JP2002116016A - 位置検出装置及び位置検出方法 - Google Patents

位置検出装置及び位置検出方法

Info

Publication number
JP2002116016A
JP2002116016A JP2000306593A JP2000306593A JP2002116016A JP 2002116016 A JP2002116016 A JP 2002116016A JP 2000306593 A JP2000306593 A JP 2000306593A JP 2000306593 A JP2000306593 A JP 2000306593A JP 2002116016 A JP2002116016 A JP 2002116016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
stationary
detection signal
rotating body
vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000306593A
Other languages
English (en)
Inventor
Houichi Maejima
包一 前島
Mitsunobu Nomura
光信 野村
Masatoshi Saito
正敏 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000306593A priority Critical patent/JP2002116016A/ja
Publication of JP2002116016A publication Critical patent/JP2002116016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q17/00Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
    • B23Q17/22Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring existing or desired position of tool or work
    • B23Q17/2233Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring existing or desired position of tool or work for adjusting the tool relative to the workpiece
    • B23Q17/2241Detection of contact between tool and workpiece

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は機械加工装置等における被加工物と切
削工具等のように回転体または振動体と静止体との相対
位置を高精度に検出する位置検出装置及び位置検出方法
を提供する。 【解決手段】堅型フライス盤加工機10は、被加工物1
7の加工を行う前に、被加工物17と回転工具13との
位置検出を行って位置調整を行う。まず、位置検出装置
1で、被加工物17と回転工具13とを相対的に近づけ
る前の振動センサ5の振動検出信号の振動レベルを取得
して記憶する。次に、被加工物17を、X方向に移動し
て、回転工具13に近接させながら、振動センサ5の振
動検出信号を信号処理制御部2で信号処理して、オシロ
スコープ3に表示させるとともに、当該振動検出信号の
振動レベルが、被加工物17と回転工具13とを相対的
に近づける前の振動レベルに対して、予め設定された基
準レベルを超えるかどうかで、被加工物17と回転工具
13との接触時を判定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出装置及び
位置検出方法に関し、詳細には、機械加工装置等におけ
る被加工物と切削工具等の回転体または振動体と静止体
との相対位置を高精度に検出する位置検出装置及び位置
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械加工装置における被加工物と切削工
具との相対位置の検出は、従来、例えば、エッジセンサ
を用いて行っている。
【0003】すなわち、図3に示すように、堅型フライ
ス盤100の回転スピンドル101のチャキング部10
2に、エッジセンサ103を取り付け、被加工物104
を、図3に矢印で示すX方向に移動させて、波線で被加
工物104を示すように、被加工物104をエッジセン
サ103に接触させることで、電気的導通を制御装置1
05で検知し、回転体と被加工物104の位置を検出し
ている。
【0004】なお、被加工物104は、堅型フライス盤
100の加工ステージ106に固定されたバイス107
上の敷板108に載せられ、バイス107の口金109
と可動口金110によって締め付けネジ111で固定さ
れる。
【0005】このようにして位置出しが完了すると、エ
ッジセンサ103を取り外し、チャキング部102に、
エンドミル等の回転工具112を取り付けて、加工を行
うこととなる。
【0006】また、従来、図4に示すように、芯出しバ
ーによる回転偏心スリーブを用いた機械的位置合わせを
行っている。なお、図4では、図3と同様の構成部分、
特に、被加工物104側については、同一の符号を付し
て、その説明を省略する。
【0007】すなわち、図4(a)に示すように、堅型
フライス盤120の回転スピンドル121のチャキング
部122に、芯出しバー123を取り付け、被加工物1
04を、図4に矢印で示すX方向に移動させて、波線で
被加工物104を示すように、芯出しバー123の先端
の芯出し軸124に接触させることで、図4(b)に示
すように、芯出しバー123の偏心スリーブ125が芯
出しバー123の中心に寄り、固定スリーブ126と同
軸となった時点を目視で判定して、位置出しを行う。
【0008】このようにして位置出しが完了すると、芯
出しバー123を取り外し、チャキング部122に、エ
ンドミル等の回転工具127を取り付けて、加工を行う
こととなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の位置検出方法にあっては、工具と被加工物と
の位置検出を簡単かつより一層高精度に検出するうえ
で、改良の必要があった。
