JP2002114284A - 液体注出ポンプ用吸引端管 - Google Patents

液体注出ポンプ用吸引端管

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JP2002114284A
JP2002114284A JP2000311929A JP2000311929A JP2002114284A JP 2002114284 A JP2002114284 A JP 2002114284A JP 2000311929 A JP2000311929 A JP 2000311929A JP 2000311929 A JP2000311929 A JP 2000311929A JP 2002114284 A JP2002114284 A JP 2002114284A
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JP
Japan
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container
suction
liquid
pump
suction pipe
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Application number
JP2000311929A
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English (en)
Inventor
Chiyuuji Kozuka
忠侍 小塚
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の底部周縁部に残留している少量の残
留液も確実に吸い上げることができ、従来から使用して
いる吸引管に容易に装着できる廉価な液体注出ポンプ用
吸引端管を提供する。 【解決手段】弾性線材を密接させて捲回した巻ばねより
成り、巻ばねの一端が容器1内の液体を注出するポンプ
2の吸引パイプ4下端に嵌装され、巻ばねは湾曲して他
端は容器1内の底部周縁9まで延びていて、底部周縁9
に残っている残留液10を吸い上げることが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器から液体を注
出するポンプの吸引管先端に装着する液体注出ポンプ用
吸引端管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビンなどの容器に収容されている液体を
注出するポンプの吸引管は、硬質の軟性樹脂でパイプ状
に作られており、従来は容器上部に装着されたポンプの
吸引口から下方に向けて容器内に垂下され、吸引管の下
端は斜めに切除されて容器内の底部中央に達するように
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがビンなどの容
器内の底部中央は通常、底部周縁部よりも若干***して
いるため、容器内の底部中央に垂下している吸引管の下
端は、当然のことながら容器内の底部周縁部に届いてお
らず、容器内の液体残留量が少なくなった場合には、容
器内の底部周縁部に残っている少量の残留液を吸い上げ
ることは到底不可能であった。
【0004】本発明は、このような問題を解決し、容器
内の底部周縁部に残っている少量の残留液も確実に吸い
上げることができ、しかも従来から使用している吸引管
に容易に装着できる製造コストの廉価な液体注出ポンプ
用吸引端管を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性線材を密
接させて捲回した巻ばねより成り、該巻ばねの一端が容
器内の液体を注出するポンプの吸引パイプ下端に嵌装さ
れ、前記巻ばねは湾曲して他端は前記容器内の底部周縁
まで延びていることを特徴とする液体注出ポンプ用吸引
端管に係るもので、湾曲して容器内の底部周縁まで延び
ている巻ばねの湾曲部内側では巻ばねの巻線同士が密接
し、巻ばねの湾曲部外側では巻ばねに付着した液が表面
張力で巻線間の間隙に液幕を張って巻ばね内から巻ばね
外への液の漏洩を阻止し、容器内の底部周縁部に残って
いる液は、巻ばね内を通ってポンプの吸引パイプ下端に
吸引される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の使用状
態を示す正面図であり、容器1の一例としてシャンプー
液等を収容するのに使用するものを示している。容器1
内の上部にはポンプ2が装着されていて、上方へ付勢さ
れた状態で突出している押圧部3を押し下げる操作を繰
り返すことにより、容器1内に収容されている液を吸引
パイプ4から吸引して注出口5から注出するようになっ
ている。
【0007】吸引パイプ4はポンプ2の下端から容器1
の内部中心を垂下して、容器1内の底部中央に形成され
ている***部6の近くまで延びており、吸引パイプ4の
下端には、本発明の吸引端管7の一端が嵌装されてい
る。
【0008】吸引端管7は、直径0.2〜2mm程度の
細い弾性線材を密接させて捲回した巻ばねであり、可撓
性を有していて錆びない材質の金属や樹脂の弾性線材を
使用し、弾性線材の断面形状は円形形状や角型形状その
他の形状を採用することが可能であり、また吸引端管7
