JP2002095456A - 玉ねぎ皮剥機における玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。 - Google Patents

玉ねぎ皮剥機における玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。

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JP2002095456A
JP2002095456A JP2000331481A JP2000331481A JP2002095456A JP 2002095456 A JP2002095456 A JP 2002095456A JP 2000331481 A JP2000331481 A JP 2000331481A JP 2000331481 A JP2000331481 A JP 2000331481A JP 2002095456 A JP2002095456 A JP 2002095456A
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onion
plate
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mounting plate
coat
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Jiro Kobayashi
二郎 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉ねぎの皮剥機において、皮剥きの効率を向
上させるために、玉ねぎの外皮に複数個のスリットを入
れるための装置の提供。 【解決手段】 玉ねぎ置台上に載置固定された玉ねぎに
対して上下方向に動くすじ切りカッター部材を設け、こ
のすじ切りカッター部材の下降時に玉ねぎの外周面縦方
向に複数個のスリットを入れ、又前記すじ切りカッター
部材の開閉調整を可能にして玉ねぎのサイズに対応した
すじ切りカッター部材の開き具合を設定することができ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玉ねぎの外皮を除
去する機械において、外皮を剥離する前処理として玉ね
ぎの外周面縦方向に複数個のスリットを切り込むための
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の玉ねぎの外皮を除去する装置は、
玉ねぎの根芯、芽芯を切除した玉ねぎに圧搾空気を吹付
けて除去するものが知られており、根芯、芽芯の除去
と、外皮の除去の2工程によるもので、一度に根芯、芽
芯及び外皮の除去を行うものは全くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、玉ねぎの根
芯、芽芯の除去と外皮の除去を一度に行うようにしたも
のであって、玉ねぎの外皮の剥離を容易且つ確実に行う
ために玉ねぎの外周面縦方向に複数個のスリットを切り
込むようにした装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する手段として、玉ねぎを倒立状態に載置するため
の玉ねぎ置台と、エアーシリンダーの動力によって上下
動する取付板と、該取付板の下側に固定され、取付板
と、一体となって前記玉ねぎ置台方向に対して上下動す
る昇降部材と、該昇降部材の外側に遊嵌され、下降時に
自重又は前記昇降部材と一体となって下降し、上昇時は
前記取付板によって引上げられるようになる可動筒と、
該可動筒に枢軸によって軸装され、下端に刃部を有し且
つスプリングの弾力によって常時内側方向に付勢されて
いる複数個のすじ切りカッター部材とからなり、該すじ
切りカッター部材が下降時に前記玉ねぎ置台上の玉ねぎ
の外皮に複数個のスリットを入れるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な構造を図にもと
づいて説明すると、玉ねぎaを倒立状態に載置する玉ね
ぎ置台1は、玉ねぎaの芽芯bが下側に貫出するように
適宜の大きさをもつ円孔1aが設けられ、該円孔1a部
分に玉ねぎaを置くと玉ねぎaの芽芯bが下側に突出
し、この突出した部分が芯切りカッターで切除される。
この玉ねぎ置台1の直上にガイド杆2,2によって上下
方向に動くハンドル3b付の押え板3があり、この押え
板3の中央部に突出した状態で設けられた円形枠状の押
え部材3aが玉ねぎ置台1上に置かれた玉ねぎaの上面
即ち根芯部cを押えるようして玉ねぎaを安定的に固定
するようになる。玉ねぎ置台1の上方にはエアーシリン
ダー4の動力によって上下動する取付板5があり、この
取付板5に昇降部材6が下向きに取付けられ、該昇降部
材6内を貫通して下部に突出する回転錐刃7は前記取付
板5上に設置されたモーター8によって回転し、玉ねぎ
aの根芯cをくり貫くようになる。
【0006】つぎに前記昇降部材6の外側には可動筒9
が遊嵌されており、この可動筒9の外側に該可動筒9と
一体となって上下動する4本のすじ切りカッター部材1
0が枢軸11によって開閉可能に軸装され、該すじ切り
カッター部材10はスプリング12の弾力によって常時
内側に付勢されている。このすじ切りカッター部材10
は下方部に彎曲部10aがあり、下端に交換可能な刃部
10bが装着されている。そして前記可動筒9に固定さ
れた腕杆13の係合孔14に前記取付板5に設けた牽引
杆15が係合されていてこの牽引杆15のヘッド15a
が係合孔14に係当し、取付板5の上昇時に可動筒9を
引上げ、昇降部材6、回転錐刃7及びすじ切りカッター
部材10が一体となって上昇するようになるものであ
る。
【0007】前記可動筒9には規制盤16が固定されて
いて該規制盤16の周縁に形成した4個の切込溝17に
前記すじ切りカッター部材10を係合し、規制盤16上
において前記可動筒9に回動可能に嵌合したカム盤18
は周縁に4個のカム面18aがあり、このカム面18a
に前記すじ切りカッター部材10が夫々弾接するように
なり、カム盤18に穿設した2個のスライド孔19には
前記規制盤16上に突設したピン20が夫々係合し、ス
ライド孔19の幅員だけカム盤18が回動可能となって
おり、規制盤16上に突設したネジ杆21にナットを締
着することによりカム盤18を静止させるようになる。
【0008】前記玉ねぎ置台1の下部には、エアーシリ
