JP2002109839A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2002109839A
JP2002109839A JP2000302058A JP2000302058A JP2002109839A JP 2002109839 A JP2002109839 A JP 2002109839A JP 2000302058 A JP2000302058 A JP 2000302058A JP 2000302058 A JP2000302058 A JP 2000302058A JP 2002109839 A JP2002109839 A JP 2002109839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pickup
information recording
lead screw
reproducing apparatus
meshing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000302058A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ono
憲一 大野
Keiichi Takagi
敬一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2000302058A priority Critical patent/JP2002109839A/ja
Priority to DE60103715T priority patent/DE60103715T2/de
Priority to EP01308177A priority patent/EP1193697B1/en
Priority to US09/964,452 priority patent/US6700859B2/en
Publication of JP2002109839A publication Critical patent/JP2002109839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップの位置を正規化する際の音の発
生を防止する。 【解決手段】 ピックアップ14の位置を正規化する際、
ステッピングモータによってリードスクリュー29を回
転させて、ピックアップ14を最外周位置へ移動させ、プ
リセットカウンタに最外周位置に相当する最大値CTou
tをプリセットする。そして、ステッピングモータに供
給する駆動パルスに比例してカウンタに計数動作させ、
カウンタの計数値が0になるまでリードスクリュー29
を回転させることで、ピックアップ14を光ディスクのリ
ードインエリアの最外周トラックの近傍に移動させてセ
ットアップを行う。ピックアップ14を最外周位置へ移動
させたときに、ピックアップ14に設けられている噛合突
起27,28とリードスクリュー29の間で脱調が生じ
るように、予めリードスクリュー29の歯面形状と噛合
突起27,28の傾きを設計しておく。この脱調が生じ
ても、噛合突起27,28がリードスクリュー29に強
く噛み合うだけで、歯飛びのような音が生じないので、
正規化処理を静かな状態で行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sk)やDVD(Digitale Video Disk又はDigitale Ver
satile Disk)等の光学式の情報記録再生媒体を用いて
情報書き込みや、情報読み取りを行う情報記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、CDやDVD等の
光学式の情報記録再生媒体(以下、「光ディスク」とい
う)」を用いて情報読取り又は情報書込みを行う従来の
情報記録再生装置では、光ディスクに光ビームを照射す
るための対物レンズ1を有するピックアップ2と、ピッ
クアップ2を光ディスクの半径方向に移動させる移動機
構が備えられている。
【0003】上記の移動機構は、光ディスクの半径方向
に沿って平行に配置された2本のガイドシャフト3,4
及びリードスクリュー5と、リードスクリュー5を回動
させる駆動モータ8とを備えて構成され、2本のガイド
シャフト3,4によってピックアップ2を摺動自在に支
持すると共に、ピックアップ2の一端に突設された突起
6,7とリードスクリュー5との噛合位置を変位させる
ことで、ピックアップ2を移動させるようになってい
る。
【0004】すなわち、リードスクリュー5が駆動モー
タ8の駆動力を受けて所定方向に回転すると、その回転
量に応じてリードスクリュー5の歯面と突起6,7との
噛合位置が光ディスクの外周側へ変位する。また、リー
ドスクリュー5が駆動モータ8の駆動力を受けて逆方向
に回転すると、その逆方向の回転量に応じて歯面と突起
6,7との噛合位置が光ディスクの内周側へ変位する。
かかる突起6,7の変位に伴ってピックアップ2を内周
側又は外周側へ移動させることで、ピックアップ2を光
ディスクの情報読み取り位置又は情報書き込み位置にラ
ンダムにアクセスさせるようになっている。
【0005】また、ガイドシャフト3,4の長手方向
(ガイド方向)の片側に、ピックアップ2のホームポジ
ション(基準位置)を検出する検出スイッチ9又は検出
スイッチ10が設けられている。尚、光ディスクの内周
側に設けられた検出スイッチ9によって上記のホームポ
ジションを検出する方法が一般的である。
【0006】そして、ピックアップ2を内周側へ強制的
に移動させて検出スイッチ9を押圧させることにより、
検出スイッチ9から検出信号が出力されると、この検出
信号に基づいてピックアップ2のホームポジションを検
出し、更にこのホームポジションを基準として、駆動モ
ータ8に供給する最大駆動パルス数を予め決めておくこ
とで、ピックアップ2の移動可能範囲を設定するように
なっている。
【0007】また、検出スイッチ10を光ディスクの外
周側に設けた場合には、ピックアップ2を外周側へ強制
的に移動させて検出スイッチ10を押圧させることによ
り、検出スイッチ10から検出信号が出力されると、こ
の検出信号に基づいてピックアップ2のホームポジショ
ンを検出し、更にこのホームポジションを基準として、
駆動モータ8に供給する最大駆動パルス数を予め決めて
おくことで、ピックアップ2の移動可能範囲を設定する
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
情報記録再生装置にあっては、ピックアップ2のホーム
ポジションを検出するために、検出スイッチ9(又は1
