JP2002113902A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002113902A
JP2002113902A JP2000308341A JP2000308341A JP2002113902A JP 2002113902 A JP2002113902 A JP 2002113902A JP 2000308341 A JP2000308341 A JP 2000308341A JP 2000308341 A JP2000308341 A JP 2000308341A JP 2002113902 A JP2002113902 A JP 2002113902A
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Tomoaki Nakano
智昭 中野
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームの発光周波数を変更することなく且
つ濃度ムラも生じさせることなく、低密度入力データと
各印刷モードに対処すること。 【解決手段】 光ビームを走査することによって像担持
体上に画像を形成する画像形成装置において、画像デー
タのドット密度を高密度化する画像密度変換処理部12
を有する画像処理装置1と、パルス幅変調部14を有す
る光ビーム制御装置2と、を備え、画像密度変換処理部
12は入力画像データを主走査方向に解像度をn倍し、
連続するn個のデータによる連続発光時間の総和が入力
画像の1データ当たりの発光時間に等しくなるように、
n倍密度変換処理された各ドットデータにm階調のパル
ス幅データを与える画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の画
像書き込み技術に関し、特に、レーザープリンタ、ファ
クシミリ又はデジタル複写機等において印字密度の異な
るデータの変換についての画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の画像形成装置の概要を図11
に示す。図11によると、画像データに合わせて点灯す
るLD(レーザダイオード)のレーザビームは、コリメ
ートレンズ(図示せず)により平行光束化され、シリン
ダレンズ(図示せず)を通り、ポリゴンモ−タによって
回転するポリゴンミラーによって偏向され、fθレンズ
を通り、BTLを通り、ミラーによって反射し、感光体
上を走査する。ここで、BTLとは、Barrel T
oroidal Lenzの略で、副走査方向のピント
合わせ(集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ
等))を行っている。
【0003】感光体の廻りには、帯電器、現像ユニッ
ト、転写器、クリーニングユニット、除電器が設けられ
ており、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現
像、転写により記録紙上に画像が形成される。そして、
図示していないが、定着装置によって記録紙上の画像が
定着される。
【0004】図12には、4ドラム方式の画像形成装置
の従来技術を示す。この画像形成装置は、4色(イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を重ね合わせ
たカラー画像を形成するために、4組の画像形成部と4
組のレーザビーム走査装置を備えている。従って、図1
1に示した画像形成装置を4つ並べた構成であり、転写
ベルトによって矢印方向に搬送される記録紙上に1色目
の画像を形成し、次に2色目、3色目、4色目の順に画
像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさった
カラー画像を記録紙上に形成することができる。
【0005】また、特開平5ー64919号公報には、
相対的に低い印字密度(ドット密度、解像度)のデータ
を受けて相対的に高い密度の記録が可能な記録装置に関
する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、レーザプリン
タ、デジタル複写機の画像形成部(エンジン部)は高速
高画質化が要求され、特に、高画質を達成するために出
力装置は高密度化されている。
【0007】しかし、低密度画像データであるアプリケ
ーションソフトや、FAXデータ、スキャナからの読み
