーム放送配信ネットワーク
は、例えば、図1のストリーム中継装置13に着目する
と、ストリーム放送データを転送する方向に対して上流
はストリームサーバ21に直接に接続されるとともに下
流はストリーム中継装置11および12およびクライア
ント1〜6に直接または間接的に接続された階層構造を
形成することを特徴とする。
【0031】本発明のストリーム中継装置11は、所定
のハードウェアと、このハードウェアにインストールさ
れた所定の基本ソフトウェアとを備えたコンピュータ装
置に、さらにインストールすることによりそのコンピュ
ータ装置を本発明のストリーム中継装置11に相応する
装置とするソフトウェアが記録された記録媒体によりコ
ンピュータ装置に当該ソフトウェアをインストールする
ことにより実現できる。
【0032】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説
明する。
【0033】図1に、本発明実施例におけるクライアン
ト1〜6、ストリーム中継装置11〜13、ストリーム
サーバ21の接続構成を示す。なお、これらは、回線3
1〜39により接続されているが、この回線は、直接接
続される場合と、スイッチあるいはルータ等のネットワ
ーク機器が含まれる場合とがある。
【0034】また、ストリーム制御プロトコルとして、
IETF(Internet Engineering Task Force:インター
ネット技術標準化委員会)のRFC(Request for Commen
ts)2326で規定されたRTSP(Real Time Streamin
g Protocol)プロトコルを想定し、視聴受信要求、視聴
終了要求、あるいはそれらの応答手順を実行する。RT
SPパケットは、下位レイヤとしてTCP(Transmissio
n Control Protocol)プロトコル、IP(Internet Proto
col)ユニキャストプロトコルにより転送されるものとす
る。さらに、RTSPによりストリームサーバ21、ス
トリーム中継装置11、12、13、クライアント1、
2、3、4、5、6の順番にストリーム放送データを中
継するが、このデータは、IETF RFC1889で
規定されたRTP(Real-time Transport Protocol)プロ
トコルにより転送され、その下位プロトコルとして、U
DP(User Datagram Protocol)、IPユニキャストプロ
トコルを使用するものとする。
【0035】接続構成に関しては、ストリーム中継装置
11は下流にクライアント1、2、上流にストリーム中
継装置13と直接接続され、また、ストリーム中継装置
13は、下流にクライアント5、6、ストリーム中継装
置11、12、上流にストリームサーバ21が直接接続
されている。この中で、ストリーム中継装置13は、そ
の下流のクライアント1、2、3、4、5、6とストリ
ーム中継装置11、12が接続され、それらの下流装置
からの視聴要求に対して、上流のストリームサーバ21
へ視聴要求を代理で実行し、ストリーム放送データを受
信しながら中継する。
【0036】図1において、クライアント1、2、3の
順番に視聴受信要求を送信する場合の実施形態を説明す
る。まず、クライアント1は、サーバ21のストリーム
放送を視聴するため、視聴要求をストリーム中継装置1
1へ送信する。ストリーム中継装置11は、未だ要求コ
ンテンツの放送データを受信していないため、上流のス
トリーム中継装置13へ視聴要求を送信する。ストリー
ム中継装置13も、未だ要求コンテンツの放送データを
受信していないため、同様に視聴要求をストリームサー
バ21へ送信する。ストリームサーバ21は、要求を受
付け、当該ストリーム放送データを39→13→35→
11→31を経由してクライアント1へ配信する。
【0037】次にクライアント2が同一のコンテンツに
対して視聴要求をストリーム中継装置11へ送信する。
この場合は、ストリーム中継装置11が既にストリーム
放送データを受信し、クライアント1へ配信している。
したがって、ストリーム中継装置11は、クライアント
2の視聴要求を受付け、放送データメモリ114より当
該コンテンツデータを読み出し、クライアント2宛てに
同一コンテンツを配信する。
【0038】さらに、クライアント3が同一のコンテン
ツに対して視聴要求をストリーム中継装置12へ送信し
た場合には、ストリーム中継装置12は、クライアント