0)を備える必要があることから、部品点数が多くなる
等の問題があった。
【0009】尚、部品点数の増加を回避するため、検出
スイッチ9(又は10)の代わりに、ホームポジション
に突起等の簡素な構造の移動規制部材を設けておき、強
制的に駆動モータ8を移動可能範囲分より多く駆動させ
て、ピックアップ2を移動規制部材に強制的に押し当て
て停止させることで、ピックアップ2をホームポジショ
ンへ移動させるという構成を講じる場合もあった。
【0010】しかし、かかる構成によると、ピックアッ
プ2をホームポジションへ移動させた際、ピックアップ
2は移動規制部材に当接して移動できない状態となって
いるにもかかわらず、リードスクリュー5は駆動モータ
8の駆動力を受けて回転を継続し、そのため、突起6,
7がリードスクリュー5の歯面を飛び越えて、突起6,
7と歯面の間で耳障りな音が発生するという問題があっ
た。
【0011】すなわち、突起6,7がリードスクリュー
5の歯面を飛び越える現象は「歯飛び」と呼ばれてお
り、この歯飛びが生じると、突起6,7がリードスクリ
ュー5の歯面の山部を乗り越えて再び隣の谷部に当たる
際に、「ガリガリ音」や「パチパチ音」といった耳障り
で大きな音が発生する。このため、ユーザーに不快感を
与える等の問題があった。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を克服する
他、ピックアップを情報記録再生媒体に対して迅速にア
クセスする等の機能を発揮する情報記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ピックアップを情報記録再生媒体に対して
所定の移動可能範囲内で移動させて、情報読取り又は情
報書込みを行う情報記録再生装置であって、上記情報記
録再生媒体に対し所定方向に延設されたリードスクリュ
ーと、上記リードスクリューを回転駆動する駆動手段
と、上記ピックアップを上記リードスクリューの延設方
向に沿って移動自在に支持する支持手段と、上記リード
スクリューの歯面に噛合し、上記ピックアップに一体化
された噛合部材と、上記ピックアップの移動可能範囲を
規制する規制手段と、上記駆動手段によって上記リード
スクリューを回転駆動し、上記ピックアップを上記規制
手段に当接させることで、移動可能範囲における上記ピ
ックアップの基準位置を正規化する制御手段とを備え、
上記噛合部材が噛合する上記リードスクリューの歯面
は、上記ピックアップが上記規制手段に当接する際に、
脱調を生じさせる形状に形成されていることを特徴とす
る。
【0014】また、上記規制手段が、上記情報記録再生
媒体の装填位置から離れた位置に設けられていることを
特徴とする。
【0015】これらの構成によると、ピックアップを規
制手段に当接させることで、ピックアップの基準位置を
正規化するための処理が行われる。ピックアップを規制
部材に当接させると、噛合部材とリードスクリューの歯
面との間で「脱調」という現象が生じる。この「脱調」
という現象が生じると、噛合部材はリードスクリューの
歯面の谷部に強く噛み合った状態のままで停止し、駆動
手段は負荷が掛かって停止する状態になる。つまり、
「歯飛び」のように噛合部材がリードスクリューの歯面
を越えるといった現象ではなく、噛合部材がリードスク
リューの歯面の谷部に強く噛み合った状態のままで停止
する状態になる。このため、「歯飛び」のような擬音の
発生が抑えられ、装置自体の静粛化を可能にする。
【0016】また、上記目的を達成するため本発明は、
上記制御手段は、上記ピックアップを上記規制手段に当
接させた後、上記駆動手段を制御してリードスクリュー
を所定量回転させることにより、上記規制手段から離れ
た位置に移動させ、その移動後の位置を上記ピックアッ
プの基準位置として正規化することを特徴とする。
【0017】かかる構成によれば、情報記録再生媒体の
装填位置側に設けられている管理情報記録領域等に近い
位置をピックアップの基準位置に設定し、その管理情報
記録領域等をアクセスして、情報読取り又は情報書込み
の処理を迅速に行うことができる。
【0018】また、上記規制手段を上記情報記録再生媒
体の装填位置に近い位置に設け、上記制御手段が、上記
情報記録再生媒体の装填位置に近い位置に上記ピックア
ップを上記規制手段に当接させることで、移動可能範囲
における上記ピックアップの基準位置を正規化すること
を特徴とする。
【0019】かかる構成によると、1回の正規化だけ
で、情報記録再生媒体の装填位置側に設けられている管
理情報記録領域等に近い位置をピックアップの基準位置
に設定し、その管理情報記録領域等をアクセスして、情
報読取り又は情報書込みの処理を迅速に行うことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報記録再生装置
の実施の形態を図1ないし図9を参照して説明する。図
1は、光ピックアップを備えたトラバースメカを光ディ
スク(図示省略)装着側から見た場合の平面図、図2
は、トラバースメカを背面側から見た場合の背面図であ
る。
【0021】図1及び図2において、このトラバースメ
カは、所定間隔で対向して一体化された略長方形状のシ
ャーシ板11,12を備え、シャーシ板11,12にそ
れぞれ対向して形成された略長方形状の開口部13内
に、略直方体形状のピックアップ14が配置されてい
る。
【0022】ピックアップ14には、光ディスクに対向
する対物レンズ15が設けられており、対物レンズ15
を介して光ディスクに情報書き込み用又は情報読み取り
用のレーザー光を照射すると共に、光ディスクからの反
射光を入射及び検出して、その検出信号を情報再生やサ
ーボ制御等を行うための信号処理回路やマイクロプロセ
ッサ等(図示省略)に供給するようになっている。
【0023】また、シャーシ板11,12の一端には、
光ディスクをクランプすると共に、スピンドルモータ
(図示省略)の駆動力を受けて所定の線速度で回転させ
るハブ部16が設けられ、このハブ部16にクランプさ
れた光ディスクに対し、ピックアップ14による情報書
き込み又は情報読み取りが行われるようになっている。
【0024】尚、ハブ部16が設けられている側の前方
に本情報記録再生装置の操作パネルが設けられている。
その操作パネルに、光ディスクをハブ部16へ装填又は
ハブ部16から排出させるための装填/排出口が設けら
れている。したがって、ピックアップ14は、上記の装
填/排出口に対し、ハブ部16よりも深部側に配設され
ている。
【0025】更に、開口部13のほぼ両側には、ハブ部
16側に沿って、2本のガイドシャフト17,18とリ
