JP2002113907A - プリンタの制御方法 - Google Patents

プリンタの制御方法

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JP2002113907A
JP2002113907A JP2000311696A JP2000311696A JP2002113907A JP 2002113907 A JP2002113907 A JP 2002113907A JP 2000311696 A JP2000311696 A JP 2000311696A JP 2000311696 A JP2000311696 A JP 2000311696A JP 2002113907 A JP2002113907 A JP 2002113907A
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Yukio Yamamoto
幸生 山本
Junichi Matsuno
順一 松野
Taichiro Yamashita
太一郎 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のプリンタエンジンで平行して出力させる
場合に、特別な機構を必要とせずに確実にページ順に出
力することが可能なプリンタの制御方法を提供する。 【解決手段】プリンタコントローラ11は、第1プリン
タエンジン2及び第2プリンタエンジン3へのページ単
位で印刷ジョブの振り分けやそれぞれの印刷開始時間T
s1,Ts2等の印刷スケジュールを決定し、データの
送信を開始する。印刷ジョブの振り分けや印刷開始時間
Ts1,Ts2等のスケジュールは、第1プリンタエン
ジン2及び第2プリンタエンジン3において、最終ペー
ジまで連続印刷が可能になるように決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷ジョブを分割
して複数のプリンタエンジンで平行して印刷するプリン
タの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスにおけるドキュメントの出力に
は、その印刷速度や画質からレーザビームプリンタが一
般的に用いられており、近年ではドキュメントのカラー
化に伴ってカラーレーザビームプリンタでの出力も増加
している。特に、オンデマンドプリンティング等では、
短時間に大量にカラー印刷を行う必要があるため、カラ
ー印刷の速度向上を図ることが求められている。
【0003】印刷速度を向上させるためには、感光体の
感度向上を始め、各種性能の大幅な向上が必要となり、
プリンタ自体が非常に高価になってしまう。
【0004】それに対して、例えば特開平8−192535号
公報及び特開平8−337013号公報では、複数のプリンタ
エンジンを使用し、平行して出力させることで高速印刷
を可能にする方法が提案されている。
【0005】しかしながら、上記例においては、複数の
プリンタエンジン間の印刷タイミングに対して考慮がな
されておらず、1つの印刷ジョブを分割し、平行させて
印刷させる場合に、データ処理時間やデータ転送速度を
含めた印刷時間のばらつきによってページ順序が入れ替
わる可能性がある。
【0006】特に、カラーのページとモノクロのページ
が混在している場合には、カラーとモノクロではデータ
処理時間やデータ転送速度を含めた印刷時間が大幅に異
なるため、ページ順序が入れ替わる可能性が大きくな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対し
て、例えば特開平11−194910号広報では、排紙制御部で
各プリンタエンジンから印刷出力した印刷物をページ順
にソートする方式が提案されている。
【0008】しかしながら、上記のような排紙制御部を
設けると、装置の大型化や高価格化は避けられないとい
う問題があった。
【0009】本発明の目的は、複数のプリンタエンジン
で平行して出力させる場合に、特別な機構を必要とせず
に確実にページ順に出力することが可能なプリンタの制
御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のプリンタエンジンを有し、印刷ジ
ョブをページ単位に分割して前記複数のプリンタエンジ
ンに割り当て、前記複数のプリンタエンジンで平行して
印刷を行うプリンタの制御方法において、前記複数のプ
リンタエンジンが前記割り当てられたページ分を連続し
て印刷可能であると判断した時点で、前記複数のプリン
タエンジンの印刷を開始させるようにしたものである。