【0010】すなわち、図3に示した位置検出方法で
は、エッジセンサ103と回転工具112を差し替える
必要があり、この差し替え作業のわすらわしさがあると
ともに、位置決めに長時間を要し、改良の必要があっ
た。
【0011】また、被加工物104が一般的な金属の場
合は電気的導通を検出することができるが、絶縁性の樹
脂やセラミックスのような絶縁製の被加工物には適用す
ることができず、位置検出を行うことができないという
問題があった。
【0012】また、図4に示した位置検出方法では、芯
出しバー123の偏心スリーブ125が芯出しバー12
3の中心に寄り、固定スリーブ126と同軸となった時
点を目視で判定して、位置出しを行うため、位置検出が
操作者の目視による判断に依存し、個人差が出たり、位
置合わせ精度のバラツキが大きくなるという問題があっ
た。
【0013】さらに、図3及び図4のいずれの位置検出
方法においても、被加工物が回転する旋盤加工での位置
出しには、不向きであり、改良の必要があった。
【0014】そこで、請求項1記載の発明は、回転体ま
たは振動体と静止体との位置検出を行うに際して、静止
体側に取り付けられた振動センサの検出信号を、信号処
理手段で、処理して、回転体または振動体と静止とが近
接する前の検出信号レベルと回転体または振動体と静止
体とが近接するに伴って増大する検出信号レベルとの差
異を予め設定された基準レベルと比較して、回転体また
は振動体と静止体との接触位置の検出を行うことによ
り、測定対象の被加工物等の回転体や振動体及び静止体
が絶縁性であっても、回転体または振動体と静止体との
接触位置を検出するとともに、個人差を生じることな
く、回転体または振動体と静止体との接触位置を高精度
に検出することのできる位置検出装置を提供することを
目的としている。
【0015】請求項2記載の発明は、回転体または振動
体を、加工工具とし、静止体を、被加工物として、当該
被加工物に振動センサを取り付けて、位置検出を行うこ
とにより、回転または振動する加工工具と被加工物との
位置検出を、例え、被加工物が絶縁性であっても、行う
とともに、個人差を生じることなく、加工工具と被加工
物との接触位置を高精度に検出することのできる位置検
出装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項3記載の発明は、回転体または振動
体を、加工工具とし、静止体を、所定の取付ステージに
固定された被加工物として、当該取付ステージに振動セ
ンサを取り付けて、位置検出を行うことにより、被加工
物が比較的小さく振動センサの取り付けが困難である場
合であっても、取付ステージに取り付けられた振動セン
サで、回転または振動する加工工具と被加工物との位置
検出を、例え、被加工物が絶縁性であっても、行うとと
もに、被加工物の取り換え毎に振動センサの着脱作業を
行うことなく、また、個人差を生じることなく、加工工
具と被加工物との接触位置を高精度に検出することので
きる作業性が良好で作業時間を短縮することのできる位
置検出装置を提供することを目的としている。
【0017】請求項4記載の発明は、回転体または振動
体を、被加工物とし、静止体を、加工工具として、当該
加工工具に振動センサを取り付けて、位置検出を行うこ
とにより、旋盤加工のように回転する物体である被加工
物と加工工具であるバイトの位置検出を、例え、加工工
具が絶縁性であっても、行うとともに、個人差を生じる
ことなく、加工工具と被加工物との接触位置を高精度に
検出することのできる位置検出装置を提供することを目
的としている。
【0018】請求項5記載の発明は、振動センサの検出
信号を処理した検出信号レベルを基準レベルとともに表
示手段に表示することにより、例えば、被加工物と加工
工具との概略位置を目視で行った後、表示手段に表示さ
れる検出信号レベルと基準レベルを操作者が監視して、
この表示手段に表示される検出信号レベルと基準レベル
を対比して、回転体または振動体と静止体との接触位置
をより高精度に検出することのできてる位置検出装置を
提供することを目的としている。
【0019】請求項6記載の発明は、記回転体または振
動体と静止とが近接する前の検出信号レベルと回転体ま
たは振動体と静止体とが近接するに伴って増大する検出
信号レベルとの差異が基準レベルを超えると、所定の警
告音を発生する警告音発生手段に警告音を発生させるこ
とにより、加工工具と被加工物との接触位置を検出結果
を警告音で通知することで、作業者の特質に幅広く対応
して、個人差を生じることなく、加工工具と被加工物と
の接触位置を高精度に検出・通知し、作業性がより一層
良好な位置検出装置を提供することを目的としている。
【0020】請求項7記載の発明は、回転体または振動
体と静止体とが近接する前の検出信号レベルと回転体ま
たは振動体と静止体とが近接するに伴って増大する検出
信号レベルとの差異が基準レベルを超えると、所定の警
告を発光で通知する発光手段を発光させることにより、
加工工具と被加工物との接触位置を検出結果を発光で通
知することで、作業者の特質に幅広く対応して、個人差
を生じることなく、加工工具と被加工物との接触位置を
高精度に検出・通知し、作業性がより一層良好な位置検
出装置を提供することを目的としている。
【0021】請求項8記載の発明は、回転体または振動
体と静止体との位置検出を行うに際して、静止体側に取
り付けられた振動センサの検出信号を処理し、回転体ま
たは振動体と静止とが近接する前の検出信号レベルと回
転体または振動体と静止体とが近接するに伴って増大す
る検出信号レベルとの差異を予め設定された基準レベル
と比較して、回転体または振動体と静止体との接触位置
の検出を行うことにより、測定対象の被加工物等の回転
体や振動体及び静止体が絶縁性であっても、回転体また
は振動体と静止体との接触位置を検出するとともに、個
人差を生じることなく、回転体または振動体と静止体と
の接触位置を高精度に検出することのできる位置検出方
法を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の位
置検出装置は、回転体または振動体と静止体との位置検
出を行う位置検出装置であって、前記静止体側に取り付
けられた振動センサと、当該振動センサの検出信号を処
理して、前記回転体または前記振動体と前記静止体とが
近接する前の前記検出信号レベルと前記回転体または前
記振動体と前記静止体とが近接するに伴って増大する前
記検出信号レベルとの差異を予め設定された基準レベル