ードスクリュー29が平行に設けられている。ガイドシ
ャフト17,18は、図2に示すように、シャーシ板1
2に所定間隔をおいて突設された支持部材19,20,
21,22によって固定されている。
【0026】リードスクリュー29は、その始端が、シ
ャーシ板12に突設された支持部材23によって回動自
在に支持され、その終端が、シャーシ板11,12に固
定された駆動手段としてのステッピングモータ24の駆
動軸に連結されている。
【0027】ここで、ピックアップ14には、ガイドシ
ャフト17を摺動自在に貫通させる貫通孔(図示省略)
が予め形成されている。この貫通孔にガイドシャフト1
7を貫通させて、ガイドシャフト17の両端を支持部材
19,20によって固定することで、ピックアップ14
をガイドシャフト17にて摺動自在に支持している。
【0028】また、ピックアップ14の一端には、ガイ
ドシャフト18の周面に摺動自在に嵌合する嵌合部材2
5が設けられている。したがって、ピックアップ14
は、上記の貫通孔及び嵌合部材25を介してガイドシャ
フト17,18に摺動自在に支持され、且つガイドシャ
フト17,18の長手方向(X方向)に沿って進退移動
可能となっている。
【0029】また、ピックアップ14には、リードスク
リュー29の歯面と噛合する複数の噛合突起27,28
が設けられた「ジョイント部」と呼ばれる駆動力伝達部
26が一体化されている。
【0030】すなわち、図2の一部分を拡大した図3に
示すように、噛合突起27,28は、リードスクリュー
29の長手方向(X方向)に対してほぼ直角の方向(Y
方向)に突出すると共に、ピックアップ14の一端に設
けられている板バネ等の弾性部材(図示省略)から与え
られる付勢力を受けて、リードスクリュー29の歯面の
谷部に、押し付けられた状態で噛合している。
【0031】更に、図4(図3中の仮想線Y’−Y’に
沿った矢視断面図)に示すように、噛合突起27,28
は、リードスクリュー29の山部と谷部の傾き方向Za
に合わせて傾けられている。つまり、リードスクリュー
29の山部と谷部は螺旋状に形成されていることから、
図4に示したように、Z方向(X方向及びY方向に対し
て直角な方向)よりも所定角度分だけZa方向に傾いて
おり、それらの傾いた谷部に噛合突起27,28を噛合
させるべく、噛合突起27,28もZa方向に傾けられ
ている。
【0032】また、図2において、シャーシ板12に
は、リードスクリュー29の歯面に対して部分的に近接
したステッパーアッシー(Stepper Assy.)取り付け用
突起30,31が設けられており、更に図1に示すよう
に、シャーシ板11には、リードスクリュー29の歯面
全体に近接する規制板32が設けられている。そして、
これらの突起30,31と規制板32によって、リード
スクリュー29に過度の曲げ応力が掛かるのを防止する
構造となっている。
【0033】ここで、ステッピングモータ24の駆動力
を受けてリードスクリュー29が時計回り方向(ステッ
ピングモータ24側からリードスクリュー29を見たと
きの回転方向)θtに回転すると、図4に示した噛合突
起27,28はリードスクリュー29の谷部の左側歯面
Abからの付勢力Fb1,Fb2を受けつつ光ディスクの半
径方向外側(以下、「外周側」という)へ変位し、これ
によって、ピックアップ14もX方向に沿って外周側へ
移動する。
【0034】また、ステッピングモータ24の駆動力を
受けてリードスクリュー29が反時計回り方向(ステッ
ピングモータ24側からリードスクリュー29を見たと
きの回転方向)θrtに回転すると、図4に示した噛合突
起27,28はリードスクリュー29の谷部の右側歯面
Aaからの付勢力Fa1,Fa2を受けつつ光ディスクの半
径方向内側(以下、「内周側」という)へ変位し、これ
によって、ピックアップ14もX方向に沿って内周側へ
移動する。
【0035】そこで、ステッピングモータ24の回動量
を設定するための駆動パルス数とリードスクリュー29
の回動量と噛合突起27,28の変位量とを予め所定の
比例関係に設定しておくことで、駆動パルス数に応じて
ピックアップ14の進退移動量を制御するようにしてい
る。
【0036】更に、ピックアップ14に設けられている
対物レンズ15の光軸中心を基準として、ピックアップ
14の移動可能範囲(以下、「ピックアップ移動範囲」
という)を説明すると、図5に示すようになっている。
【0037】まず、ハブ部16にクランプされた光ディ
スクDKの中心位置Qから所定の距離だけ離れた位置
(「絶対規制位置」という)ENに、対物レンズ15の
光軸中心が来ると、ピックアップ14はガイドシャフト
支持部材19に当接し、それ以上内周側へ移動できない
ようになっている。この絶対規制位置ENは、光ディス
クDKの内周側に設けられているリードインエリアLA
よりも若干内側に決められている。
【0038】また、絶対規制位置ENよりも所定の距離
δだけ外周側の位置Minが、ピックアップ移動範囲Wの
最内周位置に決められており、この最内周位置Minは、
リードインエリアLAと絶対規制位置ENの間の位置に
決められている。つまり、通常の情報記録又は情報再生
の動作中では、ピックアップ14に設けられている対物
レンズ15の光軸中心が最内周位置Minよりも内周側へ
移動することのないようにステッピングモータ24に供
給する駆動パルスの数を制御し、仮に外部から大きな振
動を受けた場合のような異常事態が発生して、ピックア
ップ14が最内周位置Minより内周側に移動したときで
も、絶対規制位置ENよりも内周側に移動しないように
機械的に規制する構造となっている。
【0039】また、ピックアップ14が外周側に移動し
てガイドシャフト支持部材20に当接したときの対物レ
ンズ15の光軸中心の位置がピックアップ移動範囲Wに
おける最外周位置Moutに決められており、この最外周
位置Moutは、光ディスクDKのプログラムエリアPA
よりも若干外周側に決められている。
【0040】更に、本トラバースメカを制御するための
上記マイクロプロセッサ内に、ピックアップ14の位置
を計数値Cとして保持するプリセッタブルカウンタ(以
下、「内部カウンタ」という)が設けられており、後述
の正規化の際に、ピックアップ14をガイドシャフト支
持部材20に当接させて、対物レンズ15の光軸中心を
最外周位置Moutに移動させると、上記内部カウンタの
計数値Cを所定の最大値CToutにプリセットするよう
になっている。
【0041】また、ステッピングモータ24に駆動パル
スを供給してピックアップ14を内周側へ移動させる
と、プリセットした最大値CToutを基準として、内部
カウンタが駆動パルス数に比例した数だけダウンカウン