【0011】上記制御方法によれば、各プリンタエンジ
ンが連続印刷されることにより、各ページの印刷時間及
び出力タイミングが確定されるため、確実に予定したペ
ージ順に出力することが可能になる。
【0012】また、本発明は、上記制御方法において、
前記複数のプリンタエンジンのいずれかが連続印刷不可
能になった場合に、前記連続印刷不可能になったプリン
タエンジンを所定期間印刷休止するとともに、その他の
プリンタエンジンも同様に印刷休止状態にするようにし
たものである。
【0013】上記のようにすれば、いずれかのプリンタ
エンジンが連続印刷不可能になった場合にも、各プリン
タエンジンが同様に印刷休止を行うため、出力順序が入
れ替わることなく、確実に予定したページ順に出力する
ことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態の一例である
プリンタの構成を示している。図1において、1は本発
明の実施の形態の一例であるプリンタであり、第1プリ
ンタエンジン2及び第2プリンタエンジン3の2つのプ
リンタエンジンを有しており、これらは独立に動作させ
ることが可能になっている。
【0016】第1プリンタエンジン2及び第2プリンタ
エンジン3からの出力は、それぞれ排紙ローラ4,5に
よって、上部排紙トレイ6及び下部排紙トレイ7に排出
されてスタックされる。
【0017】なお、1つの印刷ジョブを2つのプリンタ
エンジン2,3に振り分けて印刷する場合には、出力を
1つのトレイに集めておく事が望ましい。そこで、プリ
ンタ1には、第2プリンタエンジン3からの出力を上部
トレイ6に排出するための排紙切替機構8及び搬送ロー
ラ9が備えられている。出力を上部トレイ6に集める場
合には、排紙切替機構8によって排紙方向を上側に切替
え、搬送ローラ9及び排紙ローラ4を介して上部トレイ
6に排出する。
【0018】第1プリンタエンジン2及び第2プリンタ
エンジン3では、以下のプロセスによって印刷を行う。
【0019】まず感光体ベルト201,301上に光学
ユニット202,302からのレーザ光によって潜像を
記録し、ブラック(K)現像器203,303によって
トナー像を形成した後、Kトナー像を中間転写ドラム2
07,307上に転写する(1次転写)。
【0020】カラー画像を形成する場合には、K現像器
203,303の代りにシアン(C)現像器204,30
4,マゼンタ(M)現像器205,305、イエロー
(Y)現像器206,306を用いて上記プロセスを繰
り返し、Cトナー像,Mトナー像及びYトナー像を順次
形成して、中間転写ドラム上207,307にKCMY
の4色のトナー像を重ね合せる。なお、感光体ベルト2
01,301及び中間転写ドラム207,307の周長
は、最大の記録紙の長さより若干長くなっており、1回
転で1色分の画像形成を行う。
【0021】次に、給紙ローラ209,309によって
給紙トレイ210,310から給紙された記録紙を、転
写ローラ208,308によって中間転写ドラム20
7,307に押し付けて、中間転写ドラム207,30
7上のトナー像を記録紙上に転写する(2次転写)。
【0022】その後、定着器211,311で記録紙上
にトナー像を定着し、排紙ローラ4,5を介して排紙ト
レイ6,7に排出する。
【0023】図2に、カラーページ連続印刷時の印刷プ
ロセスタイミングチャートの一例を示す。
【0024】潜像形成開始から排紙完了まで、感光体ベ
ルト6回転弱の時間が必要であるが、各プロセスはパイ
プライン処理されるため、連続印刷時には感光体ベルト
4周間隔で1ページの印刷出力が得られる。また、一旦
印刷を開始すると、少なくとも2次転写が終了する6回
転目までは感光体ベルト201,301や中間転写ドラ
ム207,307を停止することはできず、この間に印
刷タイミングを任意に調整することはできない。可能な
のは、潜像形成及び現像を1回転単位で休止させること
(以下、空転)のみであり、その間も1次転写以下の動
作を継続するために、感光体ベルト201,301及び
中間転写ドラム207,307は回転している。
【0025】図3に、本実施の形態におけるプリンタの
制御部のブロック図を示す。
【0026】パーソナルコンピュータ(PC)やワーク
ステーション(WS)からネットワーク等を通じて送ら
れた印刷ジョブは、インタフェース10を介してプリン
タコントローラ11に入力され、メモリ12もしくは記
憶装置13に一旦記憶される。
【0027】プリンタコントローラ11は、メモリ12
もしくは記憶装置13に記憶された印刷ジョブを読み出
してラスタデータに展開し、再度メモリ12もしくは記