ンダー22の動力によってリンク23を介して前後動す
る支持枠24があり、この支持枠24で玉ねぎ置台1を
支持し、支持枠24が後退すると玉ねぎ置台1は枢軸を
支点として下方に回動して玉ねぎaを所定位置に落下せ
しめ、そして前記支持枠24の前方部には芯切りカッタ
ーが付設されていて支持枠24の後退時に該芯切りカッ
ターで玉ねぎaの芽芯bを切除するようになる。
【0009】而して本発明において、玉ねぎ置台1の円
孔1a部分に玉ねぎaを倒立状態(根芯が上に来る)に
載置したのち押え板3の押え部材3aを玉ねぎa上に載
せ、この状態では玉ねぎaの根芯cが押え部材3a内に
位置しいてる。このように玉ねぎaをセットしてメイン
スイッチを入れるとエアーシリンダー4の動力によって
取付板5が下降して昇降部材6も同時に下降し、これと
略々同時期に前記可動筒9は牽引杆15の支持から解放
されて自重で落下し、すじ切りカッター部材10の刃部
10bで玉ねぎaの外周面縦方向に4本のスリットを入
れるようになり、又これと同時に回転錐刃7が玉ねぎa
の根芯cをくり貫き、さらに芯切りカッターが作動して
玉ねぎaの芽芯bを切除し、所定位置に玉ねぎaを落下
させ、この落下した玉ねぎaは回転ローラ25上で転動
し、この転動中の玉ねぎに圧搾空気を吹付けることによ
って玉ねぎaの外皮が剥離されるようになる。つぎにカ
ム盤18を回動すると、すじ切りカッター部材10は内
外方向に開閉し、この操作によって玉ねぎaのサイズに
対応したすじ切りカッター部材10の開き具合を調整す
るようになる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、すじ切りカッター部材10が
下降することによって刃部10bが玉ねぎaの外周面縦
方向にスリットを入れるようになり、この前処理を行な
うことによって回転ローラ25による転動摩擦並びに圧
搾空気の圧力により玉ねぎaの外皮が確実且つきれいに
剥離することができ、且つこのスリットを入れると同時
に玉ねぎaの根芯c、芽芯bも同時に切除されることも
前記外皮の剥離効果を一層向上せしめる利点があり、又
カム盤18の回動調整によってすじ切りカッター部材1
0の開き具合を玉ねぎaのサイズに適応させることが可
能であって玉ねぎaの大きさに対応した適切なスリット
を入れ得る効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、
【図1】すじ切りカッター部材の機構を示す正面図
【図2】同構造におけるカム機構を示す平面図
【図3】すじ切りカッター部材を作動させる機構を示す
側面図
【図4】玉ねぎ皮剥機の全体を示す正面図
【図5】同側面図
【符号の説明】
1 玉ねぎ置台 3 押え板 4 エアーシリンダー 5 取付板 6 昇降部材 7 回転錐刃 9 可動筒 10 すじ切りカッター部材 11 枢軸 12 スプリング 16 規制盤 17 切込溝 18 カム盤 19 スライド孔 20 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉ねぎを倒立状態に載置するための玉ね
    ぎ置台と、エアーシリンダーの動力によって上下動する
    取付板と、該取付板の下側に固定され、取付板と一体と
    なって前記玉ねぎ置台方向に対して上下動する昇降部材
    と、該昇降部材の外側に遊嵌され、下降時に自重又は前
    記昇降部材と一体となって下降し、上昇時は前記取付板
    によって引上げられるようになる可動筒と、該可動筒に
    枢軸によって軸装され、下端に刃部を有し且つスプリン
    グの弾力によって常時内側方向に付勢されている複数個
    のすじ切りカッター部材とからなり、該すじ切りカッタ
    ー部材が下隆時に前記玉ねぎ置台上の玉ねぎの外皮に複
    数個のスリットを入れるようになる玉ねぎ皮剥機におけ
    る玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。
  2. 【請求項2】 前記可動筒の外側に複数個の切込溝を有
    する規制盤を設け、該規制盤の前記切込溝に前記すじ切
    りカッター部材を夫々係合せしめると共に前記規制盤上
    において前記可動筒に回動可能にカム盤を嵌合し、該カ
    ム盤に穿設した2個のスライド孔に前記規制盤に突設し
    てなる2個のピンを係合せしめ且つ前記カム盤の周縁に
    形成した複数個の切込溝に前記すじ切りカッター部材を
    当接せしめるようにした請求項1記載の玉ねぎ皮剥機に
    おける玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。
  3. 【請求項3】 前記すじ切りカッター部材は、下方部内
    側に彎曲部を有し、該彎曲部下側のすじ切りカッター部
    材の下端に刃部を装着し、前記カム盤の回動により前記
    すじ切りカッター部材が前記枢軸を支点として開閉し、
    玉ねぎの大きさに対応してすじ切りカッター部材の開き
    具合を調整するようになる請求項1記載の玉ねぎ皮剥機
    における玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。
JP2000331481A 2000-09-25 2000-09-25 玉ねぎ皮剥機における玉ねぎの外皮にスリットを入れる装置。 Pending JP2002095456A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113455672A (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 广西壮族自治区农业科学院 一种芒果去核装置
KR102466894B1 (ko) * 2021-10-14 2022-11-11 정경남 양파 전용 생즙기

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113455672A (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 广西壮族自治区农业科学院 一种芒果去核装置
CN113455672B (zh) * 2021-08-09 2022-09-09 广西壮族自治区农业科学院 一种芒果去核装置
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