JP2002111400A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JP2002111400A
JP2002111400A JP2000303536A JP2000303536A JP2002111400A JP 2002111400 A JP2002111400 A JP 2002111400A JP 2000303536 A JP2000303536 A JP 2000303536A JP 2000303536 A JP2000303536 A JP 2000303536A JP 2002111400 A JP2002111400 A JP 2002111400A
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transistor
power
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amplifier
stage
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Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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NEC Corp
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    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3205Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in field-effect transistor amplifiers

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  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段電力増幅器において、高出力電力時の利
得圧縮による歪みを補償することにより、高い電力付加
効率かつ低歪み特性を実現する。 【解決手段】本実施形態の電力増幅器10は、二段接続
された二個のトランジスタ11,12によって、入力電
力Piを増幅して出力電力Poとするものである。そし
て、入力電力Piのある範囲において、前段のトランジ
スタ11の利得の変化が後段のトランジスタ12の利得
の変化を相殺する。すなわち、入力電力Piのある範囲
において、入力電力Piの増加に伴い、トランジスタ1
1の利得が増加するとともに、トランジスタ12の利得
が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段接続された複
数のトランジスタによって入力電力を増幅して出力する
電力増幅器に関し、特にUHFからマイクロ波帯又はミ
リ波帯までの信号に対して低歪み化かつ高効率化を図っ
た電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信における携帯電話の普
及に伴い、そのキーデバイスとして電力増幅器の需要が
急激に伸びている。ディジタル変調方式の移動体通信に
おける携帯電話に用いられる送信用電力増幅器として
は、高出力電力化や高効率化とともに低歪み化が要求さ
れている。一般に高出力トランジスタの入出力特性は、
入力電力信号が小さい場合には入力信号の増加に対して
直線的に出力信号が増加する(線形領域と言われてい
る)が、入力信号が大きくなり、飽和領域に入るにした
がって入力信号の増加量に対して出力信号の増加量が小
さくなる、いわゆる利得圧縮が起こる。この飽和領域で
は、高出力トランジスタの出力電力信号の歪みが増大す
る。したがって、トランジスタを用いて多段の増幅器を
構成し、その増幅器の低歪み化を実現しようとする際、
従来はトランジスタの動作出力点をそのトランジスタの
飽和出力から数dBバックオフした点に設定し、なるべ
くトランジスタを線形領域に近い領域で動作させて、増
幅器としての低歪み化を実現させていた。
【0003】また、ゲート接地FETを用いた後段の増
幅器の前段に、後段の増幅器と逆位相特性を持つソース
接地FETを用いた増幅器を接続することにより、位相
歪みを打ち消す構成が、特開平7−245529号公報
に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力増幅器で
は、トランジスタのバックオフ量を大きくすることによ
り低歪み化を確保しているために、最大送信電力で線形
性が維持できるような高い飽和出力をもつ、サイズの大
きなトランジスタを用いる必要がある。しかしながら、
バックオフ量を大きく取った点では、電力付加効率が飽
和電力を出力する点より小さく、余分な電力(消費電
流)を消費することになる。
【0005】また、上記特開平7−245529に開示
された、位相歪みを補償する回路構成では、歪みの特性
の主要因が位相歪みの場合に限られるため、利得変動に
よる歪みについては全く効果がない。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、低歪み化及び
高効率化を同時に実現する電力増幅器を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電力増幅器