トし、その計数値Cによってピックアップ14のピック
アップ移動範囲W内における現在位置を示すようになっ
ている。
【0042】また、ピックアップ移動範囲W内の任意の
位置にピックアップ14が位置している状態で、ステッ
ピングモータ24に駆動パルスを供給してピックアップ
14を外周側へ移動させると、内部カウンタが駆動パル
ス数に比例した数だけアップカウントし、その計数値C
によってピックアップ14の現在位置を示すようになっ
ている。
【0043】また、対物レンズ15の光軸中心が光ディ
スクDKのリードインエリアLAの最外周トラック(管
理情報等が記録されている先頭のトラック)の近傍の所
定位置に来たときは、内部カウンタの計数値Cは0にな
り、また、対物レンズ15の光軸が最内周位置Minに来
たときは、内部カウンタの計数値Cが所定の負値−CT
inになるようになっている。
【0044】このように、ピックアップ移動範囲Wは、
プリセットされたときの最大値CToutを基準として、
内部カウンタの計数値Cが−CTin≦C≦CToutとな
る範囲に決められている。
【0045】また、光ピックアップ1をガイドシャフト
支持部材20に当接させて、内部カウンタの計数値Cを
最大値CToutに設定した後、その最大値CToutに比例
した数の駆動パルスをステッピングモータ24に供給し
て、プログラムカウンタの計数値Cが0になるまでピッ
クアップ14を内周側へ移動させると、対物レンズ15
の光軸中心をちょうど光ディスクDKのリードインエリ
アLAの上記最外周トラックの近傍の所定位置に位置さ
せることができるようになっている。
【0046】ところで、正規化の際には、ピックアップ
移動範囲Wに相当する値CTout+CTinよりも多い数
CTout+CTin+αに比例した数の駆動パルスをステ
ッピングモータ24に供給し、それによってピックアッ
プ14を強制的にガイドシャフト支持部材20に当接さ
せることにより、対物レンズ15の光軸中心を最外周位
置Moutに確実に位置合わせし、且つ上記の内部カウン
タの計数値Cを最大値CToutにプリセットするように
している。
【0047】このように、予め決められた所定数CTou
t+CTin+αに比例した数の駆動パルスをステッピン
グモータ24に供給して、ピックアップ14を強制的に
ガイドシャフト支持部材20に当接させると、ピックア
ップ14はガイドシャフト支持部材20に規制されてそ
れ以上外周側へ移動することができずに停止するのに対
し、リードスクリュー29はステッピングモータ24の
駆動力を受けて回転し続けようとし、その結果、噛合突
起27,28とリードスクリュー29の歯面との間で
「脱調」という現象が発生する。
【0048】つまり、ピックアップ14がガイドシャフ
ト支持部材20に当接して停止しても、図4に示したよ
うに、噛合突起27,28はリードスクリュー29の左
側歯面Abからの付勢力Fb1,Fb2を受け続けることに
なり、更に、それらの付勢力Fb1,Fb2の付勢方向と噛
合突起27,28の傾き方向Zaとの関係から、噛合突
起27,28はリードスクリュー29の谷部内により強
く噛み合おうとする。
【0049】この状態が「脱調」と呼ばれており、「脱
調」が生じると、噛合突起27,28とリードスクリュ
ー29は噛み合ったままで停止するのに対し、ステッピ
ングモータ24は駆動パルスが供給される期間中は過負
荷が掛かった状態になる。
【0050】そして、噛合突起27,28はリードスク
リュー29の歯面に強く噛み合うことから、「歯飛び」
のようにリードスクリュー29の歯面から外れる状態は
生じない。したがって、「脱調」が生じても、噛合突起
27,28とリードスクリュー29の歯面との間で大き
な擬音が生じることはなく、ピックアップ14を最外周
位置Moutに正規化するための処理を静かな状態で行う
ことが可能となっている。
【0051】また、「脱調」は、装填/排出口に対して
最深部の位置にある最外周位置Moutにおいて生じるこ
とになるため、仮に噛合突起27,28とリードスクリ
ュー29の歯面との間で摩擦音などが発生したとして
も、ユーザーに不快感を与えるような大きな音ではな
く、また、装填/排出口から遠い位置で生じることにな
るため、外部に漏れることは極めて少なくなく、静粛化
が可能となっている。
【0052】ちなみに、何らかの希な異常が発生して、
ピックアップ14が絶対規制位置ENに移動した際、ス
テッピングモータ24がリードスクリュー29を反時計
回り方向θrtに回転させようとした場合には、図4に示
したように、噛合突起27,28はリードスクリュー2
9の右側歯面Aaからの付勢力Fa1,Fa2を受け続ける
ことになり、更に、それらの付勢力Fa1,Fa2の付勢方
向と噛合突起27,28の傾き方向Zaとの関係から、
噛合突起27,28はリードスクリュー29の山部を乗
り越えて、「歯飛び」が発生する。
【0053】しかし、上記したように本実施形態では、
最外周位置Moutを基準としてピックアップ移動範囲W
を設定すると共に、内部カウンタの計数値Cが所定の負
値−CTinより小さな値にならないように、ステッピン
グモータ24ヘの駆動パルスの数を制御するので、上記
の「歯飛び」の発生をほぼ確実に抑制できるようになっ
ている。
【0054】次に、図6及び図7のフローチャートと、
図8の動作説明図を参照して、本情報記録再生装置が情
報読取りを行う際の典型的な動作を説明する。
【0055】まず、図6において、本情報記録再生装置
の電源がオンされると、マイクロプロセッサが、ピック
アップ14は既に正規化されているか否か所定のフラグ
データに基づいて判断し、正規化されていればステップ
S102、正規化されていなければステップS104の
処理に移行する。
【0056】すなわち、ピックアップ14の位置が既に
正規化されていれば、内部カウンタの値はピックアップ
14の位置に正確に対応付けられていることになるた
め、ステップS102において、内部カウンタの値が
“0”になるまでステッピングモータ24を回転させ
る。これにより、図8(b)に示すように、ピックアッ
プ14をリードインエリアLAの最外周トラックの位置
へ移動させる。
【0057】一方、ピックアップ14の位置が正規化さ
れていなければ、ステップS104において、ステッピ
ングモータ24に、上記所定数CTout+CTin+αの
駆動パルスを供給して時計回り方向θtに回転させる。
これにより、図8(a)に示すように、ピックアップ1
4を最外周位置Mout側へ強制的に移動させ、更に、内
部カウンタの値を最大値CToutにプリセットする。
【0058】ステップS104の処理を完了すると、次
