JP2002117006A - ネットワーク認証システム - Google Patents

ネットワーク認証システム

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JP2002117006A
JP2002117006A JP2000299933A JP2000299933A JP2002117006A JP 2002117006 A JP2002117006 A JP 2002117006A JP 2000299933 A JP2000299933 A JP 2000299933A JP 2000299933 A JP2000299933 A JP 2000299933A JP 2002117006 A JP2002117006 A JP 2002117006A
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悟 韓
Yasuhiro Sanada
泰裕 真田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上に於ける認証システムの手続
きを簡素化し、誰でも簡単に認証を行うことができるネ
ットワーク認証システムを提供する。 【解決手段】パソコン7を操作して希望するサイト5に
訪問し、サイト5上(又はホームページ)に於て、情報
(ID、入場用パスワード等)を検索、選択する。さら
に携帯電話端末10が有するi-Mode等のメールアドレス
を入力して、サイト5側から携帯電話端末10のメール
アドレスに対して、登録完了用パスワード(鍵なども含
む)付認証メールを送信し、送信されてきた前述の登録
完了用パスワード(鍵なども含む)をサイト5にて入力
し登録し認証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばインター
ネット(Web)上に於ける認証の手続きを簡素化し、
利用者の身元確認が行えるネットワーク認証システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】上述のインターネット上には、現在様々
な利用者が匿名で参加しており、匿名で参加するがゆえ
に個人情報が非公開であるというメリットが得られる
が、例えば取込み詐欺のような犯罪に使われる等の様々
な弊害も多く発生している。これまでも、上述の取込み
詐欺を防止する電子認証システムが、インターネット上
に於て複数存在しているが、その認証を行うときのシス
テム(手続き、操作等)が複雑であり、クレジットカー
ドの番号や身分証明の提示(情報送信)を求める場合も
あり、認証を得るときに手間及び時間が掛かるだけでな
く、技術力、資金のある企業又は団体にしか利用するこ
とができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、インターネット
上には様々なホームページが存在しており、その中の一
つには、例えば「出会い系サイト」と呼ばれるものがあ
る。このサイトでは、様々な男女が恋人や友達を探すた
め、多くは匿名で参加することができ、自分の名前、性
別、年齢、年収、身分、住所、職業等を詐称することが
可能である。そのため、詐欺まがいの犯罪にあったり、
情報の信頼性が無いため、メール交換している仲間(メ
ル共)が、お互いを疑っているという現状がある。ま
た、インターネット上での個人間売買のコーナや、オー
クションでも現状は略同じて、実際、お金や品物の取込
み詐欺等の被害が多発しており、匿名性を利用した詐欺
や非合法な取引きが行われる等の様々な問題点を有して
いる。
【0004】上述の一部には、独自にID、パスワード
を発行し、登録認証メールを相手のメールアドレスに対
してE-Mail として返送し、その登録認証メールに記載
されているパスワード等の情報を再びサイトに掲示する
ことで、認証を与えるというシステムを取っているとこ
ろもある。しかし、現在無料でE-Mail Adressを与えて
いるプロバイダーも多々あり、上述のサービスを利用す
ることにより、クレジットカードや身分証明等を掲示す
る必要がなく、匿名を保持したままでE-MailAdressを
得ることができるため、上述の方法では匿名性が無くな