3の視聴要求に対するコンテンツ未受信中のため、上流
のストリーム中継装置13へ視聴要求を送信する。ここ
で、ストリーム中継装置13は、既に当該コンテンツを
受信しているため、その要求は受付けられ、ストリーム
中継装置13から36→12→33→3の経路でクライ
アント3宛てに同一コンテンツを配信する。
【0039】また、これら3つのクライアント1〜3へ
の放送が3、2、1の順番に終了する場合の流れについ
て説明する。クライアント3が視聴終了要求をストリー
ム中継装置12宛てに送信すると、ストリーム中継装置
12は、同一コンテンツに関してクライアント3宛ての
中継を中止するとともに、下流の全てのクライアントが
視聴を終了したと判断し、ストリーム中継装置13に代
表して視聴終了要求を送信する。ストリーム中継装置1
3は、下流のストリーム中継装置11がまだクライアン
ト1および2に配信中であるため、上流であるストリー
ムサーバ21には、視聴終了要求を送信しない。
【0040】次に、クライアント1、2が共に視聴終了
要求をストリーム中継装置11に送信すると、ストリー
ム中継装置11は、下流がすべて視聴終了したことを理
解し、上流のストリーム中継装置13へ視聴終了要求を
代表で送信する。この時点で、ストリーム中継装置13
は、下流すべて視聴が終了したことを知り、ストリーム
サーバ21へ代表で視聴終了要求を送信する。これによ
り、当該コンテンツの全配信サービスは終了する。
【0041】以上のように、ストリームサーバ21が配
信しているストリーム放送コンテンツは、クライアント
の要求に合わせてデータ中継を開始し、クライアントが
視聴を終了した部分から中継を中止してゆくため、ネッ
トワーク利用に無駄がない。また、回線31から39上
でやりとりされる視聴要求や視聴終了要求等のストリー
ム制御プロトコルは、どの区間においても同一のRTS
Pプロトコル手順で、回線の左端はクライアント処理、
右端はサーバ処理が実行される。よって、相互接続性、
ネットワーク拡張性に優れ、階層的にストリーム中継装
置を増設することにより大規模化が図れる。
【0042】図2は、本発明実施例におけるストリーム
配信装置11〜13の構成図である。図2では、ストリ
ームサーバとストリーム中継装置との間、ストリーム中
継装置相互間、ストリーム中継装置とクライアントとの
間の各区間でのストリームデータ転送はRTP、UD
P、IPユニキャストプロトコルにて転送することとす
る。
【0043】ここで、下流回線終端部101は、下流の
ストリーム配信装置かクライアント宛ての回線と接続す
る部分、受信ドライバ部102は、受信したパケットを
下流回線終端部101から取り出しサーバプロトコル処
理部104へ転送する処理部である。送信ドライバ部1
03は、処理済のストリーム制御プロトコルパケット
か、ストリームデータを下流回線終端部101へ転送す
る処理部、サーバプロトコル処理部104は、下流のス
トリーム配信装置かクライアントから受信した要求信号
を解析し、解析結果を要求受付処理部に伝える処理部で
ある。要求受付処理部105は、視聴要求を受けると、
放送中管理テーブル113に記載されたコンテンツ毎の
受信状態を参照し、既に要求コンテンツを受信している
場合は、そのままサーバプロトコル処理部104に受付
を許可するとともに、配信テーブル112に要求を受け
付けた配信先の情報を更新する。
【0044】一方、視聴要求に記載されたコンテンツが
未受信である場合には、クライアントプロトコル処理部
106へ、上流に対して視聴要求を送信するよう指示を
する。その結果として、上流から視聴要求の受付信号を
受信した時点で、要求受付処理部105は、放送中管理
テーブル113を放送中に設定し、配信テーブルに宛先
情報を追加して、サーバプロトコル処理部104へ下流
に対して受付信号を返信するように指示する。配信テー
ブル112は、下流へ直接配信するためのアドレス情報
を記載したテーブル、放送中管理テーブル113は、上
流から受信中のコンテンツを表示するテーブルである。
転送制御部107は、上流回線終端部111から受信し
たデータのうち、振分け部108で選択されたストリー
ムデータパケットを受信し、配信テーブル112に基づ
いて宛先情報等のパケットヘッダ情報を書き換え、送信
する処理部である。
【0045】振分け部108は、ストリーム制御プロト
コルパケットとストリームデータパケットをポート番号