は、多段接続された複数のトランジスタによって、入力
電力を増幅して出力電力とするものである。そして、入
力電力又は出力電力のある範囲において、ある段のトラ
ンジスタの利得の変化が他の段のトランジスタの利得の
変化を相殺することを特徴とする。例えば、入力電力又
は出力電力のある範囲において、入力電力又は出力電力
の増加に伴い、ある段のトランジスタの利得が増加し、
その後段となる他の段のトランジスタの利得が減少す
る。したがって、入力電力又は出力電力の変化に伴う利
得の変化が抑えられるので、増幅時における信号の歪み
が小さくなる。このとき、後段となるトランジスタは従
来の高効率のもの(入力電力又は出力電力の増加に伴い
最終的に利得が減少するもの)でよいので、低歪み化及
び高効率化が同時に達成される。
【0008】また、入力電力又は出力電力の変化に応じ
てトランジスタの利得を変化させる利得制御手段を設け
てもよい。更に、トランジスタはバイポーラトランジス
タとしてもよい。この場合、利得制御手段は、バイポー
ラトランジスタのベースバイアス電流を制御するものと
してもよい。
【0009】換言すると、本発明に係る電力増幅器は、
複数のトランジスタが多段に接続されて構成された電力
増幅器において、後段のトランジスタが利得圧縮を起こ
す入力電力の範囲で、前段のトランジスタの出力電力が
利得増大を起こすことを特徴としている。特にバイポー
ラトランジスタを用いた電力増幅器では、セットバイア
ス電流を低く設定しB級に近い動作にすると、入力電力
とともに利得が上昇する利得増大が生じる。本発明で
は、この利得増大を利用し、利得変動による歪みを補償
する回路を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電力増幅器
の第一実施形態を示す回路図である。以下、この図面に
基づき説明する。
【0011】本実施形態の電力増幅器10は、二段接続
された二個のトランジスタ11,12によって、入力電
力Piを増幅して出力電力Poとするものである。そし
て、入力電力Piのある範囲において、前段のトランジ
スタ11の利得の変化が後段のトランジスタ12の利得
の変化を相殺する。すなわち、入力電力Piのある範囲
において、入力電力Piの増加に伴い、トランジスタ1
1の利得が増加するとともに、トランジスタ12の利得
が減少する。なお、トランジスタ11,12は、エミッ
タ接地されたバイポーラトランジスタからなり、増幅器
として動作する。
【0012】また、本実施形態の電力増幅器10は、前
段のトランジスタ11及び後段のトランジスタ12の他
に、入力端子13、トランジスタ11の入力整合回路1
4、トランジスタ11のベースバイアス端子15、トラ
ンジスタ11のベースバイアス回路16、トランジスタ
11のコレクタバイアス端子17、トランジスタ11の
コレクタバイアス回路18、トランジスタ11とトラン
ジスタ12との段間整合回路19、トランジスタ12の
ベースバイアス端子20、トランジスタ12のベースバ
イアス回路21、トランジスタ12のコレクタバイアス
端子22、トランジスタ12のコレクタバイアス回路2
3、トランジスタ12の出力整合回路24、出力端子2
5等を備えている。各整合回路及び各バイアス回路は、
主に抵抗器、コンデンサ、インダクタ等の受動部品から
なる。
【0013】図2は、後段のトランジスタ12における
入力出力電力特性、電力付加効率及び利得偏差を示すグ
ラフである。図3は、前段のトランジスタ11における
入力出力電力特性及び利得偏差を示すグラフである。図
4は、電力増幅器10における入力出力電力特性及び利
得偏差を示すグラフである。以下、図1乃至図4に基づ
き、電力増幅器10の動作を説明する。
【0014】図2は、エミッタ接地されたトランジスタ
12からなる終段の増幅器についての、周波数950M
Hzにおける特性を示している。トランジスタ12は、
2.0×10A/cmの電流密度にベースバイアス
端子20によりバイアスされている。そして、高い電力
付加効率と低い歪み特性とを両立させるために、従来の
ようにAB級で動作している。そのため、入力電力が1
3dBm以上で利得圧縮が生じ、出力電力が28dBm
では1dB以上の利得圧縮がある。
【0015】図3は、エミッタ接地されたトランジスタ
11からなる前段の増幅器についての、周波数950M
Hzにおける特性を示している。なお、終段のトランジ
スタ12は、大きな出力を得るために前段のトランジス
タ11に比べて8倍程度のエミッタ面積を有している。
トランジスタ11においては、セットバイアス電流をベ
ースバイアス端子15により5×10A/cmの低
い電流密度に設定しているため、図3に示すように、入
力電力が5dBmまでは入力電力の増加とともに利得が
向上している。
【0016】図2に示す従来の特性を有するトランジス
タ12からなる終段の増幅器と、図3に示す利得増大の
特性を有するトランジスタ11からなる前段の増幅器と
を、図1に示すように接続すれば、図4に示す入力出力
電力特性及び利得偏差が得られる。その理由を以下に説
明する。
【0017】図2に点a,bで示すように、トランジス
タ12からなる後段の増幅器において、出力電力28d
Bm以上すなわち入力電力16dBmで、利得圧縮が1
dB以上起こっている。一方、図3に点c,dで示すよ
うに、トランジスタ11からなる前段の増幅器の入力電
力が5dBm(出力電力が16dBm)のときに、1.