と比較して、前記回転体または前記振動体と前記静止体
との接触位置の検出を行う信号処理手段と、を備えるこ
とにより、上記目的を達成している。
【0023】上記構成によれば、回転体または振動体と
静止体との位置検出を行うに際して、静止体側に取り付
けられた振動センサの検出信号を、信号処理手段で、処
理して、回転体または振動体と静止体とが近接する前の
検出信号レベルと回転体または振動体と静止体とが近接
するに伴って増大する検出信号レベルとの差異を予め設
定された基準レベルと比較して、回転体または振動体と
静止体との接触位置の検出を行っているので、測定対象
の被加工物等の回転体や振動体及び静止体が絶縁性であ
っても、回転体または振動体と静止体との接触位置を検
出することができるとともに、個人差を生じることな
く、回転体または振動体と静止体との接触位置を高精度
に検出することができる。
【0024】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記回転体または前記振動体は、加工工具であ
り、前記静止体は、被加工物であり、当該被加工物に前
記振動センサが取り付けられて、前記位置検出を行って
もよい。
【0025】上記構成によれば、回転体または振動体
を、加工工具とし、静止体を、被加工物として、当該被
加工物に振動センサを取り付けて、位置検出を行ってい
るので、回転または振動する加工工具と被加工物との位
置検出を、例え、被加工物が絶縁性であっても、行うこ
とができるとともに、個人差を生じることなく、加工工
具と被加工物との接触位置を高精度に検出することがで
きる。
【0026】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記回転体または前記振動体は、加工工具であり、
前記静止体は、所定の取付ステージに固定された被加工
物であり、当該取付ステージに前記振動センサが取り付
けられて、前記位置検出を行うってもよい。
【0027】上記構成によれば、回転体または振動体
を、加工工具とし、静止体を、所定の取付ステージに固
定された被加工物として、当該取付ステージに振動セン
サを取り付けて、位置検出を行っているので、被加工物
が比較的小さく振動センサの取り付けが困難である場合
であっても、取付ステージに取り付けられた振動センサ
で、回転または振動する加工工具と被加工物との位置検
出を、例え、被加工物が絶縁性であっても、行うことが
できるとともに、被加工物の取り換え毎に振動センサの
着脱作業を行うことなく、また、個人差を生じることな
く、加工工具と被加工物との接触位置を高精度に検出す
ることができ、作業性を向上させて、作業時間を短縮す
ることができる。
【0028】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記回転体または前記振動体は、被加工物であり、
前記静止体は、加工工具であり、当該加工工具に前記振
動センサが取り付けられて、前記位置検出を行ってもよ
い。
【0029】上記構成によれば、回転体または振動体
を、被加工物とし、静止体を、加工工具として、当該加
工工具に振動センサを取り付けて、位置検出を行ってい
るので、旋盤加工のように回転する物体である被加工物
と加工工具であるバイトの位置検出を、例え、加工工具
が絶縁性であっても、行うことができるとともに、個人
差を生じることなく、加工工具と被加工物との接触位置
を高精度に検出することができる。
【0030】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記位置検出装置は、前記信号レベルを表示する表
示手段をさらに備え、前記信号処理手段は、前記検出信
号レベルを前記基準レベルとともに前記表示手段に表示
させるものであってもよい。
【0031】上記構成によれば、振動センサの検出信号
を処理した検出信号レベルを基準レベルとともに表示手
段に表示するので、例えば、被加工物と加工工具との概
略位置を目視で行った後、表示手段に表示される検出信
号レベルと基準レベルを操作者が監視して、この表示手
段に表示される検出信号レベルと基準レベルを対比し
て、回転体または振動体と静止体との接触位置をより高
精度に検出することができる。
【0032】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記位置検出装置は、所定の警告音を発生する警告
音発生手段をさらに備え、前記信号処理手段は、前記回
転体または前記振動体と前記静止とが近接する前の前記
検出信号レベルと前記回転体または前記振動体と前記静
止体とが近接するに伴って増大する前記検出信号レベル
との差異が前記基準レベルを超えると、前記警告音発生
手段に警告音を発生させるものであってもよい。
【0033】上記構成によれば、回転体または振動体と
静止とが近接する前の検出信号レベルと回転体または振
動体と静止体とが近接するに伴って増大する検出信号レ
ベルとの差異が基準レベルを超えると、所定の警告音を
発生する警告音発生手段に警告音を発生させるので、加
工工具と被加工物との接触位置の検出結果を警告音で通
知することで、作業者の特質に幅広く対応して、個人差
を生じることなく、加工工具と被加工物との接触位置を
高精度に検出・通知することができ、作業性をより一層
向上させることができる。
【0034】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記位置検出装置は、所定の警告を発光して通知す
る発光手段をさらに備え、前記信号処理手段は、前記回
転体または前記振動体と前記静止とが近接する前の前記
検出信号レベルと前記回転体または前記振動体と前記静
止体とが近接するに伴って増大する前記検出信号レベル
との差異が前記基準レベルを超えると、前記発光手段を
発光させるものであってもよい。
【0035】上記構成によれば、回転体または振動体と
静止体とが近接する前の検出信号レベルと回転体または
振動体と静止体とが近接するに伴って増大する検出信号
レベルとの差異が基準レベルを超えると、所定の警告を
発光で通知する発光手段を発光させるので、加工工具と
被加工物との接触位置を検出結果を発光で通知すること
で、作業者の特質に幅広く対応して、個人差を生じるこ
となく、加工工具と被加工物との接触位置を高精度に検
出・通知することができ、作業性をより一層向上させる
ことができる。
【0036】請求項8記載の発明の位置検出方法は、回
転体または振動体と静止体との位置検出を行う位置検出