により識別して、それぞれクライアントプロトコル処理
部106と転送制御部107へ転送する処理部である。
送信ドライバ部109は、クライアントプロトコル処理
部106により処理済のパケットを上流へ送る機能を持
つ。受信ドライバ部110は、上流回線終端部111か
らデータを受信し、振分け部108へ転送する。各機能
ブロック間をつなげた矢線は、データ、制御の流れを示
す。
【0046】図2のストリーム中継装置の基本的なスト
リーム制御プロトコル処理の流れの中で、下流からの視
聴要求を受け付ける部分の処理に関して図3を用いて説
明する。
【0047】矢印の201から206は、下流のクライ
アントあるいはストリーム中継装置が要求したコンテン
ツが既に受信中の場合の処理フローを示している。下流
から視聴要求が到着すると、201により受信ドライバ
部102に伝えられ、202によりサーバプロトコル処
理部104へ転送される。サーバプロトコル処理部10
4は、信号内容を解析し、要求コンテンツ名を取り出し
て、203によりそのコンテンツが受信中かどうかを要
求受付処理部105へ問い合わせる。放送中管理テーブ
ル113参照の結果受信中であることが204によりサ
ーバプロトコル処理部104に伝えられるとともに、配
信先のクライアントあるいは下流ストリーム中継装置の
アドレス情報を配信テーブル112に設定する。
【0048】サーバプロトコル処理部104は、視聴要
求に対する許可応答を作成し、205にて送信ドライバ
部103へ転送し、206により下流へ伝えられる。こ
れにより、受信中のコンテンツに対するストリーム放送
を下流に接続することができる。
【0049】次に、矢印の211から223は、下流の
クライアントあるいはストリーム中継装置が要求したコ
ンテンツが未受信である場合の処理フローを示してい
る。211から213は前記201から203と同等の
ため説明を省略する。要求受付処理部105は、213
により受信したコンテンツ情報を放送中管理テーブル1
13を参照し、未受信であることが分かった場合には、
視聴要求を上流に発行するようクライアントプロトコル
処理部106へ指示する(214)。この視聴要求は、
215、216を経由して上流のストリームサーバある
いはストリーム中継装置へ送信され、最終的には、21
7、218、219により許可応答が返答される。これ
を受けて、クライアントプロトコル処理部106は、要
求受付処理部105へ許可応答が伝えられる(22
0)。
【0050】その結果、要求受付処理部105は、放送
中管理テーブル113を受信中に更新し、配信先のクラ
イアントあるいは下流ストリーム中継装置のアドレス情
報を配信テーブル112に設定する。それ以降の処理
は、204から206の流れと同等のため、説明を省略
する。これにより、未受信のコンテンツに対するストリ
ーム放送を下流へ接続することができる。
【0051】次に、図2にストリーム中継装置の基本的
なストリーム制御プロトコル処理の流れの中で、下流か
らの視聴終了要求を受け付ける部分の処理に関して図4
を用いて説明する。なお、この場合は、二つのクライア
ントへストリーム放送を提供しており、1台ずつ視聴終
了要求を送信した場合の例である。また、下流の二台
は、ストリーム中継装置であってもよい。
【0052】矢印301から306は、一番目の視聴終
了要求をストリーム配信装置が処理する流れを示す。視
聴終了要求は、301、302を経てサーバプロトコル
処理部104に到着する。サーバプロトコル処理部10
4は、303により要求受付処理部105へ、現在下流
へ配信中のストリーム本数を問い合わせる。その結果、
当該要求処理後の宛先アドレス登録数が1であることを
304により返答される。これにより、下流全てが視聴
終了していないことを理解し、305、306により視
聴終了要求したクライアントに対して受付応答を返す。
これにより、一つのクライアントだけが切断される。
【0053】矢印311から323は、二番目の視聴終
了要求をストリーム配信装置が処理する流れを示す。視
聴終了要求は、311、312を経て、サーバプロトコ
ル処理部104へ到着する。その後、313により30
3と同様の問い合わせを行った結果、この視聴終了要求
により、下流全てが退去することが314により伝えら
れる。これにより、サーバプロトコル処理部104は、
1番目の処理と同様に受付応答を返答するとともに、配
信テーブル112のアドレス情報を削除、放送中管理テ
