JP2002096108A - 圧延制御方法および圧延制御装置 - Google Patents

圧延制御方法および圧延制御装置

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JP2002096108A
JP2002096108A JP2000282562A JP2000282562A JP2002096108A JP 2002096108 A JP2002096108 A JP 2002096108A JP 2000282562 A JP2000282562 A JP 2000282562A JP 2000282562 A JP2000282562 A JP 2000282562A JP 2002096108 A JP2002096108 A JP 2002096108A
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Japan
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rolling
cooling
cold
temperature control
schedule
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JP2000282562A
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English (en)
Inventor
Susumu Mukumoto
進 椋本
Yoshiyasu Okiya
宜保 沖谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延スケジュールの決定および材料の搬
送タイミングを決定し、作業員の負担軽減および生産性
の向上を図ることにある。 【解決手段】 圧延スケジュール決定部10(12〜1
5)と材料搬送制御部16(17,18)とを有し、圧
延スケジュール決定部10は、外部からの入力データに
基づいて可逆圧延可能な条件を満たす温度制御材の総パ
ス数、厚さ、長さ、速度パターンを計算し、この計算さ
れた材長に基づいて冷却間圧延可能な冷却位置を決定す
る。また、速度パターンと冷却位置から温度制御材の搬
送時間及び冷却目標温度到達の冷却時間を計算し、この
冷却時間及び搬送時間から冷却間圧延可能かを判定す
る。一方、材料搬送制御部16は、前詰め又は後詰めス
ケジュールによる冷却間圧延に応じて材料抽出タイミン
グを求め、また冷却時間の経過タイミングをもって圧延
開始タイミングを出力する圧延制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温度制御材を圧延す
る圧延制御方法及び圧延制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温度制御される被圧延材である先
行温度制御材の冷却時に後続温度制御材を圧延する,い
わゆる冷却間圧延を実施する場合、圧延機下流側の搬送
テーブル上にバッファエリアを設け、圧延後の先行温度
制御材をバッファエリアに一時待機させたり、或いは圧
延機下流側に設置されるクレーン設備を用いて、圧延後
の先行温度制御材を吊り上げ待機させることにより、圧
延機上・下流側の搬送テーブルに空きを作り、上流側搬
送テーブルから搬送させてくる後続温度制御材を圧延機
に導いて圧延する構成をとっている。
【0003】ところで、以上のような冷却間圧延時、先
行温度制御材が目標温度まで下がったか否かの冷却間圧
延の温度判定、バッファエリアへの搬送、先行・後続温
度制御材の圧延機への材料交換等が行われているが、冷
却間圧延の温度判定が人為的に行っており、また先行温
度制御材のバッファエリアへの搬送、先行・後行温度制
御材の圧延機への材料交換についても、手動によりスイ
ッチをオン・オフ操作しながら搬送テーブルを駆動させ
る方法がとられている。
【0004】また、従来の他の1つの圧延制御方法とし
ては、圧延機下流側の搬送テーブル上に冷却装置が設置
され、圧延機により温度制御材を目標サイズまで圧延し
た後、冷却装置に入れて冷却し冷却時間を短縮すること
により、可逆圧延する方法も採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
圧延方法は、冷却間圧延の温度判定、バッファエリアへ
の搬送、先行・後行温度制御材の圧延機への材料交換に
関し、人手に頼る面が多いことから、作業員の負担増は