方法であって、前記静止体側に取り付けられた振動セン
サの検出信号を処理し、前記回転体または前記振動体と
前記静止とが近接する前の前記検出信号レベルと前記回
転体または前記振動体と前記静止体とが近接するに伴っ
て増大する前記検出信号レベルとの差異を予め設定され
た基準レベルと比較して、前記回転体または前記振動体
と前記静止体との接触位置の検出を行うことにより、上
記目的を達成している。
【0037】上記構成によれば、回転体または振動体と
静止体との位置検出を行うに際して、静止体側に取り付
けられた振動センサの検出信号を処理し、回転体または
振動体と静止体とが近接する前の検出信号レベルと回転
体または振動体と静止体とが近接するに伴って増大する
検出信号レベルとの差異を予め設定された基準レベルと
比較して、回転体または振動体と静止体との接触位置の
検出を行っているので、測定対象の被加工物等の回転体
や振動体及び静止体が絶縁性であっても、回転体または
振動体と静止体との接触位置を検出することができると
ともに、個人差を生じることなく、回転体または振動体
と静止体との接触位置を高精度に検出することができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0039】図1は、本発明の位置検出装置及び位置検
出方法の第1の実施の形態を適用した位置検出装置1の
取り付けられた堅型フライス盤加工機10の部分拡大正
面図である。
【0040】図1において、堅型フライス盤加工機10
は、その回転スピンドル11のチャキング部12に回転
工具(回転体、振動体)13、例えば、エンドミル等が
取り付けられている。
【0041】堅型フライス盤加工機10は、その加工ス
テージ(取付ステージ)14に固定されたバイス15上
の敷板16に被加工物(静止体)17が載せられ、バイ
ス15の口金18と可動口金19の間の敷板16上に載
せられた被加工物17を、締め付けネジ20で可動口金
19を口金18方向に移動させて固定する。
【0042】位置検出装置1は、信号処理制御部2、オ
シロスコープ(表示手段)3、表示灯(発光手段)4及
び振動センサ5等を備え、振動センサ5は、加工ステー
ジ14または被加工物17側に取り付けられている。な
お、図1では、被加工物17に、直接、振動センサ5が
取り付けられており、検出結果を信号処理制御部2に出
力する。振動センサ5としては、加速度ピックアップ
(B&K製静電型ピックアップ)等を用いることができ
る。
【0043】信号処理制御部2は、振動センサ5の出力
する振動検出信号を信号処理して、オシロスコープ3に
表示させるとともに、予め設定された基準レベルと比較
し、振動検出信号が基準レベルを超えると、表示灯4を
点灯させる。
【0044】位置検出装置1は、図示しないが、ブザー
鳴動器等の警告音発生器(警告音発生手段)を備えてお
り、信号処理制御部2は、予め設定された基準レベルと
比較し、振動検出信号が基準レベルを超えると、警告音
発生器に警告音を発生させる。
【0045】次に、本実施の形態の作用を説明する。堅
型フライス盤加工機10は、被加工物17の加工を行う
前に、被加工物17と回転工具13との位置検出を行
い、回転工具13の被加工物17に対する位置調整を行
う。
【0046】すなわち、まず、位置検出装置1で、被加
工物17と回転工具13とを相対的に近づける前の振動
センサ5の振動検出信号の振動レベルを取得して記憶す
る。
【0047】次に、例えば、被加工物17を、図1に波
線で示すように、X方向に移動して、回転工具13に近
接させながら、振動センサ5の振動検出信号を信号処理
制御部2で信号処理して、オシロスコープ3に表示させ
るとともに、当該振動検出信号の振動レベルが、被加工
物17と回転工具13とを相対的に近づける前の振動レ
ベルに対して、予め設定された基準レベルを超えるかど
うか判別する。
【0048】すなわち、被加工物17と回転工具13と
を相対的に近づけていくと、被加工物17と回転工具1
3との距離が近づくに従って、振動センサ5の検出する
振動検出信号の振動レベルが大きくなる。
【0049】すなわち、被加工物17と回転工具13と
の概略位置を目視で行い、その後、位置検出装置1が、
振動センサ5の振動検出信号の信号処理を行って、オシ
ロスコープ3に信号処理した振動レベルの変化状態を表
示して、操作者は、オシロスコープ3で被加工物17と
回転工具13との距離を監視することができる。
【0050】そして、位置検出装置1は、被加工物17
と回転工具13とを相対的に近づける前の振動レベル
と、近接させることによって振動センサ5の検出する振
動検出信号の振動レベルと、の差が基準レベルを超える
と、信号処理制御部2が、被加工物17と回転工具13
が接触したと判断し、その旨を、例えば、表示灯4を点
灯させることで通知するとともに、警告音発生器に警告
音を発生させて、通知する。また、操作者は、オシロス
コープ3の信号レベルの表示により、被加工物17と回
転工具13との接触時を判定することができる。
【0051】このように、回転体または振動体としての
回転工具13と静止体としての被加工物17との位置検
出を行うに際して、静止体である被加工物17に取り付
けられた振動センサ5の検出信号を、信号処理制御部2
で、処理して、回転工具13と被加工物17とが近接す
る前の検出信号レベルと、回転工具13と被加工物17
と、が近接するに伴って増大する検出信号レベルとの差
異を予め設定された基準レベルと比較して、回転工具1
3と被加工物17との接触位置の検出を行っている。
【0052】したがって、測定対象の被加工物17のや
回転工具13が絶縁性であっても、被加工物17と回転
工具13との接触位置を検出することができるととも
に、個人差を生じることなく、被加工物17と回転工具
13との接触位置を高精度に検出することができる。
【0053】また、本実施の形態では、回転体または振
動体を、加工工具である回転工具13とし、静止体を、
被加工物17として、当該被加工物17に振動センサ5
を取り付けて、位置検出を行っている。
【0054】したがって、回転工具13と被加工物17
との位置検出を、例え、被加工物17が絶縁性であって
も、行うことができるとともに、個人差を生じることな
く、回転工具13と被加工物17との接触位置を高精度
に検出することができる。
【0055】なお、回転体または振動体を、回転工具1
3とし、静止体を、加工ステージ14に固定された被加
工物17として、当該加工ステージ14に振動センサ5