にステップS106において、内部カウンタの値が
“0”になるまでステッピングモータ24を反時計回り
方向θrtに回転させることで、図8(b)に示すよう
に、ピックアップ14をリードインエリアLAの最外周
トラックの近傍の所定位置へ移動させ、次に、ステップ
S108において、所定のフラグデータに“1”を立て
ることにより、ステップS104,S106の正規化処
理を完了した旨の確認処理を行う。尚、上記ステップS
100で行われる正規化有無の判断は、前回の正規化処
理の際に“1”に立てられたフラグデータを調べること
で行われるようになっている。
【0059】次に、ステップS110では、ピックアッ
プ14により光ディスクDKの情報を読み取って種別判
別等を行い、また、リードインエリアLA内に記録され
ている管理情報を再生することによってセットアップを
行う。
【0060】セットアップが終了すると、次にステップ
S112において、ピックアップ14が光ディスクDK
のプログラムエリアPAに記録されている情報の読取り
再生を開始する。読取り中は常に、ステップS114に
おいて、ピックアップ14が読み取った情報に基づいて
前述の信号処理回路が、ピックアップ14は合焦状態に
あるか否か調べる。
【0061】ここで、合焦状態のときには、再生動作を
継続したままステップS116に移行し、ユーザーが光
ディスクDKの回転を停止させるための指示をしたか
(再生停止の指示をしたか)否か判断し、再生停止の指
示が無ければステップS112に戻って情報読取りの動
作を継続する。
【0062】また、ステップS114において、合焦状
態でないと判断すると、ステップS118に移行してフ
ォーカスサーボを一時停止した後、ステップS120に
おいて、「脱調」又は「歯飛び」が発生したか否か調
べ、「脱調」又は「歯飛び」が発生していない場合に
は、ステップS122に移行してステップS102と同
じ処理を行った後、ステップS130でフォーカスサー
ボを再開させてステップS112の再生処理に戻る。
【0063】ステップS120において、「脱調」又は
「歯飛び」が発生したと判断すると、内部カウンタの値
とピックアップ14の位置との対応関係がずれているの
で、ステップS124〜S128において、ステップS
104〜S108と同じ正規化のための処理を行い、正
規化が完了するとステップS130でフォーカスサーボ
を再開させてステップS112の再生処理に戻る。
【0064】次に、上記のステップS116において、
再生停止の指示がなされた場合には、図7に示すステッ
プS200に移行し、「脱調」又は「歯飛び」が発生し
たか否か判断する。ここで、「脱調」又は「歯飛び」が
発生した場合には、ステップS202においてユーザー
情報開始位置、つまり、プログラムエリアPAの最内周
位置の近傍へサーチした後、ステップS204におい
て、内部カウンタの値を“0”にセットして、ピックア
ップ14の正規化を完了し、ステップS206以降の処
理に移行する。
【0065】一方、ステップS200において、「脱
調」又は「歯飛び」が発生していない場合には、ステッ
プS206において、ハブ部16による光ディスクDK
の回転を停止させた後、ステップS208において、内
部カウンタの値が“0”になる位置へ、ピックアップ1
4を移動させる。
【0066】次に、ステップS210において、ユーザ
ーから別の光ディスクに変更する旨の指示がなされたか
否か判断し、指示が無ければステップS212に移行し
て、再び再生開始の指示がなされるまで待機し、再生開
始の指示がなされるとステップS214において、ハブ
部16による光ディスクDKの回転を開始させた後、図
6に示したステップS112の処理に戻って、光ディス
クDKからの情報読取りを継続する。
【0067】また、ステップS210において、ユーザ
ーから別の光ディスクに変更する旨の指示がなされた場
合には、ステップS216において、ハブ部16にクラ
ンプされている光ディスクDKを装填/排出口を通じて
外部へ排出し、次に、ステップS218において、新し
い光ディスクが挿入されたと判断すると、図6に示した
ステップS100からの処理を開始する。
【0068】このように、本実施形態の情報記録再生装
置によれば、ピックアップ14を最外周位置Moutに強
制的に移動させることによって、ピックアップ14の位
置を正規化させることとし、その際に、噛合突起27,
28とリードスクリュー29との間で「脱調」を生じさ
せるようにしたので、正規化処理を静かに行うことが可
能となっている。つまり、「脱調」が生じても、噛合突
起27,28はリードスクリュー29の歯面に強く噛み
合うだけで、「歯飛び」のように歯面から外れることは
ないため、正規化処理を静かに行うことができるという
効果が得られる。
【0069】また、「脱調」は、装填/排出口に対して
最深部の位置にある最外周位置Moutにおいて生じるよ
うにしたので、仮に摩擦音などの擬音が発生したとして
も、ユーザーに不快感を与えるような大きな音が外部に
漏れることは少なく、静粛化を可能にしている。
【0070】また、図10に示した従来の情報記録再生
装置のように、マイクロスイッチ等の検出スイッチを設
けずに、ピックアップ14の位置を正規化することがで
きるため、部品点数を削減することができる。
【0071】また、駆動手段としてステッピングモータ
24を用いているため、上記の正規化を行った後、上記
内部カウンタの計数値に対応付けて、ピックアップ14
を正確に移動させることが可能となっている。。
【0072】尚、以上に説明した本実施形態では、光デ
ィスクDKの外周側で「脱調」を生じさせ、光ディスク
DKの内周側で「歯飛び」が生じるように、リードスク
リュー29の歯面の形状を設計し、正規化や通常の動作
の際には、「脱調」だけを利用して「歯飛び」による不
快な音を生じさせないようにしている。
【0073】しかし、本発明はかかる構成に限定するも
のではなく、変形例として、光ディスクDKの内周側で
「脱調」を生じさせ、光ディスクDKの外周側で「歯飛
び」を生じさせるように、リードスクリュー29の歯面
と噛合突起27,28の形状を設計してもよい。つま
り、リードスクリュー29の山部と谷部を図4に示した
のとは逆の螺旋状に形成し、その逆の螺旋状によって傾
く谷部に対して噛み合うように噛合突起27,28を傾
けて設ける。
【0074】かかる構成にした場合には、図9(a)に
示すように、ステッピングモータ24に、ピックアップ
移動範囲W’に相当する値CTout+CTinよりも多い
数CTout+CTin+αに比例した駆動パルスを供給す
ることで、ピックアップ14を絶対規制位置ENまで強