取りデータは、前記エンジン部の出力密度より低い場合
がある。例えば、主走査1200dpi出力のエンジン
部にコントローラから600dpiの画像が入力された
場合、従来は1200dpiのデータを連続して2ドッ
ト形成することにより擬似的に600dpi画像として
出力してきた。この場合の発光パルスと露光量分布を図
3に示す。図3において、エンジン部はそのパルスが1
200dpiに対応する周期(1/(2×f))で発
光する構成であり、その発光パルスを2個連続して発光
させることで、600dpiの画像を擬似的に出力して
いる(図3の(2)参照)。このような手法をダブリン
グと称している。
【0008】このようなダブリングによって密度変換さ
れた出力画像は本来の600dpi画像(図2の(2)
参照)に比べると、図3の(2)に示すように、その露
光量分布がその中央部で低下しており、また、露光量分
布の輪郭も図2の(2)とは異なっており、濃度ムラな
どの画質低下を引き起こす。
【0009】このような課題に対して、前記特開平5ー
64919号公報では、低ドット密度で記録すべきデー
タを補間して高ドット密度データ記録するモードと、高
ドット密度で記録すべきデータを高ドット密度記録する
モードと、を有して、各モードで発光光量を変更してド
ット径を可変とする技術が開示されており、レーザ発光
強度を可変させてドット径を制御することで画像の最適
化を図っている。
【0010】しかし、この技術では、FAX、スキャ
ナ、アプリケーションソフトの画像が混在してコントロ
ーラからエンジン部に入力された場合に、FAXなどの
各低密度データに合わせてレーザの発光強度を可変させ
るので、所望の強度にレーザが安定して発光するまでに
時間が掛かり、印刷スピードを低下させることになる。
【0011】そこで、本発明の目的は、濃度ムラを生じ
得るダブリング手法やレーザ発光強度の可変制御手法を
用いることなく、各種の低密度データに対応して高画像
品質を提供することにある。
【0012】また、複数の印刷モードを有する場合、例
えば紙種(OHPシート、厚紙、普通紙)やカラー/モ
ノクロ等の各モードに応じた印刷スピード、即ち、紙送
りスピードを多段階に切り換える必要がある。例えば、
OHPシートのモードにおいては、定着に時間を要する
ことに伴って紙送りスピードを遅くする必要があり、更
に、主走査スピードもドット密度を同一とするためにそ
れに合わせて遅くする必要がある。
【0013】従来技術においては、印刷スピードとデー
タ密度に対応してレーザ発光周波数及びポリゴン回転数
を可変させて、各モードに対応していた。しかし、レー
ザ発光周波数を、すべての各モードに対応できるよう
に、或る広いレンジで可変させる場合には、そのための
回路が複雑になりコストアップとなる。
【0014】本発明の他の目的は、各種の前記印刷モー
ドに対応する場合にもコストアップすることなく印刷ス
ピードを可変させて、高画質品質を確保することにあ
る。
【0015】以上のように、高密度データに対応するエ
ンジン部を有する画像形成装置を使用して、入力データ
が低密度画像データである場合には、LDの発光周波数
を当該低密度に相当する周波数に変更することで基本的
に対応でき(上述のダブリング処理による対応の外
に)、また、紙種等の違いによる各モードに対応する場
合には、同様に、LDの発光周波数を当該モードに相当
する周波数に変更することで対応できるのであるが、発
光周波数を広範囲に変更するには回路構成の複雑化、コ
ストアップという課題が生じるので、発光周波数を変更
することなく且つ濃度ムラも生じさせることなく、低密
度入力データと各印刷モードに対処することが本発明の
解決すべき課題である。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、主として次のような構成を採用する。
【0017】光ビームを走査することによって像担持体
上に画像を形成する画像形成装置において、入力画像デ
ータのドット密度を高密度化する画像密度変換処理部を
有する画像処理装置と、パルス幅変調部を有する光ビー
ム制御装置と、を備え、前記光ビーム制御装置は、前記
画像密度変換処理部によって高密度変換されたデータに
応じて、前記パルス幅変調部によって前記光ビームの発
光Dutyを可変させる画像形成装置。
【0018】また、光ビームを走査することによって像
担持体上に画像を形成する画像形成装置において、画像
