JP2002104472A - 飲料用缶 - Google Patents
飲料用缶Info
- Publication number
- JP2002104472A JP2002104472A JP2000301823A JP2000301823A JP2002104472A JP 2002104472 A JP2002104472 A JP 2002104472A JP 2000301823 A JP2000301823 A JP 2000301823A JP 2000301823 A JP2000301823 A JP 2000301823A JP 2002104472 A JP2002104472 A JP 2002104472A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- rivet
- beverage
- releasing
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 飲料缶において、蓋の切り取り面を飲料中に
埋没させずに飲み口を開けることが可能な飲料缶を提供
する。 【解決手段】 ２個のリベット穴とつまみ部とを持つリ
ング状つまみ片のつまみ部６側のリベット穴３を、切り
こまれた線５で囲まれた開放部にリベット１で留め、さ
らに開放部の外側部にもう一方のリベット穴４をリベッ
ト２で留めてなる蓋を持つ飲料用缶としたので、開放の
ためにつまみ片を引き上げると口を形成する開放片が切
断されるとともに、つまみ片と共に引き上げられ、開放
口の開放片が液に浸かることなく飲み口が形成され、さ
らに、開放片は一つのリブを中心にまわすことができる
ので、のむにあたって障害にならない。
埋没させずに飲み口を開けることが可能な飲料缶を提供
する。 【解決手段】 ２個のリベット穴とつまみ部とを持つリ
ング状つまみ片のつまみ部６側のリベット穴３を、切り
こまれた線５で囲まれた開放部にリベット１で留め、さ
らに開放部の外側部にもう一方のリベット穴４をリベッ
ト２で留めてなる蓋を持つ飲料用缶としたので、開放の
ためにつまみ片を引き上げると口を形成する開放片が切
断されるとともに、つまみ片と共に引き上げられ、開放
口の開放片が液に浸かることなく飲み口が形成され、さ
らに、開放片は一つのリブを中心にまわすことができる
ので、のむにあたって障害にならない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は缶ジュース、缶コーラ、
缶ビール等の飲料缶において、缶の上面に切りこみ線で
設けられた飲み口を有する飲料用缶に関するものであ
る。
缶ビール等の飲料缶において、缶の上面に切りこみ線で
設けられた飲み口を有する飲料用缶に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の飲料用缶は飲む際、缶の上面に取
り付けてある取っ手を起こし上げ、蓋の切り取り面を缶
の中に押し込んで、飲み口を開けていた。つまり、蓋の
一部が缶内の飲料中に没した状態で飲まざるを得なかっ
た。これらの飲料缶は工場で生産され、流通段階を経て
消費者に渡るが、その間人の手に触れ、手垢や目に見え
ない汚れ、ストック中の埃、雑菌等が付着することがあ
る。缶の上面とつまみ片の取り付け部のまわりは、構造
上拭くこともできないから、付着した手垢、埃、雑菌等
は飲料とともに飲まざるを得ず、極めて不衛生であり気
持ちの悪いことである。
り付けてある取っ手を起こし上げ、蓋の切り取り面を缶
の中に押し込んで、飲み口を開けていた。つまり、蓋の
一部が缶内の飲料中に没した状態で飲まざるを得なかっ
た。これらの飲料缶は工場で生産され、流通段階を経て
消費者に渡るが、その間人の手に触れ、手垢や目に見え
ない汚れ、ストック中の埃、雑菌等が付着することがあ
る。缶の上面とつまみ片の取り付け部のまわりは、構造
上拭くこともできないから、付着した手垢、埃、雑菌等
は飲料とともに飲まざるを得ず、極めて不衛生であり気
持ちの悪いことである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、蓋の切り取
り面を飲料中に埋没させずに飲み口を開けることが可能
な飲料缶を提供しようとするものである。
り面を飲料中に埋没させずに飲み口を開けることが可能
な飲料缶を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】飲料用缶の蓋において、
２個のリベット穴とつまみ部とを持つリング状つまみ片
のつまみ部側のリベット穴を、切りこまれた線で囲まれ
た開放部にリベットで留め、さらに開放部の外側部にも
う一方のリベット穴をリベットで留めてなる蓋とするこ
とで課題を解決することが可能である。つまり、つまみ
片のつまみ部を上方に持ち上げることで、切りこまれて
いる開放部はつまみ片とリベットで一体化されているの
で引き上げられ、切りこみ線沿いに切断されてしまう。
切断後は、もう一方のリベットで留められている支点を
中心に左右いずれかに廻すことが可能であるためいずれ
かへ廻しておけば飲む際障害にはならなくなる。
２個のリベット穴とつまみ部とを持つリング状つまみ片
のつまみ部側のリベット穴を、切りこまれた線で囲まれ
た開放部にリベットで留め、さらに開放部の外側部にも
う一方のリベット穴をリベットで留めてなる蓋とするこ
とで課題を解決することが可能である。つまり、つまみ
片のつまみ部を上方に持ち上げることで、切りこまれて
いる開放部はつまみ片とリベットで一体化されているの
で引き上げられ、切りこみ線沿いに切断されてしまう。
切断後は、もう一方のリベットで留められている支点を
中心に左右いずれかに廻すことが可能であるためいずれ
かへ廻しておけば飲む際障害にはならなくなる。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１，２により本発明の実施態様
を説明する。アルミニュウムまたは鋼製の薄板を、金型
を用いて、飲料缶の外周部に、缶胴体の円筒が挿入嵌め
合い可能な円形の凹部（８）を有し、開放されて飲料の
飲み口を形成する楕円形の半切り線（５）を持ち、この
楕円形の内部にリベットとなる突起（１）、楕円形の外
側で突起（１）と蓋の中心との延長線上に突起（２）を
持たせた成型体をつくる。
を説明する。アルミニュウムまたは鋼製の薄板を、金型
を用いて、飲料缶の外周部に、缶胴体の円筒が挿入嵌め
合い可能な円形の凹部（８）を有し、開放されて飲料の
飲み口を形成する楕円形の半切り線（５）を持ち、この
楕円形の内部にリベットとなる突起（１）、楕円形の外
側で突起（１）と蓋の中心との延長線上に突起（２）を
持たせた成型体をつくる。