を取り付けて、位置検出を行うと、被加工物17が比較
的小さく振動センサ5の取り付けが困難である場合であ
っても、加工ステージ14に取り付けられた振動センサ
5で、回転工具13と被加工物17との位置検出を、例
え、被加工物17が絶縁性であっても、行うことができ
るとともに、被加工物17の取り換え毎に振動センサ5
の着脱作業を行うことなく、また、個人差を生じること
なく、回転工具13と被加工物17との接触位置を高精
度に検出することができ、作業性を向上させて、作業時
間を短縮することができる。
【0056】また、本実施の形態では、振動センサ5の
検出信号を処理した検出信号レベルを基準レベルととも
に表示手段としてのオシロスコープ3に表示している。
【0057】したがって、被加工物17と回転工具13
との概略位置を目視で行った後、オシロスコープ3に表
示される検出信号レベルと基準レベルを操作者が監視し
て、このオシロスコープ3に表示される検出信号レベル
と基準レベルを対比して、被加工物17と回転工具13
との接触位置をより高精度に検出することができる。
【0058】さらに、本実施の形態では、被加工物17
と回転工具13とが近接する前の検出信号レベルと被加
工物17と回転工具13とが近接するに伴って増大する
検出信号レベルとの差異が基準レベルを超えると、警告
音発生器に警告音を発生させている。
【0059】したがって、被加工物17と回転工具13
との接触位置の検出結果を警告音で通知することで、作
業者の特質に幅広く対応して、個人差を生じることな
く、回転工具13と被加工物17との接触位置を高精度
に検出・通知することができ、作業性をより一層向上さ
せることができる。
【0060】また、本実施の形態では、回転工具13と
被加工物17とが近接する前の検出信号レベルと回転工
具13と被加工物17とが近接するに伴って増大する検
出信号レベルとの差異が基準レベルを超えると、表示灯
4を点灯させている。
【0061】したがって、回転工具13と被加工物17
との接触位置を検出結果を発光で通知することで、作業
者の特質に幅広く対応して、個人差を生じることなく、
回転工具13と被加工物17との接触位置を高精度に検
出・通知することができ、作業性をより一層向上させる
ことができる。
【0062】図2は、本発明の位置検出装置及び位置検
出方法の第2の実施の形態を適用した位置検出装置1の
取り付けられた旋盤加工機30の部分拡大正面図であ
る。
【0063】なお、位置検出装置1は、上記第1の実施
の形態と同様の構成であり、同様の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
【0064】旋盤加工機30は、その回転スピンドル3
1のチャキング部32に、被加工物(回転体、振動体)
33が固定される。
【0065】旋盤加工機30の本体上の刃物台34に
は、切削工具であるバイト(静止体)35が固定設置さ
れる。
【0066】位置検出装置1の振動センサ5は、加工に
支障のないバイト35の適当な箇所に固定されるが、振
動センサ5は、必ずしもバイト35に固定する必要は無
く、例えば、刃物台34に固定してもよい。
【0067】次に、本実施の形態の作用を説明する。旋
盤盤加工機30は、被加工物33の加工を行う前に、被
加工物33とバイト35との位置検出を行い、バイト3
5の被加工物33に対する位置調整を行う。
【0068】すなわち、まず、位置検出装置1で、被加
工物33とバイト35とを相対的に近づける前の振動セ
ンサ5の振動検出信号の振動レベルを取得して記憶す
る。
【0069】次に、例えば、バイト35を、図2に波線
で示すように、X方向に移動して、チャキング部32に
固定された被加工物33に近接させながら、振動センサ
5の振動検出信号を信号処理制御部2で信号処理して、
オシロスコープ3に表示させるとともに、当該振動検出
信号の振動レベルが、被加工物33とバイト35とを相
対的に近づける前の振動レベルに対して、予め設定され
た基準レベルを超えるかどうか判別する。
【0070】すなわち、被加工物33とバイト35とを
相対的に近づけていくと、被加工物33とバイト35と
の距離が近づくに従って、振動センサ5の検出する振動
検出信号の振動レベルが大きくなる。
【0071】そして、位置検出装置1は、被加工物33
とバイト35とを相対的に近づける前の振動レベルと、
近接させることによって振動センサ5の検出する振動検
出信号の振動レベルと、の差が基準レベルを超えると、
信号処理制御部2が、被加工物33とバイト35が接触
したと判断し、その旨を、例えば、表示灯4を点灯させ
ることで通知するとともに、警告音発生器に警告音を発
生させて、通知する。また、操作者は、オシロスコープ
3の信号レベルの表示により、被加工物33とバイト3
5との接触時を判定することができる。
【0072】このように、本実施の形態では、回転体
を、被加工物33とし、静止体を、加工工具であるバイ
ト35として、当該バイト35に振動センサ5を取り付
けて、位置検出を行っている。
【0073】したがって、旋盤加工のように回転する物
体である被加工物33と加工工具であるバイト35の位
置検出を、例え、バイト35が絶縁性であっても、行う
ことができるとともに、個人差を生じることなく、バイ
ト35と被加工物33との接触位置を高精度に検出する
ことができる。
【0074】すなわち、従来のエッジセンサや芯出しバ
ーでは、被加工物が回転する旋盤加工での位置出しには
不向きであったが、上記実施の形態においては、このよ
うな場合でも、個性度に位置検出を行うことができる。
【0075】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0076】例えば、上記説明では、堅型フライス盤加
工機10と旋盤加工機30に適用した場合について説明
したが、振動する物体と対向する物体との位置検出一般
に適用することができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明の位置検出装置によ
れば、回転体または振動体と静止体との位置検出を行う
に際して、静止体側に取り付けられた振動センサの検出
信号を、信号処理手段で、処理して、回転体または振動
体と静止体とが近接する前の検出信号レベルと回転体ま
たは振動体と静止体とが近接するに伴って増大する検出
信号レベルとの差異を予め設定された基準レベルと比較
して、回転体または振動体と静止体との接触位置の検出
を行っているので、測定対象の被加工物等の回転体や振
