JP2002096273A - 連接エレメント - Google Patents

連接エレメント

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JP2002096273A JP2001143725A JP2001143725A JP2002096273A JP 2002096273 A JP2002096273 A JP 2002096273A JP 2001143725 A JP2001143725 A JP 2001143725A JP 2001143725 A JP2001143725 A JP 2001143725A JP 2002096273 A JP2002096273 A JP 2002096273A
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聯煌 劉
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23G1/00—Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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    • F16D9/08—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member by breaking due to shear stress over a single area encircling the axis of rotation, e.g. shear necks on shafts
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ孔の加工作業がいまだ完了していない時
に、ねじタップが折れることを防ぐ連接エレメントを提
供する。 【解決手段】 本体部３４と、被駆動部と、連接部３６
と、脆部３８とを備え、ねじタップ１０あるいはドライ
バヘッドの使用の際に組合わされ、かつ過度に捻り回さ
れた時は、先に脆部３８が破壊され、価値が比較的高い
ねじタップ１０等の工具の断裂を防止し、該工具の駆動
を受けるその他の部品が破壊あるいは変形されるのを防
止する効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はねじタップ、ソケッ
トレンチあるいはドライバビット等の工具と組合わせて
使用するエレメントに関し、特に正常でない操作過程の
中で、製造コストの低い連接エレメント自身の破壊機能
によって、製造コストが高い各工具あるいは関連の施設
が損害を受けることを防止する連接エレメントに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の金属材料に内側螺線孔開けまたは
凹み孔のねじタップを行う際、手工具あるいは自動機具
を使用して行う時は、相当な長さがある棒の長軸方向に
沿って適当な長さの作業部所がねじタップの一端に設け
られ、その上に凸歯が設けられ、作業物が切削される。
受挟み部所はねじタップの作業部所における別の一端に
設けられ、使用者が適当な工具を該所に挟み止めて往復
させ回転させる。
【０００３】使用する際には、ねじタップは必ず内径が
その外径よりも小さい孔の中に置かれ、継続して往復す
るように捻り回転される。これによって孔の内壁を切削
し切屑が除去される。なおかつ操作を便利にするため
に、その作業部所の末端の大部分は、外径が徐々に縮小
する押し抜き状になっている。特にねじタップの作業部
所における末端部分は、使用者が往復して捻り回転の操
作をする過程中に折れてしまうことが多い。かつその折
れた部所は孔の中で密着して加工中の孔にはめ掛けられ
てしまう。この際、ねじ孔の製作作業はいまだ完了して
いない。そしてねじタップは小さい部分が折れ、ねじ孔
（あるいは孔）の中の相当深い所に掛かり、抜き出すこ
とができず、使用者にとって極めて厄介である。
【０００４】上記の欠点を解決する手段で現在すでにあ
るのは、米国特許第５，２９９，１０５号に開示された
発明で、その発明は潤滑油をねじ孔の中に注入し、その
孔の中に折れているねじタップを比較的容易に取り出す
方法である。しかし、潤滑油は容易にねじの中に注入す
ることができないので、その効果は非常に悪い。また、
別の特許第５，９３４，３８５号は、加圧液体（pressu
ring fluid）でねじタップの制御あるいは駆動を行う技