ーブル113の状態を初期化する。
【0054】これとは別に、要求受付処理部105は、
クライアントプロトコル処理部106に対して316に
より下流全てが退去したため、上流から得ているストリ
ームデータ受信を終了するために、視聴終了要求を上流
に送るように指示する(317)。これを受けて、視聴
終了要求は、上流回線へ送信され、それに対する応答が
要求受付処理部105に返答される(318〜32
3)。これにより、全部の下流クライアントの配信が終
了されるとともに、上流から得ていたストリーム受信も
終了することになる。以上説明したとおり、図3と図4
により、必要最小限の伝送リソースを使った配信が実現
できる。
【0055】次に、図2の転送制御部の動作を図5を用
いて説明する。図5は、通信プロトコル選択に関する処
理の一実施形態を説明する図である。プロトコル選択部
401は、配信テーブル112に記載された送信IPプ
ロトコル(510)を引き、IPユニキャスト転送であ
れば402、IPマルチキャスト転送であれば404に
制御を移す処理部、コピー処理部402は、受信したパ
ケットを配信テーブル112を参照しながらコピーする
処理部、ユニキャストIPアドレス変換部403は、下
流のストリーム中継装置あるいはクライアントの宛先I
Pアドレスを配信テーブル112から求めて書き換える
処理部、ポート番号変換部404は、配信テーブル11
2から求めたポート番号に付け替える処理部、チェック
サム計算部405は、IPヘッダおよびUDPポート番
号の書き換えによるチェックサム再計算の処理部であ
る。下位レイヤマッピング部406は、配信テーブルか
ら求めた下位レイヤ転送プロトコルによりIPパケット
をカプセル化する処理部である。なお、ここでの矢線
は、制御とデータの流れを示しており、401〜406
の各処理ブロックには、放送データメモリが格納されて
いるものとする。なお、放送データメモリは、各処理ブ
ロック共通のメモリを用いることもできる。
【0056】図5を用いて、転送制御部107の処理の
流れを説明する。なお、この中で後述する図6を引用す
る。受信されたストリームデータは、まずプロトコル選
択部401において、パケットヘッダを解析し、IPア
ドレス(SA)(503)、IPアドレス(DA)(5
04)、Destポート番号505により対応するコン
テンツ識別子501を取得する。当該コンテンツ識別子
に対応した送信IPプロトコル510により、ユニキャ
ストであれば、コピー処理部402、マルチキャストで
あれば、ポート番号変換部404へデータを転送する。
マルチキャストの場合は、当該コンテンツ識別子に記載
された送信パケット書換データ506の登録数分だけ受
信パケットをコピーする。次に、ユニキャストIPアド
レス変換部403とポート番号変換部404は、配信テ
ーブル112の送信パケット書換データ506を参照
し、ヘッダを書き換える。また、マルチキャストの場合
は、ポート番号変換部404が、配信テーブルより、送
信パケット書換データ506を参照してDestポート
番号を求め、受信パケットのDestポート番号505
に対応する値に付け替える。
【0057】それぞれのルートでヘッダ変換されたパケ
ットは、IPヘッダとUDPパケットのチェックサム値
が変更されるため、その再計算をチェックサム再計算部
405で行う。さらに、下位レイヤマッピング部406
は、配信テーブル112で対応する下位レイヤプロトコ
ルをマッピングする。
【0058】以上の説明によりストリーム中継装置は、
中継毎に、指定されたIPマルチキャストまたはユニキ
ャストや下位レイヤプロトコルを選択した配信が可能と
なる。これにより、接続ネットワークのプロトコルに合
わせたストリーム放送サービスを実現することができ
る。
【0059】図6に配信テーブル112の構成を示す。
本テーブルは、ストリーム中継装置がコンテンツ毎に受
信パケットのヘッダパターンから送信パケットへの書き
換えパターン、送信IPプロトコルや下位レイヤプロト
コルの選択を示している。ここで、コンテンツ識別子5
01は、ストリーム放送コンテンツを一意に識別する番
号である。受信パケット参照データ502は、受信した
パケットヘッダのIPアドレス(SA)(503)、I
Pアドレス(DA)(504)、およびUDPのDes
tポート番号(505)を持つ。送信パケット書換デー
タ(506)は、受信時と送信時に変換するヘッダ情報