5dB程度の利得増大がある。これにより、トランジス
タ12からなる後段の増幅器の利得圧縮が相殺される。
また、図4に点e,fで示すように、電力増幅器10で
は、出力電力28.2dBmにおいても0.5dB以下の
利得圧縮であり、利得変動による歪みを補償できる。
【0018】また、電力増幅器10の電力付加効率は、
終段のトランジスタ12のエミッタ面積が前段のトラン
ジスタ11に比べて8倍程度大きいために、トランジス
タ12からなる後段の増幅器でほとんど決定される。前
述したように利得圧縮が相殺されるため、入出力電力の
高い値まで一定の歪み以下に抑えられ、ひいては電力付
加効率や出力電力が向上する。
【0019】すなわち、多段に接続されたエミッタ接地
電力増幅器において、前段の増幅器では利得増大が生じ
させるようにセットバイアス電流を低く設定する。後段
の増幅器が利得圧縮を起こす電力で、前段の増幅器の利
得増大が生じるように設定することにより、多段電力増
幅器の利得圧縮を相殺させる。多段電力増幅器の電力付
加効率は後段の増幅器が支配的であるとともに、本発明
により利得圧縮が相殺されるので、より高い入力電力時
においても歪みが改善し、これにより電力付加効率や出
力電力が向上する。
【0020】図5は、本発明に係る電力増幅器の第二実
施形態を示す回路図である。以下、この図面に基づき説
明する。
【0021】本実施形態の電力増幅器30は、二段接続
された二個のトランジスタ31,32によって、入力電
力Piを増幅して出力電力Poとするものである。そし
て、入力電力Piのある範囲において、前段のトランジ
スタ31の利得の変化が後段のトランジスタ32の利得
の変化を相殺する。すなわち、入力電力Piのある範囲
において、入力電力Piの増加に伴い、トランジスタ3
1の利得が増加するとともに、トランジスタ32の利得
が減少する。なお、トランジスタ31,32は、エミッ
タ接地されたバイポーラトランジスタからなり、増幅器
として動作する。
【0022】また、本実施形態の電力増幅器30は、前
段のトランジスタ31及び後段のトランジスタ32の他
に、入力端子33、トランジスタ31の入力整合回路3
4、トランジスタ31のベースバイアス端子35、トラ
ンジスタ31のベースバイアス回路36、トランジスタ
31のコレクタバイアス端子37、トランジスタ31の
コレクタバイアス回路38、トランジスタ31とトラン
ジスタ32との段間整合回路39、トランジスタ32の
ベースバイアス端子40、トランジスタ32のベースバ
イアス回路41、トランジスタ32のコレクタバイアス
端子42、トランジスタ32のコレクタバイアス回路4
3、トランジスタ32の出力整合回路44、出力端子4
5等を備えている。
【0023】本実施形態では、出力電力Poの変化に応
じてトランジスタ31の利得を変化させる利得制御回路
46が設けられている。利得制御回路46以外の構成要
素は、第一実施形態とほぼ同じものである。
【0024】図6は、トランジスタ31の入力出力電力
特性及び利得偏差を示すグラフである。図7は、トラン
ジスタ31のバイアス電流密度に対する出力電力16d
Bm及び15dBmにおける利得増大量を示すグラフで
ある。以下、図5乃至図7に基づき、電力増幅器30の
動作について説明する。
【0025】トランジスタ32からなる後段の増幅器
は、第一実施形態のトランジスタ12からなる後段の増
幅器と同様の特性であり、2.0×10A/cm
電流密度にバイアスされている。そして、高い電力付加
効率と低い歪み特性とを両立させるために、従来のよう
にAB級で動作することにより、入力電力が13dBm
以上から利得圧縮が生じ、出力電力が28dBmのとき
に1dB以上の利得圧縮がある(図2参照)。
【0026】前段のトランジスタ31のベースバイアス
端子35の印加電圧等を変化させることにより、図6に
示すように、前段の増幅器のセットバイアス電流を変え
ることができる。図7から明らかなように、セットバイ
アス電流を1.5×10A/cmから1.0×10
A/cmまで変えることにより、利得増大量を広範囲
に変化させることができる。
【0027】次に、図2に示す特性を有するトランジス