術である。しかしその構造は複雑でなおかつ価格が高い
ので、一般の消費者には適さない。
【０００５】別の一種の方式は、その状況を補う技術
で、放電加工技術を使用して、すでに折れたねじタップ
の末端に対して加工を行う。その末端にドライバをはめ
込むことができる凹み溝が形成され、使用者はドライバ
を使用して逆の方向により折れたねじタップの末端を取
り出す。
【０００６】前記の技術は実際上での実施は可能である
が、ねじタップがすでに折れた後に実施する作業発生後
での補足対策であり、事前にねじタップの折れを防ぐこ
とはできない。なおかつ、加工物が相当に大きい場合や
重い場合は、放電加工機と組合わせる加工時間が長く、
使用者にとってまた別の問題が発生する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記のようにねじ孔の加工作業がいまだ完了し
ていない時に、タップが折れることを防ぐ連接エレメン
トを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、連接エレメントをね
じタップの使用の際に組合わせ、該ねじタップが破壊を
受けるのを避ける。本発明の連接エレメントは本体部
と、被駆動部と、連接部と、脆部とを備え、ねじタップ
あるいはドライバヘッドの使用の際に組合わせ、過度に
捻り回された時は、先に脆部が破壊されて、価値が比較
的高いねじタップ等の工具の断裂を防止し、該工具の駆
動を受けるその他の部品が破壊あるいは変形されるのを
防止する効果を有する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。まず図１〜図３を参照する。これらは
挟み止め具２０に本発明の第一実施例による連接エレメ
ント３０を配合して使用した時の状態を示したものであ
る。連接エレメント３０の下端には、工作物５０上の孔
５２の中に内ねじを切削する作業部所１２があり、その
上端には使用者が挟み止め具２０で挟み止める受け挟み
止め部所１４がある。
【００１０】連接エレメント３０は、相当な長さがあ
り、かつ上から下に被駆動部３２、本体部３４および連
接部３６が設けられている。被駆動部３２は四角の柱状
で、挟み止め具２０によって挟み止めることができる。
本体部３４は丸い棒状で、被駆動部３２の下縁から下に
向かって適度の長さが延伸している。連接部３６は、本
体部３４の下端から下に向かって延伸している円筒で、
その外径は本体部３４の外径よりも大きい。なおかつそ
の下端から上に向かって適当な深さが延伸している凹み
孔３９がある。該凹み孔３９の中には、逆Ｕ字型の弾性
ユニット４０が固定されている。
【００１１】連接エレメント３０の主な特徴は、本体部
３４に脆部３８を有することである。本実施例の中の脆
部３８は、本体部３４の対応する側辺外を貫通する通し
孔状で、本体部３４の長軸方向に対応する脆部３８の横
切断面面積が、連接エレメント３０のその他の各部所の
横切断面面積よりも小さくなる。これにより、連接エレ
メント３０の全体の材料が一致しかつ単位面積の強度が
みな同じである状態で、脆部３８が受けることができる
捻り力に抵抗する能力は、その他の部所よりも低い。
【００１２】連接エレメント３０は、使用する時は挟み
止め具２０で被駆動部３２を挟み止めて、連接部３６で
ねじタップ１０の上端の挟み止め受け部所１４をその中
にはめ込み、弾性ユニット４０で突き止め、これによっ
て容易に離れ落ちることがないようにする。図３を参照
する。使用者が挟み止め具２０を操作して連接エレメン
ト３０を駆動し、ねじタップ１０を回転させ、これによ
ってその上の作業部所１２を工作物５０の上の孔５２の
中に伸入させ、なおかつその内壁に対して往復するよう
に切削をしてねじ孔を形成する過程で、一旦施力が過度
になると、脆部３８が受けられる捻り力は最小であるの
で、すぐに該部所は断裂する。
【００１３】上記の操作過程中では、各ねじタップ１
０、挟み止め具２０および連接エレメント３０の中で最
も容易に断裂する部所は、脆部３８に生じる特性によっ
てコストが最も低い連接エレメント３０に発生し、価格
が比較的高いねじタップ１０は保存される。
【００１４】図４を参照する。図４に示した本発明の第
二実施例は、脆部３８を二つの平行な凹み溝３８’にし
たもので、同時に本体部３４を被駆動部３２と同じ四角
の柱形にし、かつ該四角の柱形の一部分は脆部３８’と
連接部３６との間に延伸している。これによって、脆部
３８が一旦折れた後は、使用者は同じ挟み止め具２０を
使用して、本体部３４に残されている脆部３８と連接部