らず被害を防止又は少なくすることができない。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、ネットワーク
上の特定情報記録手段に登録された特定のアクセス手段
が特定機関で使用するアクセス情報を認証に使用するこ
とにより、インターネット上に於ける認証システムが簡
素化され、誰でも簡単に認証を行うことができるネット
ワーク認証システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワーク上の特定情報記録手段に、特定のアクセス
手段が特定機関で使用するアクセス情報を登録して、該
特定情報記録手段に登録されたアクセス情報を認証に使
用するネットワーク認証システムであることを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記ネットワーク上の第1アクセス手
段によりアクセス可能で、特定機関で使用する第2アク
セス手段のアクセス情報を認証情報として記録した特定
情報記録手段を設けると共に、上記特定情報記録手段に
対して第1又は第2のアクセス手段からアクセスが求め
られたとき、該特定情報記録手段により第1又は第2の
アクセス手段から入力されるアクセス情報が予め登録さ
れた正規の情報であるか判定し、正規の情報であると判
定されたとき使用されたアクセス情報を認証するネット
ワーク認証システムであることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記ネットワーク上の第1アクセス手
段によりアクセス可能で、特定機関で使用する第2アク
セス手段のアクセス情報を認証情報として記録した特定
情報記録手段を設けると共に、上記特定情報記録手段に
対して第1アクセス手段からアクセスが求められたと
き、該特定情報記録手段により第1アクセス手段から入
力されるアクセス情報が予め登録された正規の情報であ
るか判定し、正規の情報であると判定されたとき使用さ
れたアクセス情報を認証するネットワーク認証システム
であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項2又は
3記載の構成と併せて、上記第1アクセス手段を、情報
端末手段で構成したネットワーク認証システムであるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項2又は
3記載の構成と併せて、上記第2アクセス手段を、電話
手段で構成したネットワーク認証システムであることを
特徴とする。
【0011】
【作用及び効果】この発明によれば、特定機関で使用す
るアクセス情報をネットワーク上の特定情報記録手段に
登録、利用し認証に使用することにより、身分を証明す
るものがなくても、認証の手続きが簡単且つ容易に行
え、インターネット上に於ける認証システムの手続きを
簡素化することができる。しかも、認証を受けるまでの
時間が短くなるだけでなく、誰でも簡単に認証を行うこ
とができ、第2アクセス手段の固有情報は第2情報記録
手段に予め登録してあり、且つ第2アクセス手段の固有
情報は一般には公開されておらず第三者に個人情報がは
盗み取られる心配が無く、登録者のプライバシーを確実
に保護することができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0013】図面はインターネット上に於ける認証の手
続きが簡単に行え、利用者の個人情報を確保することが
できるネットワーク認証システムを示し、図1に於い
て、このネットワーク認証システムは、ユーザー(利用
客)が訪問又は商品A(例えば情報や品物等)を購入す
るときに必要な認証を行うサイト5(ここでは認証ペー
ジ)と、通常の通信機能に加えてサイト5との間で認証
に必要な情報を受け渡し、管理、運営するサーバー6
と、サイト5に対してアクセスするためのパーソナルコ
ンピュータ7(以下パソコンと略称する)と、通常の通
話機能に加えてインターネット8に接続する事やEメー
ルの送受信をするための機能を備えた携帯電話端末10
(例えばi−mode(登録商標))とで構成される。
且つ、インターネット8上で公開されているサイト5は