動体及び静止体が絶縁性であっても、回転体または振動
体と静止体との接触位置を検出することができるととも
に、個人差を生じることなく、回転体または振動体と静
止体との接触位置を高精度に検出することができる。
【0078】請求項2記載の発明の位置検出装置によれ
ば、回転体または振動体を、加工工具とし、静止体を、
被加工物として、当該被加工物に振動センサを取り付け
て、位置検出を行っているので、回転または振動する加
工工具と被加工物との位置検出を、例え、被加工物が絶
縁性であっても、行うことができるとともに、個人差を
生じることなく、加工工具と被加工物との接触位置を高
精度に検出することができる。
【0079】請求項3記載の発明の位置検出装置によれ
ば、回転体または振動体を、加工工具とし、静止体を、
所定の取付ステージに固定された被加工物として、当該
取付ステージに振動センサを取り付けて、位置検出を行
っているので、被加工物が比較的小さく振動センサの取
り付けが困難である場合であっても、取付ステージに取
り付けられた振動センサで、回転または振動する加工工
具と被加工物との位置検出を、例え、被加工物が絶縁性
であっても、行うことができるとともに、被加工物の取
り換え毎に振動センサの着脱作業を行うことなく、ま
た、個人差を生じることなく、加工工具と被加工物との
接触位置を高精度に検出することができ、作業性を向上
させて、作業時間を短縮することができる。
【0080】請求項4記載の発明の位置検出装置によれ
ば、回転体または振動体を、被加工物とし、静止体を、
加工工具として、当該加工工具に振動センサを取り付け
て、位置検出を行っているので、旋盤加工のように回転
する物体である被加工物と加工工具であるバイトの位置
検出を、例え、加工工具が絶縁性であっても、行うこと
ができるとともに、個人差を生じることなく、加工工具
と被加工物との接触位置を高精度に検出することができ
る。
【0081】請求項5記載の発明の位置検出装置によれ
ば、振動センサの検出信号を処理した検出信号レベルを
基準レベルとともに表示手段に表示するので、例えば、
被加工物と加工工具との概略位置を目視で行った後、表
示手段に表示される検出信号レベルと基準レベルを操作
者が監視して、この表示手段に表示される検出信号レベ
ルと基準レベルを対比して、回転体または振動体と静止
体との接触位置をより高精度に検出することができる。
【0082】請求項6記載の発明の位置検出装置によれ
ば、回転体または振動体と静止とが近接する前の検出信
号レベルと回転体または振動体と静止体とが近接するに
伴って増大する検出信号レベルとの差異が基準レベルを
超えると、所定の警告音を発生する警告音発生手段に警
告音を発生させるので、加工工具と被加工物との接触位
置の検出結果を警告音で通知することで、作業者の特質
に幅広く対応して、個人差を生じることなく、加工工具
と被加工物との接触位置を高精度に検出・通知すること
ができ、作業性をより一層向上させることができる。
【0083】請求項7記載の発明の位置検出装置によれ
ば、回転体または振動体と静止体とが近接する前の検出
信号レベルと回転体または振動体と静止体とが近接する
に伴って増大する検出信号レベルとの差異が基準レベル
を超えると、所定の警告を発光で通知する発光手段を発
光させるので、加工工具と被加工物との接触位置を検出
結果を発光で通知することで、作業者の特質に幅広く対
応して、個人差を生じることなく、加工工具と被加工物
との接触位置を高精度に検出・通知することができ、作
業性をより一層向上させることができる。
【0084】請求項8記載の発明の位置検出方法によれ
ば、回転体または振動体と静止体との位置検出を行うに
際して、静止体側に取り付けられた振動センサの検出信
号を処理し、回転体または振動体と静止体とが近接する
前の検出信号レベルと回転体または振動体と静止体とが
近接するに伴って増大する検出信号レベルとの差異を予
め設定された基準レベルと比較して、回転体または振動
体と静止体との接触位置の検出を行っているので、測定
対象の被加工物等の回転体や振動体及び静止体が絶縁性
であっても、回転体または振動体と静止体との接触位置
を検出することができるとともに、個人差を生じること
なく、回転体または振動体と静止体との接触位置を高精
度に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置及び位置検出方法の第1
の実施の形態を適用した位置検出装置の取り付けられた
堅型フライス盤加工機の部分拡大正面図。
【図2】位置検出装置及び位置検出方法の第2の実施の
形態を適用した位置検出装置の取り付けられた旋盤加工
機の部分拡大正面図
【図3】従来の堅型フライス盤の位置検出を行っている
状態を示す正面図。
【図4】従来の芯出しバーによる回転偏心スリーブを用
いた機械的位置合わせを行っている状態の堅型フライス
盤の正面図。
【符号の説明】
1 位置検出装置 2 信号処理制御部 3 オシロスコープ 4 表示灯 5 振動センサ 10 堅型フライス盤加工機 11 回転スピンドル 12 チャキング部 13 回転工具 14 加工ステージ 15 バイス 16 敷板 17 被加工物 18 口金 19 可動口金 20 締め付けネジ 30 旋盤加工機 31 回転スピンドル 32 チャキング部 33 被加工物 34 刃物台 35 バイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F068 AA01 CC04 KK16 QQ41 2G064 AA13 AB21 AB23 3C029 AA15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体または振動体と静止体との位置検出
    を行う位置検出装置であって、前記静止体側に取り付け
    られた振動センサと、当該振動センサの検出信号を処理
    して、前記回転体または前記振動体と前記静止とが近接
    する前の前記検出信号レベルと前記回転体または前記振
    動体と前記静止体とが近接するに伴って増大する前記検
    出信号レベルとの差異を予め設定された基準レベルと比
    較して、前記回転体または前記振動体と前記静止体との
    接触位置の検出を行う信号処理手段と、を備えたことを
    特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】前記回転体または前記振動体は、加工工具
    であり、前記静止体は、被加工物であり、当該被加工物