データのドット密度を高密度化する画像密度変換処理部
を有する画像処理装置と、パルス幅変調部を有する光ビ
ーム制御装置と、を備え、前記画像密度変換処理部は入
力画像データを主走査方向に解像度をn倍し、連続する
n個のデータによる連続発光時間の総和が入力画像の1
データ当たりの発光時間に等しくなるように、n倍密度
変換処理された各ドットデータにm階調のパルス幅デー
タを与える画像形成装置。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像形成
装置について、図1〜図10を用いて以下説明する。図
1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の基本構成を
示す図である。図2は低密度画像データに対応する発光
パルス(周波数=f)と露光量分布を示す図である。
図3は高密度画像データに対応する発光パルス(周波数
=2f )でダブリング処理をした場合の露光量分布を
表す図である。図4は本発明の実施形態を採用した場合
の発光パルス(周波数=2f)の発光Duty制御に
よるパルス幅データとその露光量分布を示す図である。
図5は周波数fをもつ発光パルスの発光Dutyを可
変した発光パルスを示す図である。図6は2fの周波
数の発光パルスにDuty制御を施した結果のパルス幅
データを示す図である。
【0020】また、図7は周波数fでDuty50%
の発光パルスを示す図である。図8は3fの周波数の
発光パルスにDuty制御を施した結果のパルス幅デー
タを示す図である。図9は密度変換した画像形成装置の
具体的構成を示すブロック図である。図10はレーザダ
イオード制御部(LD制御部)への入力信号であるパル
ス幅データと出力パルスを示す図である。
【0021】図1に示す画像形成装置の基本構成におい
て、エンジン部は画像処理部1とLD制御部2とから構
成され、コントローラ3を介して、パソコン(PC)か
らのアプリケーションデータや、FAX6又はスキャナ
5からのデータを必要に応じて密度変換してLD制御部
2へ送り、LD制御部2はデータ情報に応じてレーザビ
ームを変調して感光体上に静電潜像を形成する。
【0022】図9に示す画像形成装置の具体的構成にお
いて、画像処理部1は、密度変換処理部12と密度変換
無処理部13と切り替え装置11とから成り、LD制御
部2は、パルス幅変調回路14とLD制御回路15と周
波数変調回路16とから成り、前記周波数変調回路16
がVCC回路17及びPLL回路18からなる。ここ
で、画像処理部1はコントローラ3から入力される低解
像度の画像データが入力され、密度変換処理部12で高
解像度に変換された4ビットのパルス幅データを出力す
る。パルス幅変調回路14は、画像処理部1からの4ビ
ットのパルス幅データでパルス幅変調し、LD制御回路
15へ出力する。一方、周波数変調回路は、VCO回
路、PLL回路から構成され、基準クロックから所望の
LD駆動周波数(本実施形態の例では、1200dpi
に相当する2×f)を生成する。
【0023】今、コントローラ3からエンジン部に入力
される画像が600dpiであって、エンジン部の出力
が1200dpiの場合を説明する。図2の(1)に示
すようにレーザ変調出力(周波数f、Duty50
%)で所望の600dpiの画像が得られるとき(60
0dpiのエンジン部を有する装置で入力画像が600
dpiである場合に)、従来は、1200dpiのエン
ジン部の画像処理部1で1200dpiダブリング処理
を行い、図3の(1)に示すように、周波数2×f
Duty50%でレーザを変調していた(図3の(2)
に示すように2×fの発光周波数で2個連続したHi
gh Level パルス(「H」)を使用して擬似的
に図2の(2)に対応させていた)。このような変換方
法であると、感光体上にできる潜像は本来の600dp
iの潜像とは異なるので、即ち、図3の(2)から分か
るように、露光量分布における輪郭の違いと中央部で凹
みができていることによって、紙面上で600dpiに
相当するドットが得られない。
【0024】本発明の基本的な趣旨は、例えば図3の
(1)に示す1200dpiの発光周波数を持つエンジ
ン部を使用して、発光周波数を変更することなく発光パ
ルスのDutyを変更することで、図2の(2)と同一
の露光量分布波形を得ようとすることである。即ち、図
3の(1)における発光パルス波形は50%Dutyで