タ32と、利得増大量をベースバイアス端子35で制御
でき図6に示す特性を有するトランジスタ31とを、図
5に示すように接続した場合の、利得圧縮の相殺につい
て説明する。
【0028】図2の点a,bで示すように、電力増幅器
30の出力電力が28dBmである場合について考える
と、トランジスタ32からなる後段の増幅器では、出力
電力28dBm(入力電力16dBm)において利得圧
縮が1dB以上起こっている。一方、図7の点gに示す
ように、トランジスタ31からなる前段の増幅器におい
て、セットバイアス電流密度を6.0×10A/cm
にすれば、前段の増幅器は出力電力16dBmで利得
増大1dBmになる。これにより、後段の増幅器の利得
圧縮が相殺される。
【0029】続いて、図2に点a’,b’で示すよう
に、電力増幅器30の出力電力が27.5dBmである
場合について考えると、トランジスタ32からなる後段
の増幅器では、出力電力27.5dBm(入力電力15
dBm)において利得圧縮が0.4dB以上起こってい
る。一方、図7の点g’に示すように、トランジスタ3
1からなる前段の増幅器において、セットバイアス電流
密度を1.5×10A/cmにすれば、前段の増幅
器は出力電力15dBmで利得増大0.4dBmにな
る。これにより、後段の増幅器の利得圧縮が相殺され
る。
【0030】以上のとおり、電力増幅器30の出力電力
Poに基づき、終段の増幅器の利得圧縮を相殺するよう
に、前段の増幅器のセットバイアス電流を調整すること
により、前段の増幅器の利得増大量を制御することがで
きる。これにより、一定の歪み以下に抑えることがで
き、ひいては電力付加効率が向上する。例えば、出力電
力Poに対応して最適なバイアス電流密度が予め設定さ
れており、利得制御回路46は、出力電力Poを検出
し、その出力電力Poに対応するバイアス電流密度にな
るように、ベースバイアス端子15にベースバイアス電
圧を印加する構成になっている。
【0031】ここで、電力増幅器30の出力電力が13
dBm以下の小さいとき、つまり終段の増幅器に利得圧
縮が起こって無く線形領域で動作している場合には、前
段の増幅器は利得増大を生じさせる必要が無い。そのた
め、セットバイアス電流が2.0×10A/cm
上になるようにバイアスを制御し、利得偏差が無い線形
領域で動作させることにより、低い歪み特性を維持させ
る。一方、電力増幅器30の出力電力が13dBm以上
になる場合には、終段の増幅器で利得圧縮が生じるの
で、前段のトランジスタ31のセットバイアス電流を、
ベースバイアス端子35により制御し、1.5×10
A/cmよりも低くする。これにより、終段の増幅器
の利得圧縮を相殺するように前段の増幅器に利得増大を
起こさせ、電力増幅器30の出力電力時の利得圧縮量を
低減し、ひいては歪み特性を向上させる。すなわち、本
実施形態においては、電力増幅器30の出力電力Poに
応じて、前段のトランジスタ31の利得増大量を、セッ
トバイアス電流を制御することにより変化させることに
より、電力増幅器30の歪み特性を制御できる。
【0032】なお、上記第一及び第二実施形態では、二
段に接続された電力増幅器について説明したが、本発明
は三段以上に接続された電力増幅器についても同様に適
用することができる。また、電力増幅器としてエミッタ
接地バイポーラトランジスタを用いたが、ベース接地バ
イポーラトランジスタや電解効果トランジスタを用いた
場合でも同様に構成することができる。しかしながら、
利得増大を生じさせる前段の増幅器としてバイポーラト
ランジスタを用いた方が、利得増大量を大きく制御する
ことが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る電力増幅器によれば、ある
段のトランジスタの利得の変化が他の段のトランジスタ
の利得の変化を相殺することにより、入力電力又は出力
電力の変化に伴う利得の変化が抑えられるので、増幅時
における信号の歪みを小さくできる。また、後段となる
トランジスタには従来の高効率のものを使用できるの
で、低歪み化及び高効率化を同時に達成できる。
【0034】換言すると、本発明によれば、高い出力電