避けられず、また手動による操作であることから生産性
の低下は否めない。一方、冷却装置を用いた場合、新た
に大型の冷却装置が必要であり、また温度制御材が迅速
に目標温度に冷却できるが、逆に材料が硬くなる可能性
があり、品質の低下を招く恐れがある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、可逆圧延と冷却間圧延とを効率的に実施する圧延制
御方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、温度制御材の
冷却目標温度の確実な達成を図り、また可逆圧延の条件
を満たしつつ冷却間圧延が可能な圧延スケジュールを自
動的に決定し、作業員の負担軽減および生産性の向上を
図る圧延制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、加熱炉から抽出された温度制御材を搬送す
る搬送テーブルの搬送ライン上に圧延機が設置され、前
記温度制御材を圧延する圧延設備における本発明に係わ
る圧延制御方法は、圧延機により先行温度制御材を冷却
目標サイズまで圧延し、この圧延後に前記圧延機の下流
側搬送テーブルの冷却位置に搬送し冷却目標温度となる
まで冷却し、この冷却後に再度前記圧延機による圧延を
繰り返して製品目標サイズとなるまで圧延する可逆圧延
を実施し、前記先行温度制御材の冷却中に、後続温度制
御材の圧延及びこの圧延後に前記圧延機の上流側搬送テ
ーブルの冷却位置に搬送し冷却する冷却間圧延を実施す
ることにより、人手によらずに可逆圧延と冷却間圧延と
を自動的に行うものである。
【0009】(2) 本発明に係わる圧延制御装置は、
外部から設定される入力データに基づいて可逆圧延に必
要な前記温度制御材の総パス数、厚さ、長さ、速度パタ
ーンを計算する圧延機設定計算手段と、この圧延機設定
計算手段で計算された温度制御材長に基づいて冷却間圧
延が可能な冷却位置を決定する冷却位置決定手段と、前
記圧延機設定計算手段で計算された速度パターンと前記
冷却位置とに基づいて前記温度制御材の搬送に要する時
間及び冷却目標温度到達までの冷却時間を計算する冷却
時間計算手段と、この冷却時間計算手段で計算された冷
却時間及び前記搬送時間から冷却間圧延が可能か否かを
判定する冷却間圧延判定手段とを備えた構成である。
【0010】本発明は以上のような構成とすることによ
り、圧延機設定計算手段によって可逆圧延に必要な温度
制御材の総パス数、厚さ、長さ、速度パターンを計算し
た後、計算された温度制御材長に基づいて冷却位置決定
手段では冷却間圧延が可能な冷却位置を決定し、冷却時
間計算手段に送出する。この冷却時間計算手段は、冷却
位置と速度パターンに基づいて温度制御材の搬送時間及
び冷却目標温度到達までの冷却時間を計算し、最後に冷
却間圧延判定手段にて冷却時間及び前記搬送時間から冷
却間圧延が可能か否かを判定するので、温度制御材の冷
却目標温度の確実な達成を図ることが可能であり、また
搬送テーブル長の制約を満たしながら、可逆圧延可能な
条件を満たしつつ冷却間圧延が可能な圧延スケジュール
を決定可能である。
【0011】なお、前記圧延機設定計算手段としては、
冷却間圧延判定手段から冷却間圧延不可の判定を受けた
とき、前記温度制御材の総パス数、速度パターンを変更
し、冷却間圧延が可能となるように再度前述する一連の
処理を繰り返すことにより、冷却間圧延を意識しない圧
延スケジュールを前提としながら、状況に応じて圧延ス
ケジュールを変更し、冷却間圧延を実施する圧延スケジ
ュールを作成可能である。
【0012】さらに、前記冷却間圧延判定手段として
は、冷却間圧延が可能と判定されたとき、前詰めスケジ
ュールのもとに冷却間圧延が可能か否かを判定し、この
前詰めスケジュールによる冷却間圧延が不可の場合、後
詰めのスケジュールのもとに冷却間圧延が可能か否かを
判定することにより、先行温度制御材と後続温度制御材
の状況を考慮しつつ適切な圧延スケジュールを作成可能
である。
【0013】(3) さらに、前記(2)の構成要素に
新たに、冷却間圧延判定手段による冷却間圧延の可否判
定後、前詰めスケジュールの場合、先行材の冷却前の圧
延完了と後続材の圧延開始とが同期するように材料抽出
タイミングを出力し、後詰めスケジュールの場合、先行
材の圧延完了と後続材の冷却完了が同期するように後続
材の材料抽出タイミングを出力する加熱炉抽出指示手段
と、前記冷却時間計算手段によって求めた冷却時間経過
のタイミングをもって前記温度制御材の圧延開始タイミ
ングとする圧延機進入許可手段とを設ければ、搬送テー