制移動させて、内部カウンタの値を絶対規制位置ENに
相当する所定の負値−(CTin+β)にプリセットする
ことで正規化を行う。
【0075】つまり、ピックアップ14を絶対規制位置
ENまで強制移動させることで、「脱調」生じさせる。
そして、図9(b)に示すように、その内部カウンタの
値が“0”になるまで、ピックアップ14を外周側へ移
動させることで、ピックアップ14をリードインエリア
LAの最外周位置の近傍やプログラムエリアPAの最内
周位置の近傍の予め決められた所定位置へ移動させてセ
ットアップを行う。
【0076】そして、上記の正規化が終了した後は、内
部カウンタの計数値Cが最内周位置Minに相当する負値
−CTinよりも小さな値にならないように、且つ計数値
Cが最外周位置Moutに相当する最大値CToutよりも大
きな値にならないよう制御する、つまり、計数値Cを−
CTin≦C≦CToutの範囲内となるように制御するこ
とで、ピックアップ14をピックアップ移動範囲W’内
で移動させる。
【0077】かかる構成の変形例によると、光ディスク
の種別情報等が記録されているリードインエリアLAの
最外周位置の近傍又はプログラムエリアPAの最内周位
置の近傍の位置は、光ディスクの内周側に近い位置に存
在するので、ピックアップ14を絶対規制位置ENへ強
制移動させて正規化する方が、ピックアップ14を最外
周位置Moutへ強制移動させて正規化を行う場合より
も、いち早く種別情報等を読み取ってセットアップの処
理に移行することが可能となる。また、ピックアップ1
4を絶対規制位置ENで「脱調」させても、「歯飛び」
のような音の発生を抑制することができるため、静かに
正規化処理を行うことができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ックアップを規制手段に当接させてピックアップの位置
の正規化を行うので、従来技術のような位置検出用の検
出スイッチ等を設ける必要がなくなり、部品点数の削減
等が可能となる。
【0079】また、正規化の際に噛合部材とリードスク
リューとを脱調させることとしたので、静粛な情報記録
再生装置を提供することができる。
【0080】また、情報記録再生媒体の管理情報記録領
域等に近い側に規制手段を設け、その規制手段にピック
アップを当接させその当接位置をピックアップの基準位
置とすることにしたので、ピックアップの位置を迅速に
正規化すると共に、上記管理情報記録領域等へのピック
アップのアクセスを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の情報記録再生装置に備えられたト
ラバースメカの構成を示した平面図である。
【図2】図1に示したトラバースメカを背面側から見た
場合の背面図である。
【図3】図2に示したトラバースメカの一部分を拡大し
て示した図である。
【図4】図3中の仮想線Y’−Y’に沿ったトラバース
メカの断面構造を示す図である。
【図5】ピックアップ移動範囲を説明するための図であ
る。
【図6】本情報記録再生装置の典型的な動作例を示した
フローチャートである。
【図7】図6のフローチャートに続いて、本情報記録再
生装置の典型的な動作例を更に示したフローチャートで
ある。
【図8】正規化処理の動作を説明するための図である。
【図9】変形例を説明するための図である。
【図10】従来の情報記録再生装置の構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
14…ピックアップ 15…対物レンズ 16…ハブ部 17,18…ガイドシャフト 19,20…支持部材 24…ステッピングモータ 29…リードスクリュー 27,28…噛合突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップを情報記録再生媒体に対し
    て所定の移動可能範囲内で移動させて、情報読取り又は
    情報書込みを行う情報記録再生装置であって、 前記情報記録再生媒体に対し所定方向に延設されたリー
    ドスクリューと、 前記リードスクリューを回転駆動する駆動手段と、 前記ピックアップを前記リードスクリューの延設方向に
    沿って移動自在に支持する支持手段と、 前記リードスクリューの歯面に噛合し、前記ピックアッ
    プに一体化された噛合部材と、 前記ピックアップの移動可能範囲を規制する規制手段
    と、 前記駆動手段によって前記リードスクリューを回転駆動
    し、前記ピックアップを前記規制手段に当接させること
    で、移動可能範囲における前記ピックアップの基準位置
    を正規化する制御手段とを備え、 前記噛合部材が噛合する前記リードスクリューの歯面
    は、前記ピックアップが前記規制手段に当接する際に、
    脱調を生じさせる形状に形成されていることを特徴とす
    る情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段は、前記情報記録再生媒体
    の装填位置から離れた位置に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記ピックアップを前
    記規制手段に当接させた後、前記駆動手段を制御してリ
    ードスクリューを所定量回転させることにより、前記規
    制手段から離れた位置に移動させ、その移動後の位置を
    前記ピックアップの基準位置として正規化することを特
    徴とする請求項1又は2記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段は、前記情報記録再生媒体
    の装填位置に近い位置に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記情報記録再生媒体
    の装填位置に近い位置に前記ピックアップを前記規制手
    段に当接させることで、移動可能範囲における前記ピッ
    クアップの基準位置を正規化することを特徴とする請求
    項4記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、供給される駆動パルス
    に応じて回動量を設定するステッピングモータであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の情報記録再生装置。
JP2000302058A 2000-10-02 2000-10-02 情報記録再生装置 Pending JP2002109839A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302058A JP2002109839A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 情報記録再生装置