が記載されており、IPアドレス(SA)(507)、
IPアドレス(DA)(508)、Destポート番号
(509)を持つ。以上のデータはRTSP制御プロト
コルで最初にストリームセッションを確立した際に書き
込まれ、セッションが解放された時点で削除される。
【0060】次に、送信IPプロトコル(510)は、
送信時にユニキャストで転送するか、マルチキャストで
転送するかの選択を表示する。また、送信下位レイヤプ
ロトコル(511)は、IPパケットの下位レイヤプロ
トコルを表示するものである。これらのデータは、図7
で示す転送モードテーブルからコンテンツ識別子に対応
した送信IPプロトコル(510)、送信下位レイヤプ
ロトコル(511)を求める。
【0061】ここで、コンテンツ識別子1の場合は、上
流マルチキャストアドレス224.1.10.5で受信
したストリーム放送データパケットをイーサネットパケ
ットでカプセル化してマルチキャストで転送する場合に
は、コンテンツ識別子2の場合は、上流からマルチキャ
ストアドレス224.0.20.2で受信したストリー
ム放送データパケットを下流の三つの宛先である、IP
アドレス129.60.111.22、129.60.
111.23、129.60.111.24へユニキャ
ストに変換してATMセルにより配信する場合を示して
いる。なお、ここで述べたマルチキャストを受信してユ
ニキャスト変換する機能は既存のストリーム中継装置に
はないものである。また、この実施形態では、コンテン
ツ毎に送信側の転送モードやプロトコルを指定している
が、同様に宛先IPアドレスなどによっても、指定する
ことが可能である。
【0062】図7は、放送中管理テーブルを示す。これ
は、コンテンツ識別子毎に放送中(上流から当該ストリ
ーム放送データを受信している)か、否かを表示する。
【0063】このように、本発明のストリーム中継装置
は、同一プロトコルで多段接続が容易である点、さら
に、ストリーム中継装置により、ストリームサーバが実
行する視聴要求処理を負荷分散する点、中継区間の伝送
リソースを効率利用できる点などにより、ストリーム放
送ネットワークを柔軟に、しかも、経済的に大規模化で
きる効果がある。また、中継区間や、ストリーム中継装
置とクライアント区間で、転送プロトコルを選択できる
ことにより、利用する網に親和性のあるサービスを提供
することができる。特に、マルチキャストを利用できる
場合とユニキャストにより配信する場合とを区間毎に選
択することで、既存網をそのまま利用できるメリットは
大きい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストリーム放送サービス提供における大規模化、効率
化、既存網との親和性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のストリーム放送配信ネットワー
クの構成図。
【図2】本発明実施例のストリーム中継装置のブロック
構成図。
【図3】下流からの視聴要求を受付ける処理を説明する
ための図。
【図4】下流からの視聴終了要求を受付ける処理を説明
するための図。
【図5】通信プロトコル選択の処理を説明するための
図。
【図6】配信テーブルの構成図。
【図7】放送中管理テーブルの構成図。
【符号の説明】
1〜6 クライアント 11〜13 ストリーム中継装置 21 ストリームサーバ 31〜39 回線 101 下流回線終端部 102、110 受信ドライバ部 103、109 送信ドライバ部 104 サーバプロトコル処理部 105 要求受付処理部 106 クライアントプロトコル処理部 107 転送制御部 108 振分け部 111 上流回線終端部 112 配信テーブル 113 放送中管理テーブル 114 放送データメモリ 401 プロトコル選択部 402 コピー処理部 403 ユニキャストIPアドレス変換部 404 ポート番号変換部 405 チェックサム再計算部 406 下位レイヤマッピング部 501 コンテンツ識別子 502 受信パケット参照データ 504、508 IPアドレス(DA) 503、507 IPアドレス(SA) 505、509 Destポート番号 506 送信パケット書換データ 510 送信IPプロトコル 511 送信下位レイヤプロトコル 701 コンテンツ識別子 702 放送中表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花野 真也 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柳本 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB10 BC11 BC16 BD02 BD08 5K030 GA08 HA08 KA05 KA13 LD07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリームサーバの送信するストリーム