ブルの搬送制御だけでなく、適切なタイミングで材料抽
出および圧延機の圧延制御を実現可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係わる圧延制御方法の適用
対象となる圧延設備の一例を説明する図である。
【0016】この圧延設備は、加熱炉1で所要の温度に
加熱されたスラブ2,…が例えばウォーキングビーム
(Walking Beam)移送方式により搬送テーブル3に抽
出され、この抽出されたスラブ2(以下、搬送テーブル
上に抽出されたスラブ2を温度制御材2と呼ぶ)は搬送
テーブル3により圧延機4まで搬送され、ここで厚さ,
幅等の製品目標サイズに達成するまで圧延し、この圧延
後に前記圧延機の下流側搬送テーブルの冷却位置5a,
5b,…の何れか1つに搬送し冷却目標温度となるまで
冷却し、この冷却後に再度前記圧延機による圧延を繰り
返して製品目標サイズとなるまで圧延する可逆圧延を実
施する。この可逆圧延制御とは1つの温度制御材を圧延
−冷却を繰り返すことにより、製品目標サイズとなる圧
延制御である。なお、温度制御材の幅サイズの制御は搬
送ライン幅方向から温度制御材をつぶす機構がある場合
に適用される。搬送テーブル3は複数の単位搬送テーブ
ル3a,3b,…からなり、それぞれ個別に駆動可能と
なっている。
【0017】なお、可逆圧延制御に対し、冷却間圧延が
ある。この冷却間圧延は、従来例で説明したように先行
温度制御材(以下、先行材と呼ぶ)と後続温度制御材
(以下、後続材と呼ぶ)とを圧延機4で交互に圧延する
圧延制御である。
【0018】ところで、通常、冷却間圧延を実施しない
場合、圧延機直近の冷却位置5b又は5cにて冷却する
が、冷却間圧延を実施する場合、先行材2は、後続材の
圧延に干渉しないよう圧延機4の下流側搬送テーブル3
の冷却位置5c,5dに待機させて冷却し、ところで、
通常、冷却間圧延を実施しない場合、圧延機直近の冷却
位置5b又は5cにて冷却するが、冷却間圧延を実施す
る場合、先行材2は、後続材の圧延に干渉しないよう圧
延機4の下流側搬送テーブル3の冷却位置5c,5dに
待機させて冷却し、その間に圧延機4による後続材の圧
延を実施する。そして、後続材が冷却目標サイズまで圧
延されると、圧延機4の上流側搬送テーブル3の冷却位
置5a又は5bまで搬送して冷却し、引き続き、先行材
2の圧延が行われる。さらに、先行材2の圧延完了後、
後続材の圧延を継続する。
【0019】このような一連の圧延制御は、予めプログ
ラムメモリ(図示せず)に必要な圧延処理用プログラム
を記憶し、圧延制御装置本体を構成するCPUが圧延処
理用プログラムを読み取り、可逆圧延制御と、この可逆
圧延制御による先行材の冷却時を利用し、冷却間圧延を
実施するものである。
【0020】図2は前述する冷却間圧延時の先行材と後
続材との関係を説明する図である。
【0021】この図から明らかなように、先行材Aが冷
却目標厚まで圧延する冷却前圧延を実施した後、所定の
冷却位置まで搬送して目標冷却温度となるように冷却す
るが、この先行材Aが冷却に入った後、後続材Bが同様
に冷却前の圧延を実施し、冷却目標目標厚まで圧延した
後に冷却に入る。この後続材Bが冷却に入ると、先行材
Aによる冷却後の圧延,つまり圧延機4により製品目標
厚まで圧延する。ここでは、先行・後続材が2回の圧延
を繰り返す例について示しているが、必要に応じて2回
以上の圧延が繰り返すことにより、製品目標厚となるよ
うに圧延制御を実施する。
【0022】図3は本発明に係る圧延制御装置の一実施
の形態を示す構成図である。
【0023】この圧延制御装置は、大別すると、冷却間
圧延のための圧延スケジュールを決定する圧延スケジュ
ール決定部10と、冷却間圧延実施時に圧延スケジュー
ル決定部10で決定された圧延スケジュールのもとに制
御指示を搬送コントローラ20に送出し圧延制御を実施
させる材料搬送制御部16とによって構成されている。
【0024】前記圧延スケジュール決定部10は、外部
の上位計算機又はキーボードなどの入力機器から製品目
標サイズ,製品目標温度その他必要な可変データの他、
圧延ロール半径,冷却位置その他必要な各種の固定デー
タ等が設定され、さらにプログラムメモリ11から所要
項目の計算を行うためのプログラムを読み取り、温度制
御材である先行材および後続材が製品目標サイズおよび
製品目標温度を達成するために、可逆圧延の総パス数、
各パス時の厚みや長さ、各パス時の速度パターンを計算
する圧延機設定計算手段12と、この圧延機設定計算手
段12で計算された各パス時の材料長さと予め知り得る