憶装置13に記憶する。その後、メモリ12もしくは記
憶装置13に記憶されたラスタデータに基いて、第1プ
リンタエンジン2及び第2プリンタエンジン3へのペー
ジ単位で印刷ジョブの振り分けやそれぞれの印刷開始時
間Ts1,Ts2等の印刷スケジュールを決定し、ラス
タデータの送信を開始する。印刷ジョブの振り分けや印
刷開始時間Ts1,Ts2等のスケジュールは、排紙さ
れるページの順序が入れ替わらず、かつ第1プリンタエ
ンジン2及び第2プリンタエンジン3において、最終ペ
ージまで連続印刷が可能になるように決定する。スケジ
ュール決定方法の詳細については後述する。
【0028】なお、本実施の形態のような高速印刷可能
なプリンタでは、印刷ジョブが集中するため、印刷ジョ
ブの受信やラスタデータへの展開,スケジューリング以
下の印刷処理を、パイプライン処理によって高速化して
いる。従って、以下、印刷スケジュール決定時にはすで
に、ラスタデータが準備されており、プリンタエンジン
コントローラ14,15で印刷準備が完了するまでに要
する時間は、データ転送時間のみとする。
【0029】プリンタエンジンコントローラ14,15
では、プリンタコントローラ11から送られるラスタデ
ータをページメモリ16,17に蓄積し、プリンタコン
トローラ11からの印刷開始コマンドによって、第1プ
リンタエンジン2及び第2プリンタエンジン3での印刷
を開始する。また、プリンタエンジンコントローラ1
4,15は、用紙ジャムや用紙切れ等の障害情報をステ
ータスとして、随時プリンタコントローラ11に送信す
る。
【0030】上記のような構成において、プリンタコン
トローラ11で第1プリンタエンジン2及び第2プリン
タエンジン3で連続印刷するように印刷スケジュールを
決定し、印刷ジョブの振り分けや印刷タイミングの制御
を行うことにより、確実にページ順に出力することが可
能になる。
【0031】図4に、印刷タイミングの制御を行わなか
った場合のタイミングチャートの一例を示す。なお、こ
こでは、感光体ベルト回転周期を5秒、カラーページ印
刷周期を20秒とし、全てカラーで10ページの印刷を
行うものとする。
【0032】図中の1P(ページ)〜10P(ページ)
は、単純に印刷ページの時間的順序を示している。実際
には、プリンタの排紙構成によって印刷順序が異なり、
排紙がフェイスダウンタイプでは最初のページから、フ
ェイスアップタイプでは最終ページから順に印刷して排
紙する必要があるが、必要な並べ替えはプリンタコント
ローラ11で行っているものとする。
【0033】また、第1プリンタエンジン2と第2プリ
ンタエンジン3では、上部排紙トレイ6までの用紙搬送
経路長に差があるため、潜像形成から排紙までの時間が
異なっている。
【0034】プリンタエンジンコントローラ14,15
では、1ページ分のラスタデータが転送され印刷準備が
完了した直後に、潜像形成以下の印刷動作を開始する。
その後の印刷は、ラスタデータの転送時間によって決ま
り、特に1ページの印刷サイクルよりラスタデータ転送
時間が長くなる場合には、印刷タイミングがずれてい
き、図4に示すように印刷の順番が入れ替わってしま
う。図4の例では、4Pと5Pがほぼ同時に排紙され、
6Pと7P,8Pと9Pの順序が入れ替わっている。
【0035】図5に、本発明の実施の形態によって印刷
タイミングの制御を行った場合のタイミングチャートの
一例を示す。ここで、印刷タイミング制御以外の条件
は、図4の例の場合と同じである。
【0036】第1プリンタエンジン2及び第2プリンタ
エンジン3で全てのページが連続印刷可能なように、印
刷開始時間Ts1,Ts2によって印刷開始タイミング
遅らせているが、印刷完了時間は図4の場合と同じか若
干早くなっている。
【0037】印刷開始時間Ts1,Ts2は、以下の条
件を全て満たす最小値を選択する。
【0038】
【数1】 Ts1=Tp1(1) (式1) Te1(i)≦Tp1(i) (i=1,n1) (式2) Ts2=Tp2(1) (式3) Te2(i)≦Tp2(i) (i=1,n2) (式4) To(i)≦To(i+1) (i=1,n−1) (式5) ここで、nは全印刷ページ数、n1及びn2はそれぞれ
第1プリンタエンジン2及び第2プリンタエンジン3に
割り当てられた印刷ページ数であり、
【0039】
【数2】 n=n1+n2 (式6) となる。Tp1(i)及びTe1(i)は、第1プリン
タエンジン2でのi番目の印刷の印刷開始時間及び印刷
準備完了時間、Tp2(i)及びTe2(i)は、第2
プリンタエンジン3でのi番目の印刷の印刷開始時間及
び印刷準備完了時間である。また、To(i)は、第i