あるが、第1周期目のパルスを100%Dutyとし、
続いて、第2周期目のパルスを0%Dutyとするよう
に制御することで、実質的に図2の(1)の波形と同等
にしようとする考え方である。
【0025】そして、1200dpiの発光周波数を持
つエンジン部を使用する場合、画像入力が1200dp
iであれば、図9に示すように、コントローラ3からの
指令によって切替器11は密度変換無処理部13に画像
入力を接続して図3の(1)に示すパルス周期で通常動
作してLDを発光させる。ここで、画像入力が600d
piであれば、切替器11で密度変換処理部12(この
例の場合、600dpiの画像密度を1200dpiの
画像密度に変換無処理する機能)に切り替わって、図4
の(1)に示す4ビットのパルス幅データ(例えば、
「F」、「0」)となってLD制御部2に入力され、こ
のLD制御部でパルス幅変調されて図4の(1)に示す
ようなパルス波形が形成されてこの波形でLDを発光さ
せる。
【0026】本発明に係る2倍密度変換処理(n=2)
は、600dpiデータを変換する際に、600dpi
の発光周期を8分割(m=8)したパルス幅データ[F
0](即ち、[11110000]のデータ)を120
0dpiの連続した2ドット(16進数表示の[F]と
[0]の2画素)のパルス幅データとして与え、図4の
(1)に示すように、周波数2×fでレーザ発光のパ
ルス幅変調を行う。
【0027】換言すると、図2の(1)に示す発光パル
スが600dpiデータに相当する発光パルスとした場
合に、図3の(1)に示す発光パルスが1200dpi
データに相当する。そして、図2の(1)に示す発光パ
ルスの周期(1/f)(図3の発光パルスの2周期
分)を8分割し、分割した各分割パルスのDutyを前
半の4個の分割パルスについて100%とし、その後半
の4個の分割パルスについて0%とする。このような分
割パルスの波形を図4の(1)に示す。
【0028】即ち、密度変換処理部12で、[F]と
[0]([1111]と[0000])の2画素分のデ
ータが生成されて、これがパルス幅変調回路14に入力
されることによって、[F]の場合には1/(2f
の周期(1画素分)においてすべてHigh Leve
lの信号にパルス幅変調され、[0]の場合には1/
(2f)の周期においてすべてLow Levelの
信号にパルス幅変調されるのである。因みに、[110
0]が入力される場合には1/(2f)の周期におい
てその前半は[H]レベルでその後半は[L]レベルの
信号にパルス幅変調される(図6の第2周期目を参
照)。
【0029】従って、図4の(1)に示す発光パルスの
場合、感光体上にできる潜像の様子は、連続してレーザ
が発光する時間に関して、図2の(1)と全く等しいの
で、本来の600dpiデータのときと同じ潜像を得る
ことができる。
【0030】図4の(1)のパルスを得るためのDut
yの変更は、発光周波数や発光パワーを変更することに
比べて、変更することが容易に達成できる。具体的に云
えば、Dutyの変更はトランジスタ等のスイッチング
素子のオンオフ時間を変更すれば良いのであり、当該素
子の制御部への電圧印加の時間を制御することで足り、
他の余分な付加的な回路(例えば、発光周波数を広範囲
に変更する場合にはCRを可変するだけでは済まずに、
他の値の異なるCRを用意して切り替えることが必要で
ありそのための切替器も要する)を必要としない。
【0031】また、600dpiのときの感光体特性が
周波数f、Duty75%を要求する場合、即ち、6
00dpiの入力画像であって、且つドット径を大きく
して濃度を高くする場合、2倍密度変換処理をしたとき
のパルス幅データは、図6に示すように、2ドットのパ
ルス幅データ[FC](即ち、[11111100]の
データ)で与えられる。同様に、600dpiのときの
感光体特性が周波数f 、Duty100%のときの2
倍密度変換処理されたパルス幅データは、2ドットのパ
ルス幅データ[FF]で与えられる。
【0032】次に、400dpiのときの感光体特性が
周波数f1、Duty50%(図7)を要求する場合、
1200dpiの出力画像を得るためには、図8に示す
ように、3倍密度変換処理をしたときのパルス幅データ
は、3ドット(3つの画素)のパルス幅データ[FC
0]([111111000000])で与えられ、周
波数3×fのパルス幅変調を行う。
【0033】また、4色(イエローY、マゼンタM、シ