既知の各構成部材間の距離(例えば圧延機と各テーブル
との距離等)とに基づき、後続材の冷却間圧延が可能な
先行材の冷却位置を決定する冷却位置決定手段13と、
圧延機設定計算手段12によって計算された各パス時の
速度パターンおよび冷却位置決定手段13で決定された
冷却位置に基づいて温度制御材の搬送に要する時間を計
算するとともに、この搬送時間から冷却待機位置での材
料温度を予測し、冷却目標温度到達までの冷却時間を計
算する冷却時間計算手段14と、冷却時間計算手段14
で計算された冷却時間および搬送時間に基づき、冷却間
圧延が可能か否かを判定し、冷却間圧延が可能と判定さ
れたとき、圧延スケジュール決定部10により計算され
た圧延スケジュールデータを搬送コントローラ20に設
定する冷却間圧延判定手段15とによって構成されてい
る。なお、前記総パス数とは温度制御材の圧延−冷却の
往復回数を意味し、往復でパス数が「2」となる。
【0025】前記材料搬送制御部16は、圧延スケジュ
ール決定部10で計算された各種の圧延スケジュールの
うち、加熱炉内スラブ2の加熱抽出タイミングの指示を
搬送コントローラ20に送出する加熱炉抽出指示手段1
7と、先行・後続材の冷却完了後の圧延開始タイミング
の指示を搬送コントローラ20に送出する圧延機進入許
可手段18とが設けられている。
【0026】次に、以上のような圧延制御装置の動作に
ついて図4を参照して説明する。
【0027】先ず、圧延機設定計算手段12では、外部
の上位計算機又はキーボードなどの入力機器から製品目
標サイズ,製品目標温度その他必要な可変データの他、
圧延ロール半径,冷却位置その他必要な各種の固定デー
タ等が設定されると、プログラムメモリ11に記憶され
る計算手順を規定するプログラムに基づき、温度制御材
の総パス数、各パス厚、長さおよび速度パターン等の圧
延スケジュール(パススケジュール)を計算する(S
1)。しかる後、初期スケジュールの成功有無を判断
し、計算により所要とする圧延スケジュールの項目が取
得されている場合には初期スケジュールの成功と判断し
(S2)、冷却位置決定手段13に通知する。
【0028】この冷却位置決定手段13は、前述するご
とく圧延機設定計算手段12で計算された各パス時の材
料長から温度制御材の冷却間圧延が可能な冷却位置を決
定する(S3,S4)。この冷却位置の詳しい決定例に
ついて図5を参照して説明する。
【0029】同図において、L1は圧延機入側搬送テー
ブル端と圧延機入側冷却位置51との距離、L2は圧延機
入側冷却位置と圧延機4との距離、L3は圧延機4と圧
延機出側冷却位置との距離、L4は圧延機出側冷却位置
と圧延機出側搬送テーブル端との距離、LA1は先行材A
の冷却時材長、LB1は後続材Bの(NCOOL B−1)パス
完了時材長、NCOOL Bは後続材Bの冷却開始パス数、LB
1−MGNは後続材Bの(N COOL B−1)パス完了時の圧延
機と材料尾端との距離である。
【0030】すなわち、冷却位置決定手段13は、冷却
すべき温度制御材を待機させるに必要なテーブル長が存
在するという第1の条件と、冷却すべき材料および圧延
すべき材料が衝突しないという第2の条件とが満足して
いるか否かを判定する必要がある。
【0031】そこで、冷却位置決定手段13は、第1の
条件が成立するか否かの判定を行う(図5参照)。すな
わち、先行材Aが冷却中、かつ、後続材Bが冷却開始パ
スの一つ前のパスを完了した際、 L4>LA1 (1) L3>LB1+LB1−MGN (2) なる関係が成立するか否かの判定である。この条件式
は、圧延機出側冷却位置〜圧延機出側搬送テーブル端の
距離L4と冷却時の先行材長LA1とを比較し、冷却時の
先行材長LA1が小さいこと、また圧延機4〜圧延機出側
冷却位置の距離L3と後続材Bの(NCOOL B−1)パス完
了時材長LB1+(後続材Bの(NCOOL B−1)パス完了
時の圧延機〜材料尾端の距離)LB1−MGNとを比較し、
LB1+LB1−MGNがLB1−MGNよりも小さいとき、第1の
条件が成立したと判定する。
【0032】また、冷却位置決定手段13は、第2の条
件が成立するか否かの判定を行う(図6参照)。すなわ
ち、後続材Bが冷却中、かつ、先行材Aが最終パスの一
つ前のパスを完了した際、 L1>LB2 (3) L2>LA2+LA2−MGN (4) なる関係が成立するか否かの判定であり、(3)式およ
び(4)式の関係にあれば第2条件が成立したと判定す
る。
【0033】なお、上式および図6において、NLAST A
は先行材Aの総パス数、LA2は先行材Aの(NLAST A