サーバー6により管理、運営されており、利用者が訪問
又は商品を購入するときに必要な情報交換を行う。
【0014】上述のサイト5は、利用者がパソコン7
(又は携帯電話端末10)を操作して訪問又は商品を購
入するために必要な固有情報(例えばID、入場用パス
ワード)の登録を求めたとき、予め記憶した複数の登録
情報と照会し未登録で、登録可能であるか、既に登録済
で登録不能であるかをパソコン7(又は携帯電話端末1
0)に送信し、利用者に知らせる。且つ、利用可能な固
有情報であり利用者が希望すれば自動仮登録する。既に
登録済みであれば、固有情報を変更すべきであることを
利用者に知らせ、変更を促す。
【0015】なお、この説明文中の登録、未登録情報の
確認、照会、判定を行うのは実際にはサーバー6である
がサイト5はサーバー6にて運営、管理されるインター
ネット8上の公開部分であるため便宜上、文中において
はサイト5のみの表記する。
【0016】次に自動仮登録された情報(ID、入場用
パスワード等)を正式に登録するため、登録完了用パス
ワード付き認証メールの送信先である携帯電話端末メー
ルアドレスを入力しサイト5を窓口とするサーバー6へ
送信する。
【0017】必要な情報を受信したサーバー6は、受信
した情報(登録完了用パスワード付き認証メール返信先
携帯電話端末メールアドレス)に基づき、返信先(携帯
電話端末側)が指定する携帯電話端末固有の情報(登録
完了用パスワード付き認証メール)に基づくメールアド
レスか否かを判定し、携帯電話端末固有の情報に基づく
メールアドレスであると判定した場合、その内部に設置
された自動メール返信プログラムにより自動生成された
登録用パスワード付き認証メールを返信する。
【0018】当該返信先が携帯電話端末固有の情報に基
づくメールアドレスでないと判定した場合、携帯電話端
末固有の情報に基づくメールアドレスに変更するよう促
す。
【0019】利用者は携帯電話端末10に返信されてき
た前述の登録完了用パスワード付き認証メールを受信
し、付属の登録完了用パスワードをサイト5の当該入力
部分に入力しサーバ6に送信する。
【0020】サーバー6は登録用パスワードが正しいと
判定した場合、仮登録されている情報(ID、入場用パス
ワード等)の正式登録を受付し、以降利用者がサイト5
における様々なサービスを享受又は、行動を行う際の許
可証としての使用を認める。
【0021】登録用パスワードが正しくないと判定した
場合、正しい登録用パスワードを入力するよう促す。な
お、この説明文中のサーバー6が行う行為の内、各種受
付部分、利用者が見聞する部分はサイト5を窓口として
行われる。
【0022】また、別の方法として、携帯電話端末10
からi-mode等でサイト5が訪問を受け情報(例えばI
D、入場用パスワード等)が送信されてきたとき、その
携帯電話端末10のメールアドレス(携帯電話端末固有
の情報に基づくもの)をサーバー(アドレス記憶部)に
記憶し、利用者の特定を可能にする。
【0023】さらに別の方法として、携帯電話端末10
からi-mode等でサイト5のi-mode用ページを訪問し、先
に情報(ID、入場用パスワード等)登録用ページに入
場するためのパスワード、又は、それに相当する鍵を入
手する。
【0024】次に、パソコン7にてサイト5の登録用ペ
ージにアクセスし、登録用ページに入場する際の鍵とし
て前述のパスワード(又はそれに相当する鍵)を使用し
入場する。その後、情報(ID、入場用パスワード等)
を検索且つ選択し登録を完了する方法もある。
【0025】前述のパソコン7は、例えばディスクトッ
プ型又はノート型のパーソナルコンピュータ(情報端末
装置)で構成され、キーボードやマウス等の入力装置を
操作して、インターネット8を介して希望するサイト5
(例えばホームページ)に接続したとき、サイト5に対
して必要な情報(例えばID、パスワード、携帯電話端
末10のメールアドレス、アクセスキー、登録認証メー
ル等)を入力、送信する。
【0026】且つ、ディスプレイ7cは、インターネッ
ト閲覧ソフト(ブラウザ)を表示し、閲覧ソフトは希望
する商品を検索及び選択したり、その商品に関する情
報、例えば利用者のID表示エリアAと、パスワード表
示エリアBと、携帯電話端末メールアドレスを入力する