DE60103715T DE60103715T2 (de) 2000-10-02 2001-09-26 Informationsaufzeichnungs- und wiedergabegerät
EP01308177A EP1193697B1 (en) 2000-10-02 2001-09-26 Information recording/reproducing apparatus
US09/964,452 US6700859B2 (en) 2000-10-02 2001-09-28 Information recording/reproducing apparatus with details of the pickup support unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302058A JP2002109839A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002109839A true JP2002109839A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18783486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000302058A Pending JP2002109839A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 情報記録再生装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6700859B2 (ja)
EP (1) EP1193697B1 (ja)
JP (1) JP2002109839A (ja)
DE (1) DE60103715T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096285A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Pioneer Corporation 初期化装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置
WO2005096286A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Pioneer Corporation 駆動制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置
JP2009099236A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Panasonic Corp 光ディスク装置
JP2011134371A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置
US8370866B2 (en) 2010-04-16 2013-02-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup supporting device with position adjustment mechanism and optical disc apparatus including the same

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI233610B (en) * 2002-02-21 2005-06-01 Benq Corp Driving device and connecting device for optical pick-up
KR20040008788A (ko) * 2002-07-19 2004-01-31 삼성전자주식회사 디스크 구동기에 있어서 홈-인 제어 방법 및 장치
US6947369B2 (en) * 2002-09-13 2005-09-20 Lite-On It Corporaiton Sled apparatus for optical head frame of optical disk drive
CN100530374C (zh) * 2002-10-15 2009-08-19 Lg电子株式会社 用于控制光学拾取部件的起始点的方法和装置
TW556941U (en) * 2002-12-09 2003-10-01 Accesstek Inc Wedge for a guide screw
TWI234147B (en) * 2002-12-20 2005-06-11 Lite On It Corp Method for moving pickup head module to the required starting point position
US7342849B2 (en) * 2003-01-31 2008-03-11 Sony Corporation Recording and/or playback device
KR100520975B1 (ko) * 2003-06-13 2005-10-13 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업이송장치
JP2008084491A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Sony Corp 光ピックアップユニット及びディスクドライブ装置
JP5226557B2 (ja) * 2008-04-22 2013-07-03 富士フイルム株式会社 レーザ露光方法、フォトレジスト層の加工方法およびパターン成形品の製造方法
JP2013164892A (ja) * 2012-01-11 2013-08-22 Panasonic Corp 光ピックアップ移送機構

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6455468A (en) 1987-08-26 1989-03-02 Fuji Photo Film Co Ltd Turn locking mechanism of feed screw
US5191575A (en) * 1989-03-06 1993-03-02 Tanashin Denki Co., Ltd. Plate spring and nut interconnecting for use in an optical pick-up moving apparatus