1)パス完了時の材長、LA2−MGNは先行材Aの(N
LAST A−1)の圧延機と材料先端との距離、LB2は後続
材Bの冷却時材長である。
【0034】そして、以上のようにして2つの長さ条件
のうち、何れか1つの条件が成立しないとき、冷却位置
を決定できないので、温度制御材の冷却間圧延は不可と
判断される。
【0035】次に、冷却時間計算手段14では、圧延機
設定計算手段12で各パス時の速度パターンが計算さ
れ、また冷却位置決定手段13から冷却位置が決定され
ているので、圧延機4から冷却位置までの距離を容易に
把握可能である。よって、速度パターンと冷却位置まで
の距離とから温度制御材の搬送に要する時間を計算で
き、また搬送時間から冷却待機位置での材料温度を容易
に予測でき、過去の知識データに基づいて冷却目標温度
到達までの冷却時間を容易に計算する(S5)。
【0036】さらに、冷却間圧延判定手段15による冷
却間圧延の可否判定について図7を参照して詳細に説明
する。
【0037】この冷却間圧延の判定においては、後続材
の圧延開始前に先行材の冷却前の圧延が完了していると
いう条件と、先行材の冷却完了時には後続材の冷却前の
圧延が完了しているという条件と、後続材の冷却完了時
には先行材の圧延が完了しているという条件とが満足し
ている必要がある(S6)。この条件は下記の式により
表わすことができる(図7参照)。
【0038】 T1A≦T0B (5) T1A+T2A≧T0B+T1B (6) T1A+T2A+T3A≦T0B+T1B+T2B (7) T1A :先行材Aの加熱炉抽出から冷却開始までの時間 T2A :先行材Aの冷却時間 T3A :先行材Aの冷却完了から圧延完了までの時間 T0B :先行材Aの加熱炉抽出から後続材Bの加熱炉抽
出までの時間 T1B :後続材Bの加熱炉抽出から冷却開始までの時間 T2B :後続材Bの冷却時間 T3B :後続材Bの冷却完了から圧延完了までの時間 ところで、前述する条件式である(6)式および(7)
式が満足されるためには、先行材Aの冷却時間が後続材
Bの冷却前圧延時間よりも長いという条件と、先行材A
の冷却後圧延時間が後続材Bの冷却時間よりも短いとい
う条件とが満足されることが必要条件である。この条件
式は下記の式で表わされる。
【0039】 T2A≧T1B (8) T3A≦T2B (9) 従って、冷却間圧延判定手段15は、先ず条件式である
(8)式および(9)式の成立有無を判断し、何れか1
つ以上の条件式が満足されないとき圧延機設定計算手段
12にスケジュールの変更を要求し、上記条件式が成立
する場合には先行材Aの冷却開始と後続材Bの圧延開始
とが同期した前詰めのスケジュールを仮定し(図7参
照)、前記(6)式および(7)式の条件式の判定を行
う。ここで、前詰めとは先行材Aの圧延完了後に直ちに
後続材Bの圧延を開始することをいう。
【0040】ところで、前詰めのスケジュールによる条
件が満たされない場合、例えば図8に示すように後続材
Bの冷却完了時に先行材Aの圧延が完了していない場
合、図9に示すように先行材Aの圧延完了と後続材Bの
冷却完了が同期した後詰めのスケジュールを仮定し、前
記(5)式および(6)式の条件の判定を行う。
【0041】前記圧延機設定計算手段12は、前記条件
式である(5)式〜(9)式の判定から冷却間圧延が不
可と判断されたとき、ステップS1に戻り、総パス数、
速度パターン等を変更し、同様の処理を繰り返し実行す
る(S1〜S6)。
【0042】この総パス数、速度パターン等の変更に際
しては、後続材Bの冷却前の圧延時間の短縮と、後続材
Bの冷却時間の延長が必要である。ここで、冷却前の圧
延時間の短縮は、冷却開始温度の上昇につながり、つま
り冷却時間の延長につながる。従って、後続材Bの冷却
前圧延時間の短縮を目的とし、圧延機設定計算手段12
に設定値を再設定する。具体的には、圧延機4の圧延ロ
ーラを回転させる電動機の回転速度限界値である機械リ
ミットの範囲内で、先ず回転速度を増加し、次に冷却前
パス数を減少させるような設定を行う。
【0043】前記ステップS2において、総パス数、速
度パターン等の変更にも拘わらず、再スケジュール成功
不可の場合、冷却間圧延無しとし、冷却位置決定手段1
3による可逆圧延における冷却位置の決定(S7)及び
冷却時間計算手段14による搬送時間と冷却時間とを計
算する(S8)。
【0044】一方、材料搬送制御部16においては、冷
却間圧延判定手段15によって判定されたスケジュール
に基づき、前記冷却間圧延判定手段による冷却間圧延の