アドレス表示エリアCと、登録用パスワードを入力する
パスワード表示エリアDと、情報の送信を決定する送信
ボタンEと、登録を決定する登録ボタンFと、訪問する
サイト5(例えばホームページ)のアドレス等のサイト
5に訪問又は商品を購入するために必要な情報を表示す
る。また、例えば商品の画像、番号、名称等を表示して
もよい。
【0027】パソコン7はこれらの検索決定又は任意作
成した情報(例えばID、パスワード)、予め登録され
た情報(例えばメールアドレス)を、インターネット8
を介してサイト5に送信したり、サイト5から返信され
る情報を受信する。また、利用者が所有する携帯電話端
末10のメールアドレスを登録しておき、表示又は送信
してもよい。
【0028】前述の携帯電話端末10は、図2にも示す
ように、例えばi-mode機能(HTML形式)又はそのi-
mode機能に相当する通信機能を備え、後述するスイッチ
13乃至16を操作して、インターネット8を介して専
用(又は希望)するサイト5に接続される。表示器17
は、サイト5に訪問又は商品を購入するために必要な情
報、メールアドレス及び又は登録用パスワード付き認証
メールを所定のアドレス表示エリアG,Hに表示する。
また、例えば商品の画像、番号、名称等を表示してもよ
い。
【0029】且つ、電話本体11の操作面には、電源を
ON・OFFする電源スイッチ12と、通話回線を遮断
する通話終了スイッチ13と、通話回線を接続する通話
開始スイッチ14と、各種モードを選択する選択スイッ
チ15と、例えば数字や文字、記号、絵等のメッセージ
やアドレスを入力する入力ボタン16…と、所定の情報
(例えばID、パスワード、アクセスキー、登録認証メ
ール等)を表示する表示器17と、着信を報知するラン
プ18とを配列している。
【0030】且つ、会話時の音声を入力する送話部19
及び音声を出力する受話部20を電話本体11の前面側
に設け、送受信用のアンテナ21を電話本体11に設け
ると共に、通話時の音声を送信及び受信する送受信機能
と、着信音を発生する着信音発生機能と、振動を発生す
る振動発生機能等の機能を備えている。なお、携帯電話
端末10の通話、呼出し、送受信等の機能は、一般の携
帯電話端末と略同一機能であるので、その詳細な機能及
び説明を省略する。また、上述の情報を、音声で入力又
は出力してもよい。
【0031】また、上述の商品Aの画像、番号、名称等
の一部又は複数は任意であり、複数のページに記載して
もよく、情報(アクセスキー等を含む)を携帯電話端末
10で受取らず、パソコン7に対して直接情報が送られ
るようなボタン、プログラム、機能を持たせてもよい。
又は、携帯電話端末10で情報(アクセスキー等を含
む)を受け取り、パソコン7に対して送れる様なボタ
ン、プログラムを、機能を持たせてもよい。
【0032】前述のパーソナルコンピュータ7に代わる
装置として、例えばモバイル・コンピュータやPDA 等の
通信装置を用いても登録、認証を行ってもよい。また、
パソコン7と携帯電話端末10とを無線又は有線で接続
して、相互の間で情報を送信及び又は受信してもよい。
【0033】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、上述のネットワーク認証システムによる認証
方法を説明する。
【0034】先ず、上述の認証方法としては、例えばサ
イト5上(又はホームページ)に於て、情報(ID、入
場用パスワード等)を検索、選択し、さらに携帯電話端
末10が有するi-Mode等のメールアドレスを入力して、
サイト5側から携帯電話端末10のメールアドレスに対
して、登録完了用パスワード(鍵なども含む)付認証メ
ールを送信し、送信されてきた前述の登録完了用パスワ
ード(鍵なども含む)をサイト5にて入力し登録を完了
させる第1の方法と、サイト5(又はホームページ)の
開設者が、サイト5上にi-Modeなどのインターネット接
続可能、且つメール機能を有している携帯電話端末10
で訪問するためのサイト5(又はホームページ)内の別
アドレスを予め示しておき、そこへ登録希望者(利用
者)が自分の携帯電話端末10によりアクセスし、情報
(ID、入場用パスワード等)を検索、選択し登録す
る。その際に使用した携帯電話端末固有の情報(電話番