３６との間の四角柱形の部所で、ねじタップ１０を操作
して継続して作業を行うか、または工作物５０の外に退
出させることができる。
【００１５】図５を参照する。図５に示した本発明の第
三実施例は、脆部３８を適当な深さがあるリング溝３
８”にしたもので、大体円柱形になっている本体部３４
の外縁の１８０°離れた位置に、その長軸方向に沿って
適当な長さが延伸しかつ適当な幅がある一ペアの平面部
所３７が設けられている。これによって、使用者は二つ
の平面部所３７により、脆部３８が折れた後にペンチあ
るいはモンキースパナで継続してねじタップ１０を操作
することができる。
【００１６】図６を参照する。図６に示す本発明の第四
実施例では、主に各被駆動部３２および本体部３４をみ
な六角形の柱形にし、脆部３８が本体部３４の周縁上の
多数個の凹み孔３８”’に形成され、連接部３６から一
段の距離を離し、凹み孔３９も六角形にする。これによ
って連接エレメント３０の被駆動部３２を一般のソケッ
トレンチと組合わせて使用することができる。そして連
接部３６はドライバビット６０に組合わせて使用するこ
とができる。なおかつドライバビット６０に組合わせて
使用した時は、駆動を受けたねじヘッド部が過度の捻り
回転を受けて損壊するのを防止することができる。
【００１７】図７を参照する。これは本発明の第五実施
例であって弾性ユニット４０を受けた方式で、該弾性ユ
ニット４０はリング状で、連接部３６の外縁にはめ込ま
れ、連接部３６にはその内、外縁の間を貫通した多数個
の通し孔４２があり、スチールボール４１がその通し孔
４２の中にはめ込まれている。弾性ユニット４０の弾力
によってスチールボール４１の周縁の凹み孔３９より突
出している部分がやや圧迫され、これによってねじタッ
プあるいはドライバヘッドの外縁の凹み孔式リング溝１
６を突き当て、位置決めする。本実施例中では、１個あ
るいは多数個の通し孔４２によって、連接部３６上に断
面積が比較的小さい別の脆部が形成される。
【００１８】上記の各種の脆部３８の断面積を縮めて減
らす方式は、多種の方式がある。なおかつ本体部３４の
外縁あるいは内部の材料を適量減らす、比較的脆い材料
を本体部３４に使用する、あるいは特別の曲折した形状
を使用することによって、本体部３４の上に応力が集中
する区域等を形成する方式はみな本発明の技術範囲の中
に属する。かつ応力集中の区域を、図４の中に示す本体
部３４の四角形および円形柱に隣接した所に、あるいは
本体部３４が個別に被駆動部３２、連接部３６に隣接し
た所に、あるいは丸い孔または半円溝状の各脆部３８、
３８’を四角形の孔あるいは四角形の溝（図の中には表
していない）に変える等の方式がある。上記に述べたよ
うに、本発明は先に脆部が破壊され、価値が高いねじタ
ップ等の工具の断裂を防止したり、あるいは該工具の駆
動を受けるその他の部品が破壊あるいは変形するのを避
ける効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施例による連接エレメントを使
用している状態を示す斜視図である。
【図２】本発明の第一実施例による連接エレメントを使
用している状態を示す分解斜視図である。
【図３】本発明の第一実施例による連接エレメントを使
用している状態を示す断面図である。
【図４】本発明の第二実施例による連接エレメントを示
す斜視図である。
【図５】本発明の第三実施例による連接エレメントを示
す斜視図である。
【図６】本発明の第四実施例による連接エレメントを示
す斜視図である。
【図７】本発明の第五実施例による連接エレメントを示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
１０ ねじタップ １４ 受け挟み止め部所 ２０ 挟み止め具 ３０ 連接エレメント ３２ 被駆動部 ３４ 本体部 ３６ 連接部 ３８、３８’，３８”，３８”’ 脆部 ３９ 凹み孔 ４０ 弾性ユニット ４１ スチールボール ４２ 通し孔 ５２ 孔

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 本体部と、被駆動部と、連接部と、脆部
    とを備える連接エレメントであって、 前記本体部は、所定の長さおよび断面形状を有し、 前記被駆動部は、前記本体部の一端に設けられ、所定の
    外縁形状を有し、工具あるいはソケットレンチで挟み止
    められ、 前記連接部は、前記本体部の前記被駆動部が設けられた
    一端と相対した別の一端に設けられ、前記被駆動部から
    所定の距離離され、前記連接部には外縁から内側に向け