    に前記振動センサが取り付けられて、前記位置検出を行
    うことを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記回転体または前記振動体は、加工工具
    であり、前記静止体は、所定の取付ステージに固定され
    た被加工物であり、当該取付ステージに前記振動センサ
    が取り付けられて、前記位置検出を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】前記回転体または前記振動体は、被加工物
    であり、前記静止体は、加工工具であり、当該加工工具
    に前記振動センサが取り付けられて、前記位置検出を行
    うことを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】前記位置検出装置は、前記信号レベルを表
    示する表示手段をさらに備え、前記信号処理手段は、前
    記検出信号レベルを前記基準レベルとともに前記表示手
    段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項4
    のいずれかに記載の位置検出装置。
  6. 【請求項6】前記位置検出装置は、所定の警告音を発生
    する警告音発生手段をさらに備え、前記信号処理手段
    は、前記回転体または前記振動体と前記静止とが近接す
    る前の前記検出信号レベルと前記回転体または前記振動
    体と前記静止体とが近接するに伴って増大する前記検出
    信号レベルとの差異が前記基準レベルを超えると、前記
    警告音発生手段に警告音を発生させることを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の位置検出装
    置。
  7. 【請求項7】前記位置検出装置は、所定の警告を発光し
    て通知する発光手段をさらに備え、前記信号処理手段
    は、前記回転体または前記振動体と前記静止とが近接す
    る前の前記検出信号レベルと前記回転体または前記振動
    体と前記静止体とが近接するに伴って増大する前記検出
    信号レベルとの差異が前記基準レベルを超えると、前記
    発光手段を発光させることを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれかに記載の位置検出装置。
  8. 【請求項8】回転体または振動体と静止体との位置検出
    を行う位置検出方法であって、前記静止体側に取り付け
    られた振動センサの検出信号を処理し、前記回転体また
    は前記振動体と前記静止とが近接する前の前記検出信号
    レベルと前記回転体または前記振動体と前記静止体とが
    近接するに伴って増大する前記検出信号レベルとの差異
    を予め設定された基準レベルと比較して、前記回転体ま
    たは前記振動体と前記静止体との接触位置の検出を行う
    ことを特徴とする位置検出方法。
JP2000306593A 2000-10-05 2000-10-05 位置検出装置及び位置検出方法 Pending JP2002116016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306593A JP2002116016A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 位置検出装置及び位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306593A JP2002116016A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 位置検出装置及び位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002116016A true JP2002116016A (ja) 2002-04-19

Family

ID=18787254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306593A Pending JP2002116016A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 位置検出装置及び位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002116016A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080699A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. 加工システム、接触検出方法及びae接触検出装置
US20110222980A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Industrial Technology Research Institute Module for on-line vibration detection and adjustment and machining center using the same
CN105806271A (zh) * 2016-05-13 2016-07-27 苏州含光微纳科技有限公司 一种快速调整工具头和工件平行度的装置及其方法
DE102016004569A1 (de) 2015-04-22 2016-10-27 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung mit Koordinatenwerterfassungsfunktion, die weder ein Skip-Signal noch eine Tastenbetätigung benötigt
JP2020089933A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 双葉電子工業株式会社 計測装置、計測方法、プログラム
JP2021110715A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 烟台檀芸工芸品有限公司 振動テスターにセンサーを自動的に取り付ける設備