可否判定後、加熱炉抽出指示手段17は、前詰めスケジ
ュールの場合、先行材の冷却前の圧延完了と後続材の圧
延開始とが同期するように材料抽出タイミングを出し、
後詰めスケジュールの場合、先行材の圧延完了と後続材
の冷却完了が同期するように後続材の材料抽出タイミン
グを出し、搬送コントローラ20に送出する。つまり、
前詰めスケジュールの場合、 T0B=T1A (10) 後詰めスケジュールの場合、 T0B=(T1A+T2A+T3A)−(T1B+T1B) (11) なる関係が成立するとき、材料抽出タイミングとするも
のである。
【0045】さらに、圧延機進入許可手段18では、冷
却時間計算手段14によって求めた冷却時間経過のタイ
ミングをもって圧延開始タイミングとし、同様に搬送コ
ントローラ20に送出する。
【0046】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、圧延機設定計算手段12で可逆圧延に必要な温度制
御材の総パス数、厚さ、長さ、速度パターンを計算した
後、冷却位置決定手段13が計算された温度制御材長に
基づいて冷却間圧延が可能な冷却位置を決定し、しかる
後、冷却時間計算手段14にて冷却位置と速度パターン
に基づいて温度制御材の搬送時間及び冷却目標温度到達
までの冷却時間を計算し、最後に冷却時間及び前記搬送
時間から冷却間圧延が可能か否かを判定するので、人為
的に操作を必要とせずに自動的に温度制御材の冷却目標
温度の確実な達成を図ることができ、しかも搬送テーブ
ル長の制約を満たしながら、可逆圧延可能な条件を満た
しつつ確実な冷却間圧延を行う圧延スケジュールを決定
でき、よって生産性の向上を図ることができる。
【0047】また、冷却間圧延判定手段15において冷
却間圧延不可の場合、圧延機設定計算手段12では、温
度制御材の総パス数、速度パターンを変更し、一連の処
理を繰り返すことにより、搬送ライン等の状況を考慮し
つつ圧延スケジュールを変更し、冷却間圧延が可能な圧
延スケジュールを作成できる。
【0048】さらに、冷却間圧延判定手段15として
は、冷却間圧延が可能と判定されたとき、前詰めスケジ
ュールのもとに冷却間圧延が可能か否かを判定し、この
前詰めスケジュールによる冷却間圧延が不可の場合、後
詰めのスケジュールのもとに冷却間圧延が可能か否かを
判定するので、先行温度制御材と後続温度制御材との状
況を考慮しつつ適切な圧延スケジュールを作成できる。
【0049】さらに、材料搬送制御部16として、前詰
めスケジュールおよび後詰めスケジュールに応じて材料
抽出タイミングを出力し、冷却時間経過をもって温度制
御材の圧延開始タイミングを出力とすることにより、冷
却間圧延の圧延スケジュールに従って、適切なタイミン
グで材料抽出および圧延機の圧延制御を実施することが
できる。
【0050】なお、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組
み合わせて実施することが可能であり、その場合には組
み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の
形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、
開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解
決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの
構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合に
は、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
逆圧延と冷却間圧延とを効率的に運用する圧延制御方法
を提供できる。
【0052】また、本発明は、人為的に操作を必要とせ
ずに自動的に温度制御材の冷却目標温度の達成を図るこ
とができ、しかも可逆圧延可能な条件を満たしつつ確実
な冷却間圧延を実施する圧延スケジュールを決定でき、
生産性の向上を図る圧延制御装置を提供できる。
【0053】また、自動的に圧延スケジュールの決定や
材料の搬送制御を行うことにより、作業員の負担軽減を
図る圧延制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧延制御方法を適用する圧延設
備の一構成例図。
【図2】 冷却間圧延を実施する場合の先行材と後続材
との関係を説明する図。
【図3】 本発明に係わる圧延制御装置の一実施の形態