    放送のパケットを受信して当該パケットをクライアント
    へ放送配信するストリーム中継装置において、 自己とクライアントとの間でやりとりするプロトコルの
    処理手段と、 自己とストリームサーバとの間でやりとりするプロトコ
    ルの処理手段と、 ストリーム放送データを蓄積する放送データメモリと、 ストリーム放送毎に放送中を表示する放送中管理テーブ
    ルと、 クライアントから視聴要求を受付ける手段と、 前記放送中管理テーブルの表示に基づき当該要求ストリ
    ーム放送が放送中のときには前記放送データメモリから
    データを読出して前記視聴要求を送信したクライアント
    に向け放送を開始する手段と、 前記放送中管理テーブルの表示に基づき当該要求ストリ
    ーム放送が放送中でないときには前記視聴要求を上流の
    ストリーム中継装置あるいはストリームサーバに送信し
    上流から当該要求ストリーム放送データを受信して前記
    放送データメモリに蓄積後に当該視聴要求を送信したク
    ライアントに向け放送を開始する手段とを備えたことを
    特徴とするストリーム中継装置。
  2. 【請求項2】 下流で同一ストリーム放送コンテンツを
    受信しているクライアントあるいはストリーム中継装置
    の視聴が全て終了したときには上流のストリームサーバ
    あるいはストリーム中継装置に視聴終了要求を送信する
    手段を備えた請求項1記載のストリーム中継装置。
  3. 【請求項3】 クライアントとストリーム中継装置との
    間およびストリーム中継装置相互間およびストリーム中
    継装置とストリームサーバとの間に同一ストリーム制御
    プロトコル手順を用いる請求項1または2記載のストリ
    ーム中継装置。
  4. 【請求項4】 ストリーム放送データを下流に送信する
    ための通信プロトコルを当該ストリーム放送コンテンツ
    名あるいは配信先クライアントアドレスに対応付けして
    おき、受信したストリーム放送データを当該対応付けに
    したがう通信プロトコルを選択して送信する手段を備え
    た請求項1または2記載のストリーム中継装置。
  5. 【請求項5】 通信プロトコルの選択肢にIPユニキャ
    ストプロトコルおよびIPマルチキャストプロトコルを
    含む請求項4記載のストリーム中継装置。
  6. 【請求項6】 IPユニキャストまたはIPマルチキャ
    ストを転送する下位レイヤプロトコルを選択する手段を
    備えた請求項4または5記載のストリーム中継装置。
  7. 【請求項7】 選択した通信プロトコルに応じて配信先
    アドレスを変換して送信する手段を備えた請求項4記載
    のストリーム中継装置。
  8. 【請求項8】 ストリーム放送データを転送する方向に
    対して上流は1以上の請求項1ないし7のいずれかに記
    載のストリーム中継装置およびまたは1以上のストリー
    ムサーバに直接または間接的に接続されるとともに下流
    は1以上の請求項1ないし7のいずれかに記載のストリ
    ーム中継装置およびまたは1以上のクライアントに直接
    または間接的に接続された階層構造を形成することを特
    徴とするストリーム放送配信ネットワーク。
  9. 【請求項9】 所定のハードウェアと、このハードウェ
    アにインストールされた所定の基本ソフトウェアとを備
    えたコンピュータ装置に、さらにインストールすること
    によりそのコンピュータ装置を請求項1ないし7のいず
    れかに記載のストリーム中継装置に相応する装置とする
    ソフトウェアが記録された記録媒体。
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