アンC、ブラックBk)の画像を重ね合わせたカラー画
像を形成するカラープリンタの場合、4色にそれぞれL
DとLD制御ボード(画像処理部、LD制御部)を具備
し、Bkは2ビーム、カラーは1ビームで感光体に潜像
を書き込む。このカラープリンタにおいて、印刷モード
として、Bk印刷、カラー印刷、OHP印刷等があり、
それぞれの印刷で入力解像度と出力解像度が、例えば、
400〜1200dpiに亘って各種の解像度(dp
i)を有する。各印刷モード、入力画像データの解像度
に対応した密度変換処理後の出力解像度と出力画周波数
(LD発光周波数)が決められる。
【0034】本実施形態のLD制御部は、外付けのC、
Rを直列に接続することでPLLループフィルタを構成
している。そして、LD発光周波数は、密度変換処理を
行わない場合は、前記各種の印刷モードと入力画像デー
タ解像度に対応するには、例えば20MHzから80M
Hz間での周波数領域となり(入力画像の解像度の変更
範囲、紙送りスピード、ポリゴン回転数などにより決ま
るものである)、その周波数に対応するC値、R値を設
定する必要があるが(C又はRを可変するだけでは対応
できず、値の異なるC又はRに切り替える切替器も必
要)、本実施形態では密度変換処理(主走査だけでなく
必要に応じて副走査も密度変換を行う)を行うことによ
り、LD発光周波数を、例えば50MHzから80MH
zに狭めることができ、同一のCRでLDを発光させる
ことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、高密度変換されたデー
タに応じて、光ビームの発光Dutyを可変するので、
1ドット当たりのLDの発光時間を任意に且つ容易に設
定することができ、感光体特性に要求される露光エネル
ギーを任意に設定するすることで高画質品質を得ること
ができる。
【0036】また、n倍密度変換後のn個の連続データ
の発光時間総和が入力原画像の1ドットに要する発光時
間に等しくできるので、低密度の原画像を低コストで忠
実に再現することができる。
【0037】また、画像密度変換の処理実施の有無を切
り替える切り替え装置を有するので、複数の印刷モード
(解像度、印刷スピード)が入力されても、生産性を低
下させることなく必要に応じて画像密度変換を実施する
ことができる。
【0038】また、PLLループフィルタを構成するC
R定数を一定にすることができるので、部品点数を低減
することができ、実装面積も少なくすることができるの
で、低コストで小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の基本構
成を示す図である。
【図2】低密度画像データに関する発光パルス(周波数
=f)と露光量分布を示す図である。
【図3】高密度画像データに関する発光パルス(周波数
=2f)でダブリング処理をした場合の露光量分布を
表す図である。
【図4】本発明の実施形態を採用した場合の発光パルス
(周波数=2f)の発光Duty制御によるパルス幅
データとその露光量分布を示す図である。
【図5】周波数fをもつ発光パルスの発光Dutyを
可変した発光パルスを示す図である。
【図6】2fの周波数の発光パルスにDuty制御を
施した結果のパルス幅データを示す図である。
【図7】周波数fでDuty50%の発光パルスを示
す図である。
【図8】3fの周波数の発光パルスにDuty制御を
施した結果のパルス幅データを示す図である。
【図9】密度変換した画像形成装置の具体的構成を示す
ブロック図である。
【図10】レーザダイオード制御部(LD制御部)への
入力信号であるパルス幅デーと出力パルスを示す図であ
る。
【図11】従来技術の画像形成装置の概要を示す図であ
る。
【図12】従来技術の4ドラム方式の画像形成装置を示
す図である。
【符号の説明】
