JP2002104466A - 計量式圧搾容器 - Google Patents

計量式圧搾容器

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JP2002104466A
JP2002104466A JP2000293871A JP2000293871A JP2002104466A JP 2002104466 A JP2002104466 A JP 2002104466A JP 2000293871 A JP2000293871 A JP 2000293871A JP 2000293871 A JP2000293871 A JP 2000293871A JP 2002104466 A JP2002104466 A JP 2002104466A
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JP
Japan
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container
cap
liquid
top wall
hole
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Application number
JP2000293871A
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Inventor
Hiroyuki Nakamura
弘幸 中村
Haruo Tsuchida
治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計量後の液体の流出入を防止して正確な計量注
出を可能にする。 【解決手段】弾性圧搾可能な胴部2の上端から起立する
容器体口頸部5内面へ水密に嵌着させて液体流入孔付き
計量筒部10を胴部2の上部内へ垂下させ、かつ口頸部
5上面を閉塞するキャップ20の円錐形状の頂壁21に
ノズル孔22を穿設すると共に、該ノズル孔へ連通させ
てキャップの頂壁から液体流入孔13下方の計量筒部1
0内へ押上げパイプ23を垂設し、ノズル孔22は液体
流入孔13に対して軸対称側のキャップ頂壁部分に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器に収納した液体
を計量して噴出する容器、特に計量後の液体を胴部の圧
搾で噴出する計量式の圧搾容器に関する。
【0002】
【従来の技術】計量式の容器として、例えば、実開平2
−99756に開示されているように、大口頸部を起立
する容器体と、大口頸部に嵌合させた小口頸部付きの大
キャップと、小口頸部に着脱自在に嵌合させた小キャッ
プとからなり、小口頸部は大キャップ頂壁の前部から起
立すると共に小口頸部下端から容器体内へ下端面閉塞の
貯水筒部を垂設し、かつ該貯水筒部前壁部分の下方に下
面及び前面開口の凹部を設けて該凹部の上壁部分を液体
流入孔としたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような公知例に
おいて、計量注出するには、容器を倒立させて液体流入
孔から貯水筒部内へ液体を流入させた後、容器を正立さ
せることで貯水筒部から余分な量の液体を排出させ、次
いで容器を傾斜させて貯水筒部から液体を注出させなけ
ればならないが、注出時に容器を傾斜させ過ぎると液体
流入孔から貯水筒部内に液体が流入するため、また、注
出に際しては、容器を所定方向へ傾斜させなければなら
ないところ、誤って反対方向へ傾斜させると貯水筒部内
の液体が容器内へ逆流してしまうため、いずれの場合に
も正確な計量が困難になるおそれがあった。本発明は、
計量後、容器を圧搾して液体を噴出させることで計量噴
出を迅速かつ正確にしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、弾性
圧搾可能な胴部2の上端から起立する容器体口頸部5へ
水密に係合させて液体流入孔付き計量筒部10を胴部内
へ垂下させ、かつ上記口頸部上面を閉塞するキャップ2
0の頂壁21にノズル孔22を穿設すると共に、該ノズ
ル孔へ連通させてキャップの頂壁から上記液体流入孔1
3下方の計量筒部10内へ押上げパイプ23を垂設し
た。
【0005】第2の手段として、第1の手段を有すると
共に、上記容器体口頸部5内面へ上記計量筒部10の上
部を嵌着させると共に、計量筒部と胴部の上部との間に
容器体倒立時における貯水間隙14を形成し、かつ計量
筒部10の上部に貯水間隙上端部へ連通させて上記液体
流入孔13を穿設し、さらに押上げパイプ23下端を計