JPH03241573A (ja) * 1990-02-19 1991-10-28 Mitsubishi Electric Corp フレキシブルディスク装置におけるヘッドの位置決め機構
JP2569957B2 (ja) * 1990-12-05 1997-01-08 ティアック株式会社 ヘッドキャリッジ駆動装置
JPH08180574A (ja) * 1994-12-28 1996-07-12 Teac Corp ディスク装置
US6317287B1 (en) * 1995-04-07 2001-11-13 Copal Company Limited Motor with output shaft having lead screw portion and pre-load generating mechanism
JP3406133B2 (ja) * 1995-10-23 2003-05-12 富士通株式会社 光学記憶装置
JP3355271B2 (ja) * 1996-02-08 2002-12-09 アルプス電気株式会社 光ピックアップ移送機構
JPH1074370A (ja) * 1996-05-21 1998-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヘッド移送装置
US6249495B1 (en) * 1997-02-27 2001-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor control method and disk drive apparatus
KR100259150B1 (ko) * 1997-11-28 2000-06-15 윤종용 광픽업 이송장치
JP2000187850A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Nec Corp 光ディスク装置用キャリジモータ異常検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096285A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Pioneer Corporation 初期化装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置
WO2005096286A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Pioneer Corporation 駆動制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置
JP2009099236A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Panasonic Corp 光ディスク装置
JP2011134371A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置
US8370866B2 (en) 2010-04-16 2013-02-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup supporting device with position adjustment mechanism and optical disc apparatus including the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP1193697A1 (en) 2002-04-03
DE60103715D1 (de) 2004-07-15
US20020039345A1 (en) 2002-04-04
US6700859B2 (en) 2004-03-02
DE60103715T2 (de) 2009-10-01
EP1193697B1 (en) 2004-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002109839A (ja) 情報記録再生装置
US5796697A (en) Disk apparatus
KR100354460B1 (ko) 디스크카트리지
JP3815809B2 (ja) 光学的記憶装置
US20090109819A1 (en) Optical pickup
KR100887747B1 (ko) 광픽업장치 및 기록 및/또는 재생장치
EP1089272B1 (en) Apparatus and method for detecting abnormal insertion of disc body
JP2008299944A (ja) ディスク記録及び/又は再生装置
JP2006286133A (ja) ディスクカートリッジ
JPH10134499A (ja) ディスク記録再生装置および方法
US7512961B2 (en) Disk cartridge, and recording and/or reproducing device
US20070230293A1 (en) Method for moving sledge of optical disc drive
TWI276080B (en) Optical disk apparatus and a sliding drive mechanism for an optical pickup thereof
JP4079130B2 (ja) アダプタ部材、ディスクドライブユニット及びディスクドライブ装置
JP3421866B2 (ja) 軸の支持機構及び光ディスク装置。
JP3421867B2 (ja) 軸の支持機構及び光ディスク装置。
JP2004234800A (ja) 記録及び/又は再生装置
JPH09245354A (ja) 光ディスク装置
KR100700194B1 (ko) 광기록재생장치 및 그 홈인방법
JPH0991854A (ja) ディスクプレーヤ
JP2004234802A (ja) 記録及び/又は再生装置
KR20020087668A (ko) 고밀도 광디스크 및 그 구동장치
JPH11120593A (ja) 光記録再生装置
JPH05135519A (ja) デイスク装置
JP2005135463A (ja) ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080125