1 画像処理部 2 LD制御部 3 コントローラ 4 パソコン 5 スキャナ 6 FAX 11 切り替え装置 12 密度変換処理部 13 密度変換無処理部 14 パルス幅変調回路 15 LD制御回路 16 周波数変調回路 17 VCC回路 18 PLL回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 H04N 1/387 101 5C072 H01S 5/062 B41J 3/00 M 5C074 H04N 1/113 G03G 15/04 120 5C076 1/23 103 H04N 1/04 104Z 5F073 1/387 101 Fターム(参考) 2C362 AA32 CA09 CA33 CB04 CB07 CB12 CB62 2H027 EA02 EB01 EB04 EC20 ED06 EF09 FA28 2H030 AA03 AD08 AD11 BB02 BB13 2H045 AA01 CB42 DA28 2H076 AB02 AB05 AB09 AB21 5C072 AA03 BA15 BA19 HA02 HA13 HB06 QA14 TA04 XA01 XA05 5C074 AA09 BB03 BB26 CC26 DD04 DD07 DD14 DD24 EE11 FF15 GG09 HH02 5C076 AA21 BA02 BA08 BB32 CB01 5F073 BA09 GA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを走査することによって像担持
    体上に画像を形成する画像形成装置において、 入力画像データのドット密度を高密度化する画像密度変
    換処理部を有する画像処理装置と、パルス幅変調部を有
    する光ビーム制御装置と、を備え、 前記光ビーム制御装置は、前記画像密度変換処理部によ
    って高密度変換されたデータに応じて、前記パルス幅変
    調部によって前記光ビームの発光Dutyを可変させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを走査することによって像担持
    体上に画像を形成する画像形成装置において、 画像データのドット密度を高密度化する画像密度変換処
    理部を有する画像処理装置と、パルス幅変調部を有する
    光ビーム制御装置と、を備え、 前記画像密度変換処理部は入力画像データを主走査方向
    に解像度をn倍し、 連続するn個のデータによる連続発光時間の総和が入力
    画像の1データ当たりの発光時間に等しくなるように、
    n倍密度変換処理された各ドットデータにm階調のパル
    ス幅データを与えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 光ビームを走査することによって像担持
    体上に画像を形成する画像形成装置において、 入力画像データのドット密度を高密度化する画像密度変
    換処理部及び入力画像データのドット密度を変換しない
    画像密度無変換処理部を有する画像処理装置と、パルス
    幅変調部及びLD制御部を有する光ビーム制御装置と、
    を備え、 前記光ビーム制御装置は1/(n×f)(n:整数)
    の周期で光ビームを走査して像担持体上に画像を形成
    し、 入力画像データが1/(n×f)の周期である場合、
    前記画像密度無変換処理部を通して前記光ビーム制御装
    置に入力されて1/(n×f)の周期で光ビームを走
    査し、 入力画像データが1/fの周期である場合、前記画像
    密度変換処理部で入力画像データの解像度をn倍すると
    ともにドット当たりm階調のパルス幅データに変換され
    て前記光ビーム制御装置に入力され、パルス幅変調部で
    パルス幅を変調されて1/(n×f)の周期で光ビー
    ムを走査することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、 前記画像処理装置は、画像入力が前記画像密度変換処理
    部か前記画像密度無変換処理部に印加するかを切り替え
    る切替部を有し、 モノクロ印刷とカラー印刷を含む印刷モードの選定に応
    じて前記切替部を切り替えることを特徴とする画像形成
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101079573B1 (ko) * 2005-06-14 2011-11-03 삼성전자주식회사 고해상도의 펄스변조방식 화상형성장치
JP2013063599A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 露光制御装置、画像形成装置、及び露光制御方法
JP2018024257A (ja) * 2017-11-01 2018-02-15 株式会社リコー 画像形成装置

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