量筒部10の下端部内まで垂下させた。
【0006】第3の手段として、第1又は第2の手段を
有すると共に、上記キャップの頂壁21を***させてキ
ャップ周壁を容器体口頸部5へ水密に、かつ着脱自在に
装着させると共に、上記液体流入孔13に対して軸対称
側のキャップ頂壁部分に上記ノズル孔22を穿設し、さ
らに該ノズル孔へ連通させてキャップ頂壁からノズル筒
24を突設した。
【0007】第4の手段として、第3の手段を有すると
共に、上記ノズル筒24の噴出口に複数の孔を有する噴
出孔部材29を設けてシャワー状に形成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る計量式圧搾容
器の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜
上、図1の左右方向を前後方向とする。図1において、
1は容器体で、弾性圧搾可能な胴部2の下部を第1上向
き段部3を介して薄肉の大外径部に形成する。また、胴
部2の上端から第2上向き段部4を介して口頸部5を起
立する。
【0009】10は計量筒部で、周壁11の上端部を容
器体口頸部5内面へ水密に嵌着させると共に、周壁上端
に付設した外向きフランジ12を口頸部5上端へ載置さ
せて容器体の上部内へ周壁を垂設させ、かつ該周壁後部
の上端部に液体流入孔13を穿設する。なお、胴部2の
上部は口頸部5よりも大外径であるため、周壁11と胴
部2の上部との間には貯水間隙14が形成される。該間
隙は液体流入孔13からの液体の流入を容易にするため
に設けたものであり、従って、必ずしも周壁11の全周
に設ける必要はなく、周壁後部と胴部2の上部との間に
だけ設けてもよい。
【0010】20はキャップで、口頸部5外面へ凹凸の
係合手段を介して水密に嵌合させた周壁20aの上端か
ら口頸部上面へ載置させて内向きフランジ21aを付設
し、該内向きフランジ内周から円錐形状の頂壁21を起
立させると共に、該頂壁前部の上下方向中間部にノズル
孔22を穿設する。そして、該ノズル孔へ連通させて押
上げパイプ23下端を計量筒部10の下端部内まで垂下
させると共に、頂壁21外面からノズル孔22へ連通さ
せてノズル筒24を斜め上前方へ突設する。
【0011】該ノズル筒24は外筒を短筒にした内外2
重筒からなり、筒栓25の周壁を外筒外面へ螺合させる
と共に、筒栓25の頂部内面から口栓部を突設して内筒
の先端部内へ着脱自在に嵌合させる。なお、26は内向
きフランジ21a内周部から計量筒部10の上端部内面
へ水密に嵌合させて垂下する嵌合筒である。
【0012】次に本実施形態の作用について説明する。
液体を計量噴出するには、まず、筒栓25をノズル筒2
4から螺脱させた後、図2に示すように容器体1を倒立
させると、容器体内の液体が貯水間隙14から液体流入
孔13を介して計量筒部10内に流入して、該筒部内を
満たす。次いで図3に示すように容器体1を正立させる
と、計量筒部10内の余分な液体が液体流入孔13から
容器体内へ排出され、計量筒部10内の液面が液体流入
孔13の下縁とほぼ一致することで計量が完了する。
【0013】計量後、液体を噴出させるには胴部を圧搾
すればよい。すると、計量筒部10内が加圧され、これ
によって該筒部内の液体が押上げパイプ23内へ押上げ
られてノズル筒24から噴出する。このように液体注出
は胴部の圧搾だけで可能であり、胴部を傾斜させること
は必ずしも必要ではない。図4では容器体1を前方へや
や傾斜させているが、これはうがい薬等の液体を入れる
コップ等の容器Aに対し噴出角を定めて容器内へ確実に
噴射させるためである。
【0014】図5および図6は本発明の第2の実施形態
を示すもので、第1の実施形態と同一又は相当部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態
では内筒を省略してノズル筒24を外筒のみで形成し、
該外筒の先端部内面へ装着筒28を嵌合させて、該筒の
先端面を複数の孔を有する噴出孔部材29、好ましくは
外方へ膨出する半球形状の噴出孔部材で覆ってシャワー
状に形成する。このようにノズル筒24をシャワー状に
形成することにより液体を比較的広範囲に噴出させるこ
とができる。したがって、容器体に洗浄液を収納すれば
バスタブ等の洗浄が効果的に行える。
【0015】
【発明の効果】本発明は、弾性圧搾可能な胴部内へ液体
流入孔付き計量筒部を垂下させ、該計量筒部内へ押上げ
パイプを垂設したので、従来例のように容器体を傾斜さ
せることなく、換言すればほぼ正立状態で胴部圧搾によ
り液体を噴出させることができ、このため傾斜が過度に