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080699A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. 加工システム、接触検出方法及びae接触検出装置
US7787982B2 (en) 2006-01-12 2010-08-31 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Working system, method for detecting contact, and acoustic emission contact detection device
KR101109165B1 (ko) * 2006-01-12 2012-03-14 도쿄 세이미츄 코퍼레이션 리미티드 가공 시스템, 접촉 검출 방법 및 ae 접촉 검출 장치
JP5106121B2 (ja) * 2006-01-12 2012-12-26 株式会社東京精密 加工システム、接触検出方法及びae接触検出装置
US20110222980A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Industrial Technology Research Institute Module for on-line vibration detection and adjustment and machining center using the same
US8776342B2 (en) * 2010-03-12 2014-07-15 Industrial Technology Research Institute Module for on-line vibration detection and adjustment and machining center using the same
DE102016004569B4 (de) * 2015-04-22 2020-03-26 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung mit Koordinatenwerterfassungsfunktion, die weder ein Skip-Signal noch eine Tastenbetätigung benötigt
DE102016004569A1 (de) 2015-04-22 2016-10-27 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung mit Koordinatenwerterfassungsfunktion, die weder ein Skip-Signal noch eine Tastenbetätigung benötigt
US10185301B2 (en) 2015-04-22 2019-01-22 Fanuc Corporation Numerical controller having acquisition function of coordinate value needing neither skip signal nor key operation
CN105806271A (zh) * 2016-05-13 2016-07-27 苏州含光微纳科技有限公司 一种快速调整工具头和工件平行度的装置及其方法
JP2020089933A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 双葉電子工業株式会社 計測装置、計測方法、プログラム
CN111266925A (zh) * 2018-12-04 2020-06-12 双叶电子工业株式会社 一种测算装置、测算方法及存储介质
JP7157290B2 (ja) 2018-12-04 2022-10-20 双葉電子工業株式会社 計測装置、計測方法、プログラム
JP2021110715A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 烟台檀芸工芸品有限公司 振動テスターにセンサーを自動的に取り付ける設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170312875A1 (en) Machining system
CN101130227B (zh) 加工机床
KR20200115106A (ko) 주축 진동 측정 시스템, 주축 진동 측정 방법 및 프로그램
JP2009113160A (ja) 検出装置及びプレートの加工方法
JP2008105134A (ja) 工作機械及び加工方法
WO2013150653A1 (ja) 工具の測定方法および測定機能を有する工作機械
KR101875025B1 (ko) 피가공물 고정용 지그
JP2002116016A (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
JP5272598B2 (ja) 加工装置の治具座標特定方法及びその方法を用いた加工装置
JP2017024112A (ja) 工作機械の工具状態判定装置
JP2020055052A (ja) 工作機械及びその作動方法
JP4032422B2 (ja) 工作機械及び回転軸を有する装置におけるツールホルダの装着状態異常判定方法
JP6210591B2 (ja) マシニングセンタ、接触検知装置、及び、接触検出用センサプローブ
KR101407861B1 (ko) 절삭공구의 마멸 감지장치 및 이를 이용한 절삭공구의 마멸 감지방법
TW201902614A (zh) 刀具檢測裝置
KR102555548B1 (ko) 연삭 및/또는 침식 기계, 및 그의 측정 및 기준설정 방법
EP3275593B1 (en) Machine tool and detection method
WO2019077948A1 (ja) 切削加工装置
JPH08118103A (ja) 工具の芯出装置
TWI803743B (zh) 工作機械以及檢測方法
JP2009083083A (ja) 位置検出方法、切削装置、金型の製造方法、金型の製造装置、および光学部品
JP2003019644A (ja) 工作機械および加工方法
JP7058210B2 (ja) 工作機械、欠損検知方法、および欠損検知プログラム
CN105834832A (zh) 一种机床加工装夹装置的检测治具
KR20160136569A (ko) 공작 기계의 공구 클램프 감지 장치