力においても多段増幅器の線形性が保てるので、最大出
力電力時に高い電力付加効率でかつ低歪みの動作が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力増幅器の第一実施形態を示す
回路図である。
【図2】第一実施形態の後段のトランジスタにおける入
力出力電力特性、電力付加効率及び利得偏差を示すグラ
フである。
【図3】第一実施形態の前段のトランジスタにおける入
力出力電力特性及び利得偏差を示すグラフである。
【図4】第一実施形態の電力増幅器における入力出力電
力特性及び利得偏差を示すグラフである。
【図5】本発明に係る電力増幅器の第二実施形態を示す
回路図である。
【図6】第二実施形態の前段のトランジスタにおける入
力出力電力特性及び利得偏差を示すグラフである。
【図7】第二実施形態の前段のトランジスタにおける、
バイアス電流密度に対する出力電力16dBm及び15
dBmのときの利得増大量を示すグラフである。
【符号の説明】
10,30 電力増幅器 11,12,31,32 トランジスタ 46 利得制御回路(利得制御手段) Pi 入力電力 Po 出力電力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03G 1/04 H03G 1/04 3/10 3/10 A Fターム(参考) 5J069 AA01 AA41 CA21 CA36 FA10 HA02 KA12 KA29 MA08 SA14 TA02 5J090 AA01 AA41 CA21 CA36 FA10 GN02 HA02 KA12 KA29 MA08 SA14 TA02 5J091 AA01 AA41 CA21 CA36 FA10 HA02 KA12 KA29 MA08 SA14 TA02 UW08 5J092 AA01 AA41 CA21 CA36 FA10 GR09 HA02 KA12 KA29 MA08 SA14 TA02 5J100 AA14 AA26 BA01 BB01 BC02 CA00 DA06 EA02 FA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段接続された複数のトランジスタによ
    って、入力電力を増幅して出力電力とする電力増幅器に
    おいて、 前記入力電力又は前記出力電力のある範囲において、あ
    る段の前記トランジスタの利得の変化が他の段の前記ト
    ランジスタの利得の変化を相殺する、 ことを特徴とする電力増幅器。
  2. 【請求項2】 前記入力電力又は前記出力電力の増加に
    伴い、前記ある段のトランジスタの利得が増加し、その
    後段となる前記他の段のトランジスタの利得が減少す
    る、 請求項1記載の電力増幅器。
  3. 【請求項3】 前記入力電力又は前記出力電力の変化に
    応じて前記トランジスタの利得を変化させる利得制御手
    段が設けられた、 請求項1又は2記載の電力増幅器。
  4. 【請求項4】 前記トランジスタがバイポーラトランジ
    スタである、 請求項1、2又は3記載の電力増幅器。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタがバイポーラトランジ
    スタであり、 前記利得制御手段が当該バイポーラトランジスタのベー
    スバイアス電流を制御するものである、 請求項3記載の電力増幅器。
  6. 【請求項6】 前記入力電力又は前記出力電力の増加に
    伴い、前記ある段のトランジスタの利得が増加し、その
    後段となる前記他の段のトランジスタの利得が減少し、 前記入力電力又は前記出力電力の変化に応じて前記トラ
    ンジスタの利得を変化させる利得制御手段が設けられ、 前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり、 前記利得制御手段が当該バイポーラトランジスタのベー
    スバイアス電流を制御するものである、 請求項1記載の電力増幅器。
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