号)又は、それに基づくメールアドレスとを共にサーバ
ー6に記録しておく第2の方法と、第1の方法に於て、
携帯電話端末10を利用し登録用パスワード(鍵を含
む)を先に取得しパソコン7にてサイト5を訪問し、I
D、入場用パスワードを決定する第3の方法とがある。
【0035】上述の方法の具体例として、図1、図3に
示すように、例えばパソコン7を操作して、希望するサ
イト5(又はホームページ)に訪問(アクセス)し、そ
のサイト5上で希望するID、入場用パスワードを入力
し、サーバー6に送信する(ステップ1,2)。
【0036】次に、サーバー6は、ID、入場用パスワ
ードの一方又は両方が既に登録されているか、文字が適
切か否かを判定する(ステップ3)。例えば既に登録済
み又は文字が不適切であり、問題有りと判定された場
合、サイト5の登録ページに、やり直し画面示(不適当
部分)を表示した後、登録ページを再表示する(ステッ
プ4)。
【0037】次に、パソコン7を再度操作して、必要事
項を再入力し、サーバー6に送信する(ステップ5)。
サーバー6は、ステップ3の判定処理を実行する。問題
なしと判定された場合、パソコン7を操作して、登録完
了用パスワード付き認証メール返信先携帯電話端末メー
ルアドレスを入力し、サーバー6に送信する(ステップ
6)。
【0038】次に、サーバー6は、登録完了用パスワー
ド付き認証メール返信先携帯電話端末メールアドレスが
適切か否かを判定する(ステップ7)。問題有りと判定
した場合、サイト5の登録ページに、やり直し画面示
(不適当部分)を表示した後、返信先携帯電話端末メー
ルアドレス入力画面を表示する(ステップ8)。
【0039】次に、パソコン7を再度操作して、登録用
パスワード付き認証メール返信先携帯電話端末メールア
ドレスを入力し、サーバー6に送信する(ステップ
9)。サーバー6は、ステップ7の判定処理を実行す
る。問題なしと判定された場合、登録用パスワード付き
認証メールを携帯電話端末10 に送信する(ステッ
プ10)。
【0040】次に、登録用パスワード付き認証メールを
携帯電話端末10で受信すると共に、その認証メールを
表示器17で表示する(ステップ11,12)。一方、
パソコン7を操作して、携帯電話端末10の表示器17
に表示された登録用パスワードを入力「登録」する(ス
テップ13)。サーバー6は、パソコン7から送信され
る登録情報を受付けると共に、その登録情報を保管(記
憶)する(ステップ14)。同時に、サイト5の登録完
了ページに登録情報を表示(ステップ15)するので、
ID及びパスワードが登録され、認証が完了する。
【0041】また、別の実施例として、パソコン7を操
作して、登録希望者がまず、携帯電話端末10のメール
アドレスをサイト5の受付画面にて入力し、サイト5側
に送信する。その後サイト5側から携帯電話端末10に
対して情報記録部(ID及びパスワード登録室)に入室
又は訪問するためのアクセスキーを送信する。
【0042】利用者は、アクセスキーをサイト5の情報
記録部(登録室)入室に際して入力する。情報記録部に
入室後、ID及びパスワードを検索、選択し、登録して
認証を行う。
【0043】さらに別の実施例としてサイト5(又はホ
ームページ)の開設者が、サイト5上にi-Modeなどのイ
ンターネット接続可能、且つメール機能を有している携
帯電話端末10で訪問するためのサイト5(又はホーム
ページ)内の別アドレスを予め示しておき、そこへ登録
希望者(利用者)が自分の携帯電話端末10によりアク
セスし、情報(ID、入場用パスワード等)を検索、選
択し登録する。
【0044】上述の方法にて携帯電話端末10だけで取
得したID、パスワードをもって認証を行う。
【0045】なお、上述の第1及び第3の方法に於て、
上述のアクセスキーは、上述のIDとパスワードとに基
づいて生成される個別のアクセスキーであり、他者の登
録時には使用できないものとする。
【0046】前述の認証システムによる他の認証方法と
しては、例えばパソコン7を使用せずに、携帯電話端末
10を操作して、専用(i-Mode等)のサイト5にアクセ
スし、任意のIDとパスワードとを選択及び決定する。
アクセス時に於て、使用した携帯電話端末10のメール