    て凹んだ凹み孔が形成され、前記凹み孔は所定の形状の
    内縁を有し、 前記脆部は、所定部所に設けられ、前記脆部が受ける捻
    力の強さは前記連接エレメントの他の各部所よりも小さ
    いことを特徴とする連接エレメント。
  2. 【請求項２】 前記脆部は、前記本体部および前記被駆
    動部の隣接箇所に設けられていることを特徴とする請求
    項１に記載の連接エレメント。
  3. 【請求項３】 前記脆部は、前記本体部および前記連接
    部の隣接箇所に設けられていることを特徴とする請求項
    １に記載の連接エレメント。
  4. 【請求項４】 前記脆部は、前記本体部の所定の部所に
    設けられ、前記本体部の長軸方向に相対する断面積が前
    記本体部における他の部所の断面積よりも小さいことを
    特徴とする請求項１に記載の連接エレメント。
  5. 【請求項５】 前記脆部は、前記本体部の長軸方向に相
    対する断面積が前記連接エレメントの他の任意の部所に
    おける断面積よりも小さいことを特徴とする請求項１に
    記載の連接エレメント。
  6. 【請求項６】 前記脆部は、両端が前記本体部の相対側
    の周縁を貫通する通し孔状であることを特徴とする請求
    項１に記載の連接エレメント。
  7. 【請求項７】 前記脆部は、前記本体部の外縁に設けら
    れ、所定の深さおよび長さの少なくとも一つの凹み溝を
    有することを特徴とする請求項１に記載の連接エレメン
    ト。
  8. 【請求項８】 前記脆部は、前記本体部の外縁に形成さ
    れたリング溝を有することを特徴とする請求項１に記載
    の連接エレメント。
  9. 【請求項９】 前記脆部は、前記本体部の外縁に設けら
    れ、所定の深さの凹み孔を有することを特徴とする請求
    項１に記載の連接エレメント。
  10. 【請求項１０】 前記被駆動部の外縁と前記連接部の凹
    み孔の内縁とは、輪郭がともに多辺形をなしていること
    を特徴とする請求項１に記載の連接エレメント。
  11. 【請求項１１】 前記連接部の凹み孔の内縁は、六辺形
    をなしていることを特徴とする請求項１に記載の連接エ
    レメント。
  12. 【請求項１２】 前記本体部は、所定の長さを有し、長
    軸方向に沿って延伸している多辺形の柱状をなし、前記
    多辺形の柱状部は所定の長さが前記脆部と前記連接部と
    の間に延伸していることを特徴とする請求項１に記載の
    連接エレメント。
  13. 【請求項１３】 弾性エレメントをさらに備え、前記弾
    性エレメントは、前記連接部の凹み孔の中に設けられて
    いることを特徴とする請求項１に記載の連接エレメン
    ト。
  14. 【請求項１４】 弾性エレメントと、スチールボールと
    をさらに備え、前記スチールボールは前記連接部の内、
    外縁を貫通している通し孔の中に設けられ、前記弾性エ
    レメントは前記連接部の外側に設けられ、前記弾性エレ
    メントの弾力によって前記スチールボールは圧迫され、
    前記スチールボールの一部分は前記連接部の凹み孔の内
    縁に突出することを特徴とする請求項１に記載の連接エ
    レメント。
  15. 【請求項１５】 前記脆部は、前記連接部に設けられて
    いることを特徴とする請求項１に記載の連接エレメン
    ト。
  16. 【請求項１６】 前記脆部は、前記連接部の長軸方向に
    相対する断面積が前記連接エレメントの他の部所の断面
    積よりも小さいことを特徴とする請求項１５に記載の連
    接エレメント。
  17. 【請求項１７】 前記脆部は、両端が前記連接部の内、
    外縁を貫通する少なくとも一つの通し孔であることを特
    徴とする請求項１５に記載の連接エレメント。
  18. 【請求項１８】 前記被駆動部の外縁と前記連接部の凹
    み孔の内縁とは、輪郭がともに多辺形をなしていること
    を特徴とする請求項１５に記載の連接エレメント。
  19. 【請求項１９】 前記連接部の所定部所に弾性エレメン
    トが設けられ、前記連接部の凹み孔の中にはめ込まれた
    ねじタップあるいはドライバヘッド等の工具の一端を挟
    むことができることを特徴とする請求項１５に記載の連
    接エレメント。
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