ページの排紙時間であり、図5の例では、等時間間隔の
10秒間隔で排紙されるように設定している。
【0040】また、各印刷開始時間tp1(i),tp
2(i)の間隔
【0041】
【数3】Tp1(i+1)−tp1(i) (i=1,
n1−1) Tp2(i+1)−tp2(i) (i=1,n2−
1) は、連続印刷を行うように、例えば図5の例では20秒
に設定する。
【0042】さらに、印刷準備完了時間Te1(i),
Te2(i)は、各ページのラスタデータのサイズ及び
データ転送速度から演算予測する。データ転送速度が変
動し予想以上にデータ転送時間がかかった場合には、
(式1)〜(式4)式のいずれかが満たされなくなる、
つまり印刷準備が間に合わなくなる場合も考えられる。
図6に、転送遅れによって印刷タイミングにずれが生じ
た場合のタイミングチャートの一例を示す。
【0043】図6では、第2プリンタエンジン3側で、
第8ページ(8P)のデータ転送が遅れて印刷準備が間
に合わなくなり、連続印刷が不可能になっている。この
ような場合には、第2プリンタエンジン3のプリンタエ
ンジンコントローラ15は、プリンタコントローラ11
に連続印刷不可能状態をステータスとして報告し、印刷
準備が完了するまで空転を行う。
【0044】プリンタコントローラ11は、第1プリン
タエンジン2のプリンタエンジンコントローラ14に空
転コマンドを送り、第2プリンタエンジン3で実行され
た回数と同じだけの空転を、第1プリンタエンジン2で
も実行させる。
【0045】上記のように、片方のプリンタエンジンで
印刷準備が間に合わない場合には、両方のプリンタエン
ジンで同様に空転動作を行うことにより、排紙の順番を
狂わせないようにすることができる。なお、図6の例で
は、第1プリンタエンジン2側で、ページとページの間
に空転を入れるようにしているが、これは、ページの途
中に入れるようにしてもよい。
【0046】また、上記のような空転を防ぐために、例
えば
【0047】
【数4】 Te′=K×Te,K>1 (式7) や、
【0048】
【数5】 Te′=Te+Td,Td>0 (式8) という形で、印刷準備完了時間に余裕を持たせるように
再計算するようにしてもよい。
【0049】ところで、上記実施の形態においては、カ
ラーページを連続印刷する場合のみについて説明を行っ
てきたが、実際にはモノクロ(単色)ページの連続印刷
や、印刷ジョブにカラーページとモノクロページが混在
していることも多い。以下、そのような場合について説
明する。
【0050】図7に、モノクロページ連続印刷時の印刷
プロセスタイミングチャートの一例を示す。
【0051】モノクロページ連続印刷時には、カラーペ
ージの連続印刷時とは異なり、2次転写、定着及び排紙
が連続的に行われる。従って、上部排紙トレイ6への排
紙時には、第1プリンタエンジン2及び第2プリンタエ
ンジン3からの出力が重なってしまう。図8に、モノク
ロページ連続印刷時の排紙タイミングの一例を示す。
【0052】図8において、18,20は下側(第2プ
リンタエンジン3から)の出力、19,21は上側(第
1プリンタエンジン2から)の出力である。また、Lは
最大記録用紙連続印刷時の排紙間の距離、L1は上側の
(n−1)ページ出力の後端から下側のnページ出力の
先端までの距離、L2は下側のnページ出力の後端から
上側の(n−1)ページ出力先端までの距離である。
【0053】排紙順序を狂わせず、スタックされる出力
をきれいにそろえるためには、L1>0かつL2>0に
する必要がある。そこで、例えばL1=L2=L/2と
なるように排紙時間To(i)を設定する。
【0054】図9に、カラーページとモノクロページが
混在する場合のスケジューリングの一例を示す。図9の
例では、図8に示したように、第1プリンタエンジン2
及び第2プリンタエンジン3でほぼ同一タイミングで重
なっている出力は、下側である第2プリンタエンジン3
の出力が先に排紙される。また、図中にmで表示した第
4,5及び8ページがモノクロページであり、cで表示
したその他のページはカラーページである。
【0055】図9の例では、排紙タイミングを合せるた
めに、一部に空転を挿入している。この例のように、連
続印刷では排紙タイミングを合せることができない場合
には、適宜空転を挿入するようにする。
【0056】なお、上記実施の形態においては、印刷ジ
ョブを一括してスケジューリングしているが、ページメ
モリ16,17のサイズによっては、印刷開始までのラ
スタデータを蓄積できなくなる。そのような場合には、
ページメモリ16,17のサイズに合わせて印刷ジョブ
を分割し、分割した印刷ジョブそれぞれに対してスケジ