アドレスがサイト5側のサーバーに記録され、何等かの
問題が生じたとき、利用者の特定が可能となる。
【0047】また、パソコン7及び又は携帯電話端末1
0を操作して、携帯電話端末10のメールアドレスを、
希望のサイト5に入力する。サイト5側に於て決定した
ID及び又はパスワードを、i-Mode機能を備える携帯電
話端末10に対して送信してもよい。
【0048】さらにまた、パソコン7又は携帯電話端末
10を操作して、ID又はパスワードの何れか一方をサ
イト5上に於て自ら決定する。この後、利用者の所有す
る携帯電話端末10のメールアドレスを入力し、サイト
5側に於て認証されたID(又はパスワード)を、パソ
コン7又は携帯電話端末10に送信する。また、ID及
びパスワードの両方を自ら決定してもよい。
【0049】携帯電話端末10の加入時(又は契約時)
に於て、例えば利用者(加入者)の氏名、性別、年齢、
年収、身分証明書(例えば運転免許証、住民票、保険
書)等の提示を必要とするため、電話会社(例えばNT
T、DDI等)は加入者の身元などを正確に把握するこ
とができる。且つ、携帯電話端末10毎に、固有情報
(電話番号あるいはID=識別番号)が予め設定されて
おり、送信時又は受信時に於て、通話時の通信記録が電
話局のサーバーに記録される。
【0050】携帯電話端末の中にはプリペイドカードを
利用して料金を先払いする事により使用出来る(通称プ
リケ)ものも存在し、以前は匿名での加入が可能であっ
た。
【0051】しかし、これは携帯電話端末にてインター
ネットに接続出来る以前のことであり、現在のインター
ネットに接続可能な機種への機種変更、新規加入の場合
には身分証明を提示する必要がある。
【0052】以上のように、携帯電話端末固有の情報と
いった利用者の特定が容易な情報を利用することによ
り、認証の手続きが容易且つ安全に行え、インターネッ
ト上に於ける認証システムの手続きを簡素化することが
できる。しかも、認証を受けるまでの時間が短くなるだ
けでなく、誰でも簡単に認証を行うことができ、携帯電
話の加入時に加入者の個人情報等を電話事業者が予め記
録保持しておくため、個人情報が公開又は盗み取られる
心配が無く、認証登録者のプライバシーを確実に保護す
ることができる。
【0053】上述の認証システムで何等問題が起こらな
いときは、今まで通り、匿名でのアクセス(参加、訪
問)が可能であり、匿名で参加するがゆえに個人情報が
非公開であるというメリットが得られると共に、万一犯
罪が発生した場合、直ちに身元の確認等が行える。
【0054】また、利用者自身が犯罪や非合法な取引き
を行う等のトラブルを起こすことがない限り、ホームペ
ージの運営者に対してクレジットカード、名前等の個人
情報(プライバシー)を公開する必要がなく、匿名を保
持したままで、認証を受けることが出来る。
【0055】予め契約済み又は加入済みの携帯電話端末
10を利用して認証を行うことが前提であるので、匿名
性を制限することができ、何等かの問題が発生したとき
には、上述した一連の作業の中で得られる携帯電話端末
10を所有する利用者の個人情報(又は携帯電話端末1
0自体の固有情報)を、所定の関係省庁(例えば警察庁
や管理局等)に開示又は提供(通報)するので、犯罪が
発生した後、速やかに問題解決に対処したり、犯罪が起
きるのを防止することができる。
【0056】また、上述の作業を利用者(例えば登録
者、加入者等)が行う課程に於て、利用者が所有する携
帯電話端末10の番号等の携帯電話端末10毎に設定さ
れた固有情報(ID)を入力することで、身分の詐称が
しにくくなり、犯罪を抑制する心理的効果をも併せ持つ
ことができる。この発明の構成と、上述の実施例との対
応において、この発明の情報記録手段は、実施例のサー
バー6に対応し、以下同様に、第1アクセス手段及び情
報端末手段は、パーソナルコンピュータ7に対応し、第
2アクセス手段及び電話手段は、携帯電話端末10又は
i-mode機能を備えた情報端末装置、PHS、自動車電話
に対応し、ネットワークは、インターネット8に対応
し、アクセス情報は、ID、パスワード、メールアドレ
ス、アクセスキー及びその他の情報に対応するも、この
発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【0057】上述の認証システムは、例えばオークショ