すぎて注出時に容器体内の液体が計量筒部内へ流入する
というようなことがなく正確な計量噴出が可能になる。
【0016】また、液体注出は容器体の傾斜によらない
ため、従来例のように所定方向と反対方向へ傾斜させる
ことにより注出時に計量筒部内の液体が容器体内へ流出
するというようなことがなく、このため上記同様に正確
な計量噴出が期待できる。さらに、請求項4に係る発明
のように、ノズル筒の噴出口をシャワー状に形成するこ
とで液体を広範囲に噴射させることができ、バスタブ等
の効果的な洗浄にも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計量式圧搾容器の第1の実施形態
による要部断面図。
【図2】同じく、容器体を倒立させた状態を示す作用説
明図。
【図3】同じく、容器体を正立させた計量完了後の状態
を示す作用説明図。
【図4】同じく、液体注出時の状態を示す作用説明図。
【図5】同じく、第2の実施形態を示す要部断面図。
【図6】同じく、図5に示す容器の液体注出時の状態を
示す作用説明図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 胴部 5 口頸部 10 計量筒部 13 液体流入孔 14 貯水間隙 20 キャップ 21 頂壁 22 ノズル孔 23 押上げパイプ 24 ノズル筒 29 噴出孔部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA03 CA01 DA01 DB08 DB12 DB13 FA09 FB01 FC07 GA04 GA08 GB04 GB12 JA07 KB01 LA17 LB02 LC01 LC06 LD01 LE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性圧搾可能な胴部2の上端から起立する
    容器体口頸部5へ水密に係合させて液体流入孔付き計量
    筒部10を胴部内へ垂下させ、かつ上記口頸部上面を閉
    塞するキャップ20の頂壁21にノズル孔22を穿設す
    ると共に、該ノズル孔へ連通させてキャップの頂壁から
    上記液体流入孔13下方の計量筒部10内へ押上げパイ
    プ23を垂設したことを特徴とする計量式圧搾容器。
  2. 【請求項2】上記容器体口頸部5内面へ上記計量筒部1
    0の上部を嵌着させると共に、計量筒部と胴部の上部と
    の間に容器体倒立時における貯水間隙14を形成し、か
    つ計量筒部10の上部に貯水間隙上端部へ連通させて上
    記液体流入孔13を穿設し、さらに押上げパイプ23下
    端を計量筒部10の下端部内まで垂下させたことを特徴
    とする請求項1記載の計量式圧搾容器。
  3. 【請求項3】上記キャップの頂壁21を***させてキャ
    ップ周壁を容器体口頸部5へ水密に、かつ着脱自在に装
    着させると共に、上記液体流入孔13に対して軸対称側
    のキャップ頂壁部分に上記ノズル孔22を穿設し、さら
    に該ノズル孔へ連通させてキャップ頂壁外面からノズル
    筒24を突設したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の計量式圧搾容器。
  4. 【請求項4】上記ノズル筒24の噴出口に複数の孔を有
    する噴出孔部材29を設けてシャワー状に形成したこと
    を特徴とする請求項3記載の計量式圧搾容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232777A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Yoshino Kogyosho Co Ltd 計量容器
JP2016101971A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社吉野工業所 注出態様が切替可能な注出キャップ
JP2016124554A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社吉野工業所 スクイズ式計量注出容器
JP2016129871A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 日本クロージャー株式会社 霧吹きノズル及び霧吹きノズルが取り付けられた霧吹きキャップ

Cited By (4)

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