を示すブロック構成図。
【図4】 圧延制御装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図5】 先行材冷却時の際の冷却位置決定条件を説明
する図。
【図6】 後続材冷却時の際の冷却位置決定条件を説明
する図。
【図7】 冷却間圧延の前詰めスケジュールを説明する
図。
【図8】 冷却間圧延の前詰めスケジュールが不可能な
状態を説明する図。
【図9】 冷却間圧延の後詰めスケジュールを説明する
図。
【符号の説明】
1…加熱炉 2…スラブ(温度制御材,先行材、後続材) 3…搬送テーブル 4…圧延機 5a〜5d…冷却位置 10…圧延スケジュール決定部 12…圧延機設定計算手段 13…冷却位置決定手段 14…冷却時間計算手段 15…冷却間圧延判定手段 16…材料搬送制御部 17…加熱炉抽出指示手段 18…圧延機進入許可手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱炉から抽出された温度制御材を搬送
    する搬送テーブルの搬送ライン上に圧延機が設置され、
    前記温度制御材を圧延する圧延設備において、 前記圧延機により前記先行温度制御材を冷却目標サイズ
    まで圧延し、この圧延後に前記圧延機の下流側搬送テー
    ブルの冷却位置に搬送し冷却目標温度となるまで冷却
    し、この冷却後に再度前記圧延機による圧延を繰り返し
    て製品目標サイズとなるまで圧延する可逆圧延を実施
    し、 前記先行温度制御材の冷却中に、後続温度制御材の圧延
    及びこの圧延後に前記圧延機の上流側搬送テーブルの冷
    却位置に搬送し冷却する冷却間圧延を実施することを特
    徴とする圧延制御方法。
  2. 【請求項2】 加熱炉から抽出された温度制御材を搬送
    する搬送テーブルの搬送ライン上に圧延機が設置され、
    前記温度制御材を圧延する圧延設備において、 外部から設定される入力データに基づいて可逆圧延に必
    要な前記温度制御材の総パス数、厚さ、長さ、速度パタ
    ーンを計算する圧延機設定計算手段と、 この圧延機設定計算手段で計算された温度制御材長に基
    づいて冷却間圧延が可能な冷却位置を決定する冷却位置
    決定手段と、 前記圧延機設定計算手段で計算された速度パターンと前
    記冷却位置とに基づいて前記温度制御材の搬送に要する
    時間及び冷却目標温度到達までの冷却時間を計算する冷
    却時間計算手段と、 この冷却時間計算手段で計算された冷却時間及び前記搬
    送時間から冷却間圧延の可否を判定する冷却間圧延判定
    手段とを備えたことを特徴とする圧延制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の圧延制御装置において、 前記圧延機設定計算手段は、前記冷却間圧延判定手段か
    ら冷却間圧延不可の判定を受けたとき、前記温度制御材
    の総パス数、速度パターンを変更する手段を設け、前記
    冷却間圧延の実施を可能とすることを特徴とする圧延制
    御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の圧延制御装
    置において、 前記冷却間圧延判定手段は、冷却間圧延が可能と判定さ
    れたとき、前詰めスケジュールのもとに冷却間圧延が可
    能か否かを判定し、この前詰めスケジュールによる冷却
    間圧延が不可の場合、後詰めのスケジュールのもとに冷
    却間圧延が可能か否かを判定することを特徴とする圧延
    制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4の何れかに1つ
    に記載の圧延制御装置において、 前記冷却間圧延判定手段による冷却間圧延の可否判定
    後、前詰めスケジュールの場合、先行材の冷却前の圧延
    完了と後続材の圧延開始とが同期するように材料抽出タ
    イミングを出力し、後詰めスケジュールの場合、先行材
    の圧延完了と後続材の冷却完了が同期するように後続材
    の材料抽出タイミングを出力する加熱炉抽出指示手段
    と、前記冷却時間計算手段によって求めた冷却時間経過
    のタイミングをもって前記温度制御材の圧延開始タイミ
    ングとする圧延機進入許可手段とを設けたことを特徴と
    する圧延制御装置。
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