ン、掲示板、チャット、等の第三者との交流を促すサイ
トやオンライントレーディング、インターネットバンキ
ング、オンラインショッピング等の電子商取引を行うと
きに便利である。
【0058】また、実施例では、i-mode機能を主にして
説明しているが、そのi-mode機能と略同等又は類似する
機能、例えばEZWEB=ウェブ又はその他の機能或い
は携帯電話端末10でもよく、実施例のi-mode機能のみ
に限定されるものではない。
【0059】加えて、携帯電話端末10は、例えばイン
ターネットに接続又はEメールの送信・受信或いはその
両方の機能を備えた携帯電話端末(電話器)でもよい。
【0060】さらにまた、携帯電話端末10に代わる情
報端末手段の他の例として、例えば自動車電話、固定電
話、PHS、インターネット通信機能を備えたゲーム機
器、ハンドヘルドPC、セットトップ・ボックス、PV
A等の装置を用いてもよい。
【0061】さらにまた、所定の文字(例えば半角の英
文字、数字)によるメールアドレスに加えて、例えばカ
タカナやひらがな、大文字、顔文字、絵文字、図形、動
画、3D画像等をアドレス情報として用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワーク認証システムの通信方法を示す
構成図。
【図2】 携帯電話端末の機能を示す正面図。
【図3】 認証システムの通信方法を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
5…サイト 6…サーバー 7…パーソナルコンピュータ 8…インターネット 10…携帯電話端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上の特定情報記録手段に、特
    定のアクセス手段が特定機関で使用するアクセス情報を
    登録して、該特定情報記録手段に登録されたアクセス情
    報を認証に使用するネットワーク認証システム。
  2. 【請求項2】上記ネットワーク上の第1アクセス手段に
    よりアクセス可能で、特定機関で使用する第2アクセス
    手段のアクセス情報を認証情報として記録した特定情報
    記録手段を設けると共に、上記特定情報記録手段に対し
    て第1又は第2のアクセス手段からアクセスが求められ
    たとき、該特定情報記録手段により第1又は第2のアク
    セス手段から入力されるアクセス情報が予め登録された
    正規の情報であるか判定し、正規の情報であると判定さ
    れたとき使用されたアクセス情報を認証する請求項1記
    載のネットワーク認証システム。
  3. 【請求項3】上記ネットワーク上の第1アクセス手段に
    よりアクセス可能で、特定機関で使用する第2アクセス
    手段のアクセス情報を認証情報として記録した特定情報
    記録手段を設けると共に、上記特定情報記録手段に対し
    て第1アクセス手段からアクセスが求められたとき、該
    特定情報記録手段により第1アクセス手段から入力され
    るアクセス情報が予め登録された正規の情報であるか判
    定し、正規の情報であると判定されたとき使用されたア
    クセス情報を認証する請求項1記載のネットワーク認証
    システム。
  4. 【請求項4】上記第1アクセス手段を、情報端末手段で
    構成した請求項2又は3記載のネットワーク認証システ
    ム。
  5. 【請求項5】上記第2アクセス手段を、電話手段で構成
    した請求項2又は3記載のネットワーク認証システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8056122B2 (en) 2002-05-25 2011-11-08 Fasoo.Com Co., Ltd. User authentication method and system using user's e-mail address and hardware information

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