【０００６】一方で、同じ薄板で２ケのリベット穴
（３）、（４）と、ドーナツ状のつまみ部（６）を有す
るつまみ片を別に金型により作製する。このつまみ片の
２ケの穴を蓋の２ケの突起にはめる。この際、つまみ部
が飲み口側にくるように嵌め合う。突起の頭を潰してか
しめる。こうして得られた蓋を別に作られた胴体に嵌合
させ接合し本発明の飲料缶となすことができる。
（３）、（４）と、ドーナツ状のつまみ部（６）を有す
るつまみ片を別に金型により作製する。このつまみ片の
２ケの穴を蓋の２ケの突起にはめる。この際、つまみ部
が飲み口側にくるように嵌め合う。突起の頭を潰してか
しめる。こうして得られた蓋を別に作られた胴体に嵌合
させ接合し本発明の飲料缶となすことができる。
【０００７】本発明に適する切込み線で形成される飲み
口となる開放部の形状としては従来用いられている形状
でよい。リベット位置は開放部では開放部のできるだけ
外側に位置させた方が開け易くてよい。もう一方の位置
は中心又は中心より飲み口部リベット位置の反対側がよ
い。他方、つまみ片のつまみ部は図２Ａに示す開放部リ
ベット穴の先に位置させたもの若しくはＢに示される穴
の片側又は両側に取り付けたものが用いられる。Ａでは
つまみ部は缶より外にはみ出すので製造時は折り返し線
（７）で折り返しておくとよい。Ｂでは使用にあたって
つまみ部を起こして次に引き上げることで開放部が切込
み線沿いに切断され飲み口が開く。開放後蓋に止められ
ているリベットを支点に左右に廻しておけば飲む際の障
害にはならない。
口となる開放部の形状としては従来用いられている形状
でよい。リベット位置は開放部では開放部のできるだけ
外側に位置させた方が開け易くてよい。もう一方の位置
は中心又は中心より飲み口部リベット位置の反対側がよ
い。他方、つまみ片のつまみ部は図２Ａに示す開放部リ
ベット穴の先に位置させたもの若しくはＢに示される穴
の片側又は両側に取り付けたものが用いられる。Ａでは
つまみ部は缶より外にはみ出すので製造時は折り返し線
（７）で折り返しておくとよい。Ｂでは使用にあたって
つまみ部を起こして次に引き上げることで開放部が切込
み線沿いに切断され飲み口が開く。開放後蓋に止められ
ているリベットを支点に左右に廻しておけば飲む際の障
害にはならない。
【０００８】
【発明の効果】つまみ部を上に持ち上げると、半切り線
に沿って開放部が切断され同時に持ち上げられ、内部の
飲料水に没することなく飲み口が開き、衛生上問題なく
なる。また引き上げて飲み口を開けたあと左右にまわす
ことができるので、開放部が飲料を飲むに際して阻害し
ない。さらに、開けた開放部は飲料缶本体に連結されて
いるため、捨てられてごみとはならない等の効果があ
る。
に沿って開放部が切断され同時に持ち上げられ、内部の
飲料水に没することなく飲み口が開き、衛生上問題なく
なる。また引き上げて飲み口を開けたあと左右にまわす
ことができるので、開放部が飲料を飲むに際して阻害し
ない。さらに、開けた開放部は飲料缶本体に連結されて
いるため、捨てられてごみとはならない等の効果があ
る。
【図１】Ａは本発明の開放部を有する蓋部を、Ｂはつま
み片を模式的に描いた図である。
み片を模式的に描いた図である。
【図２】本発明のつまみ片の形状の例を示したものであ
る。
る。
１．開放部の突起 ２．開放部外側の突起 ３．つまみ片の開放部と繋がるリベット穴 ４．つまみ片の開放部外側と繋がるリベット穴 ５．切込み線 ６．つまみ部 ７．つまみ片折返し線 ８．缶胴体の円筒が挿入嵌め合い可能な円形の凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 飲料用缶の蓋において、２個のリベット
穴とつまみ部とを持つリング状つまみ片のつまみ部側の
リベット穴を、切りこまれた線で囲まれた開放部にリベ
ットで留め、さらに開放部の外側部にもう一方のリベッ
ト穴をリベットで留めてなる蓋を持つ飲料用缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000301823A JP2002104472A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 飲料用缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000301823A JP2002104472A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 飲料用缶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002104472A true JP2002104472A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18783287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000301823A Pending JP2002104472A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 飲料用缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002104472A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9682797B2 (en) | 2015-02-17 | 2017-06-20 | Sealtap Gmbh | Safety mechanism for containers |
| US9938052B2 (en) | 2015-02-17 | 2018-04-10 | Sealtap Gmbh | Safety mechanism for containers |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000301823A patent/JP2002104472A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9682797B2 (en) | 2015-02-17 | 2017-06-20 | Sealtap Gmbh | Safety mechanism for containers |
| US9938052B2 (en) | 2015-02-17 | 2018-04-10 | Sealtap Gmbh | Safety mechanism for containers |
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