を構成する巻ばねの断面形状は一様である必要はなく、
吸引端管7の一端と他端の断面とが滑らかに変化して異
なるようなテーパー形状を呈した密着ばねでも良く、要
は吸引パイプ4の外径あるいは内径の寸法に誤差が存在
していても、吸引パイプ4の下端外周面または下端内周
面に弾力的に密に嵌合するものであれば良く、図1にお
いては吸引端管7を吸引パイプ4下端の外周面に嵌装し
たものを示しているが、吸引端管7を吸引パイプ4下端
の内周面に挿入嵌装したものでも良い。
【0009】巻ばねとしては、巻径や自由長さの各種寸
法のものが多数製作されているので、既存の巻ばねから
吸引パイプ4の下端に嵌装するのに適する巻ばねを選択
することが可能であるため、特に本発明の吸引端管7を
製作するために時間を費やして新たに治具を作り、特別
な弾性線材を購入して巻ばねを製作する必要は全く生じ
ない。
【0010】吸引パイプ4の下端に一端が嵌装されてい
る吸引端管7は、吸引パイプ4の下端直下で湾曲部8を
形成して側方に向かい、容器1内の底部の***部6に沿
って緩やかに湾曲し、吸引端管7他端は、容器1内の底
部周縁9まで延びている。次に、本発明の作用を説明す
る。
【0011】押圧部3を押し下げる操作を繰り返して容
器1内に収容されている液を吸引パイプ4から吸引して
注出口5から注出することにより容器1内の液が減少す
ると、図1に示すように容器1内の底部には残留液10
が残る状態になる。
【0012】前述したように、容器1内の底部中央には
通常、***部6が形成されていて容器1内の底部周縁9
よりも盛り上がっているため、残留液10の液の深さは
中央が浅く底部周縁9が深くなっていて、底部周縁9ま
で延びている吸引端管7の他端は、残留液10の中に浸
漬された状態に保たれている。
【0013】図2は本発明の実施形態の部分的な拡大断
面図であって、吸引端管7の湾曲部8の箇所を断面で示
している。吸引端管7の湾曲部8内側の弾性線材11は
互いに密接して隙間なく当接しているが、吸引端管7の
湾曲部8外側では、各弾性線材11間に微小間隙12が
生じた状態になる。しかしながら吸引端管7の他端側は
残留液10の中に浸漬された状態に保たれているため、
弾性線材11の表面に残留液10が付着して被覆液膜1
3を形成し、弾性線材11間の被覆液膜13内に表面張
力14が作用する。
【0014】この表面張力14は、ポンプ2(図1参
照)の液吸引による背圧よりも大きいため被覆液膜13
は破断することがなく、吸引端管7の外周全体は被覆液
膜13で覆われた被覆管としての働きをすることになっ
て吸引端管7の内部から液が外部へ漏洩するのを阻止
し、ポンプ2の吸引作用により吸引端管7は吸引パイプ
4と一体的に連携して容器1内の底部周縁9に残ってい
る残留液10を吸い上げることが可能になる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、容器内の底部周縁に残ってい
る残留液を吸い上げることができ、吸引端管は既存の巻
ばねを利用して廉価に構成することが可能であり、従来
から使用している吸引パイプの下端に容易に嵌装できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の使用状態を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の部分的な拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 2 ポンプ 4 吸引パイプ 9 底部周縁 11 弾性線材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性線材を密接させて捲回した巻ばねよ
    り成り、該巻ばねの一端が容器内の液体を注出するポン
    プの吸引パイプ下端に嵌装され、前記巻ばねは湾曲して
    他端は前記容器内の底部周縁まで延びていることを特徴
    とする液体注出ポンプ用吸引端管。
JP2000311929A 2000-10-12 2000-10-12 液体注出ポンプ用吸引端管 Withdrawn JP2002114284A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7011137B2 (en) 2002-04-17 2006-03-14 Toshihara Kanagata Kogyo Co., Ltd Molding device
KR100992113B1 (ko) 2008-05-30 2010-11-04 주식회사 엘지생활건강 화장품 용기
CN109162915A (zh) * 2018-09-05 2019-01-08 中国石油化工股份有限公司 化工助剂加剂泵吸液管及吸液方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7011137B2 (en) 2002-04-17 2006-03-14 Toshihara Kanagata Kogyo Co., Ltd Molding device
KR100992113B1 (ko) 2008-05-30 2010-11-04 주식회사 엘지생활건강 화장품 용기
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