ューリングを行うようにすればよい。また、ページメモ
リ16,17のサイズに関わらず、印刷ジョブのサイズ
が大きな場合にはスケジューリングが複雑になるため、
複数のジョブに分割してスケジューリングの簡単化を図
るようにしてもよい。
【0057】さらに、上記実施の形態においては、印刷
準備完了時間を転送時間のみで決定しているが、これ
は、プリンタエンジンコントローラ14,15内でラス
タデータへの展開を行う場合等、印刷ジョブの処理方法
に従って印刷ジョブのラスタデータへの展開時間やその
他の処理時間を含めて印刷準備完了時間を決定するよう
にする。
【0058】上記実施の形態では、極力空転を減少さ
せ、集中して印刷動作を行うため、消費電力の削減を図
ることができる。なお、本方式は、消費電力の削減に関
しては、単独のプリンタエンジンで印刷を行う場合にも
有効である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、上記発明によれ
ば、複数のプリンタエンジンが割り当てられたページ分
を連続して印刷可能であると判断した時点で、前記のプ
リンタエンジンの印刷を開始させるようにするため、各
プリンタエンジンが連続印刷されることにより、各ペー
ジの印刷時間及び出力タイミングが確定されるため、確
実に予定したページ順に出力することが可能になる。
【0060】また、複数のプリンタエンジンのいずれか
が連続印刷不可能になった場合に所定期間印刷休止する
とともに、その他のプリンタエンジンも同様に印刷休止
状態にすることにより、いずれかのプリンタエンジンが
連続印刷不可能になった場合にも、各プリンタエンジン
が同様に印刷休止を行うため、出力順序が入れ替わるこ
となく、確実に予定したページ順に出力することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプリンタの構成
を示す図である。
【図2】カラーページ連続印刷時の印刷プロセスタイミ
ングチャートの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプリンタの制御部
のブロック図を示す図である。
【図4】印刷タイミングの制御を行わなかった場合のタ
イミングチャートの一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態によって印刷タイミングの
制御を行った場合のタイミングチャートの一例を示す図
である。
【図6】転送遅れによって印刷タイミングにずれが生じ
た場合のタイミングチャートの一例を示す図である。
【図7】モノクロページ連続印刷時の印刷プロセスタイ
ミングチャートの一例を示す図である。
【図8】モノクロページ連続印刷時の排紙タイミングの
一例を示す図である。
【図9】カラーページとモノクロページが混在する場合
のスケジューリングの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…プリンタ、2…第1プリンタエンジン、3…第2プ
リンタエンジン、11…プリンタコントローラ、14…
第1プリンタエンジンコントローラ、15…第2プリン
タエンジンコントローラ、16,17…ページメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 太一郎 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 2C087 AB05 AB08 AC08 BA07 CA13 CB02 2C187 AC07 AE11 5B021 EE02 LG07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプリンタエンジンを有し、印刷ジョ
    ブをページ単位に分割して前記複数のプリンタエンジン
    に割り当て、前記複数のプリンタエンジンで平行して印
    刷を行うプリンタの制御方法において、前記複数のプリ
    ンタエンジンが前記割り当てられたページ分を連続して
    印刷可能であると判断した時点で、前記複数のプリンタ
    エンジンの印刷を開始させるようにしたことを特徴とす
    るプリンタの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007152750A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置

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